JP4414880B2 - ペプチドまたはタンパク質の提示のための装置、その製造方法および使用 - Google Patents
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Description
セミカルバジド基で官能基化された担体は、例えばピン「スポッター」でインプリントされ得る。
−実験的レベルで単純であり、かつ高度に再現性があり;
−官能基化されていないか、または担体のセミカルバジド基に対して化学的に不活性な基で官能基化されているいずれのタイプのポリペプチドにも用いられ;
−安定な、加水分解されない官能基で官能基化された表面を用い;
−担体の表面においてポリペプチドの高密度での吸着を達成することを可能にして、非常に高いシグナル/バックグラウンドノイズ比を確実にする(典型的には、バックグラウンドノイズは検出されるシグナルの0.1%を示す)。
−セミカルバジド基での固体担体の官能基化、ならびに
−スポットの形態でのポリペプチドサンプルの沈積、および官能基化された担体上へのそれらの吸着
を含む、上記のようなポリペプチドの提示のための装置を製造する方法でもある。
−担体のシラン化反応によるアミン官能基の導入、
−アミン官能基のイソシアネート官能基への変換、
−セミカルバジド基を形成するための、イソシアネート官能基のヒドラジン誘導体との反応
を含む。
−10 mg/mlと0.01 mg/mlとの間の濃度での、緩衝液中のポリペプチド溶液の調製;
−それらの採取に適した、マイクロタイタープレートウェルタイプの容器へのそれらの分配;
−例えば「スポッター」タイプの手動または自動のサンプル採取装置を用いるそれらの採取;
−セミカルバジド担体上へのそれらの沈積;ならびに任意の
−担体の飽和(saturation)
を含む。
これらの使用は、標識化、蛍光、放射活性または化学標識された試薬を用いることによる抗原−抗体型応答の検出を含む。
−図3および4は、AIDSウイルス抗原を結合させたアミノ化されたスライドについて、濃度の関数として、加速エージングの0または1ヵ月後に測定した蛍光シグナルを表し;
−図5は、B型肝炎表面抗原の血清型検出の試験における組換えHBs抗原の量の関数として測定された蛍光を表す。
この官能基化は、2つの変形にしたがって行った。
1)第一の変形
a)工程A:洗浄、ストリッピングおよびシラン化
丸いエッジおよび光沢のない縁を有する、予め洗浄した市販の顕微鏡スライド(Esco)を、過酸化水素および硫酸(50/50、v/v)の混液からなる溶液に一晩浸漬する。予備的に、3分間のリンスを脱イオン水(3回)、次いでメタノール(1回)で行い、その後、スライドを95%メタノール中の3%アミノプロピルトリメトキシシランを含む浴に超音波の下で30分間浸漬する。次いで、スライドをメタノール(1回)、脱イオン水(2回)および最後にメタノール(1回)の3分の浴で連続的にリンスする。次いで、スライドを数分間水切りし、110℃の乾燥機で15分間乾燥させ、そして真空下のデシケータで貯蔵する。
予めシラン化したスライドを、トリホスゲン(100 mmol/l)およびジイソプロピルエチルアミン(DIEA) (800 mmol/l)を含む1,2-ジクロロエタンの溶液中に2時間浸漬する。
上記の工程b)で得られたスライドを、次いで迅速に水切りし、その後、Zhangら、Anal. Biochem.、1991、195、160〜170に従って予め調製された、ジメチルホルムアミド(DMF)中に22 mmol/lで9-フルオレニルメトキシカルボニル-NH-NH2 (Fmoc-NH-NH2)を含む溶液中に直接浸漬し、そして2時間超音波で処理する。次いで、スライドをDMF中の3分間の2つの浴で連続的にリンスする。
上記の工程c)で予め得られたスライドを、ピペリジン(0.2容量%)および1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]-ウンデセ-7-エン(DBU) (2容量%)を含むDMFの溶液に30分間浸漬する。次いでスライドをDMF (1回)、脱イオン水(2回)そして最後にメタノール(1回)中の3分間の浴で連続的にリンスし、その後、真空下のデシケータ内で乾燥させて貯蔵する。
試薬を予め調製することにより、セミカルバジド基でのシラン化および官能基化の工程を単一反応にまとめる。
a)工程A:保護されたセミカルバジド基(Fmoc-NH-NH-CO-NH-(CH 2 ) 3 -Si-(OEt) 3 )を含むシラン化試薬の調製
Fmoc-NH-NH2 515 mg (2.03 mmol)を、無水エタノール15 mlに懸濁する。混合物を還流温度(75〜80℃)に加熱する。次いで、イソシアノプロピルトリエトキシシラン 570 ml (2.28 mmol、1.2等量)を一度に添加する。懸濁が消えた後(15〜20分)、エタノールを留去する。得られる白色固体を乾燥ジクロロメタンの最小量に溶解し、次いで乾燥ペンタンを用いて沈殿させる。アルゴン下でのろ過後、純粋な固体841 mg (83%)を回収する。
丸いエッジおよび光沢のない縁を有する、予め洗浄した市販の顕微鏡スライド(Esco)を、過酸化水素および硫酸(50/50、v/v)の混液からなる溶液に一晩浸漬する。次いで、スライドを攪拌しながら次の連続する浴:脱イオン水(3分間3回)、無水エタノール(3分間1回)でリンスし、その後スライドベーンロータリー真空ポンプを用いて乾燥する。
次いでスライドを、攪拌しながらトルエン(3分間2回)中でリンスし、その後水分を切り、次いで120℃の乾燥機中で15分間乾燥し、そして真空下のデシケータ中で貯蔵する。
上記の工程b)で得られたスライドを、DMFの溶液中に3分間浸漬した後、DMF中にピペリジン(0.2容量%)およびジアザビシクロウンデセン (2容量%)を含む浴に攪拌下に30分間、攪拌しながら入れる。次いで、スライドをDMF (1回)、脱イオン水(2回)そして最後にメタノール(1回)中の3分間の浴で連続的にリンスし、その後、真空下のデシケータ内で乾燥させて貯蔵する。
このようにして調製したスライドは、ポリペプチドを吸着するために用いる準備ができている。
1) スライド上へのポリペプチドの吸着
合成ポリペプチドの溶液または組換えタンパク質(抗原)の溶液を、用いるタンパク質に応じて0.1〜10 mg/mlの間に、リン酸緩衝液(pH 7.4)または炭酸/重炭酸緩衝液(pH 9.2)中に希釈し、次いで96ウェルELISAプレートのウェル中に分配する。ウェル当たりサンプル20μlの最小限の容量が、スライドのインプリントの工程を行うのに必要である。
次いで、スライドを、予め設定されたスキームに従ってポリペプチドの溶液でインプリントする。次いで、ピンを、製造業者の推奨に従ってよく洗浄する。
このようにインプリントされたスライドを、光および塵から守られた閉鎖された戸棚に室温で保存する。スライドの安定性を調べた(以下の実施例6を参照)。結果は、このようにインプリントされたスライドが、湿性の雰囲気で、37℃で3ヶ月の貯蔵(加速エージング条件)の間に損傷されないことを示す。
インプリントされたスライドを、まず、飽和溶液(1.8% NaClを補ったリン酸緩衝液pH7.4 (PBS溶液) + ツイーン(Tween;登録商標) 20 + 5%スキムミルク)中での1時間の超音波工程に付す。
次いで、スライドを0.05%ツイーン(登録商標) 20の存在下でのPBS溶液を用いる3回連続の洗浄に付す。
このインキュベーションに続いて、0.05%ツイーン(登録商標) 20を補ったPBS溶液を用いて、スライドの3回連続の洗浄を行う。
次いで、各スライドを、カバーガラス(24×60 mm)で覆い、湿性雰囲気下で、37℃で45分間放置してインキュベートする。
以下の全ての実施例は、このプロトコルに従って行われた。
1) 材料および方法
全ての沈積は、上記の実施例1で説明したようにして、MWG 417 Arrayer Spotter (アフィメトリクス)を用いて、スライド上で重複して行った。沈積間の距離は375μmであり、ピンの洗浄効率の対照標準は、蛍光により抗原の痕跡を示さない水の沈積により行う。
.HBsバッチa:Advanced Immuno Chemical社によりA1-HS7の参照の下で市販されている抗原、3 mg/ml。
.HBsバッチb*:5 mg/ml
−Hbe抗原*:10 mg/ml
−HBc抗原*:10 mg/ml
−ポジティブコントロール*:プロテインA
* HBV抗原(HBsバッチb、HBe、HBc)およびHCV抗原は、"The Hepatopathy Research Institute"、Pediatric Hospital of Beijing (Beijing、China)により作製された。
血清の標本は、次のとおりであった:
−バッチaのHBs Agの血清診断:40の血清が陽性を示し、40の血清が陰性を示した;
−バッチbのHBs Agの血清診断:40の血清が陽性を示し、40の血清が陰性を示した;
−Hbeの血清診断:16の血清が陽性を示し、16の血清が陰性を示した;
−Hbcの血清診断:60の血清が陽性を示し、40の血清が陰性を示した;
陽性の血液について得られた結果を以下の表1に示す。この表において与えられる値は、スライドについての平均バックグラウンドノイズを減じた蛍光値に相当する。
陰性を示した全ての血清は、閾値よりも少ない蛍光値を示し、したがって実際に本発明によるスライドを用いて陰性であると見出された。
1) 材料および方法
上記の実施例3に記載された方法にしたがって、種々の濃度で、種々のC型肝炎ウイルス抗原を用いてガラススライドをインプリントした。NS3、NS4またはコアの用語は、C型肝炎ウイルスの種々の領域に対応する。本実施例において、ポジティブコントロールとしてプロテインAを用いた。
−全抗原に相当するHCVバッチ2:2 mg/ml、1 mg/mlおよび0.5 mg/mlでの沈積;
−HCVコアAg:1 mg/ml、0.5 mg/mlおよび0.1 mg/mlでの沈積;
−HCV NS3 Agバッチ3:1 mg/ml、0.5 mg/mlおよび0.1 mg/mlでの沈積;
−HCV NS4 Agバッチ5:0.4 mg/mlおよび0.1 mg/mlでの沈積。
従来の3.0アボットEIA試験(ELISAタイプの方法)により陽性を示した100の血清、および同じ方法で陰性を示した30の血清を、本実施例において試験した。
結果は、各抗原について用いる最適濃度を決定することを可能にした:
−HCVバッチ2:2 mg/ml
−HCV NS3 Agバッチ3:0.5 mg/ml
−HCV NS4 Agバッチ5:0.4 mg/ml
−HCVコアAg:1 mg/ml
得られた結果を表2に示す。この表において、与えられた値は、スライドについての平均バックグラウンドノイズを減じた蛍光値に相当する。
同じ方法において、陰性を示した全ての血清は、本発明によるスライドを用いて陰性であると見出された。
陰性のものについて低い蛍光値が観察されたHCVバッチ1およびバッチ2について、閾値は、20の血清の平均からバックグラウンドノイズを減じ、陰性の血清についてのこれらの値の標準偏差の3倍を加えて算出される。試験した他の抗体について、バックグラウンドノイズより大きい蛍光は陰性の血清について観察されなかった;したがって、閾値は、負数からバックグラウンドノイズを減じた値、すなわち0に相当する。
1) 材料および方法
本実施例では、各スライド上に、抗原あたり30の沈積を行った。
AIDSウイルス(HIV)の2つの異なる抗原を試験した:これらは、ウイルスのエンベロープ糖タンパク質であるGp41およびGp120抗原である。これらのHIV抗原は、Lily Bioproducts、Hanan、Chinaにより製造されている。
プロテインAをポジティブコントロールとして用いた。
−Gp41:2;1;0.5;0.1および0.05 mg/ml。
−Gp120:0.5;0.25;0.1および0.05 mg/ml。
陽性を示す90の血清、および陰性を示す20の血清を試験した(ELISA法:BIORAD社からのGenscreen Plus (登録商標) HIV Abテスト、およびBEHRING社からのHIV積分試験。
得られた結果を、以下の表3に示す。この表において、与えられた値は、スライドについての平均バックグラウンドノイズを減じた蛍光値に相当する。
Gp41抗原について最適濃度は1 mg/mlであり、Gp120について0.5 mg/mlである;しかしながら、後者について、シグナルの飽和のプラトーにはおそらく到達せず、これはより高い濃度が優れた結果に導き得ることを示唆する。
本発明による装置の経時安定性を試験するために、上記の実施例5で製造したようなAIDSウイルス抗原の吸着によりインプリントされたセミカルバジドガラススライドを、1または3ヶ月の期間、37℃で湿性雰囲気においた。これらの条件は、加速エージング研究を行うことを可能にする。
−2;1;0.5;0.1および0.05 mg/mlでのHIV Gp41;
−0.5;0.25;0.1および0.05 mg/mlでのHIV Gp120
これらの結果は、試験した濃度に関わらず、加速エージングの3ヵ月後のスライドの優れた安定性を示す。
例えばZammatteo N.ら、Anal. Biochem.、2000、280、143〜150による文献に記載されたようにして3−アミノプロピルトリメトキシシランでシラン化された顕微鏡のスライド、および上記の実施例1に記載のようにしてセミカルバジド基で官能基化したスライドを、種々の濃度(0.5;0.25;0.1;0.05および0.01 mg/ml)で2つのAIDSウイルス抗原(上記の実施例5で記載したようなGp120およびGp41)を用いてインプリントした。
このようにして製造したスライドを、陽性を示した20の血清とインキュベートした。このようにして製造したスライドを、上記の実施例6に記載のプロトコルにしたがって、経時安定性の研究に付した。
安定性の研究は、30日後に停止した(t = 0:無地のバー、そしてt = 30日:影をつけたバー)。
これらの結果は、従来技術のアミノ化スライドが、1ヶ月の貯蔵後は安定ではないことを示す;実際に、測定された蛍光の低下、またはその増加のいずれかを伴う非常に大きい変動が観察される。
一方、上記の実施例6で示されたように、本発明によるセミカルバジド基を含むスライドは、加速条件下の3ヶ月の貯蔵後に安定である。
本実施例では、上記の実施例1のようにして製造したセミカルバジドスライドを、種々の病理(HIV、B型肝炎:HBVおよびC型肝炎:HCV)から得られた抗原でインプリントした。
従来のELISAタイプの試験によりこれら全ての病理について関係する90の血清を、本発明によるスライド(「バイオチップ」)上で試験した。
B型肝炎の試験のために用いた参照方法は、BIORAD社からのHBs試験およびBIORAD社からのHBc試験である。
C型肝炎の試験のために用いた参照方法は、BIORAD社からのHCV試験およびABBOTT社からのHCV EIA 3.0試験である。確実性は、RIBA DECISCAN HCV PLUS (登録商標)試験により確認される。
本発明によるバイオチップでのB型肝炎の試験のために、上記の実施例3に記載のようにして、スライドを10 mg/mlの抗原HBc (コア)および5 mg/mlの抗原HBsバッチbでインプリントした。
これらの使用の前に、上記に記載のようにして血清を1/50に希釈した。スライドを、まずこれらの血清と45分間インキュベートし、次いで相補的な蛍光抗体と45分間インキュベートした。
これは、これらの血清が陰性であるとした「バイオチップ」の結果を確かにする;よって、これらの血清は、参照ELISA法では偽陽性である。
本実施例の目的は、本発明による装置の使用が、セミカルバジド基を有するガラススライド上にモノクローナル抗体(B型肝炎表面抗原に対する抗原)を結合させ得ることを示すことであり、次いで該スライドを、この表面抗原を有する血清と接触させる;視覚化は、ローダミンで標識され、かつB型肝炎表面抗原に対する別のモノクローナル抗体を用いて行われる。
上記の実施例1にしたがってセミカルバジド基を用いて予め官能基化したガラススライドを、炭酸/重炭酸緩衝液(pH 9.2)中のモノクローナル抗体3 mg/ml (Advanced Immuno Chemical社からのマウス抗体クローンNE3)を含む溶液で、自動化スポッターを用いてインプリントする。
組換えHBs抗原の既知の量(Advanced Immuno Chemical社、0.5 mg/ml)を、1/50に希釈した陰性血清200μlに添加する。次いで、これらの血清(100μl)を、予めモノクローナル抗体を結合させたガラススライドと接触させる。沈積をスライドグラスで覆う。次いで、ガラススライドを湿性雰囲気中で、37℃で2時間インキュベートする。
湿性雰囲気下で37℃において、スライドとスライドグラスとの間で60分間インキュベーションを行う。
洗浄後、P70、PMT90の動力設定で、アフィメトリクス社からのスキャナ(アフィメトリクス 418 Array)によりスライドを読み取る。蛍光の定量化は、Scanalysis (登録商標)ソフトウェア(Standford-University Software)を用いて行う。
得られた結果を添付の図5に示すが、ここでは、蛍光が、添加された組換えHBs抗原の量(mg/μl)の関数として表されている。
Claims (13)
- ポリペプチドを吸着してなる、セミカルバジド基で官能基化されている少なくとも1つの固体担体を含むことを特徴とする、ポリペプチドの提示のための装置。
- ポリペプチドが、少なくとも2つのアミノ酸を含むペプチド、ペプチド擬態物、タンパク質およびタンパク質フラグメントから選択されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- 固体担体が、ガラス、シリコンおよびその誘導体、ならびに合成ポリマーから選択される有機または無機材料であることを特徴とする、請求項1または2に記載の装置。
- 次の工程:
−セミカルバジド基での固体担体の官能基化、ならびに
−スポットの形態でのポリペプチドサンプルの沈積、および官能基化された担体上へのそれらの吸着
を含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1つに定義されるポリペプチドの提示のための装置を製造する方法。 - 担体の官能基化が:
−担体のシラン化反応によるアミン官能基の導入、
−アミン官能基のイソシアネート官能基への変換、
−セミカルバジド基を形成するための、イソシアネート官能基のヒドラジン誘導体との反応
を含むことを特徴とする、請求項4に記載の方法。 - 担体の官能基化が、担体をセミカルバジド基を有するシランと反応させることによる単一工程で行われることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
- ポリペプチドの沈積が:
−10 mg/mlと0.01 mg/mlとの間の濃度での、緩衝液中のポリペプチド溶液の調製;
−それらの採取に適した、マイクロタイタープレートウェルタイプの容器へのそれらの分配;
−手動または自動のサンプル採取装置を用いるそれらの採取;
−セミカルバジド担体上へのそれらの沈積
を含むことを特徴とする、請求項4〜6のいずれか1つに記載の方法。 - 小型化され、かつ高度に並列の診断手段としてのポリペプチドチップとしての、請求項1〜3のいずれか1つに記載のポリペプチドの提示のための装置の使用。
- 輸注または臓器提供の間の危険の検出のためのポリペプチドチップとしての、請求項1〜3のいずれか1つに記載のポリペプチドの提示のための装置の使用。
- 血清型決定またはエピトープのスクリーニングのためのポリペプチドチップとしての、請求項1〜3のいずれか1つに記載のポリペプチドの提示のための装置の使用。
- 標識化、蛍光、放射活性または化学標識された試薬の使用による抗原−抗体型応答の検出を含むことを特徴とする、請求項8〜10のいずれか1つに記載の使用。
- 複合生物学的媒体中のタンパク質の定量のためのポリペプチドチップとしての、請求項1〜3のいずれか1つに記載のポリペプチドの提示のための装置の使用。
- リガンド−受容体型のペプチド生体分子の間の関係を分析するためのポリペプチドチップとしての、請求項1〜3のいずれか1つに記載のポリペプチドの提示のための装置の使用。
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