JP4429409B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機等の遊技機に係わり、特に、遊技者の遊技意欲を低減させずに、遊技店側の利益を損ねないようにもした、確率変動等の特定遊技状態を生起可能な遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばパチンコ機のような遊技機にあっては、その遊技盤の略中央部に可変表示装置を備えていて、この可変表示装置は夫々が独立して可変表示可能な表示部を複数、例えば3個備えて構成されている。そして、所定の入賞口に遊技球が入賞されて、大当り抽選が行われてその結果大当りとなれば、一旦可変表示させた後に特定のパターン表示、例えば「7、7、7」を行うように停止表示制御を行うと共に、大当り状態を生起して大入賞口を大当りパターンで開閉制御して遊技者に有利な状態とするものがある。
【0003】
また、抽選結果が特別な条件を満足する場合に、以降所定数回(例えば2回)の大当り状態が生起されるまで、大当り状態の生起確率を向上する確率変動機能を有する遊技機(セット型)や、さらに、この生起確率向上期間中に再度前記特別な条件が満足される場合には、高確率で大当り状態を生起可能な期間を延長していく遊技機(ループ型)もあった。
【0004】
このような確率変動型の遊技機に関する発明は、特開平8−802号公報や特開平8−299544号公報に記載されている。特開平8−802号公報記載の遊技機は、確率向上された回数の累計が所定値に達した場合、例えば、確率向上されてから大当り状態が5回生起された場合に、確率向上期間を規制するものである。
【0005】
また、特開平8−299544号公報記載の遊技機は、前記所定値を増加させて(例えば5回から8回)、確率向上期間を延長するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平8−802号公報記載の遊技機によれば、長期間に渡って確率向上期間が延長されることがなく、遊技店にとっては大きく利益を損なうようなことが抑制可能になるものの、確率向上期間が規制されるため、遊技者は、確率向上期間の終了を予測可能な状態で遊技を行うことを余儀なくされる。
【0007】
このため、確率向上期間中に得られる最大利益が容易に把握でき、遊技への投資意欲が低下してしまうという問題があった。
また、特開平8−299544号公報記載の遊技機によれば、上記所定値を増加させ確率向上期間が延長される可能性はあるものの、これは可能性であって上記所定値に達するまで確率向上期間が延長されるものを保証するものではない。
【0008】
つまり、上記所定値を5回から8回としても実際には1、2回のみ確率向上状態となって遊技が終了してしまう場合もあり、遊技者は実際には少ない回数の確率向上状態生起で遊技が終了してしまうことを懸念しながら遊技を行うため満足感が得られない状態で遊技を行うことを余儀なくされていたという問題があった。
【0009】
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたもので、その目的は、遊技者の遊技意欲を低減させずに、遊技店側の利益を損ねないようにもした、特定遊技状態を生起可能な遊技機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、始動口への遊技球の入賞を契機として行われる抽選によって遊技者にとって有利な状態である特賞状態が生起される抽選確率が通常確率に設定された通常状態および前記抽選確率が前記通常確率と比較して高確率に設定された確率変動状態のいずれかを生起させる遊技機において、前記特賞状態として、複数種類の特賞状態が設定されており、前記通常状態が生起されている際に、前記複数種類の特賞状態のうち特定の特賞状態を生起させることが決定された場合、前記確率変動状態を生起させることを決定する決定手段と、前記決定手段が確率変動状態を生起させることを決定した場合、第1の遊技状態および第2の遊技状態のうちいずれかを抽選により選定する選定手段と、前記選定手段により選定された遊技状態に応じて遊技機動作を制御する遊技制御手段と、を備え、前記遊技制御手段は、前記選定手段が前記第1の遊技状態を選定した場合、以降所定回数の前記特賞状態が生起されるまで前記確率変動状態を生起させると共に、該所定回数の前記特賞状態が生起されるまでに新たに前記特定の特賞状態を生起させることが決定された場合、さらに以降前記所定回数の前記特賞状態が生起されるまで前記確率変動状態を生起させ、前記選定手段が前記第2の遊技状態を選定した場合、以降所定回数の前記特賞状態が生起されるまでに限って前記確率変動状態を生起させ、前記選定手段は、前記確率変動状態が生起されている際には、前記遊技状態を選定するための抽選を行わないことを特徴とする遊技機を提供する。
【0011】
この発明によれば、所定条件が成立されると特定遊技状態が生起されると、選定手段は、所定期間中に再度所定条件が成立した場合、特定遊技状態を更新継続する第1特定遊技状態、および、所定期間中に再度所定条件が成立した場合、特定遊技状態を更新継続しない第2特定遊技状態のうちのいずれかを選定し、遊技制御手段は、選定された遊技状態に応じて遊技機動作を制御する。
【0012】
そして、第1特定遊技状態は特定遊技状態が更新継続するので、遊技者の利益になると共に、第2特定遊技状態は特定遊技状態が更新継続しないので、遊技店側の利益を損なわないようにすることでき、遊技者の遊技意欲を低減させずに遊技店側の利益を損ねないようにもした、特定遊技状態生起機能を有する遊技機を提供できる。
【0014】
さらに、より具体的には、所定条件が成立すると遊技者にとって有利な有利遊技状態となる遊技機において、
更なる所定条件が成立して前記有利遊技状態が新たに生起されると以降所定数回生起される前記有利遊技状態の生起確率が向上されると共に、この所定数回の期間中に新たに前記更なる所定条件が成立するとこの所定数回が延長される第1の遊技状態、および、前記更なる所定条件が成立して前記有利遊技状態が新たに生起されると以降所定数回生起される前記有利遊技状態に限ってそれらの生起確率が向上される第2の遊技状態のいずれかを選定する選定手段と、
前記選定手段に選定された遊技状態に応じて遊技機動作を制御する遊技制御手段と、を備えたことを特徴とする遊技機も考えられる。
【0015】
この遊技機によれば、選定手段は、更なる所定条件が成立して前記有利遊技状態が新たに生起されると以降所定数回生起される前記有利遊技状態の生起確率が向上されると共に、この所定数回の期間中に新たに前記更なる所定条件が成立するとこの所定数回が延長される第1の遊技状態、および、更なる所定条件が成立して有利遊技状態が新たに生起されると以降所定数回生起される有利遊技状態に限ってそれらの生起確率が向上される第2の遊技状態のいずれかを選定し、遊技制御手段は、選定された遊技状態に応じて遊技機動作を制御する。
【0016】
そして、第1の遊技状態は、有利遊技状態が新たに生起されると以降所定数回生起される前記有利遊技状態の生起確率が向上されると共に、この所定数回の期間中に新たに前記更なる所定条件が成立するとこの所定数回が延長されるので、遊技者の利益になると共に、第2の遊技状態は、有利遊技状態が新たに生起されると以降所定数回生起される前記有利遊技状態に限ってそれらの生起確率が向上するので、遊技店側の利益を損ねないようにし、遊技者の遊技意欲を低減させずに遊技店側の利益を損ねないようにもした、特定遊技状態生起機能を有する遊技機を提供できる。
【0017】
この遊技機においても、遊技機がいずれの遊技状態であるかを把握容易になり遊技者にとって都合がよいので、遊技機の遊技状態をメッセージで伝えるメッセージ出力手段を備えることが好ましい。
なお、以上のような各手段を実現するためにはその動作手順をプログラムで記述しておいてROM等の記憶媒体に格納しておき、この記憶媒体に内蔵されたプログラムを、例えばCPUのような処理装置が読み出し実行するようにしておけばよく、可能であればROM以外の他の記憶媒体を用いても良い。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施の形態である遊技機の一部を構成する遊技盤100の模式的な説明図である。
【0019】
遊技盤100には、略円形状の外側ガイドレール101とこれより半径の小さな略円形状の内側ガイドレール102とによって包囲された円形状の遊技領域103が形成されていて、遊技者の操作によって図示しない発射装置から発射された遊技球が遊技領域103内を転動することによって後述する遊技が行われる。
【0020】
なお、遊技領域103には、遊技球が当接されてこれを複数の方向へと転動させるための遊技釘が多数配設されるが、図示簡略化のために遊技釘を図示省略している。
遊技盤100の略中央部には、3つの表示部の夫々が独立して絵柄や数字を可変表示可能な特別図柄表示装置104が配設されている。特別図柄表示装置104の真上には、普通図柄表示装置107が配設されている。
【0021】
特別図柄表示装置104の真下には特別図柄始動口105が配設されると共に、特別図柄表示装置104の両側方には普通図柄作動ゲート106、106が配設されている。
特別図柄始動口105の下方には変動入賞装置108が配設されていて、この変動入賞装置108は、大当り期間中に幅広な可動部材116が図面手前側に回動し、この可動部材116が元に戻る方向に回動するまでの間に遊技球が入賞可能となる大入賞口109と、小当り中に幅狭な可動部材117が図面手前側に回動し、この可動部材が元に戻る方向に回動するまでの間に遊技球が入賞可能な状態となる普通電動役物110とを有して構成されている。
【0022】
その他、遊技領域103には、遊技釘と共に遊技球を転動方向を変化させるための4つの風車111、2つのランプ付風車112、遊技態様に応じて点灯制御されるランプ表示装置114、115、入賞されない遊技球を遊技盤100の裏面側へと排出させるためのアウト口113等が配設されている。
【0023】
そして、特別図柄始動口105に遊技球が入賞されて、無限ループカウンタで生成される乱数の抽選が行われ、この抽選された乱数が大当り値である時には、各表示部が変動表示状態となった後、所定表示パターン(例えば「7、7、7」)の表示が特別図柄表示装置104によって行われ、大入賞口109が所定パターンで開閉制御されて、変動入賞装置108を遊技者にとって不利な状態(第1の状態)から有利な状態(大当り状態:第2の状態)にする。
【0024】
また、普通図柄作動ゲート106が遊技球の通過を検出すると、無限ループカウンタで生成される乱数の抽選が行われ、この抽選された乱数が小当り値である時には、普通図柄表示装置107の表示を所定のもの(例えば「7」や「3」)として、普通電動役物110を開放し(小当り状態)この開放期間中に遊技球が入賞されると、大当り抽選が行われる。
【0025】
この抽選の結果、大当りとなれば、上記説明と同様にして、各表示部を変動表示状態とした後、所定表示パターンの表示が特別図柄表示装置104によって行われ、大入賞口109が所定パターンで開閉制御されて、変動入賞装置108を遊技者にとって不利な状態から有利な状態(大当り状態:第2の状態)にする。なお、入賞されない遊技球はアウト口113を介して排出される。
【0026】
さらに、この遊技機は、更に別の条件(例えば、複数種類の大当り値の内でも特に定めた大当たり値となる場合)を満たして大当り状態となった場合には、以降所定数回(例えば2回)に限って大当り状態を生起させる確率を向上させるセット型の確率変動機能(第2特定遊技状態)、および、以降所定数回生成される大当り状態の生起確率が向上されると共に、この所定数回の期間中に新たに上記更に別の条件が成立するとこの所定数回が延長されるループ型の確率変動機能(第1特定遊技状態)を有するように構成されている。
【0027】
以上、遊技盤100に配設される各装置について説明してきたが、これらの装置のうちの主要なものはマイクロコンピュータシステムによって動作制御されており、これらについて制御ブロック図を参照して説明する。
図2は、遊技盤100に配設された各装置の制御ブロック図である。なお、発射装置や賞球排出装置等の制御部を図示省略している。
【0028】
主制御部200は、CPUを内蔵したマイクロコンピュータシステムで構成されていて、後述するテーブル領域215が形成されると共に一連の制御手順を記述した制御プログラムや制御データを格納するROM201と、後述するカウンタ領域216や各種のワークエリアを有するRAM202とが設けられていて、一体型のワンチップマイコンで構成されている。カウンタ領域216は、RAM202の替わりにCPUのレジスタ(図示せず)を用いても構成可能である。
【0029】
主制御部部200には、入力ポート203を介して、特別図柄始動口105の内部に配置され遊技球の特別図柄始動口105への入賞を検出する特別図柄始動スイッチ204、普通図柄作動ゲート106の内部に配置され遊技球のゲート通過を検出する普通図柄作動スイッチ205、大入賞口109の内部に配置され遊技球の大入賞口109への入賞を検出する大入賞口スイッチ206、および、普通電動役物110の内部に配置され遊技球の普通電動役物110への入賞を検出する普通電動役物スイッチ207が接続され、主制御部200は各検出信号を受信可能となっている。
【0030】
また、主制御部200には、出力ポート208を介して、絵柄や数字を表示する表示部を3つ有して夫々を独立して可変表示可能でLCD等で実現される特別図柄表示装置104、例えば7セグメント表示デバイスで実現される普通図柄表示装置107、大入賞口109の幅広な可動部材116を回動制御して大入賞口109を開放制御するための大入賞口作動ソレノイド209、普通電動役物110の可動部材117を回動制御して普通電動役物110を開放制御するための普通電動役物作動ソレノイド210、ランプやLEDを点灯制御するランプ装置114、115、および、効果音を発生させるスピーカー211が接続され、主制御部200は各装置を制御するための制御信号を送信可能となっている。
【0031】
また、主制御部200には、電源供給を行うための電源回路212と所定時間毎にリセット信号を出力するリセット回路213とが接続されていて、さらに、リセット回路213には、主制御部200から周期的タイマカウンタによって生成されたパルス信号が入力されると共に、電源回路212からの電流供給状態を監視するためのモニタ信号が入力される。
【0032】
次に、図7、8を参照して本発明の実施の形態である遊技機が用いる主要な乱数生成用カウンタについて説明しておく。各種の乱数は、値0から始まって上限値となるまで、所定周期(例えば4msec)で順次1ずつカウントアップ動作を行っていくと共に、カウント値が上限値を越えた場合にクリアされカウント動作が繰り返される、いわゆる無限ループカウンタを用いて生成され、これらの無限ループカウンタはRAM202内に形成されて、主制御部200がそのカウント動作を制御している。
【0033】
主なカウンタとしては、図7に示すように特賞状態判定用乱数カウンタ(カウント値:0から239)701、リーチ選定用乱数カウンタ(カウント値:0から99)702、特賞状態図柄選定用乱数カウンタ(カウント値:0から8)703、はずれ左図柄選定用乱数カウンタ(カウント値:0から8)704、はずれ中図柄選定用乱数カウンタ(カウント値:0から8)705、はずれ右図柄選定用乱数カウンタ(カウント値:0から8)706、および、MODE変更選定用乱数カウンタ(カウント値:0から49)707がある。
【0034】
特賞状態判定用乱数カウンタ701は、特賞状態(大当り状態)を生起させるか否かを判定するために用いられるカウンタである。図8(a)に示されるように(ROM201のテーブル領域215に記述される)、通常遊技状態時(通常確率状態時)にあっては、カウンタ値が「7」で特賞状態を生起させると共にこれ以外の場合には特賞状態を生起させず、また、高確率状態時にあっては、カウンタ値「7」、「39」、「139」で特賞状態を生起させると共にこれ以外の場合には特賞状態を生起させないので、総カウント値を240とすると通常遊技状態時にあっては240分の1の確率で特賞状態を生起させることができると共に、高確率状態時にあっては80分の1の確率で特賞状態を生起させることができる。
【0035】
リーチ選定用乱数カウンタ702は、特別図柄の変動パターンを選定するために用いられるカウンタであり、このカウンタ値を抽選すると抽選されたカウンタ値に対応する図柄変動パターンが選定される。なお、図8では、カウンタ値と図柄変動パターンとの対応関係を図示していない。
【0036】
特賞状態図柄選定用乱数カウンタ703は、特賞状態生起時に、特別図柄表示装置104の各表示部に同一の図柄が揃うように停止表示させる際に用いる特別図柄を選定するために用いられるカウンタであり、このカウンタ値を抽選すると抽選されたカウンタ値に対応する図柄パターンで特別図柄表示装置104の各表示部が表示される。
【0037】
図8(b)に示されるように(ROM201のテーブル領域215に記述される)、カウンタ値が「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」の場合に夫々、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」の数字図柄が選定、表示される。さらに、カウンタ値が「0」、「2」、「6」は、後述するMODEに応じて特定遊技状態を生起させる値となっている。つまり、特別図柄が「1」、「3」、「7」の場合には、特定遊技状態への移行が行われ、後述するMODE「A」、「B」での遊技状態に限り、特定遊技状態が生起される。
【0038】
はずれ左図柄選定用乱数カウンタ704、はずれ中図柄選定用乱数カウンタ705、および、はずれ右図柄選定用乱数カウンタ706は、特賞状態が生起されない場合に、特別図柄表示装置104の各表示部に表示させる際に用いる特別図柄を選定するために用いられるカウンタであり、このカウンタ値を抽選すると抽選されたカウンタ値に対応する図柄パターンで特別図柄表示装置104の各表示部が表示される。なお、図8では、カウンタ値と図柄パターンとの対応関係を図示していない。
【0039】
MODE変更選定用乱数カウンタ707は、後述するMODEを選定するために用いられるカウンタであり、図8(c)に示すように、このカウンタ値が「0」から「24」の場合にはMODE「B」が選定されると共にカウンタ値が「25」から「49」の場合にはMODE「C」が選定される。
【0040】
なお、カウンタはこれら以外にも普通図柄表示等に関連したもの等があり、これらは後に説明する変数KC等と共に、カウンタ領域216に格納されている。
次に、主制御部200が行う制御動作を、図3乃至図6に示すフローチャートを参照して説明する。
【0041】
図3は、遊技機の遊技制御動作を説明するためのフローチャートである。なお、図3に示す一連の処理は主制御部200が実行するが、リセット回路213から所定時間(例えば4msec)毎に供給されるリセット信号をトリガとして先頭のステップであるステップS100から実行する。
【0042】
まず、図示しない電源スイッチによって電源回路212を起動状態とすると主制御部200が起動状態となるが、この電源投入が行われてから初めての処理が実行されるのであるか否かを判定する(ステップS100)。電源投入後、初めての処理の場合には(Yes)ステップS102に移行すると共に、これ以外の場合には(No)ステップS108に移行する。
【0043】
ステップS102では、RAM202のクリア処理を実行し、少なくともカウンタ領域を含む所定エリアのクリアを行い、次いで、ステップS104では、初期制御処理を行うためのデータをRAM202の所定領域にセットしてステップS106に移行する。
【0044】
一方、ステップS108では、上述した各種乱数カウンタ701〜707等のカウント値を1だけカウントアップしてカウント値を更新する。
次に、ステップS110では、特別図柄始動スイッチ204、普通図柄作動スイッチ205、大入賞口スイッチ206、普通電動役物スイッチ207が出力した検出信号を入力ポート203を介して図示しない自身内のレジスタに読み込み格納するポート入力処理、特別図柄表示装置104、普通図柄表示装置107、大入賞口作動ソレノイド209、普通電動役物作動ソレノイド210、ランプ表示装置114、115、スピーカー211を駆動制御するために、後述する各ステップでの制御処理においてRAM202の出力バッファ(図示せず)に格納されていた制御データを出力ポート208を介して対応する装置に対して出力するポート出力処理、このポート出力処理によって出力された制御データを格納していた出力バッファをクリアする出力バッファクリア処理、および、遊技機動作制御に用いる図示しない各種のタイマのタイマ値を更新する各種タイマ処理を含む共通処理1を実行する。
【0045】
次に、ステップS112において、各スイッチ204、205、206、207等の断線や短絡の有無のチェックを行い、これらの障害が発生していると判定された場合には(Yes)、ステップS116に進んで、エラーフラグをRAM202の所定領域に格納して異常状態にあることを通知するために必要な制御等を行うエラー処理を実行してステップS126に進み、一方、これらの障害が発生していないと判定された場合には(No)、ステップS118に移行する。
【0046】
次に、ステップS118において、特別図柄始動スイッチ204、普通図柄作動スイッチ205、大入賞口スイッチ206、普通電動役物スイッチ207が入賞球を検出した検出信号を出力した時に、ステップS108にて更新している各種乱数カウンタから、出力された検出信号に対応する乱数値を抽出し、RAM202の所定領域に格納し、格納した情報等を参照して当り判定や図柄決定等を行う。
【0047】
具体的には、特別図柄始動スイッチ204または普通電動役物スイッチ207が入賞球の検出信号を出力した場合には、先に説明したテーブル領域215に格納されている情報を参照して、抽出した乱数値(特賞状態判定用乱数カウンタ701)が大当たりを生起させるものか否かや、特賞状態図柄選定用乱数カウンタ703やはずれ図柄選定用乱数カウンタ704〜706とテーブル領域215に格納されている情報を参照して表示すべき特別図柄の決定等を行い、必要な制御データを出力バッファの所定位置に格納する。
【0048】
また、特賞状態図柄選定用乱数カウンタ703とテーブル領域215に格納されている情報を参照して、特定遊技状態移行図柄が表示されるべきか否かを判定しておく。さらに、普通図柄作動スイッチ205が検出信号を出力した場合には、図示しない乱数カウンタによって生成された乱数と予め定めてROM210に格納されていた小当り値とを参照して、小当たり状態を生起させるか否かを決定すると共に、表示すべき普通図柄を決定し、必要な制御データを出力バッファの所定位置に格納する。
【0049】
次に、ステップS120において、特別図柄表示装置104、普通図柄表示装置107において図柄変動制御を行い、ステップS118にて選定された図柄を表示させるための制御や大当り期間中にアニメーション画像を表示させるための制御を行うのに必要な制御データを出力バッファの所定位置に格納する。
【0050】
次に、大当り状態(特賞状態)または小当り状態(準特賞状態)期間中において、大入賞口109や普通電動役物110を所定パターンで開閉制御するための制御データを出力バッファの所定位置に格納する。以上のようにして出力バッファに格納された制御データは、ステップS110のポート出力処理によって対応する装置に送られ、制御データを受け取った装置の処理装置(CPU)は、受け取った制御データに基づいて動作制御を行う。
【0051】
そして、ステップS124では、後述する遊技状態別によるMODE番号に対応したMODE制御処理を実行し、次いで、ステップS126に移行して、図示しない遊技機管理装置に各種の遊技データを出力バッファに格納する外部情報出力セット処理、図示しない賞球排出装置に賞球指令データを出力する賞球制御処理、ランプ装置114、115を点灯制御するために必要な制御データを出力バッファに格納するランプ表示制御処理、スピーカー211を制御するために必要な制御データを出力バッファに格納する効果音制御処理を含む共通処理2を実行する。 そして、ステップS106では、リセット回路213からリセット信号が入力力されるまでリセット待機処理を実行すると共に、リセット信号が入力された場合にはステップS100に移行して遊技機の遊技制御を継続する。なお、このリセット待機処理としては、先に述べた各種の乱数の乱数生成用のカウンタの更新等が挙げられる。
【0052】
次に、ステップS124におけるMODE(以下、適宜「モード」と記す)制御処理を、図4乃至図6のフローチャートを参照して説明する。
実際の処理内容を説明する前に、まず、MODEについて説明しておく。遊技状態別によるモード番号に対応した遊技状態は、MODE「A」、MODE「B」、MODE「C」の3種類であり、MODE「A」は、特賞状態生起確率の低い通常遊技状態(生起確率:240分の1)に対応し、遊技機の電源投入時は図3のステップS104において、常にMODE「A」が設定される。
【0053】
また、MODE「B」、MODE「C」は、共に特賞状態生起確率の高い特定遊技状態(生起確率:80分の1)に対応する。この特賞状態生起確率の高い特定遊技状態を生起させるためには、特賞状態が生起された時に、特別図柄表示装置104に停止表示されるべき特別図柄が予め定めた特定の種類のものになることが必要である。実際には、図3のステップS118の入賞制御処理によって、特賞状態図柄選定用乱数カウンタ703から1つの乱数が抽出し、この抽出した乱数が、図8(b)に示したように「0」、「2」および「6」のうちのいずれかであれば、特賞状態生起確率の高い特定遊技状態が生起される。
【0054】
このMODE「B」は、特賞状態が生起され、特定遊技状態が新たに生起されると以降、特賞状態が2回生成されるまで、特賞状態の生起確率が向上されると共に、この2回の期間中に新たに特定遊技状態移行条件が成立するとこの2回が延長される第1の特定遊技状態に対応する。また、MODE「C」は、特賞状態が生起され、さらに特定遊技状態が新たに生起されると、以降2回生起される特賞状態に限ってそれらの生起確率が向上される第2の特定遊技状態に対応する。
【0055】
図4は、ステップS124のモード制御処理において、MODE「A」が設定されている時に主制御部200が実行する処理を示したもので、まず、ステップS200において、今回の一連のルーチンで特賞状態が生起されたか否かを判定する。先のステップS118において、特賞状態が生起されたと判断された場合には(Yes)ステップS202に移行すると共に、これ以外の場合には(No)リターンしてモード制御処理を終了する。 次に、ステップS202において、先にステップS118において、特定遊技状態移行図柄が表示されると判定されたか否かを判断し、表示されると判断された場合には(Yes)ステップS204に移行すると共に、これ以外の場合には(No)、リターンしてモード制御処理を終了する。
【0056】
次に、ステップS204では、主制御部200は、MODE「B」およびMODE「C」のうちのいずれかを選定するために、MODE変更選定用乱数カウンタ707からカウンタ値を取得し、次に、ステップS206において、図8(c)で示したようなモード決定のための情報と取得したカウンタ値とを参照して、MODE「B」およびMODE「C」のうちのいずれかを選定し、MODE「B」が選定された場合にはステップS208に移行すると共に、MODE「C」が選定された場合にはステップS210移行する。
【0057】
そして、ステップS208では、MODE「A」に対応するフラグをクリアすると共にMODE「B」に対応するフラグをRAM202の所定エリアにセットし、カウンタ領域216の高確率移行カウンタ(KC)を「2」にセットし、モード制御処理を終了する。一方、ステップS210では、MODE「A」に対応するフラグをクリアすると共にMODE「C」に対応するフラグをRAM202の所定エリアに格納し、カウンタ領域216の高確率移行カウンタ(KC)を「2」にセットし、モード制御処理を終了する。
【0058】
さて、この高確率移行カウンタ(KC)は、高確率状態がその後何回の特賞状態が生起されるまで継続するかを示す変数として機能し、主制御部200は、「KC=2」の時には以降2回の特賞状態が生起されるまで高確率状態で遊技機制御を行うことに対応し、「KC=1」の時には以降1回の特賞状態が生起されるまで高確率状態で遊技機制御を行うことに対応し、「KC=0」の時には以降0回の特賞状態が生起されるまで高確率状態で遊技機制御を行うこと、即ち、通常遊技状態であるMODE「A」で遊技機制御を行うことに対応する。
【0059】
図5は、ステップS124のモード制御処理において、MODE「B」が設定されている時に主制御部200が実行する処理を示したもので、まず、ステップS300において、今回の一連のルーチンで特賞状態が生起されたか否かを判定する。先のステップS118において、特賞状態が生起されたと判断された場合には(Yes)ステップS302に移行すると共に、これ以外の場合には(No)リターンしてモード制御処理を終了する。 次に、ステップS302において、先にステップS118において、特定遊技状態移行図柄が表示されると判定されたか否かを判断し、表示されると判断された場合には(Yes)ステップS304に移行すると共に、これ以外の場合には(No)、ステップS306に移行する。
【0060】
次に、ステップS304では、主制御部200は、高確率移行カウンタ(KC)に「2」をセットし、モード制御処理を終了する。これによって、特定遊技状態期間中(高確率状態中)に、特定遊技状態移行図柄が選定された場合にはこれを有効として特定遊技状態が更新継続されることになる。
【0061】
一方、ステップS306では、主制御部200は、高確率移行カウンタ(KC)から1を減じ、次いで、ステップS308において、KCの値が「0」か否かを判定し、「0」と判定された場合には(Yes)ステップS310に移行すると共に、これ以外の場合には(No)リターンしてモード制御処理を終了する。
【0062】
そして、ステップS310において、主制御部200は、MODE「B」に対するフラグをクリアして、MODE「A」に対するフラグをセットする。
図6は、ステップS124のモード制御処理において、MODE「C」が設定されている時に主制御部200が実行する処理を示したもので、まず、ステップS400において、今回の一連のルーチンで特賞状態が生起されたか否かを判定する。先のステップS118において、特賞状態が生起されたと判断された場合には(Yes)ステップS402に移行すると共に、これ以外の場合には(No)リターンしてモード制御処理を終了する。 次に、ステップS402において、高確率移行カウンタ(KC)から1を減じる。これにより、特定遊技状態期間中に特定遊技状態移行図柄が選定される場合でも、これを無効として特定遊技状態が更新継続されない。
【0063】
次に、ステップS404において、KCの値が「0」か否かを判定し、「0」と判定された場合には(Yes)ステップS406に移行すると共に、これ以外の場合には(No)リターンしてモード制御処理を終了する。そして、ステップS406において、主制御部200は、MODE「C」に対するフラグをクリアして、MODE「A」に対するフラグをセットする。
【0064】
以上のようにして、MODE「B」によって高確率状態が更新継続される期待感を遊技者に抱かせながらも、MODE「C」によって高確率状態が更新継続されないようにしたので、遊技者と遊技店双方の利益の調和を図ることが可能な遊技機を実現することができる。
【0065】
また、MODEが変更したことやカウンタKCの値を遊技機の所定部位に表示させたり、その旨のメッセージを音声出力することも考えられる。このためには、図9に示すようなメッセージ出力処理を行うステップを、例えば図3のステップS126の効果音処理で実行したり、ステップS120とステップS122との間や、ステップS126とステップS106との間に設ければ良い。
【0066】
メッセージを表示出力する場合には、例えば特別図柄表示装置104の表示エリアの一部を利用して主制御部200が表示制御を行い、MODE「B」が選択された場合には「高確率中。更新するチャンス有り」といったメッセージを表示出力し、MODE「C」が選択された場合には「高確率中。更新するチャンス無し」といったメッセージを表示出力したり、あるいは、夫々のMODEに対応するイメージデータを表示することが考えられる。このような処理は、例えば、図3のステップS120の表示制御処理で実行すれば良い。
【0067】
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施形態が考えられる。例えば、MODE「B」およびMODE「C」のうちのいずれを選定するかを、カウンタ値の異なる複数種類の乱数生成カウンタのうちのいずれかを用いて選定するようにすることも可能である。
【0068】
また、本発明の実施の形態では、MODE「B」およびMODE「C」のうちのいずれかを選定するようにしたが、MODE「A」を選定対象に加え、MODE「A」、MODE「B」およびMODE「C」のうちのいずれかを選定するようにしてもよく、これによれば、MODE変更選定用乱数カウンタ707を用いず、特賞図柄選定用乱数カウンタ703を用いて、MODE「A」、MODE「B」、MODE「C」に対する特賞状態図柄(MODE変更図柄と特賞状態図柄を兼ねる)を選定するようにすれば良い。
【0069】
また、MODE「B」およびMODE「C」のうちのいずれかを選定するのに、乱数を用いずに、遊技球振り分け装置を遊技盤に設け、この装置に入賞された遊技球を振り分けられた位置に応じてMODE変更を行うようにしても良い。
また、特定遊技状態移行図柄が選定された場合に、モード制御処理が実行されるようにしたが、例えば所定の入賞装置に所定回数の入賞があった場合に、モード制御処理が実行されるようにしても良い。
【0070】
さらに、特定遊技状態として、特賞状態生起確率が向上する場合を想定したが、これに限定されず、準特賞状態生起確率が向上させるもの、特別図柄表示装置104や普通図柄表示装置107の図柄変動時間を短縮させる時短機能を発揮させるもの等、あるいはこれらの組み合わせを特定遊技状態としても良い。
【0071】
以上説明してきたように、本発明の実施の形態によれば、主制御部200は、、特定遊技状態が新たに生起されると以降2回生起される特定遊技状態の生起確率が向上されると共に、この2回の期間中に新たに所定条件が成立するとこの2回が延長される遊技状態であるMODE「B」、および、2回に限って高確率で特賞状態が生起される遊技モードであるMODE「C」のうちのいずれかを選定し遊技動作を制御するので、遊技者の遊技意欲を低減させずに遊技店側の利益を損ねないようにもした、特定遊技状態生起機能を有する遊技機を実現できる。
【0072】
なお、上述した2回という数値に限定されず、任意の数値を適用可能であることは言うまでもない。
本発明の適用対象はパチンコ機に限られず、遊技者にとって有利な第1の状態と遊技者にとって不利な第2の状態との2状態間で変動可能な変動入賞装置を備え、特定遊技状態が生起可能な遊技機であれば適用対象となりうる。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、始動口への遊技球の入賞を契機として行われる抽選によって遊技者にとって有利な状態である特賞状態が生起される抽選確率が通常確率に設定された通常状態および前記抽選確率が前記通常確率と比較して高確率に設定された確率変動状態のいずれかを生起させる遊技機において、前記特賞状態として、複数種類の特賞状態が設定されており、前記通常状態が生起されている際に、前記複数種類の特賞状態のうち特定の特賞状態を生起させることが決定された場合、前記確率変動状態を生起させることを決定する決定手段と、前記決定手段が確率変動状態を生起させることを決定した場合、第1の遊技状態および第2の遊技状態のうちいずれかを抽選により選定する選定手段と、前記選定手段により選定された遊技状態に応じて遊技機動作を制御する遊技制御手段と、を備え、前記遊技制御手段は、前記選定手段が前記第1の遊技状態を選定した場合、以降所定回数の前記特賞状態が生起されるまで前記確率変動状態を生起させると共に、該所定回数の前記特賞状態が生起されるまでに新たに前記特定の特賞状態を生起させることが決定された場合、さらに以降前記所定回数の前記特賞状態が生起されるまで前記確率変動状態を生起させ、前記選定手段が前記第2の遊技状態を選定した場合、以降所定回数の前記特賞状態が生起されるまでに限って前記確率変動状態を生起させ、前記選定手段は、前記確率変動状態が生起されている際には、前記遊技状態を選定するための抽選を行わないので、遊技者の遊技意欲を低減させずに遊技店側の利益を損ねないようにもした、特定遊技状態生起機能を有する遊技機を実現できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の遊技盤の模式的な説明図である。
【図2】遊技機の制御ブロック図である。
【図3】遊技機の遊技制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】MODE番号に対応したモード制御を説明するためのフローチャートである。
【図5】MODE番号に対応したモード制御を説明するためのフローチャートである。
【図6】MODE番号に対応したモード制御を説明するためのフローチャートである。
【図7】各種カウンタの説明図である。
【図8】テーブル領域215に格納されている情報の説明図である。
【図9】メッセージ出力処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 遊技盤
101 外側ガイドレール
102 内側ガイドレール
103 遊技領域
104 特別図柄表示装置
105 特別図柄始動口
106 普通図柄作動ゲート
107 普通図柄表示装置
108 変動入賞装置
109 大入賞口
110 普通電動役物
111 風車
112 ランプ付風車
113 アウト口
114、115 ランプ表示装置
116 可動部材
117 可動部材
200 主制御部
201 ROM
202 RAM
203 入力ポート
204 特別図柄始動スイッチ
205 普通図柄作動スイッチ
206 大入賞口スイッチ
207 普通電動役物スイッチ
208 出力ポート
209 大入賞口作動ソレノイド
210 普通電動役物作動ソレノイド
211 スピーカー
212 電源回路
213 リセット回路
701 特賞状態判定用乱数カウンタ
702 リーチ選定用乱数カウンタ
703 特賞状態図柄選定用乱数カウンタ
704 はずれ左図柄選定用乱数カウンタ
705 はずれ中図柄選定用乱数カウンタ
706 はずれ右図柄選定用乱数カウンタ
707 MODE変更選定用乱数カウンタ

Claims (1)

  1. 始動口への遊技球の入賞を契機として行われる抽選によって遊技者にとって有利な状態である特賞状態が生起される抽選確率が通常確率に設定された通常状態および前記抽選確率が前記通常確率と比較して高確率に設定された確率変動状態のいずれかを生起させる遊技機において、
    前記特賞状態として、複数種類の特賞状態が設定されており、
    前記通常状態が生起されている際に、前記複数種類の特賞状態のうち特定の特賞状態を生起させることが決定された場合、前記確率変動状態を生起させることを決定する決定手段と、
    前記決定手段が確率変動状態を生起させることを決定した場合、第1の遊技状態および第2の遊技状態のうちいずれかを抽選により選定する選定手段と、
    前記選定手段により選定された遊技状態に応じて遊技機動作を制御する遊技制御手段と、を備え、
    前記遊技制御手段は、
    前記選定手段が前記第1の遊技状態を選定した場合、以降所定回数の前記特賞状態が生起されるまで前記確率変動状態を生起させると共に、該所定回数の前記特賞状態が生起されるまでに新たに前記特定の特賞状態を生起させることが決定された場合、さらに以降前記所定回数の前記特賞状態が生起されるまで前記確率変動状態を生起させ、
    前記選定手段が前記第2の遊技状態を選定した場合、以降所定回数の前記特賞状態が生起されるまでに限って前記確率変動状態を生起させ
    前記選定手段は、前記確率変動状態が生起されている際には、前記遊技状態を選定するための抽選を行わないことを特徴とする遊技機。
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