JP4399981B2 - Ofdm受信装置のタイミング検出方法及び装置 - Google Patents

Ofdm受信装置のタイミング検出方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、OFDM受信装置において、受信したOFDM信号からシンボル同期タイミングを検出するタイミング検出方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
IEEE802.11aでのOFDM信号のフォーマットは図3に示すように、フレームの先頭に0.8μsec周期の10個のプリアンブル信号S0〜S9、次に0.8×2μsecのガードインターバルGT2、次に3.2μsecのロングトレイニングシンボルL1と3.2μsecのロングトレイニングシンボルL2が続き、この後に0.8μsecのガードインターバルGTと3.2μsecのデータDataが交互に続く。
【0003】
このようなフォーマットのOFDM受信信号からデータDataを復調するには、従来ではその受信信号に基づいて基準時刻(シンボル同期タイミング)を求めてその復調が行われている。
【0004】
このシンボル同期タイミングを得る手法として、OFDM受信信号のプリアンブルとそのOFDM受信信号をプリアンブルの繰り返し1周期(0.8μsec)だけ遅延させたプリアンブルとを比較することにより自己相関信号を得て、その自己相関信号の値が予め決めたしきい値を一定時間以上継続して超えた後に、再度しきい値(このしきい値は最初のしきい値と異なることもある)以下に下がる時刻に基づきシンボル同期タイミングを求める方法がある。
【0005】
また別に、予め受信装置のメモリ内にOFDM受信信号のプリアンブル信号と同じプリアンブル信号を格納しておいて、その格納プリアンブルと受信プリアンブルとの相互相関を求め、最後に出力された相互相関信号の時刻に基づきシンボル同期タイミングを求める方法がある。
【0006】
図4に、ノイズがない理想的な状態のときのOFDM受信信号の自己相関信号Aと相互相関信号Bの波形図を示す。ここでは、自己相関信号Aはプリアンブルの開始時刻から最後の繰り返の1回前の時刻(前記遅延分)まで大きな一定の値が得られている。相互相関信号Bはプリアンブルの繰り返し回数だけ大きなピークが得られている。
【0007】
この図4に示すような信号が得られるときは、相互相関信号Bだけを使用しても、非相関部分と相関ピークとの差が充分大きいため、最後の相関ピークB1を求め、シンボル同期タイミングを決めることができる。また、自己相関信号Aだけを使用しても、適当なしきい値を決めておけば、自己相関信号Aのレベルがしきい値以下に低下する時刻から最後の相関ピークB1を求め、シンボル同期タイミングを決めることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、実際の受信信号はガウスノイズを受け、さらにマルチパスの影響を受けており、自己相関信号Aや相互相関信号Bは例えば図5に示すような低CNの波形となる。この図5は多重波レイリーフェージングを受け、遅延分散100nsecとして、時間差をもって到来したとした例である。
【0009】
このような場合、相互相関信号Bのピークレベルは図4の場合に比べて低くなる。これは、ノイズ及びレイリーフェージングを受けることにより、受信信号レベルが低下するためである。また、相互相関信号Bのピーク間のレベルが図4の場合よりも上がっているが、これはマルチパスによるものである。このような状況下では、しきい値が高いと正しい相互相関ピークをノイズとして判断してしまうし、低すぎるとノイズを相互相関ピークとして判断してしまう。
【0010】
自己相関信号は、マルチパス雑音のある環境下でも、一定レベル以上の相関信号を出力する時間を持続するため、相関のない期間と間違えることは比較的少ない反面、プリアンブル周期の期間(0.8μsec)の時間だけかけて減衰するため、相関の無くなる時刻を正確に決めずらいという問題がある。
【0011】
一方、相互相関信号は、鋭いピークをもつため、タイミングは正確に決めやすい反面、雑音によるピークを間違いやすいという問題がある。
【0012】
本発明の目的は、受信状態が良好でない場合であっても、シンボル同期タイミングを正確に検出することができるようにしたOFDM受信装置のタイミング検出方法及び装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1発明は、同一信号が複数回繰り返されるプリアンブル信号を先頭にもったフレーム構造のOFDM信号を受信して復調するOFDM受信装置のタイミング検出方法において、受信プリアンブル信号と該受信プリアンブル信号を前記繰り返しの1周期だけ遅延させたプリアンブル信号とから自己相関信号を得、且つ前記受信プリアンブル信号と内部に保持したプリアンブル信号とから相互相関信号を得、前記自己相関信号を検出し、一旦検出された前記自己相関信号が検出されなくなってから第1所定時間の間に、第1所定レベルを超える相互相関信号を検出し、該検出した相互相関信号に基づきシンボル同期タイミングを検出するよう構成した。
【0014】
第2の発明は、同一信号が複数回繰り返されるプリアンブル信号を先頭にもったフレーム構造のOFDM信号を受信して復調するOFDM受信装置のタイミング検出方法において、受信プリアンブル信号と該受信プリアンブル信号を前記繰り返しの1周期だけ遅延させたプリアンブル信号とから自己相関信号を得、且つ前記受信プリアンブル信号と内部に保持したプリアンブル信号とから相互相関信号を得、前記自己相関信号を検出し、前記自己相関信号が第2所定時間だけ継続して検出された時点から前記自己相関信号の終了時点までの間に、第2所定レベルを超える相互相関信号を検出し、該検出した相互相関信号に基づきシンボル同期タイミングを検出するよう構成した。
【0015】
第3の発明は、同一信号が複数回繰り返されるプリアンブル信号を先頭にもったフレーム構造のOFDM信号を受信して復調するOFDM受信装置のタイミング検出装置において、受信プリアンブル信号と該受信プリアンブル信号を前記繰り返しの1周期だけ遅延させたプリアンブル信号とから自己相関信号を得る自己相関手段と、前記受信プリアンブル信号と内部に保持したプリアンブル信号とから相互相関信号を得る相互相関手段と、前記自己相関信号のレベルを第1しきい値と比較するレベル検出手段と、該レベル検出手段において前記自己相関信号のレベルが前記第1しきい値を上回りその後に下回った時刻から第1所定時間だけ時間窓信号を出力する第1時間比較手段と、該時間窓信号により前記相互相関信号を通過させるゲート手段と、該ゲートを通過した前記相互相関信号の内の第1所定レベル以上の信号を検出するピーク検出手段とを具備し、前記ピーク検出手段から得られる検出信号に基づきシンボル同期タイミング信号を得るよう構成した。
【0016】
第4の発明は、第3の発明において、前記第1しきい値を、当初は低い値に設定し、前記自己相関信号が該低いしきい値を第3所定時間だけ上回ったとき前記自己相関信号のレベルに応じた高い値に再設定し、その後前記自己相関信号が該高い値のしきい値を下回った時刻から前記時間検出手段が前記第1所定時間だけ時間窓信号を出力するよう構成した。
【0017】
第5の発明は、同一信号が複数回繰り返されるプリアンブル信号を先頭にもったフレーム構造のOFDM信号を受信して復調するOFDM受信装置のタイミング検出装置において、受信プリアンブル信号と該受信プリアンブル信号を前記繰り返しの1周期だけ遅延させたプリアンブル信号とから自己相関信号を得る自己相関手段と、前記受信プリアンブル信号と内部に保持したプリアンブル信号とから相互相関信号を得る相互相関手段と、前記プリアンブル信号の自己相関信号のレベルを第1しきい値と比較する第1レベル検出手段と、該第1レベル検出手段において前記自己相関信号のレベルが第1しきい値を上回った時刻から第2所定時間だけ検出信号を出力する第2時間検出手段と、該第2時間検出手段からの検出信号と前記第1レベル検出手段からの検出信号を入力している期間だけ時間窓信号を出力する論理手段と、該時間窓信号により前記プリアンブル信号の相互相関信号を通過させるゲート手段と、該ゲート手段を通過した相互相関信号の内の第2しきい値以上の信号を検出する第2レベル検出手段とを具備し、前記第2レベル検出手段から得られる検出信号に基づきシンボル同期タイミング信号を得るよう構成した。
【0018】
第6の発明は、第5の発明において、前記第1しきい値を、当初は低い値に設定し、前記自己相関信号が該低いしきい値を第3所定時間だけ上回ったとき高い値に再設定し、前記第2しきい値を前記相互相関信号のレベルに応じて設定しするよう構成した。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明では、一旦検出した自己相関がその後無くなる時刻を求め、その後は相互相関の周期性からプリアンブルの繰り返し周期(例えば0.8μsec)以内に正し1個の相互相関ピークが有るはずである点を考慮し、この期間の時間窓を設定し、その時間窓内で相互相関のピークを検出して、シンボル同期タイミングを検出する。また、自己相関が検出され一定時間が継続した後からそれが検出されなくなるまでの期間の時間窓を設定し、その時間窓で相互相関のピークを検出して、シンボル同期タイミングを検出する。これらにより、劣悪な環境下においても、自己相関と相互相関をそれぞれ単独で検出して用いる場合よりも高精度でシンボル同期タイミングを検出できる。
【0020】
また、自己相関信号のレベル検出のためのしきい値を可変とし、初期状態ではそのしきい値を低CNであっても相関信号の検出落しがないように低く設定しておき、前半の自己相関信号の大きさが所定値以上のとき、その自己相関信号に応じたしきい値を再設定することにより、ノイズによって誤ったシンボル同期タイミング検出が行われることを回避する。
【0021】
[第1実施の形態]
図1は本発明の第1実施の形態のOFDM受信装置のタイミング検出装置を示す図である。1はOFDM受信信号が入力する入力端子、2はこの受信信号をプリアンブルの繰り返し1周期(0.8μsec)だけ遅延させる遅延器、3は受信プリアンブルと遅延器2から出力する遅延プリアンブルの相関(自己相関)を検出する自己相関器、4は自己相関器3で得られた自己相関信号のレベルを切替え可能なしきい値により検出するレベル比較器(第1レベル検出手段)である。
【0022】
5はレベル比較器4がしきい値(第1しきい値)以上の入力信号を検出してその検出信号を出力するとその検出信号の継続時間を計測するカウンタ、6はカウンタ5で計測された時間が予め設定した基準時間(第3の所定時間)を超えると検出信号を自己相関器3に出力する第1時間比較器である。
【0023】
7はレベル比較器4がしきい値以上の入力信号を検出した後にそれを検出なくなってその非検出信号を出力するとその非検出信号の継続時間を計測するカウンタ、8はカウンタ7の計測開始から予め設定した基準時間(第1の所定時間)を超えるまで検出信号(時間窓信号)を出力する時間比較器である。
【0024】
9はOFDM受信信号中のプリアンブルと同じプリアンブルを格納したROM等のメモリ、10はこのメモリ9から読み出した格納プリアンブルと受信プリアンブルとの相関(相互相関)を検出する相互相関器、11は相互相関器10で得られた相互相関信号を前記時間比較器8の検出信号(時間窓)により通過させるゲート、12は相互相関ピーク値が所定レベル(第1の所定レベル)を超えるか否かを検出するピーク検出器である。
【0025】
さて、OFDM受信信号のプリアンブルが入力すると、自己相関器3で自己相関が検出され、相互相関器10で相互相関が検出される。検出された自己相関信号はレベル比較器4において初期設定のしきい値とレベルが比較され、自己相関信号がそのしきい値よりも大きいとき、それを示す検出信号がカウンタ5に出力し、その検出信号の継続時間が時間比較器6においてそこに設定された基準時間と比較される。この基準時間は図4,図5の波形図を例にとると、例えば4μsec程度の時間(プリアンブルが6回程度繰り返される時間)に設定される。
【0026】
このようにして、時間比較器6において上記基準時間に達するまで自己相関信号の継続が検出されると、プリアンブルを受信したと判断して、それを自己相関器3に伝え、この自己相関器3によってレベル比較器4のしきい値がより高い値に再設定される。再設定されるしきい値は、自己相関信号のレベルに応じた値となり、そのレベルが大きいときはより大きく、小さいときは小さく(但し初期設定値より大きい)なる。以上によって、CNが低く自己相関信号のレベルが相対的に低い場合でもこれが基準時間以上継続されるかぎり、これを検出することができる。
【0027】
これによって、レベル比較器4ではより高いしきい値での自己相関信号の検出が継続して行われる。この後、いずれは自己相関信号は無くなる。そして、レベル比較器4で自己相関信号が検出されなくなり非検出信号が出力すると、その時点からカウンタ7が計測動作を開始し、このカウンタ7の計測時間が時間比較器8で設定した時間窓の時間を超えるまでの期間、ゲート11が開く。レベル比較器4で自己相関信号が検出されなくなるタイミングは、図4の波形図では、最後から2個目の相互相関信号(6.4μsec)のパルスの終了時点であり、図5の波形図でも再設定のしきい値が自己相関信号のレベルに応じて適応的に設定されるので、同様なタイミングとなる。このようにして、時間窓の時間は、図4,図5の波形図では、6.4μsec〜7.2μsecの間のしきい値を下回った時刻から0.8μsecの期間となる。
【0028】
このゲート11には相互相関信号(パルス)が入力しており、時間窓の時間中に入力した相互相関信号(最後のパルス)がそこを通過してピーク検出器12に入力し、そのピークタイミングがシンボル同期タイミングとして検出される。
【0029】
[第2実施の形態]
図2は第2実施形態のOFDM受信装置のタイミング検出装置を示す図である。図1と同じものには同じ符号を付けている。13は時間比較器であり、レベル比較器4から出力する検出信号(自己相関信号がしきい値より高いことを示す検出信号)のカウンタ5による継続時間が予め決めた基準時間(第2の所定時間)を超えると検出信号を出力する。14はレベル比較器4から上記検出信号が出力し且つ時間比較器13から上記検出信号が出力する期間だけ、時間窓信号をゲート11に出力するアンド回路である。15は相互相関信号のレベルによってしきい値(第2しきい値)が適応的に制御されるレベル比較器である。
【0030】
ここでも、OFDM受信信号のプリアンブルが入力すると、自己相関器3で自己相関が検出され、相互相関器10で相互相関が検出される。検出された自己相関信号はレベル比較器4において初期設定のしきい値とレベルが比較され、自己相関信号がそのしきい値よりも大きいときそれを示す検出信号がカウンタ5に出力し、その検出信号の継続時間が時間比較器6においてそこに設定された基準時間と比較される。
【0031】
このようにして、時間比較器6において基準時間に達するまで自己相関信号の継続が検出されると、プリアンブルを受信したと判断して、それを自己相関器3と相互相関器10に伝える。
【0032】
自己相関器3ではレベル比較器4のしきい値をより高い値に自己相関信号のレベルに応じて適応的に再設定し、相互相関器10ではレベル比較器15のしきい値を相互相関信号のレベルに応じて適応的に設定する。以上によって、CNが低く自己相関信号のレベルが相対的に低い場合でもこれが基準時間以上継続されるかぎり、これを検出することができる。
【0033】
前記した時間比較器13は、カウンタ5によりレベル比較器4の検出信号の継続を計測する時間がその時間比較器13に設定した基準時間を超えると、アンド回路14に検出信号を出す。このアンド回路14にはレベル検出器4から前記検出信号が出力しているがいずれ非検出信号に切り替わる。
【0034】
よって、アンド回路14からは、レベル検出器4からの検出信号の出力の開始から前記時間比較器13に設定された基準時間が経過してから、その検出信号が出力しなくなるまでの期間だけ、時間窓信号がゲート11に送られる。
【0035】
このため、レベル比較器15には、その時間窓信号がゲート11に入力している期間だけ、自己相関信号が入力し、そこでレベルが検出される。時間比較器13に設定される基準時間を例えば4μsecとしたときは、図4,図5の波形図では、4μsec〜6.4μsecの期間ゲート11が開くことになり、この間の1以上の相互相関信号が検出される。
【0036】
よって、検出された1以上の相互相関信号の内の最後の相互相関信号をシンボル同期タイミングとして使用する。このとき、最終の相互相関信号ピークはゲート11を通過できないので、図4,図5の波形図では、前記図1の場合よりも0.8μsecだけ前の相互相関信号が最後に検出される相互相関信号となる。なお、この最後の相互相関信号を検出する回路は図示しなかったが、相互相関信号は周期性があるので簡単に検出できる。
【0037】
【発明の効果】
以上から本発明によれば、一旦検出された自己相関が無くなった後の相互相関ピークを検出し、または一定時間自己相関が継続した後の相互相関ピークを検出するので、高精度にシンボル同期タイミングを検出できる。また、自己相関信号を検出するためのしきい値を可変とし、初期状態ではそのしきい値を低CNであっても相関信号を落とさないように低く設定しておき、一定時間検出されると自己相関の前半の相関信号の大きさに応じて適応的にしきい値を再設定するようにしたので、ノイズによって誤ったシンボル同期タイミング検出が行われることが回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態のOFDM受信装置のタイミング検出装置の回路図である。
【図2】 本発明の第2実施形態のOFDM受信装置のタイミング検出装置の回路図である。
【図3】 OFDM信号のフォーマットの説明図である。
【図4】 理想的な受信状態での相関特性図である。
【図5】 通常の受信状態での相関特性図である。
【符号の説明】
1:入力端子、2:遅延器、3:自己相関器、4:レベル比較器、5:カウンタ、6:時間比較器、7:カウンタ、8:時間比較器、9:メモリ、10:相互相関器、11:ゲート、12:ピーク検出器、13:時間比較器、14:アンド回路、15:レベル比較器

Claims (6)

  1. 同一信号が複数回繰り返されるプリアンブル信号を先頭にもったフレーム構造のOFDM信号を受信して復調するOFDM受信装置のタイミング検出方法において、
    受信プリアンブル信号と該受信プリアンブル信号を前記繰り返しの1周期だけ遅延させたプリアンブル信号とから自己相関信号を得、且つ前記受信プリアンブル信号と内部に保持したプリアンブル信号とから相互相関信号を得、
    前記自己相関信号を検出し、一旦検出された前記自己相関信号が検出されなくなってから第1所定時間の間に、第1所定レベルを超える相互相関信号を検出し、該検出した相互相関信号に基づきシンボル同期タイミングを検出することを特徴とするOFDM受信装置のタイミング検出方法。
  2. 同一信号が複数回繰り返されるプリアンブル信号を先頭にもったフレーム構造のOFDM信号を受信して復調するOFDM受信装置のタイミング検出方法において、
    受信プリアンブル信号と該受信プリアンブル信号を前記繰り返しの1周期だけ遅延させたプリアンブル信号とから自己相関信号を得、且つ前記受信プリアンブル信号と内部に保持したプリアンブル信号とから相互相関信号を得、
    前記自己相関信号を検出し、前記自己相関信号が第2所定時間だけ継続して検出された時点から前記自己相関信号の終了時点までの間に、第2所定レベルを超える相互相関信号を検出し、該検出した相互相関信号に基づきシンボル同期タイミングを検出することを特徴とするOFDM受信装置のタイミング検出方法。
  3. 同一信号が複数回繰り返されるプリアンブル信号を先頭にもったフレーム構造のOFDM信号を受信して復調するOFDM受信装置のタイミング検出装置において、
    受信プリアンブル信号と該受信プリアンブル信号を前記繰り返しの1周期だけ遅延させたプリアンブル信号とから自己相関信号を得る自己相関手段と、
    前記受信プリアンブル信号と内部に保持したプリアンブル信号とから相互相関信号を得る相互相関手段と、
    前記自己相関信号のレベルを第1しきい値と比較するレベル検出手段と、
    該レベル検出手段において前記自己相関信号のレベルが前記第1しきい値を上回りその後に下回った時刻から第1所定時間だけ時間窓信号を出力する第1時間比較手段と、
    該時間窓信号により前記相互相関信号を通過させるゲート手段と、
    該ゲートを通過した前記相互相関信号の内の第1所定レベル以上の信号を検出するピーク検出手段とを具備し、
    前記ピーク検出手段から得られる検出信号に基づきシンボル同期タイミング信号を得ることを特徴とするOFDM受信装置のタイミング検出装置。
  4. 請求項3において
    前記第1しきい値を、当初は低い値に設定し、前記自己相関信号が該低いしきい値を第3所定時間だけ上回ったとき前記自己相関信号のレベルに応じた高い値に再設定し、その後前記自己相関信号が該高い値のしきい値を下回った時刻から前記時間検出手段が前記第1所定時間だけ時間窓信号を出力するようにしたことを特徴とするOFDM受信装置のタイミング検出装置。
  5. 同一信号が複数回繰り返されるプリアンブル信号を先頭にもったフレーム構造のOFDM信号を受信して復調するOFDM受信装置のタイミング検出装置において、
    受信プリアンブル信号と該受信プリアンブル信号を前記繰り返しの1周期だけ遅延させたプリアンブル信号とから自己相関信号を得る自己相関手段と、
    前記受信プリアンブル信号と内部に保持したプリアンブル信号とから相互相関信号を得る相互相関手段と、
    前記プリアンブル信号の自己相関信号のレベルを第1しきい値と比較する第1レベル検出手段と、
    該第1レベル検出手段において前記自己相関信号のレベルが第1しきい値を上回った時刻から第2所定時間だけ検出信号を出力する第2時間検出手段と、
    該第2時間検出手段からの検出信号と前記第1レベル検出手段からの検出信号を入力している期間だけ時間窓信号を出力する論理手段と、
    該時間窓信号により前記プリアンブル信号の相互相関信号を通過させるゲート手段と、
    該ゲート手段を通過した相互相関信号の内の第2しきい値以上の信号を検出する第2レベル検出手段とを具備し、
    前記第2レベル検出手段から得られる検出信号に基づきシンボル同期タイミング信号を得ることを特徴とするOFDM受信装置のタイミング検出装置。
  6. 請求項5において
    前記第1しきい値を、当初は低い値に設定し、前記自己相関信号が該低いしきい値を第3所定時間だけ上回ったとき高い値に再設定し、
    前記第2しきい値を前記相互相関信号のレベルに応じて設定したことを特徴とするOFDM受信装置のタイミング検出装置。
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