JP2019204577A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】互換性があり、機器の接続端子とアダプターの接続端子との電気的接続部の接続の信頼性を確保することができるコネクタを提供する。【解決手段】自動車の車両9に搭載される機器1に直付けされるコネクタ10であって、機器1に直付けされるアダプター11と、このアダプター11に取り付けられ、少なくとも機器1を制御する制御基板を有した交換可能な汎用性部材20と、を備え、アダプター11の固定部13に機器1の被固定部5aに設けられた接続端子に接続される接続端子14を設けて、機器1にアダプター11を直付けした際に両接続端子同士が接続するようにし、汎用性部材20にアダプター11の被係合部12aに係合される係合部22aを設けて、アダプター11に対して汎用性部材20を着脱自在に取り付けた。【選択図】図1
Description
本発明は、自動車の車両に搭載される機器に直付けされるコネクタに関する。
例えば、自動車の車両に搭載される機器に直付けされるコネクタを有した多重通信接続装置が特許文献1に開示されている。
この多重通信接続装置は、自動車に配索されるワイヤハーネスの電線端末に接続されるハーネス側コネクタと、自動車に搭載される機器側に取り付られる機器側コネクタと、ハーネス側コネクタと機器側コネクタとにそれぞれ嵌合されるハーネス側コネクタ部と機器側コネクタ部をハウジングに形成していると共に、該ハウジングの内部に、多重通信回路及び多重通信回路に接続された負荷駆動用電子部品とを備えた多重通信制御回路を設けた基板を収容し、該基板の回路をコネクタ部に嵌合されるハーネス側コネクタ及び機器側コネクタ内の回路と接続させる構成としたアダプターを備えている。
そして、アダプターの機器側コネクタ部が機器側コネクタに予め嵌合されて一体的に組み付けられており、該アダプターのハーネス側コネクタ部にハーネス側コネクタが着脱自在に嵌合接続されている。
しかしながら、前記従来の多重通信接続装置に使用されるコネクタでは、自動車の車両の振動等により、アダプターの機器側コネクタ部と機器の機器側コネクタとの電気的接続部に負荷が加わり、電気的接続部の接続の信頼性が確保できない。また、負荷に合わせて、その接続端子サイズを変更する必要があり、互換性(汎用性)がなかった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、互換性があり、機器の接続端子とアダプターの接続端子との電気的接続部の接続の信頼性を確保することができるコネクタを提供することを目的とする。
本発明は、自動車の車両に搭載される機器に直付けされるコネクタであって、前記機器に直付けされるアダプターと、前記アダプターに取り付けられ、少なくとも前記機器を制御する制御基板を有した交換可能な汎用性部材と、を備え、前記アダプターの固定部に前記機器の被固定部に設けられた接続端子に接続される接続端子を設けて、前記機器に前記アダプターを直付けした際に前記両接続端子同士が接続するようにし、前記汎用性部材に前記アダプターの被係合部に係合される係合部を設けて、前記アダプターに対して前記汎用性部材を着脱自在に取り付けたことを特徴とする。
本発明によれば、アダプターに対して交換可能な汎用性部材を着脱自在に取り付けたことにより、互換性があり、機器の接続端子とアダプターの接続端子との電気的接続部の接続の信頼性を確保することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態のコネクタを機器に直付けした状態を示す斜視図、図2は同コネクタの雌端子と機器の雄端子の接続状態を示す拡大図、図3は同コネクタの分解斜視図、図4は同コネクタに収容された制御基板の基板構成を示す図、図5は同機器の概略斜視図である。
図1に示すように、コネクタ10は、自動車の車両9に搭載された機器1に直付けされるアダプター付き負荷直結制御コネクタであり、この機器1に直付けされるアダプター11と、このアダプター11に取り付けられ、機器1を制御する制御基板30等を有した交換可能な汎用性部材20と、を備えている。
図1及び図5に示すように、機器1は、下部(土台)を構成する機器本体2と、上部を構成する蓋体5と、を備えていて、制御すべき機器1のモータ3は機器本体2に基板4を介して付いている。また、機器1の蓋体5の前面中央には、上下方向に延びる凹部(被固定部)5aを形成してあり、機器1の機器本体2側には雄型で一対のバスバー端子(接続端子)6,6を突設してある。そして、機器1の蓋体5にアダプター11を組み付けて固定する際に、蓋体5の凹部5aにアダプター11の凸部13が嵌合されて固定されるようになっている。
また、蓋体5の底面両側には矩形状の取付フランジ7が一体突出形成されていて、この取付フランジ7の両側に一対形成された丸形の取付孔7aを介してネジ8で車両9に搭載された機器本体2のネジ孔2aにネジ止めされるようになっている。
アダプター11は、汎用性部材20のホルダーケースとなる合成樹脂製のアダプター本体12を有している。このアダプター本体12の前面の中央には、凸部(固定部)13を一体突出形成してある。この凸部13の両側には、音叉形状で一対の雌端子(接続端子)14,14をインサート成形等により一体形成してある。そして、蓋体5にアダプター11を直付けした際に、図2に示すように、蓋体5の凹部5aに突設したバスバー端子6をアダプター11の凸部13に突設した雌端子14の先端側の二股部14aが挟持することで両端子6,14同士が電気的に接続されるようになっている。また、雌端子14の基端部14bは、後述する制御基板30に半田付けされるようになっている。
図3及び図4に示すように、汎用性部材20は、電線Wを接続する端子23とアダプター11の雌端子14が接続される制御基板30とをインサート成形等により一体形成した合成樹脂製のホルダー21と、このホルダー21を収容する箱形の合成樹脂製のケース22と、を備えている。
そして、アダプター11に汎用性部材20を取り付ける際は、アダプター11の雌端子14の基端部14bを制御基板30に半田付けして結合した後で、制御基板30、即ち、ホルダー21が付いたアダプター本体12をケース22に上部よりスライドさせ、アダプター本体12とケース22同士をアダプター本体12の両側の凸部(被係合部)12aとケース22の両側の凹状の溝部(係合部)22aとのスライド係合で結合する。これにより、アダプター11に汎用性部材20が一体化されて組み付けられるようになっている。
図4に示すように、制御基板30には、スイッチング素子32を接続したマイコン(負荷駆動用電子部品)31が実装されていている。また、マイコン31とアダプター11の雌端子14との間にはドライバ33の回路が形成され、マイコン31とホルダー21の端子23との間には電源部34の回路及び入力部36の回路を介して通信部35の回路がそれぞれ形成されている。尚、ホルダー21の複数の端子23は、コントロールコンピュータ側の複数の電線Wに接続されている。
以上実施形態のコネクタ10によれば、図1及び図3に示すように、アダプター11のアダプター本体12に対して交換可能なホルダー21とケース22とから成る汎用性部材20を着脱自在に取り付けたことにより、互換性があり、かつ、機器本体2側のバスバー端子6とアダプター本体12の雌端子14との電気的接続部の接続の信頼性を確保することができる。即ち、機器1の蓋体5の凹部5aにアダプター本体12の凸部13を合わせて、アダプター11の汎用性部材20と一体構成品である音叉形状の雌端子14と機器本体2側の雄型のバスバー端子6を嵌合した後で、機器本体2に蓋体5を上から嵌め合わせて蓋体5を機器本体2にネジ8で固定することで、機器本体2側のバスバー端子6とアダプター本体12の雌端子14との電気的接続部には自重や振動による負荷が加わりにくいため、機器本体2側のバスバー端子6とアダプター本体12の雌端子14との電気的接続部の接続の信頼性を経時的に確保することができる。
また、機器1の蓋体5の凹部5aにアダプター本体12を組み付けて固定する際に、その凸部13はガイドの役割をし、簡単かつ確実に蓋体5にアダプター本体12を固定することができる。また、機器本体2とアダプター本体12とは端子6,14同士で接続されるため、電線の削減にもなる。さらに、機器本体2側のバスバー端子6に接続されるアダプター本体12の接続端子は、負荷電流の端子サイズに合わせて変更可能とした音叉形状の雌端子14であるため、機器本体2側の雄型のバスバー端子6との接続を簡単かつ確実に行うことができる。
さらに、アダプター11のアダプター本体12に対して汎用性部材20のケース22は着脱可能な構造であるため、後付けも可能となる。
尚、前記実施形態によれば、アダプター側の接続端子を音叉形状の雌端子で形成したが、V字形の圧接接続部を有した雌端子を接続端子としても良い。
1 機器
2 機器本体(機器)
5 蓋体(機器)
5a 凹部(被固定部)
6 バスバー端子(接続端子)
9 自動車の車両
10 コネクタ
11 アダプター
12a 凸部(被係合部)
13 凸部(固定部)
14 雌端子(接続端子)
20 汎用性部材
21 ホルダー
22 ケース
22a 溝部(係合部)
23 端子
30 制御基板
W 電線
2 機器本体(機器)
5 蓋体(機器)
5a 凹部(被固定部)
6 バスバー端子(接続端子)
9 自動車の車両
10 コネクタ
11 アダプター
12a 凸部(被係合部)
13 凸部(固定部)
14 雌端子(接続端子)
20 汎用性部材
21 ホルダー
22 ケース
22a 溝部(係合部)
23 端子
30 制御基板
W 電線
Claims (3)
- 自動車の車両に搭載される機器に直付けされるコネクタであって、
前記機器に直付けされるアダプターと、
前記アダプターに取り付けられ、少なくとも前記機器を制御する制御基板を有した交換可能な汎用性部材と、を備え、
前記アダプターの固定部に前記機器の被固定部に設けられた接続端子に接続される接続端子を設けて、前記機器に前記アダプターを直付けした際に前記両接続端子同士が接続するようにし、
前記汎用性部材に前記アダプターの被係合部に係合される係合部を設けて、前記アダプターに対して前記汎用性部材を着脱自在に取り付けたことを特徴とするコネクタ。 - 請求項1記載のコネクタであって、
前記アダプターの固定部を凸部に形成し、かつ、前記機器の被固定部を凹部に形成し、前記アダプターを前記機器に組み付けて固定する際に前記アダプターの凸部が前記機器の凹部に嵌合されることを特徴とするコネクタ。 - 請求項1記載のコネクタであって、
前記汎用性部材は、電線を接続する端子及び前記アダプターの接続端子が接続される前記制御基板を有するホルダーと、前記ホルダーを収容するケースと、を備えたことを特徴とするコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018096792A JP2019204577A (ja) | 2018-05-21 | 2018-05-21 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018096792A JP2019204577A (ja) | 2018-05-21 | 2018-05-21 | コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019204577A true JP2019204577A (ja) | 2019-11-28 |
Family
ID=68727131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018096792A Pending JP2019204577A (ja) | 2018-05-21 | 2018-05-21 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019204577A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021074373A (ja) * | 2019-11-12 | 2021-05-20 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP2021190185A (ja) * | 2020-05-26 | 2021-12-13 | 株式会社ホンダロック | ケース内回路基板への端子接続構造 |
-
2018
- 2018-05-21 JP JP2018096792A patent/JP2019204577A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021190185A (ja) * | 2020-05-26 | 2021-12-13 | 株式会社ホンダロック | ケース内回路基板への端子接続構造 |
JP7073443B2 (ja) | 2020-05-26 | 2022-05-23 | 株式会社ホンダロック | ケース内回路基板への端子接続構造 |
US12048104B2 (en) | 2020-05-26 | 2024-07-23 | Minebea AccessSolutions Inc. | Structure for connecting terminal to circuit substrate within case |
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