JP4428751B2 - 粘着テープ付長尺シートの製造装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、クラフト紙等からなる長尺シート基材の両側縁に沿って粘着テープを貼着してなる粘着テープ付長尺シートの製造装置に関し、特に、柱などの木材への巻き付けに使用して有用な粘着テープ付長尺シートの製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
製材所や新築の作業現場等においては、作り出された木材や柱などに作業者の手垢が付着したり、日焼けを生じさせることがないように、それらの周囲に包装紙を巻き付けて保護するようにしている。
【0003】
このような包装紙として、従来、内面が接着面であり外面が剥離面である粘着テープを、その接着面の一部が露出するようにして長尺包装紙の片側側縁に貼着し、この露出した接着面がその内側に位置する粘着テープの剥離面に接着するように巻回してなる粘着テープ付包装紙が知られている。
【0004】
また、実公平5−31164号公報には、上述したように長尺包装紙の片側縁部に粘着テープを貼着するとともに、粘着テープ側と反対側の側縁を粘着テープ側の厚みと均すために折り返した状態で巻回してなる長尺巻き込み柱包装紙が記載されている。
【0005】
これらの包装紙は、粘着テープの露出した接着面が巻回状態内側の剥離面に接着されているので、この接着面にゴミ等が付着することがなく、また、使用の際には接着面を剥離面から容易に剥離することができ、使い勝手の良いものとなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、片側縁部にのみ粘着テープを貼着した包装紙においては、粘着テープが貼着された側の縁部と粘着テープが貼着されていない側の縁部とで厚みが異なるので、以下のような問題があった。即ち、巻回される包装紙は最初は略円柱状であるが、両側縁部の厚みの相違によって両側の半径の差が徐々に大きくなるので、その形状はしだいに円錐台状となる。このため、包装紙を巻回するにつれて、粘着テープの接着面の位置がその内側に位置する粘着テープの剥離面の位置に対して軸方向に徐々にずれるようになり、粘着テープの接着面を内側の剥離面に正確に接着させながら包装紙を巻回していくのが困難であった。
【0007】
また、粘着テープと反対側の縁部を折り畳んだ構成のものにおいては、折り返した包装紙によって両側縁部の厚みの差は小さくなるものの、粘着テープと包装紙とでは厚みが異なることから依然として厚みの差が存在する。巻回される包装紙は通常40〜50m程度の長さを有し繰り返し巻回されるので、この厚みの差は徐々に累積されていき、やはり上述したような問題を生じていた。
【0008】
本発明は、従来の前記問題を解決すべくなされたものであって、粘着テープの接着面を、巻回状態内側の剥離面に正確に接着しながら製造することが容易な粘着テープ付長尺シートを、簡単な構成で製造可能な粘着テープ付長尺シートの製造装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の前記目的は、両側縁に沿って粘着テープが貼着された長尺シート基材を巻芯に巻回してなる粘着テープ付長尺シートの製造装置であって、前記シート基材を繰り出し可能に支持するシート基材供給ロールと、前記シート基材供給ロールから前記シート基材を繰り出す駆動ロールと、繰り出された前記シート基材が巻き付けられる巻芯を回転自在に支持する巻芯支持手段と、表面が接着面とされ且つ裏面が剥離面とされた2本の粘着テープを繰り出し可能に支持する粘着テープ供給ロールとを備え、前記巻芯は、前記駆動ロールとの転がり接触下に回転するように、且つ、その自重により前記駆動ロールを押圧するように、前記巻芯支持手段に支持されており、前記粘着テープは、前記巻芯に巻き付けられた前記シート基材の両側縁部に、少なくとも一方の接着面の一部をシート基材の側方に露出させ、且つ、露出した接着面が巻回状態内側となるように接着されるとともに、前記露出した接着面がその内側に位置する前記粘着テープの剥離面に接着され、前記粘着テープの前記シート基材及び前記剥離面への接着は、前記巻芯の自重による前記駆動ロールへの押圧によって行われることを特徴とする粘着テープ付長尺シートの製造装置により達成される。
【0011】
また、この製造装置は、前記巻芯に着脱自在に設けられ、前記巻芯の自重を増加させる錘を備えたものとするのが好ましい。
【0012】
より好ましくは、前記錘が、前記巻芯に挿通された心棒からなり、前記巻芯支持手段が、前記心棒を上下動自在に支持する支持台と、前記駆動ロールと協働して転がり接触下に前記巻芯を支持する支持ロールとを備えたものとして、粘着テープ付長尺シートの製造装置が構成される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の具体的な形態について説明する。図9及び図10は、本発明に係る粘着テープ付長尺シートの2つの実施形態を示す斜視図である。この粘着テープ付長尺シート40は、表面側を接着面とし裏面側を剥離加工による剥離面とした2本の粘着テープ54,54を、長尺のシート基材50の両側縁に沿って貼着してなるものであり、巻芯52に巻回されている。
【0014】
図9に示す粘着テープ付長尺シート40は、2本の粘着テープ54,54が、接着面54a,54aの約半分をそれぞれシート基材50の側方に露出するようにして貼着されており、露出した接着面54a,54aが、巻回状態内側に位置する剥離面54b,54bに剥離可能に接着されている。即ち、長尺シート40の両側縁に接着部が形成されている。
【0015】
また、図10に示す粘着テープ付長尺シート40は、一方の粘着テープ54が、上述したように接着面の一部を露出させて貼着されるのに対し、他方の粘着テープ54が、接着面を露出させないように、且つ、剥離面54bが巻回状態内側となるようにして貼着されている。即ち、長尺シート40の片側縁にのみ接着部が形成されている。
【0016】
このように、本発明に係る粘着テープ付長尺シート40は、接着部を両側縁に形成するか片側縁のみに形成するかに拘わらず、粘着テープ54,54をシート基材50の両側縁部にそれぞれ貼着するようにしているので、粘着テープ付長尺シート40の厚みを両側縁部において同一にすることができる。したがって、巻回する過程で長尺シート40が幅方向にずれるのが防止され、粘着テープ54の露出した接着面を内側の剥離面に正確に接着することが容易になる。
【0017】
次に、上述した粘着テープ付長尺シート40の製造装置について説明する。図1は、本発明に係る粘着テープ付長尺シートの製造装置を示す概略正面図であり、図2は、図1の矢示A方向の側面図である。本発明の粘着テープ付長尺シート製造装置1は、クラフト紙等の長尺のシート基材50を繰り出し可能に支持するシート基材供給ロール2と、このシート基材供給ロール2からシート基材50を繰り出す駆動ロール4と、この駆動ロール4により繰り出されたシート基材50が巻き付けられる巻芯52を回転自在に支持する巻芯支持手段20と、2つの粘着テープ54,54をそれぞれ繰り出し可能に支持する粘着テープ供給ロール30,30とを主な構成要素として備えてなるものである。また、シート基材供給ロール2と駆動ロール4との間には、シート基材50を案内する誘導ロール6、及び駆動ロール4と転がり接触してシート基材50に張力を与えるプレスロール8が設けられている。更に、粘着テープ供給ロール30,30と駆動ロール4との間には、駆動ロール4に向けて繰り出される粘着テープ54,54の方向を案内するガイドバー10が設けられている。
【0018】
駆動ロール4は、駆動モータ(図示せず)によって矢示方向に回転駆動されるものであり、制御手段(図示せず)によって所望の回転速度に維持できるように回転計(図示せず)が取り付けられている。
【0019】
巻芯支持手段20は、巻芯52が嵌挿される心棒21と、この心棒21を水平な状態で上下動自在に且つ回転自在に支持する支持ロッド25,25を備えた支持台22,22と、駆動ロール4と水平に並列して設けられた支持ロール23とから構成されている。この巻芯支持手段20は、巻芯52の下方側が駆動ロール4及び支持ロール23と転がり接触して、押圧位置Pにおいて巻芯52がその自重によって駆動ロール4を押圧するように、巻芯52を支持する。ここで、心棒21は巻芯52の自重を増加させる錘としての役割も果たしており、この心棒21によって駆動ロール4の押圧力が大きなものとなっている。尚、本実施形態においては、駆動ロール4だけでなく支持ロール23も駆動モータ(図示せず)によって駆動され、両者が同期して回転するように前記制御手段により制御される。
【0020】
2つの粘着テープ供給ロール30,30は、それぞれ支持板31,31によってバー32の周囲を回転可能となるように支持されており、クランプねじ33,33によって支持板31,31を所望の角度位置で固定できるようになっている。尚、支持板31,31には、巻回されている粘着テープ54,54の上部に当接する押さえ板(図示せず)が設けられており、粘着テープ54,54が上部から解けることがないようになっている。
【0021】
粘着テープ54,54は、表面側に接着面が形成され、裏面側に剥離加工によって剥離面が形成されたものであり、接着面を内側にして粘着テープ供給ロール30,30に巻回されている。
【0022】
次に、この粘着テープ付長尺シート製造装置1の作動について説明する。図9に示すタイプの粘着テープ付き長尺シート40を製造する場合、図2に示すように、まず、粘着テープ供給ロール30,30を双方ともバー32の下方に位置するように固定する。
【0023】
ついで、シート基材供給ロール2を繰り出し、誘導ロール6を介して駆動ロール4とプレスロール8との間に挿入し、その先端部を巻芯52に接着テープ等により適宜接着した後、巻芯52に一回転巻き付ける。次に、粘着テープ54,54を、ガイドバー10を介して接着面が巻芯52の側を向くように押圧位置Pの近傍へ繰り出し、巻芯52に巻き付けられたシート基材50の両側縁部にそれぞれの接着面を接着する。このとき、図3(a)の拡大平面図に示すように、粘着テープ54,54の双方の接着面54a,54aの約半分が、シート基材50の側方に露出するようにする。
【0024】
そして、駆動ロール4及び支持ロール23を駆動すると、巻芯52は駆動ロール4及び支持ロール23と転がり接触して、矢示方向に回転する。これにより、シート基材50は巻芯52に巻き付けられていき、これに伴って、粘着テープ54,54は接着面を内側にして巻回される。このとき、心棒21及び巻芯52の自重によって駆動ロール4が押圧されているので、粘着テープ54,54は、押圧位置Pを通過する過程でシート基材50に確実に接着される。
【0025】
ついで、粘着テープ54,54をシート基材50に接着しながら巻芯52に一回転巻き付けられると、図3(b)に示すように、押圧位置Pに繰り出された粘着テープ54,54の内側に、巻回されたシート基材50に接着している粘着テープ54,54の剥離面54b,54bが現れ、粘着テープ54,54の露出した接着面54a,54aは、この剥離面54b,54bに剥離可能に接着されていく。巻芯52にシート基材50及び粘着テープ54が巻回されるにしたがって、巻回されたシートの半径が大きくなり、巻芯52は徐々に上方へ移動する。
【0026】
こうして、所定長さのシート基材50が巻芯52に巻回された後、シート基材50及び粘着テープ54を適宜切断する。そして、心棒21を支持ロッド25,25から取り外した後に巻芯52から引き抜いて、図9に示す両側縁に接着部を有する粘着テープ付長尺シートが完成する。
【0027】
これに対し、図10に示すタイプの粘着テープ付き長尺シート40を製造する場合には、図4及び図5に示すように、まず、2つの粘着テープ供給ロール30,30を支持する支持板31,31のいずれか一方を、巻芯52側に90゜回転させて固定する。
【0028】
ついで、シート基材供給ロール2からシート基材50を上述のように繰り出して巻芯52に一回転巻き付けた後、粘着テープ54,54をガイドバー10を介して押圧位置Pの近傍へ繰り出す。このとき、回転させた(図5の左側の)粘着テープ供給ロール30から繰り出した粘着テープ54の接着面を、駆動ロール4側に向ける一方、他方の(図5の右側の)粘着テープ供給ロール30から繰り出した粘着テープ54の接着面を、巻芯52側に向ける。そして、前者の粘着テープ54の先端部を、図6(a)の拡大平面図に示すように、剥離面54bが内側となるように、且つ、接着面をシート基材50の側方に露出させないようにして、シート基材50の一方の縁部に接着する。これに対し、後者の粘着テープ54の先端部は、上述と同様に接着面の約半分がシート基材50の側方に露出するようにして接着する。
【0029】
そして、駆動ロール4及び支持ロール23を駆動すると、それぞれの粘着テープ54,54が押圧位置Pを通過する過程で、巻芯52に巻回されるシート基材50の表面側に、一方の粘着テープ54が接着面の一部を露出させて接着され、シート基材50の裏面側に、図6(b)に示すように、他方の粘着テープ54が接着面を露出させることなく接着される。こうして、図10に示す片側のみに接着部を有する粘着テープ付き長尺シートが製造される。
【0030】
以上のように、本発明に係る粘着テープ付長尺シート製造装置1によれば、長尺シートの接着部を両側縁に設けるか片側縁にのみ設けるかに拘わらず、シート基材50の両側縁部に粘着テープ54,54をそれぞれ接着するようにしているので、巻芯52に巻回される長尺シートの厚みを両側で均一にすることができる。したがって、粘着テープ54の接着面を、その内側に位置する粘着テープ54の剥離面に正確に接着することができる。
【0031】
また、巻芯52及びこれに嵌挿された心棒51の自重によってシート基材50に粘着テープ54,54を押圧するようにしているので、別途押圧手段を設けることなく、粘着テープ54,54をシート基材50に接着することができる。したがって、装置の構造が簡単になり、低コスト化が可能になる。
【0032】
また、このように巻芯52の自重によって押圧する場合には、シート基材50や粘着テープ54,54の厚み、素材等にかかわらず押圧力を常に一定以上に維持することができるので、粘着テープ54,54を確実に接着することができる。 更に、巻回されたシート基材50の量が多くなるにつれて、巻芯52の自重だけでなくシート基材50の自重によっても粘着テープ54,54が押圧されるので、押圧力が徐々に増加し、シート基材50及び剥離面への粘着テープ54の接着をより確実に行うことが可能になる。
【0033】
以上、本発明の具体的な態様について説明したが、本発明が上記態様に限定されるものでないのは言うまでもない。例えば、片側縁にのみ接着部を有する長尺シートを製造する場合、本実施形態においては、接着面を露出させない一方の粘着テープ54をシート基材50の裏面側に接着して、接着部がどちらの縁部にあるかを明瞭にしているが、この接着面を露出させない粘着テープ54をシート基材50の表面側に接着しても良い。
【0034】
また、本実施形態においては、支持ロッド25,25によって、巻芯52に嵌挿された心棒21を支持するように構成しているが、心棒21を設ける代わりに、巻芯52に適当な錘を挿入して巻芯52を直接支持することも可能である。尚、巻芯52が十分重い場合には、巻芯52に挿入する錘は不要である。
【0035】
また、巻芯52(及び必要な場合には巻芯52に挿入された錘)の自重によって、駆動ロール4に十分な押圧力を作用させることができる場合には、支持台22,22及び支持ロッド25,25は必ずしも必要でなく、駆動ロール4及び支持ロール23のみによって巻芯52を支持することが可能である。
【0036】
また、図7に示すように、駆動ロール4の鉛直上方を巻芯52が上下動自在となるように、支持ロッド25,25が心棒21を支持するように構成することも可能であり、この場合には、支持ロール23が不要となる。
【0037】
また、図8に示すように、表面が平滑な支持壁70及び駆動ロール4によって、巻芯52を支持することも可能である。
【0038】
また、本実施形態においては駆動ロール4及び支持ロール23の双方を駆動するように構成しているが、駆動ロール4のみを駆動するようにしても良い。
【0039】
また、誘導ロール6及びプレスロール8を設けることなく、シート基材供給ロール2からシート基材50を直接駆動ロール4に供給することも可能である。
【0040】
また、シート基材50は、クラフト紙以外に、不織布、ポリエステルフィルム等を使用しても良い。
【0041】
【発明の効果】
本発明に係る粘着テープ付き長尺シートの製造装置によれば、構造が簡単で廉価なものとすることができ、また、粘着テープの接着面をシート基材及び内側に位置する剥離面に確実に接着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る粘着テープ付き長尺シート製造装置の一実施形態を示す概略正面図である。
【図2】図1における矢示A方向の側面図である。
【図3】粘着テープの押圧位置における拡大平面図である。
【図4】図1に示す粘着テープ付き長尺シート製造装置における他の作動状態を示す概略正面図である。
【図5】図4における矢示A方向の側面図である。
【図6】粘着テープの押圧位置における拡大平面図である。
【図7】本発明に係る粘着テープ付き長尺シート製造装置の他の実施形態を示す要部正面図である。
【図8】本発明に係る粘着テープ付き長尺シート製造装置の他の実施形態を示す要部正面図である。
【図9】本発明に係る粘着テープ付き長尺シートの一実施形態を示す斜視図である。
【図10】本発明に係る粘着テープ付き長尺シートの他の実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 粘着テープ付き長尺シート製造装置
2 シート基材供給ロール
4 駆動ロール
20 巻芯支持手段
21 心棒
22 支持台
23 支持ロール
30 粘着テープ供給ロール
40 粘着テープ付き長尺シート
50 シート基材
52 巻芯
54 粘着テープ
54a 粘着面
54b 剥離面
Claims (3)
- 両側縁に沿って粘着テープが貼着された長尺シート基材を巻芯に巻回してなる粘着テープ付長尺シートの製造装置であって、
前記シート基材を繰り出し可能に支持するシート基材供給ロールと、
前記シート基材供給ロールから前記シート基材を繰り出す駆動ロールと、
繰り出された前記シート基材が巻き付けられる巻芯を回転自在に支持する巻芯支持手段と、
表面が接着面とされ且つ裏面が剥離面とされた2本の粘着テープを繰り出し可能に支持する粘着テープ供給ロールとを備え、
前記巻芯は、前記駆動ロールとの転がり接触下に回転するように、且つ、その自重により前記駆動ロールを押圧するように、前記巻芯支持手段に支持されており、
前記粘着テープは、前記巻芯に巻き付けられた前記シート基材の両側縁部に、少なくとも一方の接着面の一部をシート基材の側方に露出させ、且つ、露出した接着面が巻回状態内側となるように接着されるとともに、前記露出した接着面がその内側に位置する前記粘着テープの剥離面に接着され、
前記粘着テープの前記シート基材及び前記剥離面への接着は、前記巻芯の自重による前記駆動ロールへの押圧によって行われることを特徴とする粘着テープ付長尺シートの製造装置。 - 前記巻芯に着脱自在に設けられ、前記巻芯の自重を増加させる錘を備えたことを特徴とする請求項1に記載の粘着テープ付長尺シートの製造装置。
- 前記錘が、前記巻芯に挿通された心棒からなり、
前記巻芯支持手段が、前記心棒を上下動自在に支持する支持台と、前記駆動ロールと協働して転がり接触下に前記巻芯を支持する支持ロールとを備えている請求項2に記載の粘着テープ付長尺シートの製造装置。
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Family Applications (1)
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- 1999-04-15 JP JP10770399A patent/JP4428751B2/ja not_active Expired - Lifetime
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