JP4417508B2 - ツールホルダ着脱部材保持装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ツールホルダ着脱部材を着脱可能に保持するツールホルダ着脱部材保持装置の改良に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
例えばマシニングセンタにおいて使用する複数の工具をストックしておいて適宜供給する装置として、いわゆるマガジンがある。図10には、マガジンの一例を示している。このマガジン1は、スプロケット2と円弧ガイド2aとの間にチェーン3を掛渡して構成された搬送装置4を備え、この搬送装置4のチェーン3にツールホルダ着脱部材5を支持するツールホルダ着脱部材支持装置6を設けている。なお、前記ツールホルダ着脱部材5には、図示しない工具が取付けられるようになっている。
【0003】
このツールホルダ着脱部材支持装置6について、図11及び図12を参照して説明する。チェーン3には、板部材7、8が対向状態に取付けられている。各板部材7、8には二股状をなすように位置決め片部7a、7b、8a、8bが形成されている。さらに各板部材7、8間には、板ばね9が取付軸10、10を介して取付けられている。この板ばね9は、全体形状としては「Ω」状をなしている。この板ばね9において、下部対向両側には、内方側へ「く」字形に突出する係合部9a、9bが形成されており、係合部9aは、位置決め片部7a、8aとの先端部分から内方へ突出し、係合部9bは、位置決め片部7b、8bの先端部分から内方へ突出している。
【0004】
ツールホルダ着脱部材5には、前記位置決め片部7a、7bと嵌合する溝部11a、11bが形成されていると共に、位置決め片部8a、8bと嵌合する溝部12a、12bが形成されている。
【0005】
上記構成において、ツールホルダ着脱部材5をツールホルダ着脱部材支持装置6により支持させるについては、図11に示すように、各溝部11a、11b、12a、12bを各位置決め片部7a、7b、8a、8bに嵌合させるようにして矢印A方向へ押し込む。この際に、板ばね9の係合部9a、9bを拡開させつつ押し込む。押し込んだ後は、板ばね9の弾性復帰力により係合部9a、9bがツールホルダ着脱部材5を支え保持する。なお、ツールホルダ着脱部材5を板部材7、8から取り外すには、図示しない押出治具によりツールホルダ着脱部材5を強制的に反矢印A方向へ押し出す。この際、係合部9a、9bが拡開変形してツールホルダ着脱部材5が押し出される。
【0006】
しかしながら、上記従来構成では、板ばね9を特異な形状に形成しなければならず、製作が面倒でコスト高を来す。また、係合部9a、9bそのものが板ばね9により形成されているため、係合部9a、9bが拡開変形及び弾性復帰変形を繰り返し、係合部9a、9bが変形して係合機能が損なわれたり、あるいは、必要な係合力が低下したりし、使用寿命が短く、また信頼性に劣るといった欠点があった。しかも、板ばね9には、係合保持状態で係合部としての形状をキープする必要があるため、板ばね9の板厚を厚くしてばね力を強くしており、このため、係合保持力以上に強いばね力となってしまい、ツールホルダ着脱部材5の装着及び取外しに必要以上に大きな力を要する不具合があった。
【0007】
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、使用寿命が長く、また信頼性も向上し、ツールホルダ着脱部材の装着及び取外しに過大な力を必要としないツールホルダ着脱部材保持装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
【0009】
【0010】
請求項1の発明は、対向する一対の板部材から構成されツールホルダ着脱部材を保持してマガジン内で移動するツールホルダ着脱部材保持体と、
前記各板部材の内面から外面へと順次径小となる形態に開通する配置孔と、
前記各板部材の内面にそれぞれ前記配置孔と対応して配設された二つの筒状ホルダと、
各筒状ホルダ内に移動可能に設けられ一部が前記配置孔から突出する球体からなる二つの押圧体と、
前記各筒状ホルダ内に設けられ前記押圧体をその突出方向へ付勢する付勢手段と、
前記ツールホルダ着脱部材の外面の2か所に取着され相互の内面間寸法が前記一対の板部材の外面間寸法より僅かに大きく設定された二つの被係合体と、
前記各被係合体にそれぞれ形成され前記各押圧体の突出部が嵌入係合する二つの円錐状の凹部と
を具備し、
各押圧体と各凹部との係合を前記付勢手段により保持して前記ツールホルダ着脱部材を前記ツールホルダ着脱部材保持体に保持させるに保持させるようにしてなるものである。
【0011】
この構成においては、ツールホルダ着脱部材の凹部と係合する係合部である押圧体と、付勢手段とが別部品であるから、付勢手段が変形したり、付勢力が低下することを極力防止できるようになる。しかも、付勢手段自体は係合部としての機能は必要とせず、押圧体と凹部との係合を保持するに足りる弾性力があればすむようになり、従って、ツールホルダ着脱部材の装着及び取外しに過大な力を必要としないようになる。
【0012】
特に、押圧体を球体から構成し、被係合部を円錐状の凹部から構成したから、両者の係合が極めて円滑で、しかも、構成及び製作が極めて簡単である。さらには、筒状ホルダ内に押圧体と付勢手段とを設けたので、押圧体及び付勢手段の脱落を防止できると共に、これら押圧体及び付勢手段の取付けも簡単となる。
【0013】
【0014】
請求項の発明は、請求項において、二つの筒状ホルダが連結具によって連結され、かつこの連結具によって筒状ホルダが相対する板部材内面に押圧固定される構成となっているところに特徴を有する。この構成においては、二つの筒状ホルダを一つの連結具によって両板部材に固定でき、取付け作業の簡単化を図ることができるようになる。
【0015】
請求項の発明は、請求項において、係合状態における押圧体の凹部に対する接触角度は60°〜98°の範囲内であるところに特徴を有する。この構成においては、比較的係合が容易で、係合保持にも優れ、かつツールホルダ着脱部材の取外しも容易となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例につき図1乃至図9を参照しながら説明する。図2には、マガジン21を示している。このマガジン21は、スプロケット22と円弧ガイド22aとの間にチェーン23を掛渡して構成された搬送装置24を備え、この搬送装置24のチェーン23にツールホルダ着脱部材25を支持するツールホルダ着脱部材保持装置26を設けている。なお、前記ツールホルダ着脱部材25には、図示しない工具が取付けられるようになっている。
【0017】
このツールホルダ着脱部材保持装置26について、図1、図3乃至図9を参照して説明する。チェーン23には、ツールホルダ着脱部材保持体27を構成する一対の板部材28、29が対向状態に取付けられている。各板部材28、29には二股状をなすように位置決め片部28a、28b、29a、29bが形成されている。さらに前記各板部材28、29の中間部には、内面から外面へと順次径小となるテーパー形態に開通する配置孔30、31がそれぞれ形成されている。そして、この各板部材28、29の内面において、その配置孔30、31周囲には円形の位置決め凹部28c、29cが形成されている。
【0018】
前記各板部材28、29の内面には、有底筒状ホルダ32、33が前記配置孔30、31と対応する形態に配設されている。この場合、各筒状ホルダ32、33の先端部は前記位置決め凹部28c、29cに嵌合位置決めされている。各筒状ホルダ32、33のうち、一方の筒状ホルダ32の外面には右ねじ形の雄ねじ部32aが形成されていると共に回り止め用の一対の平坦面32b(一方のみ図示)が形成されている。また、他方の筒状ホルダ33の外面には左ねじ形の雄ねじ部33aが形成されていると共に回り止め用の一対の平坦面33b(一方のみ図示)が形成されている。
【0019】
そして、この二つの筒状ホルダ32、33は筒状の連結具34によって連結されている。すなわち、この連結具34の内面のほぼ右半分には右ねじ形の雌ねじ部34aが、またほぼ左半分には左ねじ形の雌ねじ部34bが形成され、そして、中央壁部には、ねじ回しのための孔部34cが形成されている。この連結具34の各雌ねじ部34a、34bを各筒状ホルダ32、33の雄ねじ部32a、33aに螺合して両筒状ホルダ32、33を連結し、そして、適宜螺合操作することにより、筒状ホルダ32、33を相対する板部材28、29の内面に存する位置決め凹部28c、29cに押圧固定している。
【0020】
前記筒状ホルダ32、33内には、予め球体からなる押圧体35、36が付勢手段たる圧縮コイルばね37、38と共に設けられている。上記押圧体35、36は、筒状ホルダ32、33内を移動可能であり、通常は、その一部が、圧縮コイルばね37、38によりそれぞれ配置孔30、31から外部へ突出するように押圧されている。この突出量は、外部からの押し込み力により可変するものである。
【0021】
一方、ツールホルダ着脱部材25は内部にツールホルダ39を着脱(挿入装着及び抜脱)し得るように構成されており、このツールホルダ着脱部材25の外面には、前記位置決め片部28a、28b、29a、29bと嵌入係合する位置決め溝部40a、40b、41a、41bが形成されている。さらに、このツールホルダ着脱部材25の外面のうち軸方向(前後方向)の2か所には、被係合体たる被係合片部42、43が取着されており、これら被係合片部42、43の内面間寸法は、前記板部材28、29の外面間寸法より僅かに大きく設定されている。そして、この被係合片部42、43には、前記押圧体35、36と係合する被係合部たる円錐状の凹部42a、43aがそれぞれ形成されている。この場合、係合状態における押圧体35の凹部42aに対する接触角度α(図6参照)はほぼ60°〜98°の範囲内の値に設定しており、係合状態における別の押圧体36の凹部43aに対する接触角度もこれと同じである。
【0022】
また、前記マガジン21において、図2に示すように、チェーン23の走行路中の下部中央の着脱ポジションP1と、その下方の待機ポジションP2とにかけて、ツールホルダ着脱部材着脱具44が図示しないアクチュエータにより移動し得るように設けられており、これは、図9に示すように、ツールホルダ着脱部材25の下部を受ける受部44aと、上部後部を押える押え部44bとを有する。
【0023】
上記構成において、ツールホルダ着脱部材25をツールホルダ着脱部材保持体27を構成する一対の板部材28、29に取付ける場合には、例えば図9(b)に示す位置において、ツールホルダ着脱部材着脱具44を上昇させることにより、ツールホルダ着脱部材25の位置決め溝部40a、40b、41a、41bが、位置決め片部28a、28b、29a、29bに嵌合させ、そして、凹部42a、43aを押圧体35、36と嵌入係合させる。この場合、押圧体35、36は、圧縮コイルばね37、38のばね力を受けて凹部42a、43aと係合し、かつその係合状態が保持される(図1参照)。
【0024】
また、ツールホルダ着脱部材25を一対の板部材28、29から取外す場合には、例えば図9(a)に示す位置において、ツールホルダ着脱部材25を待機ポジションP2に移動させる場合には、ツールホルダ着脱部材着脱具44を下降させることにより、ツールホルダ着脱部材25を下方へ移動させる。このとき、圧縮コイルばね37、38の押圧力に抗して凹部42a、43aが押圧体35、36から外れ、係合が解除される。
【0025】
このような本実施例によれば、ツールホルダ着脱部材25の凹部42a,43aと係合する押圧体35、36と、付勢手段である圧縮コイルばね37、38とが別部品であるから、圧縮コイルばね37、38が変形したり、付勢力(ばね力)が低下することを極力防止できる。しかも、圧縮コイルばね37、38自体は係合部としての機能は必要とせず、押圧体35、36と凹部42a、43aとの係合を保持するに足りるばね力があればすむようになり、従って、ツールホルダ着脱部材25の装着及び取外しに過大な力を必要としない。この結果、使用寿命を長くすることができる。
【0026】
特に本実施例によれば、押圧体35、36を球体から構成し、被係合部を円錐状の凹部42a、43aから構成したから、両者の係合が極めて円滑で、しかも、構成及び製作が極めて簡単である。さらには、一方の筒状ホルダ32内に、押圧体35と圧縮コイルばね37とを設け、他方の筒状ホルダ33内に、押圧体36と圧縮コイルばね38とを設けたので、これら押圧体35、36及び圧縮コイルばね37、38の脱落を防止できると共に、これら押圧体35、36及び圧縮コイルばね37、38の取付けも簡単となる。
【0027】
さらには、付勢手段が圧縮コイルばね37、38からなるから、いわゆる市販品のばねを使用でき、製作の面倒さを省き得ると共にコストの低廉化を図ることができる。
【0028】
さらにまた本実施例によれば、二つの筒状ホルダ32、33が連結具34によって連結され、かつこの連結具34によってそれぞれ筒状ホルダ32、33が相対する板部材28、29内面に押圧固定される構成となっているから、二つの筒状ホルダ32、33を一つの連結具34によって両板部材28、29に固定でき、取付け作業の簡単化を図ることができる。
【0029】
また、本実施例によれば、係合状態における押圧体35、36のそれぞれ凹部42a、32aに対する接触角度を60°〜98°の範囲内に設定したから、比較的係合が容易で、係合保持にも優れ、かつツールホルダ着脱部材25の取外しも容易となる。すなわち、この接触角度が上記60°より小さいと係合に要する力(圧縮コイルばね37、38を圧縮させる力)は小さくてすむが、係合代β(図6参照)が小さく係合の信頼性に乏しい。また、接触角度が上記98°より大きいと、係合代βは多くて係合の信頼性は高いが、係合に要する力(圧縮コイルばね37、38を圧縮させる力)が大きくなると共に、図6に示す突出量γも大きくなって、押圧体35、36が配置孔30、31から抜け出てしまうおそれもある。この点、本実施例では、上述したように、係合状態における押圧体35、36のそれぞれ凹部42a、32aに対する接触角度を60°〜98°の範囲内に設定したから、比較的係合が容易で、係合保持にも優れ、かつツールホルダ着脱部材25の取外しも容易となる。さらに、各板部材28、29に位置決め凹部28c、29cを形成したから、各筒状ホルダ32、33を位置決めできると共に、落ち止めすることもできる。
【0030】
なお、押圧体としては、球体が好ましいが、これに限られず、例えば先端部が円弧状をなす棒状体でも良い。また、付勢手段としては、圧縮コイルばねが好ましいが、これに限られず、例えば板ばねあるいはねじりばねを用いて押圧体を押圧付勢する構成としても良い。
【0031】
【発明の効果】
本発明は以上の説明から明らかなように、次の効果を得ることができる。請求項1の発明によれば、ツールホルダ着脱部材の被係合部と係合する押圧体と、付勢手段とが別部品であるから、この付勢手段が変形したり、付勢力が低下することを極力防止でき、しかも、付勢手段として、押圧体と被係合部との係合を保持するに足りる付勢力があれば良く、ツールホルダ着脱部材の装着及び取外しに過大な力を必要としない。この結果使用寿命を長くできる。
【0032】
請求項2の発明によれば、上記発明と同様の効果が得られる他に、押圧体を球体から構成し、被係合部を円錐状の凹部から構成したから、両者の係合が極めて円滑で、しかも、構成及び製作が極めて簡単となり、さらには、筒状ホルダ内に押圧体と付勢手段とを設けたので、押圧体及び付勢手段の脱落を防止できると共に、これら押圧体及び付勢手段の取付けも簡単となる。
【0033】
請求項3の発明によれば、付勢手段が、圧縮コイルばねから構成されているから、いわゆる市販品のばねを使用でき、製作の面倒さを省き得ると共にコストの低廉化を図ることができる。請求項4の発明によれば、二つの筒状ホルダが連結具によって連結され、かつこの連結具によって筒状ホルダが相対する板部材内面に押圧固定される構成となっているから、二つの筒状ホルダを一つの連結具によって両板部材に固定でき、取付け作業の簡単化を図ることができる。請求項5の発明によれば、係合状態における押圧体の凹部に対する接触角度を60°〜98°の範囲内としたから、係合の容易さ及び係合保持に優れ、かつツールホルダ着脱部材の取外しも容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すツールホルダ着脱部材保持装置部分の縦断側面図
【図2】 マガジンの正面図
【図3】 ツールホルダ着脱部材保持装置配列状態の部分的正面図
【図4】 図3の矢印Q−Q方向からみた下面図
【図5】 ツールホルダ着脱部材保持装置の分解斜視図
【図6】 押圧体部分の縦断側面図
【図7】 ツールホルダ着脱部材保持装置の斜視図
【図8】 ツールホルダ着脱部材の斜視図
【図9】 (a)はツールホルダ着脱部材が着脱ポジションに存する状態での縦断側面図、(b)はツールホルダ着脱部材が待機ポジションに存する状態での縦断側面図
【図10】 従来例を示す図2相当図
【図11】 図3相当図
【図12】 図4相当図
【符号の説明】
21はマガジン、24は搬送装置、25はツールホルダ着脱部材、26はツールホルダ着脱部材保持装置、27はツールホルダ着脱部材保持体、28、29は板部材、30、31は配置孔、32、33は筒状ホルダ、34は連結具、35、36は押圧体、37、38は圧縮コイルばね(付勢手段)、42、43は被係合片部、42a、43aは凹部(被係合部)を示す。

Claims (3)

  1. 対向する一対の板部材から構成されツールホルダ着脱部材を保持してマガジン内で移動するツールホルダ着脱部材保持体と、
    前記各板部材の内面から外面へと順次径小となる形態に開通する配置孔と、
    前記各板部材の内面にそれぞれ前記配置孔と対応して配設された二つの筒状ホルダと、
    各筒状ホルダ内に移動可能に設けられ一部が前記配置孔から突出する球体からなる二つの押圧体と、
    前記各筒状ホルダ内に設けられ前記押圧体をその突出方向へ付勢する付勢手段と、
    前記ツールホルダ着脱部材の外面の2か所に取着され相互の内面間寸法が前記一対の板部材の外面間寸法より僅かに大きく設定された二つの被係合体と、
    前記各被係合体にそれぞれ形成され前記各押圧体の突出部が嵌入係合する二つの円錐状の凹部と
    を具備し、
    各押圧体と各凹部との係合を前記付勢手段により保持して前記ツールホルダ着脱部材を前記ツールホルダ着脱部材保持体に保持させるようにしてなるツールホルダ着脱部材保持装置。
  2. 前記二つの筒状ホルダは連結具によって連結され、かつこの連結具によって筒状ホルダが相対する板部材内面に押圧固定される構成となっていることを特徴とする請求項1記載のツールホルダ着脱部材保持装置。
  3. 係合状態における押圧体の凹部に対する接触角度は60°〜98°の範囲内であることを特徴とする請求項1記載のツールホルダ着脱部材保持装置。
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