JP4403523B2 - 工具搬送装置 - Google Patents
工具搬送装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4403523B2 JP4403523B2 JP2007299605A JP2007299605A JP4403523B2 JP 4403523 B2 JP4403523 B2 JP 4403523B2 JP 2007299605 A JP2007299605 A JP 2007299605A JP 2007299605 A JP2007299605 A JP 2007299605A JP 4403523 B2 JP4403523 B2 JP 4403523B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- rotation
- shaft
- axis
- rotating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
Description
この自動交換を行うための装置としては、工作機械の主軸に取り付ける工具を交換するための自動工具交換装置やこの自動工具交換装置と工具を収納する工具マガジンとの間で工具を受け渡し搬送するための工具搬送装置が設けられる。
しかしながら、特許文献1に記載される工具搬送装置では、その横軸を270°回動させる中心となる縦軸の配置される位置が、工作機械側ポットの軸線と工具マガジン側ポットの軸線とが平面視直交する部分から比較的離間されるようにして設定されてこれら軸線間に挟まれたスペースに配置されている。そのため、実質的にこれらポット同士の軸線間の相対角度はわずか90°とされているにも関わらず、横軸を270°回動させなければ工具の搬送を行うことができず、従って、搬送に際し毎回180°分の無駄な回動が行なわれている。
また、前述のようにして回動及び伸縮を複合的に行わせるために、この工具搬送装置に用いられる工具保持用のポットは、その保持部分が工具の移送軌跡を逃がすための特殊形状とされており、構造が複雑になる。
前記第1回転体又は第2回転体の端面に設けたカム部に第1カムフォロアを摺動可能に支持させると共にその一端部に設けた支軸を支点として揺動可能な他端部に設けた第2カムフォロアを前記把持部回動軸の係合体に係合させて、前記カム部の回転に連動して前記把持部回動軸を伸縮させる進退アームとを備え、
前記駆動部によって前記第1回転体及び前記第2回転体を一定方向に回転させることで、前記装置回動軸を中心に前記把持部回動軸を連動して回動させ、前記把持部回動軸が前記工作機械側の工具保持具又は前記工具マガジン側の工具保持具に前記工具を搬送すると共に、
前記第2回転体の回転に連動して前記第2係合部を介して把持部回動軸を回転させることで前記把持部を回転させて前記工作機械側の工具保持具又は前記工具マガジン側の工具保持具に位置させ、前記カム部の回転に連動して前記進退アームを介して前記把持部回動軸を進退させることで前記把持部で把持する工具をいずれかの前記工具保持具に着脱するようにしたことを特徴とする。
図1は本発明の一実施形態に係る工具搬送装置の設置を示す説明図、図2は本発明の一実施形態に係る工具搬送装置を示す斜視図、図3及び図4は本発明の一実施形態に係る工具搬送装置の各カム軸角度における装置の状態を示す斜視図、図5は本発明の一実施形態に係る工具搬送装置の搬送手順を説明するタイムチャートと、装置回動カム及びシャフト回動カムの各溝形状とを説明する図、図6は本発明の一実施形態に係る工具搬送装置の各カム軸角度における伸縮部の状態を説明する図である。
また、本実施形態では、工作機械20側の自動工具交換装置30のポット31の軸線C31と、工具マガジン40側のポット41の軸線C41とが平面視で直交するように、また、異なる水平面上に配置されるようにして設置されている。
また、シャフト回動カム4の外周面には、螺旋状若しくは波状の溝4aが形成されており、この溝4aを周方向に展開して模式的に表すと、図5の「グリッパ指向角」に示す4aの形状のようになっている。また、この溝4aには、シャフト回動カムフォロア9のローラー9aが常時1つ若しくは2つ係合されるようにして配置されている。そして、これらシャフト回動カム4とシャフト回動カムフォロア9とによりシャフト回動部12が形成されている。
また、シャフト回動カム4の装置回動カム3側と反対側の端面には、略楕円ループ状若しくは略菱形ループ状に形成される溝状のカム部13が設けられている。そして、このカム部13に対向配置されるようにして、平板状で略ヘの字状の進退アーム14がその一端部を本体部6に支軸14cで軸支されている。
さらに、横軸2の軸線C2から上方の鉛直方向を「グリッパ指向角0°」と呼び、図3(A)においてグリッパ7の先端が向く斜め上方の向きをこのグリッパ指向角のプラス方向とする。
さらに、「横軸の伸縮状態」として図中に示す折れ線グラフは、各「カム軸角度」における横軸2の軸線C2のA,B方向の収縮・伸長の状態を表している。
また各「カム軸角度」における伸縮部15の状態を、図6として示す。
まず、図3(A)のカム軸角度0°では、本体部指向角0°、グリッパ指向角30°、横軸の伸縮状態=収縮(A方向)の終端、とされている。この状態は、工具Tを把持するための準備状態とされている。この状態において、進退アーム14の先端に配置され、シャフト回動カムフォロア9の係合体19に係合される第2カムフォロア14bは、横軸2を軸線C2のA方向の終端位置に配置させている。
カム軸角度60°から75°の間においては、図5に示すように本体部指向角の変位と横軸の伸縮状態の変位とがラップするようにして複合的に行われている。
このようにして、工具Tは、そのシャンク部TSを自動工具交換装置30のポット31に挿着させられた状態となる。
このようにして、工具Tは工具マガジン40側のポット41から工作機械20側の自動工具交換装置30のポット31へと自動的に搬送されるようになっている。
2 横軸(把持部回動軸)
2a 横軸本体(把持部回動軸本体)
3 装置回動カム(第1回転体)
4 シャフト回動カム(第2回転体)
7 グリッパ(把持部)
8 装置回動カムフォロア(第1係合部)
9 シャフト回動カムフォロア(第2係合部)
10 工具搬送装置
14 進退アーム
20 工作機械
31,41 ポット(工具保持具)
C1 縦軸の軸線
C2 横軸の軸線
C3 装置回動カム及びシャフト回動カムの軸線(入力軸の軸線)
T 工具
Claims (1)
- 工具を保持する工作機械側の工具保持具と工具マガジン側の工具保持具との間で、前記工具を搬送する工具搬送装置であって、
前記工具を把持する把持部を一端側に回動可能に支持していると共に第2係合部を有する把持部回動軸と、
該把持部回動軸の他端側近傍に配設されていて前記工具を搬送するための回動中心となっていると共に第1係合部を有する装置回動軸と、
前記装置回動軸の前記第1係合部に常時係合して前記工作機械側の工具保持具と前記工具マガジン側の工具保持具との間を回動する第1回転体と、
該第1回転体と一体に回動すると共に前記第2係合部に常時係合して前記把持部回動軸を連動して回動させて前記把持部で把持された工具を前記工作機械側の工具保持具に対応する位置と前記工具マガジン側の工具保持具に対応する位置とのいずれかに移動させる第2回転体と、
前記第1回転体と前記第2回転体とをその中心軸線周りに一体に回転させる駆動部と、
前記第1回転体又は第2回転体の端面に設けたカム部に第1カムフォロアを摺動可能に支持させると共にその一端部に設けた支軸を支点として揺動可能な他端部に設けた第2カムフォロアを前記把持部回動軸の係合体に係合させて、前記カム部の回転に連動して前記把持部回動軸を伸縮させる進退アームとを備え、
前記駆動部によって前記第1回転体及び前記第2回転体を一定方向に回転させることで、前記装置回動軸を中心に前記把持部回動軸を連動して回動させ、前記把持部回動軸が前記工作機械側の工具保持具又は前記工具マガジン側の工具保持具に前記工具を搬送すると共に、
前記第2回転体の回転に連動して前記第2係合部を介して把持部回動軸を回転させることで前記把持部を回転させて前記工作機械側の工具保持具又は前記工具マガジン側の工具保持具に位置させ、前記カム部の回転に連動して前記進退アームを介して前記把持部回動軸を進退させることで前記把持部で把持する工具をいずれかの前記工具保持具に着脱するようにしたことを特徴とする工具搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007299605A JP4403523B2 (ja) | 2007-11-19 | 2007-11-19 | 工具搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007299605A JP4403523B2 (ja) | 2007-11-19 | 2007-11-19 | 工具搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009125816A JP2009125816A (ja) | 2009-06-11 |
JP4403523B2 true JP4403523B2 (ja) | 2010-01-27 |
Family
ID=40817252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007299605A Active JP4403523B2 (ja) | 2007-11-19 | 2007-11-19 | 工具搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4403523B2 (ja) |
-
2007
- 2007-11-19 JP JP2007299605A patent/JP4403523B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009125816A (ja) | 2009-06-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN104174891B (zh) | 用于加工曲轴的机器 | |
JP5575821B2 (ja) | 改善された工具交換装置 | |
US8459085B2 (en) | Method of and apparatus for making pipe from a tubular workpiece | |
JP2009012175A (ja) | ワークピース軸を中心に回転するワークピースを加工するための方法および装置 | |
JP2007015097A (ja) | ワーク固定装置 | |
JP2018199176A (ja) | 装着冶具および保持装置 | |
KR20170088713A (ko) | 헬릭스 파이프 벤딩장치 | |
JP5894136B2 (ja) | 加工ユニットおよび加工装置 | |
JP4403523B2 (ja) | 工具搬送装置 | |
WO2015083310A1 (ja) | 加工ユニットおよび加工装置 | |
JP2015128806A (ja) | 搬送装置 | |
JP5987654B2 (ja) | フェイスクランプチャックおよび工作機械 | |
JP5992591B1 (ja) | 工具交換装置 | |
JP5125129B2 (ja) | ワーク給排装置 | |
JP5734929B2 (ja) | 交換装置 | |
JP6770735B2 (ja) | 長尺体用のベンダー | |
JP5376111B2 (ja) | ワーク加工システム | |
JP5806650B2 (ja) | ワーク移送方法およびワーク移送システム | |
WO2017002692A1 (ja) | チャック装置 | |
WO2010117038A1 (ja) | 曲げ加工装置 | |
WO2023171169A1 (ja) | チャック装置及びローダ装置 | |
JP4278467B2 (ja) | 工作機械 | |
JP6241612B2 (ja) | シリンダブロックの加工方法及び装置 | |
US9199295B2 (en) | Roller swage method and apparatus | |
JP3907298B2 (ja) | 工作機械の工具搬送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090323 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20090327 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090630 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090715 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090924 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091021 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4403523 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131113 Year of fee payment: 4 |