JP4423592B2 - 昇降コード固定機構 - Google Patents

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本発明は、屋内用ブラインド、プリーツスクリーン、ローマンシェード等に使用する昇降コードの下端部をボトムレール等に固定する機構に関する。
屋内用ブラインド、プリーツスクリーン、ローマンシェード等に使用する昇降コードの下端をボトムレール等に固定する従来の機構は、ボトムレールの所定位置に取り付け可能なベースと、そのベースに設けた昇降コード孔とからなり、その昇降コード孔に通した昇降コード下端部の結び玉を介してボトムレールに昇降コードを係止する方式である。この結び玉方式は、複数の昇降コードの長さを調整するとき、昇降コード下端部の結び玉を解いて結び直すため、複数の昇降コードの長さを揃える作業が厄介であるという問題があった。
結び玉を作らずに昇降コード下端部をボトムレールに固定する機構は、特開2002−54374号公報に記載されている。その機構は、ボトムレールに巻取ドラムを設け、その巻取ドラムに昇降コード下端部を巻き取り可能に止着する方式である。この巻取ドラム方式は、ボトムレール内の巻取ドラムに昇降コード下端部を止着する作業が厄介であり、複数の昇降コードの長さを揃える作業に手間取るという問題があった。
実用新案登録第2602219号公報 特開2002−54374号公報
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その課題は、屋内用ブラインド、プリーツスクリーン、ローマンシェード等に使用する昇降コードの下端部を、結び玉を作らずにボトムレール等に固定する機構であって、複数の昇降コードの長さを容易に調整することができるものを提供することである。
前記課題を解決するため、本発明が採用する手段は、上面開口を有するボトムレールに脱着可能に固定されるベースからなる昇降コード下端部固定機構において、昇降コード下端部を導入する案内部と前記昇降コード下端部を固定する固定部を、べーすにボトムレールの上面開口から露出するように設け、案内部をベースと一体に形成し、昇降コード下端部を固定部に巻き付けることを特徴とする。
本発明の昇降コード固定機構は、案内部と固定部がボトムレールの上面開口から露出するから、垂下する複数本の昇降コードの下端部を、案内部に挿通して固定部へ引き出し、ついで、各昇降コードの長さが一様になるように調整して下端部を固定部に巻き付け固定する作業は至極容易に実施することができる。
本発明の昇降コードの下端部を固定する機構は、上面開口を有するボトムレールに脱着可能に固定されるベースと、ベースと一体に形成されて昇降コード下端部を導入する案内部と、昇降コード下端部を巻き付けて固定する固定部とからなり、案内部と固定部は、ベースにボトムレールの上面開口から露出するように設けられる。
ベースは、ボトムレールの底板部と上面開口を形成する前後板部の間に弾性突起等を介して挿入することが好ましい。固定部は、平板状のベース部と、ベース部に立設する軸部と、軸部から広がるカバー部とから形成することができる。この場合、軸部に昇降コードを巻き付け、ベース部とカバー部の対向面の一方又は双方に突起を、例えば、半径方向に延長する突起を設けてベース部とかバー部の間隙を昇降コードの外径よりも狭める。また、固定部は、平板状のベース部と、そのベース部に設ける2つのコード通し孔とから形成することも可能である。この場合、ベース部の2つのコード通し孔の間の部分に昇降コードを巻き付ける。2つの前記コード通し孔は、上から見ると、相対向する角部を有する形状、例えば、頂角が対向する鋭角2等辺3角形であることが好ましい。固定部は、コストの点では、ベースと一体に形成することが好ましいが、作業性の点では、ベースとは別体とし、ベースに起立回転可能に支持することが好ましい。
図面に示す本発明の昇降コード固定機構の実施例に基づいて、本発明を説明する。図1は、ボトムレールに取り付けた第1実施例の平面図、図2及び図3は第1実施例の左側面図及び右側面図である。
図1、図2、図3に示すように、昇降コード固定機構は、べース1と、そのベース1と一体に形成される案内部2と固定部3とからなり、上面開口4を有するボトムレール5に取り付けられる。ベース1は、ボトムレール5の底面板部6と上面開口4を形成するリム7の間に挿入され、ベース1の前後に形成される弾性突起8を介してボトムレール5に着脱自在に、ボトムレール長手方向取付位置調整可能に固定される。
案内部2と固定部3は、ボトムレール5の上面開口4から露出する。案内部2は、ベース1から直立する柱体であり、外面側に昇降コードを垂直に挿通する案内溝9を備え、案内溝9の下端部には挿通する昇降コ−ドを固定部3へ導く出口10が設けられる。
固定部3は、ベース1の中央から案内部2とは反対の方向に延長する平板状のベース部部11と、そのベース部11から垂直に立ち上がる長円柱状の軸部12と、その軸部12の上部に広がる長円板状のカバー部13とからなる。ベース部11とカバー部13の対向面には長半径方向に延長する突起14が形成される。ベース部11とカバー部13の間隙は、突起14部分を除くと、昇降コードの外径と略同じであるが、突起14部分の間隙は昇降コードの外径よりも小さい。
図4は、第1実施例を使用して昇降コードの下端部をりボトムレールに固定する状態を示す縦断面図である。図4に示すように、垂下する昇降コード15の下端部16を、案内部2の案内溝9に挿通すると、その先端は出口から10から突出する。その先端をつまんで下端部を固定部3側に引き出し、軸部12に1回又は2回巻き付ける。このとき、ベース部11とカバー部13の突起14が昇降コード15に食い込むから、昇降コード15の下端部16は強固にベース1に固定される。この昇降コード15の下端部をベースに巻き付け固定する作業は、ボトムレール5の上面開口4から露出するベース1の案内部2と固定部3において行われるから、容易に実施可能である。
次に、第2実施例について説明する。図5及び図6は、第2実施例の平面図及び正面図である。固定部3aは回転軸17を介してベース1aに起立回転可能に支持される。固定部3aは、回転軸17の中央から案内部2とは反対の方向に延長する平板状のベース部11aと、そのベース部11aから垂下する長円柱状の軸部12aと、その軸部12aの下部に広がる長円板状のカバー部13aとからなる。ベース部11aの対向面の長半径上には突起14aが形成される。ベース部11aとカバー部13aの間隙は、突起14a部分を除くと、昇降コードの外径と略同じであるが、突起14a部分の間隙は昇降コードの外径よりも小さい。
図7は、第2実施例を使用して昇降コードの下端部をりボトムレールに固定する状態を示す縦断面図である。図7に実線で示す示すように、始めに、回転軸17を中心に回転して固定部3aを起立させる。ついで、垂下する昇降コード15の下端部16を、案内部2の案内溝9に挿通し、出口10から突出する先端をつまんで固定部3a側に引き出し、ベース部11aとカバー部13aの間の軸部12aに1回又は2回巻き付ける。それから、鎖線で示すように、固定部3aを元に戻す。この作業は、ボトムレール5の上面開口4から起立して突出する固定部3において行われるから、著しく容易である。第2実施例の上記以外の構成及び効果は第1実施例と同じである。
次に、第3実施例について説明する。図8は、第3実施例の平面図である。固定部3bは回転軸17を介してベース1bに起立回転可能に支持される。固定部3bは、回転軸17の中央から案内部2とは反対の方向に延長する平板状のベース部11bと、そのベース部11bに設ける3つのコード通し孔18、19、20とからなる。3つのコード通し孔18、19、20は、ベース部長手方向に1列に並ぶ。先端のコード通し孔は丸孔であるが、中間と根本のコード通し孔19、20は、上から見ると鋭利な頂角が相対向する2等辺3角形である。中間のコード通し孔19は底が狭まる倒立3角錐であり、根本のコード通し孔20は底が広まる正立3角錐である。
図9は、第3実施例を使用して昇降コードの下端部をりボトムレールに固定する状態を示す縦断面図である。垂下する昇降コード15の下端部16は、案内部2の案内溝9に挿通され、出口10から突出する先端は、固定部3b側に引き出され、それから、中間のコード通し孔20に底から上へ通され、ついで、根元のコード通し孔20に上から底へ通され、最後に、先端のコード通し孔20に底から通される。昇降コード15の下端部16は、中間及び根元のコード通し孔19、20の頂角部に食い込み強固に固定される。この作業、第2実施例と同様に、回転軸17bを回転し、固定部3bが起立する状態で実施する。第3実施例の上記以外の構成及び効果は第1実施例と同じである。
本発明の昇降コード固定機構第1実施例の平面図、 第1実施例の正面図、 第1実施例の側面図、 第1実施例の縦断面図、 第2実施例の平面図、 第2実施例の正面図、 第2実施例の縦断面図、 第3実施例の平面図、 第3実施例の縦断面図。
符号の説明
1、1a、1b:ベース
2:案内部
3、3a、3b:固定部
4:上面開口
5:ボトムレール
6:底面板部
7:リム
8:弾性突起
9:案内溝
10:出口
11、11a、11b:ベース部
12、12a:軸部
13、13a:カバー部
14、14a:突起
15:昇降コード
16:下端部
17:回転軸
18:コード通し孔(先端)
19:コード通し孔(中間)
20:コード通し孔(根元)

Claims (4)

  1. 上面開口を有するボトムレールに脱着可能に固定されるベースからなる昇降コード下端部
    固定機構において、昇降コード下端部を導入する案内部と前記昇降コード下端部を固定す
    る固定部が前記上面開口から露出するように前記ベースに設けられ、前記案内部は、前記
    ベースと一体に形成され、前記固定部は前記昇降コード下端部を巻き付けて固定し、前記ベースは、ボトムレールの底板部と上面開口を形成する前後板部の間に挿入され、前記固定部は、ベースに起立回転可能に支持されることを特徴とする昇降コード固定機構。
  2. 固定部は、平板状のベース部と、前記ベース部に立設する軸部と、前記軸部から広がるカ
    バー部とからなり、昇降コードの下端部は前記軸部に巻き付けられ、前記ベース部と前記
    カバー部の対向面の一方又は双方に突起が設けられ、前記突起は前記ベース部と前記カバ
    ー部の間隙を前記昇降コードの外径よりも狭めることを特徴とする請求項1に記載の昇降コード固定機構。
  3. 突起は半径方向に延長することを特徴とする請求項2に記載の昇降コード固定機構。
  4. 固定部は、平板状のベース部と、前記ベース部に設ける少なくとも2つコード通し孔とか
    らなり、昇降コードの下端部は2つの前記コード通し孔の間に巻き付けられ、2つの前記
    コード通し孔は、上から見ると、相対向する角部を有することを特徴とする請求項1に記載の昇降コード固定機構。
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