JP4412274B2 - 過電流検出・報知装置及びタップ - Google Patents

過電流検出・報知装置及びタップ Download PDF

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Description

本発明は、負荷に流れる電流を監視し、過電流時にその旨の報知をする過電流検出・報知装置及びタップに関するものである。
従来、過電流検出・報知装置を搭載するテーブルタップでは、負荷に流れる電流が予め決められた基準電流よりも大きくなる過電流時にその旨の報知(警告)をする。これにより、テーブルタップの安全な使用を利用者に促すことができる。
しかしながら、上記テーブルタップでは、過電流検出・報知装置を構成するために、トランジスタ及びコンパレータ等の種類の異なる部品が使用されるので、部品点数が多くなり、それ故にコストダウンが困難である。
特許文献1記載の従来のテーブルタップは、検出コイルで検出された微弱電流を整流して、スイッチング回路(サイリスタ)に供給することにより、過電流時にそのサイリスタをオンして音で報知し、また異常ランプを点灯する。
しかし、検出コイルで検出された微弱電流を用いてサイリスタをオンする構成では、負荷に流れる負荷電流を検出及び増幅する検出増幅回路と、その出力信号と基準信号とを比較する比較回路と、その比較結果に基づいて報知回路を駆動する駆動回路とで構成される過電流検出・報知装置に比べて、回路のバラツキの対処が困難である。特に、各商品に対する過電流を判定するためのしきい値の設定が困難である。
特開2004−186123号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、検出増幅回路、比較回路、駆動回路及び報知回路を備える構成において、コスト低減及び小型化を可能とし、品質を安定させることができる過電流検出・報知装置及びタップを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための請求項1記載の発明は、負荷からの電源プラグ及び交流電源と電気的に接続される差込口を持つ器具に搭載される過電流検出・報知装置であって、前記過電流検出・報知装置は、前記交流電源の交流電力から直流電力を生成する直流電源回路と、前記交流電源の一端と前記差込口の一端との間から、前記負荷に流れる負荷電流を検出及び増幅して、その負荷による消費電流を示す検出信号を出力する検出増幅回路と、前記検出増幅回路から出力された検出信号と前記直流電源回路で生成された直流電力を基に生成される基準信号とを比較し、前記検出信号で示される前記負荷電流が前記基準信号で示される基準電流よりも大きい間、駆動許可信号を出力する比較回路と、前記駆動許可信号が前記比較回路から出力される間、駆動信号を出力する駆動回路と、前記駆動回路から出力される駆動信号に応じて、前記消費電流が前記基準電流よりも大きい旨の報知をする報知回路とで構成され、オペアンプ4個入りICの第1,第2及び第3オペアンプが、それぞれ、前記検出増幅回路を構成するオペアンプ、前記比較回路を構成するオペアンプ及び前記駆動回路を構成するオペアンプとして使用され、前記駆動回路は、前記駆動許可信号が前記比較回路から出力される間、特定波形の発振パルス信号を前記駆動信号として出力する発振回路であり、前記報知回路は、前記発振パルス信号に応じて実質的に点灯して前記報知をする発光素子と、前記発振パルス信号に応じて警告音を出して前記報知をするブザーとを含むことを特徴とする。
この構成では、オペアンプ4個入りICを使用することで、過電流検出・報知装置のコスト低減及び小型化が可能になる。また、検出増幅回路、比較回路及び駆動回路を使用する構成に加えて、部品点数を少なくすることができるので、品質を安定させることができる。さらに、一つの発振回路が発光素子とブザーとを駆動するので、回路が簡単になり、コストを更に下げることができる。
請求項2記載の発明は、負荷からの電源プラグ及び交流電源と電気的に接続される差込口を持つ器具に搭載される過電流検出・報知装置であって、前記過電流検出・報知装置は、前記交流電源の交流電力から直流電力を生成する直流電源回路と、前記交流電源の一端と前記差込口の一端との間から、前記負荷に流れる負荷電流を検出及び増幅して、その負荷による消費電流を示す検出信号を出力する検出増幅回路と、前記検出増幅回路から出力された検出信号と前記直流電源回路で生成された直流電力を基に生成される基準信号とを比較し、前記検出信号で示される前記負荷電流が前記基準信号で示される基準電流よりも大きい間、駆動許可信号を出力する比較回路と、前記駆動許可信号が前記比較回路から出力される間、駆動信号を出力する駆動回路と、前記駆動回路から出力される駆動信号に応じて、前記消費電流が前記基準電流よりも大きい旨の報知をする報知回路とで構成され、前記駆動回路は、それぞれ、基準電位からより高又は低電位の側に振れる発振パルス信号を出力する片電源型発振回路としての第1回路と、前記発振パルス信号に、これとは逆論理であって前記基準電位からより低又は高電位の側に振れる逆論理パルス信号を重畳して、倍電圧発振パルス信号を前記駆動信号として出力する第2回路とで構成され、前記報知回路は、前記第2回路から出力される倍電圧発振パルス信号に応じて、警告音を出して前記報知をするブザーを含み、オペアンプ4個入りICの第1及び第2オペアンプが、それぞれ、前記検出増幅回路を構成するオペアンプ及び前記比較回路を構成するオペアンプとして使用されるとともに、前記オペアンプ4個入りICの第3及び第4オペアンプが、それぞれ、前記第1回路を構成するオペアンプ及び前記第2回路を構成するオペアンプとして使用されることを特徴とする。この構成では、オペアンプ4個入りICを使用することで、過電流検出・報知装置のコスト低減及び小型化が可能になる。また、検出増幅回路、比較回路及び駆動回路を使用する構成に加えて、部品点数を少なくすることができるので、品質を安定させることができる。さらに、直流電源回路の直流電力(電圧)だけで、ほぼその2倍の電圧の駆動信号(倍電圧発振パルス信号)を生成することができるので、直流電源回路の耐圧を上げる必要がなく、コスト上昇を抑えることができる。また、残りの第4オペアンプが第2回路に使用されるので、追加のコストを好適に削減することができる。
請求項3記載の発明は、上記過電流検出・報知装置において、前記発振回路は、前記発振パルス信号を出力する第1発振回路と、前記発振パルス信号の周期よりも長い周期で前記第1発振回路の動作を断続させる第2発振回路とで構成され、前記オペアンプ4個入りICの第4オペアンプが、前記第2発振回路を構成するオペアンプとして使用されることを特徴とする。この構成では、休止期間を周期的に含めながら報知回路を駆動することができるので、分かり易い報知が可能となる。また、残りの第4オペアンプが第2発振回路に使用されるので、追加のコストを好適に削減することができる。
請求項記載の発明は、上記過電流検出・報知装置において、前記比較回路は、前記基準信号として高電位の第1基準信号及び低電位の第2基準信号を使用し、前記検出信号で示される前記消費電流が前記第1基準信号で示される第1基準電流よりも大きくなれば、その消費電流が前記第2基準信号で示される第2基準電流よりも大きい間、前記駆動許可信号を出力するヒステリシス比較回路であることを特徴とする。この構成では、一つの基準信号の場合に発生し得る上記報知の発動及び停止の繰り返しによる過電流報知の分かり難さを防止することができる。
請求項記載の発明は、上記過電流検出・報知装置において、前記直流電源回路の出力と前記検出増幅回路の出力との間に設けられるオン,オフの点検スイッチを更に備え、前記点検スイッチは、オン時に、前記基準信号で示される前記基準電流よりも大きな電流に対応する信号を、前記検出増幅回路の出力に重畳することを特徴とする。この構成では、利用者が、点検スイッチをオン操作することにより、検出増幅回路の出力の位置で過電流の状態をシミュレートすることができるので、検出増幅回路よりも後段の比較回路、駆動回路及び報知回路に加え直流電源回路(過電流検出・報知装置のほとんどの回路)の点検を行うことができる。
請求項記載の発明は、上記過電流検出・報知装置において、前記検出増幅回路は、前記交流電源の一端と前記差込口の一端との間に挿入され前記負荷電流を検出するシャント抵抗と、このシャント抵抗で検出された負荷電流を増幅して前記検出信号を出力する増幅回路とを含み、前記直流電源回路は、前記交流電源の交流電力を直流電力に半波整流する半波整流回路と、この半波整流回路で半波整流された直流電力を平滑する平滑回路とを含み、前記過電流検出・報知装置における前記シャント抵抗よりも後段の各回路は、前記半波整流回路の出力の側に設けられることを特徴とする。この構成では、負荷電流を検出するためにシャント抵抗が使用されるので、負荷電流を検出するために電流トランスを使用する場合に比べて、コスト低減及び小型化が可能になる。また負荷電流の周波数で誤差が生じない。
請求項記載の発明は、上記過電流検出・報知装置において、前記シャント抵抗は、プリント基板における所定長及び所定幅に設定された所定厚みの導電パターンで形成されることを特徴とする。この構成では、シャント抵抗が通常部品としての大きさを持たないので、小型化が可能になり、またシャント抵抗の部品コストを省くことができる。
本発明は、上記過電流検出・報知装置を備える前記器具であって、前記差込口に加えて、前記交流電源への差込口と電気的に接続される電源プラグを一体に備える壁タップとしての、又は前記差込口に加えて、前記交流電源への差込口と電気的に接続される電源プラグ付コードを備えるテーブルタップとしての、又は壁埋込電源タップとしてのタップである。この構成でも、コスト低減及び小型化が可能になり、品質を安定させることができ、効果的な報知が可能である。
本発明によれば、コスト低減及び小型化を可能とし、品質を安定させることができる。
図1は、本発明による第1実施形態の過電流検出・報知装置の回路図を示す。第1実施形態の過電流検出・報知装置10は、例えば図2に示す壁タップ1に搭載される。壁タップ1は、交流(商用)電源ACへの差込口(図示せず)と電気的に接続される一対の端子(栓刃)111,112を持つ電源プラグ11と、電源プラグ11及び負荷Lからの電源プラグ(図示せず)と電気的に接続される一対の端子121,122を持つ差込口12とを有する。
過電流検出・報知装置10は、図1に示すように、直流電源回路13と、検出増幅回路14と、比較回路15と、発振回路(駆動回路)16と、報知回路17と、点検スイッチ18とで構成される。
直流電源回路13は、端子111,112の間に設けられ、交流電源ACの交流電力から定電圧の直流電力を生成するように構成される。例えば、直流電源回路13は、抵抗R13と、これを介してアノードが端子111と接続されるダイオードD13と、このカソードと端子112との間に並列に接続されダイオードD13で半波整流された直流電圧をそれぞれ定電圧化及び平滑化するツェナダイオードZD13及びキャパシタC13とで構成される。これらツェナダイオードZD13及びキャパシタC13の並列回路の両端が、直流電源回路13の両出力端となる。
検出増幅回路14は、交流電源ACの一端側の端子111と差込口12の一端(端子121)との間から、負荷Lに流れる負荷電流を検出及び増幅して、負荷Lによる消費電流を示す検出信号を出力するように構成される。
例えば、検出増幅回路14の入力段は、端子111,121間の所定の電源ラインと並列に接続される1次巻線CT141及び一端が端子112と接続される2次巻線CT142を持つ電流トランスCT14と、2次巻線CT142と並列に接続される抵抗R140と、ダイオードD13のカソードと端子112との間に直列に接続される分圧抵抗R141,R142と、これらの接続点と2次巻線CT142の他端との間に接続されるキャパシタC140とで構成される。この入力段の構成では、負荷電流が、電流トランスCT14で検出されて、分圧抵抗R141,R142による分圧電圧が重畳される。ここで、1次巻線CT141は、電流トランスCT14が大きな負荷電流で飽和するのを防止するために上記所定の電源ラインと並列に接続される。これにより、負荷電流は、1次巻線CT141とその電源ラインとに分流される。
検出増幅回路14の増幅段は、例えば、非反転増幅回路141であり、非反転入力端子が分圧抵抗R141,R142の接続点と接続されるオペアンプOP14と、この反転入力端子と端子112との間に直列に接続される可変抵抗R143及び抵抗R144と、オペアンプOP14の出力端子及び反転入力端子間に接続される抵抗R145とで構成される。この構成では、分圧電圧が重畳された検出信号電圧は、製造時に可変抵抗R143により調節される増幅度で増幅される。
検出増幅回路14の出力段は、直列の抵抗R146及びキャパシタC141と、これらを介してアノードがオペアンプOP14の出力端子と接続される(整流)ダイオードD141と、このアノード及び端子112とそれぞれカソード及びアノードが接続されるダイオードD142と、このアノードとダイオードD141のカソードとの間に接続されるキャパシタC142と、これと並列に接続される放電抵抗R147とで構成される。ダイオードD141,D142は、回路の適切な動作のために設けられ、キャパシタC141の充電電流Iのループと放電電流Iのループとを確保するが、2個入りダイオードD14が、それらダイオードD141,D142に使用される。これにより、コスト削減及び装置の小型化が可能になる。抵抗146は、キャパシタC142と組み合わされて時定数回路を構成し、検出増幅回路の出力が突入電流により短時間で変化することによって報知回路が誤動作することを防止する。例えば、負荷Lが掃除機又は白熱電球等である場合、そのスイッチを入れた瞬間に大きな負荷電流が流れて、報知回路が誤動作をする可能性があるが、検出増幅回路14の出力段に時定数回路を設けたことにより、その誤動作を防止することができる。
比較回路15は、検出増幅回路14から出力された検出信号と直流電源回路13で生成された直流電力を基に生成される基準信号とを比較し、検出信号で示される負荷電流が基準信号で示される基準電流よりも大きい間、駆動許可信号を出力するように構成される。例えば、比較回路15は、直流電源回路13の両出力端間に直列に接続され分圧電圧を上記基準信号として出力する分圧抵抗R151,R152と、検出信号及び基準信号をそれぞれ反転入力端子及び非反転入力端子に入力するオペアンプOP15と、この出力端子及び非反転入力端子間に接続される抵抗R153と、抵抗R154と、これを介してアノードがオペアンプOP15の出力端子と接続されるダイオードD15とで構成される。この構成では、抵抗R153によりヒステリシスが付与されるので、基準信号として高電位の第1基準信号及び低電位の第2基準信号が使用されることになる。そして、駆動許可信号は、検出信号で示される消費電流が第1基準信号で示される第1基準電流(高電位しきい値)よりも大きくなれば、その消費電流が第2基準信号で示される第2基準電流(低電位しきい値)よりも大きい間、ダイオードD15のカソードから出力される。つまり、オペアンプOP15の出力がHIGHの間、駆動禁止信号が出力される一方、出力がLOWの間、駆動許可信号が出力される。このように、比較回路15にヒステリシスを付与することにより、一つの基準信号の場合に発生し得る報知の発動及び停止の繰り返しによる過電流報知の分かり難さを防止することができる。
ここで、負荷電流が例えば15Aである場合、検出増幅回路14によるその負荷電流の検出結果のばらつきは、負荷電流の分流及び電流トランスのばらつきで大きくなる。そのような検出結果のばらつきを補正するために、従来では、比較回路15の抵抗R152を可変抵抗にして、しきい値を変更する構成がとられる。しかし、それでは、非反転増幅回路141の出力が飽和する場合に対応することができず、また比較回路15のヒステリシスが変化する問題がある。このため、可変抵抗R143が非反転増幅回路141に設けられる。この構成によれば、検出増幅回路14のばらつきによる過電流検出・報知装置10の不良廃棄率を低減することができる。また、過電流検出・報知装置を設計変更することなく、検出電流を変更(例えば、15A検出から5A検出等に変更)することができる。そして、比較回路15のヒステリシスも変化しない。
発振回路16は、上記駆動許可信号が比較回路15から出力される間、駆動信号として出力する一方、駆動禁止信号が出力される間、駆動信号を出力するのを停止するように構成される。例えば、発振回路16は、直流電源回路13の両出力端間に直列に接続される抵抗R161,R162と、これらの接続点と非反転入力端子が接続されるオペアンプ161と、この反転入力端子と直流電源回路13の負出力端子との間に接続されるキャパシタC160と、オペアンプ161の出力端子及び非反転入力端子間に接続される抵抗R163と、出力端子及び反転入力端子間に接続される抵抗R160とで構成される。この発振回路16は、片電源型発振回路であり、発振時にキャパシタC160の電圧がキャパシタC160及び抵抗R160による時定数で決まる周期で振動しながら、図3に示すように、基準電位(0V)からより高電位の側に振れる方形波の発振パルス信号を駆動信号として出力する。従って、上記駆動許可信号がキャパシタC160に出力される間、キャパシタC160の電圧が自由に振動することができるので、発振回路16が駆動信号を出力するのを許容される。一方、上記駆動禁止信号がキャパシタC160に出力される間、キャパシタC160の電圧が一定の正の電圧に保持されて自由に振動することができないので、発振回路16が駆動信号を出力するのを禁止される。
報知回路17は、発振回路16から出力される駆動信号に応じて、負荷Lによる消費電流が上記基準電流よりも大きい旨の報知をするように構成される。例えば、報知回路17は、発振回路16の両出力端間(オペアンプ161の出力端子と抵抗R162との間)に接続されるブザー171と、その両出力端間に抵抗R17を介して接続される発光素子としてのLED172とで構成される。ここで、ブザー171には、例えば圧電ブザーが使用され、上記発振回路16の発振周波数は、ブザー171に適合する周波数(例えば数kHz)に設定される。この場合、ブザー171は、発振パルス信号に応じて警告音を出して上記報知をする一方、LED172は、発振パルス信号に応じて人の目に対して実質的に点灯して上記報知をする。
点検スイッチ18は、オン,オフのスイッチであり、直流電源回路13の出力(正出力端子)と検出増幅回路14の出力との間に設けられ、オン時に、上記基準信号で示される基準電流よりも大きな電流に対応する信号を、検出増幅回路14の出力に重畳する。第1実施形態では、基準信号として第1基準信号及び第2基準信号が使用されるので、第1基準信号よりも大きな電流に対応する信号(電圧)が、検出増幅回路14の出力に重畳される。この構成では、利用者が、点検スイッチ18をオン操作することにより、検出増幅回路14の出力の位置で過電流の状態をシミュレートすることができるので、検出増幅回路15よりも後段の比較回路15、発振回路16及び報知回路17に加え直流電源回路13の点検を行うことができる。
ここで、第1実施形態の特徴として、オペアンプ4個入りICの第1,第2及び第3オペアンプが、それぞれ、検出増幅回路14を構成するオペアンプOP14、比較回路15を構成するオペアンプOP15及び発振回路16を構成するオペアンプ161として使用される。
次に、第1実施形態の動作について説明する。先ず、負荷電流が過電流でない場合の動作について説明する。負荷Lを流れる負荷電流は、電流トランスCT14で検出されて、分圧抵抗R141,R142による分圧電圧が重畳される。分圧電圧が重畳された負荷電流は、非反転増幅回路141で増幅され、ダイオードD141で整流された後、キャパシタC142に供給される。これにより、負荷電流に対応する電圧がキャパシタC142に発生し、その電荷は抵抗R147で徐々に放電される。この場合、キャパシタC142に発生する電圧は、比較回路15の第1基準信号で示される高電位しきい値のレベルよりも低いので、オペアンプOP15の出力がHIGHになり、比較回路15から駆動禁止信号が出力される。これにより、報知回路17は動作しない。つまり、ブザー171は警告音を出さず、LED172は、点灯しない。
次に、負荷電流が過電流である場合の動作について説明する。負荷Lを流れる負荷電流は、電流トランスCT14で検出されて、分圧抵抗R141,R142による分圧電圧が重畳される。分圧電圧が重畳された負荷電流は、非反転増幅回路141で増幅され、ダイオードD141で整流された後、キャパシタC142に供給される。これにより、負荷電流に対応する電圧がキャパシタC142に発生し、その電荷は抵抗R147で徐々に放電される。この場合、キャパシタC142に発生する電圧は、比較回路15の第1基準信号で示される高電位しきい値のレベルよりも高いので、オペアンプOP15の出力がLOWになり、比較回路15から駆動許可信号が出力される。これにより、報知回路17が動作する。つまり、ブザー171が警告音を発し、LED172が実質的に点灯する。
第1実施形態によれば、オペアンプ4個入りICを使用することで、過電流検出・報知装置10のコスト低減及び小型化が可能になる。また、検出増幅回路14、比較回路15及び発振回路16を使用する構成に加えて、部品点数を少なくすることができるので、品質を安定させることができる。
図4は、本発明による第2実施形態の過電流検出・報知装置における発振回路を示す。第2実施形態の過電流検出・報知装置は、休止期間を含めながら報知回路を間欠的に駆動する発振回路26を備えることを特徴とする。
発振回路26は、第1発振回路と、第2発振回路と、ダイオードD20とを備え、ダイオードD20を介して第2発振回路の出力を第1発振回路に供給することにより、第1発振回路を間欠動作させる。ここで、図4において、直流電源回路23は第1実施形態のそれと同様に構成され、また報知回路27もまた第1実施形態のそれと同様にブザー271及びLED272等で構成される。
第1発振回路は、キャパシタC260、抵抗R260,R261,R262,R263及びオペアンプ261を、第1実施形態の発振回路16のそれらと同様に備える。第2発振回路は、直流電源回路23の両出力端間に直列に接続される抵抗R265,R266と、これらの接続点と非反転入力端子が接続されるオペアンプ262と、この反転入力端子と直流電源回路23の負出力端子との間に接続されるキャパシタC261と、オペアンプ262の出力端子及び非反転入力端子間に接続される抵抗R267と、オペアンプ262の出力端子及び反転入力端子間に接続される抵抗R264とで構成される。そして、オペアンプ262の出力端子は、ダイオードD20を介してオペアンプ261の反転入力端子と接続される。また、オペアンプ4個入りICの第4オペアンプが、第2発振回路を構成するオペアンプ262として使用され、第2発振回路の発振周波数は、報知回路27のブザー271が警告音を断続的に発し、LED272が人の目に対して点滅するように、例えば数Hzに設定される。
このような構成では、比較回路から駆動許可信号が出力されると、報知回路27が動作するが、第2発振回路のオペアンプ262の出力がHIGHになる毎に、キャパシタC260の電圧が一定の正の電圧に保持されるので、オペアンプ262の出力がHIGHになる間、第1発振回路の出力が停止し、上記休止期間が上記第2発振回路の発振周波数に応じて周期的に含められる。
第2実施形態によれば、休止期間を周期的に含めながら報知回路27を駆動することができるので、分かり易い報知が可能となる。また、残りの第4オペアンプが第2発振回路のオペアンプ262に使用されるので、追加のコストを好適に削減することができる。
図5は、本発明による第3実施形態の過電流検出・報知装置における発振回路を示す。第3実施形態の過電流検出・報知装置は、報知回路をより高電圧で駆動する発振回路36を備えることを特徴とする。
発振回路36は、図6に示すように、それぞれ、基準電位(0V)からより高電位の側に振れる発振パルス信号を出力する片電源型発振回路としての第1回路と、発振パルス信号に、これとは逆論理であって基準電位からより低電位の側に振れる逆論理パルス信号を重畳して、倍電圧発振パルス信号を駆動信号として出力する第2回路とで構成される。ここで、図5において、直流電源回路33は第1実施形態のそれと同様に構成される一方、報知回路37は、ブザー371を第1実施形態のそれと同様に備える。
例えば、第1回路は、キャパシタC360、抵抗R360,R361,R362,R363及びオペアンプ361を、第1実施形態の発振回路16のそれらと同様に備える。第2回路は、直流電源回路33の両出力端間に直列に接続される分圧抵抗R368,R369と、これらの接続点及びオペアンプ361の出力端子とそれぞれ非反転入力端子及び反転入力端子が接続されるオペアンプ363とで構成される。分圧抵抗R368,R369による分圧電圧は、オペアンプ361のLOWレベルよりも高く、そのHIGHレベルよりも低い電圧に設定される。そして、ブザー371は、オペアンプ361,363の両出力端子間に接続され、第2回路での重畳後の上記倍電圧発振パルス信号に応じて、警告音を出して報知をする。また、オペアンプ4個入りICの第3オペアンプ及び第4オペアンプが、それぞれ、第1回路を構成するオペアンプ361及び第2回路を構成するオペアンプ363として使用される。
次に、発振回路36の動作について説明する。オペアンプ361の出力がHIGHになると、そのHIGHレベルの電圧(≒直流電源回路33の直流電圧)がブザー371の一端に印加した状態で、オペアンプ363のLOWレベルの電圧(≒0V)がブザー371の他端に印加する。一方、オペアンプ361の出力がLOWになると、そのLOWレベルの電圧(≒0V)がブザー371の一端に印加した状態で、オペアンプ363のHIGHレベルの電圧(≒直流電源回路33の直流電圧)がブザー371の他端に印加する。つまり、ブザー371にとっては、互いに逆極性の直流電圧が印加されることになるので、より大きな警告音がブザー371から発せられることになる。
第3実施形態によれば、直流電源回路33の直流電力(電圧)だけで、ほぼその2倍の電圧の駆動信号(倍電圧発振パルス信号)を生成することができるので、直流電源回路33の耐圧を上げる必要がなく、コスト上昇を抑えることができる。また、残りの第4オペアンプが第2回路に使用されるので、追加のコストを好適に削減することができる。
図7は、本発明による第4実施形態の過電流検出・報知装置における検出増幅回路を示す。第4実施形態の過電流検出・報知装置は、図7に示すように、電流トランスに代えてシャント抵抗R44を含む検出増幅回路44を備えることを特徴とする。ここで、図7において、電源プラグ41は、第1実施形態のそれと同様に端子411,412を持ち、差込口12は、第1実施形態のそれと同様に端子421,422を持ち、そして直流電源回路43は、第1実施形態のそれと同様に、抵抗R43、ダイオードD43、図示しないツェナダイオード及びキャパシタで構成される。
検出増幅回路44は、交流電源ACの一端側の端子412と差込口42の端子422との間に挿入され負荷電流を検出する上記シャント抵抗R44を備えるほか、非反転増幅回路441、キャパシタC440〜C442、抵抗R441,R442,R446,R447及び2個入りダイオードD44を、第1実施形態の検出増幅回路14のそれらと同様に備える。この構成では、シャント抵抗R44で検出された負荷電流は、抵抗R441,R442による分圧電圧が重畳されて非反転増幅回路441で増幅される。この場合、過電流が検出の対象となるので、それほど大きな増幅度を要求されず、安定な回路動作が可能である。また、シャント抵抗R44よりも後段の各回路は、半波整流回路を構成するダイオードダイオードD43の出力の側に設けられる。
第4実施形態によれば、負荷電流を検出するためにシャント抵抗R44が使用されるので、負荷電流を検出するために電流トランスを使用する場合に比べて、コスト低減及び小型化が可能になる。また負荷電流の周波数で誤差が生じない。
また、電流トランスに代えてシャント抵抗R44を使用する場合、シャント抵抗R44で検出される負荷電流と回路を絶縁することができないため、ダイオードD43で半波整流とすることにより、回り込み電流を排除して誤動作を防止することができる。
一変形実施形態において、シャント抵抗R44は、図8に示すように、プリント基板における所定長及び所定幅に設定された所定厚みの導電パターンで形成される。導電パターンの直流抵抗Rは、それが銅である場合、R=0.00017/(w×t)[Ω/cm]で表され、ここで、wは導電パターンの幅[mm]、tは導電パターンの厚み[mm]である。図8の例に示すように、シャント抵抗R44を構成する厚み0.035[mm]の導電パターンの長さを10mmにして、その抵抗値を例えば2mΩに設定する場合、導電パターンの幅wは、0.002=0.00017/(w×0.035)から約2.43mmとなる。この場合、15A通電時で、シャント抵抗R44の電圧VR44は、約30mVになる。この構成によれば、シャント抵抗R44が通常部品としての大きさを持たないので、小型化が可能になり、またシャント抵抗の部品コストを省くことができる。なお、シャント抵抗は、導電パターンに限らず、同様に寸法が設定される金属部品でもよい。
一代替実施形態において、上記何れかの過電流検出・報知装置を備える器具は、図9の例に示すようなテーブルタップ5である。このテーブルタップ5は、負荷からの電源プラグと電気的に接続される差込口52を複数有するタップ本体5aと、各差込口52と電気的に接続される電源プラグ付コード5bとを備え、この電源プラグ50bが交流電源への差込口と電気的に接続されて使用される。この構成でも、コスト低減及び小型化が可能になり、品質を安定させることができ、ブザー571及びLED572により効果的な報知が可能である。
別の代替実施形態において、上記何れかの過電流検出・報知装置を備える器具は、図10の例に示すように、取付枠6cを介して壁面に取り付けられる壁埋込電源タップ6である。この壁埋込電源タップ6は、負荷からの電源プラグと電気的に接続される差込口62を複数有するタップ本体6aを備え、各差込口62及び交流電源と電気的に接続される速結端子を背面側に収容する。過電流検出・報知装置は小型化が可能であるので、薄さの要求される壁埋込電源タップ6を実現することができる。この構成でも、品質を安定させることができ、ブザー671及びLED672により効果的な報知が可能である。
特に、電流トランスに代えてシャント抵抗を使用することで、過電流検出・報知装置のより一層の小型化が可能となるので、図2、図9及び図10に示す各種タップへの過電流検出・報知装置の搭載が容易となる。また例えば、各差込口の金属部品と各回路部品がプリント板に実装されて各タップ本体内に収容される。
本発明による第1実施形態の過電流検出・報知装置の回路図である。 図1の過電流検出・報知装置を備える壁タップの斜視図である。 図1における発振回路の出力波形図である。 本発明による第2実施形態の過電流検出・報知装置における発振回路の回路図である。 本発明による第3実施形態の過電流検出・報知装置における発振回路の回路図である。 図5の発振回路の出力波形図である。 本発明による第4実施形態の過電流検出・報知装置における検出増幅回路の回路図である。 図7の検出増幅回路におけるシャント抵抗の一変形実施形態図である。 本発明による器具としてのテーブルタップを示す図である。 本発明による別の器具としての壁埋込電源タップを示す図である。
符号の説明
1 壁タップ
5 テーブルタップ
6 壁埋込電源タップ
10 過電流検出・報知装置
11,41 電源プラグ
12,42 差込口
13,23,33,43 直流電源回路
14,44 検出増幅回路
15 比較回路
16,26,36 発振回路
17,27,37 報知回路
18 点検スイッチ

Claims (8)

  1. 負荷からの電源プラグ及び交流電源と電気的に接続される差込口を持つ器具に搭載される過電流検出・報知装置であって、
    前記過電流検出・報知装置は、前記交流電源の交流電力から直流電力を生成する直流電源回路と、
    前記交流電源の一端と前記差込口の一端との間から、前記負荷に流れる負荷電流を検出及び増幅して、その負荷による消費電流を示す検出信号を出力する検出増幅回路と、
    前記検出増幅回路から出力された検出信号と前記直流電源回路で生成された直流電力を基に生成される基準信号とを比較し、前記検出信号で示される前記負荷電流が前記基準信号で示される基準電流よりも大きい間、駆動許可信号を出力する比較回路と、
    前記駆動許可信号が前記比較回路から出力される間、駆動信号を出力する駆動回路と、
    前記駆動回路から出力される駆動信号に応じて、前記消費電流が前記基準電流よりも大きい旨の報知をする報知回路とで構成され、
    オペアンプ4個入りICの第1,第2及び第3オペアンプが、それぞれ、前記検出増幅回路を構成するオペアンプ、前記比較回路を構成するオペアンプ及び前記駆動回路を構成するオペアンプとして使用され
    前記駆動回路は、前記駆動許可信号が前記比較回路から出力される間、特定波形の発振パルス信号を前記駆動信号として出力する発振回路であり、
    前記報知回路は、前記発振パルス信号に応じて実質的に点灯して前記報知をする発光素子と、
    前記発振パルス信号に応じて警告音を出して前記報知をするブザーとを含むことを特徴とする過電流検出・報知装置。
  2. 負荷からの電源プラグ及び交流電源と電気的に接続される差込口を持つ器具に搭載される過電流検出・報知装置であって、
    前記過電流検出・報知装置は、前記交流電源の交流電力から直流電力を生成する直流電源回路と、
    前記交流電源の一端と前記差込口の一端との間から、前記負荷に流れる負荷電流を検出及び増幅して、その負荷による消費電流を示す検出信号を出力する検出増幅回路と、
    前記検出増幅回路から出力された検出信号と前記直流電源回路で生成された直流電力を基に生成される基準信号とを比較し、前記検出信号で示される前記負荷電流が前記基準信号で示される基準電流よりも大きい間、駆動許可信号を出力する比較回路と、
    前記駆動許可信号が前記比較回路から出力される間、駆動信号を出力する駆動回路と、
    前記駆動回路から出力される駆動信号に応じて、前記消費電流が前記基準電流よりも大きい旨の報知をする報知回路とで構成され、
    前記駆動回路は、それぞれ、基準電位からより高又は低電位の側に振れる発振パルス信号を出力する片電源型発振回路としての第1回路と、前記発振パルス信号に、これとは逆論理であって前記基準電位からより低又は高電位の側に振れる逆論理パルス信号を重畳して、倍電圧発振パルス信号を前記駆動信号として出力する第2回路とで構成され、
    前記報知回路は、前記第2回路から出力される倍電圧発振パルス信号に応じて、警告音を出して前記報知をするブザーを含み、
    オペアンプ4個入りICの第1及び第2オペアンプが、それぞれ、前記検出増幅回路を構成するオペアンプ及び前記比較回路を構成するオペアンプとして使用されるとともに、前記オペアンプ4個入りICの第3及び第4オペアンプが、それぞれ、前記第1回路を構成するオペアンプ及び前記第2回路を構成するオペアンプとして使用されることを特徴とする過電流検出・報知装置。
  3. 前記発振回路は、前記発振パルス信号を出力する第1発振回路と、
    前記発振パルス信号の周期よりも長い周期で前記第1発振回路の動作を断続させる第2発振回路とで構成され、
    前記オペアンプ4個入りICの第4オペアンプが、前記第2発振回路を構成するオペアンプとして使用されることを特徴とする請求項記載の過電流検出・報知装置。
  4. 前記比較回路は、前記基準信号として高電位の第1基準信号及び低電位の第2基準信号を使用し、前記検出信号で示される前記消費電流が前記第1基準信号で示される第1基準電流よりも大きくなれば、その消費電流が前記第2基準信号で示される第2基準電流よりも大きい間、前記駆動許可信号を出力するヒステリシス比較回路であることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の過電流検出・報知装置。
  5. 前記直流電源回路の出力と前記検出増幅回路の出力との間に設けられるオン,オフの点検スイッチを更に備え、前記点検スイッチは、オン時に、前記基準信号で示される前記基準電流よりも大きな電流に対応する信号を、前記検出増幅回路の出力に重畳することを特徴とする請求項1からの何れかに記載の過電流検出・報知装置。
  6. 前記検出増幅回路は、前記交流電源の一端と前記差込口の一端との間に挿入され前記負荷電流を検出するシャント抵抗と、このシャント抵抗で検出された負荷電流を増幅して前記検出信号を出力する増幅回路とを含み、
    前記直流電源回路は、前記交流電源の交流電力を直流電力に半波整流する半波整流回路と、この半波整流回路で半波整流された直流電力を平滑する平滑回路とを含み、
    前記過電流検出・報知装置における前記シャント抵抗よりも後段の各回路は、前記半波整流回路の出力の側に設けられることを特徴とする請求項1からの何れかに記載の過電流検出・報知装置。
  7. 前記シャント抵抗は、プリント基板における所定長及び所定幅に設定された所定厚みの導電パターンで形成されることを特徴とする請求項記載の過電流検出・報知装置。
  8. 請求項1から3及び6の何れかに記載の過電流検出・報知装置を備える前記器具であって、
    前記差込口に加えて、前記交流電源への差込口と電気的に接続される電源プラグを一体に備える壁タップとしての、又は
    前記差込口に加えて、前記交流電源への差込口と電気的に接続される電源プラグ付コードを備えるテーブルタップとしての、又は
    壁埋込電源タップとしてのタップ。
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