JP4412942B2 - 自転車 - Google Patents
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Description
上記泥除けは、一対のホーク間に差し込まれる差込部と、フレームに取付けられる取付部と、泥除けに上方又は後方からの外力が作用した際に、その先端縁が差込部の差込方向からホークに当接して、上記外力をホーク側へ逃がす左右一対の板状のリブとを有しており、
リブの先端縁は、ホークの長さ方向がその板厚に沿うように形成されているものである。
本第2発明は、泥除けは、差込部である前部本体と、この前部本体の後部に連設され且つ前部本体よりも幅広の後部本体と、これら前部本体と後部本体との間に形成された段差部とを有し、
リブは、後部本体から段差部にわたって左右両側の下端部に形成されており、取付部の左右両外側方かつ下方に位置しているものである。
本第3発明は、リブの先端縁部分を湾曲させたものである。
本第4発明は、リブに、上下に貫通する溝部又は孔部が形成されているものである。
(実施の形態1)
図11に示すように、1は子供用の自転車であり、フレーム2には、前輪3を保持する二股状の前ホーク4と、後輪5を保持する二股状の後ホーク6とが備えられている。上記左右一対の前ホーク4間には、前輪3からの泥を除ける前部の泥除け8が取付けられ、左右一対の後ホーク6間には、後輪5からの泥を除ける後部の泥除け9が取付けられている。
図1〜図5に示すように、上記前部の泥除け8は、後方から一対の前ホーク4間に差し込まれる前部本体11(差込部に相当)と、前部本体11の後部に連設され且つ前部本体11よりも幅の広い後部本体12と、これら前部本体11と後部本体12との間に形成される段差部13とで構成されており、取付部材14を介して前ホーク4の上部に取付けられている。尚、上記段差部13の左右両側の下部は下方に突出している。
図6〜図10に示すように、上記後部の泥除け9は、後方から一対の後ホーク6間に差し込まれる前部本体27(差込部に相当)と、前部本体27の後部に連設され且つ前部本体27よりも幅の広い後部本体28と、これら前部本体27と後部本体28との間に形成される段差部29とで構成されている。尚、上記段差部29の左右両側の下部は下方に突出している。また、後部の泥除け9は、取付部材30を介して、一対の後ホーク6間に連結されたブリッジ31に取付けられている。
図4に示すように、取付部材14の差込板14aを差込口16から後部本体12の内側へ差し込んでリベット18により取付けた状態で、前部本体11を一対の前ホーク4間に差し込み、ボルト20,ナット21を用いて、取付部材14の取付板14bを前ホーク4の上部の分岐基部(肩部)に連結する。この際、図3に示すように、両リブ23の下端縁23aが上記前部本体11の差込方向Aから一対の前ホーク4の外周面に当接するため、上記差込方向Aにおいて、前部の泥除け8が位置決めされる。また、上記前部の泥除け8を前ホーク4間に取り付けた状態で、前部の泥除け8に外力Fが作用した場合、この外力Fは左右一対のリブ23を介して一対の前ホーク4へ分散して逃げる。このため、上記外力Fが取付部17に集中することはなく、取付部17において前部の泥除け8が破損するのを確実に防止することができる。このように、上記リブ23は、前部の泥除け8に作用した外力Fを前ホーク4へ分散させて逃がす機能に加えて、前部の泥除け8を取付ける際の位置決めをする機能も有している。
図9に示すように、取付部材30の差込板30aを差込口34から前部本体27の内側へ差し込んでリベット36により取付けた状態で、前部本体27を一対の後ホーク6間に差し込み、ボルト37,ナット38を用いて、取付部材30の取付板30bを後ホーク6間のブリッジ31に連結する。この際、図8に示すように、両リブ40の下端縁40aが上記前部本体27の差込方向Aから一対の後ホーク6の外周面に当接するため、上記差込方向Aにおいて、後部の泥除け9が位置決めされる。また、上記後部の泥除け9を後ホーク6間に取り付けた状態で、後部の泥除け9に外力Fが作用した場合、この外力Fは左右一対のリブ40を介して一対の後ホーク6へ分散して逃げる。このため、上記外力Fが取付部35に集中することはなく、取付部35において後部の泥除け9が破損するのを確実に防止することができる。このように、上記リブ40は、後部の泥除け9に作用した外力Fを後ホーク6へ分散させて逃がす機能に加えて、後部の泥除け9を取付ける際の位置決めをする機能も有している。
図12に示すように、リブ23の下端縁23aとリブ40の下端縁40aとにそれぞれ、表裏(上下)両面に貫通する複数(単数でもよい)の溝部43が形成されている。
図13に示すように、各リブ23,40にそれぞれ、表裏(上下)両面に貫通する孔部44が形成されている。尚、図13では孔部44を各々のリブ23,40の一箇所に形成しているが、複数箇所に形成してもよい。
(実施の形態4)
先に説明した実施の形態1では、図9に示すように、取付部材30を介して、後部の泥除け9の取付部35を後ホーク6のブリッジ31に取付けているが、実施の形態4では、図14に示すように、取付部材30を用いず、上記ブリッジ31をL形状に形成し、ボルト46,ナット47を用いて、後部の泥除け9の取付部35をブリッジ31に直接取付けて(直付けして)いる。
2 フレーム
3 前輪(車輪)
4 前ホーク
5 後輪(車輪)
6 後ホーク
8,9 泥除け
11,27 前部本体(差込部)
12,28 後部本体
13,29 段差部
17,35 取付部
23,40 リブ
23a,40a 下端縁
A 差込方向
F 外力
Claims (4)
- 車輪を保持する左右一対のホーク間に、車輪からの泥を除ける泥除けが備えられた自転車であって、
上記泥除けは、一対のホーク間に差し込まれる差込部と、フレームに取付けられる取付部と、泥除けに上方又は後方からの外力が作用した際に、その先端縁が差込部の差込方向からホークに当接して、上記外力をホーク側へ逃がす左右一対の板状のリブとを有しており、
リブの先端縁は、ホークの長さ方向がその板厚に沿うように形成されていることを特徴とする自転車。 - 泥除けは、差込部である前部本体と、この前部本体の後部に連設され且つ前部本体よりも幅広の後部本体と、これら前部本体と後部本体との間に形成された段差部とを有し、
リブは、後部本体から段差部にわたって左右両側の下端部に形成されており、取付部の左右両外側方かつ下方に位置していることを特徴とする請求項1に記載の自転車。 - リブの先端縁部分を湾曲させたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自転車。
- リブに、上下に貫通する溝部又は孔部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の自転車。
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JP2003292685A JP4412942B2 (ja) | 2003-08-13 | 2003-08-13 | 自転車 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003292685A JP4412942B2 (ja) | 2003-08-13 | 2003-08-13 | 自転車 |
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JP2005059740A JP2005059740A (ja) | 2005-03-10 |
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CN112092957A (zh) * | 2020-09-27 | 2020-12-18 | 无锡铃派科技有限公司 | 一种新型电动车用挡泥板机构 |
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2003
- 2003-08-13 JP JP2003292685A patent/JP4412942B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN112092957A (zh) * | 2020-09-27 | 2020-12-18 | 无锡铃派科技有限公司 | 一种新型电动车用挡泥板机构 |
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