JP4416305B2 - パーソナルコンピュータのデータ再生装置及びその方法 - Google Patents

パーソナルコンピュータのデータ再生装置及びその方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体から音楽データを読み出して再生するパーソナルコンピュータのデータ再生装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータのアーキテクチャーは、図12に示す様に基礎となる各種のデバイス(ハードウェア)と、各種のデバイスを作動させるためのオペレーティングシステムと、オペレーティングシステムを通じて各種のデバイスを作動させ、多様な処理を行うアプリケーションソフトウェアとを階層化させてなる。
【0003】
この様なアーキテクチャーにおいては、アプリケーションソフトウェアそのものの仕様変更や機能拡張が発生しない限り、パーソナルコンピュータや周辺デバイス等の下位層の仕様変更や機能拡張が発生しても、オペレーティングシステムのコードのみを変更することにより対処可能である。
【0004】
図13は、パーソナルコンピュータの電源が投入されてから、アプリケーションソフトウェアの起動までの手順を概略的に示すフローチャートである。
【0005】
まず、パーソナルコンピュータの電源を投入すると、オペレーティングシステムに付随するBIOS(Basic Input/Output System )が最初に起動される。BIOSは、各種のデバイスを初期化し、この後にオペレーティングシステム全体を起動する(第1ステップ)。BIOSは、CPU(Central Processing Unit )におけるアドレス空間にマッピングされたROM(Read Only Memory)内のエリアに記憶されている。
【0006】
次に、オペレーティングシステムは、ハードディスクやフロッピーディスクの規定アドレスに格納されているシステムローダをRAM(Randam Access Memory)に展開し、これを実行制御する(第2ステップ)。オペレーティングシステムは、入出力制御のためのシステムソフトウェアやドライバーソフトウェア(Driver Software )を含む。オペレーティングシステムは、パーソナルコンピュータの中核であって、ハードウェアとアプリケーションソフトウェアの仲立ちを果たし、アプリケーションソフトウェアの実行管理(データの記憶管理やタスクの管理等)、オペレーティングシステム固有のデータ形式でのファイル管理、入出力装置(キーボードや表示装置)の制御等を行う。
【0007】
オペレーティングシステムの最も基本のコードを除く他のプログラムコード、ドライバソフトウェアのプログラムコード、アプリケーションソフトウェアのプログラムコード、システムソフトウェアとアプリケーションソフトウェアとにより共用されるデータコード等は、オペレーティングシステム固有のデータ形式で、ハードディスクやフロッピーディスク等の記憶装置に記憶される。このことは、オペレーティングシステムの下位のBIOSにより、データをハードディスク等の記憶媒体を介して授受することが不可能なことを意味する。
【0008】
次に、各種のドライバソフトウェアのローディング処理が実施される(第3ステップ)。如何なるドライバソフトウェアをローディングするかは、オペレーティングシステムのインストールのときにユーザにより指定されたり、ハードウェアメーカの出荷時に設定される。また、コンピュータの周辺機器(プリンタやLAN等)を制御する基本的なドライバソフトウェアは、オペレーティングシステムに含まれている。
【0009】
基本的には、デフォルトのオペレーティングシステムのインストールにより、基本仕様の表示等のドライバソフトウェアが組み込まれる。基本仕様のドライバソフトウェアは、キーボードと記憶装置を除く他のデバイスに必要とされる。
【0010】
他のデバイスのドライバソフトウェアは、ハードウェアのメーカによりハードウェアに組み込まれるか、又は再インストール用に、オペレーティングシステム固有のデータ形式で記憶媒体に記憶されて提供される。
【0011】
次に、アプリケーションソフトウェアが起動される(第4ステップ)。アプリケーションソフトウェアは、2種類の方法で起動される。一方は、ユーザの指定により起動するという方法であり、他方は、オペレーティングシステムの起動に伴い自動的に起動するという方法である。前者のユーザの指定による起動方法では、キーボードやマウスの入力操作により選択され実行された実行ファイル(データファイルが選択された場合は、データファイルに関連する実行ファイル)をRAMに展開するというものである。また、後者のオペレーティングシステムの起動に伴う自動的な起動方法は、オペレーティングシステム固有のデータ形式で記憶された自動実行ファイルに従って、この実行ファイルをRAMに展開するというものである。ただし、両者共に、各種のドライバソフトウェアの起動が完了してから行われる。
【0012】
ところで、パーソナルコンピュータの機能が多様化されてきており、パーソナルコンピュータ本体が起動されていなくても、時刻等の表示や、特定の機能の作動が可能なものが提供されている。
【0013】
例えば、図14に示すパーソナルコンピュータ600においては、主表示装置601やキーボード602の他に、補助表示装置603や制御ボタン604が設けられており、図13に示す手順で、パーソナルコンピュータ600が起動されずとも、補助表示装置603による情報表示や、制御ボタン604の入力操作が可能である。例えば、時刻を補助表示装置603に表示したり、制御ボタン604の入力操作に応答して、CD(Compact Disk)ドライバ605を駆動制御し、ここに挿入されたCDから音楽データを読み出し、この音楽データから音声信号を生成して出力したり、Eメールの受信や受信したEメールの概要を補助表示装置603に表示する。
【0014】
この様な時刻表示、音楽データの再生、Eメールに関する表示等は、それぞれのハードウェアによって実行されるので、パーソナルコンピュータ600の起動を必要としない。
【0015】
図15の図表(5)は、時刻表示の仕様、及び音楽データの再生の仕様を示している。この図表(5)から明らかな様に、時刻表示については、主電源によるパーソナルコンピュータ600への電力供給が行われていないときに、計時手段(ハードウェア)からの出力に応じて、時刻を補助表示装置603に表示する。このときには、制御ボタン604の入力操作が無視される。また、音楽データの再生については、主電源によるパーソナルコンピュータ600への電力供給が行われていないときに、再生手段(ハードウェア)は、CDドライバ605に挿入されたCDに音楽データが記録されていると判定すると、CDから音楽データを読み出し、音声信号を生成して出力する。このとき、3つの制御ボタン604の入力操作に応答して、CDの各音楽のいずれかを選択したり、音楽データの再生を停止したり再開することができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上述した様にパーソナルコンピュータ600が起動されていなくても、幾つかの機能を作動させることができる。例えば、主表示装置601を設けた蓋が閉じられた状態であっても、CDをCDドライバ605に挿入し、制御ボタン604を操作すれば、CDから音楽データを読み出して再生することができる。
【0017】
この様なパーソナルコンピュータの機能拡張に伴い、ユーザから更なる機能拡張が要求されるのは当然のことである。例えば、気に入った音楽データをパーソナルコンピュータに取り込んで処理したいことがある。この場合、従来では、音楽鑑賞の途中であっても、パーソナルコンピュータを起動し、CDから音楽データを読み出してパーソナルコンピュータに入力し、音楽データを処理するという操作手順を踏まえねばならず、煩雑な作業を余儀なくされた。
【0018】
そこで、本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、記録媒体の音楽データの処理を指示しておけば、この後のパーソナルコンピュータの起動時に、音楽データが自動的に処理されるパーソナルコンピュータのデータ再生装置及びその方法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、記録媒体から音楽データを読み出して再生したり、音楽データをパーソナルコンピュータに出力するパーソナルコンピュータのデータ再生装置において、記録媒体から音楽データを読み出して再生する再生制御手段と、パーソナルコンピュータによる音楽データの処理を指示する指示手段と、指示手段からの指示に応答して、音楽データの処理をパーソナルコンピュータに指示するフラグをオンにして記憶する記憶手段とを備えている。
【0020】
この様な構成の本発明によれば、音楽データの処理を指示すると、この旨を示すフラグをオンにして記憶手段に記憶する。このため、パーソナルコンピュータは、その起動時に、記憶手段内のフラグを参照することにより、音楽データの処理が指示されているか否かを判定することができる。
【0021】
また、本発明においては、パーソナルコンピュータは、その起動後に、記憶手段内のフラグを参照し、フラグがオンであると、再生制御手段から音楽データを入力して処理している。
【0022】
この様にフラグのオンに応答して、パーソナルコンピュータによる音楽データの処理が行われれば、音楽データの処理のための入力操作が省略される。
【0023】
更に、本発明においては、指示手段からの指示をアイコンとして表示する表示手段を更に備えている。
【0024】
ここでは、パーソナルコンピュータによる音楽データの処理の指示をアイコンとして表示している。
【0025】
また、本発明においては、記憶手段は、フラグをオンにした後に、記録媒体が再生制御手段から取り外されると、該フラグをオフにしている。
【0026】
記録媒体が取り外された状態では、記録媒体から音楽データを読み出して処理することができないので、フラグをオフにすることにより、パーソナルコンピュータの起動時のエラーの発生を未然に防いでいる。
【0027】
更に、本発明においては、記録媒体を取り出すと音楽データの処理が中止されることを表示する表示手段を更に備え、再生制御手段は、記録媒体を排出する排出手段を備え、記録媒体の排出指示の入力操作に応答して、表示手段による表示を行ない、この後の一定時間内に、該入力操作が再度行われなければ、排出手段による記録媒体の排出を中止している。
【0028】
ここでは、記録媒体が排出されると、記録媒体から音楽データを読み出すことができなくなるので、記録媒体の排出が指示されると、音楽データの処理が中止されることを知らせている。そして、一定時間内に、記録媒体の排出が再度指示されなければ、記録媒体の排出を中止して、音楽データの処理が中止されることを防止している。
【0029】
一方、本発明は、記録媒体から音楽データを読み出して再生したり、音楽データをパーソナルコンピュータに出力するパーソナルコンピュータのデータ再生方法において、記録媒体から音楽データを読み出して再生する再生制御ステップと、パーソナルコンピュータによる音楽データの処理を指示する指示ステップと、この指示に応答して、音楽データの処理をパーソナルコンピュータに指示するフラグをオンにして記憶する記憶ステップとを含んでいる。
【0030】
この様な本発明の方法によっても、パーソナルコンピュータは、その起動時に、記憶されているフラグを参照することにより、音楽データの処理が指示されているか否かを判定することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0032】
図1は、本発明のパーソナルコンピュータのデータ再生装置の一実施形態を示すブロック図である。本実施形態において、パーソナルコンピュータ1は、コンピュータ本体2、通信部3、音声部4、データ再生部5、第1乃至第3電源供給回路30,31,32を備えている。
【0033】
第1電源供給回路30は、主電源であって、スイッチ70の押下に応答して、コンピュータ本体2に電力を供給する。また、第1電源供給回路30は、常時、データ再生部5に電力を供給している。第2電源供給回路31は、コンピュータ本体2により起動され、通信部3に電力を供給する。第3電源供給回路32は、コンピュータ本体2やデータ再生部5により起動され、音声部4に電力を供給する。
【0034】
コンピュータ本体2は、一般的なパーソナルコンピュータのアーキテクチャーを有しており、基礎となる各種のデバイス(ハードウェア)15,16,18,19と、各種のデバイスを作動させるためのオペレーティングシステム10と、オペレーティングシステム10を通じて各種のデバイスを作動させ、多様な処理を行うアプリケーションソフトウェアとを階層化させてなる。オペレーティングシステム10は、BIOSを伴い、システムソフトウェアやドライバーソフトウェアを含み、ROMや記憶装置19に記憶され、RAM上に展開されて実行される。また、アプリケーション実行部12は、オペレーティングシステム10により生成され、記憶装置19等に記憶されているアプリケーションソフトウェアをRAM上に展開して実行する。スタートアップアプリケーション記録部18には、アプリケーションソフトウェアの名称が記録されており、オペレーティングシステムの起動後に、記録部18内の各名称に対応するそれぞれのアプリケーションソフトウェアが記憶装置19から読み出されて、これらのアプリケーションソフトウェアが自動的に実行される。
【0035】
本実施形態では、音楽データをコンピュータ本体2に取り込んで変換するためのアプリケーションソフトウェアの名称が記憶装置19に記憶されており、オペレーティングシステムの起動後に、該アプリケーションソフトウェアが記憶装置19から読み出されて実行され、音楽データが予め指定されていれば、この音楽データが自動的に変換される。
【0036】
通信部3は、データをネットワークを通じて送受信するためのものであって、コンピュータ本体2によって制御され、制御部21、RAM22、及びデータの変復調を行う通信装置(モデム)23を備えている。
【0037】
音声部4は、コンピュータ本体2やデータ再生部5によって制御され、制御部24、RAM25、及び音声を発音する音声出力装置(スピーカ)26を備えている。
【0038】
データ再生部5は、常時、第1電源供給回路30もしくはバックアップバッテリ(図示せず)から電力を供給されており、パーソナルコンピュータ1におけるアプリケーションソフトウェアの実行により作動し、また独自でも作動することができ、各種の機能に対応するそれぞれのハードウェアを備えている。データ再生部5は、時刻の表示と、音楽データの再生を行う。
【0039】
時刻表示については、図2の図表(1)に示す様に、計時部60によって時刻が計時され、この時刻が補助表示コントローラ50を通じて補助表示装置52に表示される。このときには、4つの制御ボタン54-1,54-2,54-3,54-4の入力操作が無視される。
【0040】
音楽の再生については、図2の図表(1)にその概略が、図3の図表(2)にその一部詳細が示されている。第1の電源供給回路30によるパーソナルコンピュータ1への電力供給が行われていないときに、CDドライバ73にCDが挿入されると、CDの挿入がCDドライバ73からCD再生コントローラ61を介して補助表示コントローラ50に通知される。そして、CDドライバ73は、CDからデータを読み出して、このデータをCD再生コントローラ61を介して補助表示コントローラ50に出力する。補助表示コントローラ50は、CDの挿入を通知されてから、CDのデータを入力し、このデータが音楽データであるか否かを判定する。そして、音楽データであれば、補助表示コントローラ50は、第3電源供給回路32をオンにして、再生曲番号を初期値「1」に設定し、この再生曲番号「1」に対応する音楽データの再生をCD再生コントローラ61に指示する。CD再生コントローラ61は、CDドライバ73を駆動制御し、再生曲番号「1」に対応する音楽データをCDから読み出して、この音楽データをCDドライバ73から音声部4へと出力させる。音声部4では、この音楽データから音声信号を生成し、この音声信号に対応する音声をスピーカから出力する。また、補助表示コントローラ50は、再生曲番号「1」に対応するキャラクタデータを表示メモリ53から読み出して、このキャラクタデータを補助表示装置52に与える。補助表示装置52は、このキャラクタデータを用いて、再生曲番号「1」を表示する。
【0041】
また、CD再生コントローラ61は、CDドライバ73からCDが取り出されると、この旨を補助表示コントローラ50に通知する。あるいは、CD再生コントローラ61は、CDドライバ73によって再生されている再生曲番号を取得して、この再生曲番号を補助表示コントローラ50に通知する。
【0042】
更に、補助表示コントローラ50は、「次曲へスキップ」、「前曲へスキップ」及び「再生停止/再開」という3つの制御ボタン54-1,54-2,54-3の入力操作に応答して、次の再生曲番号や前の再生曲番号に対応する音楽データの再生、及び再生の一時停止や再生再開をCD再生コントローラ61に指示する。あるいは、補助表示コントローラ50は、「録音フラグON」という制御ボタン54-4の入力操作に応答して、パラメータ記憶部58内のCDデータ変換アプリケーション実行用フラグrecfを「1」に設定し、再生されている再生曲番号をCD再生コントローラ61から取得して、この再生曲番号を表示メモリ53に記憶する。
【0043】
表示メモリ53は、各種のキャラクタデータを記憶している。また、表示メモリ53は、図4の図表(3)に示す様に再生曲番号PlayNo、警告表示データWarning 、トラックの録音フラグTrackf[]、トラック番号TracNo[]等を記憶している。
【0044】
パラメータ記憶部58は、各種の変数を記憶しており、その一部を図5の図表(4)に示す。
【0045】
尚、データ再生部5のハードウェアは、様々に構成することができる。例えば、表示メモリ53及びパラメータ記憶部58を同一のメモリ内に形成することができる。また、他の各機能を同一のチップ上に形成しても構わない。
【0046】
次に、図6乃至図10のフローチャートに従って、データ再生部5による処理を説明する。
【0047】
データ再生部5は、常時、第1電源供給回路30もしくはバックアップバッテリ(図示せず)から電力供給を受けているので、第1電源供給回路30の起動時点もしくはバックアップバッテリの接続時点から処理を開始する。
【0048】
まず、図6のフローチャートに示す様に、補助表示コントローラ50は、パラメータ記憶部58内の表示モードの変数FMDを初期値「0」に設定し(図6のステップS1)、CDドライバ73へのCDの挿入を一定時間待機する(ステップS2)。そして、CDが挿入されなければ(ステップS2,No)、補助表示コントローラ50は、変数FMDが「1」でないことを確認してから(ステップS4,No)、図7のフローチャートの処理に移る。
【0049】
図7のフローチャートに示す様に、補助表示コントローラ50は、補助表示装置52内の表示メモリエリアを消去してから(ステップS101)、計時部60によって計時されている時刻をテキストデータに変換し、このテキストデータを補助表示装置52に出力する(ステップS102)。補助表示装置52は、この時刻を表すテキストデータを表示メモリに記憶して表示画面に表示する。この後、図6のステップS2に戻る。
【0050】
また、図6のフローチャートに示す様に、CDが挿入されると(ステップS2,Yes)、補助表示コントローラ50は、変数FMDを「1」に設定してから(ステップS3)、図8のフローチャートの処理に移る。
【0051】
図8のフローチャートに示す様に、補助表示コントローラ50は、補助表示装置52内の表示メモリエリアを消去すると共に、第3電源供給回路32を起動して、音声部4への電力供給を開始する(ステップS201)。また、補助表示コントローラ50は、図4の図表(3)に示した表示メモリ53及びパラメータ記憶部58内の所定の各変数を初期化する(ステップS202)。これにより、再生曲番号PlayNoが「1」に、再生停止フラグpausefが「0」に、CDデータ変換アプリケーション実行用フラグrecfが「0」に、トラック番号TracNo[]の変数iが「0」にそれぞれ設定される。
【0052】
引き続いて、補助表示コントローラ50は、再生曲番号PlayNo「1」に対応する音楽データの再生をCD再生コントローラ61に指示する(ステップS203)。これに応答してCD再生コントローラ61によりCDドライバ73が駆動制御され、再生曲番号PlayNo「1」に対応する音楽データがCDから読み出されて、この音楽データが音声部4に出力され、この音楽データから音声信号が生成されて、この音声信号に対応する音声がスピーカから出力される。また、補助表示コントローラ50は、再生曲番号PlayNo「1」に対応するキャラクタデータを表示メモリ53から読み出して、このキャラクタデータを補助表示装置52に与える。補助表示装置52は、このキャラクタデータにより再生曲番号PlayNo「1」を表示する(ステップS204)。
【0053】
更に、補助表示コントローラ50は、CDドライバ73からのCDの取り出しを指示するためのCD再生コントローラ61の排出ボタン(図示せず)が操作されたか否かを判定する(ステップS205)。そして、CD再生コントローラ61の排出ボタンが操作されなければ(ステップS205,No)、補助表示コントローラ50は、各制御ボタン54-1,54-2,54-3,54-4のいずれかが押下されたか否かを判定し(ステップS206)、押下されていなければ(ステップS206,No)、CDドライバ73によって再生されている再生曲番号をCD再生コントローラ61から取得する(ステップS207)。更に、補助表示コントローラ50は、この取得した再生曲番号を表示メモリ53内の再生曲番号PlayNoと照合し(ステップS208)、両者の再生曲番号が一致しなれければ(ステップS208,No)、表示メモリ53に記憶されかつ補助表示装置52に表示されている再生曲番号PlayNoを該取得した再生曲番号に更新してから(ステップS209)、ステップS210に移る。また、両者の再生曲番号が一致すれば(ステップS208,Yes)、ステップS209を介さずに、ステップS210に移る。
【0054】
ステップS210において、補助表示コントローラ50は、録音フラグTrackf[]を表示メモリ53から読み出す。これまでの処理では、録音フラグTrackf[]を設定しておらず、その初期値が「0」のため(ステップS211,No)、図6のステップS2に戻る。
【0055】
図6のフローチャートにおいては、CDが挿入されず(ステップS2,No)、パラメータ記憶部58内の変数FMDが「1」に既に変更されているから(ステップS4,Yes)、図8のステップS205へと再び移る。
【0056】
また、図8のフローチャートに示す様に、各制御ボタン54-1,54-2,54-3,54-4のいずれかが押下されると(ステップS206,Yes)、ステップS212からの処理に移る。例えば、「次曲へスキップ」という制御ボタン54-1が押下されると(ステップS212,Yes)、補助表示コントローラ50は、次の再生曲番号に対応する音楽データの再生をCD再生コントローラ61に指示する(ステップS213)。これにより、次の再生曲番号に対応する音楽データがCDから読み出されて、この音楽データが音声部4に出力され、この音楽データに対応する音声が出力される。この後、再生されている次の再生曲番号が取得され(ステップS207)、この取得された再生曲番号が表示メモリ53に記憶されかつ補助表示装置52に表示されている再生曲番号PlayNoに一致しないので(ステップS208,No)、再生曲番号PlayNoが更新され(ステップS209)、表示メモリ53内の録音フラグTrackf[]が初期値「0」のままであるから(ステップS211,No)、図6のステップS2に戻る。
【0057】
図6のフローチャートにおいては、CDが挿入されず(ステップS2,No)、変数FMDが「1」に既に変更されているから(ステップS4,Yes)、図8のステップS205へと再び移る。
【0058】
あるいは、「前曲へスキップ」という制御ボタン54-2が押下されると(ステップS206で“Yes”、かつステップS214で“Yes”)、補助表示コントローラ50は、前の再生曲番号に対応する音楽データの再生をCD再生コントローラ61に指示する(ステップS215)。これにより、前の再生曲番号に対応する音楽データがCDから読み出されて、この音楽データが音声部4に出力される。この後、再生されている前の再生曲番号が取得され(ステップS207)、この取得された再生曲番号が表示メモリ53に記憶されかつ補助表示装置52に表示されている再生曲番号PlayNoに一致しないので(ステップS208,No)、再生曲番号PlayNoが更新され(ステップS209)、表示メモリ53内の録音フラグTrackf[]が初期値「0」のままであるから(ステップS211,No)、図6のステップS2に戻る。そして、CDが挿入されず(ステップS2,No)、変数FMDが「1」であるから(ステップS4,Yes)、図8のステップS205へと再び移る。
【0059】
また、「再生停止/再開」という制御ボタン54-3が押下されると(ステップS206で“Yes”、かつ各ステップS212,S214,S216のいずれも“No”)、補助表示コントローラ50は、パラメータ記憶部58内の再生停止フラグpausefを参照し(ステップS217)、この再生停止フラグpausefが初期値「0」のままであるから、つまり初めての制御ボタン54-3の押下であるから(ステップS217,Yes)、この再生停止フラグpausefを「1」に設定し(ステップS218)、再生の一時停止をCD再生コントローラ61に指示する(ステップS219)。これにより、CDからの音楽データの再生が一時停止される。このとき、CDドライバ73は、CDのトラックのトレースを何時でも再開して継続することができる様に、トレースしていたCDのトラックを保持する。この後、図6のステップS2に戻り、図8のステップS205へと再び移る。
【0060】
こうして音楽データの再生が中断されている状態で、「再生停止/再開」の制御ボタン54-3が再び押下されると(ステップS206で“Yes”、かつ各ステップS212,S214,S216のいずれも“No”)、補助表示コントローラ50は、パラメータ記憶部58内の再生停止フラグpausefを参照し(ステップS217)、この再生停止フラグpausefが「1」であるから、つまり制御ボタン54-3が以前に押下されているから(ステップS217,No)、この再生停止フラグpausefを初期値「0」に設定し(ステップS220)、再生再開をCD再生コントローラ61に指示する(ステップS221)。これにより、音楽データの再生がCDにおける以前のトラックより継続して再開される。この後、図6のステップS2に戻り、図8のステップS205へと再び移る。
【0061】
また、「録音フラグON」という制御ボタン54-4が押下されると(ステップS206で“Yes”、かつステップS216で“Yes”)、図9のフローチャートの処理に移る。
【0062】
図9のフローチャートに示す様に、補助表示コントローラ50は、パラメータ記憶部58内のCDデータ変換アプリケーション実行用フラグrecfを「1」に設定し(ステップS401)、更に表示メモリ53内の録音フラグTrackf[PlayNo]を「1」に設定し、トラック番号TracNo[ i] を再生曲番号PlayNoに対応付けてから(ステップS402)、値iをインクリメントして更新する(ステップS403)。この後に、図8のステップS207に移る。
【0063】
図8のステップS207において、補助表示コントローラ50は、CDドライバ73によって再生されている再生曲番号をCD再生コントローラ61から取得する。そして、補助表示コントローラ50は、この取得した再生曲番号が表示メモリ53内の再生曲番号PlayNoと一致することを確認してから(ステップS208,Yes)、録音フラグTrackf[PlayNo]を表示メモリ53から読み出し(ステップS210)、この録音フラグTrackf[PlayNo]が「1」であるから、録音を示すアイコンをを表示メモリ53から読み出して、このアイコンを補助表示装置52に表示させる(ステップS212)。この後、図6のステップS2に戻り、図8のステップS205へと再び移る。
【0064】
また、図8のフローチャートに示す様に、CD再生コントローラ61の排出ボタンが操作されれば(ステップS205,Yes)、図10のフローチャートの処理に移る。
【0065】
図10のフローチャートに示す様に、補助表示コントローラ50は、表示メモリ53から警告表示データWarning を読み出し、この警告表示データWarning を補助表示装置52に表示させる(ステップS301)。この警告表示データWarning の内容は、「CDを取り出すと、音楽データの記録が行われない。」という旨である。この後、補助表示コントローラ50は、CD再生コントローラ61の排出ボタンが再度操作されないままに(ステップS302,No)、予め定められた5秒の時間を経過すると(ステップS303,Yes)、CDコントローラ61に対してCDの排出の中止を指示する。これにより、CDの排出が中止される。この後、図8のステップS205へと再び移る。
【0066】
また、5秒の時間を経過するまでに(ステップS303,No)、CD再生コントローラ61の排出ボタンが再度操作されると(ステップS302,Yes)、補助表示コントローラ50は、パラメータ記憶部58内のCDデータ変換アプリケーション実行用フラグrecf、表示メモリ53内の録音フラグTrackf[PlayNo]及びトラック番号TracNo[ i] を初期値に戻してから(ステップS304)、CDコントローラ61に対してCDの排出を指示する。これにより、CDがCDドライバ73から排出される。更に、補助表示コントローラ50は、補助表示装置52内の表示メモリエリアを消去すると共に、第3電源供給回路32を停止して、音声部4への電力供給を停止させ(ステップS305)、パラメータ記憶部58内の表示モードの変数FMDを初期値「0」に戻す(ステップS306)。この後、図6のステップS2に戻り、変数FMDが「0」であることから(ステップS4,No)、図7の処理に移り、時刻が補助表示装置52に表示される。
【0067】
この様にデータ再生部5では、CDドライバ73にCDが挿入されると、第3電源回路32を起動して、音声部4への電力供給を開始し、このCDから音楽データを読み出して音声部4に出力し、音声部4から音声を出力させている。また、各制御ボタン54-1,54-2,54-3,54-4の押下に応答して、「次曲へスキップ」、「前曲へスキップ」、「再生停止/再開」、及び「録音フラグON」というそれぞれの機能を実行している。更に、「録音フラグON」のときには、この旨を示すアイコンを補助表示装置52に表示している。また、CDの排出を指示する排出ボタンが操作されると、「CDを取り出すと、音楽データの記録が行われない。」という旨を表示して、利用者に警告を与え、一定時間内に、排出ボタンが再度操作されたときにのみ、CDを排出している。
【0068】
これまでのデータ再生部5の動作は、パーソナルコンピュータ1のコンピュータ本体2が作動しているか否かにかかわらず行われる。
【0069】
次に、図11のフローチャートに従って、パーソナルコンピュータ1のコンピュータ本体2の起動時の処理を説明する。
【0070】
まず、第1電源供給回路30のスイッチ70を押下すると、第1電源供給回路30からコンピュータ本体2へと電力が供給される。コンピュータ本体2においては、BIOSが最初に起動され、引き続いてオペレーティングシステムが起動され、この後にスタートアップアプリケーション記録部18内の各名称に対応するそれぞれのアプリケーションソフトウェアが記憶装置19から読み出されて、これらのアプリケーションソフトウェアが自動的に実行される。先に述べた様に、これらのアプリケーションソフトウェアには、音楽データをコンピュータ本体2に取り込んで変換するためのアプリケーションソフトウェアが含まれている。
【0071】
この音楽データを取り込んで変換するためのアプリケーションソフトウェアが実行されると(ステップS501)、コンピュータ本体2は、データ再生部5のパラメータ記憶部58内のCDデータ変換アプリケーション実行用フラグrecfを読み出し(ステップS502)、このフラグrecfが「1」であるか否かを判定する(ステップS503)。ここで、フラグrecfが「1」でなければ(ステップS503,No)、ステップS505からの処理を行わずに終了となる(ステップS504)。
【0072】
また、フラグrecfが「1」であれば(ステップS503,Yes)、コンピュータ本体2は、データ再生部5の表示メモリ53からトラック番号TracNo[ i] に対応付けられた再生曲番号PlayNoを読み出し、データ再生部5のCDドライバ73を起動して、CDから再生曲番号PlayNoの音楽データを読み出す(ステップS505)。そして、コンピュータ本体2は、この音楽データをパーソナルコンピュータ用のデータに変換し(ステップS506)、このデータをWAVファイルとして記憶装置19に保存する(ステップS507)。このとき、表示メモリ53に複数の再生曲番号PlayNoが記録されていれば、これらの再生曲番号PlayNoの音楽データを全て読み出して変換し、変換された全てのデータを記憶装置19に保存する。こうして音楽データの変換が終了すると(ステップS508)、コンピュータ本体2は、表示メモリ53及びパラメータ記憶部58の内容を消去し(ステップS509)、図11の処理を終了する。
【0073】
この様に本実施形態では、コンピュータ本体2が作動していなくても、CDドライバ73によりCDから音楽データを読み出し、音声部4から音声を出力させることができ、「録音フラグON」という制御ボタン54-4を押下すると、パラメータ記憶部58内のCDデータ変換アプリケーション実行用フラグrecfが「1」に設定され、表示メモリ53にトラック番号TracNo[ i] に対応付けて再生曲番号PlayNoが記憶される。そして、コンピュータ本体2の起動時には、パラメータ記憶部58内の実行用フラグrecf「1」に応答して、音楽データを取り込んで変換するためのアプリケーションソフトウェアが自動的に実行され、表示メモリ53からトラック番号TracNo[ i] に対応付けられた再生曲番号PlayNoが読み出され、CDから再生曲番号PlayNoの音楽データが読み出され、この音楽データがパーソナルコンピュータ用のデータに変換されて保存される。このため、例えば音楽鑑賞の途中で、気に入った音楽があれば、このときにはコンピュータ本体2を起動せずとも、「録音フラグON」という制御ボタン54-4を押下するだけで良く、この後のコンピュータ本体2の起動時に、その音楽の音楽データが自動的に処理されて保存される。
【0074】
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものでなく多様に変形することができる。例えば、記録媒体がCDとは異なる他の種類のものであっても良い。
【0075】
【発明の効果】
以上説明した様に本発明によれば、音楽データの処理を指示すると、この旨を示すフラグをオンにして記憶手段に記憶する。このため、パーソナルコンピュータは、その起動時に、記憶手段内のフラグを参照することにより、音楽データの処理が指示されているか否かを判定することができる。
【0076】
また、本発明によれば、パーソナルコンピュータは、その起動後に、記憶手段内のフラグを参照し、フラグがオンであると、再生制御手段から音楽データを入力して処理している。これにより、音楽データの処理のための入力操作が省略される。
【0077】
更に、本発明によれば、パーソナルコンピュータによる音楽データの処理の指示をアイコンとして表示している。
【0078】
また、本発明によれば、記録媒体が取り外された状態では、記録媒体から音楽データを読み出して処理することができないので、フラグをオフにすることにより、パーソナルコンピュータの起動時のエラーの発生を未然に防いでいる。
【0079】
更に、本発明によれば、記録媒体が排出されると、記録媒体から音楽データを読み出すことができなくなるので、記録媒体の排出が指示されると、音楽データの処理が中止されることを知らせている。そして、一定時間内に、記録媒体の排出が再度指示されなければ、記録媒体の排出を中止して、音楽データの処理が中止されることを防止している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパーソナルコンピュータのデータ再生装置の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1のデータ再生装置の仕様を概略的に示す図表である。
【図3】図1のデータ再生装置の音楽再生の仕様を詳細に示す図表である。
【図4】図1のデータ再生装置における表示メモリの記憶内容を示す図表である。
【図5】図1のデータ再生装置におけるパラメータ記憶部の記憶内容を示す図表である。
【図6】図1のデータ再生装置による処理を示すフローチャートである。
【図7】図6の処理に引き続く時刻表示の処理を示すフローチャートである。
【図8】図6の処理に引き続く音楽再生の処理を示すフローチャートである。
【図9】図8の処理に引き続く録音フラグをオンにする処理を示すフローチャートである。
【図10】図8の処理に引き続くCDを排出する処理を示すフローチャートである。
【図11】図1のコンピュータ本体による処理を示すフローチャートである。
【図12】一般的なパーソナルコンピュータのアーキテクチャーを示す図である。
【図13】一般的なパーソナルコンピュータの電源の投入から、アプリケーションソフトウェアの起動までの手順を概略的に示すフローチャートである。
【図14】パーソナルコンピュータの外観を例示する斜視図である。
【図15】従来のパーソナルコンピュータの仕様を概略的に示す図表である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ
2 コンピュータ本体
3 通信部
4 音声部
5 データ再生部
10 オペレーティングシステム
12アプリケーション実行部
15 表示装置
16 標準入力装置
18 スタートアップアプリケーション記録部
19 記憶装置
21,24 制御部
22,25 RAM
23 通信装置
26 音声出力装置
30 第1電源供給回路
31 第2電源供給回路
32 第3電源供給回路
50 補助表示コントローラ
52 補助表示装置
53 表示メモリ
54-1,54-2,54-3,54-4 制御ボタン
58 パラメータ記憶部
60 計時手段
61 CD再生コントローラ
73 CDドライバ

Claims (5)

  1. 記録媒体から音楽データを読み出して再生するパーソナルコンピュータのデータ再生装置において、
    記録媒体から1つまたは複数の音楽データを読み出す読み出し手段と、
    前記読み出し手段により読み出される音楽データの曲番号を表示する表示手段と、
    前記読み出し手段による前記曲番号に対応する音楽データの読み出し、及び前記曲番号に対応する音楽データの録音を指示する再生録音指示手段と、
    前記パーソナルコンピュータの電源オンオフにかかわらず、前記読し出し手段、前記表示手段、及び前記再生録音指示手段への電力供給を行う電力供給手段と、
    前記パーソナルコンピュータの電源オンのときに電力を供給され、音楽データを記憶する音楽データ記憶手段と、
    前記パーソナルコンピュータの電源オフのときに、音楽データの曲番号が前記表示手段に表示され、前記再生録音指示手段により前記音楽データの録音が指示された後に、パーソナルコンピュータの電源がオンにされると、前記読み出し手段による前記曲番号に対応する音楽データの読み出しを行わせ、この音楽データを変換して前記音楽データ記憶手段に記憶する制御手段とを備えたことを特徴とするパーソナルコンピュータのデータ再生装置。
  2. 音声を出力する音声出力手段を更に備え、
    前記電力供給手段は、前記パーソナルコンピュータの電源オンオフにかかわらず、前記音声出力手段への電力供給を行い、
    前記音声出力手段は、前記再生録音指示手段により読み出しが指示されて、前記読み出し手段により読み出された音楽データを再生することを特徴とする請求項1に記載のパーソナルコンピュータのデータ再生装置。
  3. 前記表示手段は、前記パーソナルコンピュータの電源オンオフにかかわらず、前記電力供給手段からの電力供給を受ける補助表示部と、前記パーソナルコンピュータの電源オンのときにだけ電力供給を受ける主表示部とを備え、
    前記補助表示部は、前記再生録音指示手段による音楽データの読み出し又は録音の指示に応答して該音楽データの曲番号及び該音楽データの再生又は録音を示すアイコンを表示することを特徴とする請求項1又は2に記載のパーソナルコンピュータのデータ再生装置。
  4. 前記読み出し手段からの記録媒体の排出を指示する排出指示手段を備え、
    前記制御手段は、前記パーソナルコンピュータの電源オフのときに、前記再生録音指示手段により音楽データの録音が指示され、この後に前記排出指示手段により前記記録媒体の排出が指示されると、前記再生録音指示手段の指示による音楽データの録音が実行されない旨を前記表示手段に表示して、一定時間を計時し、この一定時間内に前記排出指示手段により前記記録媒体の排出が再度指示されない場合は、前記記録媒体の排出を中止することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のパーソナルコンピュータのデータ再生装置。
  5. 記録媒体から音楽データを読み出して再生するパーソナルコンピュータのデータ再生方法において、
    記録媒体から1つまたは複数の音楽データを読み出す読み出し部と、
    前記読み出し部により読み出される音楽データの曲番号を表示する表示部と、
    前記読み出し部による前記曲番号に対応する音楽データの読み出し、及び前記曲番号に対応する音楽データの録音を指示する再生録音指示部と、
    前記パーソナルコンピュータの電源オンオフにかかわらず、前記読し出し部、前記表示部、及び前記再生録音指示部への電力供給を行う電力供給部と、
    前記パーソナルコンピュータの電源オンのときに電力を供給され、音楽データを記憶する音楽データ記憶部とを備え、
    前記パーソナルコンピュータの電源オフのときに、音楽データの曲番号が前記表示部に表示され、前記再生録音指示部により前記音楽データの録音が指示された後に、パーソナルコンピュータの電源がオンにされると、前記読み出し部による前記曲番号に対応する音楽データの読み出しを行わせ、この音楽データを変換して前記音楽データ記憶部に記憶することを特徴とするパーソナルコンピュータのデータ再生方法。
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