JP4408230B2 - 硬質積層皮膜および硬質積層皮膜の形成方法 - Google Patents
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層A は、式1:(Ti1-x-y Al x M y )(B a C b N1-a-b-c O c ) [但し、Tiを原子比で少なくとも0.05含有し、x 、y 、a 、b 、c は各々原子比を示し、 0.4≦x ≦0.8 、0 ≦y ≦0.6 、0 ≦a ≦0.15、0 ≦b ≦0.3 、0 ≦c ≦0.1 、M はCr、V 、Si、Zr、Nb、Taの1種以上より選ばれる金属元素] の組成からなり、
層B は、式2:B1-x-y C x N y[ 但し、x 、y は各々原子比を示し、0 ≦x ≦0.25、B/N ≦1.5]、
式3:Si1-x-y C x N y [ 但し、x 、y は各々原子比を示し、0 ≦x ≦0.25、0.5 ≦Si/N≦2.0]、
式4:C1-x N x [但し、x は原子比を示し、0 ≦x ≦0.6]、
式5:Cu1-y (C x N1-x ) y [ 但し、x 、y は各々原子比を示し、0 ≦x ≦0.1 、0 ≦y ≦0.5 ] 、のいずれかの組成から選択した組成からなり、
かつ、一層当たりの層A の厚みが一層当たりの層B の厚みの2 倍以上であって、一層当たりの層B の厚みが0.5nm 以上で、一層当たりの層A の厚みが200nm 以下であることとする。
本発明硬質積層皮膜の主相である層A の成分組成は、特に、切削工具などの摺動部分が高温になる用途に対して、高い酸化性を有することが必要である。また、層A には硬質皮膜に要求される高硬度、耐摩耗性などの基本特性を有することが必要である。
式1:(Ti1-x-y Al x M y )(B a C b N1-a-b-c O c ) [但し、Tiを原子比で少なくとも0.05含有し、x 、y 、a 、b 、c は各々原子比を示し、 0.4≦x ≦0.8 、0 ≦y ≦0.6 、0 ≦a ≦0.15、0 ≦b ≦0.3 、0 ≦c ≦0.1 、M はCr、V 、Si、Zr、Nb、Taの1種以上より選ばれる金属元素] の組成からなるものとする。
この層A の式1 で示す組成の中でも、特に、
(Ti1-x-yAl x M y )(B a C b N1-a-b-c O c )[但し、Tiを原子比で少なくとも0.05含有し、x 、y 、a 、b 、c は各々原子比を示し、0.5 ≦x ≦0.8 、0.05≦y ≦0.6 、0 ≦a ≦0.15、0 ≦b ≦0.3 、0 ≦c ≦0.1 、M はCr、V 、Siの1種以上より選ばれる金属元素] の組成からなることが好ましい。
なお、上記式1 において、(TiAlM) と(BCNO)との原子比、言い換えると、金属元素グループと非金属元素グループとの二つの括弧同士の原子比は、通常は1:1 であるが、必ずしも1:1 の場合のみに限定されない。下記のように例示する、実際に成膜されるTi系化合物では、成膜条件の違いなどにもより、(TiAlM) と(BCNO)との原子比は、当然、1:1 の場合のみには限らず、例えば、0.8 〜1.2:0.8 〜1.2 などの振れ幅を有している。したがって、上記式1 において、(TiAlM) と(BCNO)との原子比、金属元素グループと非金属元素グループとの原子比は、これらの実際に成膜されるTi系化合物の原子比の振れ幅を当然許容するものである。
この層A の成分組成の内、先ず、Tiの窒化物、炭窒化物、硼窒化物、炭硼窒化物は、TiAlN 、TiAlCrN 、TiAlVN、TiAlNbN 、TiAlBN、TiAlCrCN、などのTi系化合物に代表されるように、硬質皮膜として、高硬度、高耐摩耗性などの特性を有しており、本発明の層A 部分のベースとなる成分として最適である。
このTi系成分に対し、上記成分組成式の通り、Alを含むことによって、層A の硬度と耐酸化性とが向上する。この効果は、Alを原子比x で0.4〜0.8の範囲 (前記0.4 ≦x ≦0.8 の範囲) 、好ましくは0.5〜0.8の範囲(0.5≦x ≦0.8 の範囲) で含む時に特に大きく発揮される。一方、Alを含んでも、この成分範囲から外れる場合には、硬度と耐酸化性の向上効果が無いか小さく、Alを含む意味が無い。
上記成分組成式の通り、更に、Mで表される、Cr、V 、Si、Zr、Nb、Taのいずれか1種以上より選択される金属元素を選択的に含有する場合には、更に層A の硬度、耐酸化性が改善される。この効果は、金属元素Mを原子比y で0.6 以下 (前記0 ≦y ≦0.6 の範囲) で含む時に特に大きく発揮される。この理由は、Mを原子比で0.6を超えて含有する場合、ベースとなるTi、Alの合計含有量が原子比で0.4未満となり、層A の硬度、耐酸化性ともに、却って低下するからである。
上記層A の成分組成式のB、C 、N から選ばれる非金属元素の内、窒素 (N)は、窒化物、炭窒化物、硼窒化物、炭硼窒化物を形成するために必須である。この窒素の含有量は、他の選択的に含有されるB、C の含有量 (上記成分組成式中のa やb の値) や、あるいはOの含有量 (上記成分組成式中のc の値) によって、上記層A の成分組成式の通り、N1-a-b-cと規定される。
層B は、層A が有しない特性を付与する、あるいは層A の特性をより改善させる役割を基本的に有している。このため、本発明では、層A と交互に積層するに際して、下記式1 〜4 の4 つの組成式で表される各化合物の内から、各組成の各特性乃至目的別に選択する。
式2:B1-x-y C x N y [但し、x 、y は各々原子比を示し、0 ≦x ≦0.25、B/N ≦1.5]、
式3:Si1-x-y C x N y [但し、x 、y は各々原子比を示し、0 ≦x ≦0.25、0.5 ≦Si/N≦2.0]、
式4:C1-x N x [但し、x は原子比を示し、0 ≦x ≦0.6]、
式5:Cu1-y (C x N1-x ) y [ 但し、x 、y は各々原子比を示し、0 ≦x ≦0.1 、0 ≦y ≦0.5 ] 、
本発明硬質積層皮膜全体の膜厚は、切削工具、摺動部品などの用途によって、その必要性は異なる。切削工具の場合には概ね1〜5μm程度、摺動部材の場合には3〜50μm程度が目安である。したがって、これらの硬質積層皮膜の厚みになるように、以下に述べる基準で、層A 、Bの厚みを各々決定後、積層数を変化させることで、膜厚を制御すればよい。
本発明硬質積層皮膜において、一層当たりの層A の厚みは、一層当たりの層B の厚みの2 倍以上とする。本発明硬質積層皮膜の主相である層A は、本発明硬質積層皮膜に要求される、高硬度、耐摩耗性、高酸化性などの特性を主として規定する。層A が層B の厚みの2倍未満の薄い厚みとなった場合、層B の特性が硬質積層皮膜の特性において支配的になり、前記要求特性を満たさなくなる。このため、層A の厚みを層B の厚みの2倍以上とする。
一層当たりの層A の厚み (膜厚) は200nm 以下、好ましくは100nm 以下、より好ましくは50nm以下とする。一層当たりの層A の厚みが200nm 未満など、これら上限を超えて厚くなった場合、積層膜としての複合効果が無く、層B を設けないで層A のみを積層して成膜する場合と大差なくなる。この結果、層A 単独の性質が発現されるのみとなり、層A の特性を層B が補完することは出来ない。
一層当たりの層B の厚みは0.5nm 以上、好ましくは1nm 以上とする。層B の厚みは層A の厚みによっても変化するが、0.5nm 未満など、これらの下限未満の厚みの場合、層B を設けないで層A のみを積層して成膜する場合と大差なくなる。この結果、層A 単独の性質が発現されるのみとなり、層A の特性を層B が補完することは出来ない。
本発明硬質積層皮膜の層の構成としては、基本的には、層A と層B との組成を互いに異なるものとすれば、層A/層B/層A/層B なる、層A と層B との交互の積層(層A/層B )を一つの単位として、この単位を複数(多数)繰り返しての積層(多層化)が好ましい。ただ、層A/層A/層B/層B あるいは層A/層B/層B/層A 、層B/層B/層A/層A 、層B/層A/層A/層B 、などを一つの単位として、これらの単位を各々組み合わせて、交互に積層を行っても良い。なお、これら積層する層A 同士や層B 同士を、必ずしも同じ組成とする必要は無い。即ち、本発明範囲内で、目的に応じて、積層する層A 同士や層B 同士の組成を、例えば、層A1/ 層B1/ 層A2/ 層B2のように、互いに異ならせて良い。また、これら単位の積層数は、前記した目的とする硬質積層皮膜の厚みに合わせて、20〜1000など任意の積層数が選択できる。
次に、以上説明した本発明硬質積層皮膜の好ましい形成方法 (成膜方法) について、以下に説明する。
以上説明した本発明成膜方法において、前記アーク蒸発源とスパッタリング蒸発源とを同時に作動させて、窒素を含有する硬質皮膜を形成するに際しては、前記成膜雰囲気を、窒素、メタン、アセチレンなどの反応性ガス(反応ガス)と、A r (アルゴン)、N e(ネオン)、Xe(キセノン)などのスパッタ用不活性ガスとの混合ガスとする。
したがって、本発明における層A 、層B の厚みや、層A と層B との厚みの関係の規定、更には好ましい規定の意義が裏付けられる。
式2:B1-x-y C x N y [但し、x 、y は各々原子比を示し、0 ≦x ≦0.25、B/N ≦1.5]、
式3:Si1-x-y C x N y [但し、x 、y は各々原子比を示し、0 ≦x ≦0.25、0.5 ≦Si/N≦2.0]、
式4:C1-x N x[但し、x は原子比を示し、0 ≦x ≦0.6]、
式5:Cu1-y (C x N1-x ) y [但し、x 、y は各々原子比を示し、0 ≦x ≦0.1 、0 ≦y ≦0.5 ] 、のいずれかの組成から選択した組成からなり、
Claims (4)
- 特定組成からなる層A と層B とを、層A と層B との組成が互いに異なるように交互に積層した硬質積層皮膜であって、
層A は、式1:(Ti1-x-y Al x M y )(B a C b N1-a-b-c O c ) [但し、Tiを原子比で少なくとも0.05含有し、x 、y 、a 、b 、c は各々原子比を示し、 0.4≦x ≦0.8 、0 ≦y ≦0.6 、0 ≦a ≦0.15、0 ≦b ≦0.3 、0 ≦c ≦0.1 、M はCr、V 、Si、Zr、Nb、Taの1種以上より選ばれる金属元素] の組成からなり、
層B は、式2:B1-x-y C x N y[ 但し、x 、y は各々原子比を示し、0 ≦x ≦0.25、B/N ≦1.5]、
式3:Si1-x-y C x N y [ 但し、x 、y は各々原子比を示し、0 ≦x ≦0.25、0.5 ≦Si/N≦2.0]、
式4:C1-x N x [但し、x は原子比を示し、0 ≦x ≦0.6]、
式5:Cu1-y (C x N1-x ) y [ 但し、x 、y は各々原子比を示し、0 ≦x ≦0.1 、0 ≦y ≦0.5 ] 、のいずれかの組成から選択した組成からなり、
かつ、一層当たりの層A の厚みが一層当たりの層B の厚みの2 倍以上であって、一層当たりの層B の厚みが0.5nm 以上で、一層当たりの層A の厚みが200nm 以下であることを特徴とする硬質積層皮膜。 - 前記層A が、(Ti1-x-yAl x M y )(B a C b N1-a-b-c O c )[但し、Tiを原子比で少なくとも0.05含有し、x 、y 、a 、b 、c は各々原子比を示し、0.5 ≦x ≦0.8 、0.05≦y ≦0.6 、0 ≦a ≦0.15、0 ≦b ≦0.3 、0 ≦c ≦0.1 、M はCr、V 、Siの1種以上より選ばれる金属元素] で表される請求項1に記載の硬質積層皮膜。
- 請求項1または2に記載の硬質積層皮膜を形成する方法であって、アーク蒸発源とスパッタ蒸発源とを同一真空容器内に各々1台以上備えられた成膜装置を用い、反応ガスを含む成膜雰囲気中で、アーク蒸発源とスパッタ蒸発源とを同時に作動させることで、アーク蒸発源より層A の成分を、また、スパッタ蒸発源より層B の成分を各々蒸発させるとともに、基板を前記各蒸発源に対して相対的に移動させて、基板上に層A と層B とを交互に積層することを特徴とする硬質積層皮膜の形成方法。
- 前記成膜雰囲気を、前記反応ガスと、スパッタ用不活性ガスとの混合ガスとするとともに、この反応ガスの分圧を0.5Pa 以上とする請求項3に記載の硬質積層皮膜の形成方法。
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