JP4415205B2 - ホームページ閲覧システム及びホームページ作成方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はホームページ閲覧システム及びホームページ作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年インターネットの進展によって、世界各地の情報を家庭や職場のパーソナルコンピュータから取得することができるようになっている。係る情報をパソコンや、携帯電話、パームトップ端末などが有するブラウザで閲覧できるホームページは、HTML(Hyper Text Markup Language)言語で記述されたテキスト・ファイル(以下「HTMLファイル」という。)が一般的で、ブラウザと呼ぶ、タグ付きのHTMLファイルを読み込むと、それぞれのタグの機能を解釈して文字や画像を指定の位置に指定の大きさで表示するソフトフェアで閲覧することができる。このHTMLファイルは、テキスト・エディターを用いて自由に作成・編集することができる。
【0003】
ここで、ホームページを作成してプロバイダのサーバに登録する手順について説明する。まず、テキスト・エディターを用いてホームページのHTMLファイルを作成する。次にブラウザを用いて作成したHTMLファイルを表示して確認後、ファイル転送プロトコル(FTP)の手順に従って、サーバにホームページのHTMLファイルをアップロードしてホームページの登録が完了する。前記ホームページを作成する方法として、例えば特願平8−278288号公報などがある。
【0004】
テキスト・エディターを用いてホームページのHTMLファイルを作成する場合には、HTML言語のタグを理解することが不可欠であった。また、ブラウザ上で表示される状態を想定して作成することは容易ではなかった。そこで、HTML言語を知らなくても、あるいは意識しなくても、簡単にホームページのHTMLファイルを作成できるHTMLエディターが開発されている。
【0005】
従来のHTMLエディターには、例えばテキストを入力し、範囲指定してタグを貼りつけていくタイプや、通常のワープロソフトで作成したデータをHTML言語に変換するタイプなどがある。後者のHTMLエディターは、ワープロソフトで文書を作成する要領でホームページを作成でき、かつブラウザで見える画面とほぼ同じイメージで編集できる。また、ホームページをHTML言語で記述した画面に切り替え、直接タグを入力することもできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし従来のHTMLエディターでは、文字や画像のレイアウトに関する制約が大きく、また設定方法も複雑なものがあり、必ずしも使い勝手がよいものではなかった。また、各種の機能を盛り込むあまり、操作が複雑かつ判りにくくなっていた。例えば、レイアウト、文字の書体、文字の大きさ、文字の色等を指定する際には、HTML言語の知識が必要になっていた。
【0007】
更に又、閲覧する端末が携帯電話やパームトップ端末などの場合には、表示する画面が小さく、機能も異なるので各々、個別のエディターが必要であり、その都度異なるエディターを理解して使い分けなければならない。このために、ホームページを容易に作成することができなかった。
【0008】
そして、各種の端末が閲覧するホームページでは、ホームページを更新しようとする時には、各種の端末に表示できるように対応して、更新を一斉に行わないと、情報がばらばらになり各種の端末同士での情報が一致しなくなる。このために、例えば、ホームページを伝言板や、交換日記などに利用する場合、閲覧する端末によって異なる情報が表示されることになる。更に、複数のユーザが別々の情報を見て、伝言板や、交換日記などに情報を追加、更新するので伝達に誤りが発生するという問題がある。
【0009】
本発明は、係る問題点を解決し、閲覧する端末が複数種類になっても情報の一致が得られるホームページ閲覧システム及びホームページ作成方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために請求項1記載のホームページ閲覧システムは、少なくともホームページを表示するための表示情報と該表示情報を作成するためのホームページデータと、該ホームページデータを前記表示情報に変換するデータベース変換手段と、前記表示情報とホームページデータとを保存する表示情報保存手段と、前記表示情報を閲覧するホームページ閲覧手段と、前記表示情報を前記ホームページ閲覧手段に表示するための形式に変換するスタイル変換手段と、前記スタイル変換手段の変換タイミングを決定する変換決定手段とを有するサーバと、該サーバに接続されて前記ホームページデータを前記サーバに送信するクライアント端末とを備えることを特徴とする。
【0011】
請求項2記載のホームページ閲覧システムは、表示情報は、ホームページ閲覧手段に表示するための形式を表すスタイル情報とホームページ閲覧手段に表示する本文情報とに区分して表示情報保存手段に格納することを特徴とする。
【0012】
請求項3記載のホームページ閲覧システムは、表示情報は、データベース変換手段によりホームページデータをリレーショナル型データベースとして表示情報保存手段に格納し、前記リレーショナル型データベースの各フィールドの内容を前記データベース変換手段によって1フィールドずつXML形式で表される開始タグと終了タグで挟まれた内容に各々変換し、該変換されたホームページデータを表示情報としてXML形式で保存することを特徴とする。
【0013】
請求項4記載のホームページ閲覧システムは、スタイル変換手段は、発信されたホームページを閲覧するホームページ閲覧手段が閲覧要求を行う毎にスタイル変換を行うことを特徴とする。
【0014】
請求項5記載のホームページ閲覧システムは、スタイル変換手段は、スタイル変換結果を保存する変換結果保存手段を有し、閲覧手段が、インターネットに発信されたホームページの閲覧要求を行った時に、前記表示情報の更新が行われていない時には、スタイル変換を行わず、前回のスタイル変換結果をホームページ閲覧手段に発信し、前記表示情報の更新が行われている時には、スタイル変換を行って前記変換結果保存手段に保存して前記スタイル変換結果をホームページ閲覧手段に発信することを特徴とする。
【0015】
請求項6記載のホームページ閲覧システムは、変換決定手段は、閲覧手段からのアクセス頻度を保存する頻度保存手段を有し、前記スタイル変換手段によりアクセス頻度の高い順にスタイル変換を行い、その結果を変換結果保存手段に保存することを特徴とする。
【0016】
請求項7記載のホームページ閲覧システムは、スタイル変換手段は、変換結果保存手段を複数有し、前記一つの表示情報情報に対して各々別の形式で変換結果保存手段に保存することを特徴とする。
【0017】
請求項8記載のホームページ閲覧システムは、スタイル変換手段は、一つの表示情報に対して各々別の形式の変換を同時に行い、前記変換された表示情報を対応する変換結果保存手段に保存することを特徴とする。
【0018】
請求項9記載のホームページ閲覧システムは、クライアント端末は、前記スタイル変換結果を閲覧手段の種別に応じてモニタリング表示することを特徴とする。
【0019】
請求項10記載のホームページ閲覧システムは、クライアント端末が無線通信端末であることを特徴とする。
【0020】
請求項11記載のホームページ閲覧システムは、クライアント端末は、前記サーバにインターネットを介して接続されていることを特徴とする。
【0021】
請求項12記載のホームページ閲覧システムは、閲覧手段が無線通信端末であることを特徴とする。
【0022】
請求項13記載のホームページ閲覧システムは、閲覧手段は、前記サーバにインターネットを介して接続されていることを特徴とする。
【0023】
請求項14記載のホームページ閲覧システムは、ホームページデータは、閲覧手段に表示する情報を制御する表示制御情報を有することを特徴とする。
【0024】
請求項15記載のホームページ閲覧システムは、データベース変換手段は、ホームページデータを表示情報に変換する時に前記表示制御情報がある場合には、ホームページデータ内の該当するフィールドのデータまたは画像に対して、スタイル情報又は本文情報の何れか一方、または、スタイル情報及び本文情報を、XML形式で表される開始タグと終了タグで挟まれた内容に変換しないことを特徴とする。
【0025】
請求項16記載のホームページ作成方法は、サーバに接続されているクライアント端末は、前記サーバを起動し、サーバは、前記クライアント端末のアクセス要求に応じて前記クライアント端末とホームページを作成するためのデータの授受を行い、前記クライアント端末から受信したデータをホームページデータとしてリレーショナル型データベースで保存し、前記ホームページデータをホームページ閲覧手段に表示するための形式を表すスタイル情報とホームページ閲覧手段に表示する本文情報とに区分して表示情報として前記サーバに保存し、ホームページ閲覧手段に表示するための形式に変換するスタイル変換手段の変換タイミングを決定する変換決定手段の判定結果に応じて前記表示情報を前記スタイル変換手段で変換し、その結果をクライアント端末から入力された閲覧手段の種別に対応して表示、確認し、サーバーの変換結果保存手段に格納し、ホームページを作成することを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明の以下の説明において使われる略語は、下記の略語である。
LAN(Local Area Network)
PDA(Personal Digital Assistants)
XML(Extensible Markup Language)
HTML(Hyper Text Markup Language)
MML(Mobile Markup Language)
WEB(World Wide Web)
HTTP(Hypertext Transfer Protocol)
URL(Uniform Resource Locators)
DOM(Document Object Model)
XSLT(Extensible Stylesheet Language Transformations)
WAP(Wireless Application Protocol)
RDB(Relational Database)
CSS(cascading style sheets)
【0027】
ここで、下記構成要件は以下の意味で使用する。
(クライアント端末)
ホームページを作成するための各種データを入力する、例えばパソコンなどの端末である。
(作成サーバ)
クライアント端末から得た各種データをホームページとして表示可能なデータ形式に変換するサーバである。
(データベースサーバ)
クライアント端末及び作成サーバから得た各種データの管理を行うサーバである。
(閲覧手段)
ホームページを閲覧するための、例えば、パソコン、携帯電話、携帯端末である。
(運用サーバ)
閲覧手段からの要求に応じてホームページを配信するサーバである。
(携帯端末)
無線通信によってデータの授受を行う個人向け携帯情報機器で、文字、音声、
画像などのデジタル情報を統合し電子メール、スケジュール管理、データベース、発想支援、教育、エンタテインメントなどの用途に利用する、例えばPDAのような端末である。
【0028】
又、以下において、下記の用語を定義する。
(ユーザ)
クライアント端末を使用してホームページを作成する者。
(閲覧者)
閲覧手段によりホームページを閲覧する者。
(管理者)
サーバー全体を運用管理する者。
(スタイル情報)
ホームページ閲覧手段に表示するための表示形式を表すデータ。
(本文情報)
ホームページ閲覧手段に表示するデータ形式を表すデータ。
(データベース変換)
RDB形式のユーザ本文テーブルをXMLエディターを用いて、XML形式のスタイル情報ファイルと本文情報ファイルに変換すること。
(スタイル変換)
XML形式のスタイル情報と本文情報ファイルを、XSLTエディタなどを用いて、ホームページ閲覧用の機器に対応して表示するためのHTML形式や、MML形式のデータに変換すること。
【0029】
(全体構成)
本発明に係る実施の形態について図面により説明する。図1は、本発明の実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、符号1−1は運用サーバ、符号1−2はクライアント端末、符号1−3はLAN、符号1−4は作成サーバ、符号1−5はデータベースサーバ、符号1−6は通信制御手段、符号1−7は電話網制御手段、符号1−8はインターネット網(WEB)、符号1−10は携帯端末、符号1−11は携帯電話、符号1−12はパソコンである。なお、サーバの能力が充分である場合には前記運用サーバ1−2、作成サーバ1−4、デーベースサーバ1−5は、同一のサーバ又は、複数のサーバで機能分担をする構成であっても良いことはいうまでもない。
【0030】
図1において、運用サーバ1−1、作成サーバ1−4、デーベースサーバ1−5、通信制御端末1−6、クライアント端末1−2は、各々LAN1―3で接続されている。通信制御手段1−6は、電話網制御手段1−7を介してインターネット網1−8に接続され、インターネット網1−8にはパソコン1−12、クライアント端末1−2、携帯端末1−10、携帯電話1−11が接続されている。
【0031】
管理者は、前記各種サーバ1−1、1−4、1−5を起動する。そしてユーザは、LAN1−3またはインターネットによって結ばれているクライアント端末1−2からホームページの作成に必要なデータを入力して作成サーバ1−4に送る。作成サーバ1−4は、クライアント端末1−2から入力されたデータをデータベースサーバに1−5保存する形に変換する。変換の結果は、作成サーバ1−4からデータベースサーバ1−5に格納される。
【0032】
閲覧者は、閲覧手段であるパソコン1−12、携帯端末1−10、携帯電話1−11などからインターネット1−8を介して運用サーバ1−1にアクセスし、データベースサーバ1−5に格納されているホームページをダウンロードして閲覧する。
【0033】
図2はクライアント端末1−2の構成を示すブロック図である。この図において、2−1は制御手段であり、CPUなどから構成され、各部の制御や、データの転送、種々の演算、データの一時的な格納を記憶手段2−2に格納されているメインプログラムで行う。2−3は入出力制御手段であって、LAN1―3に接続され、通信制御手段1−6を介して入出力するデータを制御する。プリンタ2−9、ディスプレイ2−10、マウス2−11、キーボード2−12は、機器制御手段2−8を介して制御手段2―1により制御される。符号2−2、2−4、2−5、2−6は、いずれも記憶手段であって、それぞれ以下のファイルが格納、記憶されている。
【0034】
記憶手段2−2は、メインプログラムが通常の方法で記憶してあるものとする。記憶手段2−2に格納してあるメインプログラムは、制御手段2−1に用いられるものであり、機器制御手段2−8を制御して、例えば、プリンタ2−9にデータを印刷したり、ディスプレイ2−10に画像や、各種データを表示したりさせるプログラムや、キーボード2−12からデータを入力したり、マウス2−11の制御などを行う。そしてLAN1−3を介して作成サーバ1−4とデータの授受を行うプログラムなどから構成される。
【0035】
記憶手段2−4には、クライアント端末1−2から作成サーバ1−4にアップロードする画像ファイルが格納されている。
【0036】
記憶手段2−5には、作成サーバ1−4に送信すべき図11に示すユーザ情報テーブル11−1のデータがキーボード2−12から入力されて格納されている。
【0037】
記憶手段2−6には、各種プログラムを用いた処理の途中結果が一時的に格納されていて、クライアント端末1−2から作成サーバ1−4にアップロードする画像ファイル、ホームページを作成するための表示情報である本文、及び各種データの属性情報などがある。
【0038】
図3は、作成サーバ1−4の構成を示すブロック図である。この図において、3−1は制御手段であり、CPUなどから構成され、各部の制御やデータの転送、種々の演算、データの一時的な格納を記憶手段3−2に格納されているメインプログラムで行う。3−3は入出力制御手段であって、LAN1―3に接続され、入出力するデータを制御する。プリンタ3−9、ディスプレイ3−10、マウス3−11、キーボード3−12は、機器制御手段3−8を介して制御手段3―1により制御される。符号3−2、3−6は、いずれも記憶手段であって、それぞれ以下のファイルが格納、記憶されている。
【0039】
記憶手段3−2には、メインプログラムが通常の方法で記憶されているものとする。記憶手段3−6には、各種プログラムを用いた処理の途中結果が一時的に格納されていて、クライアント端末1−2から作成サーバ1−4にアップロードされた画像ファイル、ホームページに表示するために作成したホームページデータ、及び各種データの属性情報などがある。図11のユーザ頁テーブル11−3内のユーザID11−30、ユーザ本文番号11−31は、図12のユーザ本文テーブル12ー1内のユーザID11−30、ユーザ本文番号11−31に対応している。
【0040】
ここで図11に示すユーザ情報テーブル11−1、ユーザ情報ログインテーブル11−2、ユーザ頁テーブル11−3、及び、図12に示すユーザ本文テーブル12ー1、画像対応テーブル12ー2の各項目名は予めデータベースサーバ1−5に作成されているものとする。
【0041】
図4は、データーベースサーバ1−5の構成を示すブロック図である。この図において、4−1は制御手段であり、CPUなどから構成され、各部の制御や、データの転送、種々の演算、データの一時的な格納を、記憶手段4−2に格納されているメインプログラムで行う。4−3は入出力制御手段であって、LAN1―3に接続され、入出力するデータを制御する。プリンタ4−9、ディスプレイ4−10、マウス4−11、キーボード4−12は、機器制御手段4−8を介して制御手段4―1により制御される。符号4−2、4−5、4−6、4−7、4−13は、いずれも記憶手段であって、それぞれ以下のファイルが格納、記憶されている。
【0042】
記憶手段4−2には、メインプログラムが通常の方法で記憶されているものとする。記憶手段4−6には、各種プログラムを用いた処理の途中結果が一時的に格納されている。
【0043】
記憶手段4−4には、クライアント端末1−2で作成したホームページの、全ユーザのホームページデータと表示情報が作成サーバ1−4から送られて格納されている。
【0044】
記憶手段4−5には、本システムを用いてホームページを作成する、全ユーザ情報が作成サーバ1−4から送られて格納されている。
【0045】
記憶手段4−7には、クライアント端末1−2で作成した、全ユーザの表示情報の、各種変換結果が作成サーバ1−4から送られて格納されている。
【0046】
記憶手段4−13には、全ユーザの画像ファイルが作成サーバ1−4から送られて格納されている。また、外部からダウンロードした全ユーザの画像ファイルが作成サーバ1−4から送られて格納されている。
【0047】
図5は、運用サーバ1−1の構成を示すブロック図である。この図において、5−1は制御手段であり、CPUなどから構成され、各部の制御や、データの転送、種々の演算、データの一時的な格納を、記憶手段5−2に格納されているメインプログラムで行う。5−3は入出力制御手段であって、LAN1―3に接続され、入出力するデータを制御する。プリンタ5−9、ディスプレイ5−10、マウス5−11、キーボード5−12は、機器制御手段5−8を介して制御手段5―1により制御される。符号5−2、5−6、5−7、5−8は、いずれも記憶手段であって、それぞれ以下のファイルが格納、記憶されている。
【0048】
記憶手段5−2には、メインプログラムが通常の方法で記憶されているものとする。記憶手段5−6には、各種プログラムを用いた処理の途中結果が一時的に格納されている。
【0049】
記憶手段5−7には、図25に示すように作成サーバ1−4、クライアント端末1−2、データベースサーバ1−5等のセッション管理情報5−201、パスワードをメールで送付するための各種情報5−203、クライアント端末を用いてWEBページを作成したユーザのWEBページを閲覧するためのルートURL5−202、本システムのURL5−204等のシステム設定情報25−1が格納、記憶されている。
【0050】
記憶手段5−8には、各種の閲覧手段のアクセスログテーブル26−1、エラーログテーブル26−2が、図26(a)及び図26(b)に示すように格納されている。また、アクセス頻度ファイル27―1は、アクセス順位27−2順にユーザID11―30、姓11−20、名11−21、アクセス回数11−11が図27に示すように格納されている。
【0051】
(概略動作説明)
図23は、前記の構成において本発明の動作の概略を説明するフローチャートである。ユーザは、クライアント端末1−2からホームページとして表示したい、例えば画面23−1のような、画面23−2、23−3、23−4を有する画面レイアウトを処理23−5で決定する。そして決定したレイアウトのページに表示するデータとスタイルを処理23−6で入力する。
【0052】
入力が終了したら作成サーバ1−4は、入力されたデータとスタイルを参照してユーザ情報23−1を作成する。ユーザ情報23−1は、ユーザ情報テーブル11−1、ユーザ情報ログインテーブル11−2、ユーザ頁テーブル11−3、ユーザ本文テーブル12ー1からなり、ユーザ本文テーブル12ー1の下位には図12に示す画像対応テーブル12ー2がある。ユーザ頁テーブル11−3、ユーザ本文テーブル12ー1、画像対応テーブル12ー2は、レイアウトのページ数に対応して各々、複数ある。
【0053】
前記ユーザ情報23−1は、周知のRDBプログラムによって処理23−7でRDB形式のホームページデータに変換されてデータベースサーバ1−5に格納される。
【0054】
ホームページデータは、処理23−8でRDB形式のデータを後述する方法でXML形式のファイル23−17にデータベース変換する。係る変換は、各種の閲覧手段に対応した形式に一様に変換するための元になるデータを作成するために行うものである。前記変換において、XML形式のファイル23−17は、スタイル情報15−2と本文情報15−1とに区分して別ファイルとして保存する。
【0055】
一度作成したホームページの修正は、前記ユーザ情報23−1の何れかをRDB形式のデータのフィールドを修正することで行う。そして再度、処理23−8でRDB形式のデータをXML形式のファイル23−17に変換する。
【0056】
前記RDB形式のデータをXML形式のファイル23−17に変換する際に、本文情報15−1またはスタイル情報15−2のなかで、ホームページとして表示する必要のない部分を作成しないようにする。係る処理は、前記ユーザ本文テーブル12ー1とユーザ頁テーブル11−3に各々格納されている後述する公開情報A(12−3)と公開情報B(11―5)とを参照して行う。
【0057】
前記XMLファイル23−17は、複数の閲覧手段に対する共通のデータとなるものである。処理23−9で前記XMLファイル23−17を閲覧手段に対応した表示スタイルにスタイル変換を行う。即ち、周知のXSLTエディタ等により、例えばパソコンであればHTML形式のファイルに、携帯電話であればMML形式のファイルに変換する。
【0058】
前記変換は、変換のタイミング、変換方法、変換形式を予め作成サーバ1−4に定めておいて、運用サーバからの閲覧手段のアクセスデータなどを参照して、後述する、所帯の時期に、所定の方法で、必要に応じて変換する。
【0059】
処理23−9でスタイル変換したファイルは、図28に示す各端末用のファイル4−71としてデータベースサーバ1−5にそれぞれ異なった形式のファイル、例えばHTML形式、MML形式のファイルなどとして、処理23−10でデータベースサーバ1−5に格納される。
【0060】
格納した各端末用の前記ファイル4−71は、後述するクライアント端末のモニタリング処理23−15の時に、希望する端末形式でクライアント端末1−2に表示する。係る処理は、クライアント端末1−2から運用サーバ1−1に対して閲覧要求があったとき、後述するユーザ頁テーブル11−3の公開情報B11−5が例えば「工事中」などの属性を表している時に行う。
【0061】
また、運用サーバ1−1に対して閲覧手段1−10から閲覧要求があったとき、運用サーバ1−1は前記データベースサーバ1−5に格納した各端末用のファイル4−71から閲覧手段1−10に対応した前記ファイル4−71を読み出し閲覧手段1−10に送信する。
【0062】
(詳細動作説明)
次に本発明の詳細な動作と実施例について説明する。
(1.クライアント端末の処理)
図2に示すクライアント端末1−2から、ホームページを作成して作成サーバ1−4にデータを送る場合について説明する。運用サーバ1−1、作成サーバ1−4、デーベースサーバ1−5、とクライアント端末1−2は、所定の手順で起動し、クライアント端末1−2と、作成サーバ1−4とのログインも終了しているものとする。
【0063】
図6は、クライアント端末のメインフローチャートである。メイン画面6―1で、メインメニューに、新規登録6−1、ログイン6―2、閲覧6−3がある。各メニューにマウスカーソルMを移動して、マウスをクリックすると制御手段3−1は、プログラムを各メニューの処理にジャンプする。(以下画面に表示されているボタンの選択は特に断らない限りマウスカーソルMで選択するものとする。)
【0064】
図示していないログイン画面6−3でメインメニュー画面6−8、パスワード再発行6−9、ユーザID紛失6−10の何れかの処理を選択する。また、図示していないメインメニュー画面6−8には、ホームページ作成6−12、パスワード変更6−13、登録内容変更6−14、全登録削除6−15があり、各メニューにマウスカーソルMを移動して、マウスMをクリックすると制御手段3−1は、プログラムを各メニューの処理にジャンプする。パスワード再発行6−9、ユーザID紛失6−10、パスワード変更6−13、登録内容変更6−14、全登録削除6−15は、周知の処理で行うが本発明の主旨ではないので説明を省略する。
【0065】
図6における処理においては、本発明に係わる新規登録6−2、ホームページ作成6−12、閲覧6−4の処理についてのみ以下に説明する。
【0066】
新規登録6−1には、本システムの使用許諾6−5、ユーザ情報入力6−6、ユーザ情報登録6−7がある。ユーザ情報入力6−6、ユーザ情報登録6−7は(1.2ユーザテーブル)で後述する。
【0067】
ホームページ作成6−12は(1.3ユーザ本文テーブルの作成)で後述し、閲覧6−4は(4.閲覧)で後述する。
【0068】
(1.1画面レイアウトとホームページ作成編集処理)
図6において、図示していないメインメニュー画面6−8でホームページ作成6−12を選択すると、図7のフローチャートで示すホームページ作成6−12の処理に進む。図7は、クライアント端末1−2、作成サーバ1−4、データベースサーバ1−5の処理と併記してある。
【0069】
ホームページ作成6−12の処理に進むと図8示すホームページ作成処理6−12のメイン画面であるホームページ作成画面7−1を表示する。図8において、ホームページアドレス8−3は、ユーザIDがaaaの場合のホームページのURLを示し、ハイパーリンクによってユーザホームページにジャンプする。スタートページ8−4はユーザホームページを表示した時に、ユーザが作成した初期表示するページを指定できる。登録済みページをカーソル8−5で選択する。新規にページを作成するときには新規ページ作成8−6を、編集の時には8−7を、ページを削除する時には削除8−8のページに対応した符号8−7a、8−7b、8−7c、8−8a、8−8b、8−8cで表す各ボタンを、マウス2−11でクリックする。
【0070】
既に登録済みのページはタイトル8−9、レイアウト8−10、作成日8−11を表示する。新規に作成したページ、又は編集したページは登録ボタン8−1をクリックするとデータベースサーバ1−5に登録してメインメニュー画面6−8に戻る。そのままメインメニュー画面6−8に戻る時には戻るボタン8−2をクリックする。
【0071】
図8の新規ページ作成ボタン8−6、または編集ボタン8−7をクリックすると、クライアント端末1−2は処理7−2で作成サーバ1−4に各々スタイル一覧画面作成7−3または編集画面作成7−4の要求を出す。
【0072】
作成サーバ1−4は各要求に応じて、新規ページ作成処理の時には図9の画面7−6を、編集処理の時には図10の画面7−9を表示するための情報をクライアント端末1−2に送信し、クライアント端末1−2は、図9(画面7−6)又は図10(画面7−9)を表示する。
【0073】
新規ページ作成処理においては、予めテンプレートデータとして登録しておいても良く、またその都度レイアウトを定義して作成するようにしても良い。画面7−6(図9)では、現在登録されているレイアウトのレイアウト名として標準ページ9−2及びバナーとコンテンツ9−3と、それに対応したレイアウトとして1ページ全体を使用するレイアウト9−4と、1ページを3分割したレイアウト9−5を一覧表示している。
【0074】
画面7−6で標準ページ9−2又はバナーとコンテンツ9−3の何れかを選択するとクライアント端末1−2は、処理7−7で選択されたスタイルテンプレートを選択して作成サーバ1−4にホームページ作成画面の送信要求をする。作成サーバ1−4は、選択した行のレイアウトを利用したホームページ作成編集処理7−8に進む。クライアント端末1−2は、処理7−9で図10(画面7−9)を表示する。係る処理を戻るときには戻るボタン9−1を選択してホームページ作成画面7−1に戻る。
【0075】
前記レイアウトはユーザがホームページを作り易いように予め作成サーバ1−4に登録したテンプレートを図9の1ページ全体を使用するレイアウト9−4と、1ページを3分割したレイアウト9−5のように表示しているが、これ以外にユーザが定義できるようにしても良い。
【0076】
処理7−2において編集処理の時には編集画面作成処理7−4に進む。作成サーバ1−4は、後述するようにして作成した図11のユーザ頁テーブル11−3の転送要求をデータベースサーバ1−5に行い、ホームページ作成編集処理で必要なユーザ頁テーブル11−3をクライアント端末1−2に送る。クライアント端末1−2は、前記ユーザ頁テーブル11−3をもとに図10(画面7−9)を表示する。
【0077】
図10は、ホームページ作成編集画面7−9である。本文編集10−1、ページプロパティ10−2、PCシュミレータ10−3、携帯シュミレータ10−4、完了10−5の各ボタンを表示し、マウスカーソルMで選択する。
【0078】
前記本文編集10−1、ページプロパティ10−2、PCシュミレータ10−3、携帯シュミレータ10−4、完了10−5の各ボタンの機能は以下のようである。
【0079】
本文編集ボタン10−1は、本文編集7―10にジャンプし、ページプロパティボタン10−2は、ページプロパティフロー7−11にジャンプする。PCシュミレータボタン10−3、携帯シュミレータボタン10−4は、各々のモニタリング処理であるPCシュミレータ7−12、携帯シュミレータ7−13にジャンプし、完了ボタン10−5は、ホームページ作成画面7−1に戻る。本文編集7―10は(1.4本文編集)で、PCシュミレータ、携帯シュミレータは(2.3モニタリング処理)で後述する。
【0080】
ここで、ページプロパティとは、作成したホームページのタイトル、アクセス回数、作成日、変更日などの他に、図12で示した公開情報B11―5があり、図22(画面22−1)に示す。前記図22の登録ボタン22−2を選択すると表示されているプロパティの内容をデータベースサーバ1−5に格納し、戻るボタン22−3を選択すると編集内容を破棄してホームページ作成編集画面7−9に戻る。係るページプロパティ情報は、運用サーバ1−1から得るアクセス回数と共に作成サーバ1−4が管理し、データベースサーバ1−5に格納されている。
【0081】
(1.2ユーザテーブル)
以下に前記した図11、図12に示した各種のユーザテーブルの内容について説明する。以下のユーザテーブルは、全てRDB形式で作成されていて周知の方法でデータベースサーバ1−5を介して、各サーバによってアクセスされ、ユーザ情報テーブル11−1、ユーザ情報ログインテーブル11−2、ユーザ頁テーブル11−3、ユーザ本文テーブル12ー1、画像対応テーブル12ー2で構成されている。
【0082】
係るユーザテーブルの下記の各項目名は予め定義されて各ユーザテーブルの初期時の項目名として前記各テーブルに格納されている。
【0083】
ユーザ情報テーブル11−1のデータはユーザが入力し、ユーザ情報ログインテーブル11−2は運用サーバ1−1が作成し、ユーザ頁テーブル11−3、ユーザ本文テーブル12ー1、画像対応テーブル12ー2は作成サーバ1−4が作成し、全てのテーブルはデータベースサーバ1−5に格納される。
【0084】
ユーザ情報テーブル11−1の各項目は、ユーザのプロファイル情報とホームページの作成、更新日の情報よりなる。ユーザID11−30は、全てのユーザテーブルに反映されている。ホームページを作成するユーザ名が全て登録され、前記ユーザID11−30によって管理されている。
【0085】
ユーザ情報ログインテーブル11−2には、ログインしたユーザに対するセッション管理情報であるログインセッション11−15が格納されていて、運用サーバ1−1によって管理される。
【0086】
ユーザ頁テーブル11−3の各項目は、各ユーザのホームページの情報が格納され、ユーザページ番号11−6、ユーザページタイトル11−7、スタートページフラグ11−8、レイアウト番号11−9、レイアウトの各画面を示す毎に付けたフレーム番号11−10、ユーザ本文番号11−31、このページに対して閲覧者が何回アクセスしたかを示すアクセス回数11−11、公開情報B11−5、作成日11−12、更新日11−13、背景色や背景画像を設定するための背景11−14、で構成されている。
【0087】
公開情報B11−5は、作成したホームページが例えば、パソコン用であるか、又は、携帯電話用であるかを示し、閲覧要求をした閲覧手段に、ホームページを表示して良いか否かを決定する表示制御情報である。例えば、パソコンには表示し、携帯電話には表示しないなどを表す。かかる情報は、後述する作成サーバ1−4がスタイル変換方法を決定するため、及び、閲覧手段に表示する情報、例えば、風俗画像などの表示制限に用いる。
【0088】
一つのホームページは、複数ページから構成され、ユーザ頁テーブル11−3に格納されているユーザページ番号11−6に対応してユーザ本文テーブル12−1のユーザ本文番号11−31は複数ある。各ユーザ本文テーブル12ー1は、ホームページを表示するための表示情報を作成するための本文情報12ー7と各種のスタイル情報12ー6がRDB形式でに格納されている。
【0089】
前記ユーザ本文テーブル12ー1の各項目は、ユーザID11―30、ユーザ本文番号11−31、タグ番号12−4、タグタイトル12−9、タグ種別12−10、本文12−12、イメージ名12−5、イメージサイズ12−13、位置12−14、文字サイズ12−15、文字形式12−16、文字フォーマット12−17、文字色12−18、背景色12−19、リンクモード12−20、リンク12−11、公開情報A12−3、作成日12−22、更新日12−23で構成されている。公開情報A12ー3は表示制御情報である。図12のユーザ本文テーブル12ー1に格納され、閲覧手段であるパソコン1−12、携帯端末1−10、携帯電話1−11で表示する情報をユーザ本文テーブルのフィールド単位で制御する。例えば、公開情報A12ー3とユーザ情報テーブル11−1から風俗画像などの表示制限に用いる。
【0090】
画像対応テーブル12ー2の各項目は、クライアント端末が保有する画像ファイルを指定するイメージ名12ー5とその中にあるイメージであるイメージファイル名12ー8が格納されている。
【0091】
(1.3ユーザ本文テーブルの作成)
ユーザ本文テーブル12ー1には、ホームページ表示する本文に関する情報が格納されている。本システムを理解するために、まずホームページに図13のようなホームページを表示する場合、ユーザがクライアント端末1−2から入力したデータを作成サーバ1−4はユーザ本文テーブル12ー1をどのように作成し、データベースサーバ1−5にどのように格納するかについてその概略を説明する。その後、(1.4本文編集)で本文編集の詳細を説明する。
【0092】
図13において、タイトル13−1は明朝体、本文13−2はゴシック体、スタイルはゴシック体、文字色は黒、画像13−3の背景は白色で表示するものと定義する。
【0093】
まず、ユーザは、図13に表示されている表示データと、上記スタイル定義データをクライアント端末1−2から入力して作業ファイル2−6に格納し、作成サーバ1−4に送る。作成サーバ1−4は、クライアント端末1−2から受信した前記データを作業ファイル3−6に格納する。又、作成サーバ1−4は、周知のRDBプログラムによってホームページデータ14ー1を図14(a)に、画像対応テーブル14−2を図14(b)に示すように作成し、作業ファイル3−6に格納すると共に、データベースサーバ1−5に送信する。データベースサーバ1−5は、ユーザID11−30がユーザとして管理される表示情報保存ファイル4−4内にホームページデータ14ー1をRDB形式で格納する。
【0094】
前記したように、表示情報保存ファイル4−4には、RDB形式のユーザ本文テーブル12ー1(本文情報12ー7とスタイル情報12ー6)が格納されている。RDB形式のユーザ本文テーブル12ー1は、ユーザがホームページを作成するためにHTML言語を理解していなくとも容易にホームページの作成ができる。また、その修正もフィールド単位で行える利点がある上に以下に述べるXML形式へのファイル変換も容易で、ホームページの作成と変更などの柔軟性に富む。
【0095】
更に、ホームページデータ14ー1がRDB形式で格納されていることにより、フィールド単位にXML形式の変換ができるので、前記公開情報A及び公開情報Bによって閲覧手段に対して細かな表示制限を行うことができる。
【0096】
(1.4本文編集)
上記ユーザ本文テーブル作成の詳細を図16の本文編集フロー7−10に示す。なお、説明の簡略化の為に以下の処理はクライアント端末1−2がデータの入出力と表示を行い、作成サーバ1−4が処理するものとするが、クライアント端末1−2が以下の処理をしても良い。
【0097】
前記本文編集ボタン10−1をクリックすると図16においてクライアント端末1−2は、作成サーバ1−4に本文編集画面作成要求16−1を行う。作成サーバ1−4は、データベースサーバ1−5に該当するユーザのユーザ情報テーブル11−1、ユーザ情報ログインテーブル11−2、ユーザ頁テーブル11−3、ユーザ本文テーブル12ー1、画像対応テーブル12ー2等のユーザ情報の送信要求16−2を行う。クライアント端末1−2は、データベースサーバ1−5から本文編集に必要な上記ユーザ情報を受信して図17のような本文編集画面17−1を表示する。
【0098】
図17において、符号17−2は項目一覧リストで、ユーザ本文テーブル12−1中のタグタイトル12−9と、タグ種別12−10が表示されている。図17は、図14に対応して、タグタイトル12−9は、タイトル12−9a、本文12−9b、画像12−9cが、タグ種別12−10は、1「文字」12−10a、1「文字」12−10b、2「画像」12−10cがそれぞれ表示されている。
【0099】
図17における各ボタンの機能は以下のようである。登録ボタン17−3は編集しているページの内容をデータベースサーバ1―5に格納し、図10の画面に戻る。戻るボタン17−4は、図10の画面に戻る。本文追加ボタン17−7は、項目一覧リスト17−2に本文項目を追加してフレーム17−10に図19に示す本文項目編集画面19−1を表示する。編集ボタン17−5は、フレーム17−10に項目一覧リスト17−2で選択された項目に対応して、本文項目編集画面19−1、図示していないリンク項目編集画面、画像項目編集画面を表示する。
【0100】
本文追加ボタン17−7を選択すると、図19に示すように項目一覧リスト17−2に本文項目12−9を追加して、フレーム17−10内に本文項目編集画面19−1を表示する。
【0101】
リンク追加ボタン17−8を選択すると、項目一覧リスト17−2にリンク項目12−11を追加してフレーム17−10内に図示していないリンク項目編集画面を表示する。また、画像追加ボタン17−9を選択すると、項目一覧リスト17−2に画像項目12−5を追加してフレーム17−10に図示していない画像項目編集画面を表示する。
【0102】
本文項目編集ボタン17−5が選択されると図18のフローチャートで示す本文項目編集処理に進む。クライアント端末1−2から作成サーバ1−4に本文項目編集要求18−1を行うと、作成サーバ1−4は、データベースサーバ1−5から処理18−2でユーザ本文テーブルを取得して図19に示す本文項目編集画面19−1を表示する。
【0103】
図19において、フレーム17−10内には図14で示したホームページデータ14ー1)と画像対応テーブル14−2のテーブルのデータが有効なフィールドのデータに対する項目を表示する。即ち、図14の例では、本文1に関係するタグタイトル12−9、本文12−12、位置12―14、文字サイズ12−15、文字形式12−16、文字フォーマット12−17、文字色12−18、公開情報A12−3、のフィールドの項目名に対してデータが入力されていて有効である。係るフィールドの項目名に対応してフレーム17−10内に各々、タグタイトル19−4、文章19−6、位置19−7、文字サイズ19−9、文字形式19−10、文字フォーマット19−11、色19−8、公開情報A19−5の項目名ボタンを表示する。
【0104】
そして作成サーバ1−4は、図14のユーザ本文テーブル12ー1の各フィールドに格納されている項目から、タグタイトル19−4に対しては本文1(12―9b)を、公開情報19−5に対しては公開情報Aに対応して全公開12−3bを、文章19−6に対しては「これは本文である。」を、位置19−7に対しては中央12−14bを、色19−8に対しては黒12−18bを、文字サイズ19−9に対しては中12−15bの情報を、文字形式19−10に対しては標準12−16bを、文字フォーマット19−11に対しては明朝12−17bを得る。クライアント端末1−2は、係る情報を作成サーバ1−4から得て、図19に示した本文項目編集画面19−1のフレーム17−10内に前記情報を表示する。
【0105】
前記表示された編集対象項目に対して編集を終了した後に処理18−3で図19で示す決定ボタン19−2をクリックすると、決定項目の保存処理18−4でデータベースサーバ1−5に格納されたRDB形式の本文情報12ー7とスタイル情報12ー6の前記決定した項目及び、更新日12−23を変更してデータベースサーバ1−5に格納する。
【0106】
クライアント端末1−2は、処理19−6でフレーム17−10をクリアし、処理19−7で項目一覧リスト17−2を初期状態にして、本文項目編集画面19−1に戻る。前記の項目編集を取り消す時には取り消しボタン19−3をクリックするとフレーム17−10をクリアし、処理19−7で項目一覧リスト17−2を初期状態にして、本文項目編集画面19−1に戻る。
【0107】
また、処理18−5にも進み運用サーバ1−1に対してセッション終了を通知し、運用サーバ1−1は、処理18−6でユーザ情報のログインテーブル11−2にセッション終了日付11−17、時間11−18、更新日11−16などを格納する。
【0108】
(1.5データベース変換)
図23で説明した概略動作において各種の閲覧手段に対応した形式に一様に変換するための元になるデータとしてXML形式のファイルを作成することを述べた。係るデータベース変換について以下に説明する。
【0109】
作成サーバ1−4は、作業ファイル3−6に格納した前記RDB形式のユーザ本文テーブル12ー1を以下のようにしてXML形式のファイルにデータベース変換する。作成サーバ1−4は、後述するようにRDB形式のユーザ頁テーブル11−3の公開情報B11―5と、ユーザ本文テーブル12ー1の公開情報A12−3を参照してユーザ本文テーブル12ー1の各フィールドの内容を1フィールドずつ取り出す。そして係る各フィールドの内容を周知のXMLエディターを用いてXML形式で表される開始タグと終了タグで挟まれた内容に変換する。作成サーバ1−4は、ユーザ本文テーブル12ー1の対象になるフィールド全てについてXML形式にデータベース変換したファイルを、本文情報ファイル15−1とスタイル情報ファイル15−2に区分した表示情報としてデータベースサーバ1−5に送信と、データベースサーバ1−5は、表示情報保存手段4−4に前記表示情報を格納する。
【0110】
図15は、図14のRDB形式のホームページデータ14ー1をXMLエディターでデータベース変換した結果をXML形式で表示した図で、図15(a)は、本文情報ファイル15−1、図15(b)は、スタイル情報ファイル15−2である。但し画像1の公開情報Aは、全公開としてある。データベースサーバ1−5は、受信した前記XMLエディターで変換されたホームページデータ14ー1の本文情報ファイル15−1とスタイル情報ファイル15−2をXML形式で表示情報保存ファイル4−4に格納する。即ち、表示情報保存ファイル4−4には、RDB形式の本文情報12ー7とスタイル情報12ー6と、XML形式の本文情報ファイル15−1、とスタイル情報ファイル15−2が格納されている。
【0111】
(1.6公開情報)
ここで、前記したRDB形式のユーザ本文テーブル12ー1をXML形式のファイルにデータベース変換する際、公開情報A12−3と公開情報B11−5をどのように参照するかについて以下に説明する。
【0112】
例えば、前記本文項目編集において、表示端末としてパソコンを指定したい場合には、ユーザ頁テーブル11−3の公開情報B11−5を編集して、表示端末としてパソコンを指定する。図示していないユーザ頁テーブル11−3のRDB形式のユーザ頁テーブルは、公開情報Bのフィールドが携帯電話端末などへの表示を禁止する公開情報として、例えば「パソコンにのみ表示」である属性が格納される。そしてXML形式にデータベース変換する時に、例えば携帯端末用の表示情報の作成を指定すると、作成サーバ1−4は公開情報Bのフィールドの属性「パソコンにのみ表示を参照して、図20のような携帯電話端末表示用のXML形式のスタイル情報ファイル20−1を作成する。図20より明らかなように、携帯電話端末表示用のXMLファイル20−1には図15(b)の符号15−3で示したイメージを表示するためのXMLファイルが作られない。
【0113】
同様にして、前記本文項目編集において、ユーザ本文テーブル12−1の公開情報A12−3を編集して、図14の表示画像として未成年非公開12−3dを指定すると、図21のようなXML形式の本文情報ファイル21−1が作られる。図21より明らかなように、本文情報ファイル21−1には図15(a)の符号15−2で示したイメージを表示するためのXMLファイルが作られない。即ち、本文情報ファイル21−1に表示ファイルが存在しないために端末の種類に係わらず画像1を表示しない。
【0114】
前記の場合においてユーザ本文テーブル12−1の所定のページのみに「このページのみ非公開」である属性として指定されたページのみが表示されなくなるようにもでき、また、ユーザ頁テーブル11−3の公開情報B11−5を編集して特定のユーザ、例えばプロバイダーへの支払いの済んでいないユーザなどに対して表示制限をすることができる。
【0115】
なお、リンク追加ボタン17−8、及び、画像追加ボタン17−9の処理も前記本文項目編集と同様な処理で行うことができるが、本発明の主旨から外れるので説明を省略する。
【0116】
(2.スタイル変換)
従来の技術の項で述べたように、従来ホームページを作成するにはHTML言語の知識が必要である。更に又、閲覧する端末が携帯電話やパームトップ端末などの場合には、個別のHTMLエディターが必要であり、その都度HTMLエディターを理解して使い分けなければならず、ホームページを容易に作成することができなかった。そして、ホームページを更新しようとする時には、全ての端末に対応して一斉に行わないと、情報がばらばらになり端末同士での情報が一致しなくなる等の問題点があった。以下においては、前記問題点を解決するために行うスタイル変換について説明する。
【0117】
前記したように閲覧手段が各種ある場合には、閲覧手段で表示可能なスタイル、例えばパソコンであればHTML形式のファイルに、携帯電話であればMML形式のファイルにそれぞれ変換する必要がある。本発明では前記、表示情報保存ファイル4−4に格納したXML形式の本文情報ファイル15−1と、スタイル情報ファイル15−2を用いて各種の閲覧手段に対応した表示可能なスタイルにそれぞれ変換する。係る変換は閲覧手段に応じて変換の方法を決定する。更に、システムの状況に応じた変換タイミングを決定し、適した変換方法で変換し、それらを保存することが必要である。以下これらについてそれぞれ説明する。
【0118】
(2.1変換タイミング)
本システムは、以下のような各種の形態がある。即ち、▲1▼システムが初期、又は小規模で閲覧手段の機種、台数が少ない時(システム1と称す)、▲2▼作成したホームページの変更が少なく、クライアント端末1−2の更新回数が少ない時(システム2と称す)、▲3▼閲覧者が多岐にわたり閲覧手段が多機種の時(システム3と称す)などがある。係る場合常に同じようなスタイル変換を行っているとシステム及び回線が混み合ってシステムがうまく運用できない場合が生じる。係る不具合を回避するために、スタイル変換を以下のように行う。なお、前記の変換タイミングをどのように使用するかは予めシステムの状況に応じて作成サーバ1−4のプログラムで定めておくものとする。
【0119】
システム1の場合、閲覧手段から閲覧要求があった時にスタイル変換を行い、前記変換結果保存ファイル4−7に保存して前記スタイル変換結果をホームページ閲覧手段に発信する。
システム2の場合、閲覧手段が閲覧要求を行った時に、表示情報の更新が行われていない時にはスタイル変換を行わず前回のスタイル変換結果をホームページ閲覧手段に発信し、前記表示情報の更新が行われている時には、スタイル変換を行い、前記変換結果保存ファイル4−7に保存して前記スタイル変換結果をホームページ閲覧手段に発信する。
システム3の場合、ユーザ頁テーブル11−3に格納されているアクセス回数11−11からの情報により、表示情報の更新が行われていてアクセス頻度の高い表示情報からスタイル変換を行う。
【0120】
なお、前記システム1、システム2の場合にもシステムの状況に応じて前記システム3の場合のように、表示情報の更新が行われていて、アクセス頻度の高い表示情報からスタイル変換を行うようにしても良い。
【0121】
(2.2変換方法)
図24は、前記スタイル変換のフローチャートである。作成サーバ1−4は、処理24で閲覧要求のあった閲覧手段のユーザユーザ情報23−1からユーザID11−30を取得する。処理24−1で対象システムが3であれば運用サーバ1−1のアクセス頻度ファイル27―1から頻度情報を取得する。また、処理24−1で対象システムが3でない時には処理24−2に進み、システム2であればユーザ情報ログインテーブル11−2のスタイル変換11−22を参照する。そしてスタイル変換済みでなければ処理24−5に進み、スタイル変換済みであれば変換処理をせずに終了する。更に処理24−2でシステム2でない時には処理24−3に進み、システム1として処理24−5に進む。
【0122】
処理24−5で頻度情報を取得して処理24−6に進み、データベースサーバ1−5から最高頻度の表示情報を取得すると処理24−7で周知のXSLTエディタによりXSLTを行う。データベースサーバ1−5の変換結果保存ファイル4−7の各端末用のファイル4−71として結果を格納する。前記XSLTは、予め作成サーバ1−4にシステムが扱っている端末の表示スタイルとして、例えばHTML形式、MML形式のファイルであると登録しておき、係る形式の複数種類のファイルをXSLTして生成するものである。そして処理24−8に進みユーザ情報ログインテーブル11−2のスタイル変換11−22にスタイル変換済みである情報を格納し、処理24−9で終了する。
【0123】
(2.3モニタリング処理)
ユーザが、作成中のホームページをクライアント端末でシミュレーション表示して確認するときに行う処理である。クライアント端末1−2から運用サーバ1−1に対して閲覧要求があったとき、ユーザ頁テーブル11−3の公開情報B11−5が例えば「工事中」などの属性を表している時に行う。図28は、モニタリング処理のフローチャートである。図10のPCシュミレータ10−3、又は、携帯シュミレータ10−4をクリックすると、作成サーバ1−4はモニタリング処理28−1を開始する。
【0124】
作成サーバ1−4は、ホームページをパソコンに表示するPCシュミレータの処理28−2が選択された場合、データベースサーバ1−5に対して変換結果保存ファイル4−7にある各端末用のファイル4−71から前記XSLTされたHTMLファイルを読み出すように要求する。そしてパソコン表示用のHTML形式のファイルを受け取り、クライアント端末1−2に送信する。クライアント端末1−2は、処理28−7でモニタリング画面を表示してモニタリング処理を終了する。
【0125】
ホームページを携帯電話に表示する携帯シュミレータの処理28−3が選択された場合、作成サーバ1−4は処理28−4で携帯電話に表示可能な表示サイズの計算を行う。そして処理28−5で携帯電話に表示するのに必要なページサイズを確認し、データベースサーバ1−5に対して変換結果保存ファイル4−7にある各端末用のファイル4−71から前記XSLTされた携帯電話表示用のMML形式のファイルを読み出すように要求し、HTMLファイルを受け取る。
【0126】
処理28−6では、前記処理28−4で求めた携帯電話に表示可能な表示サイズに適した表示画面を作成し、クライアント端末1−2に送信する。クライアント端末1−2は、処理28−7でモニタリング画面を表示してモニタリング処理を終了する。
【0127】
(3.運用サーバの処理)
運用サーバ1−1は、前記したように作成サーバ1−4と、携帯電話やパソコンなどの閲覧手段からのアクセス頻度の計測や保存を行う。
【0128】
(3.1頻度計測と保存)
運用サーバ1−1は閲覧手段から閲覧要求があると、ユーザの正当性などをチェックし、正当な場合には各ユーザIDから対応するユーザ頁テーブル11−3のアクセス回数11−11を更新する。そして前記したスタイル変換要求時にはデータベースサーバ1−5からユーザ頁テーブル11−3のアクセス回数11−11を取得してアクセス頻度ファイル27―1を更新する。
【0129】
(4.閲覧)
閲覧手段にはWEBを介してアクセスするパソコンや、WAPなどを介してWEBにアクセスする携帯電話、PDAなどがある。係る閲覧手段の閲覧時のフローチャートを図29に示す。閲覧者は、既に運用サーバ1−1に閲覧者としての閲覧者IDの登録を済ませてあるものとする。
【0130】
(4.1パソコンによる閲覧)
閲覧手段であるパソコンは、処理29−1で閲覧したいユーザページのURLを付して、周知の方法でWEBにHTTPプロトコルに基づくクHTTPリクエストを作成し、運用サーバ1−1にアクセスする。運用サーバ1−1は、閲覧者IDなどによって閲覧者が正当と判断されると、HTTPリクエストのユーザエージェント内のブラウザ情報を参照して、閲覧手段がパソコンであると判断するとともに、ユーザページのURLを処理29−2で取得し、前記スタイル変換処理29−3を開始する。
【0131】
運用サーバ1−1は、前記した方法でスタイル変換したパソコンに表示するためのHTML形式の表示情報ファイルを、データベースサーバ1−5の変換結果保存ファイル4−7の各端末用のファイル4−71から取得する。処理29−4で閲覧手段に対してHTTPレスポンスを作成し、前記HTML形式の表示情報を閲覧手段に送信する。閲覧手段は処理29−5で係る表示情報を表示することでユーザホームページを閲覧する。
【0132】
(4.2通信端末による閲覧)
閲覧手段が例えば携帯電話などのように、WAPなどのプライベートネットの場合には個々のプライベートネットに対応した情報を付してWEBとの接続点であるゲートウエイに送付する。前記したと同様に閲覧者IDなどによって閲覧者が正当と判断されると、HTTPリクエストのユーザエージェント内のブラウザ情報を参照する。そして、閲覧手段が携帯電話であると判断するとともに、ユーザページのURLを処理29−2で取得し、前記スタイル変換処理29−3を開始する。但し閲覧手段が携帯電話なりで、前記したように運用サーバ1−1は、携帯電話に表示するための例えばMML形式等の表示情報ファイルをデータベースサーバ1−5の変換結果保存ファイル4−7の各端末用のファイル4−71から取得する。
【0133】
【発明の効果】
請求項1記載のホームページ閲覧システムによれば、少なくともホームページを表示するための表示情報と該表示情報を作成するためのホームページデータと、該ホームページデータを前記表示情報に変換するデータベース変換手段と、前記表示情報とホームページデータとを保存する表示情報保存手段と、前記表示情報を閲覧するホームページ閲覧手段と、前記表示情報を前記ホームページ閲覧手段に表示するための形式に変換するスタイル変換手段と、前記スタイル変換手段の変換タイミングを決定する変換決定手段とを有するサーバと、該サーバに接続されて前記ホームページデータを前記サーバに送信するクライアント端末とを備えることによってHTML言語の知識がなくてもホームページを容易に作成することができる。
【0134】
請求項2記載のホームページ閲覧システムは、請求項1記載の発明において表示情報をホームページ閲覧手段に表示するための形式を表すスタイル情報とホームページ閲覧手段に表示する本文情報とに区分して表示情報保存手段に格納することにより容易にホームページの編集ができる。
【0135】
請求項3記載のホームページ閲覧システムは、表示情報をデータベース変換手段によりホームページデータをリレーショナル型データベースとして表示情報保存手段に格納し、前記リレーショナル型データベースの各フィールドの内容を前記データベース変換手段によって1フィールドずつXML形式で表される開始タグと終了タグで挟まれた内容に各々変換し、該変換されたホームページデータを表示情報としてXML形式で保存することにより各種の閲覧手段に対して柔軟に対応できる。
【0136】
請求項4記載のホームページ閲覧システムは、スタイル変換手段は、発信されたホームページを閲覧するホームページ閲覧手段が閲覧要求を行う毎にスタイル変換を行うことで小規模なシステムに柔軟に対応できる。
【0137】
請求項5記載のホームページ閲覧システムは、スタイル変換手段は、スタイル変換結果を保存する変換結果保存手段を有し、閲覧手段が、インターネットに発信されたホームページの閲覧要求を行った時に、前記表示情報の更新が行われていない時には、スタイル変換を行わず、前回のスタイル変換結果をホームページ閲覧手段に発信し、前記表示情報の更新が行われている時には、スタイル変換を行って前記変換結果保存手段に保存して前記スタイル変換結果をホームページ閲覧手段に発信することで無駄な処理をなくし、システムを効率良く運用できる。
【0138】
請求項6記載のホームページ閲覧システムは、変換決定手段は、閲覧手段からのアクセス頻度を保存する頻度保存手段を有し、前記スタイル変換手段によりアクセス頻度の高い順にスタイル変換を行い、その結果を変換結果保存手段に保存することでアクセス要求の高いホームページに柔軟に対応できる。
【0139】
請求項7記載のホームページ閲覧システムは、スタイル変換手段は、変換結果保存手段を複数有し、前記一つの表示情報情報に対して各々別の形式で変換結果保存手段に保存することで各種の閲覧手段に対応できる。
【0140】
請求項8記載のホームページ閲覧システムは、スタイル変換手段は、一つの表示情報に対して各々別の形式の変換を同時に行い、前記変換された表示情報を対応する変換結果保存手段に保存することで閲覧手段に係わらず同じ情報を共有できる。
【0141】
請求項9記載のホームページ閲覧システムは、クライアント端末が前記スタイル変換結果を閲覧手段の種別に応じてモニタリング表示することで未完成のホームページの確認をクライアント端末でできる。
【0142】
請求項10記載のホームページ閲覧システムは、クライアント端末が無線通信端末であることでどこからもホームページの更新ができる。
【0143】
請求項11記載のホームページ閲覧システムは、クライアント端末は、前記サーバにインターネットを介して接続されていることで情報の多いホームページの更新ができる。
【0144】
請求項12記載のホームページ閲覧システムは、閲覧手段が無線通信端末であることでどこからもホームページの閲覧ができる。
【0145】
請求項13記載のホームページ閲覧システムは、閲覧手段は、前記サーバにインターネットを介して接続されていることで情報の多いホームページの閲覧ができる。
【0146】
請求項14記載のホームページ閲覧システムは、ホームページデータは、閲覧手段に表示する情報を制御する表示制御情報を有することで閲覧手段、閲覧者に応じて情報を選択的にブラウザに表示できる。
【0147】
請求項15記載のホームページ閲覧システムは、データベース変換手段は、ホームページデータを表示情報に変換する時に前記表示制御情報がある場合には、ホームページデータ内の該当するフィールドのデータまたは画像に対して、スタイル情報又は本文情報の何れか一方、または、スタイル情報及び本文情報を、XML形式で表される開始タグと終了タグで挟まれた内容に変換しないことで無駄な処理をなくしシステムを有効に使用できる。
【0148】
請求項16記載のホームページ作成方法は、サーバに接続されているクライアント端末は、前記サーバを起動し、サーバは、前記クライアント端末のアクセス要求に応じて前記クライアント端末とホームページを作成するためのデータの授受を行い、前記クライアント端末から受信したデータをホームページデータとしてリレーショナル型データベースで保存し、前記ホームページデータをホームページ閲覧手段に表示するための形式を表すスタイル情報とホームページ閲覧手段に表示する本文情報とに区分して表示情報として前記サーバに保存し、ホームページ閲覧手段に表示するための形式に変換するスタイル変換手段の変換タイミングを決定する変換決定手段の判定結果に応じて前記表示情報を前記スタイル変換手段で変換し、その結果をクライアント端末から入力された閲覧手段の種別に対応して表示、確認し、サーバーの変換結果保存手段に格納し、ホームページを作成することで閲覧手段に無関係に表示内容の一致したホームページを簡単に作成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のクライアント端末の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の作成サーバの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明のデーターベースサーバの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の運用サーバの構成を示すブロック図である。
【図6】本発明のクライアント端末のメインフローチャートである。
【図7】本発明のホームページ作成処理のフローチャートである。
【図8】本発明のホームページ作成画面である。
【図9】本発明の新規ページ作成処理の画面である。
【図10】本発明の編集処理の画面である。
【図11】本発明のユーザ情報テーブルである。
【図12】本発明のユーザ本文テーブルである。
【図13】本発明のホームページの表示例である。
【図14】本発明のホームページデータ(a)と、画像対応テーブル(b)である。
【図15】本発明のホームページデータをデータベース変換した結果をXML形式で表示した図である。
【図16】本発明の本文編集フローである。
【図17】本発明の本文編集画面である。
【図18】本発明の本文項目編集のフローチャートである。
【図19】本発明の本文項目編集画面である。
【図20】本発明の携帯電話端末表示用のXML形式のスタイル情報ファイルである。
【図21】本発明のXML形式の本文情報ファイルである。
【図22】本発明のページプロパティ画面である。
【図23】本発明の動作の概略を説明するフローチャートである。
【図24】本発明のスタイル変換のフローチャートである。
【図25】システム設定情報に格納されている情報である。
【図26】閲覧手段のアクセスログテーブル(a)と、エラーログテーブル(b)に格納されている情報である。
【図27】本発明のアクセス頻度ファイルに格納されている情報である。
【図28】本発明のモニタリング処理のフローチャートである。
【図29】本発明の閲覧手段の閲覧時のフローチャートである。
【符号の説明】
1−1 運用サーバ
1−2 クライアント端末
1−4 作成サーバ
1−5 データベースサーバ
4−4 表示情報保存ファイル
4−5 ユーザ情報ファイル
4−7 変換結果保存ファイル
4−13 画像ファイル

Claims (16)

  1. 少なくともホームページを表示するための表示情報と該表示情報を作成するためのホームページデータと、該ホームページデータを前記表示情報に変換するデータベース変換手段と、前記表示情報とホームページデータとを保存する表示情報保存手段と、前記表示情報を閲覧するホームページ閲覧手段と、前記表示情報を前記ホームページ閲覧手段に表示するための形式に変換するスタイル変換手段と、前記スタイル変換手段の変換タイミングを決定する変換決定手段とを有するサーバと、該サーバに接続されて前記ホームページデータを前記サーバに送信するクライアント端末とを備えることを特徴とするホームページ閲覧システム。
  2. 表示情報は、ホームページ閲覧手段に表示するための形式を表すスタイル情報とホームページ閲覧手段に表示する本文情報とに区分して表示情報保存手段に格納することを特徴とする請求項1記載のホームページ閲覧システム。
  3. 表示情報は、データベース変換手段によりホームページデータをリレーショナル型データベースに変換して表示情報保存手段に格納し、前記リレーショナル型データベースの各フィールドの内容を前記データベース変換手段によって1フィールドずつXML形式で表される開始タグと終了タグで挟まれた内容に各々変換し、該変換されたホームページデータを表示情報としてXML形式で保存することを特徴とする請求項1又は2記載のホームページ閲覧システム。
  4. スタイル変換手段は、発信されたホームページを閲覧するホームページ閲覧手段が閲覧要求を行う毎にスタイル変換を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のホームページ閲覧システム。
  5. スタイル変換手段は、スタイル変換結果を保存する変換結果保存手段を有し、閲覧手段が、インターネットに発信されたホームページの閲覧要求を行った時に、前記表示情報の更新が行われていない時には、スタイル変換を行わず、前回のスタイル変換結果をホームページ閲覧手段に発信し、前記表示情報の更新が行われている時には、スタイル変換を行って前記変換結果保存手段に保存して前記スタイル変換結果をホームページ閲覧手段に発信することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のホームページ閲覧システム。
  6. 変換決定手段は、閲覧手段からのアクセス頻度を保存する頻度保存手段を有し、前記スタイル変換手段によりアクセス頻度の高い順にスタイル変換を行い、その結果を変換結果保存手段に保存することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のホームページ閲覧システム。
  7. スタイル変換手段は、変換結果保存手段を複数有し、前記一つの表示情報に対して各々別の形式で変換結果保存手段に保存することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のホームページ閲覧システム。
  8. スタイル変換手段は、一つの表示情報に対して各々別の形式の変換を同時に行い、前記変換された表示情報を対応する変換結果保存手段に保存することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のホームページ閲覧システム。
  9. クライアント端末は、前記スタイル変換結果を閲覧手段の種別に応じてモニタリング表示することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のホームページ閲覧システム。
  10. クライアント端末は、無線通信端末であることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のホームページ閲覧システム。
  11. クライアント端末は、前記サーバにインターネットを介して接続されていることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載のホームページ閲覧システム。
  12. 閲覧手段は、無線通信端末であることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載のホームページ閲覧システム。
  13. 閲覧手段は、前記サーバにインターネットを介して接続されていることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載のホームページ閲覧システム。
  14. ホームページデータは、閲覧手段に表示する情報を制御する表示制御情報を有することを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載のホームページ閲覧システム。
  15. データベース変換手段は、ホームページデータを表示情報に変換する時に前記表示制御情報がある場合には、ホームページデータ内の該当するフィールドのデータまたは画像に対して、スタイル情報又は本文情報の何れか一方、または、スタイル情報及び本文情報を、XML形式で表される開始タグと終了タグで挟まれた内容に変換しないことを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載のホームページ閲覧システム。
  16. サーバに接続されているクライアント端末は、前記サーバを起動し、サーバは、前記クライアント端末のアクセス要求に応じて前記クライアント端末とホームページを作成するためのデータの授受を行い、前記クライアント端末から受信したデータをホームページデータとしてリレーショナル型データベースで保存し、前記ホームページデータをホームページ閲覧手段に表示するための形式を表すスタイル情報とホームページ閲覧手段に表示する本文情報とに区分して表示情報として前記サーバに保存し、ホームページ閲覧手段に表示するための形式に変換するスタイル変換手段の変換タイミングを決定する変換決定手段の判定結果に応じて前記表示情報を前記スタイル変換手段で変換し、その結果をクライアント端末から入力された閲覧手段の種別に対応して表示、確認し、サーバーの変換結果保存手段に格納し、ホームページを作成することを特徴とするホームページ作成方法。
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