JP4422524B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
図1には、本実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)2をリム3にリム組みしたタイヤ組立体1の断面図を例示している。タイヤ組立体1は、タイヤ2と、該タイヤ2をリム組みするリム3と、前記タイヤ2と前記リム3とが囲むタイヤ内腔i内で前記リム3に装着された環状のサポートリング4とから構成されている。
補強フィラーなし。
(比較例2)
アラミドコードをゴム被覆した補強プライからなる補強フィラーを使用しているが、その長さLが25mmのもの。
(比較例3)
ゴムシート体からなる補強フィラーを使用しているが、その長さLが25mmのもの。(実施例1、7)
アラミドコードをゴム被覆した補強プライからなる補強フィラーを使用し、長さはそれぞれ60mm、100mm、30mmとした。
(実施例2、4)
スチールコードをゴム被覆した補強プライからなる補強フィラーを使用し、長さはそれぞれ60mm、30mmとした。
(実施例3、6、8)
ゴムシート体からなる補強フィラーを使用し、長さはそれぞれ60mm、30mm、130mmとした。
室内試験器を用いて測定したコーナリングフォースからコーナリングパワーを求め、比較例1を100とした指数によって比較した。数値が大きいほどコーナリングパワーが大きいことを意味する。なおコーナリングパワーは、次式で示すように、スリップ角+1゜の時のコーナリングフォース値CF(+1゜)から、スリップ角−1゜の時のコーナリングフォース値CF(−1゜)を引いた値を2で割って得たスリップ角1゜当たりのコーナリングフォースとして求めている。
{CF(+1゜)−CF(−1゜)}/2
なおCF(+1゜)、CF(−1゜)は、夫々プラスマイナスの符号を考慮している。
国産3000cc級FF車に、内圧200kPaのタイヤ組立体を4輪装着し、タイヤテストコースのドライアスファルト路面上にてテスト走行を行い、ハンドルを舵取りした際の車両の応答性をドライバーの官能評価により比較例1を3とする5点法で評価した。点数は、10名のドライバーの評価点の平均値であり、数値が大きいほど良好である。
上記テスト走行時において、微小舵角時のハンドルから運転者に伝わる力をドライバーの官能評価により比較例1を3とする5点法で評価した(n=10の平均値)。
上記テスト走行において、レーンチェンジ時の車両の動きのスムーズさをドライバーの官能評価により比較例1を3とする5点法で評価した(n=10の平均値)。
テストの結果などを表1に示す。
2 空気入りタイヤ
2a トレッド部
2b サイドウォール部
2d ビード部
2e ビードコア
2f カーカスプライ
2g ベルト層
2i ビードエーペックス
3 リム
4 サポートリング
9 補強フィラー
S サイド領域
Claims (4)
- トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至るカーカスと、前記トレッド部の内方かつ前記カーカスのタイヤ半径方向外側に配されたベルト層と、前記ビードコアからタイヤ半径方向外側にのびる硬質ゴムからなるビードエーペックスとを具え、
前記サイドウォール部の外面間の幅が、トレッド部側からビード部側に向かって漸増するとともに、内圧が低下したときにトレッド部の内面をリムに設けたサポートリングで支持させるようにした空気入りタイヤであって、
前記ベルト層のタイヤ軸方向の外端から該ベルト層の内面に沿ってタイヤ軸方向内側に30mmを隔てた外端位置と、
前記ビードエーペックスのタイヤ半径方向の外端からカーカスに沿ってタイヤ半径方向内側に15mmを隔てた内端位置との間であるサイド領域内に、前記カーカスの外側に沿ってのびる長さが30mm以上の補強フィラーを設けたことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記補強フィラーは、JIS硬さが75〜95゜かつ厚さが0.5〜2.0mmのゴムシート体から形成されることを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
- 前記補強フィラーは、有機繊維コード又はスチールコードをトッピングゴムで被覆したした補強プライからなることを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
- 前記補強フィラーは、その長さが30〜120mmであり、かつ、該補強フィラーのタイヤ半径方向の外端が前記ベルト層と前記カーカスとの間に位置することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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