JP4409596B2 - 電子機器の筐体 - Google Patents

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Description

本願発明は、模型R/C送信機、ラジオ受信機、ラジオ送信機、卓上電子計算機、パソコン、計測器等の電子機器の筐体に関し、特に第1ケース部と第2ケース部をケースロック装置によって一体的に組立て、分解が可能な電子機器の筐体に関する。
従来第1ケース部と第2ケース部を組合せて1個の筐体に組立てる電子機器の筐体が提案されている(特許文献1,2参照)。
例えば、図8は、ネジにより第1ケース部と第2ケース部を1個の筐体に組立てる例である。
図8(a)は、平面図、図8(b)は、図8(a)のX1部分の矢印方向の断面図、図8(c)は、図8(a)のX2部分の矢印方向の断面図である。
図8の筐体は、第1ケース部11と第2ケース部12の開口面を突き合わせ、工具でネジ131〜134を雌ネジ部121〜124(124は図示せず)にねじ込み両ケース部を固定して筐体に組立てる。
図9は、工具を用いないで組立てる筐体の例である。
図9(a)は、平面図、図9(b)は、図9(a)のX1部分の矢印方向の断面図、図9(c)は、図9(a)のX2部分の矢印方向の断面図、図9(d)は、係合部の拡大図である。
図9の筐体は、第2ケース部22の係合突起222a,222bを、第1ケース部21の凹部に挿入し、第1ケース部21の弾性のある係合ツメ211a,211bを第2ケース部22の係合溝部221a、221bに圧入して両ケース部を固定して筐体に組立てる。
特開平8−51375号公報 実公平7−44046号公報
図8の筐体は、第1ケース部と第2ケース部をネジによって固定するため、組立ての際工具が必要になり、ま
たネジを雌ネジ部にねじ込まなければならないから、組立て作業が面倒である。また修理等で筐体を分解した際ネジを紛失することがある。
一方図9の筐体は、工具を用いずに組立て、分解をすることができるが、係合ツメと係合溝部の係合強度が弱いため、手の平サイズの小型の筐体には採用できるが、大きな筐体には採用し難い。
本願発明は、図8、図9の筐体の前記問題点に鑑み、工具を用いずに組立て分解が可能で、かつ充分な強度が得られる構造のケースロック装置を備えた電子機器の筐体を提供することを目的とする。
本願発明は、その目的を達成するため、請求項1に記載の電子機器の筐体は、第1ケース部と第2ケース部をケースロック装置によって結合し1個の筐体に組立てる電子機器の筐体において、第1ケース部は、係合ツメを形成してあり、第2ケース部は、回転軸部を形成してあり、ケースロック装置は、駆動ツマミと2個のロックレバーからなり、駆動ツマミは、ボスを形成してあって、第2ケース部に摺動自在に取付けてあり、ロックレバーは、軸挿入穴、一方の端部にボス係合開口、他方の端部に係合ツメを形成してあって、軸挿入穴を第2ケース部の回転軸部に回動自在に取付けてあり、駆動ツマミのボスは、ロックレバーのボス係合開口に係合しており、ロックレバーの係合ツメは、第1ケース部と第2ケース部が結合したとき第1ケース部の係合ツメと係合することを特徴とする。
請求項2に記載の電子機器の筐体は、請求項1に記載の電子機器の筐体において、第2ケース部は傾斜面を有し、前記駆動ツマミはその傾斜面に取付けてあり、ロックレバーのボス係合開口を有する面は駆動ツマミの摺動面と平行であることを特徴とする。
請求項3に記載の電子機器の筐体は、求項1又は請求項2の電子機器の筐体において、第2ケース部は、浮き防止部を形成してあり、ロックレバーは、前記他方の端部に浮き防止ツメを形成してあって、ロックレバーの浮き防止ツメは、少なくとも第1ケース部の係合ツメとロックレバーの係合ツメが係合したとき第2ケース部の浮き防止部に係合するように摺動自在に係合していることを特徴とする。
請求項4に記載の電子機器の筐体は、請求項1、請求項2又は請求項3に記載の電子機器の筐体において、第1ケース部の係合ツメはロックレバーの回転軸と直交していることを特徴とする。
本願発明は、駆動ツマミを摺動するだけで第1ケース部と第2ケース部を結合して1個の筐体に組立てることができるから、筐体の組立て分解が容易になる。
本願発明は、1個の駆動ツマミによって2個のロックレバーを同時に駆動できるから、ロックレバーの駆動部品が少なくなり、かつ筐体の組立てが簡単になる。また第2ケース部に駆動ツマミとロックレバーを取付けてあり、駆動ツマミはロックレバーに係合しているから、筐体を分解したとき駆動ツマミが第2ケース部から脱落することがない。したがって筐体を分解したとき駆動ツマミを紛失することがない。
本願発明は、駆動ツマミを摺動したとき、ロックレバーの係合ツメと第1ケース部の係合ツメは、同じ面を回動するから、両係合ツメは面接触する。したがって、両係合ツメは、係合強度が大きくなり、第1ケース部と第2ケース部の結合強度が大きくなる。また第2ケース部にロックレバーの係合ツメの浮き防止部を形成してあるから、ロックレバーの係合ツメの浮き上がりを阻止することができ、ロックレバーの係合ツメと第1ケース部の係合ツメの係合の緩みを防止できる。
本願発明は、駆動ツマミを第2ケース部の傾斜面に取付けることもでき、その場合には、ロックレバーのボス係合開口を有する面を傾斜させることにより、ロックレバーの回転軸と第1ケース部の係合ツメを直交させることができる。したがってロックレバーのボス係合開口を有する面を傾斜させることにより、駆動ツマミの摺動面とロックレバーの回動面が平行でない場合にも、駆動ツマミを円滑に摺動でき、その摺動をロックレバーの回動に円滑に変換する。即ち駆動ツマミを第2ケース部の傾斜面に取付けてもロックレバーのボス係合開口を有する面を傾斜させることにより、ロックレバーは円滑に回動する。そしてロックレバーのボス係合開口を有する面を傾斜させても、ロックレバーの回転軸と第1ケース部の係合ツメの直交性は、維持できる。
本願発明の第1ケース部の係合ツメは、ロックレバーの回転軸と直交しており、かつロックレバーの係合ツメと面接触するから、両係合ツメの摩擦力が大きくなり係合強度が大きくなる。
図1〜図7により本願発明の実施例を説明する。なお各図に共通の部分は、同じ符号を使用している。
図1〜図3は、本願発明の実施例1に係る電子機器の筐体を示す。
まず図1について説明する。
図1(a)は、平面図(破線は内部部材の概要を示す)、図1(b)は、図1(a)のY1方向の側面図、図1(c)は、図1(a)のY2方向の側面図、図1(d)は、図1(a)のY3方向の側面図である。
筐体3は、第1ケース部31(例えば表ケース部)と第2ケース部(例えば裏ケース部)32からなり、第1ケース部31は天板(上面)が平らで箱状をし、第2ケース部32は底板(下板)が平らで箱状をしている。
第1ケース部31と第2ケース部32は、開口面を対向させた状態で第1ケース部31の係合突起312を第2ケース部32の開口(穴)322に挿入し、ケースロック装置(詳細は後述する)により結合して1個の筐体に組立てる。ケースロック装置は、一対のロックレバー4a,4bと両ロックレバーを駆動する駆動ツマミ(スライダ)33からなる。駆動ツマミ33は、第2ケース部32の底板のコ字状開口部(切欠き部)324に矢印Y4方向へ摺動自在に取付けてある。
図1(a)のロックレバー4a,4bの位置は、第1ケース部31と第2ケース部32を結合して筐体3を組立てた状態にあり、そのとき両ロックレバーの係合ツメ41は、第1ケース部31の係合ツメ311に係合している。即ち係合ツメ41と係合ツメ311が係合して第1ケース部31と第2ケース部32を結合する。
筐体3を分解するときは、駆動ツマミ33によってロックレバー4a,4bを駆動して、係合ツメ41と係合ツメ311の係合を解除する。
図2は、第1ケース部31、第2ケース部32の内部構成を示す。
図2(a)は、第2ケース部32の内側の平面図、図2(b)は、図2(a)のY5部分の矢印方向の断面図、図2(c)は、図2(a)の一部の平面図、図2(d)は、第1ケース部31の内側の平面図である。
まず図2(a),(b)(c)について説明する。
ケースロック装置は、ロックレバー4a,4bと駆動ツマミ(スライダ)33からなり、駆動ツマミ33は、第2ケース部32のコ字状開口部324のレール用凸状部326に沿って摺動する。ロックレバー4a,4bは、図2(a)において、夫々駆動ツマミ33の摺動方向(図2(a)のY41方向)の両側に配置し、夫々の回転軸部323は、第2ケース部32に形成してある。
そしてロックレバー4a,4bの回転軸部323は、駆動ツマミ33の摺動方向と直交する方向に配置し、ボス係合開口(穴)43及び係合ツメ41もその摺動方向と直交する方向に配置してある。またロックレバー4a,4bは、第2ケース部32に形成した回転軸部323の先端の軸(図示せず)にネジ44によって回動自在に取付けてあり、回転軸Za,Zbを中心に回動する。回転軸部323の先端の軸は、ロックレバー4a,4bの軸挿入穴45に挿入してある。駆動ツマミ33は、ロックレバー4a,4bのボス係合開口43内に突出するボス331を有し、駆動ツマミ33を摺動すると、ボス331は、ボス係合開口43の内面に接触してロックレバー4a,4bを回動する。ロックレバー4a,4bが回動して図2(a)の状態になると、両ロックレバーの係合ツメ41は、第1ケース部31の係合ツメ311に係合し、第1ケース部31と第2ケース部32は結合されて1個の筐体に組立てられる。
図2(a)のように係合ツメ41と係合ツメ311が係合したとき、ロックレバー4a,4bの浮き防止ツメ42は、図2(b)のように第2ケース部32の浮き防止部321のコ字状の凹部に係合して両ロックレバーの端部が上方(回転軸Za,Zb方向)へ浮き上がるのを防止する。その浮き上り防止により係合ツメ41と係合ツメ311の係合の緩みを防止することができる。なお浮き防止ツメ42は、係合ツメ41と係合ツメ311が係合したとき以外のときにも、浮き防止部321のコ字状の凹部内を自在に摺動するように(摺動自在に係合するように)構成してもよい。またロックレバー4a,4bの浮き防止ツメ42は、係合ツメ41よりも低い位置に配置して両ロックレバーが回動するとき、係合ツメ41が浮き防止部321に衝突しないように構成してある。
図2(a)の状態から駆動ツマミ33を矢印Y41方向へ摺動すると(引くと)、ツマミロック部332のロックは解除され、ロックレバー4aは反時計方向へ、ロックレバー4bは時計方向へ回動して、係合ツメ41は係合ツメ311から離れるから、第1ケース部31と第2ケース部32を個々に分解できる。また駆動ツマミ33を矢印Y41方向へ摺動するとき、ロックレバー4a,4bが必要以上に回動しないように回動制限突起325を第2ケース部32に形成してある。
駆動ツマミ33は、図2(a)の位置にあるとき、その位置から戻るのを阻止するため、ツマミロック部332を設けてある。なおツマミロック部332は弾性を有するから、ロック状態にあるとき、駆動ツマミ33を強く引き戻す(摺動)とロック状態を解除できる。
図2(a),(b)の2個のロックレバー4a,4bは、駆動ツマミ33の1回の操作で同時に回動するから、両ロックレバーの駆動部品の個数が少なくなり、かつ操作も簡単になる。また駆動ツマミ33は、ボス331と両ロックレバーを介して第2ケース部32に係合しているから、筐体3を第1ケース部31と第2ケース部32に分解したとき、第2ケース部32から脱落することがない。したがって筐体3を分解したとき駆動ツマミ33を紛失することがない。また第2ケース部32には、回動制限突起325を形成してあるから、駆動ツマミ33を必要以上に外側へ引き出すことがない。
次に図2(d)について説明する。
第1ケース部31の一方の端面には、内側へ突出する係合ツメ311を形成し、他方の端面には外側へ突出する係合突起312を形成してある。係合突起312は、第1ケース部31と第2ケース部32を結合するとき、第2ケース部32の開口322に挿入する。
図3は、図2の各部の詳細を示す。
図3(a1)は、ロックレバー4aの斜視図、図3(a2)は、駆動ツマミ33の摺動面とロックレバー4a,4bの回動面を説明する図、図3(a3)は、ロックレバー4a,4bの係合ツメ41と第1ケース部31の係合ツメ311の係合状態を示す図である。
第1ケース部31と第2ケース部32は、前述したようにロックレバー4a,4bの係合ツメ41と第1ケース部31の係合ツメ311の係合によって一体的に結合するが、係合ツメ311は、両ケース部の開閉方向(本実施例の場合回転軸Zaと平行な方向)と直交するように配置してあるから、両ケース部は強固に結合する。即ち係合ツメ311は、両ケース部の開閉方向と直交するように配置してあるから、両ケース部を開こうとする力が加わったとき、両係合ツメには、両係合ツメと直交する方向の力が加わるため両係合ツメの摩擦力は大きくなり、係合強度が大きくなる。仮に係合ツメ311が、図3(a2)において駆動ツマミ33側へ傾斜している場合には、係合ツメ311と係合ツメ41は、滑り易くなり摩擦力は小さくなる。
また第1ケース部31と第2ケース部32の結合強度を大きくするには、ロックレバー4a,4bの係合ツメ41の面(係合ツメ311に接触する面)と第1ケース部31の係合ツメ311の面(係合ツメ41と接触する面)は面接触させなければならないが、そのためには係合ツメ41の面と係合ツメ311の面は、同じ面を回動するように配置しなければならない。したがって第2ケース部32の回転軸部323は、回転軸Zaが係合ツメ311の面と直交し、係合ツメ41の面とも直交するように配置してある。またロックレバー4a,4bのボス係合開口43を有する面は、駆動ツマミ33が摺動する面と平行に配置しなければならない。図3(a2)の場合、駆動ツマミ33は、第2ケース部32の底面に沿って摺動するから、ロックレバー4a,4bのボス係合開口43を有する面は、第2ケース部32の底面と平行になる。したがって図3(a2)の場合、係合ツメ311の面、係合ツメ41の面及びボス係合開口43を有する面は、平行になり、夫々の面は、回転軸Zaと直交し、ボス係合開口43を有する面と係合ツメ41の面の回動面は、駆動ツマミ33の摺動面と平行になる。
以上の配置において、ボス331を有する駆動ツマミ33を、第2ケース部32の底面に沿って矢印Y4方向へ摺動すると、ロックレバー4a,4bは、ボス331によって回転軸Zaを中心に回動し、図2(a)の位置において係合ツメ41と係合ツメ311は、面接触する。そのとき、係合ツメ41は、図3(a3)のように係合ツメ311の上面(第2ケース部32と反対側の面)に面接触する。
図3(b1)は、駆動ツマミ33と第2ケース部32のコ字状開口部324の斜視図、図3(b2)は、駆動ツマミ33の摺動部の断面図、図3(b3)は、駆動ツマミ33のツマミロック部332と第2ケース部32のツマミロック用突起328の係合状態を示す断面図である。
駆動ツマミ33は、箱状体からなり、箱状体の開口端面にボス331を形成し、箱状体の底面に近い側面に摺動用凹状部333を形成し、底面の内面に鉤状のツマミロック部332を形成してある。第2ケース部32の底面の内面には、ツマミロック用突起328を形成し、駆動ツマミ33が摺動するコ字状開口部324には、摺動用凹状部333が係合するレール用凸状部326を形成してある。なお駆動ツマミ33は、箱状体に限らず板状体であってもよい。
駆動ツマミ33は、図2(a)の位置にあるとき、駆動ツマミ33のツマミロック部332は、図3(b3)のように第2ケース部32のツマミロック用突起328と係合して、駆動ツマミ33を図2(a)の位置にロックする。ツマミロック部332とツマミロック用突起328は、弾性を有するから、駆動ツマミ33に強い戻し力を加えると、両者は変形して図3(b3)のロックを解除する
図3(c)は、第1ケース部31の係合突起312を第2ケース部32の開口322に挿入した状態を示す。
図4〜図7は、本願発明の実施例2に係る模型用送信機の筐体を示す。
まず図4について説明する。
図4(a)は、平面図、図4(b)は、図4(a)のY6方向の側面図、図4(c)は、第2ケース部の内側の平面図である。
筐体5は、第1ケース部51と第2ケース部52からなり、両ケース部は、実施例1と同様のケースロック装置によって一体的に結合されている。筐体5は、実施例1の筐体3と形状が相違している。即ち筐体5は、図(b)のように逆へ字状に屈曲し、第1ケース部51は、傾斜面部5131と平面部5132を有し、第2ケース部52は、傾斜面部5271,5273と平面部5272を有している。第1ケース部51の傾斜面部5131、平面部5132には、スイッチの操作性を考慮して各種スイッチを振り分けて配置してある。また平面部5132には、スイッチの他表示部等を配置してある。そしてケースロック装置の駆動ツマミ53は、第2ケース部52の傾斜面部5271に取付けてある。
なお実施例1の係合突起312、開口322に相当する部分は、図示を省略してある。図5についても同様である。
次に図5により第2ケース部52と駆動ツマミ53について説明する。
図5(a)は、第2ケース部52の内側の平面図、図5(b)は、図5(a)のY8部分の矢印方向の断面図、図5(c)は、図5(a)のY9部分の矢印方向の断面図(浮き防止部521は省略してある)、図5(d)は、図5(a)のY10部分の矢印方向の断面図である。
図5の駆動ツマミ53は、実施例1の駆動ツマミ33と略同じであるが、摺動する面が傾斜している点が相違している。またロックレバー4a,4bは、実施例1と略同じであるが、ボス係合開口43を形成する傾斜46が、駆動ツマミ53の摺動面と平行するように傾斜している点が相違している。その他、511は第1ケース部51の係合ツメ、521は浮き防止部、523は回転軸部、524はコ字状開口部、525は回転制限突起、531はボス、532はツマミロック部である。
回転軸部523は、第2ケース部52の傾斜面部5271にその回転軸Za,Zbが第1ケース部51の係合ツメ511と直交するように配置してある。そしてロックレバー4a,4bは、駆動ツマミ53を矢印Y7方向へ摺動すると、回転軸Za,Zbを中心に回動するから、両ロックレバーの係合ツメ41は、係合ツメ511と同じ面を回動する。
次に図6により駆動ツマミ53の摺動とロックレバー4a,4bの回動について説明する。
図6(a)は、ロックレバー4aの斜視図、図6(b)は、図6(a)のY11方向の斜視図、図6(c)は、駆動ツマミ53の摺動面とロックレバー4a,4bの回動面を説明する図(拡大図)である。
ロックレバー4a,4bの係合ツメ41の面(係合ツメ511に接触する面)は、係合ツメ511の面(係合ツメ41に接触する面)に面接触しなければならないから、係合ツメ511の面と同じ面を回動するように配置しなければならない。そのため図6(c)のように、係合ツメ41の面は、回転軸Zaと直交するように配置し、係合ツメ511の面も回転軸Zaと直交するように配置してある。またロックレバー4a,4bの軸挿入45を有する47は、回転軸Zaと直交するように配置してある。したがって第2ケース部52の回転軸部523は、回転軸Zaが係合ツメ41の面及び係合ツメ511の面と直交する。
一方駆動ツマミ53は、第2ケース部52の傾斜面5271に沿って摺動するから、ロックレバー4a,4bのボス係合開口43を有する傾斜46は、駆動ツマミ53の摺動面と平行(傾斜面5271とも平行)するように配置してある。
図6(c)において、駆動ツマミ53を第2ケース部52の傾斜面5271に沿って摺動するとボス531も摺動し、そのボス531の摺動に伴ってロックレバー4a,4bのボス係合開口43を有する傾斜46は、駆動ツマミ53の摺動面と平行な面を回動する。ロックレバー4a,4bの傾斜46の回動に伴って、両ロックレバーの係合ツメ41は、回転軸Zaと直交する面を回動する。したがってロックレバー4a,4bが図5(a)の位置にあるとき、両ロックレバーの係合ツメ41と第1ケース部51の係合ツメ511は、面接触する。
本実施例の駆動ツマミ53は、第2ケース部52の傾斜面5271に沿って摺動するが、その際ロックレバー4a,4bの傾斜46を、駆動ツマミ53の摺動面と平行に傾斜させることにより、両ロックレバーの回転軸Za,Zbは、第1ケース部51の係合ツメ511の面と直交するように配置できる。その配置により係合ツメ511の面は、回転軸Za,Zbと直交し、かつ係合ツメ41の面もその回転軸と直交するから、係合ツメ41の面は、係合ツメ511の面と面接触する。したがって係合ツメ41と係合ツメ511の係合強度は大きくなり、第1ケース部51と第2ケース部52の結合強度が大きくなる。
また第1ケース51と第2ケース部52は、ロックレバー4a,4bの係合ツメ41と第1ケース部51の係合ツメ511によって結合するが、係合ツメ511は、両ケース部の開閉方向(回転軸Za,Zbと平行する方向)と直交するように配置し、係合ツメ41は、その係合ツメ511と同じ面を回動して面接触するように配置してあるから、両係合ツメの摩擦力が大きくなり結合強度が大きくなる。
またロックレバー4a,4bのボス係合開口43を有する傾斜46を傾斜させることにより、両ロックレバーは、駆動ツマミ53の摺動に追随して円滑に回動する。
次に図7により駆動ツマミ53とそのボスの形状等について説明する。
図7(a)は、駆動ツマミ53と第2ケース部52のコ字状開口部524の斜視図である。
駆動ツマミ53は、側面が三角形の箱状体からなり、箱状体の開口端面にボス531を形成し、箱状体の底面に近い側面に摺動用凹状部533を形成し、底面の内面に鉤状のツマミロック部532を形成してある。第2ケース部52の内面には、ツマミロック用突起528を形成し、駆動ツマミ53が摺動するコ字状開口部524には、摺動用凹状部533に係合するレール用凸状部526を形成してある。なお駆動ツマミ53は、箱状体に限らず板状体であってもよい。
駆動ツマミ53が図5(a)の位置にあるとき、ツマミロック部532は、第2ケース部32のツマミロック用突起528と係合して、駆動ツマミ53を図5(a)の位置にロックする。ツマミロック部532とツマミロック用突起528は、弾性を有するから、駆動ツマミ53に強い戻し力を加えるとロックを解除できる
図7(b1),(b2),(b3)は、駆動ツマミ53のボス531とロックレバー4a,4bのボス係合開口43の拡大図で、図7(b1)は、側面図、図7(b2)は、平面図、図7(b3)は、ボス531の角度を説明する図である。
まず図7(b1),(b2)について説明する。
ボス531の断面形状は、小判状で頭部は小さく、付け根に近いほど大きくなる。したがってロックレバー4a,4bのボス係合開口43は、長四辺形に形成してある。なおボス係合開口43は、長四辺形の開口内面の四隅をRに面取りして小判状に形成してもよい。
ロックレバー4a,4bのボス係合開口43は、駆動ツマミ53の直線方向の摺動に対して回転軸を中心に円弧の軌跡をたどるから、図7(b2)においてボス531が矢印方向へ摺動する場合、ボス531は、ボス係合開口43の内面前面部431に接触し、その接触点は、同図の上下方向へ移動する。その際ボス531は、断面が小判状であるから円滑に移動する。またボス531は、断面を小判状に形成し、付け根に近いほど断面を大きくしてあるから強度が大きくなる。
次に図7(b3)について説明する。
ボス531が矢印Y7方向へ摺動するとき、ボス531の前面部5311は、ボス係合開口43の内面前面部431と接触し、ボス531の後面部5312は、ボス係合開口43の内面後面部432と接触する。ボス531の前面部5311は、駆動ツマミ53に対する(駆動ツマミ53の摺動面に対する)角度θ1を90度より大きく設定し、後面部5312は、駆動ツマミ53に対する(駆動ツマミ53の摺動面に対する)角度θ2を90度に設定してある。またボス係合開口43の内面前面部431は、ボス531の前面部5311と平行になるように形成し、内面後面部432は、ボス531の後面部5312と平行になるように形成してある。
ボス531とボス係合開口43を上記のように設定することにより、駆動ツマミ53を円滑に容易に摺動することができ、かつボス531の摺動力をボス係合開口43へ円滑に効率よく伝えてロックレバー4a,4bを円滑に回動させることができる。またボス531は、角度θ1,θ2を上記のように設定することにより、駆動ツマミ53を成形する金型の製作が容易になる。
実施例2は、模型用送信機の筐体について説明したが、模型用送信機に限らず他の電子機器の筐体であってもよい。
本願発明の実施例1に係る電子機器の筐体の外観を示す。 図1の電子機器の筐体の内部の構成を示す。 図2の各部の詳細を示す。 本願発明の実施例2に係る模型用送信機の筐体の外観を示す。 図4の第2ケース部と駆動ツマミの構成を示す。 図5の駆動ツマミの摺動とロックレバーの回動を説明する図である。 図5の各部の詳細を示す。 従来の電子機器の筐体の構成を示す。 従来の他の電子機器の筐体の構成を示す。
31,51 第1ケース部
311,511 係合ツメ
312 係合突起
32,52 第2ケース部
321,521 浮き防止部
322 開口(穴)
323,523 回転軸部
324,524 コ字状開口部(切り欠き部)
325,525 回動制限突起
326,526 レール用凸状部
328,528 ツマミロック用突起
33,53 駆動ツマミ
331,531 ボス
332,532 ツマミロック部
333,533 摺動用凹状部
4a,4b ロックレバー
41 係合ツメ
42 浮き防止ツメ
43 ボス係合開口(穴)
431 内面前面部
432 内面後面部
44 ネジ
45 軸挿入穴
46 傾斜面部
47 平面部
5131 傾斜面部
5132 平面部
5271 傾斜面部
5272 平面部
5273 傾斜面部
528 ツマミロック用突起
5311 前面部
5312 後面部

Claims (4)

  1. 第1ケース部と第2ケース部をケースロック装置によって結合し1個の筐体に組立てる電子機器の筐体において、第1ケース部は、係合ツメを形成してあり、第2ケース部は、回転軸部を形成してあり、ケースロック装置は、駆動ツマミと2個のロックレバーからなり、駆動ツマミは、ボスを形成してあって、第2ケース部に摺動自在に取付けてあり、ロックレバーは、軸挿入穴、一方の端部にボス係合開口、他方の端部に係合ツメを形成してあって、軸挿入穴を第2ケース部の回転軸部に回動自在に取付けてあり、駆動ツマミのボスは、ロックレバーのボス係合開口に係合しており、ロックレバーの係合ツメは、第1ケース部と第2ケース部が結合したとき第1ケース部の係合ツメと係合することを特徴とする電子機器の筐体。
  2. 請求項1に記載の電子機器の筐体において、第2ケース部は傾斜面を有し、前記駆動ツマミはその傾斜面に取付けてあり、ロックレバーのボス係合開口を有する面は駆動ツマミの摺動面と平行であることを特徴とする電子機器の筐体。
  3. 請求項1又は請求項2の電子機器の筐体において、第2ケース部は、浮き防止部を形成してあり、ロックレバーは、前記他方の端部に浮き防止ツメを形成してあって、ロックレバーの浮き防止ツメは、少なくとも第1ケース部の係合ツメとロックレバーの係合ツメが係合したとき第2ケース部の浮き防止部に係合するように摺動自在に係合していることを特徴とする電子機器の筐体。
  4. 請求項1、請求項2又は請求項3に記載の電子機器の筐体において、第1ケース部の係合ツメはロックレバーの回転軸と直交していることを特徴とする電子機器の筐体。
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