JP4404956B1 - 棺桶の生花支持装置 - Google Patents

棺桶の生花支持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4404956B1
JP4404956B1 JP2009113932A JP2009113932A JP4404956B1 JP 4404956 B1 JP4404956 B1 JP 4404956B1 JP 2009113932 A JP2009113932 A JP 2009113932A JP 2009113932 A JP2009113932 A JP 2009113932A JP 4404956 B1 JP4404956 B1 JP 4404956B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
small
lid
housing
flower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009113932A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010017533A (ja
Inventor
進 長谷川
Original Assignee
有限会社匠コーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社匠コーポレーション filed Critical 有限会社匠コーポレーション
Priority to JP2009113932A priority Critical patent/JP4404956B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4404956B1 publication Critical patent/JP4404956B1/ja
Publication of JP2010017533A publication Critical patent/JP2010017533A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Abstract

【課題】蓋体に生花を安定した状態で装着することができ水漏れも無く、生花の鮮度を長い間維持することができ、且つ構造を極めて簡単にする棺桶の生花支持装置を提供する。
【解決手段】棺桶Bの蓋体6と、頂面部2に生花8が差し込まれる挿し孔21が形成された筐体Aと、該筐体A内部に備えられたゲル剤とからなる。前記蓋体6には、窪み状の筐体受部64が形成される。前記筐体Aは、前記蓋体6の筐体受部64に略埋め込み状態で装着されてなる。
【選択図】図1

Description

この発明は、蓋体に生花を安定した状態で装着することができると共に水漏れも無く、生花の鮮度を長い間維持することができ、且つ構造を極めて簡単にすることができる棺桶の生花支持装置に関する。
従来から一般に用いられている棺桶は、通夜、告別式において、棺桶に生花が添えられることが多い。その多くの場合は、従来では、単に棺桶の蓋に生花が載せられて置いてあるだけである。このように生花が供えられることが、葬祭に慣習的に行われている。しかし、このように生花を棺桶の蓋体に載せておくだけでは、棺桶の蓋を外して葬儀の参列者が遺体と対面するときに、蓋体に載せた生花が落ちてしまったり、或いは生花を蓋から一旦、取り除いて、蓋を開けることになる。このように、蓋を開けるたびに生花を蓋からいちいち外すことは、極めて面倒なことである。
特開2003−79681
前記棺桶の上部に、生花を供える手段とした発明が、特許文献1に開示されている。この特許文献1によれば、棺桶の蓋に枠が備えられ、この枠に、略扁平直方体状の花差しが装着されているものである。この特許文献1によれば、蓋と共に、別の部材からなる枠体が必要であり、その枠体は、蓋と同等面積に形成されたもので、極めて大掛かりな装置となっている。したがって、棺桶の蓋を開けるときには、枠体を一旦、蓋から取り外さなくてはならず、かなり面倒なことになる。本発明の目的(技術的課題)は、棺桶の蓋体に花を極めて安定した状態で供えると共に、その構造を極めて簡単にすることにある。
そこで、発明者は、上記課題を解決すべく、鋭意、研究を重ねた結果、請求項1の発明を、挿入用開口部を有する窪み形状の筐体受部が複数形成された棺桶の蓋体と、紙材から略正方形状に形成され、且つその略中心箇所に挿し孔が形成された頂面部を有する小形筐体と、該小形筐体内部に備えられたゲル剤と、前記筐体の適宜の一側面に沿って貼着され且つ紙材から略方形状に形成された板状片とからなり、前記挿入用開口部は、前記小形筐体の底面が挿入される大きさとし、前記小形筐体は、前記蓋体の筐体受部に略埋め込み状態で装着され、且つ前記蓋体が立て掛けられた状態で、該蓋体の筐体受部に装着された小形筐体の下方側に位置する側面に沿って前記板状片が装着され、該板状片の一部は前記小形筐体の頂面部より上方に突出してなる棺桶の生花支持装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項2の発明を、請求項1において、前記板状片は3枚が具備され、該板状片は前記小形筐体の隣接する3側面に沿って貼着されると共に、前記板状片の一部は前記小形筐体の頂面部より上方に突出してなる棺桶の生花支持装置としたことにより、上記課題を解決した。請求項3の発明を、挿入用開口部を有する窪み形状の筐体受部が複数形成された棺桶の蓋体と、紙材から略正方形状に形成され、且つその略中心箇所に挿し孔が形成された頂面部を有する小形筐体と、該小形筐体内部に備えられたゲル剤と、帯状とした紙材がリング状に巻かれて略扁平円筒形状に形成された円筒部材とからなり、前記挿入用開口部は、前記小形筐体の底面が挿入される大きさとし、前記小形筐体は、前記蓋体の筐体受部に略埋め込み状態で装着され、前記円筒部材は前記挿し孔が形成された箇所を略中心として、該挿し孔を囲むようにして、前記頂面部に固着されてなる棺桶の生花支持装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項4の発明を、請求項1,2又は3のいずれか1項の記載において、前記小形筐体の頂面部には、生花の葉又は細い茎を有する生花を挿入する小挿し孔が前記挿し孔の周囲に形成されてなる棺桶の生花支持装置としたことにより、上記課題を解決した。請求項5の発明を、請求項1,2,3又は4のいずれか1項の記載において、前記小形筐体の下面側には、粘着テープが装着されてなる棺桶の生花支持装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項6の発明を、請求項1,2,3,4又は5のいずれか1項の記載において、前記小形筐体は展開された紙材から適宜折り曲げ加工により形成されてなる棺桶の生花支持装置としたことにより、上記課題を解決した。請求項7の発明を、請求項1,2,3,4,5又は6のいずれか1項の記載において、前記小形筐体の内部には、生花支持部材が具備され、該生花支持部材に前記ゲル剤が固定されてなる棺桶の生花支持装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項1の発明では、小形筐体は、棺桶の蓋体に装着自在としたことによって、生花を即座に棺桶の蓋体の上面に安定した状態で装着することができる。そして、生花は、予めゲル剤を内部に含んだ前記小形筐体に飾り付けていることにより、水が漏れたりして棺桶を汚すことがなく、しかもゲル剤によって生花を葬祭が行われている期間は、鮮度を維持してゆくことができるものである。また蓋体に装着された小形筐体は、必要に応じて取り外すことができ、別の種類の生花との交換を極めて容易にできるものである。
さらに、頂面部に一輪の生花が差し込まれる挿し孔が形成された小形筐体の内部にゲル剤(高分子吸収剤)が備えられており、また棺桶の蓋体には、窪み状の小形筐体受部が形成されている。そして、前記小形筐体は前記蓋体の筐体受部に略埋め込み状態で装着されることができる構造としたものである。したがって、小形筐体の頂面部に形成された挿し孔に一輪の生花の茎を差し込み、その小形筐体を棺桶の蓋体に形成された窪み状の筐体受部に埋め込み状態で装着されることによって、小形筐体と共に生花は、棺桶の蓋体に極めて安定した状態で設置される。さらに、生花は、小形筐体内部のゲル剤によって、小形筐体に固定されるものであり、且つ小形筐体は、前記蓋体に埋め込み状態で固定された状態となるので、棺桶の蓋体を立てかけておいても、生花が崩れ落ちにくい構造にすることができるものである。
そして、遺体との対面時において、棺桶から蓋体を取り外すときにも、いちいち生花を蓋体から取り外すこともなく、蓋体を取り外すことができるものである。さらに、一輪の生花の茎が前記小形筐体の頂面部の挿し孔に挿入されることで、その茎の端部は、小形筐体内部に設けられたゲル剤に漬けられることになり、ゲル剤が生花に水分等の栄養素を十分に補給することができ、葬祭(通夜,告別式)の期間に亘って、十分に鮮度を維持することができる。
さらに、前記小形筐体は、略立方体状に形成され、前記頂面部には挿し孔が一つのみ形成された一輪挿のみのものとし、前記蓋体に形成される筐体受部は前記小形筐体が挿入される大きさの開口を有してなる棺桶の生花支持装置としたものであり、前記小形筐体を一輪挿しの生花専用としている。さらに、蓋体には、小形筐体のみが挿入できる筐体受部が設けられている。この一輪挿しの生花のみを支持する筐体としていることで、仮に鮮度の劣る生花が発生しても、その小形筐体の部分だけを鮮度の良好な生花を植え付けた小形筐体を簡易且つ迅速に交換することができるものであり、特に葬祭における極めて忙しい期間においては好適である。
さらに、請求項1の発明では、板状片が前記小形筐体の適宜の一側面に沿って貼着され、前記板状片の一部は前記本体部の頂面部より上方に突出する構成としたことにより、棺桶の蓋体が外されて壁や祭壇に立て掛けられた状態としたときに、生花を供え付けた小形筐体は前記蓋体と共に直立状態に近い傾斜状態となることになり、生花の花びらの自重による垂れ下がりを防止し、生花を整然とした美しい状態で飾ることができる。請求項2の発明では、前記板状片を前記小形筐体の隣接する3側面に沿って貼着したことにより、生花の花びらの自重による垂れ下がりをより一層強固に支持することができる。請求項3の発明では、略扁平円筒形状の円筒部材が具備され、該円筒部材が前記頂面部に固着されることで、生花の花びらの自重による垂れ下がりを防止する補強部材として比較的小型にすることができ、且つ小形筐体の外部に目立たないようにすることができる。
請求項4の発明では、前記小形筐体の頂面部には、生花の葉又は細い茎を有する生花を挿入する小挿し孔が形成されたことにより、小形筐体上面の挿し孔には主となる一輪の生花を飾り、その生花の周囲には、小挿し孔によって、さらに葉の部分や、細い茎の生花すなわち、小形の生花を差し込むことができ、主となる生花の周囲を葉や小形生花で飾ることができるものである。請求項5の発明では、前記小形筐体の下面側には、粘着テープが装着されたことにより、蓋体の筐体受部に小形筐体を極めて強固に装着することができ、より一層、蓋体から生花が脱落しにくい構成にすることができる。
請求項6の発明では、前記小形筐体は展開された紙材から適宜折り曲げ加工により形成されることにより、小形筐体の組み立てが簡単にできるものであり、且つ大量に生産することに好適である。請求項7の発明では、前記小形筐体の頂面部には別材からなる生花支持部材が具備され、該生花支持部材に前記花挿し孔が形成され、且つ該花挿し孔の周囲には空気流通孔が形成されたことにより、小形筐体内部への空気の流通を良好なものとし、生花の鮮度をより一層長く維持することができる。さらに、前記生花支持部材の下部にはゲル支持部材が具備されたことにより、ゲル剤を小形筐体内部にて安定させると共に、生花に水分及び栄養分等を良好に供給することができるものである。
なお、筐体は略扁平直方体状とし、頂面部には挿し孔が複数形成された大形筐体とし、前記蓋体に形成される筐体受部は前記大形筐体が挿入される大きさの開口を有してなる棺桶の生花支持装置とすれば、大形筐体には複数の挿し孔が形成されており、大形筐体には、複数本の生花を植え付けることができる。これによって、生花店又は生花工場等で予め大形筐体に、複数の生花を植え付けておくことにより、葬祭場等で棺桶の蓋体に形成された筐体受部に大形筐体を備え付けることで、棺桶に即座にたくさんの生花を飾ることができるものであり、葬祭の準備の作業効率を向上させることができる。
(A)は本発明の第1実施形態における斜視図、(B)は(A)の要部拡大斜視図である。 (A)は本発明の第1実施形態において生花を供えた筐体が筐体受部に装着された状態の棺桶蓋体の要部拡大断面図、(B)は生花と葉を飾り付けた筐体の拡大縦断側面図、(C)は生花と細い茎の生花を飾り付けた筐体の拡大縦断側面である。 (A)は本体部と頂面部とが分離したタイプの筐体の分解斜視図、(B)及び(C)は本体部の組立て途中の斜視図、(D)は本体部を構成する紙材の展開図である。 (A)は本体部の別のタイプの斜視図、(B)は(A)の本体部の組立て途中の斜視図である。 (A)は本体部と面部とが一体化されたタイプの筐体の斜視図、(B)は本体部の縦断側面図、(C)は本体部の組立て途中の斜視図及び生花支持部材の斜視図である。 (A)は挿し孔の拡大平面図、(B)は挿し孔の縦断側面図である。 (A)は本発明の第1実施形態における棺桶の蓋体の平面図、(B)はXa−Xa矢視拡大断面図、(C)は(B)の(ア)部拡大図である。 (A)は本発明の第2実施形態における斜視図、(B)は大形筐体の拡大斜視図である。 (A)は本発明の第2実施形態における蓋体の平面図、(B)は生花を供えた大形筐体及び(A)のXb−Xb矢視拡大断面図である。 (A)は第2実施形態における筐体の分離状態の斜視図、(B)は筐体の紙材の展開状態図である。 (A)は生花支持部材の縦断正面図、(B)は生花支持部材の平面図である。 (A)は蜂の巣状支持体を装着した筐体の斜視図、(B)は蜂の巣状支持体の平面図である。 大形筐体に対応する蜂の巣状支持体の一部省略した斜視図である。 (A)は小形筐体を蓋体の上面に直接装着した縦断正面図、(B)は大形筐体を蓋体の上面に直接装着した縦断正面図である。 (A)は、筐体受部の配列を放射状且つ円周状とした実施形態の蓋体を示す平面図、(B)は(A)の配列状態とした筐体受部に生花を飾り付けた状態の要部斜視図、(C)は筐体受部の配列を略楕円又は略長円形状とした実施形態の蓋体を示す平面図である。 (A)は蓋体を立て掛けた状態の斜視図、(B)は(A)の要部拡大断面図である。 (A)は第1実施形態の筐体の第1変形例の分解斜視図、(B)は(A)の組立状態斜視図、(C)は(B)の拡大縦断側面図、(D)は生花を供えた筐体を立て掛け状態の蓋体に装着した要部拡大断面図である。 (A)は第1筐体の第2変形例の斜視図、(B)は第2変形例の別の斜視図である。 (A)は筐体の第2変形例の板状片を外側に貼着する構成の一部分離した状態の斜視図、(B)は(A)の筐体の縦断側面図である。 (A)は第1実施形態の筐体の第3変形例の分解斜視図、(B)は(A)の組立状態の斜視図、(C)は生花を供えた筐体を立て掛け状態の蓋体に装着した要部拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本発明には、複数の実施形態が存在する。まず第1実施形態を図1乃至図7に基づいて説明する。第1実施形態の主要なる構成は、筐体A、ゲル剤3及び棺桶の蓋体6である。第1実施形態における筐体Aは、図1,図2に示すように、一輪の生花8のみを飾る役目をなすものであり、その一輪の生花8及びその葉82を固定支持し、棺桶の蓋体6に形成される筐体受部64に埋め込み状態で装着する。
筐体Aの構成は、図2(B),図3乃至図5に示すように、主に本体部1,頂面部2とから構成される。前記筐体Aは、前記頂面部2には、挿し孔21が一つのみ形成され、一輪挿しのみの生花8及び葉82を飾ることができるものである。この第1実施形態における筐体Aは、小形筐体Aaと称する。該小形筐体Aaの具体的なサイズは、本体部1が平面の縦横が略3cmであり、高さが略2.5cmである。しかし、第1実施形態は、このサイ
ズに限定されるものではなく、種々の大きさにしてもよい。前記本体部1は、立方体の容器状として形成されたものであり、その材質は紙である。また紙材mは、防水性を有するものが使用されることもあり、紙材mの表面に樹脂層が設けられた防水性又は耐水性としたものである。頂面部2は、本体部1の上面側を構成する部材であって、本体部1とは一体又は別材として形成されており、前記本体部1と同様に紙材mから形成されている。
まず、本体部1と頂面部2とがそれぞれ別材として、別の紙材mから組み立てられる構成とした場合では、図3(A),図4(A)に示すように、本体部1は、上面が開口し、その周囲を4個の側面11,11,…及び底面12とから構成される。図3(D)は、本体部1を構成する紙材mを展開した図である。この展開された紙材mには、折曲線Lが2点鎖線によって記載されている。折曲線Lは、実物の紙材mには記載される必要はない。該紙材mの中央箇所には、正方形の底面12が位置しており、該底面12の4辺に側面11,11,…が位置している。
さらに紙材mにおいて、隣接する側面11,11の間には、略「L」字形状の重り代13が位置している。対向する2つの側面11,11の外側に面する1辺には、固定面14,14が形成されており、該固定面14,14の先端寄りの適宜の位置には、線形状の切欠き部14aが前記固定面14の幅方向において左右対称に形成されている〔図3(B)乃至(D)参照〕。この紙材mの底面12の周囲の側面11,11,…が折り曲げて、底面12に対して略垂直状とし、隣接する側面11,11の間の重り代13が折曲線Lを介して折り曲げられ、対向する二つの側面11,11に沿って前記重り代13を接触させる〔図3(B)参照〕。
この二つの対向する側面11,11は前記固定面14,14が連続形成された部分である。該固定面14を前記側面11の外方側に折り返し且つ、前記切欠き部14aを前記重り代13の裏面側に向かって差し込み立方体を構成する〔図3(A),(C)参照〕。この小形筐体Aaの本体部1は、接着剤を使用しないで、組み立てることができるものである。
小形筐体Aaの頂面部2は、略正方形状に形成された主面2aの四辺からそれぞれ差込み片2b,2b,…が形成され、該差込み片2b,2b,…が本体部1内に挿入される〔図2(B),(C)及び図3(A)参照〕。該差込み片2b,2b,…の下端が本体部1の底面12に当接して、前記頂面部2の主面2aが本体部1の開口面と略同一面となるように設定される。
前記頂面部2には、略正方形状に形成されており、その略中心箇所に挿し孔21が形成されている〔図3(A),図5(A)参照〕。該挿し孔21は、頂面部2に一つのみ形成されており、生花8の茎81を差し込む部位であって、生花8の花びら箇所を飾る役目をなす。また、挿し孔21は、図6(A)に示すように、その開口孔の周囲に略放射状となるように線状或いは筋状とした複数の小切込21a,21a,…が形成されている。前記
挿し孔21に、前記生花8の茎81が差し込まれるときには、前記小切込21a,21a,…によって、前記茎81と共に、前記挿し孔21の周囲の部分が、前記頂面部2の表面側から裏面側に(下方に)向かって折れ曲がり、前記生花8の茎81が挿し孔21の周囲の部分に引っ掛かり、茎81が挿し孔21から極めて抜け難い構造にすることができるものである〔図6(B)参照〕。
さらに、前記頂面部2には、図3(A),図5(A)に示すように、挿し孔21の周囲に小挿し孔22,22,…は、生花8の葉82の枝82aを差し込むもので、前記頂面部2の4つの角部及びその隣接する角部間に前記小挿し孔22,22,…が形成されている。
前記頂面部2に形成された挿し孔21に生花8の花びらの茎81が差し込まれ、前記挿し孔21の周囲に形成された小挿し孔22,22,…に葉82の枝82a又は細い茎81を有する生花8(すなわち小形生花)が差し込まれることによって、生花8の花びら部分と葉82の部分との外観をより一層際立たせることができる〔図1(B),図2(B),(C
)参照〕。また、前記小形筐体Aaの本体部1において、前記固定面14,14には、前記切欠き部14a,14a,…が形成されず、前記固定面14が前記重り代13の表面に、直接糊付けによって固着されるタイプも存在する(図4参照)。
次に、小形筐体Aaにおいて、前記本体部1及び頂面部2が一体的に連続して形成されるタイプも存在する(図5参照)。このタイプでは、本体部1は、4個の側面11,11,…が略立方体を構成するようにして糊等の接着剤を利用して形成される〔図5(A),(C)参照〕。前記頂面部2は、本体部1の蓋状のものとして形成されるものである。このように、一枚の紙材mによって展開された状態から立方体が構成されるように、適宜折り曲げ形成されるものである。略立方体状とした本体部1の上端の開口を頂面部2が、略蓋状となるように構成され、該頂面部2の主面2aには差込み片2bが形成されるものである〔図5(B)参照〕。そして、前記差込み片2b,2bが、4個の側面11,11,…によって略立方体として構成された本体部1の上下の開口部に挿入され、小形筐体Aaが形成される。
前記小形筐体Aaの内部には、図2(B),(C)に示すように、ゲル剤3が入れられている。該ゲル剤3は、保湿作用をなすジェリー状の軟質材であり、形状を維持することはないが、広く拡散することがないようになっている。ゲル剤3は、筐体Aに装着した生花8の茎81及び葉82の枝82aが漬かっており、水分を与える役目をなす。ゲル剤3
は、通常の園芸用のものが使用され、水分が筐体Aの外部に漏れ出さないものが使用される。この筐体Aに飾り付けられた生花8の鮮度を葬祭が催される数日間に亘って、良好に維持することができる。
小形筐体Aa内には、図2(B),(C),図3(A),図5(B)及び図11等に示すように、前記ゲル剤3を安定させると共に、生花8の茎81をゲル剤3の内部に確実に漬かるように維持させるための生花支持部材4が備わっている。生花支持部材4は、筐体A及び頂面部2等と同様に紙材から形成されたものであり、断面略M形状或いはW形状に折り曲げ形成されたものである。生花支持部材4は、図11に示すように、中央に支持孔41が形成され、生花8の茎81が挿入されて、筐体Aに生花8を安定した状態で飾り付けることができるようにしている〔図2(B),(C)参照〕。
さらに、生花支持部材4の別のタイプとして、図12,図13に示すように、略蜂の巣構造体とした蜂の巣状支持体42としたものが使用される。該蜂の巣状支持体42は、ボール紙等の厚紙から形成されたものであり、多数の蜂の巣状の孔を有している。該蜂の巣状支持体42はゲル剤3を固定し易いものであり、且つ多数の孔を利用して、生花8の茎81を差し込んだり、葉82の枝82a、或いは細い茎81を差し込むことができる。
前記本体部1の底面12には、図2(B),(C),図3(A)乃至(C)に示すように、粘着テープ5が装着されている。該粘着テープ5は、粘着シート51と剥離シート52とからなり、粘着シート51から剥離シート52を剥がして小形筐体Aaを、棺桶の蓋体6の筐体受部64に固着する役目をなすものである〔図2(A)参照〕。前記粘着テープ5は、具体的には、両面テープが使用される。
まず、前記ゲル剤3を前記生花支持部材4に絡ませて、ゲル剤3を生花支持部材4によって固定させ、該生花支持部材4を筐体Aの本体部1内部に装着される。ゲル剤3は、生花支持部材4によって、本体部1内部に安定した状態に固定され、生花8の茎81が前記挿し孔21から挿入されて、生花8の茎81がゲル剤に漬かる状態を維持することができる〔図2(B),(C)参照〕。
棺桶Bの蓋体6には、図1,図2(A),図7等に示すように、複数の筐体受部64,
64,…が形成されている。前記蓋体6は、複数の板材から構成され天板箇所は、中空状
に形成されている。蓋体6は表面板61と下面板62とから構成され、前記表面板61と下面板62との間に隙間が存在するように構成されている〔図7(B),(C)参照〕。
さらに表面板61と下面板62との間には補強材63が組み込まれている。該補強材63は、蓋体6の長手方向に沿って配列されている。前記筐体受部64は、前記蓋体6に窪み形状に形成された部位であり、前記筐体Aを埋め込む場所である。
そして、前記筐体受部64は表面板61に、挿入用開口部64aが形成され、該挿入用開口部64aと該挿入用開口部64aに対応する下面板62の位置によって、窪み形状の筐体受部64が構成される〔図7(C)参照〕。さらに、特に図示しないが、前記表面板61と下面板62との間に前記挿入用開口部64aの内周縁に沿うようにして壁面部を構成することもある。前記挿入用開口部64aは、前記小形筐体Aaの本体部1の底面12が挿入される程度の大きさである〔図1(B),図2(A)参照〕。好ましくは、小形筐体Aaの本体部1と挿入用開口部64aとの隙間が最小となるように、前記挿入用開口部64aに挿入される構成であればよい。
前記筐体受部64は、前述したように、前記蓋体6に、複数形成されたものであるが、その筐体受部64の配列の具体例としては、図7に示すように筐体受部64の直線状の行と列から構成されるもので、長方形又は正方形等の方形状を構成するように筐体受部64が集合して配列形成されたものである。また、別の筐体受部64の配列の具体例としては、図15(A)に示すように、筐体受部64が放射状且つ円周状に配列形成されたものも存在する。この実施形態では、蓋体6の幅方向の中心位置に筐体受部64が形成され、該筐体受部64を中心として略放射状となるように複数の筐体受部64が形成される。その中心の筐体受部64の周囲を複数の筐体受部64が円周状に列を構成するように形成されたものである。さらに、図15(C)に示すように、方形状の配列と円周状の配列とが組み合わさって、略楕円又は略長円形状の配列とした実施形態も存在する。
次に、本発明の第2実施形態を図8乃至図10に基づいて説明する。第2実施形態では、前記筐体Aは略扁平直方体状としたものである。前述の第1実施形態の筐体A(小形筐体Aa)よりも、サイズが大きく、多数の生花8及び葉82を飾り付けることができる。第2実施形態における筐体Aは、大形筐体Abと称する。まず、大形筐体Abでは、一枚の紙材mから折り曲げ形成され、略扁平直方体の枕形状を構成している〔図8(B)参照〕。その展開図が図10(B)に開示されている。前記小形筐体Aaの場合と同様に、底面12、側面11,11,…及び頂面部2となる部位が1枚の紙材mに形成されている。さらに隣接する側面11,11の間には重り代13が形成されている。展開された状態の前記紙材m〔図10(B)参照〕から、折曲線Lに従って折り曲げることにより、大形筐体Abが形成される〔図10(A)参照〕。前記頂面部2には、挿し孔21が、複数備わっており、長手方向に沿って、略一列状に配列形成されている〔図10(A),(B)参照〕。さらに、底面12には、粘着テープ5が装着されている。粘着テープ5は、第1実施形態と同様の構造である。
また、前記頂面部2には、前記挿し孔21と共に多数の小挿し孔22,22,…が配列
形成されている。第2実施形態では、大形筐体Abが2個備えられ、2個1組として使用することが好ましい〔図8(B),図10(A)参照〕。前記小挿し孔22,22,…は
側面11に形成されることもある。大形筐体Ab,Abが左右対称に配置され、前記水平面同士が隣接するようにして配置される。2個の大形筐体Ab,Abは、ベース部材23によって支持される。該ベース部材23は、紙製で略長方形状の盆形状に形成されたものであり、図8(B),図10(A)に示すように、2つの大形筐体Ab,Abがきっちりと収まるように配置可能としたものであって、大形筐体Abの粘着テープ5によって、前記ベース部材23に固定される。また、該ベース部材23の裏面側にも、前記粘着テープ5が装着されている。
前記蓋体6には、第1実施形態と同様に筐体受部64が形成されており、該筐体受部64は、前記大形筐体Abのベース部材23が挿入される大きさの挿入用開口部64aを有している〔図8(A),図9参照〕。該挿入用開口部64aは、大形筐体Abのベース部材23と同様に略長方形状に形成されている。該大形筐体Abは、前記第1実施形態の小形筐体Aaと一緒に使用されることもある。この大形筐体Abの内部には、前記生花支持部材4が装着されており、特に蜂の大形の巣状支持体42が装着される(図13参照)。このように大形の蜂の巣状支持体42が使用されることで、生花8の茎81の支持をより一層安定させることができる。具体的には、底面12と略同一サイズで平面形状が長方形となる蜂の巣状支持体42が使用される。
次に、本発明の棺桶への生花8の飾り付けを説明する。第1実施形態では、筐体Aは小形筐体Aaが使用され、頂面部2の挿し孔21に一輪の生花8が差し込まれ、小挿し孔22,22,…には生花8の葉82の枝82aが差し込まれる。筐体Aの内部にゲル剤3が備わっているので、生花8の茎81及び葉82の枝82aが、ゲル剤3に漬かるようにしておく。これによって、生花8の茎81や、葉82の枝82aはゲル剤3から水分や栄養分が供給される。筐体Aには粘着テープ5が装着されており、剥離シート52を剥がして粘着シート51を露出させ、棺桶Bの蓋体6に形成された窪み状の筐体受部64に略埋め込み状態で装着される〔図1,図2(A)参照〕。
次に本発明の第2実施形態では、筐体Aは大形筐体Abである。大形筐体Abの場合には、一度に複数本の生花8を飾りつけることができる〔図8(A),図9(B)参照〕。そして、2個の大形筐体Ab,Abをベース部材23に配置して、該ベース部材23を前記筐体受部64に挿入し、粘着テープ5等により固着するものである〔図9(B)参照〕。さらに、前記ベース部材23を使用しないで、前記大形筐体Abを直接、前記筐体受部64に固着してもよい。特に、生花店又は生花工場等で予め大形筐体Abに、複数の生花8を植え付けておくことができ、葬祭場等で棺桶Bの蓋体6に形成された筐体受部64に大形筐体Abを備え付けることで、棺桶に即座にたくさんの生花8を飾ることができるものであり、葬祭の準備の作業効率を向上させることができる。
また、前記蓋体6には、筐体受部64が形成されないで、前記筐体A(小形筐体Aa及び大形筐体Ab)が直接蓋体6の上面に装着されることもある(図14)。この場合には、小形筐体Aa又は大形筐体Abのそれぞれの底面12に備えた粘着テープ5を利用して、前記蓋体6の上面に直接固着することができる。また、筐体Aは粘着テープ5以外に直接、接着材を利用して蓋体6に固着してもよい。この筐体Aの装着手段は、最も簡単であり、即座実施することができる。
次に、前記筐体Aにおいて第1実施形態とした小形筐体Aaには、変形例が種々存在している。その第1変形例として、前記筐体受部64に板状片15が具備されたものである。この第1変形例では、図17(A)乃至(C)に示すように、小形筐体Aaの本体部1では、略方形状の板状片15が具備され、該板状片15は前記筐体Aの適宜の一側面11に沿って貼着されると共に、前記板状片15の一部は前記本体部1の頂面部2より上方に突出する構成とする実施形態が存在する。前記板状片15は、本体部1と同一の防水性を有するものが使用されることが好ましく、板状片15の紙材mの表面には樹脂層が設けられた防水性又は耐水性としたものである。前記板状片15は、略長方形状に形成されたものであり、具体的には、前記本体部1を構成する適宜の側面11よりも大きく形成されたものである。
そして、本体部1の適宜の側面11に側面11、本体部1と頂面部2との間の隙間より差し込むことによって固定される〔図17(B),(C)参照〕。さらに、前記板状片15には、両面が粘着面である粘着テープ5が装着されることもあり、この場合には該粘着テープ5を介して本体部1の側面11の内面に固着される。前記板状片15の一部は、前記側面11の上端よりさらに上方に突出するもので、この状態は筐体A(小形筐体Aa)の方形状の頂面部2の一辺から上方に向かって突出する構成となる。具体的には、板状片15の長手方向の略半分又は半分以上の部分が筐体A内に差し込まれる部分であり、その残りの部分が筐体Aの頂面部2から突出する部分となる〔図17(C)参照〕。
前記第1変形例における板状片15が装着された筐体A(小形筐体Aa)は、図16(A)に示すように、特に前記棺桶Bの蓋体6を取り外して、該蓋体6を祭壇又は壁面に立て掛けておく場合に使用されるものである。すなわち、葬祭場で葬儀が行われた場合に、遺体と参列者との対面や最後の別れの儀式等のときに、棺桶Bから蓋体6が外されて、該蓋体6が祭壇又は壁等に立て掛けられた状態にされることがある〔図16(A)参照〕。この場合には、前記筐体A(小形筐体Aa)も前記蓋体6と同様に直立状態に近い傾斜状態となることになる〔図16(B)参照〕。
そのために、筐体A(小形筐体Aa)に差し込まれた生花8の花びら83は、その自重Wによって、垂れ下がってしまうことになり、参列者が見ると極めて見苦しい状態になることがある。前記生花8の垂れ下がり状態は、図17(D)の想像線によって示されている。そこで、前記蓋体6が立て掛けられた状態で、該蓋体6の筐体受部64に装着された筐体A(小形筐体Aa)の下方側に位置する側面11に沿って前記板状片15が装着されると、生花8の花びら83を下方側から支持する構成となり、該花びら83の自重Wによる垂れ下がりに対して板状片15には反力Fが作用して、該板状片15の突出部分が生花8を支持し、花びら83の垂れ下がりを防止し、生花8を整然とした美しい状態で飾ることができる〔図17(D)参照〕。
前記板状片15を3枚具備して、隣接する3個の側面11、すなわち、下方に位置する側面11と、該側面11に隣接する2つの側面11に沿って装着される形態も存在する〔図18(A)参照〕。この場合には、花びら83の下方への垂れ下がりを防止すると共に、横方向(水平方向)にも安定した状態で花びら83を支持することができる。また前記3枚の板状片15を一枚の紙材mを断面略「コ」字形状に折曲形成して前記筐体A(小形筐体Aa)の本体部1に装着することも可能であり、前記板状片15を3枚別々に装着する場合よりも、本体部1に装着し易くすることができるものである。また、前記板状片15は4個の側面11、すなわち全側面11,11,…に沿って装着される形態も存在する〔図18(B)参照〕。この場合には、前記筐体A(小形筐体Aa)の上方にさらに平面より見て方形状の囲いが構成されることになる。また、前記板状片15は、前記筐体A(小形筐体Aa)の側面11の外面に前記粘着テープ5を介して固着される形態も存在する(図19参照)。
さらに、筐体A(小形筐体Aa)の別の実施形態として、前記本体部1に円筒部材16が具備されたものが存在する〔図20(A),(B)参照〕。円筒部材16は、図20(A)に示すように、略扁平円筒形状に形成されたものであり、本体部1又は前記板状片15と同様の紙材mが使用されている。また、同様に紙材mの表面には樹脂層が設けられた防水性又は耐水性としたものである。円筒部材16は、前記紙材mが帯状に形成され、その帯状とした紙材mがリング状に巻かれて扁平円筒形状に形成されたものである。
前記円筒部材16は、前記頂面部2に粘着テープ5又は接着剤等の固着手段を介して固着されている。ここで使用される粘着テープ5は、具体的には前記頂面部2の主面2aと略同等形状としたもので、挿し孔21、小切込21a、小挿し孔22等に相当する部位が形成されたものである〔図20(A)参照〕。前記円筒部材16は、前記頂面部2の挿し孔21が形成された箇所を略中心として、該挿し孔21を囲むようにして、前記粘着テープ5を介して固着されたり、又は接着剤を介して固着されている〔図20(B)参照〕。
前記円筒部材16は、前記挿し孔21に差し込まれた生花8の茎81の周囲の花びら83部分を受け止めるようにして支持することができる〔図20(C)参照〕。円筒部材16は、前記板状片15と同様に、立て掛けられた蓋体6の筐体受部64に装着された筐体A(小形筐体Aa)の花びら83が垂れ下がることを防止することができるものであり、前述した板状片15と同様に、花びら83の自重Wによる垂れ下がりに対して円筒部材16に反力Fが作用して、生花8の垂れ下がりを防止し、花びら83を整然とした美しい状態で飾ることができる〔図20(C)参照〕。
A…筐体、Aa…小形筐体、Ab…大形筐体、15…板状片、16…円筒部材、
2…頂面部、21…挿し孔、22…小挿し孔、3…ゲル剤、4…生花支持部材、
5…粘着テープ、6…蓋体、64…筐体受部、64a…挿入用開口部。

Claims (7)

  1. 挿入用開口部を有する窪み形状の筐体受部が複数形成された棺桶の蓋体と、紙材から略正方形状に形成され、且つその略中心箇所に挿し孔が形成された頂面部を有する小形筐体と、該小形筐体内部に備えられたゲル剤と、前記筐体の適宜の一側面に沿って貼着され且つ紙材から略方形状に形成された板状片とからなり、前記挿入用開口部は、前記小形筐体の底面が挿入される大きさとし、前記小形筐体は、前記蓋体の筐体受部に略埋め込み状態で装着され、且つ前記蓋体が立て掛けられた状態で、該蓋体の筐体受部に装着された小形筐体の下方側に位置する側面に沿って前記板状片が装着され、該板状片の一部は前記小形筐体の頂面部より上方に突出してなることを特徴とする棺桶の生花支持装置。
  2. 請求項1において、前記板状片は3枚が具備され、該板状片は前記小形筐体の隣接する3側面に沿って貼着されると共に、前記板状片の一部は前記小形筐体の頂面部より上方に突出してなることを特徴とする棺桶の生花支持装置。
  3. 挿入用開口部を有する窪み形状の筐体受部が複数形成された棺桶の蓋体と、紙材から略正方形状に形成され、且つその略中心箇所に挿し孔が形成された頂面部を有する小形筐体と、該小形筐体内部に備えられたゲル剤と、帯状とした紙材がリング状に巻かれて略扁平円筒形状に形成された円筒部材とからなり、前記挿入用開口部は、前記小形筐体の底面が挿入される大きさとし、前記小形筐体は、前記蓋体の筐体受部に略埋め込み状態で装着され、前記円筒部材は前記挿し孔が形成された箇所を略中心として、該挿し孔を囲むようにして、前記頂面部に固着されてなることを特徴とする棺桶の生花支持装置。
  4. 請求項1,2又は3のいずれか1項の記載において、前記小形筐体の頂面部には、生花の葉又は細い茎を有する生花を挿入する小挿し孔が前記挿し孔の周囲に形成されてなることを特徴とする棺桶の生花支持装置。
  5. 請求項1,2,3又は4のいずれか1項の記載において、前記小形筐体の下面側には、粘着テープが装着されてなることを特徴とする棺桶の生花支持装置。
  6. 請求項1,2,3,4又は5のいずれか1項の記載において、前記小形筐体は展開された紙材から適宜折り曲げ加工により形成されてなることを特徴とする棺桶の生花支持装置。
  7. 請求項1,2,3,4,5又は6のいずれか1項の記載において、前記小形筐体の内部には、生花支持部材が具備され、該生花支持部材に前記ゲル剤が固定されてなることを特徴とする棺桶の生花支持装置。
JP2009113932A 2008-06-13 2009-05-08 棺桶の生花支持装置 Expired - Fee Related JP4404956B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009113932A JP4404956B1 (ja) 2008-06-13 2009-05-08 棺桶の生花支持装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008154856 2008-06-13
JP2009113932A JP4404956B1 (ja) 2008-06-13 2009-05-08 棺桶の生花支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4404956B1 true JP4404956B1 (ja) 2010-01-27
JP2010017533A JP2010017533A (ja) 2010-01-28

Family

ID=41702981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009113932A Expired - Fee Related JP4404956B1 (ja) 2008-06-13 2009-05-08 棺桶の生花支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4404956B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101673486B1 (ko) * 2016-06-24 2016-11-07 이희우 제단용 꽃 장식대

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010017533A (ja) 2010-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CZ368497A3 (cs) Zařízení pro prezentaci kytice
JP4404956B1 (ja) 棺桶の生花支持装置
US20140109515A1 (en) Deployable, Customized Vase for Cookie Bouquets
JP2009516564A (ja) 生け花及び植生用花器
KR101920061B1 (ko) 무동력 천정 녹화 장치
KR101286592B1 (ko) 해충 점착 포집기
JP5480537B2 (ja) 棺桶の生花装飾具
JP4640874B1 (ja) 棺桶の生花装飾具
USD463319S1 (en) Container for displaying flowers, plants and bird seed
JP2011193759A (ja) 植物用装飾鉢
KR200449494Y1 (ko) 전시기능을 갖는 인삼 포장함
JPH0338000Y2 (ja)
JP2020074727A (ja) 保形フレーム
JP3187005U (ja) 乾燥植物を収容するための観賞用容器
JP2000014260A (ja) フラワーポット外装容器
JP5410900B2 (ja) 宝石箱
KR200394801Y1 (ko) 파리끈끈이
JPH0436698Y2 (ja)
US20050181149A1 (en) Decorative single-use wreath
KR20230100467A (ko) 방향제가 내장된 식물캘린더조립체
JP3107350U (ja) 植物型装飾体
USD504790S1 (en) Stand for hanging potted plants
JP5971975B2 (ja) 正月用飾り餅
JP3025771U (ja) 御札、破魔矢類の飾り用具
JP3068041B2 (ja) 栽培容器

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091102

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091102

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131113

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees