JP4402343B2 - Game media lending system by debit payment - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デビットカードを使用してデビット決済にて遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出システムに関し、特にデビット決済時に利用制限を適用するデビット決済による遊技媒体貸出システムにおいて、デビット決済時に関わる利用料を除いた利用実績金額を利用制限の対象とするデビット決済による遊技媒体貸出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、パチンコ機などの遊技機を設置した遊技店で遊技を行う場合には、カード発行機から一旦記録媒体、例えばプリペイドカードを購入し、このプリペイドカードに付与された有価価値(購入金額)に応じて遊技媒体(パチンコ玉など)を借り受けるプリペイドカードを使用した遊技媒体貸出システムが主流である。
【0003】
ここで、プリペイドカードの残額が無くなり、新たに新規のプリペイドカードを購入或はプリペイドカードへの入金をおこなう際、現金の持ち合わせが無い場合には、その都度銀行に行って現金を引き出してくる等の手間や不都合がある。このような不都合に対応すべく、現在では遊技店内にデビット決済用のデビット端末を設置し、デビットカード(銀行や郵便貯金のキャッシュカード)を用いる決済により遊技客の希望金額分のプリペイドカードを購入するデビット決済による遊技媒体貸出システムが考案されている。
【0004】
この種のデビット決済による遊技媒体貸出システムにおいては、デビットカードを使用して遊技客の口座から購入したプリペイドカードの有価価値分と利用料を加算した引き落としをおこない、このプリペイドカードを使用してパチンコ玉を借り受けて遊技をおこなうものである。
【0005】
ところが、このデビット決済による遊技媒体貸出システムでは、キャッシュカードを発行した銀行が特に引き落としの制限を設けていない場合、遊技客は自身の銀行口座にある預金をいくらでも引き出すことが可能なことから、デビット決済に歯止めがかからず、遊技にのめり込ませる引き金となる恐れがあった。
【0006】
このようなデビット決済時に生じる問題を回避するため、デビット決済による一定額以上の利用を制限し、遊技客が希望するプリペイドカードの購入金額(決済金額)と利用制限額とを比較して、希望金額が利用制限額を超えている場合には、デビット決済を(不可)NGとして、デビット決済による使い過ぎを抑制する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
また、従来ではプリペイドカードの発行をデビット取引でおこなう際、この場合には、デビット取引に関わる利用料が発生するため、デビット端末(デビット子機)によりその利用料を遊技客に自動的に転嫁する方法が提案されている。この場合、利用料の転嫁を会員サービスとして来店状況などの会員の条件が一致したときに、デビット決済時の利用料を割り引くなどの方法が提案されている。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−889号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前述した従来技術では、以下のような問題が発生する。すなわち、デビット端末側で遊技客に利用料を転嫁する運用をおこなっていて、かつ、情報処理センタにおいて利用制限が適用された場合には、デビット端末側では、プリペイドカードの購入金額に対して利用料を上乗せして決済をおこなうものとなる。
【0010】
このため、制限金額に利用料として設定された金額が含まれるものとなることから、この場合、遊技客が希望したプリペイドカードの購入金額とデビット決済により発生した利用料とを加算した金額を利用制限額から差し引いて、次回の利用制限額を決定している。具体的には、当初の利用制限額が50000円であったとして、デビット決済により10000円のプリペイドカードの購入がなされた際には、この10000円に利用料である300円を加算した10300円が、50000円から差し引かれるため、次回の利用制限額は39700円となる。この場合、デビット決済によるプリペイドカードの購入は40000円ではなく、30000円分のみとなってしまう。
【0011】
このように、利用制限額が予め設定されているのに対して、利用料は、プリペイドカードの購入額や会員条件により変動するため遊技客は、購入したプリペイドカードの購入金額だけでなく、デビット決済時毎の利用料を把握して計算しないと、利用制限金額のチェックでデビット決済が不可(NG)となってしまうという問題がある。
【0012】
さらに、この利用料に関しては、遊技店毎にそれぞれ設定されている利用料が相違するため、結果として遊技客店毎に利用制限時の利用可能額も異なるため、利用者である遊技客にとって利便性が悪いという問題がある。また、遊技店にとっても、利用制限額のぎりぎりまでカードを販売したいが、利用制限額に利用料を転嫁させた場合には、利用制限額に到達するのが早くなるうえ、半端な金額である利用料の加算により利用制限額を全て使わせることができなくなるという問題がある。
【0013】
この発明は、上述した従来技術による問題点を解決するためになされたもので、デビット決済時に利用制限が適用された遊技媒体貸出システムにおいて、デビット決済に関わる利用料を除いた金額を利用実績金額として算出し、この利用実績金額を利用制限額の対象とするデビット決済による遊技媒体貸出システムに関する。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、有価価値の関連付けがおこなわれた記録媒体を受け入れて遊技媒体の貸し出しをおこなう遊技媒体貸出装置と、前記遊技媒体を用いて遊技をおこなう遊技機と、前記記録媒体の情報を管理する管理装置と、受け入れたデビットカードのカード情報及び指定された決済要求金額に基づくデビット決済要求を所定の情報処理センタ装置に行って、該カード情報に対応した口座から指定金額を引き落とすための決済処理をおこなうデビット端末装置と、前記デビット端末装置による決済処理が完了された後に、この決済金額分の有価価値が関連付けられた記録媒体を発行する記録媒体発行機とを備えたデビット決済による遊技媒体貸出システムであって、前記デビット端末装置は、前記デビット決済要求を行う際に、デビット決済の都度に遊技客から徴収する遊技店ごとに設定された利用料を前記決済要求金額に加算した加算金額を新たな決済要求金額として前記情報処理センタ装置に対してデビット決済要求を行うデビット決済要求手段を備え、前記情報処理センタ装置、前記デビット端末装置又は前記管理装置は、デビット決済された決済金額から前記利用料を除いた利用実績金額を算出する利用実績金額算出手段と、所定の期間内に前記利用実績金額算出手段により算出された各デビットカードのカード情報ごとの累計利用実績金額を記憶する累計利用実績金額記憶手段と、デビット決済の利用制限金額を記憶する利用制限金額記憶手段と、新たなデビット決済要求を受け付けた場合に、該デビット決済要求に含まれる決済要求金額から前記利用料を除いた金額を前記累計利用実績金額記憶手段に記憶された累計利用実績金額と加算した金額が、前記利用制限金額記憶手段に記憶した利用制限金額の範囲内でない場合には、当該デビット決済要求を規制するデビット決済要求規制手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】
また、本発明は、上記発明において、前記情報処理センタ装置は、前記デビット決済要求規制手段によって前記決済要求金額から前記利用料を除いた金額と前記累計利用実績金額とを加算した金額が前記利用制限金額の範囲内であると判定された場合には、前記利用料を含む決済要求金額のデビット決済処理を行うことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係るデビット決済による遊技媒体貸出システムの好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態では、本発明をパチンコ遊技に適用した場合を示すが、パチンコ遊技のみならずパチスロ遊技などにおいても本発明を適用することができる。
【0019】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態であるデビット決済による遊技媒体貸出システムの概略構成を示すブロック図である。ここで、本実施形態の特徴は、デビット決済時に利用制限が適用されたシステムにおいて、デビット決済に関わる利用料を除いた金額を利用実績金額として算定し、この利用実績金額を利用制限額の対象とすることにある。
【0020】
なお、ここで例示するパチンコ遊技システムでは、記録媒体としてプリペイドカード、会員カードを適用する。また、デビットカードとしては、銀行や郵便局などのキャッシュカードを適用する。
【0021】
会員カードは、住所や氏名等の会員情報を登録した会員である利用客に対して遊技店が発行する合成樹脂製のカード(JISII)であり、各種情報が磁気記録および印字してある。具体的には、発行店の識別情報や会員コード等の会員識別情報が磁気記録してあるとともに、発行した店コード、会員コード等の情報が印字してあり、記録内容の一部を目視できるようになっている。
【0022】
これに対してプリペイドカードは、任意の一般利用客に対して遊技店が都度発行する磁気カードであり、上述した会員カードと同様、各種情報が磁気記録および印字してある。具体的には、発行店の識別情報、カード固有の識別コード、発行金額、カード種別等が磁気記録してあるとともに、発行店名、カード固有識別情報(例えば発行機番号+連番)、発行金額および有効期限等が目視できるように印字してある。
【0023】
また、プリペイドカードおよび会員カードには、それぞれパチンコ玉を借り受ける際の基準となる有価価値、具体的には「度数」と称される有価価値を付与してある。ここでいう「度数」とは、パチンコ玉の貸出処理単位であり、所定のレートで設定してある。一般的には、1度数が100円に対応し、1度数でパチンコ玉を25個だけ貸し出すように設定してある。
【0024】
図1に示すように、本実施の形態のパチンコ遊技システムでは、それぞれ「島」と呼ばれるグループごとに複数のパチンコ機20およびカード処理ユニット30が並設してあるとともに、各島にカード発行機40、カード精算機50等の記録媒体処理装置が適宜設けてある。また、複数のカード発行機40に対応して、デビット端末としての複数のデビット子機70が併設されている。このデビット子機70は、カード発行機40によるプリペイドカードの発行に関するデビット決済処理機能およびデビット決済時に関わる利用料を設定する機能を備えている。
【0025】
カード発行機40は、プリペイドカードの発行処理、並びに会員カードを受け入れて、この会員カードに関連づけられた度数に対する加算処理を主機能としている。具体的には、カード発行機40を利用してプリペイドカードや会員カードによる追加入金をおこなうことができる。また、紙幣やデビットカードの利用時において、遊技客により購入希望金額が選択されると、この選択された金額データや発行店、日付、カードを特定する情報を当該カードの磁気ストライプ部に磁気記録し、かつカード表面に金額と表示IDを印字したプリペイドカードを発行することができる。
【0026】
カード処理ユニット30は、遊技店に設置された複数のパチンコ機20それぞれに対して1台ずつペアとなるように用意され、これらパチンコ機20の相互間に挟まれる形で設置してあり、会員カードやプリペイドカードに関連づけられた残度数を上限とするパチンコ玉の貸し出し処理を主機能とするものである。
【0027】
そして、このカード処理ユニット30は、カード挿入口にプリペイドカードが挿入されると、ターミナルコントローラ10に問い合わせてその有価価値データを取得し、遊技客によるパチンコ機20への遊技媒体の貸し出し要求に基づいて、有価価値データ(残度数)の範囲内で、遊技媒体を貸し出す処理をおこなうことができる。遊技客は、この遊技媒体を用いてパチンコ機20により遊技をおこなうことができる。
【0028】
デビット子機70は、カード発行機40に隣接して設置され、かつ当該カード発行機40と通信路で接続されている。また、このデビット子機70は、遊技店の店外において、公衆回線網1000を介して情報処理センタ1001に接続されている。さらに、この情報処理センタ1001は、デビットカード発行銀行1020、決済銀行1030、加盟店銀行1040のそれぞれのコンピュータとCAFISネットワーク(クリアリングセンタ1011を含む)を介して接続されている。
【0029】
このCAFISネットワークを核とし、更に、情報処理センタ1001の遊技店内に設置されたデビット子機70へと継がるシステム部分は、デビットカードシステムと称されている。カード精算機50は、プリペイドカードや会員カードに関連づけられた有価価値の度数を現金として払い戻す処理機能を備えている。パチンコ機20は、パチンコ玉を遊技領域に発射して利用客が遊技を行う部分である。
【0030】
これらのパチンコ機20、カード処理ユニット30、カード発行機40およびカード精算機50は、各島に設けた島コントローラ60を通じてターミナルコントローラ10(T/C)の制御下にある。このターミナルコントローラ10は、遊技店に少なくとも1台設置してあり、設置した遊技店の統括管理、例えばカード管理、会員の管理、売上管理等をおこなうとともに、上述したように、プリペイドカードおよび会員カード個々の有価価値に関する情報を記憶管理する部分である。
【0031】
ターミナルコントローラ10は、パチンコ店外のカード会社センタ1060の経営コンピュータと公衆回線網により接続されており、この経営コンピュータを用いてターミナルコントローラ10内のデータを管理できるようになっている。
【0032】
図2は、ターミナルコントローラ10の内部構成を示すブロック図である。ターミナルコントローラ10のRAM11は、度数管理テーブルDT等の各種管理情報を格納する部分である。度数管理テーブルDTは、プリペイドカードの種別毎に、カードの識別情報と、その度数情報とを対応づけて格納したものである。度数管理テーブルDTのカード識別情報とは、会員カードの場合に会員コードに相当し、一般カードの場合にそれぞれの固有識別コードに相当する。
【0033】
度数管理テーブルDTに格納されたそれぞれの度数情報は、通信I/F部12を通じて読み出し要求があった場合にはCPU13によって都度RAM11から読み出される一方、減算更新要求や加算更新要求があった場合にはCPU13によって適宜更新されることになる。CPU13は、ROM14に格納されたプログラムに基づいて上述した各種処理を実現するための部分である。また、15は、上述した各種管理情報を表示するための表示部、16は、オペレータが設定を行う際に操作する入出力部である。
【0034】
ここで、本実施の形態1では利用制限を実施する利用制限制御部は、(1)情報処理センタ1001、(2)デビット子機70、(3)プリペイドカードシステムの3つの場所のいずれかに備えることを特徴としている。そして、本例ではプリペイドカードのカード情報を管理するターミナルコントローラ10を管理装置としているが、このターミナルコントローラ10がないプリペイドカードシステムの場合には、例えばプリペイドカードの発行をおこなうカード発行機40を管理装置とすることができる。
【0035】
このようにカード発行機40を管理装置とした場合、このカード発行機40によりキャッシュカードに関する利用制限やデータ管理をおこなうことができる。以下、本発明の実施の形態1について詳細に説明する。
【0036】
図3は、本実施の形態に係わるデビット子機70、カード発行機40、情報処理センタ1001の構成及び接続態様を示す概念図である。以下、この図3および図4の機能ブロック図を参照してデビット子機70、カード発行機40、情報処理センタ1001の詳細について説明する。デビット子機70は、キャシュカードを使用したデビット決済時に関わる利用料を設定する機能を備えている。この利用料は、遊技店毎に異なる金額として設定されている。以下、本例では、遊技客が10000円のプリペイドカードの購入を希望した場合に、デビット子機70により300円の利用料が加算されるように設定されているものとする。
【0037】
すなわち、図3、4に示すように、デビット子機70は、表示部71、操作入力部72、デビットカード挿入/返却口73、レシート発行口74、利用料設定部79、印字部111、デビットカード処理部112、デビット制御部115、通信制御部91、92とを備えている。
【0038】
表示部71は、デビット決済による取引金額(プリペイドカードの購入金額、購入金額に関わる利用料)や入力操作ガイダンス等の各種情報を表示する機能を有しており、例えば液晶表示器によって構成してある。
【0039】
操作入力部72は、確認スイッチや取消スイッチ等の各種機能スイッチ、さらにはデビットカードの暗証番号を入力するためのテンキースイッチを備えて構成したものであり、キャッシュカード(デビットカード)の暗証番号や取引金額等を入力する機能を有している。
【0040】
デビットカード挿入/返却口73は、キャッシュカード(デビットカード)を受け入れてこれをデビットカード処理部112に取り込む一方、デビットカード処理部112において所望の処理を施した後のデビットカードを返却するための開口である。デビットカード処理部112は、取り込んだデビットカードに磁気記録されている情報を読み取り、その読み取り結果をデビット制御部115に通知する機能を備えている。
【0041】
レシート発行口74は、印字部111において印字処理されたレシートを排出するための開口である。このレシート発行口74からはデビット決済による結果(OKかNG)が印字されたレシートを発行する。印字部111は、デビット制御部115から通知された情報をレシートに印字するための機能を有している。
【0042】
利用料設定部79は、キャッシュカードなどのデビットカードを使用するデビット決済時に購入したプリペイドカードに対して加算される利用料を設定する機能を有している。この利用料は、遊技客がカード発行機の5種類の選択ボタン(例えば、1000円、2000円、3000円、5000円、10000円)を押して、購入を希望するプリペイドカードを選択した際に、デビット子機70(図3)の表示部71に購入するプリペイドカードの購入金額とともに、利用料として表示される。例えば、デビット取引により10000円のプリペイドカードを購入した場合は、購入金額の10000円に300円の利用料が加算され、この金額が利用料として表示される。この利用料は、遊技店毎に異なる金額として設定されている。
【0043】
また、通信インターフェースとしては、通信制御部90、通信制御部91とを備えており、通信制御部90は、カード発行機40(図9)の通信制御部132と通信自在となっている。具体的には、カード発行機40の通信制御部132を介して遊技客が購入するプリペイドカードの金額情報が通信制御部90からデビット制御部115に送信される。また、通信制御部91は、情報処理センタ1001の通信制御部94との間で通信自在となっている。
【0044】
以下、図4を参照して情報処理センタ1001の内部構成について説明する。すなわち、図4に示すように情報処理センタ1001は、利用制限制御部80を備えており、この利用制限制御部80には指定金額を引き落とすための決済処理をおこなう決済処理制御部81、利用金額が利用制限額を超えているか否かを判定する利用制限判定部82、データベース管理部85、通信インターフェースとしての通信制御部93および通信制御部94とを有している。前述したように、通信制御部94はデビット子機70の通信制御部91との間で通信自在となっている。
【0045】
ここで、本実施の形態1は、情報処理センタ1001に利用制限制御部80を設け、この利用制限制御部80によりデビット決済時の利用制限を実施するとともに、デビット決済に関わる利用料を上乗せ(加算)しない利用実績金額を算出し、この利用実績金額を利用制限額の対象とすることに特徴がある。このため、利用制限制御部80には、さらに実利用制限額算出部83が設けられている。この実利用制限額算出部83の詳細については、後述する。
【0046】
データベース管理部85には、メモリ部86が設けられており、このメモリ部86内に、利用制限範囲の条件データ、キャッシュカードの利用実績に関する各種データを管理する利用制限データベース87が設けられており、この利用制限データベース87は、利用制限設定テーブル88(図5)および利用実績テーブル89(図6)とにより構成されている。
【0047】
図5は、利用制限設定テーブル88の一例を示している。同図に示すように、この利用制限設定テーブル88には、遊技客のカードID別に、それぞれ一定期間単位(この例では、1日単位)の利用上限金額(上限金額/日)、同じく上限回数(上限回数/日)、1回の利用あたりの上限金額(上限金額/回)等の利用制限条件データが予め設定されている。この利用制限設定テーブル88では、遊技客個人の口座番号をキャッシュカード(カードID)の対象としている。
【0048】
図6は、利用実績テーブル89の一例を示している。この、利用実績テーブル89には、デビット決済時の利用実績を管理する各遊技客の口座番号毎に、それまでのデビット取引で抽出されたキャッシュカード(デビットカード)IDに対応して、このIDをキーとした今回の利用額、それまでの利用実績に応じた、例えば、累計利用額、利用回数の累計値データなどが格納されている。この利用実績金額は、デビット取引毎にカウント(累計)され、利用実績値の累計値が利用制限額を超えているかが利用制限判定部82により判定される。
【0049】
図7に示すように、実利用制限額算出部83は、利用料減算処理部84を有しており、この利用料減算処理部84は、キャッシュカード(デビットカード)の使用時(デビット決済時)に関わる利用料を減算することにより、実際の利用実績金額を算出する機能を有している。すなわち、利用料減算処理部84には、デビット子機70から送信された決済金額(プリペイドカードの購入金額+利用料)に基づいて、この決済金額から減算する利用料の減算条件(減算値/減算率)が予め設定されている。
【0050】
そして、この利用料の減算条件としては、プリペイドカードの希望購入金額分の一定の率や一定の金額(例えば、100円以下)などを設定することができる。具体的に説明すると、例えば、10000円までのプリペイドカードの場合、一定金額以下であれば切り捨てるという設定(例えば、減算率を「3%」とする。)により、10000円の利用料である300円を差し引くことができ、これにより、各遊技店で設定される利用料にかかわらず容易に利用実績金額を算出することができる。そして、この利用実績金額は、利用制限額の対象とすることができる。
【0051】
上述した利用料減算処理部84による決済金額から一定金額以下を除く処理は、特に、遊技店毎に設定される利用料が不明である場合に適用することができる。従って、デビット子機70に利用制限制御部を設けた場合には、デビット子機70の利用料設定部79により利用料は設定されるため、この利用料を含めない金額をそのまま利用実績金額として算出し、利用制限額の対象とすることができる。
【0052】
また、実利用制限額算出部83は、実利用制限額管理テーブル83aを有している。また、この実利用制限額管理テーブル83aは、後述する図8(a)に示すように、利用回数毎に利用時の利用実績金額が格納されている。
【0053】
次いで、図9を参照してカード発行機40の構成について説明する。すなわち、図9に示すように、カード発行機40は、選択ボタン75、会員カード挿入/返却口120、会員カード処理部121、プリペイドカード発行口122、プリペイドカード処理部123、表示部124、発行制御部126、通信制御部130、132とを備えている。
【0054】
選択ボタン75は、プリペイドカードの購入金額である5種類の発行金額(例えば、10000円、5000円、3000円、2000円、1000円)から希望する金額分のプリペイドカードを選択して購入する機能を有している。
【0055】
会員カード挿入/返却口120は、会員カードを受け入れてこれを会員カード処理部121に取り込む一方、会員カード処理部121において所望の処理を施した後の会員カードを返却するための開口である。会員カード処理部121は、取り込んだ会員カードに磁気記録されている会員識別情報を読み取り、その読み取り結果を発行制御部126に与える部分である。
【0056】
プリペイドカード発行口122は、プリペイドカード処理部123で発行処理した選択ボタン75により選択された発行金額に応じたプリペイドカードを発行(排出する)プリペイドカードを排出するための開口である。具体的に、このプリペイドカード処理部123は、例えば、予め装填されたロール紙(図示せず)を適宜切断・印字・データ処理し、これをプリペイドカードとして発行する部分である。
【0057】
表示部124は、発行制御部126から与えられた入力ガイダンス等の各種情報を表示するための部分であり、例えば液晶表示器によって構成してある。発行制御部126は、予め与えられたプログラムや会員カード処理部121から与えられた情報に基づいて各部の制御を行うための部分である。
【0058】
発行制御部126は、通信制御部130、132を通じて外部と適宜情報交換することが可能である。具体的には、通信制御部130は、島コントローラ60(図1)を介してターミナルコントローラ10に接続してある一方、通信制御部132は、デビット子機70の通信制御部90を介してデビット制御部115に接続してある。
【0059】
図10は、本発明のデビット決済による遊技媒体貸出システムの基本処理工程を説明するフローチャートである。すなわち、本発明のデビット決済による遊技媒体貸出システムは、大別して(1)利用制限設定工程(ステップS110)、(2)利用料減算工程(ステップS120)、(3)実利用制限額算出工程(ステップS130)、(4)利用制限判定工程(ステップS140)による4つの処理工程により構成されている。先ず、これら(1)〜(4)の各処理工程について簡単に説明する。
【0060】
(1)利用制限設定工程
利用制限設定工程は、遊技客に対してデビット決済による利用制限額を設定する工程である。この利用制限設定工程により設定された遊技客毎の利用制限額は、各遊技客のカードIDに対応して利用制限データベース87の利用制限設定テーブル88(図6)に格納される。
【0061】
(2)利用料減算工程
利用料減算工程は、デビット子機70(図3)から送信された決済金額(プリペイドカードの購入金額+利用料)から利用料減算処理部84(図7)により設定されている利用料の減算値/減算率(利用料の減算条件)に基づいて、プリペイドカードの希望購入金額分の一定の率(一定金額以下)を減算することにより利用実績金額を算出する工程である。
【0062】
(3)実利用制限額算出工程
実利用制限額算出定工程は、キャッシュカード(デビットカード)によるデビット取引時に発生した利用料を除いた実際の利用実績金額を算出する工程であり、前記(2)利用料減算工程により算出された利用実績金額を、デビット決済毎にカウント(累計)し、実利用制限額管理テーブル83aに格納する工程である。そして、この利用実績金額の累計値が利用制限額を超えているかが利用制限判定工程により判定される。
【0063】
(4)利用制限判定工程
利用制限判定工程は、前記(3)実利用制限額算出工程により算出された実際の利用実績金額と予め設定されている利用制限額とを比較し、利用実績金額(希望購入額)が利用制限額を超えているか否かを判定する工程である。この利用制限判定工程の判定により決済時の希望利用金額が利用制限額を超えている場合はデビット決済によるデビット取引(希望金額によるプリペイドカードの購入)は不可(NG)となる。
【0064】
以下、図11のフローチャートを参照して、本実施の形態におけるデビット決済による遊技媒体貸出システムの全体制御処理手順を説明する。このフローチャートは、デビット子機70、カード発行機40、情報処理センタ1001との間での処理手順を説明する図である。なお、同フローチャート中の丸数字は、図3による処理の流れを示す丸数字に対応させたものである。
【0065】
すなわち、先ず、遊技客がデビット子機70のカード挿入/排出口73にキャッシュカードを挿入すると(ステップS610)、デビット子機70は、この挿入されたキャッシュカードからカード情報(カードID)を読み取るとともに(ステップS620)、キャッシュカードを挿入した遊技客に対して暗証番号の入力を要求する。具体的には、デビット子機70の表示部71に「暗証番号を入力して下さい」などのガイダンスが表示される。
【0066】
次いで、前記暗証番号の入力要求を表示部71での表示により確認した遊技客がデビット子機70の操作入力部72を使用して暗証番号を入力すると(ステップS611)、デビット子機70は、この入力された暗証番号を保持(記憶)すると共に、カード発行機40に対して、カード発行操作可の旨を通知する(ステップS621)。
【0067】
これに対し、カード発行機40では、このデビット子機70からの通知を受信すると、選択ボタン75を点灯状態に制御し(ステップS630)、この選択ボタン75の点灯中に、遊技客により点灯している選択ボタン75のいずれかが押下されると(ステップS640)、カード発行機40は、この押下された選択ボタン75に対応するプリペイドカードの金額データ(購入希望金額)をデビット子機70に対して通知する(ステップS631)。ここで、仮に、10000円のプリペイドカードの購入が選択ボタン75の押下により選択されたとすると、この時、カード発行機40からデビット子機70には金額データを10000円として送信する。
【0068】
一方、デビット子機70は、カード発行機40から金額データ(10000円)を受信すると、この金額データに基づいて利用料を算出し、その表示部71にプリペイドカードの購入金額である10000円と利用料(300円)の表示をおこなう。前述したように、デビット決済における利用料は、各遊技店毎にそれぞれ設定されており、この利用料の設定は、デビット子機70の利用料設定部79(図4)により算定される。
【0069】
次いで、デビット子機70からは、前記ステップS620及びS621で取得したカード情報及び暗証番号とを含む決済要求を情報処理センタ1001に送出する(ステップS622)。ここで、デビット子機70から送信された決済金額は、プリペイドカードの購入金額である10000円と利用料の300円を加算した金額(10300円)となる。
【0070】
そして、この情報処理センタ1001には利用制限制御部80が設けられているため、情報処理センタ1001では、デビット子機70から送出された上記決済要求を受信すると、利用制限制御部80の実利用制限額算出部83により利用実績金額を算出する制御である実利用制限額算出工程をおこなう。
【0071】
この実利用制限額算出工程について、図12を参照して説明する。すなわち、先ず、ステップS622により送信された決済金額に基づいて利用料の減算処理をおこなう(ステップS631)。前述したように、この利用料を減算する処理は、利用料減算処理部84(図7)に設定されている利用料の減算条件(減算率)によりおこなわれる。次いで、このステップS631により取得された利用実績金額を実利用制限額管理テーブル83a(図8)に格納する(ステップS632)。
【0072】
以下、この実利用制限額管理テーブル83aに格納された利用実績金額を累計し累計利用額とする(ステップS633)。次いで、この累計利用実績金額を利用制限額の対象とする。具体的には、利用実績テーブル89(図6)に格納する(ステップS634)。この図6の例では、カードID(01234)の遊技客の場合、デビット決済の利用(合計2回)により利用実績金額の合計(累計)が20000円であることを示している。以下、図11に戻り、利用制限判定部82により、今回の決済要求(プリペイドカードの購入希望額)である累計利用実績金額に対して利用制限範囲内か否を判断する(ステップS640)。
【0073】
その際、利用制限判定部82は、今回受信されたカード情報中のカードID(キャッシュカードIDである口座番号)を抽出し、このキャッシュカードIDをキーとして利用実績テーブル89を検索し、このカードIDに対応する諸条件が利用制限設定テーブル88の設定値範囲内であるか否か(利用OKか利用NGか)をチェックし(ステップS641)、上記判断をおこなうものとなる。
【0074】
ここで、ステップS641により遊技客が希望した購入希望金額が利用制限額を超えていなければ決済がOKとなり(ステップS641肯定)、この判断により購入希望金額が利用制限額を超えていれば決済がNGとなる(ステップS641否定)。以下、上述したステップS641の処理について利用制限設定テーブル88、利用実績テーブル89、実利用制限額管理テーブル83a、83b参照して具体的に説明する。
【0075】
すなわち、図5に示すキャッシュカードのカードID(口座番号)が「01234」の遊技客を例にすると、この遊技客の場合、利用制限設定テーブル88に示すように利用制限金額の上限金額は、1回のデビット決済当たり「10000円」、1日のデビット決済の上限金額は「50000円」、同じく1回のデビット決済の上限回数は「10回」と設定されている。そして、この例では図8(a)の実利用制限額管理テーブル83aに示すように1回目から5回目までのデビット決済で10000円毎の決済をおこなったことを示している。
【0076】
ここで、図8(a)においてこの遊技客が6回目のデビット決済に5000円のプリペイドカードの購入を希望した場合には、この6回目を含む1回〜6回のデビット決済の累計利用額は、合計で55000円(10000×5+5000)となり、1日の利用制限額の50000円を超えてしまうため、この場合は決済がNGとなる。
【0077】
この一方、図8(b)において遊技客が5回目に2000円、6回目に3000円のプリペイドカードの購入を希望した場合には、1回目〜6回目までのデビット取引の累計利用額は、合計で45000円(10000×4+2000+3000)となり、1日の利用制限額の50000円に満たないことから、この場合は利用制限額を超えていないため決済がOKとなる。
【0078】
ここで、図11のフローに戻り、利用がOKであると(ステップS641肯定)、利用制限制御部80の決済処理制御部81は、通信制御部93を通じてクリアリングセンタ1011にアクセスし、今回の決済要求にて通知されたIDに対応する口座から当該決済要求で通知された金額データ分を引き落とす処理を含む決済処理を開始する(ステップS645)。また、利用NGであれば(ステップS641否定)、利用制限制御部80は、決済結果通知処理に移行し、デビット子機70に利用NGであることを通知する。
【0079】
そして、上記ステップS645での決済処理の開始後、情報処理センタ1001内の利用制限制御部80では、クリアリングセンタ1011からの上記通知に基づいて、上記決済処理が無事完了したか(OKか)否かを監視する(ステップS646)。
【0080】
なお、利用OKである場合の情報処理センタ1001での上記決済処理は、例えば、以下の手順で実現できる。すなわち、ステップS641で利用OKと判定した情報処理センタ1001(決済処理制御部81)では、上記ステップS622での処理によりデビット子機70から受信した各種データ(金額データ、カード情報、暗証番号等)を基に、通信制御部93を介して、CAFIS(Credit and Finance Information System)ネットワークに決済処理を依頼する。
【0081】
そして、この依頼を受けたクリアリングセンタ1011は、デビットカード発行銀行1020、決済銀行1030、加盟店銀行1040間で決済処理を行ない、このうちの即時実行する必要のある処理(例えば、デビットカード発行銀行1020での、今回の決済要求にて通知されたカード情報中から抽出したID)に対応する口座から当該決済要求で通知された引き落とし金額分を引き落とす処理等が終了すると、情報処理センタ1001に処理終了の通知を行う。また、クリアリングセンタ1011では、上記口座の残金不足等により決済処理が行えないような場合には、その旨を情報処理センタ1001に通知する。
【0082】
なお、即時実行分以外の決済処理は、予め決められた期間後(例えば、3営業日後)に実施され、最終的に、上記利用料金から上記決済処理により手数料等を差し引かれた代金が加盟店銀行1040の情報処理センタ1001の口座に振り込まれる。
【0083】
その後、この加盟店銀行1040の情報処理センタ1001の口座に振り込まれた代金から情報処理センタ1001の手数料を差し引いた代金が、○○銀行1050のカード会社(カード会社センタ1を運営する)の口座に振り込まれる。
【0084】
更に、その後、この○○銀行1050のカード会社の口座に振り込まれた代金から各パチンコ店の口座に、カード会社とパチンコ店の取り決めに従い、プリペイドカードの使用度数に応じた代金が振り込まれる。
【0085】
ここで、決済処理がOKの場合(ステップS646肯定)、利用制限制御部80はデータベース管理部85を起動し、次の決済要求のアクセスに備え、ステップS641、S645での処理結果に応じて、利用制限データベース87内の利用実績テーブル89のデータ内容を更新させ(ステップS647)、次いでその決済結果をデビット子機70に通知し(ステップS648)、処理を終了する。
【0086】
これに対し、例えば、今回の決済要求にて通知されたIDに対応する口座の残額が当該決済要求で通知された金額に満たない(残額不足)等により決済処理が行えなかった場合(ステップS646否定)、その決済結果を直ちにデビット子機70に通知し(ステップS648)、処理を終了する。
【0087】
一方、デビット子機70は、情報処理センタ1001からの上記決済結果通知を受信すると、その決済結果をカード発行機40に通知し(ステップS650)、次いでキャッシュカードを遊技客に返却し(ステップS651)、処理を終える。カード発行機40では、デビット子機70から受信した決済結果通知を基に決済が完了したか否かを判断する(ステップS660)。
【0088】
ここで、決済完了であれば(ステップS660肯定)、カード発行機40は、それ以前のステップS640で押下された選択ボタン75に対応する金額のプリペイドカード(当該金額相当度数の有価データが記憶されたカード)をプリペイドカードカード発行口122から排出する(ステップS661)。
【0089】
その後、全ての選択ボタン75を消灯状態に制御し(ステップS662)、処理を終える。また、決済が完了していなければ(ステップS660否定)、直ちに全ての選択ボタン75を消灯状態に制御し(ステップS662)、処理を終える。
【0090】
本実施の形態1によれば、デビットカードによるデビット決済時に関わる利用料を除いた利用実績金額を算出する実利用制限額算出手段とを有する利用制限制御装置を備えるので、遊技客がデビット決済時の利用制限額および次の利用可能額を正確に把握することができ、遊技客のデビット決済時における使い勝手を向上させることができる。
【0091】
なお、プリペイドカードのデータ管理をターミナルコントローラ10ではなくカード発行機40でおこなう場合には、カード発行機40で利用制限やデータ管理をおこなうことができ、この場合も、実施の形態1と同様の作用効果を期待することができる。
【0092】
(実施の形態2)
図13は、本発明における実施の形態2の構成を示している。すなわち、前記実施の形態1では、デビット子機70と情報処理センタ1001との通信は、通信制御部91と通信制御部94との間でおこなうものとしているが、本実施の形態2では通信制御部91、94(図4)を2つの通信制御部である第一通信制御部91a、94aと第二通信制御部92a、95aとにそれぞれ分配し、決済金額であるプリペイドカードの金額と利用料とを別々に送受信できるように構成している。
【0093】
具体的には、第一通信制御部91aと第一通信制御部94aとの通信ラインを「利用料を含まない利用実績金額(プリペイドカードの希望購入額)」の送受信手段とし、他方の第二通信制御部92aと第二通信制御部95aとの通信ラインをデビット子機70により設定した「利用料」の送受信手段としている。
【0094】
この場合、利用実績金額が10000円で利用料が300円とすると、一方の通信ライン(第一通信制御部91a、94a)によりデビット子機70から情報処理センタ1001に対して、購入希望額である10000円の金額データが、他方の通信ライン(第二通信制御部92a、95a)により利用料である300円の金額データがそれぞれ送信されるものとなる。
【0095】
本実施の形態2の場合、情報処理センタ1001とデビット子機70との間で、利用料を含めない実際の利用実績額とデビット決済時の利用料とをそれぞれ別々の通信手段により分けて通信をおこなうことができ、これにより、情報処理センタ1001の実利用制限額算出手段83により利用料を除いた利用実績額を正確にカウントすることができる
【0096】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、デビット端末装置は、デビット決済要求を行う際に、デビット決済の都度に遊技客から徴収する遊技店ごとに設定された利用料を決済要求金額に加算した加算金額を新たな決済要求金額として情報処理センタ装置に対してデビット決済要求を行い、情報処理センタ装置、デビット端末装置又は管理装置は、デビット決済された決済金額から前記利用料を除いた利用実績金額を算出し、所定の期間内に算出された各デビットカードのカード情報ごとの累計利用実績金額を記憶しておき、新たなデビット決済要求を受け付けた場合に、該デビット決済要求に含まれる決済要求金額から利用料を除いた金額を累計利用実績金額と加算した金額が、利用制限金額の範囲内でない場合には、当該デビット決済要求を規制するよう構成したので、遊技店ごとに異なる利用料をデビット決済時の利用制限の対象外とし、もって実効性の高い利用制限を課することが可能となる。
【0097】
また、本発明によれば、情報処理センタ装置は、決済要求金額から利用料を除いた金額と累計利用実績金額とを加算した金額が利用制限金額の範囲内であると判定された場合には、利用料を含む決済要求金額のデビット決済処理を行うよう構成したので、各遊技客は、利用料を意識することなくデビット決済要求を行うことができ、遊技客がデビット決済可能と判断しているにも係わらず利用料が原因でデビット決済が棄却されるような事態を防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデビット決済による遊技媒体貸出システムの概略を示す全体構成図である。
【図2】ターミナルコントローラの内部構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態に係わるデビット子機とカード発行機の構成及び接続態様を示す概念図である。
【図4】情報処理センタとデビット子機の内部構成を示すブロック図である(実施の形態1)。
【図5】利用制限設定テーブルの構成を示す図表である。
【図6】利用実績テーブルの構成を示す図表である。
【図7】実利用制限額算出部の構成を示すブロック図である。
【図8】(a)、(b)は、実利用制限額管理テーブルの構成を示す2例の図表である。
【図9】カード発行機の内部構成を示すブロック図である。
【図10】デビット決済による遊技媒体貸出システムの基本処理工程を示すフローチャートである。
【図11】デビット決済による遊技媒体貸出システムの全体処理手順を示すフローチャートである。
【図12】実利用制限額算出工程による全体処理手順を示すフローチャートである。
【図13】情報処理センタとデビット子機の内部構成を示すブロック図である(実施の形態2)。
【符号の説明】
10 ターミナルコントローラ
11 RAM
12 通信I/F部
13 CPU
14 ROM
15、71、124 表示部
16 入出力部
20 パチンコ機
30 カード処理ユニット
40 カード発行機
70 デビット子機
72 操作入力部
74、110 レシート発行口
75 選択ボタン
79 利用料設定部
80 利用制限制御部
81 決済処理制御部
82 利用制限判定部
83 実利用制限額算出部
83a、b 実利用制限額管理テーブル
84 利用料減算処理部
85 データベース管理部
86 メモリ部
87 利用制限データベース
88 利用制限設定テーブル
89 利用実績テーブル
90、91、93、94、130、132 通信制御部
91a、94a 第一通信制御部
92a、95a 第二通信制御部
111 印字部
112 デビットカード処理部
115 デビット制御部
120 会員カード挿入/返却口
121 会員カード処理部
122 プリペイドカード発行口
123 プリペイドカード処理部
126 発行制御部
1001 情報処理センタ
1011 クリアリングセンタ
1020 デビットカード発行銀行
1030 決済銀行
1040 加盟店銀行
1050 ○○銀行
1060 カード会社センタ
1070 △△銀行
DT 度数管理テーブル
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a game medium lending system that lends game media by debit payment using a debit card, and in particular, in a game medium lending system by debit payment to which usage restrictions are applied at the time of debit payment, excluding the usage fee related to debit payment. The present invention relates to a game medium lending system based on debit payment, which is subject to usage restrictions.
[0002]
[Prior art]
Currently, when playing a game in a game store where a pachinko machine or the like is installed, a recording medium such as a prepaid card is purchased from a card issuing machine, and the valuable value (purchase amount) given to the prepaid card is obtained. A game media lending system using a prepaid card that borrows game media (such as a pachinko ball) in response to this is the mainstream.
[0003]
Here, when there is no remaining amount of the prepaid card, when purchasing a new prepaid card or depositing into the prepaid card, if there is no cash, go to the bank each time and withdraw cash etc. There are troubles and inconveniences. In order to deal with such inconveniences, a debit terminal for debit payment is now installed in the amusement store, and a prepaid card for the desired amount of money is purchased by payment using a debit card (bank or postal savings cash card). A game media lending system based on debit payment has been devised.
[0004]
In this type of debit payment game media lending system, debit cards are used to deduct the value of prepaid cards purchased from a player's account and the usage fee, and the prepaid card is used for pachinko. Borrow balls and play games.
[0005]
However, in this game media lending system based on debit payment, if the bank that issued the cash card does not have any special restrictions on withdrawal, the player can withdraw any amount of deposits in their bank account. There was a risk that payment could not be stopped and could trigger the game.
[0006]
In order to avoid such problems at the time of debit payment, use of debit payment is restricted to a certain amount, and the purchase amount (payment amount) of the prepaid card desired by the player is compared with the usage restriction amount. In the case where the amount exceeds the usage limit amount, a technique has been proposed in which debit settlement is set to (impossible) NG to suppress overuse by debit settlement (see, for example, Patent Document 1).
[0007]
Conventionally, when a prepaid card is issued in a debit transaction, a usage fee related to the debit transaction is generated in this case, so the debit terminal (debit slave) automatically transfers the usage fee to the player. A method has been proposed. In this case, a method has been proposed in which the usage fee at the time of debit settlement is discounted when the membership conditions such as the store visit status match, with the usage fee being passed on as a member service.
[0008]
[Patent Document 1]
JP 2002-889 A
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, the following problems occur in the above-described conventional technology. In other words, if the debit terminal is operating to pass on the usage fee to the player and the usage restrictions are applied at the information processing center, the debit terminal will use the prepaid card for the purchase price. Payment will be made by adding a fee.
[0010]
For this reason, the amount set as the usage fee is included in the limit amount, so in this case, use the sum of the purchase price of the prepaid card desired by the player and the usage fee generated by debit payment. The next usage limit is determined by subtracting from the limit. Specifically, assuming that the initial usage restriction amount was 50,000 yen, when a prepaid card of 10,000 yen was purchased by debit payment, 10300 yen, which is 300 yen as a usage fee added to this 10,000 yen However, since it is deducted from 50,000 yen, the next usage restriction amount will be 39700 yen. In this case, the purchase of the prepaid card by debit payment is not 40000 yen but only 30000 yen.
[0011]
In this way, while the usage limit amount is set in advance, the usage fee varies depending on the purchase amount of the prepaid card and the membership conditions, so the player can debit not only the purchase amount of the prepaid card purchased. If the usage fee for each settlement is not grasped and calculated, there is a problem that debit settlement becomes impossible (NG) by checking the usage limit amount.
[0012]
Furthermore, with regard to this usage fee, the usage fee set for each amusement store is different, and as a result, the available amount at the time of usage restriction differs for each gaming store, which is convenient for the player who is the user. There is a problem that the nature is bad. Also, for amusement stores, they want to sell their cards to the limit of the usage limit, but if the usage fee is transferred to the usage limit, it will be faster to reach the usage limit and it will be an odd amount. There is a problem that it becomes impossible to use all of the usage limit due to the addition of the usage fee.
[0013]
The present invention was made to solve the above-described problems of the prior art, and in a gaming medium lending system to which usage restrictions were applied during debit payment, the amount excluding the usage fee related to debit payment was used It is related with the game media rental system by debit payment which calculates as this, and uses this use track record amount as the object of use restriction amount.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
  To achieve the above object, the present invention provides a game medium lending device that accepts a recording medium associated with a valuable value and lends a game medium, and a gaming machine that uses the game medium to play a game. A management device that manages the information of the recording medium and a debit payment request based on the card information of the accepted debit card and the specified payment request amount to a predetermined information processing center device, and from an account corresponding to the card information A debit terminal device that performs a payment process for debiting a specified amount, and a recording medium issuer that issues a recording medium associated with the value of the payment amount after the payment process by the debit terminal device is completed. A debit payment gaming medium lending system provided, wherein the debit terminal device makes the debit payment request. When,Set for each amusement store that collects from players each time debit payment is madeA debit payment requesting unit that makes a debit payment request to the information processing center device using a sum of the usage fee added to the payment request amount as a new payment request amount, and the information processing center device, the debit terminal device, or The management device includes a usage record amount calculation unit that calculates a use record amount calculated by removing the use fee from a payment amount that has been debited, and each debit card calculated by the use record amount calculation unit within a predetermined period. Cumulative usage record amount storage means for storing the cumulative usage record amount for each card information, usage limit amount storage means for storing the debit payment usage limit amount, and when a new debit payment request is received, the debit payment request The accumulated usage amount stored in the accumulated usage actual amount storage means is the amount obtained by subtracting the usage fee from the settlement request amount included in Amount plus the 績金 amount is, wherein when utilized not limited amount within the range of use restriction amount stored in the storage means, characterized in that a debit request regulating means for regulating the debit request.
[0015]
  Also,In the present invention according to the above invention, the information processing center device is configured such that an amount obtained by adding an amount obtained by subtracting the usage fee from the payment request amount by the debit payment request regulation unit and the accumulated usage actual amount is the usage limit amount. If it is determined that the value is within the range, debit payment processing is performed on the payment request amount including the usage fee.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Exemplary embodiments of a game medium lending system based on debit payment according to the present invention will be explained below in detail with reference to the accompanying drawings. In addition, although the case where this invention is applied to a pachinko game is shown in embodiment shown below, this invention is applicable not only to a pachinko game but a pachislot game.
[0019]
(Embodiment 1)
FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration of a game medium lending system by debit settlement according to an embodiment of the present invention. Here, the feature of this embodiment is that, in a system in which usage restrictions are applied at the time of debit payment, the amount excluding the usage fee related to debit payment is calculated as the actual usage amount, and this actual usage amount is subject to the usage restriction amount. It is to do.
[0020]
In the pachinko gaming system exemplified here, a prepaid card or a membership card is applied as a recording medium. In addition, as a debit card, a cash card such as a bank or a post office is applied.
[0021]
The membership card is a synthetic resin card (JIS II) issued by an amusement store to customers who are members who have registered membership information such as address and name, and various information is magnetically recorded and printed. Specifically, the identification information of the issuing store and the member identification information such as the membership code are magnetically recorded, and information such as the issued store code and the membership code is printed, and a part of the recorded contents can be visually observed. It is like that.
[0022]
On the other hand, a prepaid card is a magnetic card issued by an amusement store each time to an arbitrary general customer, and various information is magnetically recorded and printed in the same manner as the membership card described above. Specifically, the issuer's identification information, card-specific identification code, issue amount, card type, etc. are magnetically recorded, as well as the issuer's name, card-specific identification information (eg, issuer number + serial number), issue amount And the expiration date is printed so that it can be seen.
[0023]
Further, the prepaid card and the membership card are each given a valuable value as a reference for borrowing a pachinko ball, specifically, a valuable value called “frequency”. The “frequency” here is a pachinko ball lending processing unit, and is set at a predetermined rate. In general, the frequency corresponds to 100 yen, and it is set to lend only 25 pachinko balls per frequency.
[0024]
As shown in FIG. 1, in the pachinko gaming system of the present embodiment, a plurality of pachinko machines 20 and card processing units 30 are arranged in parallel for each group called “island”, and a card issuing machine is provided on each island. 40, a recording medium processing device such as a card settlement machine 50 is provided as appropriate. Corresponding to the plurality of card issuing machines 40, a plurality of debit slave units 70 as debit terminals are provided. The debit slave device 70 has a debit payment processing function related to the issuance of a prepaid card by the card issuing device 40 and a function for setting a usage fee related to debit payment.
[0025]
The card issuer 40 has prepaid card issuance processing and addition processing for the frequency associated with the membership card received as a main function. Specifically, the card issuer 40 can be used to make additional payment using a prepaid card or a membership card. In addition, when using a banknote or debit card, if a player selects the desired purchase amount, the selected amount data, issuing store, date, and information identifying the card are magnetically recorded on the magnetic stripe portion of the card. In addition, it is possible to issue a prepaid card in which the money amount and the display ID are printed on the card surface.
[0026]
One card processing unit 30 is prepared for each of the plurality of pachinko machines 20 installed in the amusement store, and the card processing unit 30 is installed so as to be sandwiched between the pachinko machines 20. The main function is a lending process of pachinko balls with the upper limit of the remaining number associated with a card or prepaid card.
[0027]
Then, when a prepaid card is inserted into the card insertion slot, the card processing unit 30 inquires of the terminal controller 10 to acquire its valuable value data, and based on a request for lending game media to the pachinko machine 20 by the player. Thus, it is possible to perform a process of lending the game medium within the range of the valuable value data (remaining frequency). A player can play a game with the pachinko machine 20 using this game medium.
[0028]
The debit child device 70 is installed adjacent to the card issuing device 40 and is connected to the card issuing device 40 through a communication path. Further, the debit slave device 70 is connected to the information processing center 1001 via the public line network 1000 outside the amusement store. Further, the information processing center 1001 is connected to each computer of the debit card issuing bank 1020, the settlement bank 1030, and the member store bank 1040 via the CAFIS network (including the clearing center 1011).
[0029]
A system portion that is connected to the debit slave device 70 installed in the game shop of the information processing center 1001 using the CAFIS network as a core is called a debit card system. The card checkout machine 50 has a processing function for paying back the value of the valuable value associated with the prepaid card or the membership card as cash. The pachinko machine 20 is a part where a user plays a game by firing a pachinko ball into the game area.
[0030]
The pachinko machine 20, the card processing unit 30, the card issuing machine 40, and the card settlement machine 50 are under the control of the terminal controller 10 (T / C) through the island controller 60 provided on each island. At least one terminal controller 10 is installed in an amusement store, and performs overall management of the installed amusement store, for example, card management, member management, sales management, and the like, and as described above, a prepaid card and a membership card. This is the part that stores and manages information related to each valuable value.
[0031]
The terminal controller 10 is connected to a management computer of a card company center 1060 outside the pachinko store by a public network, and data in the terminal controller 10 can be managed using this management computer.
[0032]
FIG. 2 is a block diagram showing an internal configuration of the terminal controller 10. The RAM 11 of the terminal controller 10 is a part that stores various management information such as the frequency management table DT. The frequency management table DT stores the card identification information and the frequency information in association with each prepaid card type. The card identification information in the frequency management table DT corresponds to a member code in the case of a member card, and corresponds to each unique identification code in the case of a general card.
[0033]
Each frequency information stored in the frequency management table DT is read from the RAM 11 by the CPU 13 whenever there is a read request through the communication I / F unit 12, while when there is a subtraction update request or an addition update request. Is appropriately updated by the CPU 13. The CPU 13 is a part for realizing the various processes described above based on the program stored in the ROM 14. Reference numeral 15 denotes a display unit for displaying the various management information described above, and reference numeral 16 denotes an input / output unit that is operated when the operator makes settings.
[0034]
Here, in the first embodiment, the use restriction control unit for carrying out use restriction is placed in any one of three places: (1) information processing center 1001, (2) debit slave unit 70, and (3) prepaid card system. It is characterized by providing. In this example, the terminal controller 10 that manages the card information of the prepaid card is used as the management device. However, in the case of a prepaid card system that does not have this terminal controller 10, for example, the card issuing machine 40 that issues the prepaid card is managed. It can be a device.
[0035]
When the card issuing machine 40 is used as a management device in this way, the card issuing machine 40 can perform usage restrictions and data management related to the cash card. Hereinafter, Embodiment 1 of the present invention will be described in detail.
[0036]
FIG. 3 is a conceptual diagram showing configurations and connection modes of the debit slave device 70, the card issuing device 40, and the information processing center 1001 according to the present embodiment. Details of the debit slave device 70, the card issuing device 40, and the information processing center 1001 will be described below with reference to the functional block diagrams of FIGS. The debit handset 70 has a function of setting a usage fee related to debit payment using a cash card. This usage fee is set as a different amount for each amusement store. Hereinafter, in this example, it is assumed that when the player wishes to purchase a prepaid card of 10,000 yen, the debit handset 70 is set to add a usage fee of 300 yen.
[0037]
That is, as shown in FIGS. 3 and 4, the debit slave unit 70 includes a display unit 71, an operation input unit 72, a debit card insertion / return port 73, a receipt issue port 74, a usage fee setting unit 79, a printing unit 111, a debit unit. A card processing unit 112, a debit control unit 115, and communication control units 91 and 92 are provided.
[0038]
The display unit 71 has a function of displaying various information such as a transaction amount by debit payment (a purchase amount of a prepaid card, a usage fee related to the purchase amount) and an input operation guidance, and is configured by a liquid crystal display, for example. is there.
[0039]
The operation input unit 72 includes various function switches such as a confirmation switch and a cancel switch, and further includes a ten-key switch for inputting a password of the debit card, and includes a password of the cash card (debit card), It has a function to enter the transaction amount.
[0040]
The debit card insertion / return port 73 receives a cash card (debit card) and takes it into the debit card processing unit 112, while returning the debit card after the debit card processing unit 112 performs a desired process. It is an opening. The debit card processing unit 112 has a function of reading information magnetically recorded on the taken debit card and notifying the debit control unit 115 of the read result.
[0041]
The receipt issuing port 74 is an opening for discharging a receipt printed by the printing unit 111. From this receipt issuing port 74, a receipt printed with a result (OK or NG) by debit settlement is issued. The printing unit 111 has a function for printing information notified from the debit control unit 115 on a receipt.
[0042]
The usage fee setting unit 79 has a function of setting a usage fee to be added to a prepaid card purchased at the time of debit payment using a debit card such as a cash card. This usage fee is calculated when the player selects a prepaid card that he / she wishes to purchase by pressing five types of selection buttons (for example, 1000 yen, 2000 yen, 3000 yen, 5000 yen, 10,000 yen) on the card issuing machine. It is displayed as a usage fee together with the purchase price of the prepaid card to be purchased on the display unit 71 of the debit slave unit 70 (FIG. 3). For example, when a prepaid card of 10,000 yen is purchased by debit transaction, a use fee of 300 yen is added to the purchase amount of 10,000 yen, and this amount is displayed as a use fee. This usage fee is set as a different amount for each amusement store.
[0043]
The communication interface includes a communication control unit 90 and a communication control unit 91. The communication control unit 90 can communicate with the communication control unit 132 of the card issuing machine 40 (FIG. 9). Specifically, the amount information of the prepaid card purchased by the player is transmitted from the communication control unit 90 to the debit control unit 115 via the communication control unit 132 of the card issuing machine 40. In addition, the communication control unit 91 can communicate with the communication control unit 94 of the information processing center 1001.
[0044]
Hereinafter, the internal configuration of the information processing center 1001 will be described with reference to FIG. That is, as shown in FIG. 4, the information processing center 1001 includes a usage restriction control unit 80. The usage restriction control unit 80 includes a payment processing control unit 81 that performs a payment process for deducting a specified amount, and a usage amount. Has a usage restriction determination unit 82 for determining whether or not the usage limit is exceeded, a database management unit 85, a communication control unit 93 as a communication interface, and a communication control unit 94. As described above, the communication control unit 94 can communicate with the communication control unit 91 of the debit slave unit 70.
[0045]
Here, in the first embodiment, a use restriction control unit 80 is provided in the information processing center 1001, and the use restriction control unit 80 restricts use at the time of debit payment and adds a use fee related to debit payment ( It is characterized in that an actual usage amount that is not added) is calculated, and this actual usage amount is used as a target of the usage restriction amount. For this reason, the usage limit control unit 80 is further provided with an actual usage limit calculation unit 83. Details of the actual usage limit calculation unit 83 will be described later.
[0046]
The database management unit 85 is provided with a memory unit 86, and in the memory unit 86, there is provided a usage restriction database 87 for managing various data related to usage limit condition data and cash card usage results. The usage restriction database 87 includes a usage restriction setting table 88 (FIG. 5) and a usage record table 89 (FIG. 6).
[0047]
FIG. 5 shows an example of the usage restriction setting table 88. As shown in the figure, the usage limit setting table 88 includes a usage upper limit amount (upper limit amount / day) in units of a fixed period (in this example, one day unit) and a maximum number of times for each card ID of the player. (Upper limit number / day) Usage restriction condition data such as an upper limit amount (upper limit amount / time) per use is set in advance. In this use restriction setting table 88, the account number of the individual player is the target of the cash card (card ID).
[0048]
FIG. 6 shows an example of the usage record table 89. In this usage record table 89, for each account number of each player who manages the usage record at the time of debit settlement, this ID corresponding to the cash card (debit card) ID extracted in the previous debit transaction is stored. For example, the accumulated usage amount and the accumulated value data of the number of times of use are stored in accordance with the usage amount of this time using as a key and the past usage record. This usage record amount is counted (cumulative) for each debit transaction, and the use restriction determination unit 82 determines whether the cumulative value of the use record values exceeds the use restriction amount.
[0049]
As shown in FIG. 7, the actual usage limit calculation unit 83 has a usage fee subtraction processing unit 84, which is used when a cash card (debit card) is used (at the time of debit settlement). ) Is subtracted from the usage fee related to the actual usage amount. That is, the usage fee subtracting processing unit 84 subtracts the usage fee subtraction condition (subtraction value / subtraction value / subtraction value) from the payment amount based on the payment amount (prepaid card purchase amount + use fee) transmitted from the debit slave unit 70. Subtraction rate) is set in advance.
[0050]
As the usage fee subtraction condition, a certain rate corresponding to the desired purchase amount of the prepaid card, a certain amount (for example, 100 yen or less), and the like can be set. More specifically, for example, in the case of a prepaid card up to 10000 yen, a usage fee of 10000 yen is set to 300 if it is less than a certain amount (for example, the subtraction rate is “3%”). The yen can be deducted, and thus the actual usage amount can be easily calculated regardless of the usage fee set at each game store. And this use track record amount can be made into the object of a use restriction amount.
[0051]
The process of excluding a predetermined amount or less from the payment amount by the usage fee subtraction processing unit 84 described above can be applied particularly when the usage fee set for each amusement store is unknown. Accordingly, when the usage restriction control unit is provided in the debit slave unit 70, the usage fee is set by the usage fee setting unit 79 of the debit slave unit 70. Therefore, the amount not including this usage fee is used as the actual usage amount. It can be calculated and used as a target for the usage limit.
[0052]
In addition, the actual usage limit amount calculation unit 83 includes an actual usage limit amount management table 83a. In addition, as shown in FIG. 8A, which will be described later, the actual usage limit management table 83a stores the actual usage amount at the time of use for each usage count.
[0053]
Next, the configuration of the card issuing machine 40 will be described with reference to FIG. That is, as shown in FIG. 9, the card issuing machine 40 includes a selection button 75, a member card insertion / return port 120, a member card processing unit 121, a prepaid card issuing port 122, a prepaid card processing unit 123, a display unit 124, and an issuance. A control unit 126 and communication control units 130 and 132 are provided.
[0054]
The selection button 75 is a function for selecting and purchasing a prepaid card for a desired amount from five types of issuance amounts (for example, 10,000 yen, 5000 yen, 3000 yen, 2000 yen, 1000 yen) that are prepaid card purchase amounts. have.
[0055]
The membership card insertion / return port 120 is an opening for receiving a membership card and taking it into the membership card processing unit 121 while returning the membership card after the member card processing unit 121 performs a desired process. The membership card processing unit 121 is a part that reads the member identification information magnetically recorded on the captured membership card and gives the read result to the issuance control unit 126.
[0056]
The prepaid card issue port 122 is an opening for issuing a prepaid card that issues (discharges) a prepaid card according to the issue amount selected by the selection button 75 issued by the prepaid card processing unit 123. Specifically, the prepaid card processing unit 123 is, for example, a part that appropriately cuts, prints, and processes data of a roll paper (not shown) loaded in advance and issues it as a prepaid card.
[0057]
The display unit 124 is a part for displaying various information such as input guidance given from the issuance control unit 126, and is configured by a liquid crystal display, for example. The issue control unit 126 is a part for controlling each unit based on a program given in advance or information given from the member card processing unit 121.
[0058]
The issuance control unit 126 can appropriately exchange information with the outside through the communication control units 130 and 132. Specifically, the communication control unit 130 is connected to the terminal controller 10 via the island controller 60 (FIG. 1), while the communication control unit 132 is debited via the communication control unit 90 of the debit slave unit 70. It is connected to the control unit 115.
[0059]
FIG. 10 is a flowchart for explaining the basic processing steps of the game medium lending system by debit settlement according to the present invention. That is, the game medium lending system by debit settlement of the present invention is roughly divided into (1) usage limit setting step (step S110), (2) usage fee subtraction step (step S120), and (3) actual usage limit calculation step ( Steps S130) and (4) are constituted by four processing steps according to the use restriction determination step (Step S140). First, each processing step (1) to (4) will be briefly described.
[0060]
(1) Usage restriction setting process
The use restriction setting step is a step of setting a use restriction amount by debit payment for the player. The usage limit amount for each player set in the usage limit setting step is stored in the usage limit setting table 88 (FIG. 6) of the usage limit database 87 corresponding to the card ID of each player.
[0061]
(2) Usage fee subtraction process
In the usage fee subtraction step, the usage fee set by the usage fee subtraction processing unit 84 (FIG. 7) is subtracted from the settlement amount (prepaid card purchase amount + use fee) transmitted from the debit slave unit 70 (FIG. 3). This is a step of calculating the actual usage amount by subtracting a certain rate (below a certain amount) of the desired purchase amount of the prepaid card based on the value / subtraction rate (subscription condition of the usage fee).
[0062]
(3) Actual usage limit calculation process
The actual usage restriction amount calculation fixed step is a step of calculating an actual usage amount amount excluding a usage fee generated at the time of debit transaction using a cash card (debit card), and calculated by the (2) usage fee subtraction step. This is a step of counting (accumulating) the actual usage amount for each debit settlement and storing it in the actual usage limit management table 83a. Then, the usage limit determination step determines whether or not the cumulative value of the actual usage amount exceeds the usage limit amount.
[0063]
(4) Usage restriction determination process
The usage restriction determination step compares the actual usage amount calculated in the above (3) actual usage restriction amount calculation step with a preset usage restriction amount, and the usage amount (desired purchase amount) is used. It is a step of determining whether or not the amount is exceeded. If the desired usage amount at the time of payment exceeds the usage restriction amount as a result of the determination in the usage limit determination step, debit transactions (purchased prepaid card with the desired amount) by debit payment are not allowed (NG).
[0064]
Hereinafter, the overall control processing procedure of the game medium lending system by debit payment in the present embodiment will be described with reference to the flowchart of FIG. This flowchart is a diagram for explaining a processing procedure among the debit slave device 70, the card issuing device 40, and the information processing center 1001. Note that the circled numbers in the flowchart correspond to the circled numbers indicating the flow of processing in FIG.
[0065]
That is, first, when a player inserts a cash card into the card insertion / eject port 73 of the debit slave unit 70 (step S610), the debit slave unit 70 reads card information (card ID) from the inserted cash card. At the same time (step S620), the player who inserted the cash card is requested to input the password. Specifically, guidance such as “Please enter your PIN” is displayed on the display unit 71 of the debit slave unit 70.
[0066]
Next, when the player who has confirmed the input request of the personal identification number by displaying on the display unit 71 inputs the personal identification number using the operation input unit 72 of the debit slave unit 70 (step S611), the debit slave unit 70 The entered password is held (stored), and the card issuing machine 40 is notified that the card issuing operation is possible (step S621).
[0067]
On the other hand, when receiving the notification from the debit slave unit 70, the card issuing machine 40 controls the selection button 75 to be lit (step S630), and the player turns on the selection button 75 while the selection button 75 is lit. When one of the selected selection buttons 75 is pressed (step S640), the card issuing machine 40 sends the prepaid card amount data (desired purchase amount) corresponding to the pressed selection button 75 to the debit slave unit 70. Notification is made (step S631). Here, if the purchase of a prepaid card of 10,000 yen is selected by pressing the selection button 75, the amount data is transmitted as 10,000 yen from the card issuing device 40 to the debit slave device 70 at this time.
[0068]
On the other hand, when receiving the amount data (10000 yen) from the card issuing device 40, the debit handset 70 calculates a usage fee based on the amount data, and displays a prepaid card purchase amount of 10000 yen on the display unit 71. The usage fee (300 yen) is displayed. As described above, the usage fee in the debit settlement is set for each game store, and the usage fee is set by the usage fee setting unit 79 (FIG. 4) of the debit slave device 70.
[0069]
Next, the debit handset 70 sends a settlement request including the card information and the password obtained in steps S620 and S621 to the information processing center 1001 (step S622). Here, the settlement amount transmitted from the debit handset 70 is an amount (10300 yen) obtained by adding 10,000 yen as the purchase price of the prepaid card and 300 yen as the usage fee.
[0070]
Since the information processing center 1001 is provided with the use restriction control unit 80, when the information processing center 1001 receives the settlement request sent from the debit slave device 70, the use restriction control unit 80 is actually used. An actual usage limit amount calculation process, which is control for calculating the actual usage amount by the limit amount calculation unit 83, is performed.
[0071]
The actual usage limit calculation process will be described with reference to FIG. That is, first, the usage fee is subtracted based on the settlement amount transmitted in step S622 (step S631). As described above, the process of subtracting the usage fee is performed according to the usage fee subtraction condition (subtraction rate) set in the usage fee subtraction processing unit 84 (FIG. 7). Next, the actual usage amount acquired in step S631 is stored in the actual usage limit management table 83a (FIG. 8) (step S632).
[0072]
Hereinafter, the actual usage amount stored in the actual usage limit management table 83a is accumulated to obtain a cumulative usage amount (step S633). Next, the accumulated usage result amount is set as a usage restriction amount. Specifically, it is stored in the usage record table 89 (FIG. 6) (step S634). In the example of FIG. 6, in the case of the player with the card ID (01234), the total (cumulative) of the actual usage amount is 20000 yen due to the use of debit payment (total of 2 times). Hereinafter, returning to FIG. 11, the use restriction determination unit 82 determines whether or not the accumulated use actual amount that is the current settlement request (the desired purchase amount of the prepaid card) is within the use restriction range (step S640).
[0073]
At that time, the use restriction determination unit 82 extracts the card ID (account number which is a cash card ID) in the card information received this time, searches the use result table 89 using this cash card ID as a key, It is checked whether the conditions corresponding to the ID are within the set value range of the use restriction setting table 88 (use OK or use NG) (step S641), and the above determination is made.
[0074]
Here, if the desired purchase amount desired by the player in step S641 does not exceed the usage limit amount, the settlement is OK (step S641 affirmative). If the desired purchase amount exceeds the usage limit amount by this determination, the settlement is completed. NG (No at step S641). Hereinafter, the processing in step S641 described above will be specifically described with reference to the use restriction setting table 88, the use result table 89, and the actual use limit management tables 83a and 83b.
[0075]
That is, taking the example of a player whose card ID (account number) of the cash card shown in FIG. 5 is “01234”, as shown in the use restriction setting table 88 for this player, “10000 yen” per debit payment, the upper limit amount of debit payment per day is set to “50000 yen”, and the upper limit number of debit payments is set to “10 times”. In this example, as shown in the actual usage limit management table 83a in FIG. 8A, the first to fifth debit payments are performed every 10,000 yen.
[0076]
Here, if the player wishes to purchase a prepaid card of 5000 yen for the 6th debit payment in FIG. 8A, the accumulated usage amount of the 1st to 6th debit payments including the 6th time. Is 55000 yen in total (10000 × 5 + 5000), exceeding the daily limit of use of 50000 yen. In this case, the settlement is NG.
[0077]
On the other hand, in FIG. 8B, if the player wishes to purchase a prepaid card of 2000 yen for the 5th time and 3000 yen for the 6th time, the accumulated amount of debit transactions from the 1st to the 6th time is The total amount is 45000 yen (10000 × 4 + 2000 + 3000), which is less than the daily usage limit amount of 50000 yen. In this case, the usage limit amount is not exceeded and the settlement is OK.
[0078]
Returning to the flow of FIG. 11, if the usage is OK (Yes at Step S641), the settlement processing control unit 81 of the usage restriction control unit 80 accesses the clearing center 1011 through the communication control unit 93, and this time A settlement process including a process of deducting the amount data notified by the settlement request from the account corresponding to the ID notified by the settlement request is started (step S645). Also, if it is a use NG (No in step S641), the use restriction control unit 80 proceeds to a settlement result notification process and notifies the debit slave device 70 that the use is NG.
[0079]
Then, after the settlement process is started in step S645, the usage restriction control unit 80 in the information processing center 1001 confirms that the settlement process has been successfully completed (OK) based on the notification from the clearing center 1011. Whether or not is monitored (step S646).
[0080]
Note that the payment processing at the information processing center 1001 when the usage is OK can be realized by the following procedure, for example. That is, in the information processing center 1001 (payment processing control unit 81) determined to be use OK in step S641, various data (amount data, card information, password, etc.) received from the debit slave unit 70 by the processing in step S622. Based on the above, a request is made to the CAFIS (Credit and Finance Information System) network via the communication control unit 93 for settlement processing.
[0081]
Upon receiving this request, the clearing center 1011 performs a settlement process among the debit card issuing bank 1020, the settlement bank 1030, and the member store bank 1040, and a process (for example, debit card issuance) that needs to be executed immediately. When the processing of withdrawing the amount of money withdrawn from the account corresponding to the account corresponding to ID) extracted at the bank 1020 from the card information notified at the current settlement request is completed, the information processing center 1001 Notification of processing end. In addition, the clearing center 1011 notifies the information processing center 1001 when the settlement process cannot be performed due to insufficient balance of the account.
[0082]
In addition, payment processing other than immediate execution is performed after a predetermined period (for example, after 3 business days), and finally the price obtained by subtracting the fee from the usage fee through the payment processing is the merchant. It is transferred to the account of the information processing center 1001 of the bank 1040.
[0083]
After that, the price obtained by subtracting the fee of the information processing center 1001 from the price transferred to the account of the information processing center 1001 of the member store bank 1040 is the account of the card company (operating the card company center 1) of the bank 1050. Be transferred to.
[0084]
Further, after that, according to the agreement between the card company and the pachinko store, the price corresponding to the use frequency of the prepaid card is transferred from the money transferred to the card company account of the bank 1050 to each pachinko store account.
[0085]
If the settlement process is OK (Yes at step S646), the usage restriction control unit 80 activates the database management unit 85 to prepare for access to the next settlement request, and according to the processing results at steps S641 and S645, The data content of the usage record table 89 in the usage restriction database 87 is updated (step S647), the settlement result is notified to the debit slave unit 70 (step S648), and the process is terminated.
[0086]
On the other hand, for example, when the settlement process cannot be performed because the balance of the account corresponding to the ID notified in the current settlement request is less than the amount notified in the settlement request (insufficient balance) or the like (step S646). (No), the settlement result is immediately notified to the debit slave unit 70 (step S648), and the process is terminated.
[0087]
On the other hand, when receiving the payment result notification from the information processing center 1001, the debit slave device 70 notifies the card issuing device 40 of the payment result (step S650), and then returns the cash card to the player (step S651). ) Finish the process. The card issuing device 40 determines whether or not the payment is completed based on the payment result notification received from the debit slave device 70 (step S660).
[0088]
If the payment is completed (Yes at step S660), the card issuing machine 40 stores the prepaid card of the amount corresponding to the selection button 75 pressed at the previous step S640 (value data corresponding to the amount corresponding to the amount is stored). Card) is discharged from the prepaid card card issuing port 122 (step S661).
[0089]
Thereafter, all the selection buttons 75 are controlled to be turned off (step S662), and the process is finished. If payment has not been completed (No at Step S660), all the selection buttons 75 are immediately controlled to be turned off (Step S662), and the process ends.
[0090]
According to the first embodiment, since the usage restriction control device having the actual usage limit amount calculating means for calculating the actual usage amount amount excluding the usage fee related to the debit settlement by the debit card is provided, the player can The usage limit amount and the next available amount can be accurately grasped, and the usability at the time of debit payment of the player can be improved.
[0091]
When prepaid card data management is performed not by the terminal controller 10 but by the card issuing machine 40, the use restriction and data management can be performed by the card issuing machine 40. In this case as well, the same as in the first embodiment. The effect can be expected.
[0092]
(Embodiment 2)
FIG. 13 shows the configuration of the second embodiment of the present invention. That is, in the first embodiment, communication between the debit slave unit 70 and the information processing center 1001 is performed between the communication control unit 91 and the communication control unit 94, but in the second embodiment, communication control is performed. The portions 91 and 94 (FIG. 4) are distributed to the first communication control portions 91a and 94a and the second communication control portions 92a and 95a, which are two communication control portions, respectively, and the amount and usage fee of the prepaid card as the settlement amount Can be sent and received separately.
[0093]
Specifically, the communication line between the first communication control unit 91a and the first communication control unit 94a is used as a transmission / reception unit of "the actual usage amount not including the usage fee (the desired purchase amount of the prepaid card)", and the other second A communication line between the communication control unit 92 a and the second communication control unit 95 a is used as a “use fee” transmission / reception unit set by the debit slave unit 70.
[0094]
In this case, if the actual usage amount is 10,000 yen and the usage fee is 300 yen, the debit handset 70 sends the information processing center 1001 to the information processing center 1001 with the desired purchase amount by using one communication line (first communication control units 91a, 94a). A certain amount of 10,000 yen amount data is transmitted by the other communication line (second communication control unit 92a, 95a) as a usage fee of 300 yen amount data.
[0095]
In the case of the second embodiment, communication between the information processing center 1001 and the debit slave device 70 is performed by using separate communication means to separate the actual usage amount not including the usage fee and the usage fee at the time of debit settlement. Accordingly, the actual usage limit calculation means 83 of the information processing center 1001 can accurately count the actual usage amount excluding the usage fee.
[0096]
【The invention's effect】
  As described above, according to the present invention, when the debit terminal device makes a debit payment request,Set for each amusement store that collects from players each time debit payment is madeA debit payment request is made to the information processing center device using the added amount obtained by adding the usage fee to the payment request amount as a new payment request amount, and the information processing center device, debit terminal device or management device When the actual usage amount is calculated by excluding the usage fee, the cumulative usage amount for each card information of each debit card calculated within a predetermined period is stored, and a new debit payment request is received. The debit payment request is regulated if the sum of the payment request amount included in the debit payment request minus the usage fee and the accumulated usage amount amount is not within the range of the usage limit amount. Therefore, it is possible to exempt usage fees that are different for each amusement store from being subject to usage restrictions at the time of debit settlement, thereby imposing usage restrictions that are highly effective.
[0097]
  Further, according to the present invention, the information processing center device determines that the amount obtained by adding the amount obtained by subtracting the usage fee from the settlement request amount and the accumulated usage amount amount is within the range of the usage restriction amount. , Because it is configured to perform debit payment processing of the payment request amount including the usage fee, each player can make a debit payment request without being aware of the usage fee, and it is determined that the player can debit payment Nevertheless, it is possible to prevent a situation where the debit payment is rejected due to the usage fee.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall configuration diagram showing an outline of a game medium lending system by debit settlement of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing an internal configuration of a terminal controller.
FIG. 3 is a conceptual diagram showing a configuration and connection mode of a debit slave and a card issuing machine according to the embodiment.
FIG. 4 is a block diagram showing an internal configuration of an information processing center and a debit slave (first embodiment).
FIG. 5 is a chart showing a configuration of a use restriction setting table.
FIG. 6 is a chart showing a configuration of a usage record table.
FIG. 7 is a block diagram illustrating a configuration of an actual usage restriction amount calculation unit.
FIGS. 8A and 8B are charts of two examples showing the configuration of the actual usage limit management table.
FIG. 9 is a block diagram showing an internal configuration of the card issuing machine.
FIG. 10 is a flowchart showing basic processing steps of a game medium lending system based on debit payment.
FIG. 11 is a flowchart showing an overall processing procedure of the game medium lending system based on debit payment.
FIG. 12 is a flowchart showing an overall processing procedure in an actual usage limit amount calculation step.
FIG. 13 is a block diagram showing an internal configuration of an information processing center and a debit slave (second embodiment).
[Explanation of symbols]
10 Terminal controller
11 RAM
12 Communication I / F part
13 CPU
14 ROM
15, 71, 124 Display section
16 Input / output section
20 Pachinko machine
30 Card processing unit
40 card issuing machine
70 debit handset
72 Operation input section
74, 110 Receipt issuer
75 selection buttons
79 Usage fee setting section
80 Usage restriction control unit
81 Settlement processing control unit
82 Usage restriction judgment part
83 Actual usage limit calculation part
83a, b Actual usage limit management table
84 Usage fee subtraction processing section
85 Database Management Department
86 Memory part
87 Usage restriction database
88 Usage restriction setting table
89 Usage results table
90, 91, 93, 94, 130, 132 Communication control unit
91a, 94a First communication control unit
92a, 95a Second communication control unit
111 Printing section
112 Debit card processor
115 Debit control unit
120 Member card insertion / return slot
121 Member card processing department
122 Prepaid card issuer
123 Prepaid card processor
126 Issuance control unit
1001 Information processing center
1011 Clearing Center
1020 Debit card issuing bank
1030 Settlement bank
1040 Merchant bank
1050 Bank
1060 Card company center
1070 △△ Bank
DT frequency management table

Claims (2)

有価価値の関連付けがおこなわれた記録媒体を受け入れて遊技媒体の貸し出しをおこなう遊技媒体貸出装置と、前記遊技媒体を用いて遊技をおこなう遊技機と、前記記録媒体の情報を管理する管理装置と、受け入れたデビットカードのカード情報及び指定された決済要求金額に基づくデビット決済要求を所定の情報処理センタ装置に行って、該カード情報に対応した口座から指定金額を引き落とすための決済処理をおこなうデビット端末装置と、前記デビット端末装置による決済処理が完了された後に、この決済金額分の有価価値が関連付けられた記録媒体を発行する記録媒体発行機とを備えたデビット決済による遊技媒体貸出システムであって、
前記デビット端末装置は、
前記デビット決済要求を行う際に、デビット決済の都度に遊技客から徴収する遊技店ごとに設定された利用料を前記決済要求金額に加算した加算金額を新たな決済要求金額として前記情報処理センタ装置に対してデビット決済要求を行うデビット決済要求手段を備え、
前記情報処理センタ装置、前記デビット端末装置又は前記管理装置は、
デビット決済された決済金額から前記利用料を除いた利用実績金額を算出する利用実績金額算出手段と、
所定の期間内に前記利用実績金額算出手段により算出された各デビットカードのカード情報ごとの累計利用実績金額を記憶する累計利用実績金額記憶手段と、
デビット決済の利用制限金額を記憶する利用制限金額記憶手段と、
新たなデビット決済要求を受け付けた場合に、該デビット決済要求に含まれる決済要求金額から前記利用料を除いた金額を前記累計利用実績金額記憶手段に記憶された累計利用実績金額と加算した金額が、前記利用制限金額記憶手段に記憶した利用制限金額の範囲内でない場合には、当該デビット決済要求を規制するデビット決済要求規制手段と
を備えたことを特徴とする遊技媒体貸出システム。
A game medium lending device that accepts a recording medium associated with a valuable value and lends the game medium, a game machine that plays a game using the game medium, and a management device that manages information on the recording medium; A debit terminal that performs a debit payment request based on the card information of the received debit card and a specified payment request amount to a predetermined information processing center device, and performs a payment process to withdraw the specified amount from an account corresponding to the card information A debit payment game medium lending system comprising a device and a recording medium issuing machine for issuing a recording medium associated with a valuable value corresponding to the payment amount after payment processing by the debit terminal device is completed. ,
The debit terminal device
When the debit payment request is made, the information processing center apparatus uses as a new payment request amount an addition amount obtained by adding a use fee set for each amusement shop collected from a player for each debit payment to the payment request amount A debit payment request means for making a debit payment request to
The information processing center device, the debit terminal device or the management device is:
A usage result amount calculation means for calculating a usage result amount by subtracting the use fee from the debit payment amount;
Accumulated usage record amount storage means for storing the accumulated use record amount for each card information of each debit card calculated by the use record amount calculation means within a predetermined period;
Usage limit amount storage means for storing a debit payment usage limit amount;
When a new debit payment request is received, an amount obtained by adding an amount obtained by subtracting the usage fee from the payment request amount included in the debit payment request to the cumulative usage actual amount stored in the cumulative usage actual amount storage means is And a debit payment request restricting means for restricting the debit payment request when it is not within the range of the restriction money stored in the use restriction amount storage means.
前記情報処理センタ装置は、前記デビット決済要求規制手段によって前記決済要求金額から前記利用料を除いた金額と前記累計利用実績金額とを加算した金額が前記利用制限金額の範囲内であると判定された場合には、前記利用料を含む決済要求金額のデビット決済処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の遊技媒体貸出システム。  In the information processing center apparatus, the debit payment request restricting means determines that the amount obtained by adding the amount obtained by removing the usage fee from the payment request amount and the accumulated usage actual amount is within the range of the usage restriction amount. 2. The game medium lending system according to claim 1, wherein a debit settlement process is performed for a settlement request amount including the usage fee.
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