JP4413658B2 - 足括り罠及び罠用トリガー具 - Google Patents

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Description

本発明は、足括り罠及び罠用トリガー具に関するものである。更に詳しくは、足括り罠の仕掛け時において、踏体とワイヤロープの括り輪との間隔を十分に確保して、捕獲獣の足を深く括るようにし、更に捕獲獣の足が穴の縁部を踏んだときの空作動をなくして、捕獲率を向上させることができる足括り罠及び罠用トリガー具に関する。
イノシシ等の捕獲獣を捕獲するための足括り罠は、罠を作動させるときにトリガーとなり踏板を受けるトリガー具を有している。トリガー具は、例えば足括り罠の構造が下アームと跳上げ式の上アームを有するものでは、両アームの先端部に係着されるよう構成してある(特許文献1参照)。
また、特許文献1から引用した図8に示すように、踏板7を受けるトリガー具4aの受部材429bの高さは、基アーム1aより高くなるよう設定されており、踏板7はワイヤロープ5の括り輪50の仕掛け時の高さに近くなり、踏板7と括り輪50の間はあまり間隔が空かないようになっている。
特開2000−125743
足括り罠においては、捕獲獣の足を括る位置が高いほど、すなわち足の上部に近いほど捕獲効率がよい。しかしながら、特許文献1に記載されたトリガー具4aでは、足括り罠の仕掛け時において、踏板7を比較的高い位置に設定することになるので、踏板7とワイヤロープ5の括り輪50との上下の間隔があまりない。
このため、罠作動時には、ワイヤロープ5の括り輪50は、踏板7より僅かに高い位置から上昇して捕獲獣の足を括ることになる。これでは、括るタイミングが遅れて足の上部(基部)を深く括ることができない場合があり、結果的に捕獲獣を逃がしてしまうこともあった。
特に、足括り罠を仕掛ける際に罠本体を獣道脇の傾斜地に設置する場合では、上アーム2aの跳上げ方向及び括り輪50の移動方向が水平に近い横方向になり、更に括りにくくなるために捕獲率が低下するという課題もあった(参考:図5)。
また、次のような課題もあった。すなわち、図8に示すように係着されたトリガー具4aの踏板7を受ける受部材429の高さが、トリガー具4aの回動中心である係止ピン12aの高さより高いので、トリガー具4aが落ちようと下方へ回動するときに、受部材429のうち踏板7を受ける底部429bが回動中心と同じ高さを過ぎるまで、背部429aが踏板7を水平方向にL分だけ押す動作をする。このため、作動時の抵抗が比較的大きく、罠の作動においては、この抵抗によるごく僅かな作動の遅れが捕獲失敗につながることもあった。
更には、括り輪50と踏板7の上下の間隔があまりないと、図9に示すように踏板7は設置したときの位置が浅くなり、穴80の縁部近傍に位置する。そして、捕獲獣の足9が、本来足を括ることができない位置である穴80の縁部すなわち括り輪50のワイヤーに近い位置を踏んだときにも、穴80縁部の土が崩れて、あるいは足が直接踏板7に触れて、足括り罠が作動してしまうことがあった。この場合、足括り罠が作動しても、足9を括ることはできないので、結果的に空作動となり、足括り罠を再びセットしなければならなかった。
(本発明の目的)
本発明は、足括り罠の仕掛け時において踏体とワイヤロープの括り輪との上下方向の間隔を十分に確保し、捕獲獣の足が踏体を踏んだ作動初期段階で、括り輪が足の比較的高い位置にあるようにして、捕獲獣の足の上部(基部)を確実に深く括るようにし、更に捕獲獣の足が穴の縁部を踏んだときの空作動をなくして、捕獲率を向上させることができる足括り罠及び罠用トリガー具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は次のとおりである。
第1の発明にあっては、
踏体の上側に括り輪を有し、捕獲獣が踏体を踏むと罠を作動させるトリガー具が動き、括り輪が捕獲獣の足を括る足括り罠であって
上記トリガー具は、基体と該基体に対して高さ方向の位置調整ができるように取り付けられている踏体繋体を備えて上記踏体と括り輪間の距離の調整ができるようにしてることを特徴とする、
足括り罠である。
第2の発明にあっては、
トリガー具は、踏体の高さが、トリガー具の回動中心の高さと同じか、それより低い位置に設定できるよう構成してることを特徴とする、
第1の発明に係る足括り罠である。
第3の発明にあっては、
トリガー具の踏体繋体の上下方向の角度が調整可能であることを特徴とする、
第1または第2の発明に係る足括り罠である。
の発明にあっては、
踏体の上側に括り輪を有し、捕獲獣が踏体を踏むと罠を作動させるトリガー具が動き、括り輪が捕獲獣の足を括る足括り罠に使用するトリガー具であって、
基体と踏体繋体を備え、該踏体繋体は基体に対して高さ方向の位置調整ができるように取り付けられており、上記踏体と括り輪間の距離の調整ができるようにしてることを特徴とする、
罠用トリガー具である。
の発明にあっては、
踏体繋体の上下方向の角度が調整可能であることを特徴とする、
の発明に係る罠用トリガー具である。
の発明にあっては、
踏体の上側に括り輪を有し、捕獲獣が踏体を踏むと罠を作動させるトリガー具が動き、括り輪が捕獲獣の足を括る足括り罠に使用するトリガー具であって、
基体と、
基体に回動調整できるよう構成されている案内部材と、
該案内部材に高さ方向に位置を変えて取り付けができるよう構成されている踏体繋体と、
を備えていることを特徴とする、罠用トリガー具である。
の発明にあっては、
踏体繋体の高さの調整範囲を拡げるための延長部材が設けてあることを特徴とする、
4、第5または第6の発明に係る罠用トリガー具である。
の発明にあっては、
踏体繋体の高さが、トリガー具の回動中心の高さと同じか、それより低い位置に設定できるよう構成されていることを特徴とする、
4、第5、第6または第7の発明に係る罠用トリガー具である。
足括り罠の構造としては、跳上げ式のアームを備え、アームによってワイヤの括り輪を上昇させて絞る構造の他、例えばスプリングによってワイヤの括り輪を上昇させて絞る構造等があるが、捕獲獣の足を括って捕獲するものであれば、他の構造のものを採用してもよい。
トリガー具の踏体繋体の高さを調整する構造は、公知の各手段が採用され、特に限定されるものではない。例えば、基体に上下方向に案内部を設け、この案内部に踏体繋体を移動可能に取り付け、ネジなどの固定具により任意の位置で固定できるようにした構造、または基体に上下方向に複数の取付部を設け、踏体繋体を任意の取付部に取り付けるようにした構造などである。
踏体繋体は、例えば踏体を載置または保持して本質的に繋ぐ構造、または踏体を接続して繋ぐ構造等であるが、踏体をトリガー具に繋ぐことができれば、これらの構造に限定されるものではなく、他の公知構造が採用できる。また、踏体繋体は、作動後、踏体が外れる構造でもよいし、外れない構造でもよい。
トリガー具は、罠作動後に罠本体から外れる構造でもよいし、外れない構造でもよい。また、外れる構造の場合は、単に係合箇所が外れるようにしてあるもの、あるいは取付具の破損または分解、離脱等によって外れるようにしてあるもの等がある。
「踏体の高さが、トリガー具の回動中心の高さと本質的に同じ」とは、踏体の高さがトリガー具の回動中心の高さより若干高いものも含む概念である。
トリガー具の踏体繋体の上下方向の角度を調整可能とする構成は、公知のものが採用され、特に限定されるものではない。例えば、基体と踏体繋体を蝶ネジなどを使用して相互に上下方向に回動できるようにして取り付け、任意の角度に調整できる構造、また同様の構造で更に基体と踏体繋体の密着部に凹凸を設け、これらを係合密着させて所要角度での固定をより確実にできるようにしたものなどである。
(作用)
本発明に係る足括り罠及び罠用トリガー具の作用を説明する。なお、ここでは説明を分かりやすくするために、本発明の各構成要件のそれぞれに、後述する実施の形態において各部に付与した符号を対応させて付与し説明するが、この符号の付与はあくまで説明の理解を助けるためであって、各構成要件の上記各部への限定を意味するものではない。
足括り罠(W)は、トリガー具(4)が、基体(40)と踏体繋体(42)を備え、該踏体繋体(42)は基体(40)に対して高さ方向の位置調整ができる構造を有し、踏体(7)と括り輪(50)間の距離の調整ができるように構成してある。
これにより、足括り罠(W)を仕掛けたときに、踏体繋体(42)に繋がれる踏体(7)と、踏体(7)の上方に、カムフラージュのために載せられる落ち葉や草の上に拡げて置かれるワイヤロープ(5)の括り輪(50)との上下方向の間隔を十分に確保できる。
すなわち、足括り罠(W)を仕掛けるときのワイヤロープ(5)の括り輪(50)の罠本体に対する相対的な高さは、括り輪(50)を確実に引き絞ることができる高さにほぼ決まっている。従って、従来の罠のようにトリガー具(4)の高さ、つまり踏体の高さがある高さに固定されている場合、踏体とワイヤロープ(5)の括り輪(50)との上下方向の間隔は実質的に調整できない。
これに対して本発明に係る足括り罠(W)は、トリガー具(4)の踏体繋体(42)の高さ、すなわち踏体(7)の高さが調整可能であるので、括り輪(50)の罠本体に対する相対的な高さが決まっていても、踏体(7)の高さを、必要に応じて足括り罠(W)の下アーム(1)や上アーム(2)を含む罠本体と相対的に低い高さに設定でき、足括り罠(W)を仕掛けたときの踏体(7)とワイヤロープ(5)の括り輪(50)との上下方向の間隔が大きくなるよう設定可能である。
踏体(7)と括り輪(50)との上下方向の間隔が大きくなれば、捕獲獣の足が踏体(7)を踏んだときの括り輪(50)の位置は、罠(W)の作動始めにおいても相当に高い位置にあり、捕獲獣の足の上部、つまり足の付け根により近く深い位置を括りやすくなる。括り輪(50)が足の深い位置を括ることにより、捕獲獣はワイヤロープ(5)からの脱出がより困難になる。
また、捕獲獣の足(9)が、本来足を括ることができない位置である穴(80)の縁部すなわち括り輪(50)のワイヤーに近い位置を踏んだときに、足が直接踏体(7)に触れることはなく、また、穴縁部の土が崩れたとしても、踏体(7)が下方へ離れているため簡単に落ちてしまうことがない。これにより、足括り罠の空作動を防止できる。
更には、足括り罠(W)を一旦設置した後、踏体(7)の高さを調整する必要が生じたときも、罠本体はそのまま動かさずに、トリガー具(4)の踏体繋体(42)の高さのみを変えて対処できる。
踏体(7)の高さが、トリガー具(4)の回動中心の高さと本質的に同じか、それより低い位置に設定できるよう構成してあるものは、トリガー具(4)は、罠作動時において、上記のように踏体(7)を水平方向に押す動作をすることは本質的にない。これにより、大きな抵抗を生じることなく下方へ回動(移動)する。
トリガー具(4)の踏体繋体(42)の上下方向の角度が調整可能であるものは、例えば罠(W)を傾斜地に仕掛けなければならないとき、罠本体を斜めに設置した状態でも、踏体(7)を水平に設置することが可能となる。これにより、踏体(7)に対して捕獲獣の体重が、垂直方向に確実にかかるので、傾斜地に仕掛けた罠(W)の作動感度が低下することを防止できる。
踏体繋体の高さの調整範囲を拡げるための延長部材が設けてある罠用トリガー具は、例えば案内部材(41)の上部または下部に延長部材(45)を接続して本質的に案内部材(41)の長さを上下方向に延長することができる。これにより、罠の接地箇所の状況に応じて踏体の高さを調整する場合、調整範囲が広がる。
(a)本発明に係る足括り罠によれば、トリガー具の踏体繋体の高さ、すなわち踏体の高さが調整可能であるので、括り輪の罠本体に対する相対的な高さが決まっていても、踏体の高さを、必要に応じて足括り罠の下アームや上アームを含む罠本体と相対的に低い高さに設定でき、足括り罠を仕掛けたときの踏体とワイヤロープの括り輪との上下方向の間隔が大きくなるよう設定可能である。
従って、踏体と括り輪との上下方向の間隔を大きくして捕獲獣の足が踏体を踏んだときの括り輪の位置が、罠の作動始めにおいても相当に高い位置になるようにしておくことができ、これにより捕獲獣の足の上部、つまり足の付け根により近く深い位置を括りやすくなり、捕獲獣はワイヤロープからの脱出がより困難になり、捕獲率が向上する。
また、捕獲獣の足が、本来足を括ることができない位置である穴の縁部すなわち括り輪のワイヤーに近い位置を踏んだときに、足が直接踏体に触れることはなく、また、穴縁部の土が崩れたとしても、踏体が下方へ離れているため簡単に落ちてしまうことがない。これにより、足括り罠の空作動を防止できる。
更には、足括り罠を一旦設置した後、踏体の高さを調整する必要が生じたときも、罠本体はそのままで、トリガー具の受部の高さのみを変えて対処できる。
(b)踏体の高さが、トリガー具の回動中心の高さと本質的に同じか、それより低い位置に設定できるよう構成してあるものは、トリガー具は、罠作動時において、踏体を水平方向に押す動作をすることは本質的にない。これにより、大きな抵抗を生じることなく下方へ回動(移動)する。これにより、足括り罠の円滑な作動が可能になって作動感度が上がり捕獲率が向上する。
(c)トリガー具の踏体繋体の上下方向の角度が調整可能であるものは、例えば罠を傾斜地に仕掛けなければならないとき、罠本体を斜めに設置した状態でも、踏体を水平に設置することが可能となる。
これにより、踏体に対して捕獲獣の体重が垂直方向により確実にかかるので、傾斜地に仕掛けた足括り罠の作動感度が低下することを防止できる。
(d)踏体繋体の高さの調整範囲を拡げるための延長部材が設けてある罠用トリガー具は、例えば案内部材の上部または下部に延長部材を接続して本質的に案内部材の長さを延長することができる。これによって、罠の接地箇所の状況に応じて踏体の高さを調整する場合、調整範囲が広がり、より良い位置での設定が可能になり、結果的に捕獲率を向上させることができる。
本発明を図に示した実施例に基づき詳細に説明する。
図1は本発明に係る足括り罠の設置状態を示す設置穴を断面した説明図、
図2は本発明に係る罠用トリガー具の実施の形態を示す分解斜視図、
図3は罠用トリガー具の取り付け部分を示す説明図である。
(トリガー具4の構造)
図2を主に参照する。
足括り罠のトリガーとして使用するトリガー具4は、後述する足括り罠Wの基アーム1と跳上アーム2に係止される、基体である係止基具40と、係止基具40に設けてある案内部材41と、案内部材41に上下方向に位置を変えて取り付け可能な踏体繋体である踏板受具42を備えている。
なお、各部材の材料については特に限定するものではなく、例えばアルミニウム、鉄、各種合金(アルミニウム合金等)等の金属、合成樹脂等を使用することができる。
係止基具40は、縦係止片401を有している。縦係止片401の後部には、基アーム1先端部にある係止ピン12(後述)に下側から係止される係止凹部402が設けてある。縦係止片401の後部側上部には、横係止片403が縦係止片401に対し直角に設けてある。横係止片403は、係止凹部402から前方へややずらしてあり、その下方には係止部210を差し入れるための空隙405がある。横係止片403の後端部の係止部は、跳上アーム2の先端部にある先部係止具21の係止部210と係止される。
縦係止片401の前部には、片面側に膨らんだ肉厚部404が設けてあり、肉厚部404を貫通してネジ孔(図では見えない)が設けてある。縦係止片401の下部は、山形に形成してある。
案内部材41は、係止基具40の縦係止片401に固定されるほぼ円板状の縦片411を有している。縦片411の中央部には、挿通孔(図では見えない)が貫通して設けてある。
縦片411には、ほぼ長方形で板状の座部材412が直角に設けてある。座部材412の長手方向の両側縁部には、補強のための立ち上げ部413がそれぞれ全長にわたり設けてある。座部材412には、長手方向へ等間隔で四箇所にネジ孔414が貫通して設けてある。そして、座部材412には、踏板受具42が取り付けられている。
踏板受具42は、踏体である踏板7を載置する断面L状の受部材421を有している。受部材421は背部421aと底部421bからなり、その中央部には、上記案内部材41の座部材412の立ち上げ部413間に嵌め入れることができる嵌合部422、423が背面側と底面側へやや突出して同じ幅で設けてある。背部421aの嵌合部422の中央部には、三箇所に挿通孔424が貫通して設けてある。また、底部421bの嵌合部423の中央部には、一箇所に挿通孔425が設けてある。なお、受部材421の背部421aの両端部には、上部側が背側へやや湾曲した引掛爪426が立設されている。
そして、係止基具40と案内部材41は、図3に示す角度(横係止片403と案内部材41が直角になるように)で固定ネジ43により締め付けて固定される。また、踏板受具42は、受部材421の背部421aの嵌合部422を案内部材41の座部材412に嵌め入れ、挿通孔424を座部材412に設けられたネジ孔414のうち任意のネジ孔に合わせて固定ネジ44により締め付けて固定される。
この設定によると、罠セット時に穴の形状あるいは各種状況に合わせて踏板7の高さを調整することができる。
(足括り罠Wの構造)
図1を参照する。
足括り罠Wは、下アームである基アーム1と、基アーム1に回動自在に取り付けられた上アームである跳上アーム2と、両アーム1、2を拡開方向へ付勢する二本のねじりコイルバネ3と、罠を作動させるためのトリガーとなる上記したトリガー具4と、罠作動時における両アーム1、2の拡開によって、捕獲獣を括って捕獲するワイヤロープ5を備えている。
基アーム1と跳上アーム2はアルミニウム製で、精密鋳造法であるダイキャスト法で形成されている。なお、精密鋳造の方法は、ダイキャスト法に限定されるものではなく、ロストワックス法等、他の方法を採用することもできる。
基アーム1は、所定の長さを有し、基部側は一部が上方へ傾斜して設けられている。傾斜部は厚さ方向の片側が切欠されており、薄肉の取付部10が形成されている。取付部10を形成する停止段部100は、傾斜して直線的に形成されている。基アーム1の先端部には、縦方向に係合溝(図示省略)が設けてある。基アーム1の先端部には、係止ピン12が上記係合溝を通って横方向に取り付けてある。
また、基アーム1のうち係止ピン12よりやや後方には、杭管6が軸ピン63によって回動可能に取り付けてある。杭管6は、円筒形の管体60と、管体60の上部の両側二箇所に設けてある軸受部61を備えた構造である。管体60の下部には、例えば木の枝等でつくられた杭64が差し込まれて固定される。なお、杭管6が回動可能に設けてあることによって、杭64の地中での角度も調整可能であり、傾斜地での仕掛け等もしやすい。
基アーム1のうち杭管6のやや後方上部には、安全装置である「コ」状のアーム止具14が開放側を上方へ向け、後方へやや傾斜するように設けてある。アーム止具14の下部側にはピン孔(図示省略)が設けてあり、ピン孔には、軸ピン141によって滑車142が取り付けてある。なお、軸ピン141の取り付けは、一端側をゴム環(図示省略)で止めて簡易的に固定されており、罠作動後には捕獲獣が暴れる衝撃で外れ、滑車142も外れるようになっている。
また、アーム止具14の上部側には、ピン孔143が設けてある。ピン孔143には、罠セット時において、後述する跳上アーム2の跳ね上がりを止めて安全を図るために、ストッパーネジ(図示省略)が挿通され、先端部がナット(図示省略)で止められる。罠セット後は、ストッパーネジは外される。
基アーム1のほぼ中間部には、後述するねじりコイルバネ3の一方の係合線材31の端部を固定するためのバネ固定部16が両側へ張出して設けてある。バネ固定部16の両側には、係合線材31が差し込まれ、止めネジ(図示省略)で固定されている。
基アーム1基部の取付部10には、軸ピン101によって跳上アーム2の基部が回動自在に軸着されている。跳上アーム2の基部は、基アーム1の基部と逆に下方へ傾斜させてあり、厚さ方向の片側が切欠されて、薄肉の取付部20が設けられている構造である。取付部20の先端面200は、傾斜して直線的に設けられており、上記基アーム1の停止段部100と当接することによって、両アーム1、2を約100°の開き角で停止させるようにしてある。
跳上アーム2の長さは、基アーム1の長さとほぼ同じに設定されている。跳上アーム2の先端部分には、先部係止具21が取り付けられている。先部係止具21は平面視で「コ」状に形成されており、開放側を先方へ向けて取り付けられている。先部係止具21の先端部両側には、トリガー具4の横係止片403に係止する係止部210が突出して設けられている。先部係止具21には、外形がほぼ半円形のガード部211が先方へ突出して設けられている。ガード部211には、ピン孔(図示省略)が設けてある。
先部係止具21の内側には、ピン孔に挿着した軸ピン213によって滑車214が取り付けてある。ガード部211は、滑車の外周部より径大に形成されており、滑車214をガードして破損を防止できるようにしている。なお、軸ピン213の取り付けは、上記軸ピン141と同様に、一端側をゴム環(図示省略)で止めて簡易に固定されており、罠作動後には捕獲獣が暴れる衝撃で外れ、滑車214も外れるようになっている。跳上アーム2の中間部には、上下方向へ貫通した通孔18が設けてある。通孔18には、罠のセット時に番線24が挿通して巻き付けられ、番線24によってワイヤロープ5を簡易的に固定できる。
基アーム1と跳上アーム2の回動中心部の両側には、ねじりコイルバネ3がそれぞれ取り付けられている。ねじりコイルバネ3は、ほぼ対称型に形成されている。ねじりコイルバネ3は、それぞれ三重に巻かれたコイルバネ部30と、負荷がかからない状態では約120°の開き角になるよう設定された係合線材31、32が延出されて設けられている。一方の係合線材31は、コイルバネ部30の外側から延出され、他方の係合線材32はコイルバネ部30の内側から延出されている。基アーム1に固定される側の係合線材31は、中間部が外側から内側へ斜めに折曲されており、先端部分は上記バネ固定部16に挿入されて固定されている。
跳上アーム2に係合される側の係合線材32の先端部は、フック状に形成された係合部33が設けてある。係合部33は、跳上アーム2に沿って移動できるようにして係合してある。なお、一方のねじりコイルバネ3の係合線材32の長さは、他方のねじりコイルバネ3の係合線材32の長さよりやや短く形成されており、それぞれの係合部33の係合位置をずらしてある。
罠セット時には、基アーム1と跳上アーム2の先端部に上記トリガー具4が係止される。捕獲獣を捕獲するワイヤロープ5は、先端部にループ状の括り輪50が形成されている。括り輪50は、絞り金具51にワイヤロープ5の先端を止着し、ワイヤロープ5をループ状にして絞り金具51に通して形成されている。括り輪50は、絞り金具51を固定し、ワイヤロープ5を後方へ引くことによって絞られる。
そして、ワイヤロープ5は、跳上アーム2の滑車214の内部隙間に挿通され、次に、基アーム1の滑車受具14に設けてある滑車の内部隙間に挿通され、更に、跳上アーム2の番線24で簡易的に固定され、後方へ延長されている。なお、符号52は猿環で、ワイヤロープ5のねじれによる切断、破損等を防止するものである。
(作用)
図4は罠用トリガー具を使用した足括り罠において、捕獲獣が穴の縁を踏んだときの説明図、
図5は足括り罠を傾斜地に設置した状態を示す設置穴を断面した説明図である。
図1ないし図5を参照して、トリガー具4を備えた足括り罠Wの作用を説明する。
足括り罠Wは、獣道8に設置される。設置に当たっては、まず、基アーム1と跳上アーム2をねじりコイルバネ3の付勢力に抗して縮閉し、トリガー具4によって基アーム1と跳上アーム2を罠セット状態とする。トリガー具4は、図3に示すように踏板受具42を例えば最も低い位置に固定しておく。この高さでは、踏板受具42の受部材421の底部421bは、トリガー具4の回動中心部(係止ピン12)より低くなっている。
また、アーム止具14にストッパーネジを挿通してナットで止めておき、跳上アーム2が跳ね上がらないようにして、万一トリガー具4が外れた場合の安全を図るようにする。
獣道8から脇の地面にかけて仕掛け穴80を掘り、仕掛け穴80の底部に杭64を打ち込んで足括り罠Wを固定する。このとき、足括り罠Wの本体部分は地面に対しほぼ平行に設置される。また、杭管6は基アーム1に対し直角位置から両方向に回動可能であり、杭64の角度を比較的自由に設定可能であり、設置箇所の状況(石の位置等)に柔軟に対応できる。
そして、踏板7を仕掛け穴80の縁部と踏板受具42との間に掛け渡し、踏板7が踏板受具42の受部と平行かつ獣道8の地面とほぼ平行になるようにセットする。
次に、括り輪50を所定の大きさに拡げ、トリガー具4の引掛爪426に引っ掛けて形状を整え、踏板7を囲むことができる大きさに調整する。
なお、本発明に係るトリガー具4では、踏板受具42の位置が高さ方向において調整可能である。上記のように罠を仕掛けることにより、踏板受具42の位置を、罠の本体を下げることなく低く設定することができ、踏板7と、踏板7の上方にカムフラージュのために載せられる落ち葉や草の上に拡げて置かれるワイヤロープ5の括り輪50との上下方向の間隔を十分に確保できる。ワイヤロープ5の基端部は、立ち木Tに括り付けられる。
そして、捕獲獣が踏板7を踏むと、トリガー具4が下方へ回動して両アーム1、2の先端部から外れ、両アーム1、2はねじりコイルバネ3によって瞬間的に拡開される。
なお、踏板7を受ける受部材421の底部421bの高さが、トリガー具4の回動中心の高さより低くなるよう設定されているので、受部材421の背部421aが罠作動時において踏板7を水平方向に押す動作をすることはなく、トリガー具4は大きな抵抗を生じることなく下方へ落ち、円滑に作動する。
これによって、跳上アーム2は先部側が上方へ跳ね上がり、その反動によって基アーム1も杭管6を中心にして後部側が跳ね上がる。また、ワイヤロープ5の後部側は、番線24で跳上アーム2に緩く簡易的に固定されているので、跳上アーム2が跳ね上がるときに、絞り金具51が先部係止具21に衝突し、括り輪50は強く引き絞られ、捕獲獣の足が括られる。
その後は、捕獲獣が暴れるので、番線24が切れ、各滑車214、15が上記した構造により外れる。これにより、ワイヤロープ5から両アーム1、2も一体となって外れ、ワイヤロープ5だけが捕獲獣を立ち木Tに繋いだ状態で残る。そして、両アーム1、2がワイヤロープ5から外れることにより、捕獲獣が暴れることによる両アーム1、2やねじりコイルバネ3の破損を最小限に抑えることができる。
このような足括り罠Wの作動において、上記したように踏板7と括り輪50との上下方向の間隔が大きくなれば、捕獲獣の足が踏板7を踏んだときの括り輪50の位置は、罠の作動始めにおいても相当に高い位置にあり、捕獲獣の足の上部、つまり足の付け根により近く深い位置を括りやすくなる。括り輪50が足の深い位置を括ることにより、捕獲獣はワイヤロープ5からの脱出がより困難になり、捕獲率が向上する。
なお、本実施の形態に係る足括り罠Wでは、上記したように案内部材41の角度を調整することにより落とし金4具の踏板受具42の上下方向の角度が調整可能である。
これにより、図5に示すように、例えば足括り罠Wを傾斜地に仕掛けなければならないとき、罠本体を斜めに設置した状態でも、踏板7を水平に設置することが可能となる。これにより、踏板7に対して捕獲獣の体重がより確実にかかるので、傾斜地に仕掛けた足括り罠Wの作動感度が低下することを防止できる。
また、この場合では、上記したように跳上げアーム2の跳上げ方向(矢印a)及び括り輪50の移動方向(矢印b)が水平に近い横方向になり、足9を括りにくくなるが、括り輪50と踏板7の間隔を大きくすることによって、足の上部を括りやすくなるため、捕獲率が向上する。
更には、図4に示すように、捕獲獣の足9が、本来足を括ることができない位置である穴80の縁部を踏んだときに、多少土が崩れたとしても、踏板7が下方へ離れているため簡単に落ちてしまうことがなく、結果的に足括り罠Wの空作動を防止できる。
なお、足括り罠Wを設置する場所は、地域によって土の性質も様々である。例えば赤土のようにやや固く重い土質である場合は、踏板7に被せた土が次第に固く締まり、括り輪50と踏板7の間隔が大きく土の厚さが厚くなってしまうと、捕獲獣の足が括り輪50の中央を踏んでも踏板7が落ちなくなることがあった。
このようなことが想定される場合は、図5に示すように踏板7の取り付け位置を想像線で示す位置まで上げ、踏板7上に被せる土の厚さを薄くして、足の上部を括ることより作動感度を優先させることもできる。これについては、図1のように設置する場合も同様である。
図6は本発明に係る他の罠用トリガー具の取付部分を示す説明図、
図7は延長部材の斜視図である。
図6において、上記トリガー具4及び足括り罠Wの各部と共通する箇所には同じ符号を付して示し、その部分については構造的な説明は省略する。
トリガー具4bは、案内部材41と踏板受具42間に延長部材45が介在させてある点を除き、上記トリガー具4と同様の構造を有している。
延長部材45は平面視長方形状で、一方の面には案内部材41の立ち上げ部413間にスライド可能に係合できる係合凸部450が設けてあり、他方の面には踏板受具42の嵌合部422をスライド可能に係合できる係合凹部451が設けてある。
また、延長部材45には、表裏面を貫通してネジ孔452と挿通孔453が交互に三箇所づつ合計六ヶ所に長手方向に並設してある。
延長部材45は、係合凸部450を案内部材41の立ち上げ部413間に係合して任意の挿通孔453を任意のネジ孔414に合わせて固定ネジ454で固定される。更に、延長部材45には、踏板受具42が嵌合部422を係合凹部451に係合し、任意の挿通孔424を任意のネジ孔452に合わせて固定ネジ455で固定される。
このようにして、罠用トリガー具4bは、案内部材41の上部または下部に延長部材45を接続して本質的に案内部材41の長さを延長することができる。これによって、罠の接地箇所の状況に応じて踏板7の高さを調整する場合、選択範囲が広がり、より良い位置での設定が可能になり、結果的に捕獲率を向上させることができる。
本明細書で使用している用語と表現は、あくまで説明上のものであって限定的なものではなく、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するものではない。また、本発明は図示されている実施の形態に限定されるものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形が可能である。
本発明に係る足括り罠の設置状態を示す設置穴を断面した説明図。 本発明に係る罠用トリガー具の実施の形態を示す分解斜視図。 罠用トリガー具の取り付け部分を示す説明図。 罠用トリガー具を使用した足括り罠において、捕獲獣が穴の縁を踏んだときの説明図。 足括り罠を傾斜地に設置した状態を示す設置穴を断面した説明図。 本発明に係る他の罠用トリガー具の取付部分を示す説明図。 延長部材の斜視図。 従来の罠用トリガー具を使用した足括り罠の罠用トリガー具の取り付け部分を示す説明図。 従来の罠用トリガー具を使用した足括り罠において、捕獲獣が穴の縁を踏んだときの説明図。
符号の説明
W 足括り罠
1 基アーム
10 取付部
100 停止段部
101 軸ピン
12 係止ピン
14 アーム止具
141 軸ピン
142 滑車
143 ピン孔
16 バネ固定部
18 通孔
2 跳上アーム
20 取付部
200 先端面
21 先部係止具
210 係止部
211 ガード部
213 軸ピン
214 滑車
24 番線
3 ねじりコイルバネ
30 コイルバネ部
31 係合線材
32 係合線材
33 係合部
4 トリガー具
40 係止基具
401 縦係止片
402 係止凹部
403 横係止片
404 肉厚部
405 空隙
41 案内部材
411 縦片
412 座部材
413 立ち上げ部
414 ネジ孔
42 踏板受具
421 受部材
421a 背部
421b 底部
422 嵌合部
423 嵌合部
424 挿通孔
425 挿通孔
426 引掛爪
43 固定ネジ
44 固定ネジ
5 ワイヤロープ
50 括り輪
51 絞り金具
52 猿環
6 杭管
60 管体
61 軸受部
63 軸ピン
64 杭
7 踏板
8 獣道
80 穴
T 立木
4b トリガー具
45 延長部材
450 係合凸部
451 延長部材
452 ネジ孔
453 挿通孔
454 固定ネジ
455 固定ネジ

Claims (8)

  1. 踏体(7)の上側に括り輪(50)を有し、捕獲獣が踏体(7)を踏むと罠を作動させるトリガー具(4)が動き、括り輪(50)が捕獲獣の足を括る足括り罠であって
    上記トリガー具(4)は、基体(40)と該基体(40)に対して高さ方向の位置調整ができるように取り付けられている踏体繋体(42)を備えて上記踏体(7)と括り輪(50)間の距離の調整ができるようにしてることを特徴とする、
    足括り罠。
  2. トリガー具(4)は、踏体(7)の高さが、トリガー具(4)の回動中心(12)の高さと同じか、それより低い位置に設定できるよう構成してることを特徴とする、
    請求項1記載の足括り罠。
  3. トリガー具(4)の踏体繋体(42)の上下方向の角度が調整可能であることを特徴とする、
    請求項1または2記載の足括り罠。
  4. 踏体(7)の上側に括り輪(50)を有し、捕獲獣が踏体(7)を踏むと罠を作動させるトリガー具(4)が動き、括り輪(50)が捕獲獣の足を括る足括り罠に使用するトリガー具(4)であって、
    基体(40)と踏体繋体(42)を備え、該踏体繋体(42)は基体(40)に対して高さ方向の位置調整ができるように取り付けられており、上記踏体(7)と括り輪(50)間の距離の調整ができるようにしてることを特徴とする、
    罠用トリガー具。
  5. 踏体繋体(42)の上下方向の角度が調整可能であることを特徴とする、
    請求項記載の罠用トリガー具。
  6. 踏体(7)の上側に括り輪(50)を有し、捕獲獣が踏体(7)を踏むと罠を作動させるトリガー具(4)が動き、括り輪(50)が捕獲獣の足を括る足括り罠に使用するトリガー具(4)であって、
    基体(40)と、
    基体(40)に回動調整できるよう構成されている案内部材(41)と、
    該案内部材(41)に高さ方向に位置を変えて取り付けができるよう構成されている踏体繋体(42)と、
    を備えていることを特徴とする、
    罠用トリガー具。
  7. 踏体繋体(42)の高さの調整範囲を拡げるための延長部材(45)が設けられていることを特徴とする、
    請求項4、5または6記載の罠用トリガー具。
  8. 踏体繋体(42)の高さが、トリガー具(4)の回動中心(12)の高さと同じか、それより低い位置に設定できるよう構成されていることを特徴とする、
    請求項4、5、6または7記載の罠用トリガー具。
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