JP4407819B2 - テストパターン編集装置、テストパターン編集プログラム及びテストパターン編集方法 - Google Patents

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Description

本発明は、LSIのファンクションテストに関し、特に、LSIのファンクションテストに用いるテストパターンのパターン数の削減及びクロックサイクルの高速化を実現するテストパターン編集装置、テストパターン編集プログラム及びテストパターン編集方法に関する。
従来のLSIのファンクションテストに用いるテストパターンについて、ファンクションテストを高速に行うためのテストパターン作成方法の一例が、特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載されている遅延故障テストパターン発生方法は、従来のLSIの高速テストパターン作成方法の一例であって、以下のような動作によって動作してテストパターンを編集し、パターン数を圧縮(=削減)する。
すなわち、この遅延故障テストパターン発生方法は、テストパターンについて、ファンクションテストに用いる1周期分のパターン数や入力データ及びクロック信号を読み込む。
次に、クロック信号と入力データとが同時に変化していなければパターンの圧縮ができると判断して、クロック信号の変化を「0」「1」「0」、もしくは「1」「0」「1」の3つのパターンで表現しているクロックパターンをまとめて1つの「P」、もしくは「N」のパルスパターンに編集する。
さらに、このパターンが高速に処理可能である旨を速度情報として設定してテストパターンを作成する。
そして、パターン数が削減された遅延故障テストパターンとして、このテストパターンからLSIテスタ用のテスタオブジェクトを生成する。
特開平8−36032号公報 (8頁、図1)
しかし、上述した従来技術は、以下に述べるような問題点があった。
第1の問題点は、クロック信号の両エッジで入力データが異なるテストパターンの場合は、パターン数を削減できないことである。その理由は以下による。
クロック信号と入力データとが同時に変化していないという条件を有する従来技術の下では、許容される1周期あたりの入力データの変化が1回という制限があるからである。
また、クロック信号の両エッジで入力データが異なるテストパターンの場合は、1周期あたりの入力データの変化が複数回あるので、上記制限のある従来技術では、クロック信号の変化について、3つのパターンで表現するクロックパターンをまとめて1つのパルスパターンに編集することができないからである。
第2の問題点は、上記第1の問題点によってパターン数を削減できないことから、クロックサイクルを高速化できないことである。
本発明の第1のテストパターン編集装置は、LSIのファンクションテストに用いるテストパターンを編集するテストパターン編集装置において、テストパターンに、所定の複数の単位パターンからなる規則パターンに基づいて、所定の冗長パターンを挿入することにより、規則パターンが繰り返される変形テストパターンを作成する手段と、変形テストパターンと、変形前のテストパターンとが同じ動作をするか否かを検証する検証手段と、検証手段によって、同じ動作をすると検証された場合に、変形テストパターンの複数の規則パターンをそれぞれ1つの単位パターンにまとめる手段とを含む。
そして、前記変形テストパターンの複数の前記規則パターンをそれぞれ1つの単位パターンにまとめることによって、前記テストパターンのパターン数が削減される。
また、ここで、前記テストパターンは、前記ファンクションテストについて、少なくとも入力するデータと、印加するクロック信号との情報を含み、前記所定の冗長パターンを挿入することにより、前記規則パターンを、同一種類の前記クロック信号あたりの1組のアップエッジとダウンエッジとで前記入力するデータが異なる前記クロック信号の前記1組のアップエッジとダウンエッジとを、それぞれ振り分けたパターンとすることを特徴とする。
従って、同一種類のクロック信号において、前記入力するデータが、規則パターンあたり1回しか変化しないことによって、前記規則パターンをそれぞれ1つの単位パターンにまとめることができる。
また、前記テストパターンは、前記ファンクションテストについて、さらに、入力データに対応して得られる期待値の情報を含み、前記所定の冗長パターンを挿入することにより、前記規則パターン毎に、前記入力するデータの変化の有無を解析するタイミングと、前記クロック信号の変化の有無を解析するタイミングと、前記期待値変化の有無を解析するタイミングとが少なくとも1回ずつ、かつ、同一種類の前記解析するタイミングが同じ周期で訪れることを特徴とする。
従って、各規則パターンが同じタイミングで構成されることによって、クロックサイクルの高速化が可能となる。
また、前記作成された変形テストパターンと、変更前のテストパターンとが同じ動作をする場合に、パターン数を削減することを特徴とするので、ファンクションテストの精度を維持できる。
以上のように、テストパターンに、所定の冗長パターンを挿入することにより、所定の複数の単位パターンからなる規則パターンが繰り返される変形テストパターンを作成し、この複数の規則パターンをそれぞれ1つの単位パターンにまとめることにより、クロック信号の両エッジで入力データが異なる場合であっても、パターン数の削減及びクロックサイクルの高速化が可能となる。
本発明のテストパターン編集装置、テストパターン編集プログラム及びテストパターン編集方法によれば、以下の効果が達成される。
本発明によれば、LSIのファンクションテストをするテストパターンについて、パターン数の削減が可能となる。
その理由は、テストパターンに、所定の冗長パターンを挿入することにより、所定の複数の単位パターンからなる規則パターンが繰り返される変形テストパターンを作成し、この複数の規則パターンをそれぞれ1つの単位パターンにまとめるからである。
また、本発明によれば、クロック信号の両エッジで入力データが異なるテストパターンであっても、パターン数の削減が可能となる。
その理由は、テストパターンは、ファンクションテストについて、少なくとも入力するデータと、印加するクロック信号との情報を含み、所定の冗長パターンを挿入することにより、規則パターンを、同一種類のクロック信号あたりの1組のアップエッジとダウンエッジとで入力するデータが異なるこのクロック信号の1組のアップエッジとダウンエッジとを、それぞれ振り分けたパターンとするからである。
さらに、本発明によれば、クロック信号の両エッジで入力データが異なるテストパターンであっても、クロックサイクルの高速化が可能となる。
その理由は、テストパターンは、ファンクションテストについて、さらに、期待値の情報を含み、所定の冗長パターンを挿入することにより、規則パターンを、入力するデータの変化の有無を解析するタイミングと、クロック信号の変化の有無を解析するタイミングと、期待値変化の有無を解析するタイミングとが少なくとも1回ずつ、かつ、同一種類の解析するタイミングが同じ周期で訪れるパターンとするからである。
さらにまた、本発明によれば、クロック信号の両エッジで入力データが異なるテストパターンであっても、パターン数を削減して行うファンクションテストの精度を維持できる。
その理由は、作成された変形テストパターンと、変更前のテストパターンとが同じ動作をする場合に、パターン数を削減するからである。
以下、本発明の好適な実施例について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1によるテストパターン編集装置100の構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、実施例1によるテストパターン編集システム100は、LSIのファンクションテストに用いる情報を有しているテストパターンを編集し、LSIに入力可能なテストパターンであるパターンオブジェクトを生成するテストパターン編集装置であって、外部と接続するインターフェイス部10と、テストパターン変形処理部20と、記憶部30と、変形テストパターン検証処理部40と、パターン数削減編集部50と、LSIテスタ用変換処理部60と、各部を制御する制御部70と、各部を連絡させるバス80とを備えている。
ここで、テストパターンとは、LSIの機能動作をテストするテストパターンであり、ファンクションテストパターンとも呼ばれているものである。
インターフェイス部10は、LSIのファンクションテストに用いる情報を有しているテストパターン11と、クロック信号ピン名(外部入力ピン名)と、1つのテストレートあたりのクロック信号ピン毎のデータを入力するタイミング、クロック信号印加のタイミング及び期待値比較のタイミング(タイミングパターンという。)などとを示すパラメータ12とを入力する。
このタイミングパターンは、各タイミングの周期を示すパターン数や、1つのテストレート中のデータの入力と、クロック信号の印加と、期待値比較との順番や、この順番が繰り返される全体のパターン数などを示す。
ここで、テストレートは、テストパターンの構成の基準となる1周期分のテストパターンのことである。
また、パラメータ12は、入力データの変化の有無を解析するタイミングと、クロック信号の変化の有無を解析するタイミングと、期待値の変化の有無を解析するタイミング(解析用タイミングパターン)とを指定する。
この解析用タイミングパターンは、各解析用タイミングの周期を示すパターン数や、テストレートあたりの入力データの変化の有無の解析と、クロック信号の変化の有無の解析と、期待値の変化の有無の解析との順番や、この順番が繰り返される全体のパターン数などを示す。
テストパターン変形処理部20は、インターフェイス部21を介してテストパターン11とパラメータ12とを入力し、パラメータ12が指定する解析用タイミングになるように、テストパターン11を変形する。
この変形は、テストパターン11に所定の冗長パターンを挿入することにより、所定の複数の単位パターン(所定の複数のシミュレーションの1パターン)からなる規則パターンが繰り返される変形テストパターンをテストパターン11から作成することによって行う。
記憶部30は、テストパターン編集プログラム200、変形前のテストパターンであるテストパターン11及びその動作を記憶している。
変形テストパターン検証処理部40は、テストパターン変形処理部20で変形されたテストパターンが、記憶部30で記憶されているテストパターン11と同じ動作をするかどうかを確認する。この確認は、シミュレーションによって行う。
パターン数削減編集部50は、テストパターン変形処理部20で変形され、変形テストパターン検証処理部40で同じ動作を確認された変形後テストパターンについて、パラメータ12が指定する解析用タイミングパターンに従って、変形テストパターンを構成する複数の規則パターンをそれぞれ1つの単位パターンにまとめることによりパターン数を削減する編集をする。
LSIテスタ用変換処理部60は、テストパターンについてLSIテスタ用の変換処理を行うものであり、パターン数削減編集部50で編集された編集後のテストパーンから、LSIに入力可能なテストパターンであるパターンオブジェクト61を生成し、LSI用テスタに出力する。
図2は、テストパターン変形処理部20の詳細な構成を示すブロック図である。
図2を参照すると、テストパターン変形処理部20は、入力情報抽出部21と、テストパターン解析部22と、パターン変形部23とを備えている。
入力情報抽出部21は、インターフェイス部10を介してテストパターン11とパラメータ12とを入力する。
そして、テストパターン11及びパラメータ12について、タイミングパターンと、クロック信号ピン名と、クロック信号ピンに対応し、1つのテストレートあたりの入力データの変化の有無を解析するタイミング、クロック信号の変化の有無を解析するタイミング、期待値の変化の有無を解析するタイミングの順番を示すパターンシーケンス11a,12aとを抽出する。
テストパターン解析部22は、入力情報抽出部21で抽出したパターンシーケンス11a,12aを解析し、両パターンシーケンスが一致するか否かの判定を行う。
両パターンシーケンスが一致していないと判定された場合、テストパターン11に、所定の冗長パターンを挿入することで、同一種類のクロック信号あたりの1組のアップエッジとダウンエッジとで入力するデータが異なるクロック信号の前記1組のアップエッジとダウンエッジとを、それぞれ振り分けたパターンとすることで規則パターンを作成することにより、両パターンシーケンスを一致させる。
もしくは、パラメータ12を変更して新たなパターンシーケンス12aを作成しすることによって、両パターンシーケンスを一致させてもよい。
パターン変形部23は、テストパターン解析部22で両パターンシーケンスが一致していると判定された場合、今度は、テストパターン11について、テストレート毎に、入力データの変化のタイミングと、クロック信号の印加のタイミングと、期待値比較のタイミングとを、パラメータ12が指定するパターン数によるタイミングに従うように変形する。
この変形は、所定の冗長パターンを挿入することにより、規則パターン毎に、入力するデータの変化の有無を解析するタイミングと、クロック信号の変化の有無を解析するタイミングと、期待値変化の有無を解析するタイミングとを少なくとも1回ずつ、かつ、同一種類の解析用タイミングを同じ周期で訪れさせることによって行う。
さらに、この規則パターンの構成のうち、テストパターンの先頭に位置する単位パターンから、入力するデータの変化の有無を解析するタイミングと、クロック信号の変化の有無を解析するタイミングと、期待値変化の有無を解析するタイミングとが出揃う単位パターンまでからなる複数の単位パターンを規則パターンとしてもよい。
また、規則パターン毎で入力するデータの変化の回数と、クロック信号の変化の回数と、期待値変化の回数とがそれぞれ一致していない場合は、全ての規則パターンのうち、変化の回数が最も多いそれぞれの回数を、変形テストパターン内で繰り返される規則パターンにおいて統一された各解析用タイミングの回数とする。
これらの変形によって、各規則パターンが同じ解析用タイミングで構成される。
パターン変形部23は、以上のように処理することによって、パラメータ12が指定する解析用タイミングに従って、テストパターン11を変形し、この変形した変形後テストパターンを、変形テストパターン検証処理部40に出力する。
次に、テストパターン編集装置100の動作を説明する。
図3は、実施例1によるテストパターン編集装置100の動作を説明するためのフローチャートである。
図1、図2、及び図3を参照すると、最初に、テストパターン変形処理部20の入力情報抽出部21が、インターフェイス部10を介して、テストパターン11及びパラメータ12を入力する(ステップ01、ステップ02:以下、ステップをSとする。)
次に、パターン抽出部21が、S01及びS02で入力されたテストパターン11及びパラメータ12から、タイミングパターンと、解析用タイミングパターンと、クロック信号ピン名と、パターンシーケンス11a,12aなどとを抽出する(S03)。
次に、テストパターン解析部22が、S03で抽出したパターンシーケンス11a,12aを解析(S04)し、両パターンシーケンスが一致するか否かの判定を行う(S05)。
305で一致していないと判定された場合、STARTに戻って、テストパターン11、もしくはパラメータ12の変更を行い、S301から繰り返し処理をする。
一方、S305で一致していると判定された場合、パターン変形部23で、所定の冗長パターンを挿入することなどにより、パターンシーケンス11aの各順番のタイミングについて、パラメータ12が指定するパターン数によるタイミングに従うように変更する(S306)。
以上の処理によって、テストパターン11は、自己の解析用タイミングパターンが、パラメータ12が指定する解析用タイミングパターンと一致するように変形されることとなる。
また、テストパターン11に所定の冗長パターンを挿入することにより、所定の複数の単位パターンからなる規則パターンが繰り返される変形テストパターンを作成しているので、変形テストパターンの複数の規則パターンをそれぞれ1つの単位パターンにまとめることが可能な状態となっている。
次に、変形テストパターン検証処理部40が、シミュレーションを行う(S307)。そして、上記S306で両解析用タイミングパターンが一致するように変形された変形後テストパターンが、変形前のテストパターン11と同じ動作をするか否かを判定する(S308)。
シミュレーションの結果エラーがある場合は、同じ動作をしないものと判定し、STARTに戻って、テストパターン11、もしくはパラメータ12の変更を行い、S301から繰り返し処理をする。
シミュレーションの結果エラーが無い場合は、同じ動作をするものと判定され、パターン数削減編集部60が、S306で生成された複数の単位パターンからなる規則パターンを1パターンにまとめ、テストパターン11のパターン数を削減する編集を行う(S309)。
LSIテスタ用変換処理部60は、S309で編集した編集後のテストパーンから、LSI用テスタに入力可能なテストパターンであるパターンオブジェクト61を生成する(S310)。
次に、実施例1について、具体例を用いて説明する。
は、LSIの一例を示す模式図である。
を参照すると、このLSIは、内部エリア(CORE)と、外部入力マクロ(IM)と、外部出力マクロ(OM)と、外部入力ピンと、外部出力ピンとを備えている。

また、図4は、内部エリアへ印加するクロック信号であるCLKAと、外部入力マクロ及び外部出力マクロへのそれぞれに印加するクロック信号であるCLKBと、外部入力ピンへの入力データであるDATAinと、外部出力ピンからの出力データであるDATAoutとを示している。
図5は、図4のLSIについての機能動作のテストであるファンクションテストに用いるテストパターン11を示す図である。
図5を参照すると、テストパターン11は、テストレートあたり8パターンからなる1つのクロックサイクルにおいて、DATAinで示される入力データがCLKBの両エッジで異なっている。
すなわち、同一種類のクロック信号CLKBあたりの1組のアップエッジとダウンエッジとで入力するデータが異なっている
一例として、6パターン目で「a」というデータが「b」というデータに変化しているので、CLKBの5パターン目の頭のエッジでは「a」というデータが入力されており、これと対になる7パターン目頭のエッジでは「b」というデータが入力されている。
図5を参照すると、最初に、外部入力ピンにDATAinとして、1パターン目で「a」というデータを与えられている場合は、5パターン目のCLKBのアップエッジにより、「a’」というデータが外部入力マクロ(IM)に入力される。
次に、外部入力マクロ(IM)に入力された「a’」というデータは、11パターン目のCLKAのアップエッジにより、「a’’」というデータとして内部エリア(CORE)に入力される。
次に、内部エリア(CORE)に入力された「a’’」というデータは、13パターン目のCLKBのアップエッジにより、「a’’’」というデータとして外部出力マクロ(OM)に取り込まれる。
最後に、外部出力マクロ(OM)に入力された「a’’’」というデータは、外部出力ピンからDATAoutとして「A」というデータで13パターン目から出力され、期待値比較をされる。
図6は、図5で示したテストパターン11に対応するパラメータ12を示す図である。
図6を参照すると、1,2行目に示されたCLKレコードによって、CLKA、CLKBのクロック信号ピン名(外部ピン名)の指定している。
また、3行目において、CLKAの変化の有無を示す「CLKA」の解析のタイミングと、CLKBの変化の有無を示す「CLKB」の解析のタイミングと、外部出力ピンの期待値の変化の有無を示す「OUT」の解析のタイミングと、外部入力ピンの入力データの変化の有無を示す「IN」の解析のタイミングとが、SEQレコードでCLKA、CLKB、OUT、INの順番であることを指定している。
図5で示したテストパターン11について、図7は、編集前のものを示す図であり、図8は、編集後のものを示す図である。
図7を参照し、パターンシーケンス11aについて、パラメータ12で指定するパターンシーケンス12a及びパターン数と一致する部分はそのままとする。
一方、パターンシーケンス12aと一致するが、パターン数と一致しない部分は、テストパターン11を変形してパターン数を一致させ、テストパターンの規則化を行う。
ここで、パターンシーケンス12aは、図6のパラメータ12で指定されるCLKレコード及びSEQレコードによって定まるものである。なお、説明簡便のため、CLKレコードについては、一致しているものとする。
また、ここで指定されるパターン数は、図7,図8から6パターンが認識されるので、パラメータ12は、CLKA、CLKB、OUT、INが、この順番で6パターン毎に繰り返されることを指定する(規則パターンのパターン数6)。
その理由は、SEQレコードの最後の「IN」が、テストパターン11の先頭から数えて6パターン目に訪れているからである。
テストパターン11のテストレートは8パターンからなるクロックサイクルであり、このうち、1〜6パターン目までは、パターンシーケンス12a及び指定されたパターン数と一致するのでそのままとする。
すなわち、テストパターン11とパラメータ12とで解析用タイミングパターンが一致するのでそのままとする。
その理由は、SEQレコードに従って、パターン数6で、CLKAの変化が2パターン目で解析され(変化有り)、CLKBの変化が4パターン目で解析され(変化有り)、外部出力ピンの期待値の変化が5パターン目で解析され(変化有り)、入力データの変化が6パターン目で解析されている(変化有り)からである(図7,図8(1))。
一方、7〜8パターン目までは、パターンシーケンス12aと一致するが、指定されたパターン数6と一致しないので、テストパターン11を変形し、テストパターンの規則化を行う。
この規則化は、テストレート毎に所定の冗長パターンを挿入することにより、指定されたパターン数に一致させることで行う。
7〜8パターン目については、最初にCLKAの変化がなく、すぐに7パターン目でCLKBの変化がある。従って、SEQレコード及び前述の1〜6パターン目までの解析用タイミングパターンにならい、CLKBの変化が新たな規則パターンの4パターン目になるように、7パターン目の頭に冗長パターンとして4パターン分挿入して、指定されたパターン数6の新たな規則パターン(図8のパターンシーケンス)を作成する。
これによって、図8(1)と同様に、CLKAの変化の有無を解析する(変化無し)タイミングが新たなパターンシーケンスの2パターン目になり、CLKBの変化の有無を解析する(変化有り)タイミングが同4パターン目になり、外部出力ピンの期待値の変化の有無を解析する(変化無し)タイミングが同5パターン目になり、入力データの変化の有無を解析する(変化有り)タイミングが同6パターン目になる(図8(2))。
パターンシーケンス12a及び指定されたパターン数と一致するか否かの判断をテストパターン11の全ての部分について行うと、1〜6パターン目、9〜14パターン目、17〜22パターン目ついては、パターンシーケンス12a及びパターン数と一致すると判断してそのままとする(図8(1),(3),(5))。
すなわち、図8(3),(5)については、図8(1)と同様に、SEQレコードに従って、パターン数6毎に、パラメータ12で指定した解析用タイミングパターンと一致することとなる。
図8(7)については、CLKAが変化しているものの、CLKBの変化、外部出力ピンの期待値の変化及び入力ピンの変化がないので、パターン数6に規則化されている。その結果、新たなパターンシーケンスの2パターン目にCLKAが変化し、他の条件もパラメータ12で指定した解析用タイミングパターンと一致することとなる。
一方、7〜8パターン目、15〜16パターン目、23〜24パターン目については、パターンシーケンス12aと一致するが、パターン数と一致しないと判断する。
そこで、前述のように、6パターン目と7パターン目との間、14パターン目と15パターン目との間、22パターン目と23パターン目との間にそれぞれ冗長パターン(図8の規則化のためのパターン)として4パターン分挿入して、指定されたパターン数と一致させている(図8(2),(4),(6))。
すなわち、図8(4),(6)については、図8(2)と同様に、SEQレコードに従って、パターン数6毎に、パラメータ12で指定した解析用タイミングパターンと一致することとなる。
実施例1は、次に、変形後テストパターンについて、変形テストパターン検証処理部40でシミュレーションを行う。その結果、変形後テストパターンがテストパターン11と同じ動作をした場合、規則化されたパターン数6毎に1セットとして、パターン数削減編集部50で1パターンにまとめられる(図8(1)〜(7))。
最後に、LSIテスタ用変換処理部60によって、パターンオブジェクト61をLSI用テスタに出力する。
このようにすることで、テストレート毎に、繰り返しの基準パターン(規則パターン)となる6パターンを1パターンにまとめることができたので、LSI用テスタに入力するテストパターンのパターン数を削減できた(図8(1)〜(7))。
さらに、パターン数の削減により、編集前にテストレートあたり8パターンであったクロックサイクルが、2パターンに編集されたので、クロックサイクルを高速化することができた。
以上述べたように、実施例1によるテストパターン編集装置100は、クロック信号の両エッジで入力データが異なる場合であっても、テストパターン11を編集することによって、パターン数を減少させたテストパターンの作成を可能とした。
すなわち、テストパターン11を編集することによって、パターン数がパターン数8からパターン数2に減少した。
その理由は、所定の冗長パターン(パターン数4)を挿入することにより、テストパターン11の各種情報の変化の有無を解析するタイミングである解析用タイミングパターンをパラメータ12に従い一定のものに規則化することで、複数の単位パターンからなる規則パターン(パターン数6)を作成するので、テストパターンを構成している各規則パターンをそれぞれ1パターンにまとめるからである。
さらにまた、LSIのファンクションテストをするテストパターンにおいて、クロック信号の両エッジで入力データが異なる場合であっても、クロックサイクルの高速化を可能とした。
すなわち、テストパターン11を編集することによって、クロックサイクルが、クロックサイクル数8からクロックサイクル数2に減少した。
その理由は、以下の通りである。
テストパターンに所定の冗長パターンを挿入することにより、規則パターン毎に、入力するデータの変化の有無を解析するタイミングと、クロック信号の変化の有無を解析するタイミングと、期待値変化の有無を解析するタイミングとが少なくとも1回ずつ、かつ、同一種類の解析するタイミングが同じ周期で訪れるので、各規則パターンが同じタイミングで構成されることになったからである。
すなわち、複数の単位パターンからなる各規則パターンをそれぞれ同じ規則の下で新たな単位パターンにまとめることができたからである。
また、入力するデータの変化と、クロック信号の変化と、期待値変化とが複雑なタイミングで訪れるテストパターンであっても、パターン数の削減及びクロックサイクルの高速化を可能とした。
その理由は、テストパターンの先頭に位置する前記単位パターンから、入力するデータの変化の有無を解析するタイミングと、クロック信号の変化の有無を解析するタイミングと、期待値変化の有無を解析するタイミングとが出揃う単位パターンまでとすることで、規則パターンを、最小限の単位の1組の解析用タイミングから構成させることにより、複雑なタイミングで訪れるテストパターンを規則的により細分化できるからである。
また、クロック信号の両エッジで入力データが異なるテストパターンであっても、精度を維持して、パターン数を削減して行うファンクションテストを可能とした。
その理由は、作成された変形テストパターンと、変更前のテストパターンとが同じ動作をする場合に、パターン数を削減するからである。
図9〜図11は、本発明の実施例2を示す図である。
実施例2は、実施例1と同様に、同一種類のクロック信号CLKAあたりの1組のアップエッジとダウンエッジとで入力するデータが異なっている。すなわち、7パターン目の頭と8パターン目の頭とにあるクロック信号のアップエッジとダウンエッジとで入力データが異なっている。
図9は、実施例2によるテストパターンに対応するパラメータを示す図である。
実施例1と異なる点は、CLKレコードが1種類である点、SEQレコードがIN,CLK,IN,OUTである点及び後述する図10から判断し、指定されるパターン数がパターン数4である点である。すなわち、規則パターンのパターン数が4である。
図10は、実施例2による編集前のテストパターンの1テストレートを示す図である。
実施例1と異なる点は、クロック信号が1種類である点及びクロックサイクルがパターン数9である点などである。
図11は、実施例2による編集後のテストパターンを示す図である。
実施例1と異なる点は、2パターン目と3パターン目との間、5パターン目と6パターン目との間、8パターン目と9パターン目との間にそれぞれ1パターン分の冗長パターン(図11の規則化のためのパターン)を挿入することで、規則パターン(図11のパターンシーケンス)がパターン数2で構成されている点である。
実施例2によれば、テストレートあたり、編集前にパターン数9であったものが、編集後はパターン数6に削減されている。
実施例2によれば、印加されるクロック信号が1種類で、そのクロック信号の両エッジで入力データが異なる場合であっても、実施例1と同様にテストパターンを編集し、パターン数を減少させたテストパターンの作成を可能とした。
本発明のテストパターン編集装置100は、その動作をハードウェア的に実現することは勿論として、上記した各手段を実行するテストパターン編集プログラム200をコンピュータ処理装置の制御部70で実行することにより、ソフトウェア的に実現することができる。このテストパターン編集プログラム200は、磁気ディスク、半導体メモリその他の記録媒体が挙げられる記憶部30に格納され、その記憶部30から制御部70にロードされ、その動作を制御することにより、上述した各機能を実現する。
以上好ましい複数の実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも、上記実施例に限定されるものでなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
本発明の実施例1によるテストパターン編集装置100の構成を示すブロック図である。 テストパターン編集装置100のテストパターン変形処理部20の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1によるテストパターン編集装置100の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例1によるLSIの一例を示す模式図である。 本発明の実施例1によるテストパターン11を示す図である。 テストパターン11に対応するパラメータ12を示す図である。 本発明の実施例1によるテストパターン11について、編集前のテストパターンを示す図である。 本発明の実施例1によるテストパターン11について、編集後のテストパターンを示す図である。 本発明の実施例2によるテストパターンに対応するパラメータを示す図である。 本発明の実施例2による編集前のテストパターンを示す図である。 本発明の実施例2による編集後のテストパターンを示す図である。
符号の説明
10:インターフェイス部
20:テストパターン変形処理部
21:入力情報抽出部
22:テストパターン解析部
23:パターン変形部
30:記憶部
40:変形テストパターン検証処理部
50:パターン数削減編集部
60:LSIテスタ用変換処理部
70:制御部
80:バス
100:テストパターン編集装置
200:テストパターン編集プログラム

Claims (21)

  1. LSIのファンクションテストに用いるテストパターンを編集するテストパターン編集装置において、
    前記テストパターンに、所定の複数の単位パターンからなる規則パターンに基づいて、所定の冗長パターンを挿入することにより、前記規則パターンが繰り返される変形テストパターンを作成する手段と、
    前記変形テストパターンと、変形前の前記テストパターンとが同じ動作をするか否かを検証する検証手段と、
    前記検証手段によって、前記変形テストパターンと、変形前の前記テストパターンとが同じ動作をすると検証された場合に、前記変形テストパターンの複数の前記規則パターンをそれぞれ1つの単位パターンにまとめる手段とを含むことを特徴とするテストパターン編集装置。
  2. 前記テストパターンは、前記ファンクションテストについて、少なくとも入力するデータと、印加するクロック信号との情報を含み、
    前記規則パターンを、
    前記テストパターンに前記所定の冗長パターンを挿入することで、同一種類の前記クロック信号あたりの1組のアップエッジとダウンエッジとで前記入力するデータが異なる前記クロック信号の前記1組のアップエッジとダウンエッジとが、それぞれ振り分けられることによって作成されたパターンとすることを特徴とする請求項1に記載のテストパターン編集装置。
  3. 前記テストパターンは、前記ファンクションテストについて、さらに、入力データに対応して得られる期待値の情報を含み、
    前記規則パターンを、前記所定の冗長パターンを挿入することにより、前記入力するデータの変化の有無を解析するタイミングと、前記クロック信号の変化の有無を解析するタイミングと、前記期待値変化の有無を解析するタイミングとが少なくとも1回ずつ、かつ、同一種類の前記解析するタイミングが同じ周期で訪れるパターンとすることを特徴とする請求項2に記載のテストパターン編集装置。
  4. 前記規則パターンを、前記テストパターンの先頭に位置する前記単位パターンから、前記入力するデータの変化の有無を解析するタイミングと、前記クロック信号の変化の有無を解析するタイミングと、前記期待値変化の有無を解析するタイミングとが出揃う前記単位パターンまでとすることを特徴とする請求項3に記載のテストパターン編集装置。
  5. 前記規則パターンあたりの前記入力するデータの変化の回数と、前記クロック信号の変化の回数と、前記期待値変化の回数とで、全ての前記規則パターンのうち前記変化の回数が最も多いそれぞれの回数を、前記変形テストパターン内で繰り返す前記規則パターンの各タイミングの回数とすることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のテストパターン編集装置。
  6. 前記テストパターンを、前記規則パターンと比較して解析することによって、前記各タイミングを算出する解析手段を有することを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか1つに記載のテストパターン編集装置。
  7. 前記規則パターンを、入力するデータの変化の有無を解析するタイミングと、クロック信号の印加の有無を解析するタイミングと、期待値の変化の有無を解析するタイミングとを示すパラメータによって示される各タイミングと一致するタイミングからなるパターンとすることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1つに記載のテストパターン編集装置。
  8. コンピュータ処理装置上で実行され、LSIのファンクションテストに用いるテストパターンを編集するテストパターン編集プログラムにおいて、
    前記コンピュータ処理装置に、
    前記テストパターンに、所定の複数の単位パターンからなる規則パターンに基づいて、所定の冗長パターンを挿入することにより、前記規則パターンが繰り返される変形テストパターンを作成する機能と、
    前記変形テストパターンと、変形前の前記テストパターンとが同じ動作をするか否かを検証する検証機能と、
    前記検証機能によって、前記変形テストパターンと、変形前の前記テストパターンとが同じ動作をすると検証した場合に、前記変形テストパターンの複数の前記規則パターンをそれぞれ1つの単位パターンにまとめる機能とを持たせることを特徴とするテストパターンプログラム。
  9. 前記テストパターンは、前記ファンクションテストについて、少なくとも入力するデータと、印加するクロック信号との情報を含み、
    前記コンピュータ処理装置に、
    前記規則パターンを、
    前記テストパターンに前記所定の冗長パターンを挿入することで、同一種類の前記クロック信号あたりの1組のアップエッジとダウンエッジとで前記入力するデータが異なる前記クロック信号の前記1組のアップエッジとダウンエッジとを、それぞれ振り分けることによって作成するパターンとする機能を持たせることを特徴とする請求項8に記載のテストパターン編集プログラム。
  10. 前記テストパターンは、前記ファンクションテストについて、さらに、入力データに対応して得られる期待値の情報を含み、
    前記コンピュータ処理装置に、
    前記規則パターンを、前記所定の冗長パターンを挿入することにより、前記入力するデータの変化の有無を解析するタイミングと、前記クロック信号の変化の有無を解析するタイミングと、前記期待値変化の有無を解析するタイミングとを少なくとも1回ずつ、かつ、同一種類の前記解析するタイミングを同じ周期で訪れるパターンとする機能を持たせることを特徴とする請求項9に記載のテストパターン編集プログラム。
  11. 前記コンピュータ処理装置に、
    前記規則パターンを、前記テストパターンの先頭に位置する前記単位パターンから、前記入力するデータの変化の有無を解析するタイミングと、前記クロック信号の変化の有無を解析するタイミングと、前記期待値変化の有無を解析するタイミングとが出揃う前記単位パターンまでとする機能を持たせることを特徴とする請求項10に記載のテストパターン編集プログラム。
  12. 前記コンピュータ処理装置に、
    前記規則パターンあたりの前記入力するデータの変化の回数と、前記クロック信号の変化の回数と、前記期待値変化の回数とで、全ての前記規則パターンのうち前記変化の回数が最も多いそれぞれの回数を、前記変形テストパターン内で繰り返す前記規則パターンの各タイミングの回数とする機能を持たせることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載のテストパターン編集プログラム。
  13. 前記コンピュータ処理装置に、
    前記テストパターンを、前記規則パターンと比較して解析することによって、前記各タイミングを算出する解析機能を持たせることを特徴とする請求項9から請求項12のいずれか1つに記載のテストパターン編集プログラム。
  14. 前記コンピュータ処理装置に、
    前記規則パターンを、入力するデータの変化の有無を解析するタイミングと、クロック信号の印加の有無を解析するタイミングと、期待値の変化の有無を解析するタイミングとを示すパラメータによって示される各タイミングと一致するタイミングからなるものとする機能を持たせることを特徴とする請求項8から請求項13のいずれか1つに記載のテストパターン編集プログラム。
  15. LSIのファンクションテストに用いるテストパターンを編集するテストパターン編集方法において、
    前記テストパターンに、所定の複数の単位パターンからなる規則パターンに基づいて、所定の冗長パターンを挿入することにより、前記規則パターンが繰り返される変形テストパターンを作成するステップと、
    前記変形テストパターンと、変形前の前記テストパターンとが同じ動作をするか否かを検証する検証ステップと、
    前記検証ステップによって、前記変形テストパターンと、変形前の前記テストパターンとが同じ動作をすると検証した場合に、前記変形テストパターンの複数の前記規則パターンをそれぞれ1つの単位パターンにまとめるステップとを有することを特徴とするテストパターン編集方法。
  16. 前記テストパターンは、前記ファンクションテストについて、少なくとも入力するデータと、印加するクロック信号との情報を含み、
    前記規則パターンを、
    前記テストパターンに前記所定の冗長パターンを挿入することで、同一種類の前記クロック信号あたりの1組のアップエッジとダウンエッジとで前記入力するデータが異なる前記クロック信号の前記1組のアップエッジとダウンエッジとを、それぞれ振り分けることによって作成するパターンとするステップを有することを特徴とする請求項15に記載のテストパターン編集方法。
  17. 前記テストパターンは、前記ファンクションテストについて、さらに、入力データに対応して得られる期待値の情報を含み、
    前記規則パターンを、前記所定の冗長パターンを挿入することにより、前記入力するデータの変化の有無を解析するタイミングと、前記クロック信号の変化の有無を解析するタイミングと、前記期待値変化の有無を解析するタイミングとを少なくとも1回ずつ、かつ、同一種類の前記解析するタイミングを同じ周期で訪れるパターンとするステップを有することを特徴とする請求項16に記載のテストパターン編集方法。
  18. 前記規則パターンを、前記テストパターンの先頭に位置する前記単位パターンから、前記入力するデータの変化の有無を解析するタイミングと、前記クロック信号の変化の有無を解析するタイミングと、前記期待値変化の有無を解析するタイミングとが出揃う前記単位パターンまでとするステップを有することを特徴とする請求項17に記載のテストパターン編集方法。
  19. 前記規則パターンあたりの前記入力するデータの変化の回数と、前記クロック信号の変化の回数と、前記期待値変化の回数とで、全ての前記規則パターンのうち前記変化の回数が最も多いそれぞれの回数を、前記変形テストパターン内で繰り返す前記規則パターンの各タイミングの回数とするステップを有することを特徴とする請求項17又は請求項18に記載のテストパターン編集方法。
  20. 前記テストパターンを、前記規則パターンと比較して解析することによって、前記各タイミングを算出する解析ステップを有することを特徴とする請求項17から請求項19のいずれか1つに記載のテストパターン編集方法。
  21. 前記規則パターンを、入力するデータの変化の有無を解析するタイミングと、クロック信号の印加の有無を解析するタイミングと、期待値の変化の有無を解析するタイミングとを示すパラメータによって示される各タイミングと一致するタイミングからなるものとするステップを有することを特徴とする請求項15から請求項20のいずれか1つに記載のテストパターン編集方法。
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