JP4428253B2 - フロアパネル結束体およびフロアパネル - Google Patents

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Description

本発明は、床面上に配置して二重床構造を形成するフロアパネルを効率よく運搬すべく、複数のフロアパネルの集合体を構成する技術に関する。
コンピュータや、ディスプレイ、プリンタ、卓上灯等、多数の電気製品を使用するオフィスでは、それら電気製品に接続する電源ケーブルや通信ケーブル等の配線を、見栄え良くかつ邪魔にならないように配索するために、床を二重構成とし、その上床と下床との間に形成される空間に配線を配索する場合がある。
このような二重床構造を形成する一方式として、蓋付きの配線用溝が形成された扁平な略ボックス状のフロアパネルを床面(下床)上に敷き詰めて、二重床を構成する方式が知られている(例えば特許文献1参照)。
ところで、従来、この種のフロアパネルを運搬する場合に、フロアパネルを上下に複数段積み重ねたものをビニールシートで被覆して一体化するという梱包形態が採用される場合がある。
特開2005−30177号公報
しかしながら、上記従来の梱包形態では、ビニールシートで被覆・梱包する処理に手間がかかる上、開梱する側でも、不要となるビニールシートの処理が煩わしいという問題があった。また、環境への影響の観点からは、こうしたビニールシート自体、できるだけ使用しないようにするのが望ましい。
そこで、本発明は、複数のフロアパネルのより簡素な構成の運搬形態を得ることを目的とする。
請求項1の発明にあっては、複数の支持脚部を有し、それら支持脚部の下部同士を帯状の底板部で接続して当該複数の支持脚部間に溝部を形成した基台と、上記溝部を塞ぐように上記基台に着脱自在に取り付けられる蓋体と、を備え、上記支持脚部の上面と上記蓋体の表面とで略一定の高さの表面を形成するフロアパネルを、その表面同士を当接させて裏面が上下の外表面となる状態に複数段積み重ねて、結束バンドによって結束させたフロアパネル結束体であって、上記表面に、相互に当接する表面同士のずれを抑制する突起を設け上記表面の突起として、上記蓋体の四辺のうち相互に対向する一対の辺に沿って伸びる細長形状の第一の突起と、上記蓋体の四辺のうち相互に対向するもう一対の辺に沿って伸びる細長形状で上記第一の突起と直交する方向に伸びる第二の突起と、を設け、相互に当接する表面の突起同士を係合させるようにしたことを特徴とする。
請求項の発明にあっては、上記第一の突起を、上記一対の辺に沿って伸びる蓋体表面の中心線に沿って二つ間隔をあけて縦列配置する一方、上記第二の突起を、上記もう一対の辺に沿って伸びる蓋体表面の中心線に沿って二つ間隔をあけて縦列配置、それら四つの突起を十字状に配置したことを特徴とする。
請求項の発明にあっては、上記支持脚部の外周壁の下端に、結束バンドを係止する凹部を形成したことを特徴とする。
請求項の発明にあっては、上記フロアパネルを、その表面同士および裏面同士を当接させて裏面が上下の外表面となる状態に複数段積み重ねて、結束バンドによって結束させ、上記裏面に、相互に当接する裏面同士のずれを抑制する突起を設けたことを特徴とする。
請求項の発明にあっては、上記底板部を支持脚部の下端に対して上方にずらして配置するとともに、上記裏面の突起を底板部の裏面に設け、裏面同士が当接する二つのフロアパネルのうち一方の上記底板部の裏面に設けた突起と、他方の支持脚部の下端部とが係合するようにしたことを特徴とする。
請求項の発明にあっては、上記裏面の突起として、相互に直交する二つの帯状の底板部の裏面に、底板部の幅方向に沿う細長形状の突起をそれぞれ設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、表面に設けた突起によって重ね合わせた表面同士のずれを抑制し、結束時および結束解除時において、積み重ねたフロアパネルがずれるのを抑制することができる。また、直交する第一および第二の突起により、表面に沿う種々の方向のフロアパネルのずれを、より確実に抑制することができる。
請求項の発明によれば、十字状に配置した四つの突起を、フロアカーペットを敷設する際の位置の指標として利用することができる。
請求項の発明によれば、凹部によって結束バンドが外れるのが抑制されるため、複数のフロアパネルが積み重なって結束された状態を、より確実に維持することができる。また、凹部を設定したことでフロアパネルを敷設したときにオフィスフロアの床面(上床)側に凹凸が生じるのは好ましくないが、支持脚部の外周壁の下端は、フロアパネルを敷設したときに下床側に位置するため、このような上床の凹凸を全く考慮することなく、十分な機能を発揮させうる凹部を容易に設定することができる。
請求項の発明によれば、裏面同士のずれを抑制する突起を設けたため、裏面同士を当接させてもフロアパネルがずれにくくなる。よって、表面同士の当接、および裏面同士の当接を交互に繰り返すパターンで、フロアパネルの積層段数を増やすことができる。
請求項の発明によれば、底板部と下床との間に間隙を形成した分、凹凸吸収性能を高めることができる。また、支持脚部の下端部を係止部として利用することで、裏面同士のずれを抑制する構造を比較的容易に得ることができる。
請求項の発明によれば、突起を帯状の底板部の幅方向に細長い形状としたため、底板部の長手方向に細長い形状とした場合に比べて、底板部の長手方向に曲がりやすくなり、下床の凹凸形状に追従しやすくなって、フロアパネルのがたつきを抑制しやすくなる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態にかかるフロアパネルを用いて形成した二重床構造の斜視図、図2は、フロアパネルを構成する複数のブロックのうちの一つを示す分解斜視図、図3は、フロアパネルの側面図、図4は、フロアパネルの裏面を示す平面図、図5は、フロアパネルの裏面の一部を拡大して示す平面図、図6は、フロアパネル結束体の斜視図、図7は、フロアパネル結束体の側面図、図8は、フロアパネル結束体においてフロアパネルの表面同士が相互に係合している状態を示す平面図、図9は、フロアパネル結束体においてフロアパネルの裏面同士が相互に係合している状態を示す平面図、図10は、フロアパネル結束体においてフロアパネルの裏面同士が相互に係止されている別の状態を示す平面図である。
フロアパネル1は、略同じ形状の複数の矩形状ブロック2を可撓性架橋部3を介して一体的に接続したものである。矩形状ブロック2は、それぞれ、平面視で正方形の扁平な矩形箱状に形成されており、本実施形態にかかるフロアパネル1は、この矩形状ブロック2を、所定の間隙をもって、9個、正方形状に接続した形状となっている。そして、この間隙において相互に隣接する矩形状ブロック2の側壁上部間を架橋する可撓性架橋部3によって、フロアパネル1全体としての可撓性を確保し、各矩形状ブロック2を床面(下床)4の凹凸に追従しやすくして、がたつきを抑制している。
ここで、各矩形状ブロック2には、配線5を配索するための溝部6が形成され、当該溝部6が蓋体14によって閉じられている。
そして、このフロアパネル1を下床4上に敷き詰めて、当該フロアパネル1の表面8上に、フロアカーペット9等を敷設して、その上面をオフィスフロア(上床)10として使用する。
かくして、下床4と上床10との間に形成された空間に各種配線5を配索した、床下配線システムが構築される。配線5は、溝部6に配置された中継装置(ジョイントボックス)12を介して適宜中継接続されるとともに、これら中継装置等に接続されたタップやフロアコンセント装置(いずれも図示せず)が上床10上で利用に供される。
矩形状ブロック2は、基台13と、基台13に形成された溝部6の開口部を塞ぐ蓋体14とを備えている。
このうち、基台13は、複数の支持脚部15を備えている。本実施形態では、基台13は、正方形の四隅に矩形塔状の支持脚部15を四つ配した形状に構成されており、これら支持脚部15間に、平面視で十字状の溝部6が形成されている。また、各支持脚部15の内側の側壁の上部には段差形状15aが形成されており、当該段差形状15aに蓋体14を載置して嵌着するようになっている。
そして、これら複数の支持脚部15の下部同士が、底板部16によって接続されている。本実施形態では、底板部16として、上記正方形の辺に沿って伸びる部分16aと、対角線に沿って伸びる部分16bと、中央部において対角線に沿って伸びる部分16bに接続された矩形枠状に形成される部分16cと、を備えている。この底板部16は、可撓性を備えるべく、所定の厚みdを有する薄い板状に形成される。この厚みdは、その材質に応じて成形性と可撓性とを両立する範囲の適切な値(例えば1mm〜3mm等)に設定される。
また、本実施形態では、底板部16を支持脚部15の下端15bに対して上方にずらして配置し、底板部16と下床4との間に隙間δが形成されるようにしている。今仮に、底板部16を支持脚部15の下端15bに沿って設けると、底板部16が下床4に当接する面積が増え、下床4の凹凸が底板部16の可撓範囲を超えたり、急激な凹凸の変化に追従できなかったりして、がたつきが生じるおそれがある。この点、本実施形態では底板部16を上方にオフセットさせたことで、隙間δの分の凹凸形状を吸収することができるため、基台13ひいてはフロアパネル1のがたつきをより一層抑制することができる。
さらに、本実施形態では、各ブロック2の周縁に配される帯状の底板部16aの裏面に、細長形状(線状)の突起17を設けてある。具体的には、突起17が、一つの底板部16a毎に二箇所ずつ、当該底板部16aの幅方向に沿う姿勢で配置されている。ここで、仮に、突起17を底板部16aの長手方向に沿うように配置すると、底板部16aの曲げ剛性が大きくなって撓みにくくなり、がたつき吸収性能が低下するおそれがあるが、本実施形態では、突起17を幅方向に沿わせることで、底板部16aの撓み量(曲がり代)を確保し、がたつき吸収性能を確保している。なお、本実施形態にかかるフロアパネル1は、相互に直交する二種類の帯状の底板部16aを含むため、突起17としては、相互に直交する二種類の突起17a,17bを有することになる。この突起17は、後述するように、積み重ねたフロアパネル1のずれを抑制するために用いることができる。
また、支持脚部15は中空構造としてある。さらに、上述したように、底板部16は支持脚部15の下端15bより上方にずらしてある。したがって、支持脚部15の裏面側には、底板部16の裏面に対して相対的に突出した枠部15dが形成されることになる。なお、枠部15dには、適宜切欠15eを設けてある。
そして、本実施形態では、支持脚部15のうちいくつかの外周壁(フロアパネル1の外周壁)15fの下端15bを切り欠いて凹部19を形成している。この凹部19は、後述するように、結束バンド18を係止するために用いることができる。
また、基台13は、他の9個の矩形状ブロック2の基台13を可撓性架橋部3を介して接続したものであり、各フロアパネル1単位でPET樹脂を射出成形したものである。この基台13をPET樹脂としたことで、使い終わった蓋体14をPETボトル等の別のPET樹脂製品に再利用することができるし、また、別のPET樹脂製品を元にした再生PET樹脂から基台13を作ることもできる。
一方、蓋体14は、溝部6を塞ぐべく、本実施形態では、平面視で十字状の部材として構成されている。この蓋体14には人や什器等による比較的大きな荷重が作用するため、多数の縦リブ(図示せず)等を設け、剛性および強度の強化と、軽量化との両立を図るのが好適である。そして、蓋体14の表面14aを、支持脚部15の上面15cと同じ高さ位置とし、これら表面14aおよび上面15cによって、フロアパネル1の表面8を形成する。
この表面14a(8)には、中央位置を示す細長い線状の突起7を設けてある。具体的には、相互に直交する細長形状の突起7a,7bを、間隔をあけて十字状に配置してある。こうすることで、十字状に配置した四つの突起7a,7a,7b,7bを、フロアカーペット9を敷設する際の位置の指標として利用することができる。また、この突起7は、後述するように、積み重ねたフロアパネル1のずれを抑制するために用いることができる。
そして、蓋体14も、樹脂を射出成形して得ることができる。よって、蓋体14もPET樹脂として、使い終わった蓋体14をPETボトル等の別のPET樹脂製品に再利用するか、あるいは別のPET樹脂製品を元にした再生PET樹脂から蓋体14を作るようにするのが好適である。
上記構成を備えるフロアパネル1を複数段(本実施形態では四段)積み重ねて、結束バンド18によって結束し、フロアパネル結束体11が形成される。
結束バンド18は、各フロアパネル1で、適切な位置(本実施形態では、フロアパネル1の四隅から周縁に沿って一つ内側に位置する合計8個の支持脚部15の外周壁15fの下端15b;図3、図6、図7参照)に形成した凹部19に係止され、架け渡される。本実施形態の場合、フロアパネル結束体11の上面および下面の各周縁(辺)に2箇所ずつ凹部19が存在することになり、縦横2本ずつ合計4本の結束バンド18を、周縁に直交する方向に周回させて結束している。
また、このフロアパネル結束体11では、裏面20を下にするフロアパネル1B(1)を最下段に配し、さらに、表面8を下にするフロアパネル1A(1)、裏面20を下にするフロアパネル1B(1)、および表面8を下にするフロアパネル1A(1)をこの順に積み重ねている。したがって、各フロアパネル1の境界では、表面8同士及び裏面20同士がそれぞれ当接することになる。
ここで、フロアパネル1の表面8および裏面20には、それぞれ、突起7および突起17を設け、相互に当接する表面8同士、および裏面20同士がずれるのを抑制している。
表面8同士の当接面では、図8に示すように、フロアパネル1Aおよびフロアパネル1Bの表面8にそれぞれ形成された突起7同士が相互に係合しあう。なお、図8では、相互に係合する表面8のうち、一方(フロアパネル1A)を実線で、他方(フロアパネル1B;ただし突起7のみ)を二点差線で示している。上述したように、各表面8には十字状の突起7a,7a,7b,7bが形成されている。よって、この十字に対して斜め45°方向に僅かにずれた(オフセットした)状態で、突起7同士が当接(係合)することができる。これらの係合により、表面8同士がずれるのが抑制される。なお、各突起7の幅を強度に影響が出ない範囲で可及的に細く(例えば0.5mm程度に)して、相互のオフセット量を小さくし、結束状態になるべく影響が及ばないようにするのが好適である。
一方、裏面20同士の当接面では、図9に示すように、突起17と支持脚部15の枠部15dとが相互に係合しあう。なお、図9では、相互に係合する裏面20のうち、一方(フロアパネル1A)を実線で、他方(フロアパネル1B)を二点差線で示している。上述したように、底板部16は、支持脚部15の下端15bより上方にずらして配置しているため、換言すれば、支持脚部15の下端15bに形成される枠部15dは、底板部16の裏面に対して相対的に突出していることになる。よって、図9に示すように、一方の枠部15d(二点鎖線)は底板部16aの裏面から突出する突起17と係合することができる。これらの係合により、実線で示す裏面20は図示以上に左側にずれるのが規制され、二点差線で示す裏面20は図示以上に右側にずれるのが規制される。
また、裏面20同士の当接面では、図10に示すように、支持脚部15の枠部15d同士が相互に係合しあう場合もある。なお、図10でも、相互に係合する裏面20のうち、一方(フロアパネル1A)を実線で、他方(フロアパネル1B)を二点差線で示している。上述したように、いずれの枠部15dも底板部16の裏面に対しては相対的に突出している。よって、図10に示すように、平面視で、一方(1A)の枠部15dに対する右側の側壁と、他方(1B)の枠部15dに対する左側の側壁とが係合することができる。これらの係合により、実線で示す裏面20は図示以上に右側にずれるのが規制され、二点差線で示す裏面20は図示以上に左側にずれるのが規制される。なお、図9および図10では、いずれも、図の左右方向にずれが規制される場合のみを示したが、フロアパネル1が上下方向についても全く同様の形状を有していることから考えても、図の上下方向についても全く同様にしてずれが規制されることは容易に理解できよう。
上記構成により、結束バンド18による結束中のずれを抑制することができる上、結束バンド18で結束する前や結束バンド18を切断して結束を解除した後でも、積み重ねたフロアパネル1がずれるのを抑制することができる。
以上の本実施形態によれば、表面8に設けた突起7によって重ね合わせた表面8同士のずれを抑制し、結束時および結束解除時において、積み重ねたフロアパネル1がずれるのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、直交する第一および第二の突起7a,7bにより、表面8に沿う種々の方向のフロアパネル1のずれを、より確実に抑制することができる。
また、本実施形態によれば、十字状に配置した四つの突起7a,7a,7b,7bを、フロアカーペット9を敷設する際の位置の指標として利用することができる。
また、本実施形態によれば、凹部19によって結束バンド18が外れるのが抑制されるため、複数のフロアパネル1が積み重なって結束された状態を、より確実に維持することができる。また、凹部19を設定したことでフロアパネル1を敷設したときにオフィスフロアの床面(上床)10側に凹凸が生じるのは好ましくないが、支持脚部15の外周壁15fの下端は、フロアパネル1を敷設したときに下床4側に位置するため、このような上床10の凹凸を全く考慮することなく、十分な機能を発揮させうる凹部19を容易に設定することができる。
また、本実施形態によれば、裏面20同士のずれを抑制する突起17を設けたため、裏面20同士を当接させてもフロアパネル1がずれにくくなる。よって、表面8同士の当接、および裏面20同士の当接を交互に繰り返すパターンで、フロアパネル1の積層段数を増やすことができる。
また、本実施形態によれば、底板部16と下床4との間に間隙を形成した分、凹凸吸収性能を高めることができる。また、支持脚部15の下端15bの枠部15dを係止部として利用することで、裏面20同士のずれを抑制する構造を比較的容易に得ることができる。
また、本実施形態によれば、突起17を帯状の底板部16aの幅方向に細長い形状としたため、底板部16aの長手方向に細長い形状とした場合に比べて、底板部16aの長手方向に曲がりやすくなり、下床4の凹凸形状に追従しやすくなって、フロアパネル1のがたつきを抑制しやすくなる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、全ての支持脚部の外壁部の下端に凹部を形成してもよいし、さらに別の位置に形成してもよい。また、フロアパネルの構成も上記実施形態には限定されないし、フロアパネルをさらに多段に積み重ねてもよい。
本発明の実施形態にかかるフロアパネルを用いて形成した二重床構造の斜視図。 本発明の実施形態にかかるフロアパネルを構成する複数のブロックのうちの一つを示す分解斜視図。 本発明の実施形態にかかるフロアパネルを構成するブロックの側面図。 本発明の実施形態にかかるフロアパネルを構成するブロックの裏面を示す平面図。 本発明の実施形態にかかるフロアパネルの裏面の一部を拡大して示す平面図。 本発明の実施形態にかかるフロアパネル結束体の斜視図。 本発明の実施形態にかかるフロアパネル結束体の側面図。 本発明の実施形態にかかるフロアパネル結束体においてフロアパネルの表面同士が相互に係合している状態を示す平面図。 本発明の実施形態にかかるフロアパネル結束体においてフロアパネルの裏面同士が相互に係合している状態を示す平面図。 本発明の実施形態にかかるフロアパネル結束体においてフロアパネルの裏面同士が相互に係止されている別の状態を示す平面図。
符号の説明
1 フロアパネル
6 溝部
7,7a,7b 突起
8 表面
11 フロアパネル結束体
13 基台
14 蓋体
14a 上面
15 支持脚部
15b 下端
15f 外周壁
16 底板部
17,17a,17b 突起
18 結束バンド
19 凹部
20 裏面

Claims (7)

  1. 複数の支持脚部を有し、それら支持脚部の下部同士を帯状の底板部で接続して当該複数の支持脚部間に溝部を形成した基台と、前記溝部を塞ぐように前記基台に着脱自在に取り付けられる蓋体と、を備え、前記支持脚部の上面と前記蓋体の表面とで略一定の高さの表面を形成するフロアパネルを、その表面同士を当接させて裏面が上下の外表面となる状態に複数段積み重ねて、結束バンドによって結束させたフロアパネル結束体であって、
    前記表面に、相互に当接する表面同士のずれを抑制する突起を設け、
    前記表面の突起として、前記蓋体の四辺のうち相互に対向する一対の辺に沿って伸びる細長形状の第一の突起と、前記蓋体の四辺のうち相互に対向するもう一対の辺に沿って伸びる細長形状で前記第一の突起と直交する方向に伸びる第二の突起と、を設け、相互に当接する表面の突起同士を係合させるようにしたことを特徴とするフロアパネル結束体。
  2. 前記第一の突起を、前記一対の辺に沿って伸びる蓋体表面の中心線に沿って二つ間隔をあけて縦列配置する一方、
    前記第二の突起を、前記もう一対の辺に沿って伸びる蓋体表面の中心線に沿って二つ間隔をあけて縦列配置し、それら四つの突起を十字状に配置したことを特徴とする請求項1に記載のフロアパネル結束体。
  3. 前記支持脚部の外周壁の下端に、結束バンドを係止する凹部を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のフロアパネル結束体。
  4. 前記フロアパネルを、その表面同士および裏面同士を当接させて裏面が上下の外表面となる状態に複数段積み重ねて、結束バンドによって結束させ、
    前記裏面に、相互に当接する裏面同士のずれを抑制する突起を設けたことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一つに記載のフロアパネル結束体。
  5. 前記底板部を支持脚部の下端に対して上方にずらして配置するとともに、前記裏面の突起を底板部の裏面に設け、
    裏面同士が当接する二つのフロアパネルのうち一方の前記底板部の裏面に設けた突起と、他方の支持脚部の下端部とが係合するようにしたことを特徴とする請求項4に記載のフロアパネル結束体。
  6. 前記裏面の突起として、相互に直交する二つの帯状の底板部の裏面に、底板部の幅方向に沿う細長形状の突起をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項4または5に記載のフロアパネル結束体。
  7. 請求項1〜のうちいずれか一つに記載のフロアパネル結束体で用いられるフロアパネル。
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