JP4409674B2 - チャック装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドリルなどを挟持するチャック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
図5はルーター加工工具などに用いられる従来のチャック装置を図示したもので、開口部21が設けられたスピンドル22と、該開口部21に設けられ工具20を挟持する開口部23が形成されたチャック24と、該チャック24の開口部23を狭める押圧部材28を設けたスリーブ25とから構成されるものである。この図5に図示した従来例はスリーブ25を螺動せしめて図5中右側へ移動させると、押圧部材28の押圧により工具20を挟持固定するものである。
【0003】
ところで、この図5に図示した従来例による工具20の挟持固定作業は、例えば、スピンドル22を回動不能に保持するスパナと,スリーブ25を回動操作する操作工具とを用意し、スパナでスピンドル22を押さえて該スピンドル22の回転を阻止し、操作工具をスリーブ25の係止凹部26に係止し、該スリーブ25をスピンドル22に対して回動させるという操作になる。従って、スリーブ25を回動操作する操作工具及びスピンドル22の回動を阻止するスパナの他に、チャック24の開口部23に挿入した工具をも持たねばならず、工具の挟持固定作業は大変厄介である。尚、図中符号27はスピンドル22の開口部21内周壁に設けられたテーパー部である。
【0004】
また、他の従来例として、適宜なロック機構が設けられ、該ロック機構の操作によりスピンドルの回転を防止した後、スリーブを回動せしめるチャック装置も提案されている。
【0005】
しかし、この従来例においては、工具の挟持固定作業は、ロック機構の存在により手でスピンドルを保持する必要がない為、前記図5に図示した従来例に比し、作業性は良好となるが、ロック機構の構造が複雑なものとなる為、チャック装置がコスト高になってしまう。
【0006】
本発明は、上記問題点を解決するもので、専用の操作工具の擺動操作によって簡単且つ確実に工具をスピンドルに挟持固定させることができる実用性,作業性に秀れたチャック装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0008】
ドリルなどの工具1を挟持するチャック装置本体2と該チャック装置本体2を操作する操作工具3とから成るチャック装置であって、前記チャック装置本体2は、前記工具1を挟持する開口部4を設けた工具挟持部5と該開口部4を広狭せしめるスリーブ部6とを有し、前記工具挟持部5の外周壁若しくは前記スリーブ部6の内周壁にはテーパー部7が設けられ、前記工具挟持部5と前記スリーブ部6とは前記テーパー部7で当接するように構成され、前記スリーブ部6には前記操作工具3が係止する係止部8が設けられ、前記チャック装置本体2の前記工具挟持部5には前記係止部8に係止した前記操作工具3を支持する支持部9が設けられ、前記操作工具3は前記スリーブ部6を摺動せしめるものであり、前記支持部9を支点として前記テーパー部7のテーパー方向に前記操作工具3を擺動操作させた際、この操作工具3が係止している前記スリーブ部6が前記工具挟持部5に対して摺動せしめられ、このスリーブ部6の摺動に伴う前記テーパー部7のテーパー作用により前記工具挟持部5の前記開口部4は広狭せしめられるように構成され、この操作工具3は前記チャック装置本体2と別体にして該チャック装置本体2に着脱自在に設けられていることを特徴とするチャック装置に係るものである。
【0009】
また、請求項1記載のチャック装置において、前記工具挟持部5と前記スリーブ部6との両方に前記テーパー部7が設けられ、前記工具挟持部5の外周壁のテーパー部7aは先端先細り形状のテーパー部7aに設定され且つ前記スリーブ部6の内周壁のテーパー部7bは該工具挟持部5のテーパー部7aとテーパー嵌合するテーパー部7bに設けられ、前記スリーブ部6は前後方向に摺動可能に設定され、前記支持部9を支点として前記スリーブ部6の前後方向に前記操作工具3を擺動操作させた際、この操作工具3が係止している前記スリーブ部6が前記工具挟持部5に対して前後摺動せしめられ、このスリーブ部6の摺動に伴う前記テーパー部7a・7bのテーパー作用により前記工具挟持部5の前記開口部4が広狭せしめられるように構成されていることを特徴とするチャック装置に係るものである。
【0010】
また、請求項1,2いずれか1項に記載のチャック装置において、前記操作工具3の先端には凸部11が設けられ、前記スリーブ部6の係止部8は凹部に設定され、前記操作工具3の前記凸部11と前記スリーブ部6の前記係止部8とは凹凸嵌合により係止するように構成されていることを特徴とするチャック装置に係るものである。
【0011】
また、請求項1〜3いずれか1項に記載のチャック装置において、前記操作工具3は握持部3aと操作部3bとが連設された構成で、この操作部3bの巾方向左右には突出部19が設けられ、この突出部19には内方に向けて凸部11が突設され、この突出部19内には前記支持部9と嵌合する嵌合縁12が設けられていることを特徴とするチャック装置に係るものである。
【0012】
また、請求項4記載のチャック装置において、前記嵌合縁12の近傍にして前記握持部3a側には凹部15が設けられていることを特徴とするチャック装置に係るものである。
【0013】
また、請求項4,5いずれか1項に記載のチャック装置において、前記操作工具3は、前記嵌合縁12の延長線上近傍位置において前記突出部19が屈曲していることを特徴とするチャック装置に係るものである。
【0014】
また、請求項1〜6いずれか1項に記載のチャック装置において、前記テーパー部7のテーパー角度が、前記工具挟持部5の回転軸に対して1〜5°に設定されていることを特徴とするチャック装置に係るものである。
【0015】
【発明の作用及び効果】
操作工具3をスリーブ部6の係止部8に係止し、この操作工具3をチャック装置本体2の工具挟持部5に設けた支持部9を支点にテーパー部7のテーパー方向に擺動操作せしめると、該操作工具3がスリーブ部6を押動若しくは引動して該スリーブ部6を摺動し、このスリーブ部6の摺動及びテーパー部7のテーパー作用によって工具挟持部5の開口部4が広狭せしめられ、工具挟持部5への工具1の挟持固定及び取り外しを行うことができる。
【0016】
本発明は上述のように構成したから、操作工具の擺動操作によりスリーブ部を摺動させることによって簡単且つ確実に工具を工具挟持部に挟持固定することができる実用性,作業性に秀れたチャック装置となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図面は本発明の一実施例を図示したものであり、以下に説明する。
【0018】
本実施例は、ドリルなどの工具1を挟持するチャック装置本体2と該チャック装置本体2を操作する操作工具3とから成る角や面の加工に用いるルーター加工工具用のチャック装置であって、チャック装置本体2は、工具1を挟持する開口部4を設けた工具挟持部5(スピンドルとチャック)と該開口部4を広狭せしめるスリーブ部6とを有し、工具挟持部5の外周壁及びスリーブ部6の内周壁にテーパー部7a・7bを設け、工具挟持部5とスリーブ部6とがテーパー部7a・7bで当接するように構成し、スリーブ部6に操作工具3が係止する係止部8を設け、チャック装置本体2の適宜な箇所に係止部8に係止した操作工具3を支持する支持部9を設け、操作工具3はスリーブ部6を摺動せしめるもので、前記支持部9を支点としてテーパー部7a・7bのテーパー方向に操作工具3を擺動操作した際、該操作工具3が係止しているスリーブ部6が工具挟持部5に対して摺動せしめられ、このスリーブ部6の摺動によってテーパー部7a・7bのテーパー作用により工具挟持部5の開口部4を広狭せしめるように構成したものである。
【0019】
また、工具挟持部5の外周壁のテーパー部7aは先端先細り形状のテーパー部7aに設定され、スリーブ部6の内周壁のテーパー部7bは該工具挟持部5のテーパー部7aとテーパー嵌合するテーパー部7bに設定されている。従って、スリーブ部6はチャック装置本体2の前後方向(図1において左右方向)に摺動可能で、支持部9を支点としてスリーブ部6の前後方向(即ち、テーパー方向、図1において左右方向)に操作工具3を擺動操作した際、該操作工具3が係止しているスリーブ部6が工具挟持部5に対して前後摺動せしめられる。尚、テーパー部7は工具挟持部5の外周壁若しくはスリーブ部6の内周壁のいずれか一方に設けられる構造でも良いが、工具挟持部5とスリーブ部6との両方に設けた方が両者がテーパー嵌合し、ガタついたりせず良好にスリーブ部6が工具挟持部5を押圧することができる。
【0020】
テーパー部7a・7bのテーパー角度は、工具挟持部5の回転軸に対して1〜5°の傾斜状態となるように設定されている。このテーパー角度が大き過ぎると、本実施例でルーター加工等を行う際、該加工の振動によってスリーブ部6が前後摺動し易くなり、工具挟持部5の開口部4が緩んで該開口部4に挟持固定されている工具1が抜け落ちてしまう危険性が生じる。また、テーパー角度が小さ過ぎると、操作工具3の操作の際の擺動量を大きくしなければならなくなり、図示したルーター加工工具のように、チャック装置本体2の近傍に位置する枠部14が操作工具3の擺動操作に邪魔になり易い場合、特に問題となる。以上の点に鑑みてテーパー部7a・7bのテーパー角度の好適な値を実験により求めたところ、テーパー角度は工具挟持部5の回転軸に対して1.5°が最適であることが判明した。また、1乃至5°であっても近似の効果が得られることが判明した。
【0021】
スリーブ部6の係止部8は凹部に設定されている。また、本実施例では、スリーブ部6の係止部8は該スリーブ部6の周方向に繞設状態に設けられる凹条として設けられている。
【0022】
また、支持部9は工具挟持部5に設けられている。従って、同一規格品の工具挟持部5とスリーブ部6とを一体として製造,販売する際、該工具挟持部5の支持部9とスリーブ部6の係止部8との位置関係は同一となり、同一規格品の操作工具3での操作が可能となる。この点、支持部9を工具挟持部5以外に設ける場合(例えば、工具挟持部5が設けられているチャック装置本体2の基部16など。)に比して好適となる。即ち、支持部9と係止部8との位置関係が異なると、同一の操作工具3を使用することができず、支持部9と係止部8との位置関係が異なる装置ごとに操作工具3が必要となり、不便となる。
操作工具3は、握持部3aに操作部3bを連設した構成で、この操作部3bの巾方向左右には突出部19が設けられ、この夫々の突出部19には内方に向けて凸部11が設けられ、前記突出部19間には前記支持部9に凹凸嵌合する嵌合縁12が設けられた構造である。従って、操作工具3を擺動操作する際、該操作工具3の夫々の突出部19でスリーブ部6を挟持状態とすることができ、該操作工具3の擺動操作の際、スリーブ部6の左右から均一に押動若しくは引動荷重を作用させることが可能となり、該スリーブ部6の摺動によって広狭せしめられる工具挟持部5への押圧若しくは押圧解除が良好に行われることになる。
【0023】
また、操作工具3は、嵌合縁12の延長線上近傍位置において突出部19が屈曲せしめられた構成が採用されている。従って、操作工具3の凸部11を係止部8に嵌合させる際、該操作工具3を真上から降下させることができ、操作性が良好となる。例えば、操作工具3が屈曲していないと、該操作工具3の凸部11を係止部8に嵌合させる際、該操作工具3がチャック装置本体2の基部16にぶつかったりするが、本実施例においては操作工具3が屈曲している構成が採用されている為、このような問題は生じない。
【0024】
また、操作工具3の嵌合縁12は、工具挟持部5の支持部9に凹凸嵌合する構成が採用されている。従って、操作工具3の擺動操作の際、操作工具3の嵌合縁12が工具挟持部5の支持部9位置からずれたりしないことになる。
【0025】
また、本実施例では、工具挟持部5の支持部9として凹条を採用し、この凹条に操作工具3の嵌合縁12が嵌入される構成を採用している。しかし、この構造の場合、操作工具3を擺動操作すると該操作工具3の嵌合縁12の握持部3a側近傍が凹条の内壁部に当接し、該擺動操作を阻害するおそれがある。従って、本実施例では、操作工具3の嵌合縁12の握持部3a側近傍の表裏に凹部15を設け、該凹部15によって嵌合縁12の近傍が凹条の内壁部に当接することを防止している。尚、凹条の巾を嵌合縁12に比し、相当適度大きくなるように構成しても、前記嵌合縁12の近傍が凹条の内壁部に当接するという問題は解決することができる。
【0026】
以上の構成の本実施例によってチャック装置本体2に工具1を固定する場合には、操作工具3の先端に設けられている凸部11をスリーブ部6の係止部8に係止し、この操作工具3の嵌合縁12を工具挟持部5の支持部9に嵌合させ、この操作工具3を支持部9の前記工具挟持部5の先端側を支点としてチャック装置本体2の先端方向に擺動させて、スリーブ部6を後方向(工具挟持部5が設けられているチャック装置本体2の基部16側方向)に摺動させ、テーパー部7a・7bのテーパー作用によって該スリーブ部6で工具挟持部5を押圧させ、工具挟持部5の開口部4を狭めて該開口部4に工具1を挟持固定する。従って、一方の手で工具1を持って工具挟持部5の開口部4に挿入し、もう一方の手で操作工具3を擺動操作することで、工具1を工具挟持部5の開口部4に挟持固定できることになる。
【0027】
この工具1でルーター加工などを行う際には、操作工具3はチャック装置本体2から取り外しておく。
【0028】
また、チャック装置本体2から工具1を取り外す際には、前記と同様の操作によって操作工具3の先端に設けられている凸部11をスリーブ部6の係止部8に係止し、この操作工具3の嵌合縁12を工具挟持部5の支持部9に嵌合させ、この操作工具3を支持部9の前記チャック装置本体2の基部16側を支点としてチャック装置本体2の基端方向に擺動させて、スリーブ部6を前方向(工具挟持部5の先端側方向)に摺動させ、テーパー部7a・7bのテーパー作用によって該スリーブ部6の工具挟持部5への押圧を緩めて該工具挟持部5の開口部4を広げ、該開口部4から工具1を取り外す。従って、この操作も一方の手で工具1を持ち、もう一方の手で操作工具3を擺動操作することで行うことができる。
【0029】
本実施例は上述のように構成したから、操作工具3の擺動操作によりスリーブ部6を摺動させることによって、一人でも2本の手で素早く,簡単且つ確実に工具1を工具挟持部5に挟持固定することができる実用性,作業性に秀れたチャック装置となる。
【0030】
また、本実施例は、図示したルーター加工工具のように、チャック装置本体2の周囲に枠部14が設けられ該枠部14に穴部18が設けられているような加工工具においても、穴部18から操作工具3を挿入して係止部8に係止し、該操作工具3を枠部14に邪魔されずに擺動操作することができて工具1を工具挟持部5に挟持固定することができるが、従来例のようにスパナでスリーブを回動操作する方法ではスパナの回動操作を枠部14が阻害して工具挟持部5への工具1の固定が厄介となり、この点においても、操作工具3の擺動という方法を採用した本実施例は実用性,作業性に秀れたチャック装置となる。
【0031】
また、テーパー部7a・7bの傾斜方向はチャック装置本体2の前後方向で、ルーター加工時などのチャック装置本体2の回転方向と異なるからスリーブ部6が不意に摺動したりせず、工具挟持部5への工具1の挟持固定状態を確実に維持することができるより一層実用性に秀れたチャック装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例の説明側面断面図である。
【図2】 本実施例の説明正面側面図である。
【図3】 本実施例の作動状態を示す説明図である。
【図4】 本実施例の操作工具3の説明斜視図である。
【図5】 従来例の説明側面断面図である。
【符号の説明】
1 工具
2 チャック装置本体
3 操作工具
3a 握持部
3b 操作部
4 開口部
5 工具挟持部
6 スリーブ部
7・7a・7b テーパー部
8 係止部
9 支持部
11 凸部
12 嵌合縁
15 凹部
19 突出部
Claims (7)
- ドリルなどの工具を挟持するチャック装置本体と該チャック装置本体を操作する操作工具とから成るチャック装置であって、前記チャック装置本体は、前記工具を挟持する開口部を設けた工具挟持部と該開口部を広狭せしめるスリーブ部とを有し、前記工具挟持部の外周壁若しくは前記スリーブ部の内周壁にはテーパー部が設けられ、前記工具挟持部と前記スリーブ部とは前記テーパー部で当接するように構成され、前記スリーブ部には前記操作工具が係止する係止部が設けられ、前記チャック装置本体の前記工具挟持部には前記係止部に係止した前記操作工具を支持する支持部が設けられ、前記操作工具は前記スリーブ部を摺動せしめるものであり、前記支持部を支点として前記テーパー部のテーパー方向に前記操作工具を擺動操作させた際、この操作工具が係止している前記スリーブ部が前記工具挟持部に対して摺動せしめられ、このスリーブ部の摺動に伴う前記テーパー部のテーパー作用により前記工具挟持部の前記開口部は広狭せしめられるように構成され、この操作工具は前記チャック装置本体と別体にして該チャック装置本体に着脱自在に設けられていることを特徴とするチャック装置。
- 請求項1記載のチャック装置において、前記工具挟持部と前記スリーブ部との両方に前記テーパー部が設けられ、前記工具挟持部の外周壁のテーパー部は先端先細り形状のテーパー部に設定され且つ前記スリーブ部の内周壁のテーパー部は該工具挟持部のテーパー部とテーパー嵌合するテーパー部に設けられ、前記スリーブ部は前後方向に摺動可能に設定され、前記支持部を支点として前記スリーブ部の前後方向に前記操作工具を擺動操作させた際、この操作工具が係止している前記スリーブ部が前記工具挟持部に対して前後摺動せしめられ、このスリーブ部の摺動に伴う前記テーパー部のテーパー作用により前記工具挟持部の前記開口部が広狭せしめられるように構成されていることを特徴とするチャック装置。
- 請求項1,2いずれか1項に記載のチャック装置において、前記操作工具の先端には凸部が設けられ、前記スリーブ部の係止部は凹部に設定され、前記操作工具の前記凸部と前記スリーブ部の前記係止部とは凹凸嵌合により係止するように構成されていることを特徴とするチャック装置。
- 請求項1〜3いずれか1項に記載のチャック装置において、前記操作工具は握持部と操作部とが連設された構成で、この操作部の巾方向左右には突出部が設けられ、この突出部には内方に向けて凸部が突設され、この突出部内には前記支持部と嵌合する嵌合縁が設けられていることを特徴とするチャック装置。
- 請求項4記載のチャック装置において、前記嵌合縁の近傍にして前記握持部側には凹部が設けられていることを特徴とするチャック装置。
- 請求項4,5いずれか1項に記載のチャック装置において、前記操作工具は、前記嵌合縁の延長線上近傍位置において前記突出部が屈曲していることを特徴とするチャック装置。
- 請求項1〜6いずれか1項に記載のチャック装置において、前記テーパー部のテーパー角度が、前記工具挟持部の回転軸に対して1〜5°に設定されていることを特徴とするチャック装置。
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