JP4415903B2 - リモコン配線器具 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチのオンオフ情報を含む伝送信号が信号線を通して伝送されることによりスイッチのオンオフがリレーの開閉に反映されるリモコン配線器具に関するものである。
従来から、負荷の遠隔監視制御を行うために信号線を通してスイッチのオンオフ情報を含む伝送信号を伝送し、負荷の電源を入切するリレーを伝送信号によって開閉させる技術が知られている。スイッチとしては、人が実際に操作するスイッチだけではなく、種々のセンサの検知結果に呼応してオンオフされる接点信号を出力する自動スイッチもある。
この種の遠隔監視制御システムとして、たとえば、スイッチを備える監視端末器と負荷への電源を入切するリレーが接続される制御端末器とを端末装置として備え、伝送ユニットをセンタ装置として備える集中制御システムが知られている。伝送ユニットと監視端末器と制御端末器とは2線式の信号線に接続されており、監視端末器および制御端末器に設定されているアドレスを用いて伝送ユニットが監視端末器および制御端末器を各別に認識する。一般的には1台の制御端末器で最大4個のリレーを制御することができる(たとえば、特許文献1参照)。
上述した遠隔監視制御システムのうち、制御するリレーの個数が比較的少ない小規模用のものでは、図14に示すように、伝送ユニットの機能を備えた本体ユニット1にリレーを有したリレーユニット6を着脱可能に接続することにより構成されるリモコン配線器具(以下では「親器A」という)を用いることが考えられている。親器Aは、制御端末器を用いることなくリレーユニット6のリレーを制御することができる。つまり、制御するリレーの個数が親器Aに装着可能なリレーユニット6の個数の範囲内であれば、親器Aに対して2線式の信号線14を用いて監視端末器を接続することにより遠隔監視制御システムを構築でき、監視端末器に設けたスイッチの操作を親器Aに設けたリレーユニット6のリレーの入切に反映させることができる。
さらに、制御するリレーの個数が親器Aに装着可能なリレーユニット6の個数の範囲を超える場合には、制御端末器の機能を備えた本体ユニット1にリレーユニット6を接続することにより構成されるリモコン配線器具(以下では「子器B」という)を親器Aと併せて用いる。つまり、伝送ユニットの機能を備えた親器Aに対して2線式の信号線14を用いて子器Bを接続することにより、監視端末器に設けたスイッチの操作を子器Bに設けたリレーユニット6のリレーの入切に反映させることができる。親器Aおよび子器Bは、壁面に取り付けられ前面が開放された箱状の制御盤C内に収納される。
また、親器Aおよび子器Bにおいてはそれぞれ、図14に示すように本体ユニット1の器体2を上下方向に長い直方体状の取付台3を備えた形状に形成し、取付台3の長手方向に沿ってリレーユニット6を複数個ずつ列設できるように、取付台3において長手方向に沿う一方の側面に複数個のリレーユニット6を装着可能とする。1台の制御端末器では最大4個のリレーを制御できるので、子器Bにおいては最大4個のリレーユニット6を配列可能とする。一方、親器Aにおいては、図14に示すように子器Bの2倍である最大8個のリレーユニット6を配列可能とする。なお、親器Aの本体ユニット1の器体2においては、取付台3の長手方向の側方に左右方向に長い直方体状の側枠4を連続一体に備えた形状に形成される。
ところで、小規模用の遠隔監視制御システムでは、親器Aおよび子器Bを収納する制御盤Cとして既製の分電盤を流用して用いるのが望ましいから、親器Aおよび子器Bはそれぞれ、本体ユニット1にリレーユニット6を装着した状態で、いわゆる分電盤協約寸法(分電盤の内器の規格としてJIS規格に定められた寸法)になるように本体ユニット1およびリレーユニット6の寸法が設定される。しかも、1個のリレーユニット6の幅寸法(上下寸法)は分電盤協約寸法における単位寸法の1個分の寸法とされ、親器Aの本体ユニット1における側枠4の幅寸法はリレーユニット6の2個分の幅寸法と等しくされる。
特開昭62−193486号公報
ところで、従来から普及している分電盤は左右方向に長い形状であることが多い。このような制御盤Cに対して、親器Aおよび子器Bを、図14に示すように互いの取付台3の長手方向を一致させる向きで取付台3の幅方向である左右方向に並設すると、以下の問題が生じる。すなわち、上述したリモコン配線器具においては、奇数台の子器Bを配置する場合に、図14のように子器Bの下方に無駄なスペースが空くことになる。その結果、リモコン配線器具を収納するために必要以上に寸法の大きい制御盤Cを用いることになり、制御盤Cの占有スペースが大きくなるという問題が生じる。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであって、従来構成に比較して制御盤に対する収まりがよく、比較的小さい寸法の制御盤に収納することができるリモコン配線器具を提供することを目的とする。
請求項1の発明では、前面が開放された箱状の制御盤内に収納され、スイッチのオンオフ情報を含む伝送信号が信号線を通して伝送されることによりスイッチのオンオフでリレーの開閉が遠隔制御されるリモコン配線器具であって、前記信号線に電気的に接続される信号端子部を有した本体ユニットと、リレーを有し本体ユニットに設けた複数個のリレー取付部にそれぞれ着脱可能であって装着時に本体ユニットと電気的に接続される複数個のリレーユニットとを備え、本体ユニットは、制御盤内に取り付けられる直方体状の取付台を有し、取付台は、前面の一辺に沿う一方向に一対のリレー取付部が並ぶように、前記一方向の両端面である一対の取付面にリレー取付部が複数個ずつ列設されていることを特徴とする。
この構成によれば、取付台の両側にリレーユニットを複数個ずつ対称的に取り付けることができる。たとえば12個のリレーユニットを装着する場合に、従来構成ではリレーユニットは8個と4個との2列に分けて配置されるから、少なくとも前記一方向に2列のリレーユニットおよび本体ユニットが収まり、かつ各取付面において複数個のリレー取付部が並ぶ他方向に8個のリレーユニットが収まる寸法の制御盤を用いる必要があるのに対して、請求項1の構成ではリレーユニットは取付台の両側に6個ずつ配置されるから、前記一方向の寸法を従来構成と同程度としながらも、前記他方向においてはリレーユニット2個分だけ従来構成よりも小さい寸法の制御盤を用いることができる。すなわち、請求項1の構成では、従来構成に比較して制御盤に対するリモコン配線器具の収まりがよくなり、リモコン配線器具を収納するために必要な制御盤の大きさを従来構成よりも小さくすることができる。あるいは、従来構成と同じ大きさの制御盤を用いてリモコン配線器具に隣接するスペースに他の配線器具を取り付けることも可能である。しかも、取付台の両側にリレーユニットを対称的に配置できるので、リレーユニットが非対称的に配置される場合に比べてリモコン配線器具の見映えがよくなる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記取付台が各取付面において複数個の前記リレー取付部が並ぶ方向である連接方向に複数個連接可能であって、前記信号端子部が、取付台の前面に凹設され前記連接方向に沿って延長された端子溝の底面に設けられており、端子溝が、長手方向の端面を取付台において取付台の連接時に隣接する取付台に突き合わされる側面に一致させるように延長されており、取付台の連接時に隣接する取付台の各信号端子部には、金属板からなり端子溝の底面に沿って配置される送り部材の各端部がそれぞれ端子ねじを用いて電気的に接続されることを特徴とする。
この構成によれば、前記連接方向に取付台を連接することにより、装着可能なリレーユニットの最大個数を増加させることができる。また、信号端子部が端子溝の底面に設けられているから、信号端子部に対して電線を接続する場合に端子溝を通して電線を引き回すことにより、取付台の前面からはみ出さずに電線を引き回すことができる。しかも、隣接する取付台の信号端子部同士の接続には送り部材を用いるので、端子ねじを用いて電線を信号端子部に接続すると同時に送り部材を信号端子部に接続することができ、結果的に、隣接する取付台の信号端子部同士を電線で接続する場合に比べて接続作業が容易になる。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記取付台の後面に凹設された保持溝内に差し込まれる係合爪と、前記リレーユニットの装着時に前記一方向において対応する係合爪との間に取付台および各1個のリレーユニットを挟持する保持爪とを有し、前記制御盤の後壁に取り付けられることにより前記本体ユニットおよびリレーユニットを制御盤内に保持する連接取付板を備え、一方の前記取付面側に装着されたリレーユニットを保持する連接取付板と、他方の取付面側に装着されたリレーユニットを保持する連接取付板とが一体に形成されていることを特徴とする。
連接取付板を用いて本体ユニットおよびリレーユニットを制御盤内に保持する構成において、取付台の両側に装着されるリレーユニットを保持する2枚の連接取付板が別体である場合には、制御盤に対して取り付けられた両連接取付板が相対的にずれていると、いずれか一方の連接取付板においては係合爪および保持爪が取付台およびリレーユニットを挟持できる位置からずれることになるので、本体ユニットおよびリレーユニットを確実に保持することができないという問題が生じる。しかし、別体である2枚の連接取付板を相対的にずれないように制御盤に取り付ける作業は手間がかかる。これに対して、請求項3の構成では、2枚の連接取付板が一体化されているので、両連接取付板が相対的にずれることはなく、係合爪および保持爪が取付台およびリレーユニットを挟持できる位置からずれることはないので、本体ユニットおよびリレーユニットを確実に保持することができる。結果的に、2枚の連接取付板が別体である場合に比べて制御盤に連接取付板を取り付ける作業の手間が軽減する。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記一方向に並ぶ一対の前記保持爪が互いに近づく向きにそれぞればね付勢されており、各係合爪が対応する保持爪に近づく向きにそれぞればね付勢されていることを特徴とする。
この構成によれば、取付台および一対のリレーユニットが2枚の連接取付板に跨る一対の保持爪によって弾性保持されるだけでなく、取付台および各1個のリレーユニットが各連接取付板における係合爪および保持爪によってそれぞれ弾性保持されるので、本体ユニットおよびリレーユニットが確実に保持されることになる。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4の発明において、前記リレー取付部と前記リレーユニットとが、互いに突き合わされ、一方の対向面に突設された結合突起が他方の対向面に凹設された結合溝に差し込まれた状態でリレーユニットを前記取付面に沿って移動させることにより結合され、前記本体ユニットとリレーユニットとが、結合突起の先端面と結合溝の底面とにおいてリレーユニットの装着時に互いに対向する各部位にそれぞれ設けられ、少なくとも一方が他方に近づく向きにばね付勢された接触端子によって電気的に接続されることを特徴とする。
この構成によれば、本体ユニットとリレーユニットとを差込式の端子によって電気的に接続する構成に比べて、小さい力でリレーユニットの着脱が可能になる。
本発明は、取付台の両側にリレーユニットを複数個ずつ対称的に取り付けることができる。たとえば12個のリレーユニットを装着する場合に、従来構成ではリレーユニットは8個と4個との2列に分けて配置されるから、少なくとも前記一方向に2列のリレーユニットおよび本体ユニットが収まり、かつ各取付面において複数個のリレー取付部が並ぶ他方向に8個のリレーユニットが収まる寸法の制御盤を用いる必要があるのに対して、請求項1の構成ではリレーユニットは取付台の両側に6個ずつ配置されるから、前記一方向の寸法を従来構成と同程度としながらも、前記他方向においてはリレーユニット2個分だけ従来構成よりも小さい寸法の制御盤を用いることができる。すなわち、請求項1の構成では、従来構成に比較して制御盤に対するリモコン配線器具の収まりがよくなり、リモコン配線器具を収納するために必要な制御盤の大きさを従来構成よりも小さくすることができる。あるいは、従来構成と同じ大きさの制御盤を用いてリモコン配線器具に隣接するスペースに他の配線器具を取り付けることも可能である。しかも、取付台の両側にリレーユニットを対称的に配置できるので、リレーユニットが非対称的に配置される場合に比べてリモコン配線器具の見映えがよくなるという利点がある。
以下の各実施形態では、リモコン配線器具を収納する制御盤として壁面に取り付けられ前面が開放された分電盤を例示し、制御盤の上下左右である図1(a)の上下左右を上下左右として説明する。
(実施形態1)
本実施形態のリモコン配線器具には、従来構成と同様に遠隔監視制御システムの構成要素のうち伝送ユニットの機能を備える親器Aと、伝送ユニットの機能は備えずに制御端末器の機能を備える子器Bとがある。以下では親器Aの構成を先に説明し、子器Bの構成を後で説明する。
親器Aは、図1(a)に示すように、本体ユニット1の器体2が、上下方向に長い直方体状の取付台3と、左右方向に長い直方体状の側枠4とを、側枠4の左右方向における中央部の下面に取付台3の上端面を一致させる形で連続一体に備えた形状に形成される。取付台3と側枠4とは前後寸法(図1(b)の上下寸法)が等しく、取付台3と側枠4とが連続することにより平面視においてT字状になる。本体ユニット1は、取付台3における前面の各辺がそれぞれ制御盤Cの底面(後壁の前面)の各辺に沿う向きに、後述する連接取付板5を用いて制御盤C内に保持される。
ところで、親器Aの取付台3には、従来構成と同様に最大8個のリレーユニット6を配列することができる。ただし、本実施形態では、取付台3の左右両端面をそれぞれリレーユニット6が装着される取付面7(図2参照)とし、各取付面7にそれぞれ最大4個ずつのリレーユニット6を装着可能とした点が従来構成とは相違する。両取付面7には、図2に示すように、それぞれ4個ずつのリレー取付部としてのリレーソケット8が上下方向に列設されており、リレーユニット6は、各リレーソケット8にそれぞれ着脱可能に取り付けられる。ここで、左右方向に一対のリレーユニット6が並ぶように、リレーソケット8は一対の取付面7に対称的に形成されている。各リレーソケット8は、それぞれ前後方向に長い差込口が形成され、差込口内に刃受けばねからなる5個のソケット側端子9が差込口の長手方向に沿って列設されている。これらのソケット側端子9には後述するリレーユニット6のユニット側端子10がそれぞれ差し込まれる。
本体ユニット1の前面には、端子ねじを備えた電源端子部11と信号端子部12とが設けられる。電源端子部11には商用電源を供給する電源線13が接続され、信号端子部12には信号線14(図14参照)が接続される。また、電源端子部11は側枠4の左端部に配置され、信号端子部12は取付台3に配置される。すなわち、電源端子部11と信号端子部12とは離間するように配置される。さらに、側枠4の前面には、電源端子部11に隣接して端子ねじを備えた接地用の接地端子部15も設けられている。
リレーユニット6は、リレーを器体16内に内蔵しており、図2に示すように器体16から5本の差込式のユニット側端子10が突設される。各ユニット側端子10はリレーソケット8のソケット側端子9にそれぞれ差し込まれ、本体ユニット1にリレーユニット6が電気的かつ機械的に結合される。本実施形態では、5本のユニット側端子10のうち2本がリレーの巻線に接続されたコイル端子であって、他の3本のユニット側端子10は接点に連動する補助接点(図示せず)に接続され接点の開閉を検出するために用いられる補助端子である。さらに、補助端子のうち2本のユニット側端子10は器体16内で互いに接続されることにより検出端子としても機能し、本体ユニット1は、検出端子に対応する一対のソケット側端子9間の短絡・開放を監視することによって、リレーユニット6が装着されているか否かを判断する。
リレーユニット6の器体16においてユニット側端子10が突設された面とは反対側になる面には端子ねじを有した負荷端子17が配列される。ここで、本体ユニット1の電源端子部11はリレーユニット6の負荷端子17に隣接することになり、本体ユニット1においては電源端子部11と信号端子部12とを離間して配置してあるので、本体ユニット1にリレーユニット6を装着した状態で電源端子部11および負荷端子17に接続される電源線13と、信号端子部12に接続される信号線14との絶縁距離を比較的大きくとることができる。また、リレーユニット6の器体16の前面には内蔵したリレーの開閉を手動で行うことができるように、手動レバー18が設けられている。
一方、子器Bにおいては、本体ユニット1の器体2が、親器Aの側枠4に相当する部分が省略され取付台3のみを備えた形状に形成される。ここで、図3に示すように、子器Bにおいても親器Aと同様に、取付台3の左右両端面をそれぞれリレーユニット6が装着可能な取付面7としており、最大4個のリレーユニット6を装着可能とするように、各取付面7にリレーソケット8が2個ずつ形成されている。リレーソケット6およびリレーソケット8の構成は親器Aと同様である。親器Aと子器Bとは、図1に示すように、両者の取付台3における上下方向に沿う中心線を一致させる形で、上下方向(連接方向)に連接される。
さらに、子器Bの取付台3の前面には信号線14を接続するための端子ねじ付きの信号端子部12が形成される。上述のように子器Bは制御端末器としての機能を有しており、アドレスが設定される。子器Bのアドレスは取付台3の前面に配置したアドレス設定つまみ19を回転させることによって選択する。
ところで、本実施形態の親器Aおよび子器Bはそれぞれ、本体ユニット1にリレーユニット6を装着した状態で、いわゆる分電盤協約寸法(分電盤の内器の規格としてJIS規格に定められた寸法)になるように本体ユニット1およびリレーユニット6の寸法を設定してある。しかも、1個のリレーユニット6の幅寸法(上下寸法)は分電盤協約寸法における単位寸法の1個分の寸法であり、親器Aの本体ユニット1における側枠4の幅寸法はリレーユニット6の2個分の幅寸法と等しくしてある。したがって、親器Aにおいては、8個のリレーユニット6を装着した状態で分電盤協約寸法における単位寸法の12個分(左右方向に2個分、上下方向に6個分)に相当する寸法になり、子器Bにおいては、4個のリレーユニットを装着した状態で分電盤協約寸法における単位寸法の4個分(左右方向に2個分、上下方向に2個分)に相当する寸法になる。言い換えると、左右方向において分電盤協約寸法の単位寸法の2個分に相当し、かつ上下方向において分電盤協約寸法の単位寸法の8個分に相当するスペースがあれば12個のリレーユニット6を装着した親器Aおよび子器Bを制御盤Cに収納することができる。
要するに、12個のリレーユニット6を装着する場合に、図14に示した従来構成ではリレーユニット6が8個と4個との2列に分けて配置されるのに対して、本実施形態では、上述したように取付台3の左右両端面をリレーソケット8が形成された取付面7としたことによって、リレーユニット6が取付台3の両側に6個ずつ対称的に配置されることになる。その結果、本実施形態の構成によれば、左右方向の寸法を従来構成と同程度にしながらも、上下方向においては2個のリレーユニット6の分だけ従来構成よりも小さい制御盤Cを用いることができる。ただし、本実施形態では、従来構成と同じ大きさの制御盤Cを用いることにより、子器Bの下方に他の配線器具を取付可能なスペースを確保している。
また、本体ユニット1およびリレーユニット6を制御盤C内に保持する連接取付板5は、親器Aと子器Bとで共通であって、図1(b)に示すように、取付台3の後面における左右方向の中央部に凹設された保持溝20内に差し込まれる係合爪21と、リレーユニット6の装着時に左右方向において対応する係合爪21との間に取付台3および各1個のリレーユニット6を挟持する保持爪22とを有する。係合爪21は、連接取付板5の一部が前方に立て起こされて成り、先端部が対応する保持爪22に向かって折曲された形状に形成されており、保持爪22としては、対応する係合爪21に向かって付勢されたばねを用いている。係合爪21および保持爪22は、親器Aにおいては上下方向に6個ずつ並設され、子器Bにおいては上下方向に2個ずつ並設される。ただし、親器Aにおいて上側の2個の係合爪21および保持爪22は側枠4を挟持する。
さらに、本実施形態では、取付台3の両側にリレーユニット6を装着する構成に対応するように、左右方向に並設される一対の連接取付板5を用いる。ここで、両連接取付板5は互いに密接して配置される。これに対して、図14に示した従来構成では、親器Aの連接取付板5と子器Bの連接取付板5とは、親器Aと子器Bとの間に両者の信号端子部12同士を接続する信号線14を引き回すスペースを確保するために、隙間sを空けて左右方向に並設されている。すなわち、本実施形態のほうが従来構成に比べて左右方向におけるリモコン配線器具の占有スペースを隙間sの分だけ小さくなる。以下に、リモコン配線器具を制御盤C内に取り付ける手順を説明する。
まず、各連接取付板5の固定用孔24(図2参照)に挿通される固定用ねじ25を用いて両連接取付板5を制御盤Cの後壁に固定する。次に、係合爪21が保持溝20内に差し込まれるように本体ユニット1を連接取付板5に取り付ける。ここで、図4に示すように、保持溝20は本体ユニット1の上下両端間にわたって形成されており、保持溝20の長手方向の一端部から両連接取付板5の係合爪21が挿入されるように本体ユニット1を上下方向に直進移動させることによって、一対の係合爪21が保持溝20内に案内される。このとき、互いに離れる向きに延長された両係合爪21の先端部が保持溝20の両側面に設けた係合溝23に係合することになる。このように、両係合爪21の先端部が係合溝23に係合することにより、本体ユニット1は、リレーユニット6が装着されていなくても連接取付板5によって制御盤C内に保持される。その後、リレーユニット6が以下の手順で取り付けられる。
リレーユニット6は、図5に示すように、まずユニット側端子10を本体ユニット1の取付台3に向けた状態で、器体16におけるユニット側端子10が突出した面と前面との間の角部がリレーソケット8に挿入される。つまり、リレーユニット6は、まず取付台3に対して傾いた状態で一部がリレーソケット8に挿入される。次いで、リレーユニット6の器体16におけるユニット側端子10が突出した面の全面がリレーソケット8に挿入される。このとき、リレーユニット6の器体16は、ユニット側端子10が突出した面と前面との間の角部におけるリレーソケット8との接触部位を支点として回転する。つまり、リレーユニット6は、本体ユニット1に対して直線的に差し込まれるのではなく、回転を伴って差し込まれることになる。これにより、リレーユニット6を本体ユニット1に装着するだけで、リレーユニット6の後端部において取付台3から遠い側の側面に凹設した保持穴26(図2参照)に保持爪22が挿入され、対応する係合爪21と保持爪22との間に本体ユニット1および各1個のリレーユニット6が挟持されることになる。
また、取付台3の前面における左右方向の中央部には、上下方向に沿って延長された端子溝27が形成されている。端子溝27は左右方向に2本並設されており、それぞれの上端部における底面に上述した信号端子部12が設けられている。さらに、親器Aと子器Bとを図1(a)のように上下方向に連接した状態で、親器Aの端子溝27と子器Bの端子溝27とが連続するように、親器Aの端子溝27は下端面が取付台3の下端面に一致するように形成され、子器Bの端子溝27は取付台3の上下両端間にわたって形成されている。これにより、親器Aの信号端子部12に対して信号線14を結線した場合に、親器Aの端子溝27と子器Bの端子溝27を通して信号線14を引き回すことによって、取付台3の前面からはみ出さないように信号線14を引き回すことができる。
さらに、本実施形態では、親器Aの信号端子部12と子器Bの信号端子部12とを電気的に接続するために、従来構成のような電線からなる信号線14ではなく図6のように金属板からなる送りバー28(送り部材)を用いる。送りバー28は、端子溝27と同程度の長さに延長されており、端子溝27の底面に沿って端子溝27内に配置される。送りバー28の長手方向の両端部にはそれぞれU字状の切込29が形成されている。ここで、一方の切込29に親器A側の信号端子部12の端子ねじを通し、他方の切込29に子器B側の信号端子部12の端子ねじを通した状態で両端子ねじを締め付ければ、送りバー28の各端部にそれぞれ信号端子部12が接続され、信号端子部12同士が電気的に接続されることになる。要するに、親器Aと子器Bとを上下方向に連接し、送りバー28を端子溝27内に配置しておけば、端子ねじを用いて信号端子部12に信号線14を接続すると同時に送りバー28によって信号端子部12同士を接続することができるので、親器Aと子器Bとの接続作業が比較的容易になる。
なお、本実施形態では、リレーユニット6を8個まで装着可能な親器Aと、リレーユニット6を4個まで装着可能な子器Bとを連接することによって、最大12個のリレーユニット6を装着可能としているが、子器Bの下方のスペースにさらに別の子器Bを連接してもよく、この場合には最大16個のリレーユニット6が装着可能となる。また、取付台3を上下方向に延長することによって1個の取付台3に取付可能なリレーユニット6の最大個数を増やすことも可能であって、図7に示す親器Aでは、片側8個ずつ、合計16個のリレーユニット6を装着することができるように取付台3を構成してある。
(実施形態2)
本実施形態のリモコン配線器具は、連接取付板5の構成が実施形態1のリモコン配線器具と相違する。
仮に、取付台3の両側に装着されるリレーユニット6を保持する2枚の連接取付板5が別体であって、制御盤Cに固定された両連接取付板5が相対的にずれていたとすれば、一方の連接取付板5において係合爪21と保持爪22との間に取付台3およびリレーユニット6を挟持した状態で、他方の連接取付板5においては係合爪21および保持爪22が取付台3およびリレーユニット6を挟持できる位置からずれることになり、本体ユニット1およびリレーユニット6を確実に保持できなくなる。ここでいう両連接取付板5の相対的なずれとは、たとえば、一方の連接取付板5の保持爪22と他方の連接取付板5の保持爪22との間の距離a(図8(b)参照)が正常な場合よりも広くなる状態等を意味する。これに対して、本実施形態では、図8に示すように、取付台3の両側に装着されるリレーユニット6を保持する2枚の連接取付板5が連続一体に形成されている。したがって、両連接取付板5が相対的にずれることはなく、本体ユニット1およびリレーユニット6を確実に保持することができる。
ここにおいて、両連接取付板5の境界部分には上下方向に沿って延長された分割溝30が形成される。分割溝30は、図8(c)に示すように、上下方向に直交する断面がV字状に形成される。この分割溝30に沿って連接取付板5を折曲すれば、特に道具を用いなくとも両連接取付板5を分割することができる。分割後の各連接取付板5は、図14に示した従来構成のように両連接取付板5が隙間sを空けて並設されるリモコン配線器具等に用いることができる。
さらに、図9に示すように、係合爪21として対応する保持爪22に近づく向きに付勢されたばねを用いてもよく、この構成では、係合爪21が取付台3の保持溝20の側面に対して押し付けられることになり、保持溝20内での係合爪21のぐらつきを抑制することができる。要するに、図9の連接取付板5を用いれば、取付台3および各1個のリレーユニット6が各連接取付板5における係合爪21および保持爪22によってそれぞれ弾性保持されることになり、本体ユニット1およびリレーユニット6がぐらつくことなく保持されることになる。
なお、本実施形態では親器Aの連接取付板5を例示したが、子器Bの連接取付板5においても同様の構成を適用することができる。また、取付台3の両側に装着されるリレーユニット6を保持する2枚の連接取付板5が別体であっても、図9のように係合爪21として、対応する保持爪22に近づく向きに付勢されたばねを用いる構成を適用することができる。その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
(実施形態3)
本実施形態のリモコン配線器具は、本体ユニット1とリレーユニット6とを結合する構造が実施形態1とは相違する。
本実施形態では、図10に示すように、リレーユニット6においてリレーソケット8に突き合わされる面に結合突起31が突設され、リレーソケット8においてリレーユニット6に突き合わされる面に結合溝32が凹設されている。結合突起31と結合溝32とはそれぞれ前後方向(図10の上下方向)に延長されており、結合突起31の長手方向の一部には先端部から上下方向にそれぞれ突出した係止片33が設けられ、結合溝32の長手方向の一部には両側面の開口側の端部から互い近づく向きに突出した案内片34が設けられる。
上述した構成によれば、結合突起31における係止片33を結合溝32の長手方向において案内片34が設けられていない部位に合わせ、リレーユニット6をリレーソケット8側に移動させることによって、図11(a)に示すように結合突起31が結合溝32に差し込まれた状態とすることができる。この状態で、リレーユニット6を後方に直進移動させる(図中矢印で示す)と、係止片33が案内片34に係止されることにより本体ユニット1から離れる向きのリレーユニット6の移動が禁止され、図11(b)に示すように本体ユニット1にリレーユニット6が結合される。ここで、本体ユニット1が連接取付板5に保持されていれば、リレーユニット6が本体ユニット1に結合されると同時に連接取付板5の保持爪22がリレーユニットの保持穴26に嵌合することになる。リレーユニット6を本体ユニット1から取り外す場合には、先にリレーユニット6を前方に直進移動させてから、リレーユニット6をリレーソケット8から離す向きに移動させる。
この構成では、ユニット側端子10およびソケット側端子9を実施形態1のように差込式とすることはできないので、ここでは、結合突起31の先端面と結合溝32の底面とのそれぞれに設けた接触端子をそれぞれユニット側端子10、ソケット側端子9としている。ここにおいて、図12に示すように、ソケット側端子9には金属片の一部を結合溝32の底面から露出させた形の接触端子を用い、ユニット側端子10にはソケット側端子9に向かってばね付勢された接触端子を用いているが、ソケット側端子9とユニット側端子10とは逆の構成であってもよい。本実施形態の構成によれば、本体ユニット1とリレーユニット6とを差込式の端子によって電気的に接続する構成に比べて、小さい力でリレーユニット6の着脱が可能になるという利点がある。
また、リレーユニット6の取付時においてリレーユニット6を後方に直進移動させる際の移動量が不十分だと、リレーユニット6がリレーソケット8に確実に結合されずソケット側端子9とユニット側端子10とが非接触となる可能性があるので、リレーユニット6がリレーソケット8に確実に結合された状態で互いに嵌合する凹凸部(図示せず)をリレーユニット6とリレーソケット8とのそれぞれに形成しておくことが望ましい。
なお、本実施形態ではリレーユニット6に結合突起31を設けリレーソケット8に結合溝32を設けているが、リレーユニット6に結合溝32を設けリレーソケット8に結合突起31を設けた構成としてもよい。また、本実施形態では、親器Aの本体ユニット1およびリレーユニット6を例示したが、子器Bの本体ユニット1およびリレーユニット6についても同様の構成を適用することができる。その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
(実施形態4)
本実施形態のリモコン配線器具は、図13に示すように、本体ユニット1の器体2において、取付台3の後端部(図13の下端部)から左右両側方にそれぞれ延出された一対の保持台35を取付台3と連続一体に形成した点が実施形態1とは相違する。
保持台35は左右方向の寸法がリレーユニット6と同程度に形成されており、リレーユニット6は取付台3と保持台35とに囲まれた部位に保持されることになる。保持台35の前面には結合溝32が凹設され、リレーユニット6の背面には結合突起31が突設されている。結合溝32および結合突起31はそれぞれ左右方向に延長されている。この結合溝32および結合突起31は、実施形態3において説明した結合溝32および結合突起31と同様の機能を有するものであるから詳しい説明は省略する。
要するに、結合突起31における係止片33を結合溝32の長手方向において案内片34が設けられていない部位に合わせ、リレーユニット6を後方に移動させた後、リレーユニット6をリレーソケット8側に直進移動させると、係止片33が案内片34に係止されることにより保持台35から離れる向きのリレーユニット6の移動が禁止され、本体ユニット1にリレーユニット6が結合されることになる。ここにおいて、リレーユニット6の前面において取付台3側の端部には取付台3側に延長された嵌合爪37が設けられており、リレーユニット6が本体ユニット1に結合された状態で、取付台3の前面に設けた嵌合穴38に嵌合爪37が嵌合する。また、本実施形態ではユニット側端子10およびソケット側端子9を実施形態1と同様に差込式としてある。
さらに、保持台35における結合溝32の底面には固定用ねじ25を通す透孔36が貫設されており、本実施形態の本体ユニット1は固定用ねじ25を用いて制御盤Cの後壁に直接固定することができる。要するに、本実施形態では連接取付板5が不要であって、制御盤Cに対して取り付ける部品点数が従来構成に比べて連接取付板5の分だけ少なくなるので、制御盤Cに対するリモコン配線器具の取付作業が比較的容易になる。
なお、本実施形態では、子器Bの本体ユニット1およびリレーユニット6を例示したが、親器Aの本体ユニット1およびリレーユニット6についても同様の構成を適用することができる。その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
本発明の実施形態1を示し、(a)は正面図、(b)は下面図である。 同上に用いる親器を示す斜視図である。 同上に用いる子器を示す斜視図である。 同上の本体ユニットの取付手順を示す説明図である。 同上のリレーユニットの取付手順を示す説明図である。 同上に用いる送りバーを示す平面図である。 同上に用いる親器の他の構成例を示す斜視図である。 本発明の実施形態2に用いる連接取付板を示し、(a)は下面図、(b)は正面図、(c)は要部の下面図である。 同上に用いる連接取付板の他の構成例を示し、(a)は下面図、(b)は正面図である。 本発明の実施形態3に用いる親器の要部を示す斜視図である。 同上のリレーユニットの取付手順を示す説明図である。 同上の要部を示す平面図である。 本発明の実施形態4に用いる子器を示す斜視図である。 従来例を示し、(a)は正面図、(b)は下面図である。
符号の説明
1 本体ユニット
3 取付台
5 連接取付板
6 リレーユニット
7 取付面
8 リレーソケット(リレー取付部)
9 ソケット側端子
10 ユニット側端子
12 信号端子部
20 保持溝
21 係合爪
22 保持爪
27 端子溝
28 送りバー(送り部材)
31 結合突起
32 結合溝
C 制御盤

Claims (5)

  1. 前面が開放された箱状の制御盤内に収納され、スイッチのオンオフ情報を含む伝送信号が信号線を通して伝送されることによりスイッチのオンオフでリレーの開閉が遠隔制御されるリモコン配線器具であって、前記信号線に電気的に接続される信号端子部を有した本体ユニットと、リレーを有し本体ユニットに設けた複数個のリレー取付部にそれぞれ着脱可能であって装着時に本体ユニットと電気的に接続される複数個のリレーユニットとを備え、本体ユニットは、制御盤内に取り付けられる直方体状の取付台を有し、取付台は、前面の一辺に沿う一方向に一対のリレー取付部が並ぶように、前記一方向の両端面である一対の取付面にリレー取付部が複数個ずつ列設されていることを特徴とするリモコン配線器具。
  2. 前記取付台は各取付面において複数個の前記リレー取付部が並ぶ方向である連接方向に複数個連接可能であって、前記信号端子部は、取付台の前面に凹設され前記連接方向に沿って延長された端子溝の底面に設けられており、端子溝は、長手方向の端面を取付台において取付台の連接時に隣接する取付台に突き合わされる側面に一致させるように延長されており、取付台の連接時に隣接する取付台の各信号端子部には、金属板からなり端子溝の底面に沿って配置される送り部材の各端部がそれぞれ端子ねじを用いて電気的に接続されることを特徴とする請求項1記載のリモコン配線器具。
  3. 前記取付台の後面に凹設された保持溝内に差し込まれる係合爪と、前記リレーユニットの装着時に前記一方向において対応する係合爪との間に取付台および各1個のリレーユニットを挟持する保持爪とを有し、前記制御盤の後壁に取り付けられることにより前記本体ユニットおよびリレーユニットを制御盤内に保持する連接取付板を備え、一方の前記取付面側に装着されたリレーユニットを保持する連接取付板と、他方の取付面側に装着されたリレーユニットを保持する連接取付板とは一体に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のリモコン配線器具。
  4. 前記一方向に並ぶ一対の前記保持爪は互いに近づく向きにそれぞればね付勢されており、各係合爪は対応する保持爪に近づく向きにそれぞればね付勢されていることを特徴とする請求項3記載のリモコン配線器具。
  5. 前記リレー取付部と前記リレーユニットとは、互いに突き合わされ、一方の対向面に突設された結合突起が他方の対向面に凹設された結合溝に差し込まれた状態でリレーユニットを前記取付面に沿って移動させることにより結合され、前記本体ユニットとリレーユニットとは、結合突起の先端面と結合溝の底面とにおいてリレーユニットの装着時に互いに対向する各部位にそれぞれ設けられ、少なくとも一方が他方に近づく向きにばね付勢された接触端子によって電気的に接続されることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のリモコン配線器具。
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