JP4429511B2 - シートのスライドレバー取付け構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スライドレバーの操作でシートの前後動のロックおよびロック解除を行い得るように構成されたスライドレバー構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、特開平9−48268号公報に記載されているようなシートのスライド装置が知られている。このスライド装置は、フロアに固定されたロアチャンネルと、このロアチャンネルに案内されて前後動する、シート支持用のアッパーチャンネルと、アッパーチャンネルの前後動のロックおよびロック解除を操作するスライドレバーと、このスライドレバーの操作でアッパーチャンネルに設けられた軸回りに回動してロアチャンネルに形成された係止歯に対する係脱を行うロックプレートとを備えて構成されている。
【0003】
そして、普段は付勢手段の付勢力でロックプレートが係止歯に係合していることによりアッパーチャンネルの前後動が規制されている一方、スライドレバーの操作でロックプレートを所定方向に操作することにより上記係合が解除されてアッパーチャンネルは前後動し得るようになるため、この状態で任意の前後位置を選択し、その後スライドレバーを元に戻すことにより、この位置で再度ロックプレートが係止歯に係合して選択されたシートの位置がロックされることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の上記のようなスライド装置にあっては、両チャンネル間に介設されたロックプレートと、このロックプレートの係止歯に対する係脱を操作するスライドレバーとは、ロックプレートから側方に突設された取付けフランジを介してチャンネルの外部で互いに連結されていることから、ロックプレートが複雑な形状になるとともに、ロックプレートのオフセット位置で両者が接続されているため、接続構造自体も複雑になって部品コストが嵩むとともに、がたつきが生じ易く、これを抑えるために各所に付勢手段を介在させる必要が生じる等改良するべき点が多々存在した。
【0005】
本発明は、上記のような状況に鑑みなされたものであり、部品点数の削減を図った上でスライドレバーとロックプレートとの確実な結合を果たすことが可能であり、さらに、結合部分のがたつきを有効に抑えることができ、加えて、スライドレバーのロックプレートに対する装着操作が容易なシートのスライドレバー取付け構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、ロアチャンネルと、このロアチャンネルに案内される、シートと一体のアッパーチャンネルとの間にロックプレートが介設され、このロックプレートに連結されたパイプ状のスライドレバーの上下操作でロックプレートによる両チャンネル間のロックおよびロック解除が行われるように構成されたシートのスライドレバー取付け構造であって、上記ロックプレートは、先端部に形成される突片と、この突片および上記スライドレバー間に介設されて突片で軸方向に抜け止めされる筒状スプリングとを有し、上記筒状スプリングは、突片の外面を押圧する内向き切起し片と、スライドレバーの内面を押圧する外向き切起し片とを有していることを特徴とするものである。
【0007】
この発明によれば、スライドレバーは、突片に外嵌された筒状スプリングに対してさらに外から嵌め込まれることによってロックプレートに結合されているとともに、両者が互いに結合された状態で、突片は筒状スプリングの内向き切起し突片によって外面が押圧され、かつ、スライドレバーは筒状スプリングの外向き切起し片によって内周面が押圧されているため、スライドレバーがロックプレートに結合された状態で、これら切起し片による反対方向に向かう突っ張り力によってスライドレバーと突片との間のがたつきを確実に抑制することができる。
【0008】
また、スライドレバーをロックプレートに組付けるに際し、スライドレバーおよびロックレバーのいずれか一方若しくは双方の寸法誤差、スライダーをクッションフレームに組付けるときのクッションフレームの精度誤差、または車両の寸法ばらつきをも含むスライダーの全体的な組付け誤差が、スライドレバーの内径寸法より小さい外径寸法を有する筒状スプリングによって吸収されるため、たとえこれらの誤差が存在しても、左右スライダーはロックが外れることなく組付けられ、不具合が発生したときの修正時間の迅速化を図ることが可能になる。
【0009】
このように、内外に向いた切起し片を有する筒状スプリングをスライドレバーと突片との間に介在させることにより、従来に比べて部品点数を少なくした上でがたつきなく両者を結合することができるとともに、部品の寸法ばらつきによる順調な組付け作業の阻害が解消され、部品コストおよび組み付けコストの低減化並びに組付け効率の向上に貢献する。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、上記筒状スプリングは、先端部に設けられ、かつ、上記スライドレバーの筒状スプリングへの外嵌を誘導する誘導片を有していることを特徴とするものである。
【0011】
この発明によれば、スライドレバーは誘導片に誘導されることにより、筒状スプリングに容易に外嵌される。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、上記誘導片は、筒状スプリングの先端縁部から突設されて折り返された幅寸法が筒状スプリングの径寸法より狭いV字状誘導突片によって形成され、このV字状誘導突片は、先端部が筒状スプリングの外周面より径方向の外方に位置するように形状設定されていることを特徴とするものである。
【0013】
この発明によれば、スライドレバーの端面を筒状スプリングの端面に対向させた状態でスライドレバーを筒状スプリングの方向に移動させることにより、両者の間に芯狂いが存在しても、スライドレバーがV字状誘導突片に嵌り込みさえすれば、後はスライドレバーを筒状スプリングの方向に押圧することにより、スライドレバーは、V字状誘導突片を弾性変形させながらこの突片に誘導されて筒状スプリングに嵌まり込んでいくため、スライドレバーの筒状スプリングに対する装着が容易になる。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明において、上記誘導片は、筒状スプリングの先端縁部から周方向等ピッチで突設されて径方向の内方に向けて鋭角で折り曲げられた複数の誘導小片によって形成されていることを特徴とするものである。
【0015】
この発明によれば、スライドレバーの端面を筒状スプリングの端面に対向させた状態でスライドレバーを筒状スプリングの方向に移動させることにより、両者の間に芯狂いが存在しても、スライドレバーがいずれかの誘導小片に当りさえすれば、後はこの誘導小片およびその他の誘導小片に交互に誘導されるため、スライドレバーは、各誘導小片に誘導されつつ筒状スプリングに嵌まり込んでいき、スライドレバーの筒状スプリングに対する装着が容易になる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のスライドレバー構造が適用されるシートの一実施形態を示す斜視図である。この図に示すように、シート1は、シートボトム11と、このシートボトム11の後端部に傾倒可能で、かつ、任意の傾倒位置を維持し得るように設けられたシートバック12と、シートボトム11を前後動可能に支持する幅方向一対のスライダー2とからなっている。
【0017】
上記スライダー2は、フロアFに固定されるロアチャンネル21と、このロアチャンネル21に案内されつつ前後動するアッパーチャンネル26とからなっている。ロアチャンネル21は正面視で凹字状に形成され、前後方向に長尺の底板22と、この底板22の両側部から立設された幅方向一対の側板23と、各側板23から互いに対向する方向に所定寸法だけ突設された幅方向一対の天板24と、各天板24の対向縁部から下方に向けて所定寸法だけ垂下された垂下板25とからなっている。
【0018】
また上記アッパーチャンネル26は、正面視で逆U字形状を呈した逆U字部材27と、この逆U字部材27の下端縁部から互いに反対方向に向けて先上がりに突設された幅方向一対の翼部材28とからなっている。逆U字部材27は、幅寸法がロアチャンネル21の垂下板25間の隙間寸法より僅かに小さく寸法設定されているとともに、長さ寸法がロアチャンネル21の長さより所定寸法短く設定され、これによって垂下板25間に摺接状態で嵌まり込んでロアチャンネル21の長さの範囲で前後動し得るようになっている。
【0019】
また、上記一対の翼部材28は、対応した垂下板25と側板23との間に嵌まり込むようにそれぞれ寸法および形状が設定されている。そして、各翼部材28を、外部に露出した回転自在の鋼球を有するリテーナ29を介して側板23に支持されるように垂下板25と側板23との間に嵌め込むことによって、アッパーチャンネル26が円滑に前後動し得る状態でロアチャンネル21に装着されるようになっている。
【0020】
そして、パイプをU字形状に折り曲げることによって形成されたスライドレバー7の両端部がアッパーチャンネル26の前端部からアッパーチャンネル26内に差し入れられて後述するロックプレート4に接続されることにより、スライドレバー7の引き上げ操作でアッパーチャンネル26のロアチャンネル21に対するロックが解除されるようになっている。
【0021】
そして、本発明に係るスライドレバー構造は、一部が上記のようなアッパーチャンネル26の逆U字部材27内に形成されるとともに、他の一部がロアチャンネル21内に形成されるものである。図2は、スライドレバー構造の一実施形態を示す分解斜視図であり、図3は、その一部切欠き組立て斜視図である。また、図4は、スライドレバー構造の構成要素であるロックプレートの図であり、(イ)は側面図、(ロ)は平面図である。なお、図4には、スライドレバー7が筒状スプリング6を介して矢尻突片43に装着された状態も示している。
【0022】
図2および図3に示すように、スライドレバー構造は、アッパーチャンネル26の逆U字部材27内に装着されるロックプレート4と、このロックプレート4内に装着されるロックスプリング5と、上記ロックプレート4の外側に取り付けられる筒状スプリング6と、端部をこの筒状スプリング6に外嵌することによりロックプレート4に連結されるパイプ状のスライドレバー7とを備えて構成されている。
【0023】
上記ロックプレート4は、金属製の平板をプレス処理して長手方向に延びる中心線を境に両側部を折り曲げ処理することによって形成されるものであり、正面視で円弧状を呈した所定長さ寸法の逆U字板41と、この逆U字板41から前方(図2の左方)に向かうように延設された幅方向一対の横板42と、各横板42の前端部が積層されることによって形成した矢尻突片43と、逆U字板41の後部の下端縁から互いに反対方向に突設された幅方向一対の係止板44とからなっている。
【0024】
上記横板42は、図4の(イ)に示すように、逆U字板41の長手方向の略中央位置より前方部分の側縁部から下方に向かい、かつ、逆U字板41の端部からさらに前方に向けて延設されている。かかる各横板42の前端部には、上方に膨出した膨出片42aがそれぞれ設けられている。各膨出片42aには、幅方向で対向したシャフト孔42bが穿設されている一方、上記逆U字部材27の一対の側壁には各シャフト孔42bに対応したシャフト孔27aが穿設され、これらのシャフト孔42b,27aにシャフト45を挿通してかしめることにより、ロックプレート4がシャフト45回りに回動自在にアッパーチャンネル26内に装着されるようになっている。
【0025】
また、膨出片42aの一方側には、前方に向かって突設されたストッパー片42cが設けられ、このストッパー片42cが逆U字部材27の天井に当止することによってロックプレート4のシャフト45回りのそれ以上の回動が阻止されるようになっている。
【0026】
上記矢尻突片43は、図4の(ロ)に示すように、各横板42の先端部から前方に向けて延設された部分が、互いに当接するように折り曲げられることによって形成されている。かかる矢尻突片43には、先端に矢尻部43aが形成されているともに、矢尻部43aの基端部から後方に向けて上下の縁部が切り欠かれることにより形成した矢柄部43bが設けられている。
【0027】
上記係止板44は、平面視で矩形状に形成され、左右の互いに反対側の縁部間の寸法がロアチャンネル21の側板23間の内寸法より僅かに小さく寸法設定されている一方、逆U字部材27の側壁および翼部材28は、係止板44に対応する部分が切り欠かれ、この部分に係止板44を嵌め込むプレート嵌込み溝27bが凹設され、これによってロックプレート4がアッパーチャンネル26に装着された状態で、係止板44がプレート嵌込み溝27bから外方に向かって突出するようになっている。
【0028】
そして、ロアチャンネル21の各垂下板25には、下縁部に長手方向の所定範囲に亘って等ピッチで形成された複数のロック歯25aが設けられている一方、上記係止板44にはロック歯25aに対応したロック孔44aが穿設され、ロックプレート4がシャフト45回りに反時計方向に回動することによってこのロック孔44aがロック歯25aに外嵌し、これによってアッパーチャンネル26の前後動がロックされるとともに、ロックプレート4のシャフト45回りの時計方向の回動でロック孔44aがロック歯25aから外れることにより、ロックプレート4のロックが解除されるようになっている。
【0029】
上記ロックスプリング5は、横板42と略同一長さ寸法で、かつ、幅寸法が横板42間の内寸法より僅かに小さく寸法設定された板ばねを、所定の形状に折り曲げ成形することにより形成されている。以下図5を基にロックスプリング5の側面視の形状について説明する。
【0030】
図5は、ロックスプリング5のロックプレート4への装着状態を示す側面視の説明図である。この図に示すように、ロックスプリング5は、曲折点Pを境にして前方(図5の左方)に向けて先上がりの前方スプリング51と、曲折点Pから後方に向けて後上がりの後方スプリング52とからなっている。
【0031】
そして、スプリング51の上記曲折点Pに隣接した位置には、この部分が上方に膨出することによって形成された係止凹部53が設けられ、この係止凹部53がロックプレート4に装着されたシャフト45に嵌まり込むことによってロックプレート4に対するロックスプリング5の装着状態が安定するようになされている。
【0032】
また、装着前のロックスプリング5(図5に二点鎖線で表示)の曲折角度αは、装着後の曲折角度βより小さくなるように角度設定されている。従って、アッパーチャンネル26に取り付けられているロックプレート4にロックスプリング5が装着されることによりその曲折角度αが大きくなる方向に弾性変形し、これによってロックスプリング5には、ロックプレート4をシャフト45回りに反時計方向に付勢する付勢力が形成されることになる。
【0033】
このようなロックスプリング5は、それをロックプレート4の下部後方(図5に二点鎖線で示す位置)から、矢印で示すように、前方(図5の左方)に向けて斜め上方に移動させてロックプレート4の下部開口から横板42間に差し込み、斜め前方に向けて押圧することにより、前端部がロックプレート4の上部開口から上方に抜けてシャフト45を遣り過ごし、アッパーチャンネル26の天井部に当接した状態になる。
【0034】
この状態でさらにロックスプリング5を前方に向けて斜め上方に押圧することにより、ロックスプリング5は、前端部がアッパーチャンネル26の天井部に当接するとともに、後端部がロックプレート4の逆U字板41の天井部に当接した状態で曲折角度αが順次大きくなるように弾性変形しつつロックプレート4内に装着されていくことになる。そして、係止凹部53がシャフト45に対向した状態になると、ロックスプリング5に対する押圧を止める。そうすると、弾性変形しているロックスプリング5は、その弾性力で元に復帰しようとして係止凹部53がシャフト45に係合し、これによってロックスプリング5のロックプレート4に対する装着が完了する。
【0035】
そして、ロックスプリング5がロックプレート4内に装着された状態では、その曲折角度βが当初の曲折角度αより大きくなっているため、元に戻ろうとする付勢力でロックプレート4の逆U字板41を上方に向けて押圧するため、ロックプレート4はシャフト45回りに反時計方向に付勢され、これによって、普段は係止板44のロック孔44aがロアチャンネル21のロック歯25aに外嵌してアッパーチャンネル26の前後動が規制された状態になっている。
【0036】
この状態でロックスプリング5の付勢力に抗してロックプレート4をシャフト45回りに時計方向に回動操作することにより、係止板44のロック歯25aに対する係合が解除され、これによって、アッパーチャンネル26を前後動させ得るようになる。
【0037】
上記筒状スプリング6は、矢尻突片43の矢柄部43bに装着されてスライドレバー7と矢尻突片43との間に介設されるものであり、筒状スプリング6の存在でスライドレバー7のロックプレート4に対するがたつきが防止されるようになされている。以下、かかる筒状スプリング6について図6を基に、必要に応じて図4等を参照しながら説明する。
【0038】
図6は、筒状スプリング6の第1実施形態を示す図であり、(イ)は正面図、(ロ)は側面図、(ハ)は底面図である。図6に示すように、筒状スプリング6は、各側端縁が上部で互いに対向するように板状のばね材を筒状に折り曲げ成形することにより形成されている。
【0039】
かかる筒状スプリング6は、円筒形を呈したスプリング本体61と、このスプリング本体61の両側部に内側に向かうように切り起されて形成した幅方向一対の側部切起し片62と、スプリング本体61底部に前後方向に直列に並んで外方に向かって切り起された一対の底部切起し片(切起し係止片63および切起し押圧片64)とを備えて構成されている。
【0040】
上記スプリング本体61は、所定厚み寸法の矩形状板ばね材を筒状に成形処理することによって形成され、周面に長手方向の全長に亘って延びた隙間部61aが設けられている。隙間部61aの隙間寸法を変更することによってスプリング本体61の径寸法が調節されるようになっている。かかるスプリング本体61は、内径寸法がロックプレート4の矢柄部43bの正面視での対角寸法より若干小さめに寸法設定されているとともに、外形寸法がスライドレバー7の内径寸法より僅かに小さめに寸法設定され、矢尻部43a(図4)から矢柄部43bに圧入されることによって径寸法が僅かに大きくなり、これによってスライドレバー7を摺接状態でスプリング本体61に外嵌させ得るようになっている。
【0041】
上記各側部切起し片62は、図6の(ハ)に点線で示すように、前方(図6の左方)側が互いに対向する方向に折り曲げられて形成されている。これら筒状スプリング6の先端間の隙間寸法は、矢柄部43bの幅方向の厚み寸法より小さく寸法設定され、筒状スプリング6を矢柄部43b(図4の(ロ))に外嵌した状態で、矢柄部43bが一対の側部切起し片62を押圧挟持し、これによって筒状スプリング6と矢柄部43bとの間の左右方向のがたつきが防止されるとともに、筒状スプリング6が矢柄部43bに対して回り止めされた状態になるようにしている。
【0042】
上記一対の底部切起し片(切起し係止片63および切起し押圧片64の双方)は、図6の(ロ)に示すように、後部(図6の右方)が外方に向かうように切り起されて形成されている。一方、スライドレバー7には、図4の(イ)に示すように、切起し係止片63に対応した位置に抜止め孔71が穿設されている。従って、スライドレバー7は、それを筒状スプリング6に外嵌することにより、切起し係止片63の後端縁が抜止め孔71の後縁部と干渉して抜け止め状態になるとともに、切起し押圧片64がスプリング本体61内に向かうように弾性変形することにより、その弾性力で内周面が押圧され、これによってスライドレバー7の筒状スプリング6に対するがたつきが防止されるようになっている。
【0043】
そして、図4に示すように、スライドレバー7が筒状スプリング6を介してロックプレート4に装着された状態では、切起し押圧片64の弾性力でスライドレバー7の下部内周面を押圧するため、この押圧力でスプリング本体61は矢尻突片43の矢柄部43bに対して斜めになり、これによって切起し押圧片64とスプリング本体61の下部前縁部とがスライドレバー7の下部内周面に当止するとともに、スプリング本体61の上部後縁部がスライドレバー7の上部内周面に当止し、結局、切起し押圧片64の弾性力で上記各内周面がスプリング本体61前後の対角位置の端縁部で押圧された状態になるため、スライドレバー7の上下方向に向かうがたつきは抑制されることになる。
【0044】
また、図4では図示の都合上、筒状スプリング6の外周面とスライドレバー7の内周面とは密着した状態で示しているが、実際はスライドレバー7の内径寸法は筒状スプリング6の外径寸法より僅かではあるが大きく寸法設定されており、この寸法差を上記切起し押圧片64によって吸収するようになされている。従って、組付け作業時にスライドレバー7あるいはロックプレート4の寸法ばらつきがこの寸法差によって吸収され、これによってスライドレバー7のロックプレート4への組み付け操作が容易に行われることになる。
【0045】
上記の実施形態においては、ロアチャンネル21が断面視で凹字状を呈し、アッパーチャンネル26がこれに対応するように逆U字状を呈しているが、本発明は、ロアチャンネル21が断面視で凹字状を呈し、アッパーチャンネル26が逆U字状を呈しているように形状設定することに限定されるものではなく、逆U字状のものをロアチャンネルとして用いるとともに、凹字状のものをアッパーチャンネルとして採用するようにしてもよい。
【0046】
図7は、筒状スプリング6aの第2実施形態を示す図であり、(イ)は斜視図、(ロ)は正面図、(ハ)は側面図、(ニ)は側面視の断面図である。なお、図7の(ハ)には、筒状スプリング6aに装着前のスライドレバー7の断面図を、また、図7の(ニ)には、筒状スプリング6aに装着後のスライドレバー7を併せて示している。
【0047】
この実施形態においては、筒状スプリング6aは、図7の(イ)に示すように、先の実施形態と同様に形成された、側部切起し片62、切起し係止片63および切起し押圧片64を有するスプリング本体61に、スライドレバー7の筒状スプリング6への外嵌を誘導する誘導片としての機能を備えたV字状誘導突片65が設けられて構成されている。
【0048】
V字状誘導突片65は、スプリング本体61の前縁部であって、上部の隙間部61aに対向した部分から前方に向かって突設され形成されている。かかるV字状誘導突片65は、幅寸法がスプリング本体61の径寸法より狭く寸法設定された状態でスプリング本体61の先端縁部から前方に向けて突設され、その略中間位置が折り返されて形成されされている。V字状誘導突片65の前端部は先細りに形状設定されているとともに、後方を向いた後端部(V字状誘導突片65を全体的に見たときは先端部に当る)が、スプリング本体61の外周面より径方向の外方に位置するように形状設定されている。
【0049】
また、スプリング本体61の前縁部からは、幅方向一対の挟持小片66が突設されている。各挟持小片66は、それぞれの前端部間の距離が矢尻突片43の厚み寸法より短めになるように隙間設定され、これによって筒状スプリング6が矢尻突片43に外嵌された状態で、矢尻突片43のスプリング本体61から外部に突出した部分が一対の挟持小片66に押圧挟持され、これによって筒状スプリング6aとロックプレート4との結合状態が安定するようになされている。
【0050】
一方、この実施形態においては、ロックプレート4は、その前端部に返しを備えた矢尻部43aを有しておらず、単に先細りに形成されている代わりに、矢柄部43bの両側面に上記側部切起し片62のに対応した係止突起43cが突設され、筒状スプリング6aは、それを矢尻突片43に外嵌した状態で側部切起し片62の先端が係止突起43cに当止し、矢尻突片43に対して抜け止め状態になるようにしている。
【0051】
第2実施形態の筒状スプリング6aによれば、スライドレバー7の端面を、図7の(ロ)に示すように、筒状スプリング6aの端面に対向させた状態でスライドレバー7を筒状スプリング6aの方向に移動させることにより、たとえスライドレバー7と筒状スプリング6aとの間に芯狂いが存在しても、スライドレバー7がV字状誘導突片65に嵌り込みさえすれば、後はスライドレバー7を筒状スプリング6aの方向に押圧することにより、スライドレバー7は、V字状誘導突片65を弾性変形させながらこのV字状誘導突片65に誘導されて筒状スプリング6aに嵌まり込んでいくため、スライドレバー7の筒状スプリング6aに対する装着操作の作業性が向上する。
【0052】
図8は、筒状スプリング6bの第3実施形態を示す図であり、(イ)は斜視図、(ロ)は正面図、(ハ)は側面図、(ニ)は側面視の断面図である。なお、図7の(ハ)には、筒状スプリング6aに装着前のスライドレバー7の断面図を、また、図7の(ニ)には、筒状スプリング6aに装着後のスライドレバー7を併せて示している。
【0053】
第3実施形態の筒状スプリング6bは、スプリング本体61の前端縁部に周方向等ピッチで前方に向けて突設された複数個(図8の例では3個)の誘導小片67を備えて構成されている。誘導小片67は、円錐台状を呈し、その底辺部分がスプリング本体61の前端縁部に一体に結合された状態で全体的に径方向の内方に向けてスプリング本体61の延びる方向に対して鋭角で、かつ、スプリング本体61から外部に突出した状態になるように折り曲げられて形成している。
【0054】
この実施形態においては、スプリング本体61には、先の実施形態と同様の切起し係止片63および切起し押圧片64が設けられているが、先の実施形態の筒状スプリング6,6aに設けられているような側部切起し片62は設けられていない。その代わりに、隙間部61aを挟んだ長手方向に延びる対向縁部にそれぞれに互いに対向した角凹部68が前後に一対ずつ設けられている。筒状スプリング6bは、これら3つの角凹部68によって、図8の(ロ)に示すように、正面視で三つ葉模様が形成された状態になっている。
【0055】
一方、上記ロックプレート4には、第1実施形態で設けられていたような矢尻部43aが設けられていない。その代わりに、矢柄部43bの上縁部には、上記一対の角凹部68に対応した側面視で四角形状の一対の係止突起43dが突設されている。そして、矢尻突片43を筒状スプリング6bに嵌入することによってスプリング本体61が隙間部61aを境にして左右に広がった後、各係止突起43dが対応した一対の角凹部68にそれぞれ嵌まり込んだ状態で、弾性変形していたスプリング本体61が元の形状に復元し、筒状スプリング6bが抜け止めされるようになっている。
【0056】
なお、この実施形態においては、係止突起43dは、前後の角凹部68に対応して前後で2つ設けられているが、2つであることに限定されるものではなく、前後いずれか1つであってもよい。なお、角凹部68については、それを前後2個所に設けておくことにより、筒状スプリング6bの成形工程において、切起し係止片63および切起し押圧片64の切り起し時に所定の切り起し工具の挿入用として利用することができ、これによって筒状スプリング6bの筒状本体を成形してからでも切起し係止片63および切起し押圧片64を切り起すことが可能になり、成形処理の効率化が実現する。
【0057】
第3実施形態の筒状スプリング6bによれば、スライドレバー7の端面を筒状スプリング6bの端面に対向させた状態でスライドレバー7を筒状スプリング6bの方向に移動させることにより、たとえ両者の間に芯狂いが生じていても、スライドレバー7がいずれかの誘導小片67に当りさえすれば、後はこの誘導小片67およびその他の誘導小片67に交互にあるいは同時に誘導されるため、スライドレバー7は、各誘導小片67に誘導されつつ筒状スプリング6bに嵌まり込んでいき、スライドレバー7の筒状スプリング6bに対する装着が容易になり、スライドレバー7の組み付け作業の作業性を向上させることができる。
【0058】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、スライドレバーとロックプレートとの間に介設される筒状スプリングに、外面を押圧する内向き切起し片と、スライドレバーの内面を押圧する外向き切起し片とを設けたため、スライドレバーは、それを突片に外嵌された筒状スプリングにさらに外から嵌め込むことによってロックプレートに結合されるとともに、両者が互いに結合された状態で、突片は筒状スプリングの内向き切起し突片によって外面が押圧され、かつ、スライドレバーは筒状スプリングの外向き切起し片によって内周面が押圧され、これら切起し片による反対方向に向かう突っ張り力によってスライドレバーと突片との間のがたつきを抑えることができる。
【0059】
また、スライドレバーをロックプレートに組付けるに際し、スライドレバーおよびロックレバーのいずれか一方若しくは双方の寸法誤差、または車両の寸法ばらつきをも含むスライダーの全体的な組付け誤差が、スライドレバーの内径寸法より小さい外径寸法を有する筒状スプリングによって吸収されるため、たとえこれらの誤差が存在しても、左右スライダーはロックが外れることなく組付けられ、不具合が発生したときの修正時間の迅速化を図ることができる。
【0060】
このように、内外に向いた切起し片を有する筒状スプリングをスライドレバーと突片との間に介在させることにより、従来に比べて部品点数を少なくした上でがたつきなく両者を結合することができ、がたつきによる不快感を確実に解消することができるとともに、部品コストの低減化および組み付け効率の向上に貢献することができる。
【0061】
請求項2記載の発明によれば、筒状スプリングの先端部に、スライドレバーの筒状スプリングへの外嵌を誘導する誘導片を設けたため、スライドレバーは誘導片に誘導されることにより、筒状スプリングに容易に外嵌し、これによってスライドレバーの筒状スプリングに対する装着作業の作業性を向上させることができる。
【0062】
請求項3記載の発明によれば、スライドレバーの端面を筒状スプリングの端面に対向させた状態でスライドレバーを筒状スプリングの方向に移動させることにより、両者の間に芯狂いが存在しても、スライドレバーがV字状誘導突片に嵌り込みさえすれば、後はスライドレバーを筒状スプリングの方向に押圧することにより、スライドレバーはV字状誘導突片を弾性変形させながらこの突片に誘導されて筒状スプリングに嵌まり込んでいくため、スライドレバーの筒状スプリングに対する装着作業の作業性を向上させることができる。
【0063】
請求項4記載の発明によれば、スライドレバーの端面を筒状スプリングの端面に対向させた状態でスライドレバーを筒状スプリングの方向に移動させることにより、両者の間に芯狂いが存在しても、スライドレバーがいずれかの誘導小片に当りさえすれば、後はこの誘導小片およびその他の誘導小片に交互に誘導されるため、スライドレバーは、各誘導小片に誘導されつつ筒状スプリングに嵌まり込んでいき、スライドレバーの筒状スプリングに対する装着作業の作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスライドレバー構造が適用されるシートの一実施形態を示す斜視図である。
【図2】スライドレバー構造の一実施形態を示す分解斜視図である。
【図3】図2に示すスライドレバー構造の一部切欠き組立て斜視図である。
【図4】スライドレバー構造の構成要素であるロックプレートの図であり、(イ)は側面図、(ロ)は平面図である。
【図5】ロックスプリングのロックプレートへの装着状態を示す側面視の説明図である。
【図6】筒状スプリングの一実施形態を示す図であり、(イ)は正面図、(ロ)は側面図、(ハ)は底面図である。
【図7】筒状スプリングの第2実施形態を示す図であり、(イ)は斜視図、(ロ)は正面図、(ハ)は側面図、(ニ)は側面視の断面図である。
【図8】筒状スプリングの第3実施形態を示す図であり、(イ)は斜視図、(ロ)は正面図、(ハ)は側面図、(ニ)は側面視の断面図である。
【符号の説明】
1 シート 11 シートボトム
12 シートバック 2 スライダー
21 ロアチャンネル 22 底板
23 側板 24 天板
25a ロック歯 25 垂下板
26 アッパーチャンネル
27a シャフト孔 27b 溝
27 字部材 28 翼部材
29 リテーナ
4 ロックプレート 41 逆U字板
42b シャフト孔 42c ストッパー片
42 横板 42 上記横板
42a 膨出片 43c 係止突起
43d 係止突起 43 矢尻突片
43a 矢尻部 43b 矢柄部
44 係止板 44a ロック孔
45 シャフト 5 ロックスプリング
51 前方スプリング 52 後方スプリング
53 係止凹部
6,6a,6b 筒状スプリング
61 スプリング本体 61a 隙間部
62 側部切起し片 63 係止片
64 押圧片 65 V字状誘導突片
66 挟持小片 67 誘導小片
68 角凹部 7 スライドレバー
71 抜止め孔 F フロア
P 曲折点

Claims (4)

  1. ロアチャンネルと、このロアチャンネルに案内される、シートと一体のアッパーチャンネルとの間にロックプレートが介設され、このロックプレートに連結されたパイプ状のスライドレバーの上下操作でロックプレートによる両チャンネル間のロックおよびロック解除が行われるように構成されたシートのスライドレバー取付け構造であって、上記ロックプレートは、先端部に形成される突片と、この突片および上記スライドレバー間に介設されて突片で軸方向に抜け止めされる筒状スプリングとを有し、上記筒状スプリングは、突片の外面を押圧する内向き切起し片と、スライドレバーの内面を押圧する外向き切起し片とを有していることを特徴とするシートのスライドレバー取付け構造。
  2. 上記筒状スプリングは、先端部に設けられ、かつ、上記スライドレバーの筒状スプリングへの外嵌を誘導する誘導片を有していることを特徴とする請求項1記載のシートのスライドレバー取付け構造。
  3. 上記誘導片は、筒状スプリングの先端縁部から突設されて折り返された幅寸法が筒状スプリングの径寸法より狭いV字状誘導突片によって形成され、このV字状誘導突片は、先端部が筒状スプリングの外周面より径方向の外方に位置するように形状設定されていることを特徴とする請求項2記載のシートのスライドレバー取付け構造。
  4. 上記誘導片は、筒状スプリングの先端縁部から周方向等ピッチで突設されて径方向の内方に向けて鋭角で折り曲げられた複数の誘導小片によって形成されていることを特徴とする請求項2記載のシートのスライドレバーの取付け構造。
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