JP3034637U - コンピュータハウジングを接合するための自己ロック二重移動式のロック装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータハウジングを互いに取り付けた
り取り外したりするためのロック装置を提供する。 【解決手段】 第１ハウジングと第２ハウジングとを容
易に接続するロック機構が提供される。このロック機構
は、第２ハウジングの取付領域に取り付けられ、そして
延びた位置まで上方に移動するよう取り付けられたプラ
ンジャーと、延びた位置に向かってプランジャーを押し
やるバイアス装置と、キャッチスプリングと、傾斜部を
有する解除ボタンとを備えている。この解除ボタンは、
これが前方に移動されたときに傾斜部をキャッチスプリ
ングに接触させる経路に沿ってプランジャーの方向に対
して横方向に前後に移動するように第２ハウジングに取
り付けられる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、ハウジング又は包囲体を取り付けそして取り外す分野に係り、より 詳細には、種々の包囲体がある機構を用いた取り付けを必要とするコンピュータ の分野に係る。

【０００２】

【従来の技術】

良く知られたように、コンピュータや周辺装置等の電子装置は、一般に、その 全体的なサイズが徐々に減少してきている。コンピュータ及びその関連周辺装置 のサイズの減少に伴い、構成に融通性があり且つ搬送が容易なパワフルな融通性 のあるコンピュータ装置がユーザに提供される。このようなコンピュータシステ ムは、例えば、一般に「ラップトップコンピュータ」又は「ノートブックコンピ ュータ」と称する。

【０００３】 又、良く知られているように、ノートブックコンピュータは、中央処理ユニッ ト（ＣＰＵ）と、キーボードと、液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）と、多数の外部接 続ポートと、ディスク記憶システムと、ＰＣＭＣＩＡカードポートとで構成され る。更に、ＣＤ−ＲＯＭ記憶システム及びオーディオスピーカのような周辺装置 が基本システムユニットに取り付けるように設計されている。このような追加に 伴い、基本システムの容量が拡張される。

【０００４】 又、容量の拡張については、マルチメディアオプションのような周辺装置及び ノートブックコンピュータを取り付けたり取り外したりする機構であって、２つ のユニットを互いにしっかりとロックする機構を設ける必要があることが知られ ている。更に、この取付機構は、ユニットを互いに容易にロックしそしてロック 解除することにより容易に接続及び切り離しできねばならない。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】 例えば、その１つの解決策は、２つのワイヤ型フープ固定具を使用し、これら をシステムユニットの交互の縁に取り付けそして周辺装置の対応する交互に縁に パチンと入れることである。このような構成は、湿式−乾式真空クリーナーに使 用されるワイヤ型フープ固定具に類似している。しかしながら、この解決策は、 システムユニットを周辺装置に接続したときに完成するシステムの全サイズを増 大する。

【０００６】 この問題に対する別の解決策は、フック型固定具を使用することである。フッ ク型固定具は、周辺装置に対して枢着回転してパチンと入るスクリュー／スプリ ング構成体によりシステムユニットの縁に取り付けられる。しかしながら、この 解決策も、システムユニットを周辺装置に接続したときに全システムサイズを増 大する。加えて、このような構成体は、使用中又は搬送中の動きによって妨げを 受け易く、従って、システムユニットから周辺装置が不所望にロック解除しそし て分離する結果となる。

【０００７】 更に別の解決策は、ねじ切りされたスクリュー型固定具を用いて周辺装置をシ ステムユニットに固定することである。しかしながら、この解決策にも制約があ り、使用者が周辺装置を素早く交換するのを妨げ、ひいては、システムユニット と多数の周辺装置を素早く交換できるというシステム全体の融通性を低減するこ とになる。

【０００８】

【課題を解決するための手段】

本考案は、その広い形態においては、請求項１に記載の組立体にある。

【０００９】 本考案によれば、取り付け及び取り外しのできる２つのハウジングは、一般的 に平らな外面及びこの外面に設けられたロック開口をもつ壁を有する第１ハウジ ングであって、上記ロック開口がその境界に係合ロック縁を画成するような第１ ハウジングと、一般的に平らな外面及びそれを貫通するプランジャー開口をもつ 壁を有する第２ハウジングとを備え、該第２ハウジングの壁は、更に、上記プラ ンジャー開口に関連した取付領域をその内面に有し、上記第１ハウジングのロッ ク開口及び第２ハウジングのプランジャー開口は、ハウジングの取付部において 整列され、そして上記第２ハウジングの取付領域にはロック機構が取り付けられ る。このロック機構は、延びた位置まで上方にそしてプランジャー開口における 引っ込んだ位置まで下方に移動するよう取り付けられたプランジャーであって、 上記延びた位置は非取付位置でありそして上記引っ込んだ位置は取付位置である ようなプランジャーと、このプランジャーを延びた位置に向けて押しやるバイア ス装置と、ロックキャッチ区分及びプランジャー解除及びホールドダウン区分を 含むキャッチスプリングとを備え、上記ロックキャッチ区分は、プランジャーの 上方及び下方移動の方向に延びるアームと、このアームの端領域にあってこのア ームの横方向に延びる係合リップとを有し、上記キャッチスプリングは、上記ア ームがプランジャー開口を通して延びて上記係合リップを第２ハウジングの外面 と離間関係に入れるように取り付けられ、上記プランジャーの解除及びホールド ダウン区分は、プランジャーの移動に対して横方向に延び、上記キャッチスプリ ングは、更に、上記係合リップをロック縁とインターロック係合状態に入れるよ うにアームを押しやるバイアス区分を含み、上記プランジャーは、更に、ホール ドダウン表面及びホールドオフ表面を呈する段状部材を含み、ホールドオフ表面 は、ホールドダウン表面に対して一般的に直角に延び、上記キャッチスプリング のプランジャー解除及びホールドダウン区分は、プランジャーがその引っ込んだ 位置へ移動されたときに、上記段状部材のホールドダウン表面に係合してプラン ジャーをその引っ込んだ位置に保持し、上記アームは、上記バイアス区分の作用 のもとで移動して、上記係合リップを第１ハウジングのロック開口のロック縁と のインターロック係合位置に入れると共に、プランジャーがその引っ込んだ位置 へと下方に移動されたときには上記ロックキャッチのプランジャー解除及びホー ルドダウン区分をプランジャーのホールドダウン表面と係合するように移動する ことができ、上記段状部材のホールドオフ表面は、係合リップが係合ロック縁と のインターロック関係から外れるようにアームを保持するよう配置され、更に、 傾斜部を有する解除ボタンが設けられており、この解除ボタンは、これが前方に 移動されたときに傾斜部をキャッチスプリングのバイアス区分と接触させる経路 に沿って上記プランジャーの上方及び下方の方向に対して横方向に前方及び後方 に移動するよう第２ハウジングに取り付けられ、解除ボタンの前方移動は、その 傾斜部によりキャッチスプリングを移動させて、係合リップを第１ハウジングの 係合ロック縁から解離すると共に、キャッチスプリングのプランジャー解除及び ホールドダウン区分をプランジャーのホールドダウン表面から解離させ、そして プランジャーは、バイアス装置の作用のもとでその延びた位置へと上方に移動で きる。

【００１０】 本考案による周辺装置は、接続されるシステムの全スペースを最大にすること ができると共に、周辺装置をシステムユニットに盲取り付けできるようにする。

【００１１】

【考案の実施の形態】

本考案の新規な特徴と考えられるものは、請求の範囲に規定する。しかしなが ら、本考案それ自体と、本考案の他の特徴及び効果は、添付図面を参照した特定 の実施形態の以下の詳細な説明から明らかとなろう。

【００１２】 図１を参照すれば、第１のコンピュータノートブックハウジング（即ち、上部 ハウジング）１０は、一般的に平らな外部底面１２と、ロック縁１５を画成する ようにそこに形成されたロック開口１４とを有するものとして破断図で示されて いる。ロック開口１４は、更に、上部ハウジング１０の一体的なカーブした内壁 として形成されたロック受入壁１６を含むように示されている。

【００１３】 又、図１には、第２のハウジング（即ち、マルチメディアオプションとして示 された下部ハウジング）１８が、一般的に平らな壁２０及びそこに形成されたプ ランジャー開口２２を含むものとして示されている。図１に示すように、プラン ジャー開口２２は、ロック開口１４と整列され、第１ハウジング１０を第２ハウ ジング１８に取り付けるための手段を形成する。又、第２ハウジング１８は、ロ ック機構２６が収容される取付領域２４を有するものとして示されている。ロッ ク機構２６は、傾斜部３０と、キャッチスプリング３２と、細長いプランジャー ３４とを有する解除ボタン２８を含むものとして示されている。

【００１４】 図１に示すように、上部ハウジング１０は、ロック機構２６を介して下部ハウ ジングユニット１８に取り付けられる。以下に詳細に述べるように、キャッチス プリング３２は、プランジャー開口２２を通してロック開口１４のロック縁１５ に係合され、２つのハウジングを取り付ける。従って、図１は、ロック機構２６ をその係合即ち取付位置で示している。上部ハウジング１０を下部ハウジング１ ８から解離するために、解除（即ちイジェクト）ボタン２８が押される。これに より、キャッチスプリング３２に抗して傾斜部３６と接触するとキャッチスプリ ング３２が解離する（以下に詳細に述べる）。

【００１５】 図２を参照すれば、解除ボタン２８は、該ボタンから延びてそのベースを形成 する一般的に平らなベース領域３８を含むように示されている。このベース３８ から垂直に上方に延びるのは、傾斜／バイアス支持壁４０である。この傾斜／バ イアス支持壁４０の後方には、スプリング４４のようなバイアス装置を受け入れ るためのシート４２が示されている。スプリング４４は、傾斜／バイアス支持壁 ４０を介して解除ボタン２８に力を及ぼし、解除ボタン２８をその開放位置即ち 休止位置へと押しやり、下部ハウジング１８の内側の外壁において取付領域２４ 内の内面に押しつける。

【００１６】 又、傾斜／バイアス支持壁４０は、その上縁に形成された傾斜部３６を有する ものとして示されている。傾斜部３６は、シート４２に向かってテーパ付けされ たくさび形状の構造体である。

【００１７】 ロック機構２６の解除ボタン２８の動作を充分に説明するために、キャッチス プリング３２（図１）が縦並びで示されている。解除ボタン２８を押すと、ベー ス領域３８と、傾斜部３６をもつ傾斜／バイアス支持壁４０は、一緒に水平方向 前方に移動して、スプリング４４を圧縮する。この前方移動により、傾斜部３６ がキャッチスプリング３２のバイアス区分６６と接触状態になり、従って、キャ ッチスプリング３２を強制的にバックオフし、即ち解除ボタン２８の移動に対し て垂直の運動で移動させる。以下に詳細に述べるように、キャッチスプリング２ ０がバックオフさせられると、ロック機構２６（図１）は、上部ハウジング１０ を下部ハウジング１８から解離する。

【００１８】 図３を参照すれば、ロック機構２６（図１）は、ロック本体４６によって取付 領域２４内に固定される。ロック本体４６は、２つの開口各々４８ａ及び４８ｂ を含むように示されており、これを通してスクリュー型の取付具等（図示せず） が配せられ、ロック機構の本体４６が下部ハウジング１８の外壁２０の内側に固 定される。ロック機構本体４６の上部は、更に、Ｕ字型開口５０を有するように 示されており、これを経てプランジャー３４（図１）が解除ボタン２８（図１） の移動に対して一般的に垂直の運動で移動される。

【００１９】 又、ロック本体４６は、スプリング５４のようなバイアス装置を受け入れるス トッパ５２も備えている。このストッパ５２と反対のスプリング５４の端は、プ ランジャー３４の底部と整列される（図５を参照して詳細に述べる）。このよう な構成では、スプリング５４は、プランジャー３４をプランジャー開口２２（図 １）におけるその延びた位置まで上方に押しやる一定の上方力をプランジャー３ ４に維持する。

【００２０】 図４を参照すれば、ロック機構本体４６の上面図は、Ｕ字型開口５０がプラン ジャー３４の形状にいかに適合するかを示している。

【００２１】 図５を参照すれば、ロック機構本体４６は、解除ボタン２８（図１）に一般的 に垂直な方向にプランジャー１８の移動を案内するためのシート及び分離を与え る。図示されたように、プランジャー１８は、細長いもので、横方向断面におい てＵ字型の構造を有し、そして２つのロケータチップ各々５６ａ及び５６ｂを有 している。これらロケータチップ５６ａ及び５６ｂは、プランジャー３４が完全 に上方に延ばされたときに、上部ハウジング１０のロック開口１４内にキャッチ スプリング３２を配置及び位置設定する助けをする。

【００２２】 プランジャー３４のＵ字形状は、上部ハウジング１０のロック開口１４に入る ことができないように設計される。むしろ、上部ハウジング１０が下部ハウジン グ１８に配置されたときに、上部ハウジング１０は、プランジャー３４をその引 っ込んだ位置へと下方に押しやり、従って、キャッチスプリング３２を露出させ ると共に、係合リップ７０とロック機構２６の係合縁１５とを相互係合させる。

【００２３】 図５において明らかなように、キャッチスプリング３２の一端は、プランジャ ー３４のＵ字形状の内側に適合する形状にされる。

【００２４】 プランジャーの内壁には、高い段即ちホールドダウン表面５７と、これに関連 したホールドオフ表面５９とを含む段状取付具即ち部材５８が示されている。キ ャッチスプリング３２の解除及びホールドダウン表面（図６を参照して詳細に述 べる）は、この段状取付具５８に接触するように設計される。プランジャー３４ がその上方に延びた位置にあるときには、キャッチスプリング３２の内面が段状 取付具５８の高い段の表面５９にあり、キャッチスプリング３２のアーム６８が ホールドオフ表面５９を押し、これにより、キャッチスプリング３２は、解離の ためのバックオフ位置に入る。上部ハウジング１０を下部ハウジング１８に押し つけることによりプランジャー３４が下方に押しやられると、キャッチスプリン グ３２は、段状取付具５８の下方の段へと移動し、これにより、キャッチスプリ ング３２のアーム６８は、係合のための前方位置へ移動される。従って、プラン ジャー３４が上方に延ばされると、キャッチスプリング３２は、プランジャー３ ４によって押し戻されて隠され、これは、解離位置となる。プランジャー３４が 下方に移動すると、キャッチスプリング３２は、前方に移動することが許され、 プランジャー３４の本体によってシールドされず、これは、係合位置となる。

【００２５】 段状取付具５８の下端即ち底端は、スプリング５４（図３）も受け入れる。ス プリング５４は、ロック機構本体４６（図３）のストッパ５２に安住される。

【００２６】 図６を参照すれば、キャッチスプリング３２は、ロックキャッチ区分６０、プ ランジャー解除及びホールドダウン区分６２、及びバイアス区分６４を含むよう に示されている。

【００２７】 ロックキャッチ区分６０は、更に、プランジャー３４（図３）の上方及び下方 移動の方向に延びるアーム６８と、該アーム６８の端部領域にある係合リップ７ ０とを含むように示されている。キャッチスプリング３２は、アーム６８がプラ ンジャー２２（図１）のＵ字型のくぼみにおいて上方に延びて、係合リップ７０ を下部ハウジング１８の外面と離間関係に入れるように取り付けられる。

【００２８】 キャッチスプリング３２のプランジャー解除及びホールドダウン区分６２は、 プランジャー３４の移動に対して横方向にそしてロックキャッチ区分６０に対し て横方向に延びるように示されている。プランジャー解除及びホールドダウン区 分６２は、段状取付具５８に係合するように設計される。

【００２９】 バイアス区分６６は、それ自身に折り曲げられたスプリング区分であり、プラ ンジャー２２がその引っ込んだ位置にあるときにロックキャッチ区分６０をプラ ンジャー２２の段状取付具５８に対して押しやる力を与える。又、バイアス区分 ６６は、解除ボタン２８の傾斜部３６が押しつけられたときにロックキャッチ区 分６０のリップ７０を上部ハウジングの係合ロック縁１５から引っ込めるための 手段を形成する。

【００３０】 図７は、ロック機構２６により下部ハウジング１８に係合された上部ハウジン グ１０の断面図である。図７において、係合リップ７０は、ロック開口１４に向 かって押しやられそしてその中に安住されて示されており、これは、上部ハウジ ング１０の外壁１２が下部ハウジング１８の外壁２０に配置されて押しつけられ たときにプランジャー３４が下方位置にあり且つキャッチスプリング３２のバイ アス区分６４により力が与えられることによるものである。従って、上部ハウジ ング１０を下部ハウジング１８に配置すると、プランジャー３４が下方に押しや られ、係合リップ７０が露出される。

【００３１】 図８は、ロック機構２６により下部ハウジング１８から解離された上部ハウジ ング１０の断面図である。キャッチスプリング３２のバイアス区分６４は、傾斜 部３６（図示せず）によりプランジャー３４から離されている。これは、プラン ジャー３４が上部ハウジング１０の外壁１２に向かって上方に移動できるように し、下部ハウジング１８を上部ハウジング１０から解除すると共に、キャッチス プリング３２の係合リップ６０をシールドする。

【００３２】 以上、本考案の好ましい実施形態を説明したが、当業者であれば、本考案の概 念を組み込んだ他の実施形態も容易に明らかであろう。それ故、この実施形態は 単に本考案を説明するためのものに過ぎず、本考案の精神及び範囲を何ら制限す るものではないことを理解されたい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の好ましい実施形態による解除ボタンロ
ック機構を示す図である。

【図２】図１の解除ボタンの分解図である。

【図３】図１の本体の分解図である。

【図４】図３の本体の上面図である。

【図５】図１のプランジャーの斜視図である。

【図６】図１のキャッチスプリングの詳細図である。

【図７】図１のロック機構を係合位置で示す断面図であ
る。

【図８】図１のロック機構を解離位置で示す断面図であ
る。

【符号の説明】

１０ 上部ハウジング １２ 底面 １４ ロック開口 １６ ロック受入壁 １８ 下部ハウジング ２０ 平らな壁 ２２ プランジャー開口 ２４ 取付領域 ２６ ロック機構 ２８ 解除ボタン ３０、３６ 傾斜部 ３２ キャッチスプリング ３４ プランジャー ３８ ベース ４０ 傾斜／バイアス支持壁 ４２ シート ４４ スプリング ４６ ロック本体 ５０ Ｕ字型開口 ５２ ストッパ ５４ スプリング ５７ ホールドダウン表面 ５８ 段状取付具 ５９ ホールドオフ表面 ６０ ロックキャッチ区分 ６２ ホールドダウン区分 ６４ バイアス区分 ６８ アーム

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【手続補正書】

【提出日】平成８年９月３日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 取り付け及び取り外しのできる２つのハ
   ウジングの組立体において、 一般的に平らな外面及びこの外面に設けられたロック開
   口をもつ壁を有する第１ハウジングであって、上記ロッ
   ク開口がその境界に係合ロック縁を画成するような第１
   ハウジングと、 一般的に平らな外面及びそれを貫通するプランジャー開
   口をもつ壁を有する第２ハウジングとを備え、該第２ハ
   ウジングの壁は、更に、上記プランジャー開口に関連し
   た取付領域をその内面に有し、上記第１ハウジングのロ
   ック開口及び第２ハウジングのプランジャー開口は、ハ
   ウジングの取付において整列され、 更に、上記第２ハウジングの取付領域に取り付けられた
   ロック機構を備え、該ロック機構は、 延びた位置まで上方にそしてプランジャー開口における
   引っ込んだ位置まで下方に移動するよう取り付けられた
   プランジャーであって、上記延びた位置は非取付位置で
   ありそして上記引っ込んだ位置は取付位置であるような
   プランジャーと、 上記プランジャーを延びた位置に向けて押しやるバイア
   ス装置と、 ロックキャッチ区分、及びプランジャー解除及びホール
   ドダウン区分を含むキャッチスプリングとを備え、上記
   ロックキャッチ区分は、上記プランジャーの上方及び下
   方移動の方向に延びるアームと、このアームの端領域に
   あってこのアームの横方向に延びる係合リップとを有
   し、上記キャッチスプリングは、上記アームがプランジ
   ャー開口を通して延びて上記係合リップを第２ハウジン
   グの外面と離間関係に入れるように取り付けられ、上記
   プランジャー解除及びホールドダウン区分は、プランジ
   ャーの移動に対して横方向に延び、上記キャッチスプリ
   ングは、更に、上記係合リップをロック縁とインターロ
   ック係合状態に入れるようにアームを押しやるバイアス
   区分を含み、上記プランジャーは、更に、ホールドダウ
   ン表面及びホールドオフ表面を呈する段状部材を含み、
   上記ホールドオフ表面は、ホールドダウン表面に対して
   一般的に直角に延び、上記キャッチスプリングのプラン
   ジャー解除及びホールドダウン区分は、プランジャーが
   その引っ込んだ位置にあるときに、上記プランジャーの
   段状部材のホールドダウン表面に係合し、上記アーム
   は、上記バイアス区分の作用のもとで移動して、上記係
   合リップを第１ハウジングのロック開口のロック縁との
   インターロック係合位置に入れると共に、プランジャー
   がその引っ込んだ位置へと下方に移動されたときには上
   記ロックキャッチのプランジャー解除及びホールドダウ
   ン区分をプランジャーのホールドダウン表面と係合する
   ように移動することができ、上記段状部材のホールドオ
   フ表面は、係合リップが係合ロック縁とのインターロッ
   ク関係から外れるようにアームを保持し、 更に、傾斜部を有する解除ボタンを備え、この解除ボタ
   ンは、これが前方に移動されたときに傾斜部をキャッチ
   スプリングのバイアス区分と接触させる経路に沿って上
   記プランジャーの上方及び下方の方向に対して横方向に
   前方及び後方に移動するよう第２ハウジングに取り付け
   られ、解除ボタンの前方移動は、その傾斜部によりキャ
   ッチスプリングを移動させて、係合リップを第１ハウジ
   ングの係合ロック縁から解離すると共に、キャッチスプ
   リングのプランジャー解除及びホールドダウン区分をプ
   ランジャーのホールドダウン表面から解離させ、そして
   プランジャーは、バイアス装置の作用のもとでその延び
   た位置へと移動できるこを特徴とする２つのハウジング
   の組立体。
2. 【請求項２】 上記プランジャーは細長いものであっ
   て、横方向断面がＵ字型である請求項１に記載の２つの
   ハウジング。
3. 【請求項３】 プランジャーをその延びた位置に向かっ
   て押しやるバイアス装置は、スプリングである請求項２
   に記載の２つのハウジング。
4. 【請求項４】 上記キャッチスプリングのバイアス区分
   は、それ自体に折り曲げられたスプリングの部分を含む
   請求項１に記載の２つのハウジング。