JP4401739B2 - 外殻PCa部材の製造方法 - Google Patents

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本発明は、外殻PCa部材の製造方法に関し、特に中空外殻PCa部材に対する中子筋の設置を容易かつ確実にする外殻PCa部材の製造方法に関する。
鉄筋コンクリート構造物の施工効率化と良質なコンクリート製品の獲得等の理由でプレキャストコンクリート(PCa)が使用され、内部を中空にした筒状外殻PCa柱や凹状のPCa梁を用いる場合が増えている。
中空にした筒状外殻PCa柱は、工場等において型枠を回転させながら、コンクリートを遠心力で型枠内壁面に密着硬化させるのが一般的であり、矩形断面もしくは多角形のものが形成されている。(例えば、「特許文献1」を参照)
しかるに、外殻PCa等は工場生産のために高品質であるが、運搬費が嵩むために割高になる等の問題点を包含していることから、本件出願人は、工場だけでなく現場サイトでも製作できるように改善した低コストの外殻PCaを指向して既に提案を行っている。(例えば、「特許文献2」を参照)
既提案の成型内型枠20は、図5に示すように、対向して配置された四角枠状の柱脚用金物21、22と内型枠の四隅を構成して両金物21、22の各隅部間に着脱自在に固定される長尺状隅枠部材24とで基礎フレーム25を構成している。隣り合う隅枠部材24の間には、隙間無く塞ぐために長尺状の中間型枠構成体26を配置しており、上記隅枠部材24の外周には、柱の長さ方向に所定間隔をおいて必要数の四角環状の帯筋27が嵌められている。
この中間型枠構成体26の上面には中子筋を挟持する仕切り板を介して複数のゴム製の突起物であるコッター23が設けられ、その内方には、空気袋28を挿入して中間型枠構成体26を内方から押圧保持している。
しかしながら、外殻PCaに充填する後打ちコンクリートの設計基準強度を60N/mm2〜70N/mm2と高くする場合には、外殻PCaにFc=75N/mm2の高強度で、高流動なコンクリートを使用する必要がある。
このために、内型枠を構成する基礎フレームや中間型枠構成体の剛性が弱いと、変形が大になって所定形状の外殻PCa柱を形成できなくなり、中子筋を挟持する仕切り板と中子筋との隙間にコンクリートが廻り込んで解体し難くなることや、空気袋は挿入時等に乱暴に取り扱うと使用に耐えられなくなることが危惧され、さらには、コンクリート打ち込みの際に、締め固めを充分に行えないことによって外殻PCaの表面に気泡を封じ込めて美観上の問題となることも提起されていた。
又、本出願人は、上記の問題を解決する新たな提案(特願2003−76738号)も行ってきた。
本提案では、図6に示すように内型枠30を構成する一対の矩形縁状妻枠31と妻枠間に固着する隅枠32及び中枠33を配置すると共に、所定形状に形成したせん断補強筋34を隅枠32又は中枠33の周面且つ妻枠間に所定の間隔で配筋している。そして、矩形縁状妻枠31間の四隅に妻枠外周と成型する外殻PCaコンクリート部の厚さに相当する間隔を保ちながら隅枠32を配置すると共に、隅枠32の間に面一に中枠33を配置して、隅枠32と中枠33を矩形縁状妻枠31に螺着固定し、隅枠32と中枠33と面一にせん断補強筋34を挟持させながらエアチューブ35を配置した後に膨張させて内型枠30を形成し、内型枠30を上方が開放状態に形成されて成る凹状外型枠36の内部に螺着固定させて外型枠36と内型枠30との隙間37にコンクリートを外型枠の一方側からの片押しで打設している。
しかしながら、エアチューブを配置することによるコンクリート漏れの防止は、緻密な作業を要することから施工効率の低下を招きかねないので、エアチューブ等を用いない簡易な内型枠の改善等が期待されていた。
特公平7−49694号公報(第3頁、第5欄第2行〜第6欄第11行、図1〜4) 特開2000−254913号公報(「段落番号」0013〜「段落番号」0014、「段落番号」0017〜「段落番号」0018、図1、5)
本発明は、以上の状況に鑑みて指摘されている問題点を解決するために提案するものであり、現場における高流動コンクリートの使用に耐えられ、かつ所望の強度と美観を確保できる外殻PCa部材の製造方法を提供している。
本発明による外殻PCa部材の製造方法は、外殻PCa部材を形成する外型枠の内部に外周フープ筋の中間部を外殻PCa部材の内部に露出させるように配置した内型枠を設置し、外型枠と内型枠間にコンクリートを打設することで中空外殻PCa部材を製作しておき、中空外殻PCa部材の内部に予め組み立てられた中子筋を中空外殻PCa部材に埋設された外周フープ筋の隅部に向けて傾斜状態に挿入し、次いで中子筋を外周フープ筋の中間部側に回動させて外周フープ筋との所定位置に設置させ、内型枠を分割された円筒形型枠部と多角形の角部に配置された隅型枠から構成して円筒形型枠部に外周フープ筋の配設溝を構成することを特徴としている。
これによって、本発明の外殻PCa部材の製造方法では、先ず、外型枠の内部に、円筒形型枠部の配設溝と隅型枠の外周に外周フープ筋を配置した内型枠を設置し、その後にコンクリートを打設することでコンクリートが均一に行き渡った中空外殻PCa部材を製作しており、次いで、脱型された中空外殻PCa部材の内部に、予め組み立てられた中子筋を外周フープ筋の隅部に向けて傾斜状態に挿入し、しかる後に回動させて外周フープ筋との所定位置に設置させることで外殻PCa部材を製造している。
本発明による外殻PCa部材の製造方法は、外殻PCa部材を形成する外型枠の内部に外周フープ筋の中間部を外殻PCa部材の内部に露出させるように配置した内型枠を設置し、外型枠と内型枠間にコンクリートを打設することで中空外殻PCa部材を製作しておき、中空外殻PCa部材の内部に予め組み立てられた中子筋を中空外殻PCa部材に埋設された外周フープ筋の隅部に向けて傾斜状態に挿入し、次いで中子筋を外周フープ筋の中間部側に回動させて外周フープ筋との所定位置に設置させ、内型枠を分割された円筒形型枠部と多角形の角部に配置された隅型枠から構成して円筒形型枠部に外周フープ筋の配設溝を構成することで外殻PCa部材を製造しているので、以下の効果を奏している。
1)簡易な外型枠と外周フープ筋を簡易に配置できる内型枠のみで中空外殻PCa部材用の型枠を構成できる。
2)中空外殻PCa部材用の型枠は、中子筋の有無や本数に制約されることなく転用できる。
3)中空外殻PCa部材は、コンクリート漏洩の虞が無いために充分な締め固めを可能にして均等な高密度に製造できる。
4)中子筋は、要求性能に応じながら鉄筋径、本数及び経済的強度を任意に選択できる。
5)中子筋の設置は、造成された外殻部材への中子筋の挿入と回動という簡素な操作のみで完結できる。
本発明による外殻PCa部材の製造方法は、外殻PCa部材を形成する外型枠の内部に外周フープ筋の中間部を外殻PCa部材の内部に露出させるように配置した内型枠を設置し、外型枠と内型枠間にコンクリートを打設することで中空外殻PCa部材を製作しておき、中空外殻PCa部材の内部に予め組み立てられた中子筋を中空外殻PCa部材に埋設された外周フープ筋の隅部に向けて傾斜状態に挿入し、次いで中子筋を外周フープ筋の中間部側に回動させて外周フープ筋との所定位置に設置させている。
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明するが、前半における中空外殻PCa部材の製作工程と、後半における中空外殻PCa部材への中子筋の設置工程とに分けて行っている。
図1は、本発明の外殻PCa部材を製造方法において、中空外殻PCa部材を製作するための型枠であり、図1(a)が示す外型枠と図1(b)が示す内型枠の実施の形態図である。
本実施の形態における外型枠2は、図1(a)が示すように中空の矩形型枠であり、製造する外殻PCa部材1の外形を規制している。
但し、本実施の形態は、遠心成型における矩形型枠としての例として示すものであって、型枠の形態としては、この他にも多角形等を含めて各種形態であっても適用可能であり、特に、現場に置ける流し込み成型の場合には、上方を開放したU字形の型枠を採用することが可能である。
図1(b)が示す本実施の形態における内型枠3は、分解可能なように分割線を構成した4個の円筒形型枠部3−1とこの円筒形型枠部3−1の接合部3−2を塞ぎながら角部に配置される4個の隅型枠4から構成されている。接合部3−2は、各円筒形型枠部3−1を脱型する際に開放可能な機構であれば、一般的に使用されている楔形の部材を介在させる等の形態であっても採用可能である。
円筒形型枠部3−1は、各円弧部分の中央部に隅型枠4、4間に亘る弦状の溝3−3を所定の間隔を保って形成しており、溝3−3の深さは、特に限定されるものでないが、隅型枠4、4間に亘る弦状面と同一以下であって、その巾は、配設する外周フープ筋5の直径にほぼ等しい数値に構成されている。又、隅型枠4は、底面を円筒形型枠部3−1の外表面に一致させて外殻PCa部材1の内形隅部1−3を形成するように規制される等辺3角形に形成されている。
上述した外型枠2と内型枠3とは、図2のように外型枠2の内部に所定のコンクリート厚を確保するように間隙6を形成させて組み立てられるが、この際の内型枠3には、外殻PCa部材1の外周コンクリート1−1内に埋設される外周フープ筋5が配設されている。外周フープ筋5は、内型枠3を構成している隅型枠4の外周に、所望のコンクリート厚を確保するための間隙部材7を配備した後に、内型枠3に装着されている。
図2(a)は、図2(b)の(1)−(2)矢視によって示す部分断面図であり、その上段は、図2(b)を(1)矢視した断面図である。
図示のように、外周フープ筋5は、円筒形型枠部3−1の溝3−3に挿入させた形態で配置されるものであり、溝3−3の底面3−4と離れさせながらその側面とは密接させることで、打設されるコンクリートを溝3−3に充填させながら底面3−4側には出来るだけ流入しないようにしている。そして、下段は、図2(b)を(2)矢視した断面図であり、外周フープ筋5は、隅型枠4の外周に配備されている間隙部材7の上と上述した溝3−3に配置されている状態を明らかにしている。
図2(b)は、図2(a)を(b)−(b)矢視で示す横断面図であり、外型枠2と内型枠3との間に所定の間隙6を形成させてコンクリート厚を確保するように組み立てられると共に、外周フープ筋5が、内型枠3の円筒形型枠部3−1に形成された溝3−3の内部と間隙部材7を介在させた隅型枠4の外周上に配置される状態を明示している。
従って、この組み立てられた外型枠2と内型枠3との間隙6にコンクリートを打設し、所定の養生を経た後に外型枠2と内型枠3とを脱型することで、図3(a)に示されるような外殻PCa部材1の外型枠8を造成することが出来る。
コンクリートの打設は、遠心成型や流し込み成型のいずれであっても随意に対応できるものであるが、遠心成型の場合には、中子筋が無いことからコンクリートの均等な送りが容易であり、高密度の外殻PCa部材1を確実に造成できる。又、流し込み成型の場合には、内型枠3を組み立てる構造を簡素化できると共に、中子筋の有無にかかわらずに型枠の転用回数を増加させることで、型枠制作費の低減を図ることが出来る。
図3は、上述の工程によって造成された外殻PCa部材1の外殻部材とこれに装着する中子筋の組立体とを示している。
図3(a)は、外殻PCa部材1の造成された外殻部材8を示している。本実施の形態での外殻部材8は、外周コンクリート1−1、円形の中空部1−2及び内形隅部1−3から構成されており、外殻PCa部材1の外周コンクリート1−1の内部には、外周フープ筋5が埋設されている。又、外周フープ筋5は、外殻PCa部材1の中空部1−2の形成によって、配置される相互間と中間部5−1とを所定の間隔に保って外殻PCa部材の内部に露出させている。
配置される外周フープ筋5の相互間は、中子筋を設置するための間隙を形成すると共に、外周フープ筋5の中間部5−1は、中子筋と平行に重畳する位置関係に組み合わせることによって、外殻PCa部材1を形成するものであり、内形隅部1−3は、外周フープ筋5を打設するコンクリート中に埋設させて保持しながら、外殻PCa部材1で形成する躯体の主筋を受け入れるように構成されている。
一方、図3(b)は、外殻部材8に設置させるために予め組み立てられた中子筋を示している。
即ち、本実施の形態における中子筋9は、所定の形状に形成された部分中子筋9−1とこれと直交させて配置される部分中子筋9−2を組み立てることで構成されている。
中子筋9は、外殻PCa部材1を形成するのに、外殻部材8の内部に設置させる必要があることから、本実施の形態では、図示のように各部分中子筋9−1、9−2が、所定の形状と間隔を維持できるように複数の保持鉄筋9−3によって緊結されており、回転軸10−1を備えた支持部材10に装着されている。
尚、中子筋9の鉄筋径、本数及び経済的強度や、これを支える保持鉄筋9−3と支持部材10の形状もしくはその必要性については、本実施の形態に何ら限定されるものでなく、適宜に選択できる他の形態であっても適用可能である。
次に示す図4は、外殻PCa部材1の最終的な組立工程を示しており、中子筋9を外型枠8に挿入させる工程を示す図4(a)と外型枠8の外周フープ筋5との所定位置に中子筋9を設置させることで最終形態に組み立てる工程を図4(b)で説明している。
図4(a)では、図3(a)で説明した外型枠8の内部に、予め組み立てられた中子筋9を挿入する工程を示している。本実施の形態では、外殻部材8を形成している外殻PCa部材1の内形隅部1−3に、中子筋9の部分中子筋9−1及び部分中子筋9−2を仕向けるようにして、予め組み立てられた中子筋9を45度傾斜させながら挿入している。従って、各部分中子筋9−1、9−2は、外殻PCa部材1の内部に露出させている外周フープ筋5の中間部5−1に対しても何らの支障なく挿入できるものであり、予め組み立てられた中子筋9を軸方向の所定位置に簡易かつ円滑に配置できるものである。
図4(b)は、軸方向の所定位置に配置した中子筋9を外周フープ筋5との関連において重畳している所定の位置関係に設置させる工程を示している。
本工程では、軸方向の所定位置に45度傾斜させて配置された中子筋9を所定の位置関係に設置させるものであり、予め組み立てられた中子筋9を傾斜状態から45度回動させることで、外周フープ筋5と中子筋9とを平行な重畳状態に設置させている。
本発明による外殻PCa部材の製造方法は、以上のように構成されるので、簡単な外型枠と外周フープ筋を簡易に配置できる内型枠のみによって均等な高密度の中空外殻PCa部材用の外殻部材を造成し、この外殻部材を外型枠にしながら予め組み立てられた中子筋9を何らの支障な配置して、中子筋9を外周フープ筋5との所定の位置関係に設置することで、外殻PCa部材を製造できるものであり、外殻PCa部材の製造効率を大幅に向上させている。
以上、本発明を各実施の形態に基づいて詳細に説明してきたが、本発明による外殻PCa部材の製造方法は、上記実施の形態に何ら限定されるものでなく、中子筋の具体的な形状や外殻PCa部材の適用部位等に関して、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
本発明は、外殻PCa部材を製作するに際してこれを構成している中空外殻PCa部材を均等な高密度に造成し、中空外殻PCa部材への中子筋の設置を容易かつ確実にして、外殻PCa部材の製造効率を大幅に向上させるために適用することができる。
本発明の外殻PCa部材を製造方法における中空外殻PCa部材用の内外型枠 本発明の外殻PCa部材を製造方法における中空外殻PCa部材用型枠の組立状態図 本発明の外殻PCa部材を製造方法における外殻PCa部材の外殻部材と中子筋の組立体 本発明の外殻PCa部材を製造方法における外殻PCa部材の組立状態図 外殻PCa部材における従来の成型内型枠 外殻PCa部材における従来の成型型枠
符号の説明
1 外殻PCa部材、 1−1 外周コンクリート、 1−2 中空部、
1−3 内形隅部、 2 外型枠、 3 内型枠、 3−1 円筒形型枠部、
3−2 接合部、 3−3 溝、 3−4 底面、 4 隅型枠、
5 外周フープ筋、 5−1 中間部、 6 間隙、 7 間隙部材、
8 外殻部材、 9 中子筋、 9−1、9−2 部分中子筋、
9−3 保持鉄筋、 10 支持部材、 10−1 回転軸、
20 成型内型枠、 21、22 柱脚用金物、 23 コッター、
24 長尺状隅枠部材、 25 基礎フレーム、 26 中間型枠構成体、
27 帯筋、 28 空気袋、 30 内型枠、 31 矩形縁状妻枠、
32 隅枠、 33 中枠、 34 せん断補強筋、 35 エアチューブ、
36 凹状外型枠、 37 隙間、

Claims (2)

  1. 外殻PCa部材を形成する外型枠の内部に外周フープ筋の中間部を外殻PCa部材の内部に露出させるように配置した内型枠を設置し、該外型枠と内型枠間にコンクリートを打設することで中空外殻PCa部材を製作しておき、該中空外殻PCa部材の内部に予め組み立てられた中子筋を中空外殻PCa部材に埋設された外周フープ筋の隅部に向けて傾斜状態に挿入し、次いで該中子筋を外周フープ筋の中間部側に回動させて外周フープ筋との所定位置に設置させる外殻PCa部材の製造方法。
  2. 内型枠が、分割された円筒形型枠部と多角形の角部に配置された隅型枠から構成され、該円筒形型枠部に外周フープ筋の配設溝が構成されることを特徴とする請求項1に記載の外殻PCa部材の製造方法。
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