JP4402216B2 - ブラシレスモータの制御回路 - Google Patents

ブラシレスモータの制御回路 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、位置センサ素子を用いないブラシレスモータの制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、回転子(ロータ)の回転によりステータコイルに発生する誘起電圧を利用して回転子位置を検出することにより位置センサ素子(ホール素子など)を用いることなくブラシレスモータを回転可能にしたブラシレスモータの制御回路が知られているが、そのような制御回路によるブラシレスモータの制御において、始動失敗・運転中の脱調により回転停止などの不具合が生じるという問題がある。上記不具合が生じた場合には、モータ回転の有無を検出しないと、モータは停止のまま放置されてしまうため、回転パルス出力により停止状態を検出し、PWM指令の再入力、または電源の再投入により、始動回路を再トリガするなどしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
また、始動失敗や過負荷によるモータ停止時にドライバ回路が発振状態になる場合がある。そのような発振時でも、ドライバは通常回転と同じ回路動作を繰り返すので、停止状態であることが分からないことや、発振周波数が高いと巻線のL成分によりインピーダンスが高くなるので通電電流が小さくなり、電流検出手段による拘束状態の検出ができず、そのまま放置されて発振状態が続くと、通電制御用スイッチング素子が破壊されてしまう。そのため、例えば特公平6−50957号公報には、上記発振状態を検出したら回転不良と判断して、モータ停止信号を発生させるようにしたことが開示されている。
【0004】
しかしながら、上記公報のものでは、回転不良状態を回路の発振状態のみで捉えており、検出信号がHiまたはLoに固定された時の検出には触れられていない。また、回転不良状態検出後の処理はモータ回転を停止するだけである。さらに、それらの処理にCPUを用いており、回路が高コスト化するというという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決して、位置センサ素子を用いないブラシレスモータの制御回路においてモータの回転不良で発生する種々の回路状態を検出しかつ再始動を可能にすることを実現するために、本発明に於いては、ロータの位置を当該ロータの回転によりステータコイルに発生する誘起電圧により検出してロータ位置信号を発生するロータ位置信号発生回路と、前記ロータ位置信号に基づいて前記ロータを回転させる回転磁界をステータコイルに発生させる回転磁界発生回路と、前記ロータ位置信号の発生周期が正常回転領域にあるか否かを判定すると共に当該発生周期が当該正常回転領域外にあると判定された場合には前記回転磁界発生回路をリセットして所定のインターバル時間経過後に再始動状態にするための再始動回路とを有し、前記再始動回路は、前記発生周期が前記正常回転領域にあるか否かを前記発生周期が下限値と上限値との間にあるか否かにより判定する周期判定回路を有し、前記周期判定回路への電源回路からの電圧出力が、前記リセット時に消滅し、前記インターバル時間経過後に再開されるものとした。
【0006】
これによれば、始動開始時のセンサ信号の周期より長めの下限値と、モータ最高回転数より高めの上限値とを設定し、センサ信号が下限値以下または上限値以上になった場合には再始動処理を行うようにしたことから、始動失敗・過負荷脱調などによる停止時の回路状態のいずれの場合においても上記下限値以下または上限値以上になるため、各場合を確実に検出できかつ再始動処理を行うことから、センサ素子を設けないブラシレスモータにおいて、始動失敗・過負荷脱調などによる停止などが起きた場合に自動復帰ができるようになった。
【0007】
また、インターバル時間経過後に前記再始動を行うことによれば、回転磁界発生回路を構成する本制御回路のパワー素子の発熱が蓄積されないようにすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図面に示された具体例に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0009】
図1は、本発明が適用されたブラシレスモータの制御回路を示す回路ブロック図である。本実施の形態の制御対象となるブラシレスモータ1は、三相のステータコイルを有するものであるが、以下、特に示さない限りその内の1相についてのみ説明し、他の相については120度位相がずれているだけの違いであることから、その詳しい説明を省略する。また、本ブラシレスモータ1は、位置センサ素子を設けずに、コイルに誘起される電圧を利用して回転子の位置を検出し、そのセンサ信号(ロータ位置信号)に基づいて回転磁界を発生させて回転子を回転させるものである。
【0010】
図1に示されるように、回転磁界発生回路としてのドライバ回路2の入出力I/F回路3には、モータ1の出力を制御するためのPWM信号が入力している。このPWM信号は、図示されない操作回路から設定されたデューティ比に応じてパルス幅を変化させる矩形状のパルス波形であって良い。
【0011】
入出力I/F回路3の出力信号が、PWM回路4に入力し、センサ信号に基づくモータ転流制御回路12の信号に重畳され、プリドライバ5を介してパワードライバ6に入力しており、そのパワードライバ6から、PWM信号に応じてモータ1の各コイルU・V・Wに駆動信号が出力されるようになっている。また、それら各コイルU・V・Wへの接続ラインは駆動信号がロータ位置信号発生回路としてのセンサ信号発生回路7に接続されている。
【0012】
センサ信号発生回路7では、モータ1の回転子が回転することにより各コイルU・V・Wに発生する誘起電圧を検出し、その検出信号を、ホール素子などの位置センサ信号の代わりとなるセンサ信号として発生させ、センサ信号切替ロジック回路8に出力している。
【0013】
センサ信号切替ロジック回路8には、始動転流センサ信号発生回路9からの始動転流センサ信号が入力すると共に、始動転流継続時間設定回路10からの継続時間信号が入力するようになっている。なお、始動転流センサ信号発生回路9には、クロック信号発生回路11から始動周波数に相当するクロック信号が入力し、クロック信号発生回路11には、始動転流継続時間設定回路10からの信号が入力している。
【0014】
上記センサ信号切替ロジック回路8からはモータ転流制御回路12にセンサ信号が出力される。そのセンサ信号は、始動時には上記始動転流センサ信号発生回路9からの始動転流センサ信号であり、始動転流継続時間経過後にはセンサ信号発生回路7からのセンサ信号である。
【0015】
また、上記パワードライバ6の過電流検出状態を検出する保護回路13の信号がインヒビット回路14を介してモータ転流制御回路12に入力している。
【0016】
外部電源15に接続された電源回路16により回路主電圧Vccが供給されるようになっているが、その回路主電圧Vccを供給される省スタンバイ電源回路17には、入出力I/F回路3からPWM回路4に出力されて分岐した信号がPWM指令信号として入力している。そのPWM指令信号入力に応じて、回路主電圧Vccをオン/オフした回路省電圧Vcsが、モータ転流制御回路12、再始動回路18及びその他の回路に供給されるようになっている。
【0017】
また、入出力I/F回路3からは回転パルス信号が図示されない外部回路に出力されると共に、その回転パルス信号は再始動回路18に入力するようになっている。その再始動回路18から出力される再始動信号の1つが省スタンバイ電源回路17に入力し、他の再始動信号が始動転流継続時間設定回路10にも出力される。
【0018】
このようにして構成された本制御回路におけるブラシレスモータ1の制御要領を図2のタイムチャートを参照して以下に示す。
【0019】
図2の1段目に示されるように、外部回路からのPWM入力が入出力I/F回路3を介してPWM指令信号となって省スタンバイ電源回路17に入力する。そのPWM指令信号は、デューティに応じてパルス幅を変化させる所定周波数のパルス波である。
【0020】
そのPWM指令信号により、省スタンバイ電源回路17では回路省電圧Vcsが上昇し、図2の2段目に示されるようにしきい値V1以上になったら、その時点からリセットホールド時間(所定時間Tpr経過)後に始動制御を開始する。
【0021】
上記始動制御開始信号は、図2の5段目に示されるようにワンショットのトリガ信号として再始動回路18内で生成され、始動転流継続時間設定回路10に出力される。始動転流継続時間設定回路10では、上記トリガ信号受けて、始動信号をセンサ信号切替ロジック回路8及びクロック信号発生回路11に出力する。センサ信号切替ロジック回路8では、上記始動信号が入力された場合には、始動転流センサ信号発生回路9からの始動転流センサ信号がモータ転流制御回路12へのセンサ信号として出力される。
【0022】
本発明が適用されるブラシレスモータ(位置センサ素子無し)にあっては、始動開始時にはステータコイルからの回転子位置信号が入力されないことから、上記したように始動転流センサ信号発生回路9から所定の発生周期で出力される始動転流センサ信号をセンサ信号として用い、そのセンサ信号に基づいてモータ転流制御回路12によるモータ回転制御を行う。これにより、回転子の位置に関係なく回転磁界が発生し、モータ1の回転子が回転し得る。
【0023】
回転子が回転し始めるとステータコイルからの回転子位置信号がセンサ信号発生回路7に入力し、回転上昇に応じて回転子位置信号のレベルが十分に上がると、それに応じてセンサ信号発生回路7からセンサ信号切替ロジック回路8にセンサ信号が回転に応じた発生周期で出力される。ステータコイルからのセンサ信号が検出されるようになった後には、始動転流センサ信号を用いる必要がないため、センサ信号切替ロジック回路8により、センサ信号発生回路7からセンサ信号をモータ転流制御回路12に出力するように切り替えて、以後、ステータコイルからのセンサ信号を用いたブラシレスモータの制御を行う。
【0024】
図3に示されるように、本再始動回路18は、回転パルスの周期判定を行うための周期判定回路18aと、省電圧Vcsレベル検出回路18bと、始動トリガ回路18cと、再トリガインターバル回路18dとにより構成されている。周期判定回路18aには入出力I/F回路3からの回転パルス信号FG(図2の3段目)が入力しており、省電圧Vcsレベル検出回路18bには省スタンバイ電源回路17からの回路省電圧Vcsが入力しており、始動トリガ回路18cには周期判定回路18aからの周期判定信号(図2の4段目)が入力している。その始動トリガ回路18cからは、始動転流継続時間設定回路10へのトリガ信号(図2の5段目)が出力されている。また、再トリガインターバル回路18dにも周期判定回路18aからの周期判定信号が入力している。その再トリガインターバル回路18dからはリセット信号としてのインターバル信号(図2の6段目)が省スタンバイ電源回路17に出力されるようになっている。
【0025】
次に、再始動回路18の具体的回路について図4を参照して以下に示す。回転パルスの周期判定回路18aの入力段は、オープンコレクタ出力形式の回転パルス信号FGのオン/オフに応じてトランジスタQ1がオン/オフする。なお、ベースプルアップ抵抗R1と、コレクタに接続した抵抗R2の電源電圧としては回路省電圧Vcsが供給されている。一方、トランジスタQ1のコレクタには、コンデンサC2が接地(GND)間に接続されているので、トランジスタQ1のコレクタ電圧は、抵抗R2、コンデンサC2の立ち上がり時定数を持つ積分波形となる。これが、ウォッチドッグタイマ21のクロック端子CKに入力している。
【0026】
周期判定回路18aは、ウォッチドッグタイマ21を用いたバンドパス回路からなる。ウォッチドッグタイマ21のコンデンサタイマ端子CtにコンデンサC1が接続され、リセット出力端子RESがダイオードD1を介して、コンデンサC1に接続されている。これによって、コンデンサC1で設定された低周波数以下のFG入力と、抵抗R2及びコンデンサC2で設定された高周波数以上のFG入力とに対してはリセット信号(−RES)が出力される。このウォッチドッグタイマ21の電源電圧も回路省電圧Vcsである。
【0027】
なお、ウォッチドッグタイマ21の電源監視IC(リセットIC)の機能を採用し、電源レベル監視とパワーオンリセット動作信号により、始動回路のトリガ信号を作る省電圧Vcsレベル検出回路18bが構成されている。
【0028】
始動トリガ回路18cは、単安定マルチバイブレータ22を用いて構成されており、図2の4段目及び5段目に示されるように、上記ウォッチドッグタイマ21からのリセット信号の立ち上がりに応じてトリガ信号を始動回路の始動転流継続時間設定回路10へ出力する。なお、このトリガ信号の入力により、始動制御が開始される。
【0029】
再トリガインターバル回路18dも、単安定マルチバイブレータ23を用いて構成されており、図2の4段目及び6段目に示されるように、上記ウォッチドッグタイマ21からのリセット信号の立ち下がりに応じてインターバル信号をトランジスタQ2を介して、省スタンバイ電源回路17に出力する。このインターバル信号は、単安定マルチバイブレータ23に設定された時定数により定められた時間出力されるようになっている。
【0030】
そして、省スタンバイ電源回路17は、PWM指令信号の入力に応じて電源回路16から供給される回路主電圧VccをトランジスタQ3によりスイッチして回路省電圧Vcsを供給する。なお、トランジスタQ3は、PWM指令が維持されている間オンするトランジスタQ4を介してオン/オフするようになっている。そのため、インターバル信号によって、オンしたトランジスタQ2のコレクタがトランジスタQ4のベースに接続されているので、PWM指令中であっても、トランジスタQ4・Q3をオフすることができ、省電圧Vcsをオフし、回路リセットができる。
【0031】
このようにして構成されたブラシレスモータの制御回路における制御要領について以下に示す。
【0032】
通常の始動制御にあっては、図2のタイムチャートにおける時刻T1までに示されるように、PWM指令信号入力により上昇する回路省電圧Vcsの上昇がしきい値V1以上になったら、周期判定回路18aから、設定したリセットホールド時間Tprの経過後に図2の4段目に示されるように周期判定信号が出力される。同時に、始動トリガ回路18cからトリガ信号が出力され、それに応じて始動制御が行われる。始動制御は、上記したように疑似センサ信号を生成し、それに応じて転流制御して、モータ1を強制的に回転させる。
【0033】
その後何らかの原因によりモータ1が停止して、図2の3段目に示されるように回転に応じて出力されている回転パルス信号FGが長時間発生しないと、ウォッチドッグタイマ21の監視時間Twdの間に次の回転パルス信号FGが発生しないことから、周期判定回路18aの上記バンドパス機能による下限値(低周波数以下)の検出が行われる。その下限値しては監視時間Twdであって良く、モータ1の始動周波数の周期よりある程度長めに設定しておく。
【0034】
上記したように監視時間Twdの間に次の回転パルス信号FGが発生しないモータ停止状態になったら、監視時間Twd経過後(時刻T1)に周期判定信号がリセット(信号の立ち下がり)され、同時にインターバル信号が出力されるため、それにより省スタンバイ電源回路17からの回路省電圧Vcsの出力が消滅する。したがって、回路省電圧Vcsで動作しているウォッチドッグタイマ21にあっては、そのリセットパルス幅Twrの設定にかかわらず、リセット信号である周期判定信号が消滅したままになる。
【0035】
次に、再トリガインターバル回路18dで設定されたインターバル時間Tiの経過後(時刻T2)にインターバル信号の消失(信号の立ち下がり)により、省スタンバイ電源回路17が動作を再開して、回路省電圧Vcsが上昇し、上記と同様にモータ1の始動制御を再開する再始動制御が行われる。これにより、始動失敗や過負荷脱調、あるいは何らかの原因による停止時において、手動による再始動操作を行うことなく、自動的に再始動制御を行うことができる。
【0036】
また、過負荷停止時に発生するドライバの発振(回路発振状態)が起きると、回転パルス信号FGが、図2の3段目の時刻T3から示されるように発振状態になる。この時の発振周波数はモータ1の最高回転数以上になり、上記周期判定回路18aのバンドパス機能における高周波数設定値(上限値)をモータ最高回転数よりある程度上げて設定しておくことにより、上記発振現象を好適に検出可能である。
【0037】
その発振現象を検出したら、上記監視時間Twd経過後(時刻T4)に周期判定信号のリセットが行われる。その後の処理は、上記停止時と同様であり、インターバル時間Ti経過後に再始動制御が行われる。
【0038】
上記下限値と上限値との間の範囲が正常回転領域であり、その領域内にセンサ信号の周期がある場合には通常のモータ回転制御が行われる。
【0039】
また、インターバル時間Tiを設けて、その経過後に再始動処理を行うようにしていることから、例えば回転不良の原因が過電流であった場合には再始動後も再び過電流検知が繰り返されることが考えられるが、そのような場合であっても、回転磁界発生回路を構成する本制御回路のパワー素子の発熱が蓄積されない程度にインターバル時間Tiを長めに設定しておくことにより、パワー素子に対する発熱による悪影響を防止できる。
【0040】
また、上記上下限値により検出された回転不良時に、その異常検出信号を外部回路へ出力すれば、その出力に応じてPWM信号をオフ状態にすることにより自動復帰の禁止を行うように制御することもできる。
【0041】
【発明の効果】
このように本発明によれば、始動開始時のセンサ信号の周期より長めの下限値と、モータ最高回転数より高めの上限値とを設定し、センサ信号が下限値以下または上限値以上になった場合には再始動処理を行うようにしたことから、始動失敗・過負荷脱調などによる停止時の回路状態のいずれの場合においても上記下限値以下または上限値以上になるため、各場合を確実に検出できかつ再始動処理を行うことから、センサ素子を設けないブラシレスモータにおいて、始動失敗・過負荷脱調などによる停止などが起きた場合に自動復帰ができるようになった。回転磁界発生回路を構成する本制御回路のパワー素子の発熱が蓄積されない程度にインターバル時間を長めに設定しておくことにより、パワー素子に対する発熱による悪影響を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたブラシレスモータの制御回路を示す回路ブロック図。
【図2】本制御回路におけるブラシレスモータの制御要領を示すタイムチャート。
【図3】再始動回路18のブロック図。
【図4】再始動回路18の具体的回路を示す図。
【符号の説明】
1 ブラシレスモータ
2 ドライバ回路
3 入出力I/F回路
4 PWM回路
5 プリドライバ
6 パワードライバ
7 センサ信号発生回路
8 センサ信号切替ロジック回路
9 始動転流センサ信号発生回路
10 始動転流継続時間設定回路
11 クロック信号発生回路
12 モータ転流制御回路
13 保護回路
14 インヒビット回路
15 外部電源
16 電源回路
17 省スタンバイ電源回路
18 再始動回路
18a 周期判定回路
18b 省電圧Vcsレベル検出回路
18c 始動トリガ回路
18d 再トリガインターバル回路
21 ウォッチドッグタイマ
22・23 単安定マルチバイブレータ

Claims (1)

  1. ロータの位置を当該ロータの回転によりステータコイルに発生する誘起電圧により検出してロータ位置信号を発生するロータ位置信号発生回路と、前記ロータ位置信号に基づいて前記ロータを回転させる回転磁界をステータコイルに発生させる回転磁界発生回路と、前記ロータ位置信号の発生周期が正常回転領域にあるか否かを判定すると共に当該発生周期が当該正常回転領域外にあると判定された場合には前記回転磁界発生回路をリセットして所定のインターバル時間経過後に再始動状態にするための再始動回路とを有し、
    前記再始動回路は、前記発生周期が前記正常回転領域にあるか否かを前記発生周期が下限値と上限値との間にあるか否かにより判定する周期判定回路を有し、
    前記周期判定回路への電源回路からの電圧出力が、前記リセット時に消滅し、前記インターバル時間経過後に再開されることを特徴とするブラシレスモータの制御回路。
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