JP4425245B2 - 容量性超音波振動子およびその製造方法 - Google Patents

容量性超音波振動子およびその製造方法 Download PDF

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Description

この出願は、参照によってその全体が本明細書に組み込まれる、2006年1月4日に出願された、米国特許出願第11/324,408の部分継続出願である。
本発明は超音波振動子に関し、特に容量性超音波振動子およびその製造方法に関する。
非侵襲的精査、リアルタイム応答、および携帯性の利点により、超音波検出装置は、医療産業、軍事産業、および航空宇宙産業で広く用いられてきた。例えば、音響測深システムまたは超音波イメージングシステムは、超音波周波数での弾性波によって、包囲手段または人体からの情報を得ることができる。超音波振動子は、多くの場合、超音波検出装置の重要な要素の1つである。既知の超音波振動子の大部分が、圧電セラミックを使用することによって実現される。圧電セラミックの音響インピーダンスが固形物の音響インピーダンスと同じマグニチュードオーダーなので、一般に圧電振動子は固形物から情報を得るのに使用される。しかしながら、圧電セラミックと流体、例えば、人体の組織の間の大きなインピーダンスのミスマッチのせいで、圧電振動子は流体から情報を得るには理想的とは言えない。一般に、圧電振動子は50kHzから200kHzの周波数帯で動作する。その上、圧電振動子は一般に高温プロセスで製造され、電子回路との統合には理想的とは言えない。
対照的に、容量性超音波振動子は、標準の集積回路(IC)プロセスでバッチで製造され、それによってIC装置と統合可能である。さらに、容量性超音波振動子は既知の圧電振動子よりも高い200kHzから5MHzの周波数帯で動作することが可能である。その結果、容量性超音波振動子は次第に圧電振動子に取って替わってきた。
図1は容量性超音波振動子10の概略断面図である。図1を参照すると、容量性超音波振動子10は、第1電極11、薄膜13上に形成された第2電極12、第1電極上に形成された絶縁層14、および支持側壁15を含んでいる。キャビティ16は、第1電極11、薄膜13、および側壁15によって規定される。適当なAC電圧、またはDC電圧が第1電極11と第2電極12の間に印加されると、静電気力が薄膜を振動させ、音波を発生させる。従来の振動子10の有効振動領域は、第1電極11と第2電極12によって規定される。この場合、第2電極12が第1電極11より短いので、有効振動領域は第2電極12の長さによって制限される。その上、一般に薄膜13は、およそ400〜800℃の温度範囲での従来の化学蒸着(「CVD」)、または低圧化学蒸着(「LPCVD」)プロセスのような高温プロセスで製造される。
図2Aから図2Dは、容量性超音波振動子を作成するための従来の方法を示す断面図である。図2Aを参照すると、電極として役立たせるために不純物を多くドープされたシリコン基板21が提供される。次に、第1窒化層22、およびアモルファスシリコン層23が、シリコン基板21上に順次形成される。第1窒化層22は、シリコン基板21を保護する。アモルファスシリコン層23は、犠牲層として使用され、その後のプロセスで取り除かれる。
図2Bを参照すると、パターン化されたアモルファスシリコン層23’は、アモルファスシリコン層23をパターン化し、かつエッチングし、第1窒化層22の一部を露出させることにより形成されている。その後、第2窒化層24は、パターン化された犠牲層23上に形成され、露出部分を満たす。
図2Cを参照すると、開口部25を伴うパターン化された第2窒化層24’は、第2窒化層24をパターン化し、かつエッチングし、開口部25を通してパターン化されたアモルファスシリコン層23’の一部を露出させることにより形成される。
その後、選択的にエッチングすることで、パターン化されたアモルファスシリコン層23’は取り除かれる。
図2Dを参照すると、シリコン酸化被膜は、プラグ26を形成するために開口部25を通して堆積される。その結果、チャンバ27はプラグ26、パターン化された第2窒化層24’、および第1窒化層22によって規定される。その後、第二電極として役立たせるために、金属層28はパターン化された第2窒化層24’の上に形成される。
さらに、従来の容量性超音波振動子は、通常シリコンベースの基板を含んでいる。そのような導電超音波振動子を製造する従来の方法は、高温プロセスで、逆に高い残留応力をもたらす、バルクマイクロマシニング、またはサーフェスマイクロマシニングを使用してもよく、容量性超音波振動子の薄膜の変形を引き起こすかもしれない。残留応力を軽減するために、より長い処理時間と、より高い製造コストを要するアニーリングなどの追加プロセスが必要である。
さらに、従来の容量性超音波振動子のチャンバ、またはキャビティは、一般に、振動子の性質に影響を及ぼす異なる熱係数を持つ異なる物質のエレメントによって形成される。そのうえ、パッケージの間に振動子が保護ハウジングと組み立てられると、従来の容量性超音波振動子の薄膜は損なわれるかもしれない。改良された容量性超音波振動子、およびその製造方法が望まれる。
本発明は、先行技術における制約と不利点から生じる1つ以上の問題を除去し容量性超音波振動子、およびその製造方法に向けられる。
本発明の一例では、導電基板、導電基板上に形成される絶縁層、絶縁層上に形成される支持フレーム、および実質的に支持フレームと同じ熱係数を持つ支持フレームにより、導電基板から間隔をあけられた導電層を含む容量性超音波振動子が提供される。
1つの態様では、支持フレームおよび導電層は、実質的に同じ物質で作られている。
他の態様では、支持フレームおよび導電層は、ニッケル(Ni)、ニッケルコバルト(NiCo)、ニッケルフェライト(NiFe)、およびニッケルマンガン(NiMn)の1つから選択された物質を含んでいる。
本発明では、第1電極、第1電極上に形成された絶縁層、絶縁層上に形成された少なくとも1つの支持フレーム、および第1電極から間隔をあけて形成された第2電極を含む容量性超音波振動子が提供される。ここで、第1電極、および第2電極は容量性超音波振動子の振動の有効範囲を規定し、振動の有効範囲を規定する第1電極、第2電極のそれぞれの長さは、実質的に同じである。
さらに本発明では、チャンバが導電層、支持フレーム、および基板によって規定されるように、基板、基板の上に形成された支持フレーム、および基板上の支持フレームで保持される導電層を含む容量性超音波振動子が提供される。
さらに、本発明では、基板を設けること、基板上に絶縁層を形成すること、絶縁層上にパターン化された第1金属層を形成すること、パターン化された第1金属層と実質的に同平面のパターン化された第2金属層を形成すること、パターン化された第1金属層、およびパターン化された第2金属層上にパターン化された第3金属層を形成すること、開口部を通してパターン化された第1金属層の一部を露出させること、および開口部を通して、パターン化された第1金属層を除去すること、を含む容量性超音波振動子を製造するための方法が提供される。
また、本発明では、基板を設けること、基板上に絶縁層を形成すること、絶縁層上にパターン化された第1金属層を形成すること、パターン化された第1金属層上に第2金属層を形成すること、開口部を通してパターン化された第1金属層を露出させるために第2金属層をパターン化すること、および開口部を通してパターン化された第1金属層を除去すること、を含む容量性超音波振動子を製造するための方法が提供される。
さらに、本発明では、基板を設けること、基板上に絶縁層を形成すること、絶縁層上に金属層を形成すること、金属層上にパターン化されたフォトレジスト層を形成すること、金属層の一部を露出させること、パターン化されたフォトレジスタ層と実質的に同平面上の第1金属層を形成すること、パターン化されたフォトレジスタ層を除去すること、第1金属層と実質的に同平面のパターン化された第2金属層を形成すること、パターン化された第1金属層、およびパターン化された第2金属層上にパターン化された第3金属層を形成すること、開口部を通してパターン化された第1金属層の一部を露出させること、および開口部を通してパターン化された第1金属層と金属層の一部を除去すること、を含む容量性超音波振動子を製造するための方法が提供される。
本発明の追加的な特徴および利点は、以下の説明の一部で説明され、一部は説明から明白になり、または発明の履行によって分かるであろう。発明の特徴と利点は、請求項で特に指摘された要素と組み合わせによって実現され、達成されるであろう。
前の概説と後の詳述の両方が典型的で、注釈的なだけで、請求されたような発明を限定しないと解釈されるべきである。
後の発明を実施するための最良の形態と同様に、前の課題を解決するための手段は、添付図面と関連して読むとより良く理解される。発明を示すために、現在好ましい図例を示す。しかし、発明が、示された正確な構成と手段に限定されないことを理解すべきである。
レファレンスは、ここで、発明の本例に詳述され、その例は添付図面に示される。
可能であるところならどこでも、同じ参照番号が、同様のもの、または同じような部品を参照するために図を通して使用される。
図3Aは、本発明の一例の容量性超音波振動子30の概略断面図である。図3Aを参照すると、容量性超音波振動子30は、基板31、絶縁層32、支持フレーム38および導電層35を含んでいる。一例では、基板31は、およそ525μmの厚みを有し抵抗率レベルがおよそ0.1〜0.4マイクロオーム/平方センチメートル(μΩ/cm になるようリンで濃くドープされたシリコンウエハによって形成される。他の態様においては、基板31はアルミニウム(Al)製、または銅(Cu)製の金属基板である。基板31は容量性超音波振動子30の下部、すなわち第1電極として役立つ。絶縁層32は酸化物、窒化物、または窒化酸化物の1つから選択された物質を含む。本発明の一例では、絶縁層32は、およそ0.2μmの厚みの二酸化ケイ素(SiO)を含んでいる。支持フレーム38は、ニッケル(Ni)、ニッケルコバルト(NiCo)、ニッケルフェライト(NiFe)、およびニッケルマンガン(NiMn)の1つから選択された材質を含む。一例では、支持フレーム38はおよそ0.5〜10μmの厚みのニッケル層を含んでいる。絶縁層32と支持フレーム38によって基板31から離された導電層35は、容量性超音波振動子30の振動膜、およびまた上部、すなわち第2電極として役立つ。導電層35は、Ni、NiCo、NiFe、およびNiMnの1つから選択された材質を含んでいる。一例では、導電層35はおよそ0.5〜5μmの厚さのニッケル層を含んでいる。
シールされた、もしくはシールされていないチャンバ37は、絶縁層32、支持フレーム38、および導電層35によって規定される。従って、振動子30の有効振動領域は、基板31と導電層35によって規定される。チャンバ37を規定する基板31、および導電層35のそれぞれの長さが実質的に同じであるので、チャンバ37の全長のスパニング、振動子30の有効振動は、図1で示した従来の容量性振動子を越える増加を表し、そしてそれゆえ、振動子30の性能の増加は従来の容量性振動子を越える。
再度図3Aを参照すると、容量性超音波振動子30は、導電層35上に形成され、支持フレーム38の上方に配置された少なくとも1つのバンプ36をさらに含んでいる。バンプ36は、損傷や偶発的な振動から導電層35を保護するよう機能する。バンプ36は、Ni、NiCo、NiFe、およびNiMnの1つから選択された材質と共に形成されてもよい。一例では、バンプ36はおよそ5〜50μmの厚さのニッケル層を含んでいる。他の例では、支持フレーム38と導電層35は、従来の容量性振動子に起きがちな異なる熱係数の問題を軽減するものと実質的に同じ材質でできている。
図3Bは、本発明の他の例の容量性超音波振動子39の概略断面図である。図3Bを参照すると、容量性超音波振動子39は、支持フレーム38−1がシード層33を含んでいることを除いて、図3Aに示された容量性超音波振動子30と同様の構造を含んでいる。シード層33は、例えば、電気化学析出プロセス、または電気化学メッキプロセスにおける、金属相互接続を容易にするために絶縁層32上に形成される。シード層33は、チタニウム(Ti)、銅(Cu)、Ni、NiCo、NiFe、およびNiMnの1つから選択される材質を含んでいる。一例では、シード層33はおよそ0.15〜0.3μmの厚さのニッケル層を含んでいる。シールされた、もしくはシールされないチャンバ37−1は、絶縁層32、支持フレーム38−1、および導電層35によって規定される。
図4A〜図4Gは、本発明の一例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。図4Aを参照すると、製造される容量性超音波振動子に共通の第1電極として役立つ基板40が提供されている。基板40はドープされたシリコン基板と金属基板の1つを含んでいる。基板40を保護するよう機能する絶縁層41は、化学蒸着(CVD)プロセス、または他の適当なプロセスによって基板40上に形成される。絶縁層41は、酸化物、窒化物、もしくは酸化窒化物を含んでいる。次に、PMMA(ポリメタクリル酸メタル)、またはSU−8のような、パターン化されたフォトレジスト層42が絶縁層41上に形成され、絶縁層41の一部が露出される。
図4Bを参照すると、犠牲金属層43が、ラッピング、または化学機械研磨(CMP)プロセス、またはその他の適当なプロセスが後に続く、例えばスパッタリング、エバポレイティング、またはプラズマ強化CVD(PECVD)プロセスによって、パターン化されたフォトレジスト層42上に形成される。犠牲金属層43は、パターン化されたフォトレジスト層42と実質的に同平面であり、さらにその後のプロセスで除去される。本発明の一例では、犠牲金属層43は銅(Cu)を含んでいる。
図4Cを参照すると、パターン化されたフォトレジスト層42が剥離され、金属層44が犠牲金属層43上に形成される。
図4Dを参照すると、図4Cで示した金属層44は、犠牲金属層43と実質的に同平面のパターン化された金属層44−1を得るために、ラッピングまたはCMPプロセスにより粗研磨され、または研磨される。パターン化された金属層44−1は、その後、容量性超音波振動子のための支持フレームとなる。次に、導電層45は、スパッタリング、エバポレイティング、またはPECVDプロセスによって、パターン化された金属層44−1、および犠牲金属層43の上に形成される。一例では、パターン化された金属層44−1、および導電層45は、Ni、NiCo、NiFe、およびNiMnの1つから選択された、実質的に同じ材質で形成される。次に、バンプ46は、パターニングおよびエッチングプロセスがその後に続く、スパッタリング、エバポレイティング、またはPECVDプロセスで金属の層を形成することによって形成される。一例では、バンプ46はNi、NiCo、NiFe、およびNiMnの1つから選択された材質を含んでいる。
図4Eを参照すると、パターン導電層45−1は、例えば、図4Dで示された導電層45をパターニングし、およびエッチングすることにより形成され、開口部47を通して犠牲金属層43の一部を露出させる。パターン化された導電層45−lは、必然的に、振動膜、および容量性超音波振動子のための第二電極にもなる。
図4Fを参照すると、図4Eで示された犠牲金属層43はエッチングプロセスにより除去される。一例では、絶縁層41を著しく除去することなく犠牲金属層43を除去するために、選択的にエッチングするエッチング液として、塩化第2鉄(FeCl)を使用するウェットエッチングプロセスによって犠牲金属層43が除去される。それゆえ、チャンバ48は、パターン化された導電層45−1、パターン化された金属層44−1、および絶縁層41によって規定されるが、シールされない。
図4Gを参照すると、例えば、スパッタリング、エバポレイティング、PECVD、または所望のステップカバレージがある他の適当なプロセスによって、他のパターン化された金属層49が、図4Eに示された開口部47を満たすために形成される。よって、チャンバ48−1はパターン化された導電層45−1、パターン化された金属層44−1、絶縁層41、およびパターン化された金属層49によって規定され、シールされる。
図4D−1、図4E−1は、発明の一例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。図4D−1を参照し、また比較として図4Dを参照すると、金属層44を犠牲金属層43上に形成した後、金属層44は粗研磨や研磨のプロセスによって実質的に犠牲層43と同じ厚さまでにはならない。代わりに、パターン化された金属層44−2が、犠牲金属層43をカバーするために形成される。次に、バンプ46−1が、パターン化された金属層44−2上に形成される。
図4E−1を参照し、また比較として図4Eを参照すると、第1の部分44−3、および第2の部分44−4を含むパターン化された金属層(付番せず)は、例えば、図4D−1に示したパターン化された金属層44−2をパターン化し、エッチングすることにより形成され、開口部47を通して犠牲金属43の一部分を露出させる。パターン化された金属層の第1の部分44−3と第2の部分44−4は、その後、それぞれ容量性超音波振動子のための支持フレームと振動膜になる。
図5A〜図5Gは、発明の他の例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。図5Aから図5Dに示される方法は、追加のシード層51の形成を除いて、図4Aから図4Gに示される方法と類似している。図5Aを参照すると、基板40が提供され、絶縁層41が基板40上に形成される。その後、シード層51は、スパッタリング、エバポレイティング、またはPECVDプロセスによって絶縁層41上に形成される。本発明の一例では、シード層51はTi、Cu、Ni、NiCo、NiFe、およびNiMnの1つから選択された材質を含んでいる。次に、パターン化されたフォトレジスト層42がシード層51上に形成され、シード層51の一部を露出させる。
図5Bを参照すると、犠牲金属層43は、例えば、ラッピングまたはCMPがその後に続く、電気化学析出プロセス、電気化学メッキプロセス、または他の適当なプロセスによって、パターン化されたフォトレジスト層42上に形成される。
図5Cを参照すると、パターン化されたフォトレジスト層42が剥離され、金属層44が、例えば、電気化学析出プロセス、電気化学メッキプロセス、または他の適当なプロセスによって、犠牲金属層43上に形成される。
図5Dを参照すると、図5Cで示された金属層44は、犠牲金属層43と実質的に同平面のパターン化された金属層44−1を得るために、ラッピングもしくはCMPプロセスにより粗研磨され、または研磨される。次に、導電層45が、電気化学析出プロセス、電気化学メッキプロセス、または他の適当なプロセスによって、パターン化された金属層44−1と犠牲金属層43の上に形成される。一例では、シード層51、パターン化された金属層44−1、および導電層45は、Ni、NiCo、NiFe、およびNiMnの1つから選択されるものと実質的に同じ材質を含んでいる。次に、パターン化された金属層44−1の上に配置されるバンプ46は、パターニングおよびエッチングプロセスがその後に続く、スパッタリング、エバポレイティング、またはPECVDプロセスで金属の層を形成することによって形成される。
図5Eを参照すると、パターン化された導電層45−1は、図5Dで示した導電層45を、例えばパターニングし、エッチングすることによって形成され、開口部47を通して犠牲金属層43の一部を露出させる。パターン化された導電層45−1は、その後、容量性超音波振動子の振動膜と第2電極にもなる。
図5Fを参照すると、図5Eに示された犠牲金属層43とシード層51が、エッチングプロセスで除去される。一例では、犠牲金属層43とシード層51の一部が、塩化第2鉄をエッチング液として使うウェットエッチングプロセスによって除去される。パターン化された金属層44−1とパターン化されたシード層51−1はその後、共に、容量性超音波振動子のための支持フレームになる。その結果、チャンバ58が、パターン化された導電性の層45−1、パターン化された金属層44−1、パターン化されたシード層51−1、および絶縁層41によって規定されるが、シールされない。
図5Gを参照すると、他のパターン化された金属層49が、例えば、電気化学析出プロセス、電子化学メッキプロセス、または望ましいステップカバレッジを持つ、他の適当なプロセスによって、図5Eに示された開口部47を満たすために形成される。したがって、チャンバ58−1はパターン化された導電層45−1、パターン化された金属層44−1、パターン化されたシード層51−1、絶縁層41、および他のパターン化された金属層49によって規定され、シールされる。
図5D−1、図5E−1は、本発明の一例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。図5D−1を参照し、また比較として図5Dを参照すると、シード層51の上に犠牲層43を形成し、犠牲金属層43の上に金属層44を形成した後、金属層44は粗研磨、研磨プロセスにより、実質的に犠牲層43と同じ厚さまでは減少しない。代わりに、パターン化された金属層44−2は犠牲金属層43を覆うために形成される。次に、バンプ46−1がパターン化された金属層44−2上に形成される。
図5E−1を参照し、また比較として図5Eを参照すると、第1部分44−3、および第2部分44−4を含むパターン化された金属層(付番せず)が、図5D−1に示されたパターン化された金属層44−2をパターン化し、エッチングすることによって形成され、開口部47を通して犠牲金属の一部分を露出させる。パターン化された金属層の第1部分44−3と第2部分44−4は、その後、それぞれ容量性超音波振動子のための支持フレームと振動膜になる。
図6Aから図6Dは、本発明のさらに他の例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す、概略的断面図である。図6Aを参照すると、基板60が提供され、その上に絶縁層61が形成される。その後、シード層62が、スパッタリング、エバポレーティングまたはPECVDプロセスにより、絶縁層61上に形成される。次に、パターン化されたフォトレジスト層63がシード層62上に形成され、シード層62の一部分を露出させる。パターン化されたフォトレジスト層63は、製造される容量性超音波振動子のためのチャンバサイトを規定する。
図6Bを参照すると、例えば、ラッピング、またはCMPプロセスがその後に続く、電気化学析出プロセス、電子化学メッキプロセス、または他の適当なプロセスによって、パターン化された金属層63が、パターン化されたフォトレジスト層上に、形成される。
図6Cを参照すると、パターン化されたフォトレジスト層63が剥離され、例えば、ラッピング、またはCMPプロセスがその後に続く、電気化学析出プロセス、電子化学メッキプロセスまたは他の適当なプロセスによって、パターン化された犠牲層65がパターン金属層64上に、形成される。パターン化された犠牲層65は、パターン化された金属層64と実質的に同平面上である。
図6Dを参照すると、導電層66が、パターン化された金属層64とパターン化された犠牲金属層65の上に、電気化学析出プロセス、電子化学メッキプロセス、または他の適当なプロセスによって形成される。一例では、シード層62、パターン化された金属層64、および導電層66は実質的に同じ材質を含んでおり、それは、Ni、NiCo、NiFe、およびNiMnの1つから選択されている。次々に、パターン化された金属層64の上方にバンプ67が配置される。
図6Dに示されている構造は、図5Dに示されたものと実質的に同じである。図5Fに示されたもののように、シールされないチャンバを形成し、図5Gに示されたもののように、シールされたチャンバを形成するために必要なステップが図5E,図5F,図5Gで示されるものと実質的に同じであり、よってここでは繰り返さない。
図7は、本発明の他の例の、容量性超音波振動子70の概略断面図である。図7Aを参照すると、容量性超音波振動子70は、支持フレーム38と基板31の間に形成されるパターン化された絶縁層72を除いて図3Aに示された容量性超音波振動子30と類似の構造を含んでいる。チャンバ77は、シールされるか否かに拘らず、基板31、パターン化された絶縁層72、支持フレーム38、および導電性層35によって規定される。
図8Aは本発明の一例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。図8Aを参照し、また図4Fも参照すると、(図4Eで示される)犠牲金属層43を除去した後、露出した絶縁層41(図4F)の一部分は従来のウェットエッチングプロセス、または他の適当なプロセスによって開口部47を通して除去される。ウェットエッチングプロセスは、基板40を著しく除去することなく、絶縁層41の露出部分を除去するように選択的エッチングであり、結果として基板40とパターン化された金属層44−1の間に形成された、パターン化された絶縁層81をもたらし、その後支持フレームになる。その結果、チャンバ77−1は基板40、パターン化された絶縁層81、パターン化された金属層44−1、およびパターン化された導電層45−1によって規定されるが、シールされない。チャンバ77−1は、図4Gについて示される同様のプロセスによってシールされてもよい。製造される容量性超音波振動子の各々は、図7に示される容量性超音波振動子70の構造と類似の結果として得られる構造を含んでいる。
図8Bは本発明の他の例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。図8Bを参照し、また図5Fも参照すると、(図5Eに示される)犠牲金属層43、および(図5Eに示される)シード層51の部分を除去した後、露出した絶縁層41(図5F)の部分は従来のウェットエッチングプロセスまたは他の適当なプロセスによって、開口部47を通して除去される。パターン化された絶縁層82は、基板40とパターン化された金属シード層51−1の間に形成され、その後パターン化された金属層44−1と共に支持フレームになる。したがって、チャンバ77−2は、基板40、パターン化された絶縁層82、パターン化されたシード層55−1、パターン化された金属層44−1、およびパターン化された導電層45−1によって規定されるが、シールされない。チャンバ77−2は、図5Gに関して示された同様のプロセスによってシールされてもよい。製造させる容量性超音波振動子の各々は、図7に示される容量性超音波振動子70と類似の、結果としてもたらされる構造を含んでいる。
広義の発明概念から離れることなく、上述の例を変更できることは、当業者に理解される。したがって、本発明は、開示された特定の例に限定されず、請求項によって規定されるように本発明の精神および範囲内で修正をカバーすることを意図していると理解される。
さらに、本発明の代表的例を説明する際に、明細書は特定の一連のステップとして本発明の方法、および/またはプロセスを表していた。しかしながら、その方法、またはプロセスがここで説明されるステップの特定の順序に左右されない程度に、方法またはプロセスは、説明されたステップの特定の順序に限定されるべきではない。当業者が理解するように、他の一連のステップも可能である。したがって、明細書中で説明されるステップの特定の順序は請求項の、限定として解釈されるべきではない。さらに、本発明の方法、および/またはプロセスに向けられる請求項は、その書かれた順序でのステップの実行に限定されるべきではなく、そして、当業者は本発明の精神と範囲内で、順序が変化し、および、そのままであってもよいことを容易に認識することができる。
従来の容量性超音波振動子の概略断面図である。 容量性超音波振動子を製造するための従来の方法を示す断面図である。 容量性超音波振動子を製造するための従来の方法を示す断面図である。 容量性超音波振動子を製造するための従来の方法を示す断面図である。 容量性超音波振動子を製造するための従来の方法を示す断面図である。 本発明の一例の、容量性超音波振動子の概略断面図である。 本発明の他の例の、容量性超音波振動子の概略断面図である。 本発明の一例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。 本発明の一例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。 本発明の一例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。 本発明の一例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。 本発明の一例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。 本発明の一例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。 本発明の一例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。 本発明の一例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。 本発明の一例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。 本発明の他の例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。 本発明の他の例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。 本発明の他の例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。 本発明の他の例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。 本発明の一例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。 本発明の他の例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。 本発明の一例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。 本発明の他の例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。 本発明の他の例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。 本発明のさらに他の例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。 本発明のさらに他の例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。 本発明のさらに他の例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。 本発明のさらに他の例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。 本発明の他の例の、容量性超音波振動子の概略断面図である。 本発明の一例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。 本発明の他の例の、容量性超音波振動子を製造するための方法を示す概略断面図である。
符号の説明
30 容量性超音波振動子、31 基板、32 絶縁層、35 導電層、36 バンプ、37 チャンバ、38 支持フレーム、39 容量性超音波振動子、40 基板、41
絶縁層、42 フォトレジスト層、43 犠牲金属層、45 導電層、46 バンプ、47 開口部、48 チャンバ、49 金属層。

Claims (8)

  1. 導電基板と、
    導電基板上に形成された絶縁層と、
    絶縁層上に形成された支持フレームと、
    持フレームによって導電基板から間隔を置かれた導電層と
    支持フレームの上方に配置された少なくとも1つのバンプとを含む容量性超音波振動子。
  2. 支持フレームが金属製である、請求項1に記載の容量性超音波振動子。
  3. 支持フレームがニッケル(Ni)、ニッケルコバルト(NiCo)、ニッケルフェライト(NiFe)、およびニッケルマンガン(NiMn)の1つから選択された物質を含む、請求項1又は2に記載の容量性超音波振動子。
  4. 導電層がニッケル(Ni)、ニッケルコバルト(NiCo)、ニッケルフェライト(NiFe)、およびニッケルマンガン(NiMn)の1つから選択された物質を含む、請求項1に記載の容量性超音波振動子。
  5. 少なくとも1つのバンプが、Ni、NiCo、NiFe、およびNiMnの1つから選択された物質を含む、請求項に記載の容量性超音波振動子。
  6. 支持フレームが、絶縁層上に形成されたシード層を含む、請求項1に記載の容量性超音波振動子。
  7. シード層が、チタニウム(Ti)、銅(Cu)、Ni、NiCo、NiFe、およびNiMnの1つから選択された物質を含む、請求項6に記載の容量性超音波振動子。
  8. 支持フレームと導電層が、実質的に同じ物質を含む、請求項1に記載の容量性超音波振動子。
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