JP4399687B2 - 人造大理石浴槽及びその製造方法 - Google Patents

人造大理石浴槽及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴槽底面裏面にリブを有し、リブ及び/又は裏面に連続繊維を用いることで、軽量性に優れ、かつ光沢、深み感等の大理石質感が付与されたプレス成形法による人造大理石浴槽及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、人造大理石浴槽の製造は、表面にゲルコート層を設けた注型法によるものが多くを占めている。また、人造大理石浴槽をBMC成形材料やSMC成形材料をプレス成形法により、製造することも知られている。
【0003】
しかし、注型法による人造大理石浴槽の製造は、ゲルコート塗布等生産工程が煩雑で、樹脂の硬化に時間を要し、生産性を劣すものであった。また、こうして得られる人造大理石浴槽製品は、強度を出すため肉厚に成形するため重たくなり、搬送に不便で、浴槽の施工性に劣るものであった。
【0004】
また、BMC成形材料またはSMC成形材料での人造大理石浴槽の製造は、プレス成形法により生産工程の煩雑さは軽減された。しかし、プレス成形に用いるBMC成形材料あるいはSMC成形材料自体の短繊維強化材の含有量が、極めて少ない為、該成形材料を多量に用いて浴槽の厚みを厚く成形することで、人造大理石浴槽の強度を確保している。こうしたBMC成形材料あるいはSMC成形材料による人造大理石浴槽も又、注型法による製品同様、重たく、搬送に不便で、浴槽の施工性に劣るものであった。したがって、人造大理石浴槽の底面裏面にリブを有するものは知られていない。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、搬送に便利な軽量性に優れ、高強度を有し、かつ光沢、深み感等の大理石質感を有するプレス成形法による人造大理石浴槽及びその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、浴槽底面裏面にリブを有するプレス成形用一般浴槽金型を用いて、人造大理石浴槽を製造する方法を鋭意研究の結果、強化繊維含有率が15重量%以下の成形材料を成形する際、該浴槽底面裏面リブ内及び該浴槽底面に、ストランドもしくはロービング、またはそれらの織物からなる連続繊維を一体成形すること、更に、成形された浴槽の側面及び上縁面の裏面側に繊維強化樹脂(FRPと言う)補強層を後成形で設けることで十分課題を解決できることを見出し本発明を完成するに至った。
【0007】
即ち、本発明は、長さが0.5〜12mmである強化繊維としての短繊維、充填剤及び熱硬化性樹脂からなり、強化繊維含有率が15重量%以下である成形材料をプレス成形して得られる人造大理石浴槽であって、該浴槽底面裏面にリブを設け、かつ、該浴槽底面裏面リブ内及び該浴槽底面に、ストランドもしくはロービング、またはそれらの織物からなる連続繊維が一体成形されている人造大理石浴槽であることを特徴とする人造大理石浴槽、及び、あらかじめ浴槽底面裏面にリブを有するプレス成形用一般浴槽金型のリブ型内に、ストランドもしくはロービング、またはそれらの織物からなる連続繊維を配置し、次いで、長さが0.5〜12mmである強化繊維としての短繊維、充填剤及び熱硬化性樹脂からなり、強化繊維含有率が15重量%以下である成形材料を金型内に投入して一体成形して人造大理石浴槽を得た後、該人造大理石浴槽の側面及び上縁面の裏面側に繊維強化補強層を後成形で設け浴槽を補強することを特徴とする人造大理石浴槽の製造方法の製造方法を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に本発明を詳細に説明する。
【0009】
本発明のプレス成形法の成形材料とは、強化繊維としての短繊維、充填剤、熱硬化性樹脂からなる通常の人造大理石浴槽製造用成形材料である。これは、SMC成形材料、BMC成形材料を含むものである。但し、この成形材料中の強化繊維含有率が、好ましくは15重量%以下であり、強化繊維の長さが好ましくは0.5〜12mmである。15重量%より多くの強化繊維を含有させた場合、浴槽を成形した場合、製品面に波打ち等の外観不具合を生じ、質感を損なう。この強化繊維は、ガラス繊維が代表的であるが、炭素繊維、アラミド繊維、その他ビニロン繊維、ポリエステル繊維などの有機繊維を単独あるいは併用して用いることができる。形態は、チョップドストランドが好ましい。この成形材料に含まれる樹脂は、好ましくは不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、アクリル樹脂等が使用できる。この充填剤とは、例えば、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、クレー、タルク、アルミナ粉、シリカパウダー、ガラス粉、ガラスビーズ、マイカ、セルロース等が挙げられ、これらの1種以上を混合して用いることができる。
【0010】
本発明の浴槽底面裏面にリブを有する人造大理石浴槽とは、浴槽の底面裏面にリブを有するだけでなく、上縁面の裏面にもリブを有する浴槽である。そのリブの形状は、その高さが好ましくは10〜100mmで、厚さが好ましくは1〜10mmである。底面のリブにあっては、そのリブが好ましくは浴槽の長手方向及び幅方向に少なくとも2本以上、より好ましくは2〜10本配置されている人造大理石浴槽である。上縁面の裏面とは、浴槽の縁であって、通常浴槽内と浴槽外とを仕切る厚みある層部分である。
【0011】
底面裏面のリブ配置について詳しく説明する。浴槽の長手方向と幅方向の2本以上のリブは好ましくは格子状に直角に交差するよう配置されており、各リブの間隔は好ましくは30〜200mm、さらに好ましくは50〜150mmの範囲である。
【0012】
一体成形される連続繊維とは、繊維強化プラスチックで用いられる繊維強化材として用いられる好ましくはガラス繊維が代表的であるが、炭素繊維、アラミド繊維、その他ビニロン繊維、ポリエステル繊維などを単独或いは併用して用いることができる。その形態は、好ましくはストランド、ロービング等のひも状の物の他に、これらを用いた織物、例えばロービングクロス等の形態のものである。また、これらの連続繊維は、プレス成形をする成形材料に用いるのと同じコンパウンドを含浸したプリプレグとしたものを用いることもできる。この目付量は、好ましくは300〜900g/m2である。
【0013】
浴槽底面裏面のリブ内及び/又は浴槽底面裏面に連続繊維を一体成形するとは、あらかじめ、前記の連続繊維をプレス成形用一般浴槽金型の浴槽底面のリブ形状内に挿入し、浴槽底面の形状に裁断した連続繊維強化材を金型底面部に少なくとも1枚配置した後、成形材料を金型内に投入して、プレス成形することである。リブ形状内へ連続繊維の挿入量は、好ましくは目付量300〜900g/m2の連続繊維、または、そのプリプレグをリブ高さに裁断したものを好ましくは1枚である。これにより、浴槽底面裏面のリブ内、及び/又は底面裏面に配置された連続繊維と成形材料とが強固に一体となったプレス成形法による人造大理石浴槽を得ることができる。この方法によれば、強化繊維含有率が15重量%以下の成形材料であっても、成形時にリブの欠けが発生することなく、リブ強度を確保することができる。
【0014】
プレス成形は、金型を取り付けたプレス成形装置により行う。プレス成形の条件は、金型のコア型(雄型)温度が100〜160℃、より好ましくは120〜140℃、金型のキャビ型(雌型)温度が100〜160℃、より好ましくは110〜130℃の範囲で、プレス加圧力は50〜150kgf/cm2、より好ましくは70〜120kgf/cm2の範囲である。加圧時間は成形品の肉厚により3〜15分の範囲から適宜設定できる。
【0015】
ここで、プレス成形に用いる金型は、コア型(雄型)が上型、リブ形状を有するキャビ型(雌型)が下型としてプレス成形装置に取り付けられている一般浴槽用金型である。
【0016】
本発明のプレス成形法での人造大理石浴槽の厚みは、好ましくは2〜10mm、軽量性付与のために更に好ましくは、2.5〜6mmである。
【0017】
また、本発明で用いるプレス成形用金型としては、裏面にリブを有する従来のSMC製一般浴槽の成形に用いている金型を使用することができる。このSMC製一般浴槽とは、表面が無模様で単色のFRP製浴槽である。
【0018】
プレス成形した人造大理石浴槽の側面及び上縁面の裏面に設けるFRP補強層は、熱硬化性樹脂と繊維強化材との硬化物層である。熱硬化性樹脂としては例えば、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ジアリルフタレート樹脂等が挙げられる。
【0019】
繊維強化材としては、ガラス繊維が代表的であるが、炭素繊維、アラミド繊維、その他ビニロン繊維、ポリエステル繊維などを単独或いは併用して用いることができる。その形態は、クロス、チョップドストランドマット、コンティニアスストランドマット等が挙げられ、これらを単独或いは、併用して用いることができる。また、このFRP補強層の形成方法としては、ハンドレイアップ法が代表的であるが、スプレーアップ法、レジントランスファー法等を用いることができる。あるいは、上述の熱硬化性樹脂と繊維強化材とであらかじめ作製したプリプレグを浴槽裏面に貼り付けた後、硬化させることで形成することができる。
【0020】
このFRP補強層は、プレス成形した人造大理石浴槽の補強が目的であって、プレス成形した浴槽と強固に接着されている必要があるため、FRP補強層を設ける前に、浴槽の裏面の脱脂あるいはサンディングをすることが好ましい。
【0021】
FRP補強層を形成する範囲は、好ましくは浴槽の側面の裏面及び上縁面の裏面であって、槽の側面にあっては、浴槽の周方向に連続してFRP補強層を設けていることが好ましい。
【0022】
FRP補強層の厚さは、好ましくは0.1〜15mm、さらに好ましくは0.3〜5mmである。また、FRP補強層の繊維含有率は好ましくは15〜60重量%の範囲、さらに好ましくは20〜40重量%の範囲で設定できる。
【0023】
本発明の人造大理石浴槽の製造方法は、あらかじめ浴槽底面裏面にリブを有するプレス成形用一般浴槽金型のリブ型内に連続繊維を配置し、次いで、強化繊維含有率が15重量%以下の成形材料を金型内に投入して一体成形して人造大理石浴槽を得た後、該人造大理石浴槽の側面及び上縁面の裏面側に繊維強化補強層を後成形で設け浴槽を補強することにより、人造大理石浴槽が得られる。
【0024】
本発明の浴槽は、底面裏面にリブを有し、当該部に連続繊維が一体成形されたプレス成形人造大理石浴槽で、更に、浴槽側面裏面にFRP補強層をあと成形で設けて補強したものであって、軽量、高強度で、光沢、深み感等の大理石質感が付与されたものである。
【0025】
【実施例】
以下に、実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0026】
実施例1
表1に示すBMC成形材料とし、現有のSMC浴槽成形用金型を用いて浴槽をプレス成形した。この際、あらかじめ、リブ高さと同じ幅に裁断した570g/m2ガラスロービングクロスを底面の全てのリブ内に各1枚挿入し、更に底面と同じ形状に裁断した570g/m2ガラスロービングクロスを1枚金型底面に敷いて、BMC成形材料と一体成形した。成形品の肉厚は3mmで、リブ欠け等の欠陥無く成形することができた。
【0027】
実施例2
実施例1の浴槽側面の裏面にハンドレイアップ法で450g/m2のチョップドストランドマット2枚積層することでFRP層補強を設けた。FRP補強層の厚さは1.5mmであった。積層用樹脂には不飽和ポリエステル樹脂を用いた。
【0028】
比較例1
表1に示す人造大理石用BMC成形材料のみを用い、リブ等に連続繊維を用いないで、実施例で使用した現有のSMC浴槽成形用金型を用いて人造大理石浴槽をプレス成形した。得られた浴槽裏面底面リブの先端部からクラックが発生し、人造大理石浴槽を得ることができなかった。
【0029】
比較例2
ガラス繊維強化材の含有率が25重量%の人造大理石用SMC成形材料に代えて、現有のSMC浴槽成形用金型を用いて浴槽をプレス成形した。
【0030】
【表1】
Figure 0004399687
【0031】
実施例1、2、比較例1、2の人造大理石浴槽は、同じ一般浴槽金型を用いて成形したもので、その性能評価を表2に示した。
【0032】
【表2】
Figure 0004399687
*1 成形品表面に発生する材料の波打ち現象
*2 浴槽に水を上縁面一杯まで水を入れた時の長側面中央部の変形量。
【0033】
実施例によれば、従来の注型法等による人造大理石浴槽よりも軽量で、従来使用されているSMC浴槽と同等以上の剛性を確保した人造大理石浴槽を得ることができた。
【0034】
【発明の効果】
本発明は、プレス成形法の成形材料で得られる人造大理石浴槽であって、浴槽裏面にリブを設け、かつ、浴槽底面リブ内及び/又は浴槽底面裏面に連続繊維が一体成形されたことにより、搬送に便利な軽量性に優れ、高強度を有し、光沢、深み感等の大理石質感を有するプレス成形法による人造大理石浴槽を提供できる。本発明の浴槽は、従来の注型法等による人造大理石浴槽よりも軽量で、従来使用されているSMC一般浴槽と同等以上の剛性を確保した人造大理石浴槽を提供できる。また、リブを有する人造大理石浴槽の成形に、従来のSMC製浴槽成形用金型を用いることが可能な為、新規に金型を作製する必要がなく製品のコストダウンが可能となる。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の実施例及び比較例に用いたSMC一般浴槽用金型で成形した浴槽の長手方向の断面図である。
【図2】 図2は、本発明の実施例及び比較例に用いたSMC一般浴槽用金型で成形した浴槽の裏面図である。
【図3】 図3は、実施例1の浴槽底面部の部分の拡大断面図である。
【図4】 図4は、実施例2の浴槽側面部の部分の拡大断面図である。
【符号の説明】
(a)…人造大理石浴槽底面裏面リブ
(b)…該(a)と直交する人造大理石浴槽底面裏面リブ

Claims (4)

  1. 長さが0.5〜12mmである強化繊維としての短繊維、充填剤及び熱硬化性樹脂からなり、強化繊維含有率が15重量%以下である成形材料をプレス成形して得られる人造大理石浴槽であって、該浴槽底面裏面にリブを設け、かつ、該浴槽底面裏面リブ内及び該浴槽底面に、ストランドもしくはロービング、またはそれらの織物からなる連続繊維が一体成形されている人造大理石浴槽であることを特徴とする人造大理石浴槽。
  2. 人造大理石浴槽の側面及び上縁面の裏面側に、繊維強化樹脂補強層を後成形して設けたことを特徴とする請求項1記載の人造大理石浴槽。
  3. 浴槽底面裏面のリブの形状が、高さ10〜100mmかつ幅1〜10mmの範囲で、底面裏面のリブにあっては、そのリブが浴槽の長手方向及び幅方向に少なくとも2本以上配置されていることを特徴とする請求項1記載の人造大理石浴槽。
  4. あらかじめ浴槽底面裏面にリブを有するプレス成形用一般浴槽金型のリブ型内に、ストランドもしくはロービング、またはそれらの織物からなる連続繊維を配置し、次いで、長さが0.5〜12mmである強化繊維としての短繊維、充填剤及び熱硬化性樹脂からなり、強化繊維含有率が15重量%以下である成形材料を金型内に投入して一体成形して人造大理石浴槽を得た後、該人造大理石浴槽の側面及び上縁面の裏面側に繊維強化補強層を後成形で設け浴槽を補強することを特徴とする人造大理石浴槽の製造方法。
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