JP4401548B2 - ストレッチフィルム除去装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビール瓶等を収容する飲料用ケースに巻かれたストレッチフィルムを除去する装置、特に、比較的小さなビール瓶を収容する比較的軽いプラスチック函(P函)に巻かれたストレッチフィルムを除去するストレッチフィルム除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、生産工場から飲食店等の使用者に出荷されるビール瓶等を収容する飲料用ケース、特に、比較的小さなビール瓶を収容するP函には、ビールの品種を区別するために、P函の周囲に品種区別用のストレッチフィルムを巻き付けている。このストレッチフィルムは、極薄状のシートであって、柔軟性及び緊張復元性に優れており、P函の周囲に引っ張りをかけながら巻回されると共に端部を加熱接合することによってP函の表面に取り付けられている。
【0003】
そして、ストレッチフィルムを巻き付けたP函は、ビールが消費された後、飲食店等の使用者から生産工場に回収される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、生産工場に回収されたP函は、再度利用に供されるため、既に周囲に巻き付けられているストレッチフィルムを生産工場でP函から除去する必要がある。
しかしながら、従来は、P函に巻き付けられたストレッチフィルムを人手によりP函から除去していた。このため、ストレッチフィルムの除去作業の効率が悪く、フィルム除去作業時間が非常に多くかかっていた。また、大量のP函に巻き付けられたストレッチフィルムを除去するために、非常に多くの人手が必要となり、フィルム除去作業コストが高いものとなっていた。
【0005】
従って、本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、ビール瓶等を収容する飲料用ケースに巻かれたストレッチフィルムを機械的手段で自動的に除去することができるストレッチフィルム除去装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、本発明のうち請求項1に係るストレッチフィルム除去装置は、上流側から下流側に向けて搬送されている飲料用ケースに巻き付けられたストレッチフィルムを除去するストレッチフィルム除去装置であって、 前記ストレッチフィルムの有無を検出するフィルム有無検出手段と、該フィルム有無検出手段によるストレッチフィルム有検出信号に基づいて前記飲料用ケースを押え、停止させるケース押え手段と、該ケース押え手段によって押えられた前記飲料用ケースに巻かれた前記ストレッチフィルムを引張って前記ストレッチフィルムの巻き付け力を弱めるフィルム引張手段と、前記ストレッチフィルムを引張ったままの状態で前記ストレッチフィルムを切断するフィルム切断手段と、該フィルム切断手段によって切断された前記ストレッチフィルムを剥ぎ取るフィルム剥取手段とを具備し、前記フィルム有無検出手段の上流側に、前記ストレッチフィルムの有無を検出する別個のフィルム有無検出手段と、該別個のフィルム有無検出手段によるストレッチフィルム有検出信号に基づいて前記飲料用ケースを押え、停止させる別個のケース押え手段と、該別個のケース押え手段によって押えられた前記飲料用ケースに巻かれた前記ストレッチフィルムを引張って前記ストレッチフィルムの巻き付け力を弱める別個のフィルム引張手段とを配設したことを特徴としている。
【0007】
このストレッチフィルム除去装置によれば、上流側から下流側に向けて搬送されている飲料用ケースにストレッチフィルムが巻かれているか否かをフィルム有無検出手段が検出する。そして、飲料用ケースにストレッチフィルムが巻かれている場合には、ケース押え手段は、フィルム有無検出手段によるストレッチフィルム有検出信号に基づいて、搬送されている飲料用ケースを押え、停止させる。一方、飲料用ケースにストレッチフィルムが巻かれていない場合には、ケース押え手段は、作動せずに、飲料用ケースが下流側に搬送される。そして、ケース押え手段により飲料用ケースが押え、停止させられた後には、フィルム引張手段が、飲料用ケースに巻かれたストレッチフィルムを引張ってストレッチフィルムの巻き付け力を弱め、フィルム切断手段がストレッチフィルムを引張ったままの状態でストレッチフィルムを切断する。その後、フィルム剥取手段がフィルム切断手段によって切断されたストレッチフィルムを剥ぎ取る。ストレッチフィルムが剥ぎ取られた飲料用ケースは、下流側に搬送され、その後の作業に供される。
【0009】
また、請求項1に係るストレッチフィルム除去装置によれば、フィルム有無検出手段がストレッチフィルムの有無を検出する前に、別個に設けられたフィルム有無検出手段が飲料用ケースにストレッチフィルムが巻き付けられているか否かを検出する。そして、飲料用ケースにストレッチフィルムが巻かれている場合には、別個に設けられたケース押え手段は、ストレッチフィルム有検出信号に基づいて、搬送されている飲料用ケースを押え、停止させる。そして、別個のケース押え手段により飲料用ケースが押え、停止させられた後には、別個に設けられたフィルム引張手段が、飲料用ケースに巻かれたストレッチフィルムを引張ってストレッチフィルムの巻き付け力を弱める。このため、フィルム切断手段によってストレッチフィルムを切断する際に、ストレッチフィルムが二段階で引張られていることになり、ストレッチフィルムの巻き付け力が一層弱められ、切断を一層容易に行うことができる。一方、飲料用ケースにストレッチフィルムが巻かれていない場合には、別個ケース押え手段は、作動せずに、飲料用ケースが下流側に搬送される。
【0010】
更に、本発明のうち請求項2に係るフィルム除去装置は、請求項1記載の発明において、前記ケース押え手段又は前記別個のケース押え手段によって押えられた前記飲料用ケースに流体を吹き付ける流体吹付手段を配設したことを特徴としている。
このストレッチフィルム除去装置によれば、ケース押え手段又は別個のケース押え手段により飲料用ケースが押え、停止させられた後に、流体吹付手段が飲料用ケースに流体を吹き付ける。すると、飲料用ケースとストレッチフィルムとの間に介在するビール分や砂泥が除去され、これらビール分や砂泥汚れで飲料用ケースに付着しているストレッチフィルムを容易に剥ぎ取ることができる。
【0011】
また、本発明のうち請求項3に係るストレッチフィルム除去装置は、請求項1又は2記載の発明において、前記フィルム剥取手段によって剥ぎ取られた前記ストレッチフィルムを圧縮する圧縮手段を設けたことを特徴としている。
このストレッチフィルム除去装置によれば、フィルム圧縮手段がフィルム剥取手段によって剥ぎ取られたストレッチフィルムを圧縮し、その後の処理を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明のストレッチフィルム除去装置が適用されるP函搬送ラインの概略平面図である。図2はP函を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図である。
図1には、ビールが消費された後、飲食店等の使用者から生産工場に回収された複数のP函Cを搬送する複数のP函搬送ラインL1,L2,…が示されており、これら複数のP函搬送ラインL1,L2,…において本発明のストレッチフィルム除去装置1が適用されるようになっている。以下、説明の便宜を図るため、単一のP函搬送ラインL1に適用されるストレッチフィルム除去装置1について説明する。
【0013】
図1に示すように、P函搬送ラインL1の搬送手段50の上流側には、パレットに積み上げられた複数のP函Cを搬送手段50上に載置するデパレタイザー60が設けられ、デパレタイザー60によって搬送手段50上に載置された複数のP函Cは、搬送手段50上を上流側から下流側に向けてに搬送されるようになっている。搬送手段50は、本実施形態においてはベルトコンベアで構成されている。各P函Cは、図2に示すように、複数の比較的小さなビール瓶70を収容する直方体状のプラスチック製ビールケースで、その側面周囲には、品種区別用のストレッチフィルムFが巻き付けられている。このストレッチフィルムFは、極薄状のシートであって、柔軟性及び緊張復元性に優れており、P函Cの側面周囲に引っ張りをかけながら巻回されると共に端部を加熱接合することによってP函Cの表面に取り付けられている。
【0014】
そして、上流側から下流側に向けて搬送されるP函Cの周囲のストレッチフィルムFは、ストレッチフィルム除去装置1により除去され、除去されたストレッチフィルムFはその後の処理に供されると共に、ストレッチフィルムFを除去したP函Cもその後の処理に供されるようになっている。
このストレッチフィルム除去装置1は、上流側に設けられた第一デストレッチャー10と、第一デストレッチャー10よりも下流側に設けられた第二デストレッチャー20と、第二デストレッチャー20に隣接して設けられたフィルム圧縮機(フィルム圧縮手段)40とで構成されている。
【0015】
図3を参照して第一デストレッチャー10の構成を詳細に説明する。図3は第一デストレッチャーを示し、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は正面図である。但し、(A)においては第一フィルム引張手段が、(B)においては第一フィルム有無検出手段、第一ケース押え手段、及び第一フィルム引張手段が、(C)においては第一フィルム有無検出手段及び第一ケース押え手段がそれぞれ示されていない。
【0016】
第一デストレッチャー10は、図3(A)に示すように、その入口にストレッチフィルムFの有無を検出する1対の第一フィルム有無検出手段11(別個のフィルム有無検出手段)を設けている。これら第一フィルム有無検出手段11は、搬送手段50の両側に立設されたフレーム18に取り付けられ、互いに対向するように配置されている。各第一フィルム有無検出手段11は、光センサで構成され、搬送中のP函Cが通過するとその表面にあるストレッチフィルムFの有無を検出し、その検出信号を図示しない制御部へ送るようになっている。この制御部は、そのストレッチフィルム有無検出信号に基づいて後述のケース押え手段12を制御し、そのほか後述の第一フィルム引張手段13及び流体吹付手段14を制御するようになっている。
【0017】
第一デストレッチャー10の搬送手段50の両側のフレーム18には、P函Cを押え、停止させる1対の第一ケース押え手段(別個のケース押え手段)12を設けている。各第一ケース押え手段12は、搬送方向に直交する側方向(図3(A)に示す矢印A方向)に進退するピストンロッドを有するシリンダ12aと、シリンダ12aのピストンロッドの先端に設けられたストッパ12bとからなり、第一フィルム有無検出手段11による検出信号がストレッチフィルム有検出信号の場合には、前記制御部によってピストンロッドを押し出すよう制御され、ストッパ12bにて搬送中のP函Cの両側を押え、停止させる。一方、第一フィルム有無検出手段11による検出信号がストレッチフィルム無検出信号の場合には、各第一ケース押え手段12は、前記制御部によってピストンロッドを作動しないよう制御され、P函Cをそのまま下流側へ通過させるようになっている。なお、シリンダ12aのピストンロッドの先端には、後続のP函Cの両側を押え、停止させるストッパ12cをストッパ12bと別個に設けている。
【0018】
また、第一デストレッチャー10の搬送手段50の両側のフレーム18には、P函Cに巻かれたストレッチフィルムFを引張ってストレッチフィルムFの巻き付け力を弱める1対の第一フィルム引張手段(別個のフィルム引張手段)13が設けられている。各第一フィルム引張手段13は、搬送方向に直交する側方向(図3(C)に示す矢印B方向)に進退するピストンロッドを有するチャック用シリンダ13aと、チャック用シリンダ13aのピストンロッドに設けられたチャック用ブラッケット13bと、チャック用ブラケット13bに回動可能に取り付けられた1対のチャック13cとから構成されている。各第一フィルム引張手段13は、第一ケース押え手段12が搬送中のP函Cの両側を押え、停止させた場合に、前記制御部によって、チャック用シリンダ13aのピストンロッドを押し出し、チャック13cにてストレッチフィルムFを掴み、さらにチャック用シリンダ13aのピストンロッドを引っ込めてストレッチフィルムFを引張るよう制御される。なお、第一ケース押え手段12が作動しない場合には、この第一フィルム引張手段13も作動しないように制御部により制御される。なお、チャック13cによりP函Cが傷つかないように、チャック13cの先端をR形状とし、その材質を樹脂製としている。
【0019】
さらに、第一デストレッチャー10の搬送手段50の両側のフレーム18に取り付けられた支軸14には、上流側に流体吹付手段を構成する複数の水用ノズル16が、下流側に流体吹付手段を構成する複数のエアノズル17が設けられている。この水用ノズル16には水圧源に連結された配管(図示せず)が取り付けられており、第一ケース押え手段12が搬送中のP函Cの両側を押え、停止させた場合に、前記制御部によって水圧源から高圧水がP函Cの側面に吹付けられるように制御される。また、エアノズル17には空圧源に連結された配管(図示せず)が取り付けられており、第一ケース押え手段12が搬送中のP函Cの両側を押え、停止させた場合に、前記制御部によって空圧源から高圧エアがP函Cの側面に吹付けられるように制御される。これにより、P函CとストレッチフィルムFとの間に介在するビール分や砂泥が除去され、これらビール分や砂泥汚れでP函Cに付着しているストレッチフィルムFを容易に剥ぎ取ることができる。なお、図3(A)中、符号19は、P函Cの蛇行を防止するためのP函蛇行防止ガイドである。
【0020】
次に、図4乃至図11を参照して第二デストレッチャー20の構成を詳細に説明する。図4は第一デストレッチャーを示し、(A)は平面図、(B)は側面図である。図5は図4に示す第二デストレッチャーの主要部の拡大平面図である。但し、図5において第二ケース押え手段は示されていない。図6は図5の正面図であり、第二フィルム引張手段のみを示している。図7は図6の右側面図であり、第二フィルム引張手段及びフィルム切断手段を示している。図8は図5の正面図であり、フィルム切断手段及びフィルム剥取手段を示している。図9は図8の平面図であり、フィルム剥取手段を示している。図10は図8の左側面図であり、フィルム剥取手段を示している。図11は図1における第二ストレッチャー及びフィルム圧縮機の双方の部分の拡大平面図である。
【0021】
第二デストレッチャー20は、図4に示すように、その入口にストレッチフィルムFの有無を検出する1対の第二フィルム有無検出手段22(フィルム有無検出手段)を設けている。これら第二フィルム有無検出手段22は、搬送手段50の両側に立設されたフレーム21に取り付けられ、互いに対向するように配置されている。各第二フィルム有無検出手段22は、光センサで構成され、搬送中のP函Cが通過するとその表面にあるストレッチフィルムFの有無を検出し、その検出信号を図示しない制御部へ送るようになっている。この制御部は、そのストレッチフィルム有無検出信号に基づいて後述の第二ケース押え手段23を制御し、そのほか後述の第二フィルム引張手段24、フィルム切断手段25、フィルム押え手段26、及びフィルム剥取手段28を制御する。なお、図4(B)中、符号27は搬送手段50のベルトコンベアを駆動する駆動モータに連結されたプーリである。
【0022】
第二デストレッチャー20の搬送手段50の両側のフレーム21には、図4に示すように、P函Cを押え、停止させる2対の第二ケース押え手段(ケース押え手段)23を設けている。各第二ケース押え手段23は、搬送方向に直交する側方向に進退するピストンロッドを有するシリンダ23aと、シリンダ23aのピストンロッドの先端に設けられたストッパブラケット(図示せず)と、ストッパブラケットに設けられたストッパ(図示せず)とからなっている。各第二ケース押え手段23は、第二フィルム有無検出手段22による検出信号がストレッチフィルム有検出信号の場合には、前記制御部によってピストンロッドを押し出すよう制御され、ストッパにて搬送中の2個のP函Cの両側を押え、停止させる。一方、第一フィルム有無検出手段22による検出信号がストレッチフィルム無検出信号の場合には、各第二ケース押え手段23は、前記制御部によってピストンロッドを作動しないよう制御され、P函Cをそのまま下流側へ通過させるようになっている。
【0023】
また、第二デストレッチャー20の搬送手段50の片側のフレーム21には、図5及び図6に最も良く示すように、P函Cに巻かれたストレッチフィルムFを引張ってストレッチフィルムFの巻き付け力を弱める2つの第二フィルム引張手段(フィルム引張手段)24が設けられている。これら第二フィルム引張手段24は、搬送方向に沿って相互に所定間隔を置いて配置され、各第二フィルム引張手段24は、搬送方向に直交する側方向(図6に示す矢印C方向)に進退するピストンロッドを有するチャック用シリンダ24aと、チャック用シリンダ24aのピストンロッドに設けられたチャック用ブラッケット24bと、チャック用ブラケット24bに回動可能に取り付けられた1対のチャック24cとから構成されている。各第二フィルム引張手段24は、第二ケース押え手段23が搬送中のP函Cの両側を押え、停止させた場合に、前記制御部によって、チャック用シリンダ24aのピストンロッドを押し出し、チャック24cにてストレッチフィルムFを掴み、さらにチャック用シリンダ24aのピストンロッドを引っ込めてストレッチフィルムFを引張るよう制御される。なお、第二ケース押え手段23が作動しない場合には、この第二フィルム引張手段24も作動しないように制御部により制御される。なお、チャック24cによりP函Cが傷つかないように、チャック24cの先端をR形状とし、その材質を樹脂製としている。
【0024】
さらに、第二デストレチャー20の搬送手段50の片側のフレーム21の上部には、図5、図7、及び図8に最も良く示すように、ストレッチフィルムFを引張った状態で、ストレッチフィルムFとP函Cとの間に入り込んでストレッチフィルムFを裏面側から押えるフィルム押え26cを有するフィルム押え手段26が設けられている。このフィルム押え手段26は、フレーム21に取り付けられ、搬送方向に直交する上下方向(図8に示す矢印D方向)に進退するピストンロッドを有する押え用シリンダ26aと、押え用シリンダ26aのピストンロッド先端に設けられたアンビル26bを介して下方に延びるフィルム押え26cとを具備し、このフィルム押え26cが両第二フィルム引張手段24間に配置されるように位置付けされている。フィルム押え26cの中央部には、上下方向に延びるカッタ挿通用貫通孔26dが形成されている。このフィルム押え手段26は、2つの第二フィルム引張手段24がストレッチフィルムFを引張った場合に、前記制御部によって、押え用シリンダ26aのピストンロッドを下方に押し出し、フィルム押え26cが上方からストレッチフィルムFとP函Cとの間に入り込むように制御される。一方、第二フィルム引張手段24がストレッチフィルムFを引張らない場合には、フィルム押え手段26は、作動しないよう制御される。
【0025】
また、第二デストレチャー20の搬送手段50の片側のフレーム21には、図5、図7、及び図8に最も良く示すように、ストレッチフィルムFを引張ったままの状態でストレッチフィルムFを切断するフィルム切断手段25が両第二フィルム引張手段24間に配置されている。このフィルム切断手段25は、搬送方向に直交する側方向(図8に示す矢印E方向)に進退するピストンロッドを有するカッタ用シリンダ25aと、カッタ用シリンダ25aのピストンロッドに設けられたカッタ用ブラッケット25bと、カッタ用ブラケット25bに取り付けられ、上下方向に延びるカッタ25cとを具備している。カッタ25cは、ストレッチフィルムFの切断時にフィルム押え26cのカッタ挿通用貫通孔26dを貫通する。このフィルム切断手段25は、2つの第二フィルム引張手段24がストレッチフィルムFを引張ってフィルム押え26cがストレッチフィルムFとP函Cとの間に入り込んだ場合に、前記制御部によって、カッタ用シリンダ25aのピストンロッドを押し出し、カッタ25cがストレッチフィルムFを切断するように制御される。一方、第二フィルム引張手段24がストレッチフィルムFを引張らない場合には、フィルム切断手段25は、作動しないよう制御される。
【0026】
一方、第二デストレチャー20の搬送手段50のもう片側のフレーム21には、図5及び図8乃至図10に最も良く示すように、フィルム切断手段25によって切断されたストレッチフィルムFを剥ぎ取るフィルム剥取手段28が設けられている。このフィルム剥取手段28は、フレーム21の上部上に設置され、搬送方向に直交する側方向(図8に示す矢印F方向)に進退するピストンロッドを有する剥取シリンダ28aと、剥取シリンダ28aのピストンロッド先端に回動可能に連結されたジョイント28bと、ジョイント28bに一端が回動可能に連結され、他端が回転可能の回動軸28dに固定されたL字形第一アーム28cと、回動軸28dに一端が固定された2本のL字形第二アーム28eと、これら第二アーム28eの先端にそれぞれ設けられた2対のチャック用ブラケット28fと、各チャック用ブラケット28fに回動可能に設けられた2対のチャック28gとで構成されている。このフィルム剥取手段28は、フィルム切断手段25がストレッチフィルムFを切断した場合に、前記制御部によって、剥取シリンダ28aのピストンロッドを押し出して第一アーム28c、回動軸28d、及び第二アーム28eを回動させ、チャック28gにてストレッチフィルムFを掴み、さらに剥取シリンダ28aのピストンロッドを引っ込めて第一アーム28c、回動軸28d、及び第二アーム28eを反対方向に回動させ、ストレッチフィルムFを剥ぎ取るよう制御される。なお、フィルム切断手段25が作動しない場合には、このフィルム剥取手段28も作動しないように制御部により制御される。ストレッチフィルムFを剥ぎ取ったP函Cは、搬送手段50により下流側に搬送され、その後の処理に供される。なお、チャック28gによりP函Cが傷つかないように、チャック28gの先端をR形状とし、その材質を樹脂製としている。
【0027】
次に、図11を参照すると、第二デストレッチャー20の隣には、搬送手段50に平行に延び、剥ぎ取られたストレッチフィルムFを矢印G方向に搬送する第一フィルム搬送コンベア51が設置されている。また、この第一フィルム搬送コンベア51の終端部には、第一フィルム搬送コンベア51と直交し、第一フィルム搬送コンベア51からのストレッチフィルムFを矢印H方向に搬送する第二フィルム搬送コンベア52が設けられている。そして、第二フィルム搬送コンベア52の終端部に、第二フィルム搬送コンベア52からのストレッチフィルムFを圧縮するフィルム圧縮機40が設けられている。なお、第二ストレッチャー20の上流側には、第二フィルム有無検出手段22による検出信号がストレッチフィルム有検出信号の場合に、第二ケース押え手段23によって押え、停止させられるP函Cよりも数個後のP函Cを押える分離ストッパ30が設けられている。この分離ストッパ30は、搬送方向に直交する側方向に進退するピストンロッドを有するシリンダ31と、シリンダ31のピストンロッドの先端に設けられたストッパフレーム32とで構成されている。分離ストッパ30は、第二フィルム有無検出手段22による検出信号がストレッチフィルム有検出信号の場合には、前記制御部によってピストンロッドを押し出すよう制御され、ストッパフレーム32にて搬送中のP函Cの両側を押え、停止させる。一方、第一フィルム有無検出手段22による検出信号がストレッチフィルム無検出信号の場合には、分離ストッパ30は、前記制御部によってピストンロッドを作動しないよう制御され、P函Cをそのまま下流側へ通過させるようになっている。
【0028】
次に、図12を参照してストレッチフィルムFの除去方法について説明する。図12はストレッチフィルムの除去方法のフローチャートである。
先ず、飲食店等の使用者から生産工場に回収された複数のP函Cは、ステップ101において、デパレターザー60によってP函搬送ラインL1の搬送手段50上に積載される。そして、P函Cは、搬送手段50によって下流側に搬送され、第一デストレッチャー10に至る。第一デストレッチャー10では、ステップ102にて第一フィルム有無検出手段11がP函CにストレッチフィルムFが巻かれているか否かを検出する。
【0029】
そして、P函CにストレッチフィルムFが巻かれている場合には、ステップ103において、第一フィルム有無検出手段11が制御部にストレッチフィルム有検出信号を送出し、制御部は、このストレッチフィルム有検出信号に基づいて第一ケース押え手段12が搬送されているP函Cを押え、停止させるよう制御する。P函Cが押えられると、後工程の第一フィルム引張手段13によるフィルム引張時にP函Cが安定する。そして、第一ケース押え手段12によりP函Cが押え、停止させられた後には、制御部は、ステップ104にて、水用ノズル16から高圧水をP函Cの側面に吹付けるよう制御すると共にエアノズル17から高圧エアをP函Cの側面に吹付けるように制御する。これにより、P函CとストレッチフィルムFとの間に介在するビール分や砂泥が除去され、これらビール分や砂泥汚れでP函Cに付着しているストレッチフィルムFを容易に剥ぎ取ることができる。そして、制御部は、これら流体吹付手段16,17の制御と同時に、ステップ104にて、第一フィルム引張手段13がP函Cに巻かれたストレッチフィルムFを引張ってストレッチフィルムFの巻き付け力を弱めるように制御する。その後、ストレッチフィルムFの巻き付け力が弱められたP函Cは、ステップ105にて第一デストレッチャー10より排出され、第二デストレッチャー20に至るまで搬送される。
【0030】
一方、P函CにストレッチフィルムFが巻かれていない場合には、第一フィルム有無検出手段11がストレッチフィルム無検出信号を送出し、第一ケース押え手段12、流体吹付手段16,17、及び第一フィルム引張手段13が作動せずに、P函Cは、ステップ106にて第一デストレッチャー10より排出され、第二デストレッチャー20に至るまで搬送される。
【0031】
第二デストレッチャー20では、ステップ107にて第二フィルム有無検出手段22がP函CにストレッチフィルムFが巻かれているか否かを検出する。
そして、P函CにストレッチフィルムFが巻かれている場合には、ステップ108において、第二フィルム有無検出手段22が制御部にストレッチフィルム有検出信号を送出し、制御部は、このストレッチフィルム有検出信号に基づいて第二ケース押え手段23が搬送されているP函Cを押え、停止させるよう制御する。P函Cが押えられると、後工程の第二フィルム引張手段24によるフィルム引張時にP函Cが安定する。また、このとき同時に制御部は、ストレッチフィルム有検出信号に基づいて、分離ストッパ30が第二ケース押え手段23によって押えられる数個後のP函Cを押えるように制御する。これにより、分離ストッパ30により押えられたP函Cに続く後続のP函Cの全てが停止する。そして、第二ケース押え手段23によりP函Cが押え、停止させられた後には、制御部は、ステップ109にて、第二フィルム引張手段24がP函Cに巻かれたストレッチフィルムFを引張ってストレッチフィルムFの巻き付け力を弱めるように制御する。このように、ストレッチフィルムFを引張り、巻き付け力を弱めることで、後工程のストレッチフィルムFの切断を容易に行うことができる。そして、ストレッチフィルムFは、第一フィルム引張手段13による引張と第二フィルム引張手段24による引張との二段階にて引張られるので、ストレッチフィルムFの巻き付け力が一層弱められ、ストレッチフィルムFの切断を一層容易に行うことができる。ストレッチフィルムFの巻き付け力が弱められた後、制御部は、ステップ110にて、フィルム押え手段26のフィルム押え26cが上方から引張られたストレッチフィルムFとP函Cとの間に入り込むように制御すると共に、フィルム切断手段25のカッタ25cがストレッチフィルムFを切断するように制御する。この切断に際し、ストレッチフィルムFの裏面側がフィルム押え26cによって押さえられているので、ストレッチフィルムFの切断を容易に行うことができる。ストレッチフィルムFが切断された後、制御部は、ステップ111にて、フィルム剥取手段28のチャック28gがストレッチフィルムFを剥ぎ取るように制御する。ストレッチフィルムFが剥ぎ取られたP函Cは、ステップ112にて第二デストレッチャー20より排出され、下流側に搬送され、その後の処理に供される。また、分離ストッパ30によるP函Cに対する停止状態も解除される。このように、本実施形態にあっては、P函Cに巻かれたストレッチフィルムFを機械的手段で自動的に除去することができるので、ストレッチフィルムFの除去作業の効率が良く、フィルム除去作業時間を短いものとすることができる。また、大量のP函Cに巻き付けられたストレッチフィルムFを短い時間、少ない人手で除去でき、フィルム除去作業コストが安価なものとなる。
【0032】
一方、P函CにストレッチフィルムFが巻かれていない場合には、第二フィルム有無検出手段22は、ストレッチフィルム無検出信号を送出し、分離ストッパ30、第二ケース押え手段23、第二フィルム引張手段24、フィルム押さえ手段26、フィルム切断手段25、及びフィルム剥取手段28が作動せずに、P函Cは、ステップ113にて第二デストレッチャー20より排出され、下流側に搬送され、その後の処理に供される。
【0033】
また、ステップ111にてフィルム剥取手段28のチャック28gにより剥ぎ取られたストレッチフィルムFは、ステップ114にて、第一フィルム搬送コンベア51により矢印G方向に搬送されると共に、第二フィルム搬送コンベア52により矢印H方向に搬送され、さらにステップ115にて、フィルム圧縮機40により圧縮され、梱包される。圧縮・梱包されたストレッチフィルムFは、その後の処理に供される。
【0034】
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されず、種々の変更を行うことができる。例えば、ストレッチフィルムFを巻き付ける対象は、P函Cに限るものではなく、ビール以外の飲料の空き瓶を収容したり、比較的大きなビール瓶を収容したりする飲料用ケースでよく、その場合、本発明のストレッチフィルム除去装置1により巻き付けられたストレッチフィルムFを自動的に除去することができる。
【0035】
また、フィルム圧縮機40は、必ずしも必要ではない。
さらに、流体吹付手段16,17は、必ずしも設ける必要はない。また、流体吹付手段16,17は、第一デストレッチャー10に設ける場合に限らず、第一デストレッチャー10及び第二デストレッチャー20の双方、あるいは第二デストレッチャー20のみに設けてもよい。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち請求項1に係るストレッチフィルム除去装置によれば、ストレッチフィルムの有無を検出するフィルム有無検出手段と、該フィルム有無検出手段によるストレッチフィルム有検出信号に基づいて飲料用ケースを押え、停止させるケース押え手段と、該ケース押え手段によって押えられた前記飲料用ケースに巻かれた前記ストレッチフィルムを引張って前記ストレッチフィルムの巻き付け力を弱めるフィルム引張手段と、前記ストレッチフィルムを引張ったままの状態で前記ストレッチフィルムを切断するフィルム切断手段と、該フィルム切断手段によって切断された前記ストレッチフィルムを剥ぎ取るフィルム剥取手段とを具備しているので、飲料用ケースに巻かれたストレッチフィルムを機械的手段で自動的に除去することができ、ストレッチフィルムの除去作業の効率が良く、フィルム除去作業時間を短いものとすることができる。また、大量の飲料用ケースに巻き付けられたストレッチフィルムを短い時間、少ない人手で除去でき、フィルム除去作業コストを安価なものとすることができる。
【0037】
また、本発明のうち請求項1に係るストレッチフィルム除去装置によれば、前記フィルム有無検出手段の上流側に、前記ストレッチフィルムの有無を検出する別個のフィルム有無検出手段と、該別個のフィルム有無検出手段によるストレッチフィルム有検出信号に基づいて前記飲料用ケースを押え、停止させる別個のケース押え手段と、該別個のケース押え手段によって押えられた前記飲料用ケースに巻かれた前記ストレッチフィルムを引張って前記ストレッチフィルムの巻き付け力を弱める別個のフィルム引張手段とを配設したので、フィルム切断手段によってストレッチフィルムを切断する際に、ストレッチフィルムが二段階で引張られていることになり、ストレッチフィルムの巻き付け力が一層弱められ、切断を一層容易に行うことができる。
【0038】
更に、本発明のうち請求項2に係るフィルム除去装置によれば、請求項1記載の発明において、前記ケース押え手段又は前記別個のケース押え手段によって押えられた前記飲料用ケースに流体を吹き付ける流体吹付手段を設けたので、飲料用ケースとストレッチフィルムとの間に介在するビール分や砂泥が除去され、これらビール分や砂泥汚れで飲料用ケースに付着しているストレッチフィルムを容易に剥ぎ取ることができる。
【0039】
また、本発明のうち請求項3に係るストレッチフィルム除去装置は、請求項1又は2記載の発明において、前記フィルム剥取手段によって剥ぎ取られた前記ストレッチフィルムを圧縮するフィルム圧縮手段を設けたので、フィルム圧縮手段がフィルム剥取手段によって剥ぎ取られたストレッチフィルムを圧縮し、その後の処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストレッチフィルム除去装置が適用されるP函搬送ラインの概略平面図である。
【図2】P函を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図である。
【図3】第一デストレッチャーを示し、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は正面図である。但し、(A)においては第一フィルム引張手段が、(B)においては第一フィルム有無検出手段、第一ケース押え手段、及び第一フィルム引張手段が、(C)においては第一フィルム有無検出手段及び第一ケース押え手段がそれぞれ示されていない。
【図4】第二デストレッチャーを示し、(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図5】図4に示す第二デストレッチャーの主要部の拡大平面図である。但し、図5において第二ケース押え手段は示されていない。
【図6】図5の正面図であり、第二フィルム引張手段のみを示している。
【図7】図6の右側面図であり、第二フィルム引張手段及びフィルム切断手段を示している。
【図8】図5の正面図であり、フィルム切断手段及びフィルム剥取手段を示している。
【図9】図8の平面図であり、フィルム剥取手段を示している。
【図10】図8の左側面図であり、フィルム剥取手段を示している。
【図11】図1における第二ストレッチャー及びフィルム圧縮機の双方の部分の拡大平面図である。
【図12】ストレッチフィルムの除去方法のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ストレッチフィルム除去装置
10 第一デストレッチャー
11 第一フィルム有無検出手段(別個のフィルム有無検出手段)
12 第一ケース押え手段(別個のケース押え手段)
12a シリンダ
12b ストッパ
12c ストッパ
13 第一フィルム引張手段(別個のフィルム引張手段)
13a チャック用シリンダ
13b チャック用ブラッケット
13c チャック
14 支軸
16 水用ノズル(流体吹付手段)
17 エアノズル(流体吹付手段)
18 フレーム
19 P函蛇行防止ガイド
20 第二デストレッチャー
21 フレーム
22 第二フィルム有無検出手段(フィルム有無検出手段)
23 第二ケース押え手段(ケース押え手段)
23a シリンダ
24 第二フィルム引張手段(フィルム引張手段)
24a チャック用シリンダ
24b チャック用ブラケット
24c チャック
25 フィルム切断手段
25a カッタ用シリンダ
25b カッタ用ブラッケット
25c カッタ
26 フィルム押え手段
26a 押え用シリンダ
26b アンビル
26c フィルム押え
27 プーリ
28 フィルム剥取手段
28a 剥取シリンダ
28b ジョイント
28c 第一アーム
28d 回動軸
28e 第二アーム
28f チャック用ブラケット
28g チャック
30 分離ストッパー
31 シリンダ
32 ストッパフレーム
40 フィルム圧縮機(フィルム圧縮手段)
50 搬送手段
51 第一フィルム搬送コンベア
52 第二フィルム搬送コンベア
60 デパレタイザー
70 ビール瓶
C P函(飲料用ケース)
F ストレッチフィルム
L1,L2 P函搬送ライン
Claims (3)
- 上流側から下流側に向けて搬送されている飲料用ケースに巻き付けられたストレッチフィルムを除去するストレッチフィルム除去装置であって、
前記ストレッチフィルムの有無を検出するフィルム有無検出手段と、該フィルム有無検出手段によるストレッチフィルム有検出信号に基づいて前記飲料用ケースを押え、停止させるケース押え手段と、該ケース押え手段によって押えられた前記飲料用ケースに巻かれた前記ストレッチフィルムを引張って前記ストレッチフィルムの巻き付け力を弱めるフィルム引張手段と、前記ストレッチフィルムを引張ったままの状態で前記ストレッチフィルムを切断するフィルム切断手段と、該フィルム切断手段によって切断された前記ストレッチフィルムを剥ぎ取るフィルム剥取手段とを具備し、
前記フィルム有無検出手段の上流側に、前記ストレッチフィルムの有無を検出する別個のフィルム有無検出手段と、該別個のフィルム有無検出手段によるストレッチフィルム有検出信号に基づいて前記飲料用ケースを押え、停止させる別個のケース押え手段と、該別個のケース押え手段によって押えられた前記飲料用ケースに巻かれた前記ストレッチフィルムを引張って前記ストレッチフィルムの巻き付け力を弱める別個のフィルム引張手段とを配設したことを特徴とするストレッチフィルム除去装置。 - 前記ケース押え手段又は前記別個のケース押え手段によって押えられた前記飲料用ケースに流体を吹き付ける流体吹付手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のストレッチフィルム除去装置。
- 前記フィルム剥取手段によって剥ぎ取られた前記ストレッチフィルムを圧縮するフィルム圧縮手段を設けたことを特徴請求項1又は2記載のストレッチフィルム除去装置。
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