JP4417599B2 - 押出成形用非晶質ポリエステル樹脂組成物及びその成形品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、押出成形用非晶質ポリエステル樹脂組成物及びその成形品に関する。さらに詳しくは、本発明は、成形温度を低下し、成形時の負荷を低減することができ、賦形性が良好な押出成形用非晶質ポリエステル樹脂組成物及び該組成物を押出成形して得られる色調、外観が良好な成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】
非晶質ポリエステル樹脂は、押出成形時の負荷が大きく、高温での成形が必要となるために、樹脂の粘度低下が激しくドローダウンが生じ、賦形性が悪くなる。また、成形温度を高温に設定するために、樹脂が焼けて変色しやすく、特に淡色の成形品は色調が悪くなり、設計どおりの色調を表現することが困難になる。
このために、低温で押出成形することができ、寸法精度と外観、色調の良好な成形品を得ることができる押出成形用非晶質ポリエステル樹脂組成物及びその成形品が求められていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、成形温度を低下し、成形時の負荷を低減することができ、賦形性が良好な押出成形用非晶質ポリエステル樹脂組成物及び該組成物を押出成形して得られる色調、外観が良好な成形品を提供することを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対して脂肪酸エステル系滑剤又はポリエチレンワックス系滑剤0.01〜5重量部を配合してなる組成物は、押出成形に際して成形機への負荷が小さく、低温で成形することが可能であり、外観と色調の良好な成形品が得られることを見いだし、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
(1)非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対し、クエン酸ステアリルからなる滑剤0.01〜5重量部、平均粒子径が50〜250μmである木質系充填剤1〜80重量部及び無機質充填剤1〜50重量部を配合してなることを特徴とする押出成形用非晶質ポリエステル樹脂組成物、
)非晶質ポリエステル樹脂のジカルボン酸成分がテレフタル酸であり、グリコール成分がエチレングリコール60〜80モル%と1,4−シクロヘキサンジメタノール20〜40モル%である第1項に記載の押出成形用非晶質ポリエステル樹脂組成物、及び、
)第1〜4項のいずれかに記載の押出成形用非晶質ポリエステル樹脂組成物を押出成形してなることを特徴とする成形品、
を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の押出成形用非晶質ポリエステル樹脂組成物は、非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対し、脂肪酸エステル系滑剤又はポリエチレンワックス系滑剤0.01〜5重量部を配合してなる組成物である。
本発明組成物に用いる非晶質ポリエステル樹脂は、加熱処理を行っても結晶化による物性の変化を起こすことがない、結晶性を有しないポリエステル樹脂である。ポリエステル樹脂が結晶性を有しないことは、加熱しても外観的に白濁ないし白化を生じないことによって確認することができる。このような非晶質ポリエステル樹脂としては、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸などをジカルボン酸成分とし、エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノールなどをグリコール成分とする共重合ポリエステル樹脂を挙げることができる。これらの中で、テレフタル酸をジカルボン酸成分とし、エチレングリコールと1,4−シクロヘキサンジメタノールをグリコール成分とする共重合ポリエステル樹脂を好適に用いることができる。ジカルボン酸成分としては、テレフタル酸を用いてグリコール成分と脱水エステル化反応することができ、あるいは、テレフタル酸ジメチルを用いてグリコール成分とエステル交換反応することもできる。
テレフタル酸をジカルボン酸成分とし、エチレングリコールと1,4−シクロヘキサンジメタノールをグリコール成分とする共重合ポリエステル樹脂は、グリコール成分がエチレングリコール60〜80モル%と1,4−シクロヘキサンジメタノール20〜40モル%であることが好ましい。このような非晶質ポリエステル樹脂は、イーストマン・ケミカル社よりPROVISTA KODAR PETG(商品名)として市販されている。ジカルボン酸成分がテレフタル酸であり、グリコール成分がエチレングリコール60〜80モル%と1,4−シクロヘキサンジメタノール20〜40モル%とである非晶性ポリエステル樹脂は、再度加熱処理を行っても再結晶化による物性低下を起こさず、成形品が白化することもないので好適に用いることができる。
【0006】
本発明組成物に用いる脂肪酸エステル系滑剤に特に制限はなく、ラウリン酸、パルミチン酸、ヘプタデカン酸、ステアリン酸、オレイン酸、アラキン酸、ベヘニン酸などの炭素数12〜32の脂肪酸と、パルミチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコールなどの1価脂肪族アルコールや、グリセリン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、ソルビタンなどの多価脂肪族アルコールとのエステル化合物、脂肪酸と多塩基性有機酸と1価脂肪族アルコール又は多価脂肪族アルコールの複合エステル化合物などを用いることができる。このような脂肪酸エステル系滑剤としては、例えば、パルミチン酸セチル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸ステアリル、クエン酸ステアリル、グリセリンモノカプリレート、グリセリンモノカプレート、グリセリンモノラウレート、グリセリンモノパルミテート、グリセリンジパルミテート、グリセリンモノステアレート、グリセリンジステアレート、グリセリントリステアレート、グリセリンモノオレエート、グリセリンジオレエート、グリセリントリオレエート、グリセリンモノリノレート、グリセリンモノベヘネート、グリセリンモノ12−ヒドロキシステアレート、グリセリンジアセトモノステアレート、グリセリンクエン酸脂肪酸エステル、ペンタエリスリトールアジピン酸ステアリン酸エステル、モンタン酸部分ケン化エステル、ペンタエリスリトールテトラステアレート、ジペンタエリスリトールヘキサステアレート、ソルビタントリステアレートなどを挙げることができる。これらの脂肪酸エステル系滑剤は、1種を単独で用いることができ、あるいは、2種以上を組み合わせて用いることもできる。これらの中で、クエン酸ステアリルを特に好適に用いることができる。脂肪酸エステル系滑剤は、非晶質ポリエステル樹脂との相溶性が良好であり、樹脂組成物の透明性を損なうことなく、成形性を向上することができる。
【0007】
本発明組成物に用いるポリエチレンワックス系滑剤に特に制限はなく、例えば、無酸化型ポリエチレンワックス、酸化型ポリエチレンワックス、酸変性型ポリエチレンワックスなどを挙げることができる。これらのポリエチレンワックス系滑剤は、1種を単独で用いることができ、あるいは、2種以上を組み合わせて用いることもできる。これらの中で、高酸価の酸化型ポリエチレンワックスは、非晶質ポリエステル樹脂との相溶性が良好なので、特に好適に用いることができる。ポリエチレンワックスの分子量は、1,000〜8,000であることが好ましく、2,000〜5,000であることがより好ましい。また、高酸価の酸化型ポリエチレンワックスの酸価は、5〜30mgKOH/gであることが好ましく、8〜20mgKOH/gであることがより好ましく、10〜15mgKOH/gであることがさらに好ましい。本発明組成物においては、脂肪酸エステル系滑剤と、ポリエチレンワックス系滑剤を併用することもできる。
本発明組成物において、脂肪酸エステル系滑剤又はポリエチレンワックス系滑剤の配合量は、非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対し、0.01〜5重量部であり、より好ましくは0.05〜4重量部であり、さらに好ましくは0.1〜3重量部である。非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対し、滑剤の配合量が0.01重量部未満であると、滑剤の効果が乏しく、押出成形するときに負荷が大きく、高温成形が必要となり、そのためにドローダウンが生じて、賦形性が不良となるおそれがある。非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対し、滑剤の配合量が5重量部を超えると、滑性過多となって成形性が低下したり、成形品表面に滑剤がブリードしたり、成形中にプレートアウトを起こすおそれがある。非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対し、脂肪酸エステル系滑剤又はポリエチレンワックス系滑剤0.01〜5重量部を配合することにより、成形温度を低下し、成形時の負荷を低減し、賦形性と成形品の色調、外観を改良し、良好な押出成形品を得ることができる。
【0008】
本発明組成物の押出成形により、不透明な成形品を製造する場合は、組成物に充填剤を配合することができる。配合する充填剤に特に制限はなく、例えば、木質系充填剤、有機繊維質系充填剤、無機質系充填剤などを挙げることができる。これらの中で、木質系充填剤及び無機質充填剤を好適に用いることができる。木質系充填剤及び無機質系充填剤は、それぞれを単独で配合することができ、あるいは、両者を併用して配合することもできる。
本発明組成物に用いる木質系充填剤としては、例えば、木粉、セルロース、ヤシ殻粉、これらを表面処理した木質系材料などを挙げることができる。これらの中で、木粉は、木質調の外観を有する成形品が得られるので特に好適に用いることができる。木質系充填剤は、木質系素材を、石臼、スタンプ・ミル、ロール・ミル、インパクト・ミルなどを用いて粉砕することにより、製造することができる。木質系素材に特に制限はなく、例えば、針葉樹若しくは広葉樹、あるいは、落葉樹若しくは常緑樹のいずれをも用いることができる。木質系充填剤の平均粒径に特に制限はないが、10〜1,000μmであることが好ましく、30〜500μmであることがより好ましく、50〜250μmであることがさらに好ましい。木質系充填剤の平均粒径が10μm未満であると、凝集肥大して異物を形成しやすくなるおそれがある。木質形成充填剤の平均粒径が1,000μmを超えると、異物状になり、成形品が脆くなるおそれがある。
本発明組成物に用いる無機質系充填剤としては、例えば、炭酸カルシウム、タルク、マイカ、カーボンブラック、水酸化マグネシウム、硫酸バリウム、合成珪酸、酸化チタン、大理石粉、ケイソウ土、黒鉛、ガラス繊維などの白色顔料を除く無機質系充填剤を挙げることができる。これらの中で、炭酸カルシウム、タルク及びマイカは、良好な物性を有する成形品が得られるので特に好適に用いることができる。
【0009】
本発明組成物において、充填剤として木質系充填剤のみを配合するとき、その配合量は、非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対し、1〜100重量部であることが好ましく、5〜70重量部であることがより好ましく、10〜50重量部であることがさらに好ましい。非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対し、木質系充填剤の配合量が1重量部未満であると、成形品の木質感が不足するおそれがある。非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対し、木質系充填剤の配合量が100重量部を超えると、成形品が脆くなるおそれがある。
本発明組成物において、充填剤として無機質系充填剤のみを配合するとき、その配合量は、非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対し、1〜100重量部であることが好ましく、2〜50重量部であることがより好ましく、3〜30重量部であることがさらに好ましい。非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対し、無機質充填剤の配合量が1重量部未満であると、成形品に剛性を与える効果が不十分になるおそれがある。非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対し、無機質充填剤の配合量が100重量部を超えると、成形品が脆くなるおそれがある。
本発明組成物において、充填剤として木質系充填剤及び無機質系充填剤を配合するとき、木質系充填剤の配合量は、非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対し、1〜80重量部であることが好ましく、5〜70重量部であることがより好ましく、10〜50重量部であることがさらに好ましい。また、無機質系充填剤の配合量は、非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対し、1〜50重量部であることが好ましく、2〜40重量部であることがより好ましく、3〜30重量部であることがさらに好ましい。非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対し、木質系充填剤の配合量が1重量部未満であると、成形品の木質感が不足するおそれがある。非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対し、木質系充填剤の配合量が80重量部を超えると、成形品が脆くなるおそれがある。非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対し、無機質充填剤の配合量が1重量部未満であると、成形品に剛性を与える効果が不十分になるおそれがある。非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対し、無機質充填剤の配合量が100重量部を超えると、成形品が脆くなるおそれがある。
【0010】
本発明組成物においては、さらに改質剤を配合することができる。改質剤としては、例えば、メタクリル酸メチル−ブタジエン−スチレン共重合体(MBS)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)、アクリロニトリル−スチレン−アクリル酸エステル共重合体(ASA)、アクリロニトリル−エチレンプロピレンゴム−スチレン共重合体(AES)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、メタクリル酸メチル−スチレン共重合体(MS)、塩素化ポリエチレン(CPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、アクリルゴム−メタクリル酸メチル共重合体、熱可塑性ウレタン(TPU)、ポリエステル系エラストマー、スチレン系熱可塑性エラストマーアロイ、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)アロイ、熱可塑性ポリエステルエラストマー(TPEE)アロイなどを挙げることができる。
本発明組成物は、さらに必要に応じて、他の添加剤を添加することができる。例えば、木質系充填剤を配合した本発明組成物に、茶系の顔料を添加することにより、より優れた木質調の外観を発現させて意匠性を向上することができる。
本発明の押出成形用非晶質ポリエステル樹脂組成物の成形方法に特に制限はなく、非晶質ポリエステル樹脂組成物をブレンドしたパウダー状のコンパウンドを用いることも可能であり、また、本発明の組成物を溶融混練してなるペレット状コンパウンドも使用可能である。溶融混練してなるペレット状コンパウンドの製造方法に特に制限はなく、通常の熱可塑性樹脂の混合、混練に用いられる装置、設備を用いて容易に製造することができる。例えば、各成分をタンブラー、ヘンシェルミキサー、リボンブレンダーなどの予備混合機に同時に仕込んで均一に混合したのち混練することができ、あるいは、混練機へ特定成分を別々に定量フィーダーや容量フィーダーなどを用いて供給することもできる。各成分の混合物を溶融混練機に供給して溶融混練し、ダイから押し出し、ペレタイザーなどを用いてペレット化することができる。使用する混練機としては、例えば、ベント付き単軸押出機、異方向二軸押出機、同方向二軸押出機などを好適に用いることができる。また、押出機に代えて、スーパーミキサー、バンバリーミキサー、ニーダー、コニーダーなどの混練機を用いることもできる。このなかでも木質系充填剤の非晶質ポリエステル樹脂組成物の溶融混練りするときは、木粉の水分を削除する為、バンバリーミキサーが最適である。
本発明の成形品は、本発明の押出成形用非晶質ポリエステル樹脂組成物を押出成形することにより得られる成形品である。本発明に用いる押出機に特に制限はなく、例えば、ラム式連続押出機、ギヤ式押出機などの非スクリュー押出機、単軸押出機、多軸押出機などのスクリュー押出機などを挙げることができる。本発明の押出成形品の形状に特に制限はなく、例えば、パイプ、シート、異形押出品、押出ブロー成形品、電線被覆などを挙げることができる。
【0011】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限定されるものではない。
なお、実施例、参考例及び比較例においては、ヘンシェルミキサーを用いて混合した配合物を、シリンダー温度190℃、ダイス温度190℃に設定した40mm二軸押出機を用いて混練し、押し出すことにより、ペレット化した。得られたペレットを、幅30mm、厚さ1mmの金型を取り付けた40mm二軸押出機を用い、金型温度を190℃に設定し、シリンダー温度を210℃から5℃きざみで下げて、テープ状に押し出し、押出成形可能な最低のシリンダー温度を求め、そのときの押出機の負荷電流を記録した。また、ドローダウンがなく、良好なテープが得られる場合を ○、ややドローダウンを伴うものを △、成形が困難なものを × として賦形性を評価した。
得られたテープの表面を観察し、表面が平滑なものを ○、若干の凹凸があるものを △、表面荒れがはなはだしいものを × として、表面性を評価した。
充填材を配合したテープについては色調を観察し、設計したとおりの色調のものを ○、若干黄味を帯びているものを △、焼けが発生しているものを × として、色調を評価した。
充填剤を配合しない透明なテープは、6ポイント活字による印刷物の上にのせ、活字が容易に判読できるものを ○、判読がやや困難なものを △、判読できないものを × として、透明性を評価した。
【0012】
参考例
非晶質ポリエステル樹脂[PROVISTA、イーストマン・ケミカル社]100重量部と、滑剤としてグリセリンモノステアレート0.5重量部を配合してペレット化し、テープを押し出した。
最低のシリンダー温度は190℃であり、そのときの負荷電流は38Aであった。押出に際して、若干のドローダウンが起こった。テープの表面には、若干の凹凸があった。色調に、黄変は認められなかった。6ポイントの活字の判読は、やや困難であった。
参考例
グリセリンモノステアレートの配合量を1重量部とした以外は、参考例1と同様にして、ペレット化し、テープの押出を行った。
最低のシリンダー温度は185℃であり、そのときの負荷電流は35Aであった。押出に際して、ドローダウンは起こらなかった。テープの表面には、若干の凹凸があった。色調に黄変は認められなかった。6ポイントの活字の判読は、やや困難であった。
参考例
滑剤として、ペンタエリスリトールアジピン酸ステアリン酸エステルを用いた以外は、参考例1と同様にして、ペレット化し、テープの押出を行った。
最低のシリンダー温度は180℃であり、そのときの負荷電流は28Aであった。押出に際して、ドローダウンは起こらなかった。テープの表面は、平滑であった。色調に、黄変は認められなかった。6ポイントの活字の判読は、やや困難であった。
実施例
滑剤として、クエン酸ステアリル0.01重量部を配合した以外は、参考例1と同様にして、ペレット化し、テープの押出を行った。
最低のシリンダー温度は195℃であり、そのときの負荷電流は32Aであった。押出に際して、若干のドローダウンが起こった。テープの表面には、若干の凹凸があった。色調に、黄変は認められなかった。6ポイントの活字は、容易に判読することができた。
実施例
クエン酸ステアリルの配合量を0.5重量部とした以外は、実施例と同様にして、ペレット化し、テープの押出を行った。
最低のシリンダー温度は180℃であり、そのときの負荷電流は32Aであった。押出に際して、ドローダウンは起こらなかった。テープの表面は、平滑であった。色調に、黄変は認められなかった。6ポイントの活字は、容易に判読することができた。
実施例
クエン酸ステアリルの配合量を1重量部とした以外は、実施例と同様にして、ペレット化し、テープの押出を行った。
最低のシリンダー温度は165℃であり、そのときの負荷電流は20Aであった。押出に際して、ドローダウンは起こらなかった。テープの表面は、平滑であった。色調に、黄変は認められなかった。6ポイントの活字は、容易に判読することができた。
実施例
クエン酸ステアリルの配合量を2.5重量部とした以外は、実施例と同様にして、ペレット化し、テープの押出を行った。
最低のシリンダー温度は165℃であり、そのときの負荷電流は16Aであった。押出に際して、ドローダウンは起こらなかった。テープの表面は、平滑であった。色調に、黄変は認められなかった。6ポイントの活字の判読は、やや困難であった。
実施例
クエン酸ステアリルの配合量を4.5重量部とした以外は、実施例と同様にして、ペレット化し、テープの押出を行った。
最低のシリンダー温度は165℃であり、そのときの負荷電流は14Aであった。滑性が若干高く、成形品は溶融不良気味であるが、成形は可能であった。テープの表面は、平滑であった。色調に、黄変は認められなかった。6ポイントの活字の判読は、やや困難であった。
参考例4
滑剤として、グリセリンクエン酸脂肪酸エステルを用いた以外は、参考例1と同様にして、ペレット化し、テープの押出を行った。
最低のシリンダー温度は170℃であり、そのときの負荷電流は25Aであった。押出に際して、ドローダウンは起こらなかった。テープの表面は、平滑であった。色調に、黄変は認められなかった。6ポイントの活字は、容易に判読することができた。
【0013】
実施例
非晶質ポリエステル樹脂[PROVISTA、イーストマン・ケミカル社]100重量部、滑剤としてクエン酸ステアリル1重量部及び無機質系充填剤として炭酸カルシウム[日東粉化工(株)、NS#400]3重量部を配合してペレット化し、テープを押し出した。
最低のシリンダー温度は170℃であり、そのときの負荷電流は20Aであった。押出に際して、ドローダウンは起こらなかった。テープの表面は、平滑であった。色調に、黄変は認められなかった。
実施例
炭酸カルシウムの配合量を5.5重量部とした以外は、実施例と同様にして、ペレット化し、テープの押出を行った。
実施例
炭酸カルシウムの配合量を50重量部とした以外は、実施例と同様にして、ペレット化し、テープの押出を行った。
実施例
炭酸カルシウムの配合量を60重量部とした以外は、実施例と同様にして、ペレット化し、テープの押出を行った。
実施例10
炭酸カルシウムの配合量を95重量部とした以外は、実施例と同様にして、ペレット化し、テープの押出を行った。
実施例11
非晶質ポリエステル樹脂[PROVISTA、イーストマン・ケミカル社]100重量部、滑剤としてクエン酸ステアリル1重量部及び木質系充填剤として木粉[(株)カジノ、セルロシン#100]3重量部を配合してペレット化し、テープを押し出した。
最低のシリンダー温度は170℃であり、そのときの負荷電流は20Aであった。押出に際して、ドローダウンは起こらなかった。テープの表面は、平滑であった。色調は、設計したとおりであった。
実施例12
木粉の配合量を5.5重量部とした以外は、実施例11と同様にして、ペレット化し、テープの押出を行った。
実施例13
木粉の配合量を50重量部とした以外は、実施例11と同様にして、ペレット化し、テープの押出を行った。
実施例14
木粉の配合量を90重量部とした以外は、実施例11と同様にして、ペレット化し、テープの押出を行った。
実施例15
木粉の配合量を95重量部とした以外は、実施例11と同様にして、ペレット化し、テープの押出を行った。
実施例16
非晶質ポリエステル樹脂[PROVISTA、イーストマン・ケミカル社]100重量部、滑剤としてクエン酸ステアリル1重量部、木質系充填剤として木粉30重量部及び無機質系充填剤として炭酸カルシウム5重量部を配合してペレット化し、テープを押し出した。
最低のシリンダー温度は170℃であり、そのときの負荷電流は23Aであった。押出に際して、ドローダウンは起こらなかった。テープの表面は、平滑であった。色調は、設計したとおりであった。
実施例17
実施例16の配合に、さらにポリエステル系エラストマー[東レ・デュポン(株)、ハイトレル4056]5重量部を加えた以外は、実施例16と同様にして、ペレット化し、テープの押出を行った。
参考例5
クエン酸ステアリルの代わりに、滑剤としてモンタン酸部分ケン化エステル1重量部を配合した以外は、実施例16と同様にして、ペレット化し、テープの押出を行った。
参考例6
モンタン酸部分ケン化エステルの配合量を4重量部とした以外は、参考例5と同様にして、ペレット化し、テープの押出を行った。
参考例7
クエン酸ステアリルの代わりに、滑剤として酸化型ポリエチレンワックス1重量部を配合した以外は、実施例16と同様にして、ペレット化し、テープの押出を行った。
【0014】
比較例1
非晶質ポリエステル樹脂[PROVISTA、イーストマン・ケミカル社]ペレットに、滑剤も充填剤も配合することなく、テープを押し出した。
最低のシリンダー温度は210℃であり、そのときの負荷電流は45Aであった。押出に際して、激しいドローダウンが起こった。テープの表面は、はなはだしく荒れていた。色調は、やや黄味がかっていた。6ポイントの活字の判読は、やや困難であった。
比較例2
非晶質ポリエステル樹脂[PROVISTA、イーストマン・ケミカル社]100重量部と、滑剤としてクエン酸ステアリル6重量部を配合し、テープの押出を行った。
最低のシリンダー温度は165℃であったが、滑性過多で安定して食い込まず、負荷電流も一定せず、ボソボソの成形品になり、評価できなかった。
比較例3
非晶質ポリエステル樹脂[PROVISTA、イーストマン・ケミカル社]100重量部、木質系充填剤として木粉15重量部及び無機質系充填剤として炭酸カルシウム5重量部を配合してペレット化し、テープの押出を行った。
最低のシリンダー温度は210℃であり、そのときの負荷電流は40Aであった。押出に際して、激しいドローダウンが起こった。テープの表面は、はなはだしく荒れていた。木粉が焼け、色調が変わっていた。
比較例4
非晶質ポリエステル樹脂[PROVISTA、イーストマン・ケミカル社]100重量部、滑剤としてクエン酸ステアリル6重量部、木質系充填剤として木粉15重量部及び無機質系充填剤として炭酸カルシウム5重量部を配合してペレット化し、テープの押出を行った。
最低のシリンダー温度は170℃であったが、滑性過多で安定して食い込まず、負荷電流も一定せず、ボソボソの成形品になり、評価できなかった。
比較例5
グリセリンモノステアレートの代わりに、滑剤としてステアリン酸カルシウム1重量部を配合した以外は、参考例2と同様にして、ペレット化して、テープの押出を行った。
最低のシリンダー温度は200℃であり、そのときの負荷電流は40Aであった。押出に際して、激しいドローダウンが起こった。テープの表面には、若干の凹凸があった。色調に、黄変は認められなかった。6ポイントの活字の判読は、やや困難であった。
比較例6
クエン酸ステアリルの代わりに、滑剤としてエチレンビスステアリン酸アミド1重量部を配合した以外は、実施例と同様にして、ペレット化し、テープの押出を行った。
最低のシリンダー温度は190℃であり、そのときの負荷電流は38Aであった。押出に際して、若干のドローダウンが起こった。テープの表面は、はなはだしく荒れていた。色調は、やや黄味がかっていた。
比較例7
クエン酸ステアリルの代わりに、滑剤としてベヘニン酸1重量部を配合した以外は、実施例13と同様にして、ペレット化し、テープの押出を行った。
最低のシリンダー温度は200℃であり、そのときの負荷電流は40Aであった。押出に際して、激しいドローダウンが起こった。テープの表面には、若干の凹凸があった。木粉が焼け、色調が変わっていた。
比較例8
クエン酸ステアリルの代わりに、滑剤としてステアリルアルコール1重量部を配合した以外は、実施例16と同様にして、ペレット化し、テープの押出を行った。
最低のシリンダー温度は200℃であり、そのときの負荷電流は40Aであった。押出に際して、激しいドローダウンが起こった。テープの表面には、若干の凹凸があった。木粉が焼け、色調が変わっていた。
参考例1〜4及び実施例1〜5の結果を第1表に、実施例6〜17及び参考例5〜7の結果を第2表に、比較例1〜8の結果を第3表に示す。
【0015】
【表1】
Figure 0004417599
【0016】
【表2】
Figure 0004417599
【0017】
【表3】
Figure 0004417599
【0018】
【表4】
Figure 0004417599
【0019】
第1表に見られるように、非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対して、脂肪酸エステル系滑剤0.01〜4.5重量部を配合した参考例1〜4及び実施例1〜5では、押出温度が比較的低く、小さい負荷電流で押し出すことができている。参考例1と実施例1が若干ドローダウン気味であり、実施例が滑性が若干高く、成形品が溶融不良気味であったことを除くと、賦形性はすべて良好である。また、押出成形により得られたテープの色調は良好であり、表面性と透明性も、おおむね良好である。
第2表に見られるように、非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対して、クエン酸ステアリル1重量部と、無機質系充填剤として炭酸カルシウム3〜95重量部を配合した実施例6〜10は、押出温度が低く、小さい負荷電流で押し出すことができ、賦形性も良好である。炭酸カルシウムの配合量が多い実施例10で、表面にわずかな凹凸が生じた以外は、表面性は良好であり、色調も黄味を帯びることはなかった。
非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対して、クエン酸ステアリル1重量部と、木質系充填剤として木粉3〜95重量部を配合した実施例11〜15でも、押出温度が低く、小さい負荷電流で押し出すことができ、賦形性も良好である。木粉の配合量が多い実施例14と実施例15で、表面にわずかな凹凸が生じ、木粉が少し変色した以外は、表面性は良好であり、木粉に強い焼けが生ずることはなかった。
非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対して、クエン酸ステアリル1重量部、木粉30重量部及び炭酸カルシウム5重量部を配合した実施例16は、押出温度が低く、小さい負荷電流で押し出すことができ、成形性も良好である。また、得られたテープの表面は平滑であり、色調も設計どおりである。さらに、ポリエステル系エラストマー5重量部を追加して配合した実施例17でも、押出条件、賦形性、表面性に変化はなく、色調も良好である。
クエン酸ステアリルの代わりにモンタン酸部分ケン化エステルを配合した参考例5では、押出温度がやや高くなり、テープの表面に若干の凹凸が生じ、色調もやや悪い。モンタン酸部分ケン化エステルの配合量を4重量部に増やしても、状況は変化しないことから、脂肪酸エステル系滑剤の中でも、クエン酸ステアリルが特に良好な結果を与えることが分かる。
一方、第3表に見られるように、脂肪酸エステル系滑剤もポリエチレンワックス系滑剤も添加しない比較例1と比較例3では、押出温度が高く、負荷電流が大きく、ドローダウンが激しくなって、賦形性も、得られるテープの表面性と色調も不良である。また、非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対して、クエン酸ステアリル6重量部を配合した比較例2と比較例4では、滑性が過多となり、ペレットの食い込みが悪く、安定して押出成形することができない。滑剤として、脂肪酸金属石けん系滑剤であるステアリン酸カルシウムを配合した比較例5は、最低のシリンダー温度が高く、ドローダウンが激しい。脂肪酸アミド系滑剤であるエチレンビスステアリン酸アミドを配合した比較例6は、テープ表面に粉状のものが浮き出した。脂肪酸系滑剤であるベヘニン酸を配合した比較例7は、最低のシリンダー温度が高く、ドローダウンが激しく、木粉に焼けを生じていた。脂肪族アルコール系滑剤であるステアリルアルコールを配合した比較例8も、最低のシリンダー温度が高く、ドローダウンが激しく、木粉に焼けを生じていた。
【0020】
【発明の効果】
本発明の押出成形用非晶質ポリエステル樹脂組成物は、低い押出温度で、小さい押出負荷電流で、ドローダウンを生ずることなく安定して押し出すことができる。本発明組成物から得られる成形品は、表面性と色調が良好であり、顔料を配合しない組成物から得られる成形品は、透明性にも優れている。

Claims (3)

  1. 非晶質ポリエステル樹脂100重量部に対し、クエン酸ステアリルからなる滑剤0.01〜5重量部、平均粒子径が50〜250μmである木質系充填剤1〜80重量部及び無機質充填剤1〜50重量部を配合してなることを特徴とする押出成形用非晶質ポリエステル樹脂組成物。
  2. 非晶質ポリエステル樹脂のジカルボン酸成分がテレフタル酸であり、グリコール成分がエチレングリコール60〜80モル%と1,4−シクロヘキサンジメタノール20〜40モル%である請求項1に記載の押出成形用非晶質ポリエステル樹脂組成物。
  3. 請求項1〜4のいずれかに記載の押出成形用非晶質ポリエステル樹脂組成物を押出成形してなることを特徴とする成形品。
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