JP4403017B2 - 蒸気調理器 - Google Patents
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水を加熱蒸発させて蒸気を発生させる蒸気発生装置と、
上記蒸気発生装置からの蒸気を昇温して、過熱蒸気を発生させる蒸気昇温装置と、
上記蒸気昇温装置からの過熱蒸気によって被加熱物を加熱する加熱室と
を備えて、
上記蒸気発生装置は、水が供給されるポットと、上記ポット内底面近傍に配置されたヒータ部と、上記ヒータ部の上側近傍に配置されると共に、検出温度を表す温度信号を出力する自己加熱型感温素子で成る水位センサと、上記ポットに水を供給するポンプを含み、
上記ポンプは、上記ヒータ部が駆動された状態において、上記自己加熱型感温素子による検出温度が、上記ポット内の水位が予め定められている下側の制御位置になったときの検出温度である第1設定温度になるとオンされて、上記ポットに水を供給する一方、上記検出温度が、上記ポット内の水位が予め定められている上側の制御位置になったときの検出温度である第2設定温度になるとオフされて、上記ポットへの水の供給を停止するようになっており、
使用者によって上記水位センサの清掃が行われている際に、上記自己加熱型感温素子による検出温度の変化状態および上記ポンプのオン・オフ状態が、上記水位センサからスケールが除去されたか否かに基づいて予め定められている設定状態になったと判別することによって、上記水位センサに付着していたスケールが除去されたことを判定し、使用者に対して上記ポット内および上記水位センサの清掃終了の情報を出力するスケール除去判定手段
備えたことを特徴としている。
上記スケール除去判定手段は、上記ポンプがオンされてからオフされるまでの動作時間が所定時間よりも短くなったか否かを判別すると共に、上記所定時間よりも短くなったと判別した場合には、上記水位センサからスケールが除去されたと判定するようになっている。
上記スケール除去判定手段は、所定時間内における上記ポットへの給水動作回数が所定回数よりも多くなったか否かを判別すると共に、上記所定回数よりも多くなったと判別した場合には、上記水位センサからスケールが除去されたと判定するようになっている。
上記スケール除去判定手段は、上記ポンプがオンされてから次にオンされるまでの時間で表される上記ポットへの給水動作のピッチが所定時間よりも短くなったか否かを判別すると共に、上記所定時間よりも短くなったと判別した場合には、上記水位センサからスケールが除去されたと判定するようになっている。
上記スケール除去判定手段は、上記自己加熱型感温素子による検出温度の立ち上り勾配が所定勾配よりも急になったか否かを判別すると共に、上記所定勾配よりも急になったと判別した場合には、上記水位センサからスケールが除去されたと判定するようになっている。
位の検出を行うのである。すなわち、本実施の形態においては、上記自己加熱型感温素子として自己加熱サーミスタ102を用いるのである。
(A)上記自己加熱サーミスタ102が挿入されているケーシング101は、通常熱伝達性および耐食性に優れた金属(SUS等)で構成されている。そして、自己加熱サーミスタ102の自己加熱によってケーシング101が加熱されるため、水の有無による自己加熱サーミスタ102の検出温度の追従には時間遅れが生じる。
(B)水位が水位センサ43の先端部より下がっても、水の表面張力によって、しばらくは上記先端部と水面とはつながっている。
(C)水位が水位センサ43の先端部に掛かっていない状態でも上記先端部には若干の水の膜が存在するため、自己加熱サーミスタ102の熱量で上記水の膜が蒸発するのに時間が必要である。
(1)初期水の供給動作によって、ポット41内には予め水位H0まで給水されている。
(2)ヒータ部42による加熱がスタートするとやがて水は沸騰を開始し蒸発に伴って水位が減少する。この状態においては、水位センサ43は水に浸かっているために自己加熱サーミスタ102の検出温度は約100℃を呈する。(スタート→沸騰→時点t1)
(3)水位が更に下がると、上記(A),(B),(C)の要因に支配されつつ自己加熱サーミスタ102の検出温度は徐々に上昇する。(時点t1→時点t2)
(4)ポット41内の水位が水位L0に到達すると自己加熱サーミスタ102の検出温度は120℃になる。そうすると、給水手段であるポンプ35が駆動されてポット41内に水が供給される。それと共に、ポット41内の水位が上昇し、水位センサ43が水に浸かると自己加熱サーミスタ102の検出温度は100℃になる。そうすると、ポンプ35の駆動が停止されせ、ポット41内の水位はH0に到達するのである。(時点t2→時点t3)
(5)上記ポット41内に給水された水は低温であるために、ポット41内の水温は下がって沸騰が一端停止し、再度沸騰するまで水位が変化すること無く時間が経過する。(時点t3→時点t4)
(6)以下、水が沸騰を開始すると上記時点が「沸騰」に戻り、以後、上述の動作を繰り返す。こうして、ポット41内の水位が水位H0〜水位L0の間で制御されるのである。
(B')上記スケール103が水位センサ43の先端部に付着すると、見かけ上小径の円筒パイプ101aの径が増加すること、および、スケール103の表面が金属表面に比べてざらついているため表面張力による水の付着が容易になることによって、小径の円筒パイプ101aからの水の離れが遅くなる。つまり、図10における時点t1'〜時点t2'の時間が、図8における時点t1〜時点t2の時間よりも長くなる。
(C')上記水位センサ43の表面に付着したスケール103は微粉末が堆積したものであり、そのためスケール103中に水分が含まれる。その結果、水位センサ43に付着する水が増加して蒸発までの時間が長くなる。つまり、図10における時点t1'〜時点t2'の時間が、図8における時点t1〜時点t2の時間よりも長くなる。
11…操作パネル
20…加熱室
22…側面蒸気吹出口
23…蒸気供給通路
30…水タンク
35…ポンプ
36…水タンク用水位センサ
39…補助タンク
40…蒸気発生装置
41…ポット
42…ヒータ部
42A…第1蒸気発生ヒータ
42B…第2蒸気発生ヒータ
43…水位センサ
44…蒸気吸引エジェクタ
50…蒸気昇温装置
80…制御装置
81…温度センサ
82…湿度センサ
101…ケーシング、
102…自己加熱サーミスタ、
103…スケール。
Claims (5)
- 水を加熱蒸発させて蒸気を発生させる蒸気発生装置と、
上記蒸気発生装置からの蒸気を昇温して、過熱蒸気を発生させる蒸気昇温装置と、
上記蒸気昇温装置からの過熱蒸気によって被加熱物を加熱する加熱室と
を備えて、
上記蒸気発生装置は、水が供給されるポットと、上記ポット内底面近傍に配置されたヒータ部と、上記ヒータ部の上側近傍に配置されると共に、検出温度を表す温度信号を出力する自己加熱型感温素子で成る水位センサと、上記ポットに水を供給するポンプを含み、
上記ポンプは、上記ヒータ部が駆動された状態において、上記自己加熱型感温素子による検出温度が、上記ポット内の水位が予め定められている下側の制御位置になったときの検出温度である第1設定温度になるとオンされて、上記ポットに水を供給する一方、上記検出温度が、上記ポット内の水位が予め定められている上側の制御位置になったときの検出温度である第2設定温度になるとオフされて、上記ポットへの水の供給を停止するようになっており、
使用者によって上記水位センサの清掃が行われている際に、上記自己加熱型感温素子による検出温度の変化状態および上記ポンプのオン・オフ状態が、上記水位センサからスケールが除去されたか否かに基づいて予め定められている設定状態になったと判別することによって、上記水位センサに付着していたスケールが除去されたことを判定し、使用者に対して上記ポット内および上記水位センサの清掃終了の情報を出力するスケール除去判定手段
を備えたことを特徴とする蒸気調理器。 - 請求項1に記載の蒸気調理器において、
上記スケール除去判定手段は、上記ポンプがオンされてからオフされるまでの動作時間が所定時間よりも短くなったか否かを判別すると共に、上記所定時間よりも短くなったと判別した場合には、上記水位センサからスケールが除去されたと判定するようになっていることを特徴とする蒸気調理器。 - 請求項1に記載の蒸気調理器において、
上記スケール除去判定手段は、所定時間内における上記ポットへの給水動作回数が所定回数よりも多くなったか否かを判別すると共に、上記所定回数よりも多くなったと判別した場合には、上記水位センサからスケールが除去されたと判定するようになっていることを特徴とする蒸気調理器。 - 請求項3に記載の蒸気調理器において、
上記スケール除去判定手段は、上記ポンプがオンされてから次にオンされるまでの時間で表される上記ポットへの給水動作のピッチが所定時間よりも短くなったか否かを判別すると共に、上記所定時間よりも短くなったと判別した場合には、上記水位センサからスケールが除去されたと判定するようになっていることを特徴とする蒸気調理器。 - 請求項1に記載の蒸気調理器において、
上記スケール除去判定手段は、上記自己加熱型感温素子による検出温度の立上り勾配が所定勾配よりも急になったか否かを判別すると共に、上記所定勾配よりも急になったと判別した場合には、上記水位センサからスケールが除去されたと判定するようになっていることを特徴とする蒸気調理器。
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ID=35491391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004159269A Expired - Fee Related JP4403017B2 (ja) | 2004-05-28 | 2004-05-28 | 蒸気調理器 |
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2004
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