JP4426243B2 - 省エネルギー効果量算出方法および装置 - Google Patents
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Description
この発明によれば、所定期間を例えば1ヶ月間とした場合、その1ヶ月間の実績外気条件と標準平年外気条件との差および機器群の運転状態に基づいて、その1ヶ月間の節電制御によって削減された電力量の平年換算値が機器群の省エネ効果量の平年換算値として算出される。
また、既に収集されている外気条件の平均値と標準平年外気条件との差および機器群の予測される運転状態に基づいて、データが収集されていない未来の期間についても機器群の省エネ効果量を予測することにより、外気条件の影響をなくして、得られる省エネ効果量を視覚的に分かり易くすることができる。
図2に演算部3で行われる本実施の形態特有の処理動作のフローチャートを示す。以下、このフローチャートを参照しながら、演算部3における省エネ効果量実績値算出部3−1、平年換算省エネ効果量算出部3−2、省エネ効果量予測値算出部3−3での処理動作について説明する。
図3に省エネ効果量実績値算出部3−1における省エネ効果量の実績値Psの算出過程を示す。省エネ効果量実績値算出部3−1は、データベース4から過去1ヶ月間の空調機2−1〜2−nの運転状態を取り出し、この空調機2−1〜2−nの運転状態から過去1ヶ月間の実績停止率βを求める。また、空調機稼働日数記憶テーブルTB2からその1ヶ月間の空調機稼働日数Nを取り出す。そして、予め設定されている1日の稼働スケジュール時間Hと空調機2−1〜2−nの総定格電力ΣPcを取り込み、Ps=β×N×H×ΣPcとしてその1ヶ月間の節電制御によって削減された電力量(省エネ効果量の実績値)を求める。
図4に平年換算省エネ効果量算出部3−2における省エネ効果量の平年換算値Ps’の算出過程を示す。平年換算省エネ効果量算出部3−2は、ステップ204で指定された期間の各月について、データベース4に実績データが保存されているか否かをチェックし(ステップ206)、実績データが保存されている月に対してのみ省エネ効果量の平年換算値Ps’を求める。
図6に省エネ効果量予測値算出部3−3における省エネ効果量の予測値Psp’の算出過程を示す。省エネ効果量予測値算出部3−3は、ステップ204で指定された期間の各月について、データベース4に実績データが保存されているか否かをチェックし(ステップ206)、実績データが保存されていない月については省エネ効果量の予測値Psp’を求める。
また、上述した実施の形態では、外気条件を外気温度として説明したが、外気エンタルピなどを外気条件としてもよい。
Claims (8)
- メモリにプログラムがインストールされ、このインストールされたプログラムに従うコンピュータの処理動作として実現されるエネルギーの消費量が外気条件と相関をもつ機器群の省エネルギー効果量を算出する省エネルギー効果量算出方法において、
前記コンピュータは、
前記機器群の運転状態および外気条件をデータとして定期的に収集する工程と、
収集された前記機器群の運転状態から所定期間内の当該機器群の実績停止率を算出する工程と、
収集された前記外気条件の前記所定期間内の平均値を実績外気条件とし、少なくともこの実績外気条件と前記所定期間内の標準平年外気条件との差と、前記算出された前記所定期間内の前記機器群の実績停止率と、前記所定期間内の前記機器群の単位外気条件当たりの停止率変化量と、あらかじめ設定されている前記機器群の稼働スケジュール時間と、前記機器群の総定格電力とに基づいて、前記所定期間内の節電制御によって削減された電力量の平年換算値を前記機器群の省エネルギー効果量の平年換算値として算出する工程と
を実行することを特徴とする省エネルギー効果量算出方法。 - 請求項1に記載された省エネルギー効果量算出方法において、
前記コンピュータは、さらに、
前記データが収集されていない未来の期間について、少なくとも既に収集されている期間の機器群の実績停止率の平均値から求められる予測停止率と、既に収集されている外気条件の平均値と標準平年外気条件との差と、前記機器群の単位外気条件当たりの停止率変化量と、前記機器群の稼働スケジュール時間と、前記機器群の総定格電力とに基づいて、節電制御によって削減されるであろう電力量を前記機器群の省エネルギー効果量の予測値として算出する工程
を実行することを特徴とする省エネルギー効果量算出方法。 - メモリにプログラムがインストールされ、このインストールされたプログラムに従うコンピュータの処理動作として実現されるエネルギーの消費量が外気条件と相関をもつ機器群の省エネルギー効果量を算出する省エネルギー効果量算出方法において、
前記コンピュータは、
前記機器群の運転状態および外気条件をデータとして定期的に収集する工程と、
収集された前記機器群の運転状態から所定期間内の当該機器群の実績停止率を算出する工程と、
収集された前記外気条件の前記所定期間内の平均値を実績外気条件とし、この実績外気条件と前記所定期間内の標準平年外気条件との差と、前記算出された前記所定期間内の前記機器群の実績停止率と、前記所定時間内の前記機器群の単位外気条件当たりの停止率変化量とに基づいて、前記所定期間内の前記機器群の平年停止率を算出する工程と、
少なくとも前記所定時間内の前記算出された前記機器群の平年停止率と、あらかじめ設定されている前記機器群の稼働スケジュール時間と、前記機器群の総定格電力とに基づいて、前記所定期間内の節電制御によって削減された電力量の平年換算値を前記機器群の省エネルギー効果量の平年換算値として算出する工程と
を実行することを特徴とする省エネルギー効果量算出方法。 - 請求項3に記載された省エネルギー効果量算出方法において、
前記コンピュータは、さらに、
前記データが収集されていない未来の期間について、少なくとも既に収集されている期間の機器群の実績停止率の平均値から求められる予測停止率と、既に収集されている外気条件の平均値と標準平年外気条件との差と、前記機器群の単位外気条件当たりの停止率変化量と、前記機器群の稼働スケジュール時間と、前記機器群の総定格電力とに基づいて、節電制御によって削減されるであろう電力量を前記機器群の省エネルギー効果量の予測値として算出する工程
を実行することを特徴とする省エネルギー効果量算出方法。 - メモリにプログラムがインストールされ、このインストールされたプログラムに従うコンピュータの処理動作として実現されるエネルギーの消費量が外気条件と相関をもつ機器群の省エネルギー効果量を算出する省エネルギー効果量算出装置において、
前記コンピュータは、
前記機器群の運転状態および外気条件をデータとして定期的に収集するデータ収集手段と、
このデータ収集手段によって収集された前記機器群の運転状態から所定期間内の当該機器群の実績停止率を算出する実績停止率算出手段と、
前記データ収集手段によって収集された前記外気条件の前記所定期間内の平均値を実績外気条件とし、少なくともこの実績外気条件と前記所定期間内の標準平年外気条件との差と、前記算出された前記所定期間内の前記機器群の実績停止率と、前記所定期間内の前記機器群の単位外気条件当たりの停止率変化量と、あらかじめ設定されている前記機器群の稼働スケジュール時間と、前記機器群の総定格電力とに基づいて、前記所定期間内の節電制御によって削減された電力量の平年換算値を前記機器群の省エネルギー効果量の平年換算値として算出する省エネルギー効果量算出手段と
を備えたことを特徴とする省エネルギー効果量算出装置。 - 請求項5に記載された省エネルギー効果量算出装置において、
前記コンピュータは、さらに、
前記データが収集されていない未来の期間について、少なくとも既に収集されている期間の機器群の実績停止率の平均値から求められる予測停止率と、既に収集されている外気条件の平均値と標準平年外気条件との差と、前記機器群の単位外気条件当たりの停止率変化量と、前記機器群の稼働スケジュール時間と、前記機器群の総定格電力とに基づいて、節電制御によって削減されるであろう電力量を前記機器群の省エネルギー効果量の予測値として算出する省エネルギー効果量予測手段
を備えたことを特徴とする省エネルギー効果量算出装置。 - メモリにプログラムがインストールされ、このインストールされたプログラムに従うコンピュータの処理動作として実現されるエネルギーの消費量が外気条件と相関をもつ機器群の省エネルギー効果量を算出する省エネルギー効果量算出装置において、
前記コンピュータは、
前記機器群の運転状態および外気条件をデータとして定期的に収集するデータ収集手段と、
このデータ収集手段によって収集された前記機器群の運転状態から所定期間内の当該機器群の実績停止率を算出する実績停止率算出手段と、
前記データ収集手段によって収集された前記外気条件の前記所定期間内の平均値を実績外気条件とし、この実績外気条件と前記所定期間内の標準平年外気条件との差と、前記算出された前記所定期間内の前記機器群の実績停止率と、前記所定時間内の前記機器群の単位外気条件当たりの停止率変化量とに基づいて、前記所定期間内の前記機器群の平年停止率を算出する平年停止率算出手段と、
少なくとも前記所定時間内の前記算出された前記機器群の平年停止率と、あらかじめ設定されている前記機器群の稼働スケジュール時間と、前記機器群の総定格電力とに基づいて、前記所定期間内の節電制御によって削減された電力量の平年換算値を前記機器群の省エネルギー効果量の平年換算値として算出する省エネルギー効果量算出手段と
を備えたことを特徴とする省エネルギー効果量算出装置。 - 請求項7に記載された省エネルギー効果量算出装置において、
前記コンピュータは、さらに、
前記データが収集されていない未来の期間について、少なくとも既に収集されている期間の機器群の実績停止率の平均値から求められる予測停止率と、既に収集されている外気条件の平均値と標準平年外気条件との差と、前記機器群の単位外気条件当たりの停止率変化量と、前記機器群の稼働スケジュール時間と、前記機器群の総定格電力とに基づいて、節電制御によって削減されるであろう電力量を前記機器群の省エネルギー効果量の予測値として算出する省エネルギー効果量予測手段
を備えたことを特徴とする省エネルギー効果量算出装置。
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