JP4422631B2 - 人体用頭部冷却具。 - Google Patents

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Description

本発明は、工事現場等で使用されるヘルメット、或いは帽子等に装着され、人体の後頭部及びその周囲を冷却するための人体用頭部冷却具に関するものである。
従来、この種の人体用頭部冷却具としては、人体の後頭部及びその周囲を覆うように形成された冷却具本体と、冷却具本体内に設けられたシート状の吸水性部材と、ヘルメット等の頭部装着物の後端側に取付けるための取付部とを備え、吸水性部材に水を吸収させて使用することにより、人体の後頭部及びその周囲を冷却具本体で直射日光から遮るとともに、吸水性部材に吸収させた水分によって冷却するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−146621号公報
しかしながら、従来の人体用頭部冷却具では、冷却具本体によって人体への直射日光を遮ることはできるが、冷却具本体が直射日光を受けることにより内部の吸水性部材の温度が上昇し、水分が短時間で蒸発し易いという問題点があった。また、吸水性部材に吸収された水分は徐々に下方に移動するため、吸水性部材が常に上部から乾燥することになり、冷却具本体の全体で均一に冷却することができないという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、吸水性部材の水分を長時間に亘って保持することができるとともに、冷却具本体の全体で均一に冷却することのできる人体用頭部冷却具を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、人体の後頭部及びその周囲を覆うように形成された冷却具本体と、冷却具本体内に設けられたシート状の吸水性部材と、ヘルメット等の頭部装着物の後端側に取付けるための取付部とを備え、吸水性部材に水を吸収させて使用する人体用頭部冷却具において、前記冷却具本体の表面側を光反射性の部材によって形成するとともに、冷却具本体の裏面側を通水性の部材によって形成し、冷却具本体の上下方向略中央よりも上方には下方よりも吸水量の多い吸水性部材を配置している。
これにより、冷却具本体が受ける直射日光は光反射性の表面側の部材によって反射することから、冷却具本体内まで直射日光が透過することがない。また、吸水性部材の水分は通水性の裏面側部材を通じて人体に接触し、吸水性部材の水分によって人体が冷却される。その際、吸水性部材に吸収された水分が徐々に下方に移動しても、冷却具本体の上方の吸水性部材は下方の吸水性部材よりも吸水量が多くなっているため、上方の吸水性部材の乾燥が抑制される。
本発明の人体用頭部冷却具によれば、冷却具本体内まで直射日光が透過することがないので、冷却具本体内の吸水性部材の温度上昇を抑制することができ、吸水性部材の水分を長時間に亘って保持することができる。また、吸水性部材の水分を冷却具本体の裏面側から人体に接触させることができるので、吸水性部材の水分による冷却効果を高めることができる。この場合、吸水性部材に吸収された水分が徐々に下方に移動しても、上方の吸水性部材が容易に乾燥することがないので、冷却具本体の全体で均一に冷却することができる。
図1乃至図5は本発明の一実施形態を示すもので、図1は人体用頭部冷却具の正面図、図2はその背面図、図3はその分解斜視図、図4はその概略側面断面図、図5はその使用状態を示す図である。
この人体用頭部冷却具は、人体Aの後頭部及びその周囲を覆うように形成された可撓性の冷却具本体1と、冷却具本体1内に設けられた複数の吸水シート2と、頭部装着物としてのヘルメットBの後端側に取付けるための一対の取付部3とを備えている。
冷却具本体1は、表側に配置される表面側部材1aと、裏側に配置される裏面側部材1bと、表面側部材1aの内側に配置されるスペーサ部材1cとからなり、各部材1a,1b,1cはそれぞれ略四角形状に形成されている。表面側部材1aは光反射性を有する部材からなり、例えば表面にアルミニウム粉のコーティングを施したポリエステル生地によって形成されている。裏面側部材1bは通水性を有する部材からなり、例えばメッシュ状のポリエステル生地によって形成されている。スペーサ部材1cは冷却具本体1の厚さ方向に空間を形成可能な部材からなり、例えば裏面側部材1bと同様のメッシュ状のポリエステル生地によって形成されている。各部材1a,1b,1cは互いに周縁に沿って逢着され、その上下方向略中央を幅方向に直線状に逢着されている。これにより、冷却具本体1内の上部及び下部には、それぞれ吸水シート2の収納部1d,1eが形成されている。
各吸水シート2は、綿を主材料とする周知の吸水性部材からなり、冷却具本体1の裏面側部材1bとスペーサ部材1cとの間に配置されている。この場合、冷却具本体1の上側収納部1dには二枚の吸水シート2が厚さ方向に重ねて収納されるとともに、下側収納部1eには一枚の吸水シート2が収納されている。即ち、冷却具本体1の上方の吸水シート2が下方の吸水シート2よりも吸水量が多くなるように構成されている。
各取付部3はそれぞれ表面側部材1aの幅方向両端側に配置され、その一端側を表面側部材1aの表面に接合されている。各取付部の一方の面には、例えば周知のマジックテープ(登録商標)からなる着脱自在なファスナ3aが設けられ、ファスナ3aによって取付部3の一端側と他端側とを連結できるようになっている。
以上のように構成された人体用冷却具は、図5に示すように各取付部3によってヘルメットBのバックバンドCに取付けられる。この場合、各取付部3はバックバンドCに通してファスナ3aで両端を連結することにより、ヘルメットBに取付けられる。また、各吸水シート2には予め水分を吸収させておく。
これにより、人体Aの後頭部及びその周囲が冷却具本体1の冷却具本体1によって覆われることから、冷却具本体1によって人体Aへの直射日光が遮られる。この場合、冷却具本体1が受ける直射日光は光反射性の表面側部材1aによって反射することから、冷却具本体1内まで直射日光が透過することがない。また、各吸水シート2の水分は通水性の裏面側部材1bを通じて人体Aに接触し、各吸水シート2の水分によって人体Aが冷却される。その際、吸水シート2に吸収された水分が徐々に下方に移動しても、冷却具本体1の上方の吸水シート2は下方の吸水シート2よりも吸水量が多くなっているため、上方の吸水シート2の乾燥が抑制される。また、各吸水シート2と表面側部材1aとの間には、スペーサ部材1cによって冷却具本体1の厚さ方向に空間が形成されることから、各吸水シート2が表面側部材1aに接触することがなく、表面側部材1aの熱が各吸水シート2に直接伝わることがない。
このように、本実施形態の人体用冷却具によれば、冷却具本体1の表面側部材1aを光反射性の部材によって形成したので、冷却具本体1内まで直射日光が透過することがなく、冷却具本体1内の吸水シート2の温度上昇を抑制することができる。これにより、吸水シート2が直射日光によって容易に蒸発することがなく、吸水シート2の水分を長時間に亘って保持することができる。また、冷却具本体1の裏面側部材1bを通水性の部材によって形成したので、各吸水シート2の水分を裏面側部材1bを通じて人体Aに接触させることができ、各吸水シート2の水分による冷却効果を高めることができる。この場合、冷却具本体1の上方の吸水シート2を下方の吸水シート2よりも吸水量が多くなるようにしたので、吸水シート2に吸収された水分が徐々に下方に移動しても、上方の吸水シート2が容易に乾燥することがなく、冷却具本体1の全体で均一に冷却することができる。
また、冷却具本体1の表面側部材1aと吸水シート2との間に、冷却具本体1の厚さ方向に空間を形成するスペーサ部材1cを設けたので、表面側部材1aの熱が各吸水シート2に直接伝わることがなく、表面側部材1aからの熱伝達による吸水シート2の温度上昇を抑制することができる。
尚、前記実施形態で示した各部材1a,1b,1cの材料は一例であり、同等の機能を有するものであれば他の種類の材料を用いることも可能である。
また、前記実施形態では、ヘルメットAに取付けて使用する場合を示したが、例えば帽子等、他の頭部装着物に取付けて使用することもできる。
本発明の一実施形態を示す人体用頭部冷却具の正面図 人体用頭部冷却具の背面図 人体用頭部冷却具の分解斜視図 人体用頭部冷却具の概略側面断面図 人体用頭部冷却具の使用状態を示す図
符号の説明
1…冷却具本体、1a…表面側部材、1b…裏面側部材、1c…スペーサ部材、2…吸水シート、3…取付部、A…人体、B…ヘルメット。

Claims (2)

  1. 人体の後頭部及びその周囲を覆うように形成された冷却具本体と、冷却具本体内に設けられたシート状の吸水性部材と、ヘルメット等の頭部装着物の後端側に取付けるための取付部とを備え、吸水性部材に水を吸収させて使用する人体用頭部冷却具において、
    前記冷却具本体の表面側を光反射性の部材によって形成するとともに、冷却具本体の裏面側を通水性の部材によって形成し、
    冷却具本体の上下方向略中央よりも上方には下方よりも吸水量の多い吸水性部材を配置した
    ことを特徴とする人体用頭部冷却具。
  2. 前記冷却具本体の表面側部材と吸水性部材との間に、冷却具本体の厚さ方向に空間を形成するスペーサ部材を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の人体用頭部冷却具。
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