JP4404377B2 - 植物栽培用土のう - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、植物栽培用土のうに関する。
【0002】
【従来の技術】
土壌を袋体の内部に封入した土のうを用い、この土のうに植物を植え付けて栽培する方法がある。この方法では、種子や苗を内部の土壌に植え付けるために、土のうの袋体に切込みを入れたり、開口部を形成することが行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、土のうの袋体に切込みや開口部を形成して植物を植え付けると、水やりを繰り返し行ううち、袋体内部の土壌がその切込みや開口部を通じて徐々に外に出ていってしまい、袋体内の土壌の量が減っていくといういやな問題があった。
【0004】
本発明は、上記のような問題点に鑑み、植物を植え付ける口が備えられ、しかも、内部の土壌が外に出ていってしまうことのない植物栽培用土のうを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、土壌を袋体の内部に封入した植物栽培用土のうであって、袋体に備えさせる植物植え付け用の口の内方が貫根性のポケットになっていることを特徴とする植物栽培用土のうによって解決される。
【0006】
この土のうでは、袋体に備えさせる植物植え付け用の口を通じてポケット内に植物を植え付けることができる。しかも、口の内方はポケットになっているから、袋体内部の土壌が口を通じて外に出ていってしまうこともない。加えて、ポケットは貫根性のものであるから、植え付けた植物はこのポケットを貫いて内部の土壌に根を伸ばしていくことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0008】
図1に示す第1実施形態の土のう1において、2は袋体、3は土壌であり、土壌3は、袋体2の内部に収納されて外に出ないよう封入されている。そして、袋体2には、植物を植えるための口4…が設けられ、口4の内部はポケット5になっている。
【0009】
ポケット5は、袋体2の袋壁を内向きに「ひ」の字状に折り曲げて形成されている。そして、この折り曲げ部分2aの口の部分が縫合などにより所定の間隔おきに接合7され、これら接合部7…間に、予め、複数個の植物植え付け用口4…が形成されている。
【0010】
袋体2は、内部の土壌3を外に出ないよう収納することができ、かつ、植物の根をその成長に伴って貫通させることのできる貫根性の素材、例えば、貫根性の不織布などを用いて形成されており、これにより、袋体2の袋壁折り曲げ部分2aによって形成されたポケット5が、植物の根を貫通させることのできる貫根性ポケット5に形成されている。
【0011】
上記の土のう1では、ポケット5を袋体2内の土壌3の中に突出させた状態にし、そして、植え付け用の口4を通じて植物8をポケット5内に入れることで、土のう1に植物8を植え付けることができる。植物は、苗であってもよいし、種子であってもよい。苗である場合は、苗の根の部分をそのまま口4を通じてポケット5内に入れてもよいし、根の部分に土を付けたまま口4を通じてポケット5内に入れるようにしてもよい。また、種子の場合には、そのままポケット5内に入れてもよいし、種子とともに土をポケット5内に入れるようにしてもよい。植え付け用の口4…が予め開放状態に備えられているから、この口4…を利用して植物8の植え付けを行っていくことができ、従来のように、植え付け作業において、土のうの袋体に切込みを入れたり、開口部を形成したりする必要がなく、植物8の植え付け作業を容易に行うことができる。しかも、口4の内方はポケット5になっているから、植物8の植え付け作業において、袋体2の内部の土壌3が外にこぼれ出てしまうこともない。また、ポケット5以外の袋体2部分も貫根性を有するから、ポケット5部分以外の部分にも、地被植物などを植え付けることもできる。
【0012】
そして、植え付け後に水やりを繰り返していくうち、植物8は、その根8aを次第に成長させていき、ポケット5の袋壁部分を貫いて、内部の土壌3の中へと伸びていく。植物8を植え付けた口4の内方はポケット5になっているから、水やりなどによって内部の土壌3が、口4…を通じて外に出ていってしまうことはなく、植物8を栽培していく過程で長きにわたって袋体2の内部の土壌3の量を適正量に維持することができる。
【0013】
図2に示す第2実施形態の土のう1は、マット状に形成されており、植え付け用の口4…が水平二方向において形成されている。各口4…の内方がポケット5になっていることなどは、上記の実施形態の場合と同様である。この土のう1によれば、植物を平面的に広く植え付けていくことができる。
【0014】
図3に示す第3実施形態の土のう1は、図3(イ−2)に示すように、ポケット5が、袋体2の袋壁を内向きに「ひ」の字状に折り曲げるようにすることで形成されており、この折り曲げ部分2aの口の部分にテープ9が貼り付けられて口が閉じられている。そして、このテープ9には、口に沿うようにミシン目9aが入れられており、図3(ロ−1)(ロ−2)に示すように、このミシン目9aの部分を引き裂くことにより、植え付け用の口4…を開口させることができるようになっている。
【0015】
この土のう1では、植物の種類や栽培者の好みに応じた位置に必要な大きさの口4を形成することができる。しかも、このように口4を形成しても、内部の土壌が外に出てしまうことがない。このように、本発明における植え付け用の口4は、第1、第2実施形態の土のうように、予め形成されているものであってもよいし、本実施形態のように、後から形成することができるものであってもよい。
【0016】
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で、各種の変更が可能である。例えば、袋体2内に収納する土壌3の種類に制限はなく、要は、植物が根をおろすことができ、しかも、袋体2に、ポケットのない口を切込みなどによって形成すると、その口を通じて外にこぼれ出してしまうような性質を有するものであればよい。また、上記の実施形態では、袋体2の全体を貫根性材料で構成し、その袋壁部分を利用して貫根性のポケット5を形成する場合を示しているが、袋体を不貫根性とし、この袋体2に貫根性のポケットを取り付けるようにしてもよい。要は、少なくともポケット5の部分が貫根性を有するものであればよい。また、袋体2を構成する素材の材質に制限はなく、不織布に限らず、各種材質の素材で作られていてよいし、ポケット5についても、貫根性を有する各種材質の素材で形成されていてよい。
【0017】
【発明の効果】
上述の次第で、本発明の植物栽培用土のうは、以上のとおりのものであるから、植物を植え付ける口が備えられ、しかも、内部の土壌が外に出ていってしまうことがなく、加えて、植物は袋体内部の土壌の中に根を伸ばしていくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の土のうを示すもので、図(イ)は平面図、図(ロ)は図(イ)のI−I線断面図、図(ハ)は図(イ)のII−II線断面図、図(ニ)は植物栽培中の土のうを示す断面図である。
【図2】第2実施形態の土のうを示すもので、図(イ)は平面図、図(ロ)は図(イ)のIII−III線断面図である。
【図3】第3実施形態の土のうを示すもので、図(イ−1)は使用前の土のうを示す平面図、図(イ−2)は図(イ−1)のIV−IV線断面図、図(ロ−1)は植え付け用の口を形成した土のうを示す平面図、図(ロ−2)は図(ロ−1)のV−V線断面図である。
【符号の説明】
1…土のう
2…袋体
3…土壌
4…植え付け用の口
5…ポケット

Claims (1)

  1. 土壌を袋体の内部に封入した植物栽培用土のうであって、袋体に備えさせる植物植え付け用の口の内方が貫根性のポケットになっていることを特徴とする植物栽培用土のう。
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