JP4400086B2 - 無線識別ラベル作成装置、およびカートリッジ - Google Patents

無線識別ラベル作成装置、およびカートリッジ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報を無線によって識別可能な情報識別部を有するシート部材を備えた無線識別ラベル作成装置、および無線識別ラベル作成装置に装着されるカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】
ラベルを作成するラベル作成装置においては、ラベルを収納したカートリッジが装着可能となっており、そのカートリッジにはラベルの基となる帯状のシート部材がロール状に巻回されてスプールに巻装されている。そのカートリッジがラベル作成装置に装着されると、帯状のシート部材が一対の搬送ローラの間で挟持可能となり、さらに、これらの搬送ローラが回転することにより、帯状のシート部材が引き出され、カートリッジやラベル作成装置の案内路に沿って搬送され、その後、サーマルヘッドやインクジェットヘッド等の印字ヘッドによりラベルに識別表示の画像が形成されるようになっている。
【0003】
ところで、近年、ICチップ等が埋め込まれた無線識別ラベルに格納されたデータを無線にてやりとりする一例として、商品のデータ収集を行うデータ収集システムに、この無線識別ラベルを使用するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
このデータ収集システムで使用される無線識別ラベルは、例えば、電磁誘導方式が適用されており、商品に貼り付けられた無線識別ラベルが磁界の中に入ると、電磁誘導により共振回路に起電力が発生し、その起電力により電波を発信するように構成されている。
【0005】
そして、このシステムでは、受信装置が無線識別ラベルから送信された電波を受信し、受信した電波に基づいて、商品がデータ収集されずに不法に持ち出された旨のアラームを鳴らすことができる。
【0006】
また、無線識別ラベルには、バーコードが印刷されており、商品を合法に持ち出す際には、このバーコードを、スキャナにより読み取り、データの収集を行うと同時に、そのスキャナに組み込まれた送信機から電波を発信し、内部の回路を短絡又は開放(断線)させ、無線識別ラベルに内蔵されたICチップの動作を停止させる。
【0007】
このようにして、商品からデータを収集し、データを収集した商品のみを持ち出すことができるようにしていた。
【0008】
ところで、このようなシステムに使用される無線識別ラベルにおいては、ICチップであるRFID(Radio Frequency IDentification)チップと、無線識別アンテナ導体を帯状のシート部材内に埋設して無線識別ラベルを作成していた。
【0009】
【特許文献1】
特許第2843437号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の無線識別機能を有するRFIDチップおよび無線識別アンテナ導体を埋設してなる無線識別ラベルを作成する無線識別ラベル作成装置においては、帯状のシート部材の基材内に厚みの大なるRFIDチップや無線識別アンテナ導体を埋設しているため、帯状のシート部材からRFIDチップや無線識別アンテナ導体が突出し、この帯状のシート部材をロール状に巻回した場合には、その突出量が重畳される。この帯状のシート部材を無線識別ラベル作成装置に収納して無線識別ラベル作成を行った場合、搬送ローラによりRFIDチップや無線識別アンテナ導体がラベル作成過程で押圧されることにより、RFIDチップや無線識別アンテナ導体に荷重がかかり、RFIDチップ内の回路がショートしたり、或いはRFIDチップが変質して内部に記憶された識別データが消失したり、極端な場合にはRFIDチップ、無線識別アンテナ導体の破損に至る虞もあった。若しくは、RFIDチップと無線識別アンテナ導体との結合部が破損する虞もある。
【0011】
また、情報識別部が突出した帯状のシート部材を、ローラにより搬送する際に突出部の影響で搬送が不安定になって斜行したり、情報識別部が突出した帯状のシート部材に印刷を行うとき、突出部の前後で送り速度が変化し、印刷ににじみ・ずれ等の乱れを生じる虞もあった。
【0012】
本発明は前記課題を解決するためになされたもので、その目的は、情報識別部内の回路のショートや、情報識別部の変質による識別データの消失・破損の虞、若しくは、RFIDチップと無線識別アンテナ導体との結合部が破損する虞のない無線識別ラベル作成装置、およびカートリッジを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための請求項1の無線識別ラベル作成装置は、無線識別アンテナ導体部及びチップ部からなる情報識別部を有するシート部材とラミネートテープとを積層接合した無線識別ラベルを作成するための無線識別ラベル作成装置であって、印字ヘッド及びこの印字ヘッドと対向して配設されたプラテンを有し、前記印字ヘッドと前記プラテンとにより押圧されたラミネートテープのうち前記シート部材との接合面に画像を形成する印字機構と、前記シート部材側に配設された搬送ローラに、前記印字機構による画像形成が終了しラミネートテープ前記シート部材とを押圧して前記シート部材と前記ラミネートテープとを接合しながら搬送する送りローラとを備え、前記搬送ローラのローラ面には、その全周にわたって凹部が形成されており、前記シート部材の搬送方向と直交する方向を幅方向とした場合において、前記無線識別アンテナ導体部の前記幅方向の寸法は、前記シート部材の前記幅方向の寸法より小さく、前記チップ部の前記幅方向の寸法は、前記無線識別アンテナ導体部の前記幅方向の寸法より小さく、さらに、前記凹部の前記幅方向寸法は、前記チップ部の前記幅方向の寸法より大きく、かつ、前記無線識別アンテナ導体部の前記幅方向の寸法より小さいことをを特徴とする。
【0014】
【0015】
【0016】
れにより、請求項1に記載の発明では搬送ローラ面に凹部を形成したので、情報識別部がローラ面に接触することがなく、情報識別部に過度な押圧力がかかることがない。
【0017】
また、請求項2に記載の発明では、前記凹部は、前記無線識別アンテナ導体部に対応する部位に形成された第1の凹部、及び前記チップ部に対応する部位であって前記第1の凹部の底部中央部に形成された第2の凹部を有して構成されていることをを特徴とする。
【0018】
れにより、請求項2に記載の発明の発明では無線識別アンテナ導体に過度な押圧力を加えることが無く、この情報識別部への過度な押圧力が吸収できる
また、請求項3に記載の発明では、前記凹部には、弾性変形可能な弾性体が設けられていることを特徴とする。
【0019】
また、請求項4の無線識別ラベル作成装置は、搬送ローラ及び送りローラは、帯状のシート部材が外部に排出される排出部に配設されていることを特徴とする。
【0020】
この請求項4の発明によれば、無線識別ラベルは作成が完了し、一対のローラがその最大厚みの無線識別ラベルを外部に排出する。
【0021】
また、請求項5に記載の発明では、印字ヘッドは、熱によって前記ラミネートテープに画像を形成するサーマルヘッドであることを特徴する。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
また、請求項6に記載発明は、無線識別アンテナ導体部及びチップ部からなる情報識別部を有するシート部材とラミネートテープとを積層接合した無線識別ラベルを作成するとともに、印字ヘッド及びこの印字ヘッドと対向して配設されたプラテンを有し、前記印字ヘッドと前記プラテンとにより押圧されたラミネートテープのうち前記シート部材との接合面に画像を形成する印字機構を備えた無線識別ラベル作成装置に脱着自在に取り付け可能な無線識別ラベル用カートリッジであって、前記シート部材及び前記ラミネートテープそれぞれ、ロール状に巻回した状態で保持する保持部と、前記シート部材及び前記ラミネートテープを前記保持部から互いに異なる経路で積層位置まで搬送するための搬送経路を形成する搬送路と、前記ラミネートテープの搬送路上に設けられ、前記印字ヘッドを挿入するための挿入孔と、前記搬送路末端側の積層位置において前記シート部材側に配置され、前記無線識別ラベル作成装置に設けられた送りローラと協働して前記シート部材及び画像形成が終了した前記ラミネートテープを搬送しつつ積層する搬送ローラを備え、前記搬送ローラのローラ面には、その全周にわたって凹部が形成されており、前記シート部材の搬送方向と直交する方向を幅方向とした場合において、前記無線識別アンテナ導体部の前記幅方向の寸法は、前記シート部材の前記幅方向の寸法より小さく、前記チップ部の前記幅方向の寸法は、前記無線識別アンテナ導体部の前記幅方向の寸法より小さく、さらに、前記凹部の前記幅方向寸法は、前記チップ部の前記幅方向の寸法より大きく、かつ、前記無線識別アンテナ導体部の前記幅方向の寸法より小さいことを特徴とする。
【0027】
れにより、請求項6に記載の発明では搬送ローラ面に凹部を形成したので、情報識別部がローラ面に接触することがなく、情報識別部に過度な押圧力がかかることがない。
【0028】
また、請求項7に記載の発明では、前記凹部は、前記無線識別アンテナ導体部に対応する部位に形成された第1の凹部、及び前記チップ部に対応する部位であって前記第1の凹部の底部中央部に形成された第2の凹部を有して構成されていることを特徴とする。
【0029】
れにより、請求項8に記載の発明の発明では無線識別アンテナ導体に過度な押圧力を加えることが無く、この情報識別部への過度な押圧力が吸収できる
【0030】
また、請求項9に記載の発明では、前記凹部には、弾性変形可能な弾性体が設けられていることを特徴とする。
【0031】
【0032】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0033】
図1は、本実施形態の無線識別ラベル作成装置の全体図である。
【0034】
図1において、無線識別ラベル作成装置1の本体フレーム2の前部にはキーボード3が配設されており、入力手段たるキーボード3の後方で本体フレーム2内には印字手段たるサーマル印字機構PM(本発明でいう画像形成手段:図2参照)が配設されている。また、キーボード3のすぐ後側には、入力した文字や記号を表示可能な液晶ディスプレイ4が設けられている。5は、サーマル印字機構PMのカバーケースを開けるための操作摘みである。
【0035】
キーボード3には、アルファベット文字、数字、記号を入力するための文字キー、スペースキー、改行キー、カーソルを上下左右方向にそれぞれ移動させるためのカーソル移動キー、ビデオテープやオーディオテープ或いはそのケースに貼着するのに適したラベルを簡単に作成する定型ラベル作成キー、実行キーや取消しキー等の編集キー、印字を指令する印字キー、電源をON・OFFするための電源キー等が設けられている。
【0036】
次に、カートリッジ10について、図2に基づいて説明する。
【0037】
無線識別ラベル作成装置1には、脱着自在に矩形状のカートリッジ10が装着されており、このカートリッジ10には、文字、数字、バーコード等の図形を画像として形成する画像形成対象体としての例えばPETからなる透明のフィルムであるラミネートテープ11が巻装されたテープスプール12(本発明でいう、保持部)と、インクリボン13が巻装されたリボンスプール14と、前記インクリボン13を巻取るリボン巻取りスプール15と、詳細は後述するがラミネートテープ11と同一幅を有する、アンテナ導体、ICチップ、共振回路等を有する帯状のシート部材16が巻装された供給スプール17(本発明でいう保持部)と、これらラミネートテープ11と帯状のシート部材16とを押圧して接合させる搬送手段たる搬送ローラ40とが回転自在に設けられている。
【0038】
前記ラミネートテープ11とインクリボン13とが重なる位置には、サーマルヘッド19が立設され、これらラミネートテープ11とインクリボン13とをサーマルヘッド19に押圧するプラテン20と、ラミネートテープ11と帯状のシート部材16とを搬送ローラ40に押圧して無線識別ラベル23を作成しながら搬送する送りローラ21とは、本体フレーム2に回動自在に枢着されたローラ支持体22に回転可能に枢支されている。このサーマルヘッド19には、例えば128個の発熱素子が上下方向に列設されている。
【0039】
また、本装置(無線識別ラベル作成装置1)を駆動して、無線識別ラベルを作成する際には、図示しないテープ送りモータを駆動し、このテープ送りモータの駆動により、ギヤ機構(図示省略)を介して、搬送ローラ40とリボン巻取りスプール15とを、所定回転方向にそれぞれ同期して駆動するように構成されている。
【0040】
なお、この際、サーマルヘッド19の複数の発熱素子に通電すると、ラミネートテープ11の裏面側には、複数のドット列により文字、記号、バーコード等が鏡像で印字され、以って画像形成対象体に画像が形成されることになる。その印刷後に、この画像が形成されたラミネートテープ11の裏面側に帯状のシート部材16が、貼り合わせ位置(積層位置)で貼り合わされることにより積層され、テープ状の無線識別ラベル23が作成され、テープ送り方向に送られ、図1、図2に示すように、本装置(無線識別ラベル作成装置1)の外部に送出される。なお、サーマル印字機構PMの詳細は、公知技術(例えば、特開平2−106555号公報参照)であるため、ここでの説明は省略する。
【0041】
さて、図3は本発明の帯状のシート部材16の詳細を説明するための説明図である。
【0042】
図3において、24は帯状の基材テープで、この帯状の基材テープ24内に、無線識別素子であるRFIDチップ25と、長尺な無線識別アンテナ導体26が1ラベルユニットとして埋設されており、図3に示す一点鎖線部分で切断されることによって情報識別部27を有するラベル28が形成されるものである。この情報識別部27を有するラベル28を基材テープ24の長手方向(図3中、左右方向)に複数個形成可能なものであり、全体が本発明でいう帯状のシート部材16となるものである。
【0043】
さらに、無線識別ラベル作成装置1においては、帯状のシート部材16をロール状に巻回して使用するときに、情報識別部27内のRFIDチップ25と無線識別アンテナ導体26の厚みのため、帯状のシート部材16からその一部が突出することにより突出部が形成されるが、図4に示すように、搬送ローラ40のロール面には、この突出部に対向する位置に、直径を部分的に小さくして情報識別部27への押圧力を吸収するための押圧力吸収手段たる複数条の凹部40a、40bが形成されている。
【0044】
この凹部40a、40bの幅(凹んだ溝としての幅)は、情報識別部27の搬送方向と直交する方向(図3中、上下方向)における幅よりも広く形成されているものである。
【0045】
或いは、無線識別アンテナ導体26が印刷によって形成されている場合などには、凹部40a、40bの幅がRFIDチップ25の幅よりも広ければ、無線識別アンテナ導体26の幅よりも短く形成してもよい。
【0046】
このロール面に複数条の凹部40a、40bが形成された搬送ローラ40を使用すると、帯状のシート部材16の搬送時に搬送ローラ40と送りローラ21間に挟持された帯状のシート部材16に埋設された情報記憶部27への過度な押圧力を吸収でき、RFIDチップ25への過度な押圧力による変質によって生じる、情報としての識別データが消失することや情報識別部27の破損を確実に防止できるものである。
【0047】
また、情報識別部27への圧力によって、RFIDチップ25と無線識別アンテナ導体26との結合部が破損するために、情報識別部27が所定の無線識別機能をしなくなることを防止できる。
【0048】
なお、複数条の凹部40a、40bは夫々情報識別部27のRFIDチップ25や無線識別アンテナ導体26の厚みによる突出高さに対応した深さで形成すればよい。即ち、ローラ面(凹部40a、40bの底となる面)が情報識別部27に過度な押圧力を与えないよう構成する。凹部40a、40bの凹み量は、情報識別部27に押圧力を与えないように、情報識別部27とローラ面とが離れている構成でもよく、また、情報識別部27を破損や変質などさせない程度の押圧力を与えるように、情報識別部27とローラ面が接触する程度でもよい。情報識別部27を破損や変質などさせない程度の押圧力を与えることで、ラミネートテープ11と帯状のシート部材16との貼り合わせを適切に行うため、若しくは、情報識別部27とローラ面とが離れている構成よりも接触面を増加して、ラミネートテープ11と帯状のシート部材16との搬送を良好にするためである。また、情報識別部27においては、多くの場合、無線識別アンテナ導体26よりもRFIDチップ25が厚く、無線識別アンテナ導体26よりもRFIDチップ25が搬送ローラ40に突出した形状であるので、RFIDチップ25に合わせて均一に凹みを形成すればよい。しかし、RFIDチップ25よりも厚い若しくは搬送ローラ40に対して突出した無線識別アンテナ導体26によってRFIDチップ25が囲まれている場合では、無線識別アンテナ導体26がRFIDチップ25よりも搬送ローラ40に突出するので、その無線識別アンテナ導体26に合わせて均一に凹みを形成すればよい。即ち、搬送ローラ40に対して最も突出した部分に合わせて凹みを形成する。また、RFIDチップ25よりも厚い若しくは搬送ローラ40に対して突出した無線識別アンテナ導体26によってRFIDチップ25が囲まれている場合では,無線識別アンテナ導体26がRFIDチップ25よりも搬送ローラ40に突出するので、その無線識別アンテナ導体26に合わせて均一に凹みを形成すればよく、2段にする必要は無い。
【0049】
また、図3における情報識別部27の埋設位置と図4における複数条の凹部40a、40bの形成位置は、それらが合致する位置で任意に設ければよい。
【0050】
なお、凹部40aは、図3の破線で示すように、その図中の帯状のシート部材16の上側に一直線上に並べた情報識別部27aに対向し、凹部40bは、図3の一点鎖線で示すように、その図中の帯状のシート部材16の下側に一直線上に並べた情報識別部27bに対向する。上述したように、帯状のシート部材16の幅方向(帯状のシート部材16を搬送するための搬送ローラ40の軸方向)における位置が異なって(帯状のシート部材16の幅方向に互いに離して)、帯状のシート部材16の長手方向に沿う複数の列(例えば、図3における破線で示す情報識別部27aがなす列と、同図中一点鎖線で示す情報識別部27bがなす列とからなる2列)をなすように、複数の情報識別部27が帯状のシート部材16に埋設されていても、その帯状のシート部材16の幅方向における情報識別部27の埋設位置やその幅方向における数(帯状のシート部材16の長手方向に沿う複数の列の数:図3では「2」)に合わせて、複数の凹部40a、40bなどを帯状のシート部材16の幅方向に離して設ければ、その帯状のシート部材16の幅方向に離れた複数の位置に埋設された情報識別部27への過度な押圧力を吸収することができる。
【0051】
例えば、図3における破線で示す情報識別部27aがなす列と、同図中一点鎖線で示す情報識別部27bがなす列との2列が、帯状のシート部材16の幅方向に離して帯状のシート部材16に設けられ、搬送ローラ40と送りローラ21との間を、その2列の情報識別部27a、27bが同時に通過する場合であっても、その2列の情報識別部27a、27bの帯状のシート部材16の幅方向の位置に合わせて、2つ(2条)の凹部40a、40bが搬送ローラ40の全周に渡って形成されており、その2列の情報識別部27a、27bの何れへの過度な押圧力をも同時に吸収できる。また、搬送ローラ40と送りローラ21との間を、その2列の情報識別部27a、27bが同時に通過するのではなく、時間差をおいて通過する場合(1つおきに情報識別部27a、27bを帯状のシート部材16の長手方向に千鳥に配置した場合)でも、この搬送ローラ40であれば、情報識別部27a、27bの何れへの過度な押圧力をも適宜吸収できる。情報識別部27の埋設位置が帯状のシート部材16の幅方向における位置が異なる帯状のシート部材16に交換した場合でも、その交換後の帯状のシート部材16の情報識別部27の位置にも搬送ローラ40が対応して凹部が形成されていれば、その搬送ローラ40は交換する必要がなく、その手間が低減されている。
【0052】
さらに、情報識別部27が搬送ローラ40と送りローラ21との間を通過するときに、搬送ローラ40の特定の円周部分においてのみ、情報識別部27が対向するのであれば、凹部40a、40bが搬送ローラ40の全周に渡って形成されていなくてもよい。ただし、全周に形成した方が、帯状のシート部材16に搬送ずれが生じた場合や帯状のシート部材16の長手方向における情報識別部27の配置間隔が一定でない場合においても、適切に情報識別部27への過度な押圧力を吸収できる。なお、帯状のシート部材16の長手方向に沿う複数の列の数は「2」に限らず、複数であればよい。
【0053】
次に、別形態の搬送ローラにつき、図5を用いて説明する。
【0054】
図5において、搬送ローラ50の、帯状のシート部材16の幅方向中央において伸展された、帯状のシート部材16の長手方向に一直線に並んだ無線識別アンテナ導体26(図6参照)と対向する位置には、部分的に直径を小さくすることにより、第1の凹部50aを形成し、搬送ローラ50のRFIDチップ25と対向する位置には、部分的に直径を更に小さくすることにより、前記第1の凹部50aよりも深さの大なる第2の凹部50bを形成している。換言すれば、帯状のシート部材16の幅方向(搬送ローラ50の軸方向)に離れた2つの凹部50aを搬送ローラ50に形成し、その2つの凹部50aの間に、その凹部50aよりも凹み量が多い(深い)凹部50bを凹部50aに連通して形成することで、情報識別部27の断面形状(帯状のシート部材16の長手方向に直交する断面)に合わせて2段の凹部を構成してなるものであり、これら2段の凹部50a、50bも本発明でいう複数条の凹部を構成していることは明らかである。若しくは、搬送ロ−ラ50に凹部50aを形成し、その凹部50aの中央の間に、その凹部50aよりも凹み量が多く(深く)なるように、凹部50bを凹部50aの底となる円周面に連通して形成することで、情報識別部27の断面形状(帯状のシート部材16の長手方向に直交する断面)に合わせて2段の凹部を構成してなるものであり、これら2段の凹部50a、50bも本発明でいう複数条の凹部を構成していることは明らかである。
【0055】
なお、情報識別部27においては、多くの場合、無線識別アンテナ導体26よりもRFIDチップ25が厚く、無線識別アンテナ導体26よりもRFIDチップ25が搬送ローラ50に突出した形状であるので、凹部50bが凹部50aよりも凹み量が多い(深い)ように形成されている。従って、RFIDチップ25がそのRFIDチップ25よりも搬送ローラ50に対して突出していない無線識別アンテナ導体26に囲まれていたり、若しくは、RFIDチップ25が無線識別アンテナ導体26における搬送ローラ50の面上にて配置されていても、凹部50bが凹部50aよりも凹み量が多いので、無線識別アンテナ導体26に過度な押圧力を加えることが無く、この情報識別部27への過度な押圧力が吸収できる。
【0056】
また、凹部50a、50bは、帯状のシート部材16の長手方向に直交する断面に依存するため、例えば無線識別アンテナ導体26の厚さが均一でなければ、凹部50bを挟んだ凹部50aの凹み量が同じである必要はない。また、凹部50a、50bの凹み量を均一ではなく、凹みを2段としたことで、RFIDチップ25や無線識別アンテナ導体26に対して合わせた凹み量として、情報識別部27に押圧力を与えないように、情報識別部27とローラ面とを適度に離すことによって、余計な隙間を無くし、また、情報識別部27を破損や変質などさせない程度の押圧力を与えるように、ラミネートテープ11と帯状のシート部材16との貼り合わせを適切に行うこと、若しくは、情報識別部27とローラ面とが離れている構成よりも接触面を増加して、ラミネートテープ11と帯状のシート部材16との搬送を良好にすることができる。また、段数は「3」以上でもよい。また、RFIDチップ25や無線識別アンテナ導体26との一方とは接触するが他方とは接触しないような、凹部50a、50bの凹み量としてもよい。
【0057】
このようにしても、前記搬送ローラ40と同様に帯状のシート部材16に埋設された情報識別部27への過度な押圧力を吸収でき、RFIDチップ25への過度な押圧力による変質によって生じる、情報としての識別データが消失することや情報識別部27の破損を確実に防止できるものである。
【0058】
上記実施形態およびその別形態では、搬送ローラ40、50に複数条の凹部40a、40b又は深さの異なる凹部50a、50bを設ける構成につき説明したが、この複数条の凹部40a、40b又は深さの異なる凹部50a、50bに代えて、情報識別部27により弾性変形するクッション材(例えばやわらかなスポンジ)からなる弾性部を設けるようにしても同様の効果が得られるものである。
【0059】
また、上述の凹部40a、40b、50a、50bを形成すると共に、その凹部40a、40b、50a、50bにクッション材を設けてもよい。
【0060】
また、実施形態およびその別形態では、搬送ローラ40、50に押圧力吸収手段(凹部、弾性体)を設ける構成につき説明したが、情報識別部27を有する帯状のシート部材16を前記搬送ローラ40、50と共に挟持する送りローラ21に押圧力吸収手段(凹部、弾性体)を設ける構成としても、情報識別部27内に記憶された識別データの消失および情報識別部の破損防止に効果的である。
【0061】
そして、凹部40a、40b、50a、50bについて、帯状のシート部材16の長手方向に直交する断面の形状が、長方形や長方形を組み合わせた「凸」を逆にしたような、直交する直線によって画定する形状であるが、鋭角や鋭角などで交差する直線や曲線などによって画定される形状であってもよい。例えば、凹みの断面形状だ三角形、台形、半円、半楕円等であってもよい。さらに図5に示す2段の凹部50a、50bを、図4に示すように、1つの搬送ローラ40に帯状のシート部材16の幅方向に離して複数設けてもよい。
【0062】
さらに、無線識別ラベルは作成が完了し、外部に排出されるときが最大厚みとなるため、搬送ローラと送りローラからなる一対のローラを無線識別ラベルが外部に排出される排出部に設けたので、情報識別部27の変質、破損の防止効果はより一層大きなものとなる。
【0063】
上記実施形態およびその別形態では、情報識別部27を有する帯状のシート部材16と画像を形成したラミネートテープ11とを接合する構成につき説明したが、これに代えて、情報識別部27を有する帯状のシート部材16に、画像形成手段たるサーマル印字機構PMにより直接画像を形成する構成が考えられる。この場合には、情報識別部27を有する帯状のシート部材16が画像形成対象体となり、サーマルヘッド19に対向するプラテン20により帯状のシート部材16がサーマルヘッド19に押圧されることになる。また、帯状のシート部材16とラミネートテープ11を貼り合わせた後に、帯状のシート部材16の面に印刷する場合も同様である。このプラテン20に、上記の搬送ローラ40、50のように、凹部を形成するか、情報識別部27により弾性変形される弾性体を設ければ、情報識別部27を有する帯状のシート部材16に画像を形成する場合でも、情報識別部27にかかる過度な押圧力が吸収でき、情報識別部27に記憶された識別データの消失および情報識別部の破損防止に効果的である。
【0064】
なお、上記実施形態およびその別形態では、無線識別素子に識別データが記憶されたものにつき説明したが、識別データを読み書きするための読書装置V(図2参照)を設けて、それによって、識別データを読み出し又は書き込む識別データ書き込み装置にも当然適用できるものである。
【0065】
帯状のシート部材16は一連の長い連続面のみで構成されているが、剥離紙上に図6の破線の長方形のような部材を配し、ラミネートテープ11に貼り合わせるように構成してもよい。
【0066】
また、RFIDの伝送方式としては、静電結合方式、電磁結合方式、電磁誘導方式、マイクロ波方式、UHF方式の何れでもよい等本発明の特徴を逸脱しない範囲において種々の態様で実施し得ることは勿論である。例えば、帯状のシート部材16を折曲させるようなガイドローラがある場合、そのガイドローラに対して帯状のシート部材16はその張力により圧接される。このガイドローラに上述の凹部40a、40b、50a、50bの少なくとも1つを形成すれば、同様に、情報識別部27の変質、破損を防止できる。
【0067】
また、サーマルヘッド19の代わりに、インクを吐出することによって画像を形成するインクジェットヘッドにて、ラミネートテープ11又は帯状のシート部材16が情報識別部27を埋設され、それに画像形成することも考えられ、プラテン20に上述したような凹部40a、40b、50a、50bの少なくとも一つを形成して、ラミネートテープ11又は帯状のシート部材16とプラテン20とを接触させて、インクジェットヘッドに対する位置を規定する。このとき、情報識別部27のために、ラミネートテープ11又は帯状のシート部材16が突出して部分的に突出していても凹部40a、40b、50a、50bの中にその突出の一部が入るため、インクジェットヘッドとラミネートテープ11又は帯状のシート部材16の画像形成面とが過度に接近することがない。
【0068】
【0069】
【0070】
【0071】
【0072】
【0073】
【0074】
【0075】
【0076】
【図面の簡単な説明】
【図1】無線識別ラベル作成装置の全体図である。
【図2】カートリッジの概略平面図である。
【図3】帯状のシート部材の説明図である。
【図4】搬送ローラの斜視図である。
【図5】別形態の搬送ローラの斜視図である。
【図6】別形態の帯状のシート部材の説明図である。
【符号の説明】
1…無線識別ラベル作成装置
2…本体フレーム
10…カートリッジ
11…ラミネートテープ(画像形成対象体)
16…帯状のシート部材(画像形成対象体)
20…プラテン
21…送りローラ
23…無線識別ラベル
25…RFIDチップ(無線識別素子)
26…無線識別アンテナ導体
27…情報識別部
28…ラベル
40、50…搬送ローラ(搬送手段)
40a、40b、50a、50b…凹部(押圧力吸収手段)
PM…サーマル印字機構(画像形成手段)

Claims (8)

  1. 無線識別アンテナ導体部及びチップ部からなる情報識別部を有するシート部材とラミネートテープとを積層接合した無線識別ラベルを作成するための無線識別ラベル作成装置であって、
    印字ヘッド及びこの印字ヘッドと対向して配設されたプラテンを有し、前記印字ヘッドと前記プラテンとにより押圧されたラミネートテープのうち前記シート部材との接合面に画像を形成する印字機構と、
    前記シート部材側に配設された搬送ローラに、前記印字機構による画像形成が終了し前記ラミネートテープ前記シート部材とを押圧して前記シート部材と前記ラミネートテープとを接合しながら搬送する送りローラとを備え
    前記搬送ローラのローラ面には、その全周にわたって凹部が形成されており、
    前記シート部材の搬送方向と直交する方向を幅方向とした場合において、
    前記無線識別アンテナ導体部の前記幅方向の寸法は、前記シート部材の前記幅方向の寸法より小さく、
    前記チップ部の前記幅方向の寸法は、前記無線識別アンテナ導体部の前記幅方向の寸法より小さく、
    さらに、前記凹部の前記幅方向寸法は、前記チップ部の前記幅方向の寸法より大きく、かつ、前記無線識別アンテナ導体部の前記幅方向の寸法より小さいことを特徴とする無線識別ラベル作成装置。
  2. 前記凹部は、前記無線識別アンテナ導体部に対応する部位に形成された第1の凹部、及び前記チップ部に対応する部位であって前記第1の凹部の底部中央部に形成された第2の凹部を有して構成されていることを特徴とする請求項1記載の無線識別ラベル作成装置。
  3. 前記凹部には、弾性変形可能な弾性体が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線識別ラベル作成装置。
  4. 前記搬送ローラ及び送りローラは、前記シート部材が外部に排出される排出部に配設されていることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1つに記載の無線識別ラベル作成装置。
  5. 前記印字ヘッドは、熱によって前記ラミネートテープに画像を形成するサーマルヘッドであることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の無線識別ラベル作成装置。
  6. 無線識別アンテナ導体部及びチップ部からなる情報識別部を有するシート部材とラミネートテープとを積層接合した無線識別ラベルを作成するとともに、印字ヘッド及びこの印字ヘッドと対向して配設されたプラテンを有し、前記印字ヘッドと前記プラテンとにより押圧されたラミネートテープのうち前記シート部材との接合面に画像を形成する印字機構を備えた無線識別ラベル作成装置に脱着自在に取り付け可能な無線識別ラベル用カートリッジであって、
    前記シート部材及び前記ラミネートテープそれぞれ、ロール状に巻回した状態で保持する保持部と、
    前記シート部材及び前記ラミネートテープを前記保持部から互いに異なる経路で積層位置まで搬送するための搬送経路を形成する搬送路と、
    前記ラミネートテープの搬送路上に設けられ、前記印字ヘッドを挿入するための挿入孔と、
    前記搬送路末端側の積層位置において前記シート部材側に配置され、前記無線識別ラベル作成装置に設けられた送りローラと協働して前記シート部材及び画像形成が終了した前記ラミネートテープを搬送しつつ積層する搬送ローラを備え、
    前記搬送ローラのローラ面には、その全周にわたって凹部が形成されており、
    前記シート部材の搬送方向と直交する方向を幅方向とした場合において、
    前記無線識別アンテナ導体部の前記幅方向の寸法は、前記シート部材の前記幅方向の寸法より小さく、
    前記チップ部の前記幅方向の寸法は、前記無線識別アンテナ導体部の前記幅方向の寸法より小さく、
    さらに、前記凹部の前記幅方向寸法は、前記チップ部の前記幅方向の寸法より大きく、かつ、前記無線識別アンテナ導体部の前記幅方向の寸法より小さいことを特徴とする無線識別ラベル用カートリッジ。
  7. 前記凹部は、前記無線識別アンテナ導体部に対応する部位に形成された第1の凹部、及び前記チップ部に対応する部位であって前記第1の凹部の底部中央部に形成された第2の凹部を有して構成されていることを特徴とする請求項記載の無線識別ラベル用カートリッジ。
  8. 前記凹部には、弾性変形可能な弾性体が設けられていることを特徴とするを特徴とする請求項6又は7に記載の無線識別ラベル用カートリッジ。
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