JP4398832B2 - ネットワーク接続される放送受信装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えばデジタルテレビジョン放送等を受信する放送受信装置の改良に関し、特にデジタル記録機器が同時に別々の機器からアクセスされて、ファイルが削除されるなどの事故を防止できるようにしたものである。
周知のように、近年では、テレビジョン放送のデジタル化が推進されている。例えば、日本国内においては、BS(Broadcasting Satellite)デジタル放送及び110度CS(Communication Satellite)デジタル放送等の衛星デジタル放送だけでなく、地上デジタル放送も開始されている。
そして、このようなデジタルテレビジョン放送を受信するデジタル放送受信装置にあっては、例えばHDD(Hard Disk Drive)のような大容量のデジタル記録機器を接続することにより、受信した番組をデジタル記録したり、記録した番組を再生したりすることが可能となっている。
さらに、現在では、1台のデジタル放送受信装置に対して、複数のデジタル記録機器を接続してネットワーク化することにより、デジタル放送受信装置が、任意のデジタル記録機器を指定して番組の記録を行なわせたり、任意のデジタル記録機器を指定して番組の再生を行なわせたりすることができる。
ところで、このように、複数のデジタル記録機器をネットワーク接続可能としたデジタル放送受信装置においては、各デジタル記録機器に記録されている番組をユーザが容易に管理することができ、所望の記録番組を迅速に検索して再生できるようにすることが重要となる。
特許文献1には、インターネット受信機能を備えたテレビジョン受像機で、テレビジョン信号の音声をスピーカ出力している状態でも、電話回線による接続状態を認識可能とした構成が開示されている。
特開平10−136275号公報
上記のように複数のデジタル記録機器をネットワーク接続可能とした場合、各記録機器を管理する必要が生じる。特に複数のデジタル記録機器が存在した場合、機器の管理を容易に行うためにはグラフィックユーザインターフェースが必要である。また、ネットワーク接続可能とした場合、別の能動的な機器、例えば第2のデジタル放送受信装置が接続される可能性は十分ある。このような場合、第1と第2のデジタル放送受信装置が、同一のデジタル記録機器を同一時期、異なる時期を問わずアクセスすることがある。このアクセスにおいて、ファイルやフォルダの削除、ファイルやフォルダに対する追加録画、あるいは上書き録画が実行される場合がある。このとき第1のデジタル放送受信装置が番組Aを録画したにも係わらず、第2のデジタル放送受信装置により、番組Aを削除されてしまう、あるいは番組Aに上書きされてしまう危険がある。
そこでこの発明は、上記事情を考慮してなされたもので、ネットワーク接続された複数のデジタル記録機器と、ネットワークを介して複数のデジタル放送受信装置が接続された場合、共通のデジタル記録機器上でのファイルやフォルダの管理が安全に行われるようにしたネットワーク接続される放送受信装置を提供することを目的とする。
この発明に係るネットワーク接続される放送受信装置は、ネットワークを介して複数の録画手段を接続可能な接続手段と、前記複数の録画手段のうち所望の録画手段を選択する機器選択手段と、受信信号の中の番組を録画信号として、前記機器選択手段で選択されている前記所望の録画手段に供給する録画信号出力手段とを具備し、前記所望の録画手段に記録される前記録画信号を管理するために、前記所望の録画手段の管理情報に保存される自己の装置の識別情報を出力する手段を有すると共に、前記機器選択手段で前記所望の録画手段を選択し、上書き又は追加録画する際に、前記管理情報を検索するよう制御し、前記管理情報に前記自己の装置の識別情報と同じ識別情報があるときに、前記自己の装置の識別情報に対応したデータ領域に対して録画を実行させる手段を備える。
上記した発明によれば、ネットワークを介してデジタル記録機器をアクセスする放送受信装置が複数存在してもファイル及びフォルダ管理上で不都合が生じることはない。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実施の形態で説明する第1及び第2のデジタルテレビジョン放送受信装置11, 11’の外観と、このデジタルテレビジョン放送受信装置11を中心として構成されるネットワークシステムの一例を概略的に示している。
第1及び第2のデジタルテレビジョン放送受信装置11, 11’は同じタイプであるから、片方の装置11を代表して説明する。
すなわち、デジタルテレビジョン放送受信装置11は、主として、薄型のキャビネット12と、このキャビネット12を起立させて支持する支持台13とから構成されている。そして、キャビネット12には、例えば液晶表示パネル等でなる平面パネル型の映像表示器14、スピーカ15、操作部16、リモートコントローラ17から送信される操作情報を受ける受光部18等が設置されている。
また、このデジタルテレビジョン放送受信装置11には、例えばSD(Secure Digital)メモリカード、MMC(Multimedia Card)及びメモリスティック等の第1のメモリカード19が着脱可能となっており、この第1のメモリカード19に対して番組や写真等の情報の記録再生が行なわれるようになっている。
さらに、このデジタルテレビジョン放送受信装置11には、例えば契約情報等の記録された第2のメモリカード(ICカード)20が着脱可能となっており、この第2のメモリカード20に対して情報の記録再生が行なわれるようになっている。
また、このデジタルテレビジョン放送受信装置11は、第1のLAN(Local Area Network)端子21、第2のLAN端子22、USB(Universal Serial Bus)端子23及びi.Link端子24を備えている。
このうち、第1のLAN端子21は、LAN対応HDD専用ポートとして使用されるもので、接続されたNAS(Network Attached Storage)であるLAN対応のHDD25に対して、イーサネット(登録商標)により情報の記録再生を行なうために使用される。
このように、LAN対応HDD専用ポートとしての第1のLAN端子21を設けることにより、他のネットワーク環境やネットワーク使用状況等に影響されることなく、HDD25に対してハイビジョン画質による番組の情報記録を安定して行なうことが可能となる。
また、第2のLAN端子22は、イーサネット(登録商標)を用いた一般的なLAN対応ポートとして使用されるもので、例えばハブ26を介して、LAN対応のHDD27、PC(Personal Computer)28、HDD内蔵のDVD(Digital Versatile Disk)レコーダ29等の機器を接続し、これらの機器と情報伝送を行なうために使用される。
なお、DVDレコーダ29については、第2のLAN端子22を介して通信されるデジタル情報が制御系の情報であるため、デジタルテレビジョン放送受信装置11との間でアナログの映像及び音声情報を伝送するために、専用のアナログ伝送路30を設ける必要がある。
さらに、この第2のLAN端子22は、ハブ26に接続されたブロードバンドルータ31を介して、例えばインターネット等のネットワーク32に接続し、そのネットワーク32を介してPC33や携帯電話34等と情報伝送を行なうために使用される。
また、上記USB端子23は、一般的なUSB対応ポートとして使用されるもので、例えばハブ35を介して、携帯電話36、デジタルカメラ37、メモリカードに対するカードリーダ/ライタ38、HDD39、キーボード40等を接続し、これらの機器と情報伝送を行なうために使用される。
さらに、上記i.Link端子24は、例えばAV−HDD41、D(Digital)−VHS(Video Home System)42等をシリアル接続し、これらの機器と情報伝送を行なうために使用される。
図2は、上記したデジタルテレビジョン放送受信装置11の主要な信号処理系を示している。すなわち、BS/CSデジタル放送受信用のアンテナ43で受信した衛星デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子44を介して衛星デジタル放送用のチューナ45に供給されることにより、所望のチャンネルの放送信号が選局される。
そして、このチューナ45で選局された放送信号は、PSK(Phase Shift Keying)復調器46に供給されて、デジタルの映像信号及び音声信号に復調された後、信号処理部47に出力される。
また地上波アナログ信号を受信するアナログチューナ68も設けられている。アナログチューナ68で受信された信号は、アナログ復調器69で復調され信号処理部47に出力される。
また、地上デジタル放送受信用のアンテナ48で受信した地上デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子49を介して地上デジタル放送用のチューナ50に供給されることにより、所望のチャンネルの放送信号が選局される。
そして、このチューナ50で選局された放送信号は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器51に供給されて、デジタルの映像信号及び音声信号に復調された後、上記信号処理部47に出力される。
ここで、上記信号処理部47は、PSK復調器46から供給されたデジタルの映像信号及び音声信号と、OFDM復調器51から供給されたデジタルの映像信号及び音声信号と、アナログ復調器69から供給された映像信号及び音声信号と、さらにライン入力端子からの映像信号及び音声信号とに対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部52及び音声処理部53に出力している。
このうち、グラフィック処理部52は、信号処理部47から供給されるデジタルの映像信号に、OSD(On Screen Display)信号生成部54出生成されるOSD信号を重畳して出力する機能を有する。また、このグラフィック処理部52は、信号処理部47の出力映像信号と、OSD信号生成部54の出力OSD信号とを選択的に出力すること、また、両出力をそれぞれ画面の半分を構成するように組み合わせて出力することができる。
そして、グラフィック処理部52から出力されたデジタルの映像信号は、映像処理部55に供給される。この映像処理部55は、入力されたデジタルの映像信号を、前記映像表示器14で表示可能なフォーマットのアナログ映像信号に変換し、映像表示器14に出力して映像表示させる。
また、上記音声処理部53は、入力されたデジタルの音声信号を、前記スピーカ15で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換し、スピーカ15に出力して音声再生させる。
ここで、このデジタルテレビジョン放送受信装置11は、上記した各種の受信動作を含むその全ての動作を制御部56によって統括的に制御されている。この制御部56は、CPU(Central Processing Unit)等を内蔵しており、前記操作部16からの操作情報を受け、または、リモートコントローラ17から送出された操作情報を前記受光部18を介して受信し、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
この場合、制御部56は、主として、そのCPUが実行する制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)57と、該CPUに作業エリアを提供するRAM(Random Access Memory)58と、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリ59とを利用している。
また、この制御部56は、カードI/F(Interface)60を介して、前記第1のメモリカード19が装着可能なカードホルダ61に接続されている。これによって、制御部56は、カードホルダ61に装着された第1のメモリカード19と、カードI/F60を介して情報伝送を行なうことができる。
さらに、上記制御部56は、カードI/F62を介して、前記第2のメモリカード20が装着可能なカードホルダ63に接続されている。これにより、制御部56は、カードホルダ63に装着された第2のメモリカード20と、カードI/F62を介して情報伝送を行なうことができる。
また、上記制御部56は、通信I/F64を介して第1のLAN端子21に接続されている。これにより、制御部56は、第1のLAN端子21に接続されたLAN対応のHDD25と、通信I/F64を介して情報伝送を行なうことができる。この場合、制御部56は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能を有し、第1のLAN端子21に接続されたLAN対応のHDD25にIP(Internet Protocol)アドレスを割り当てて制御している。
さらに、上記制御部56は、通信I/F65を介して第2のLAN端子22に接続されている。これにより、制御部56は、第2のLAN端子22に接続された各機器(図1参照)と、通信I/F65を介して情報伝送を行なうことができる。
また、上記制御部56は、USB I/F66を介して前記USB端子23に接続されている。これにより、制御部56は、USB端子23に接続された各機器(図1参照)と、USB I/F66を介して情報伝送を行なうことができる。
さらに、上記制御部56は、i.Link I/F67を介してi.Link端子24に接続されている。これにより、制御部56は、i.Link端子24に接続された各機器(図1参照)と、i.Link I/F67を介して情報伝送を行なうことができる。
図3は、上記リモートコントローラ17の外観を示している。このリモートコントローラ17には、主として、電源キー17a、入力切換キー17b、衛星デジタル放送チャンネルのダイレクト選局キー17c、地上波放送チャンネルのダイレクト選局キー17d、クイックキー17e、カーソルキー17f、決定キー17g、番組表キー17h、ページ切換キー17i、faceネット(ナビゲーション)キー17j、戻るキー17k、終了キー17l、青,赤,緑,黄のカラーキー17m、チャンネルアップダウンキー17n、音量調整キー17o等が設けられている。
図4は、このデジタルテレビジョン放送受信装置11が、その端子21〜24に接続された各機器のうちのデジタル記録機器に番組を記録する動作を説明するフローチャートを示している。すなわち、番組の記録が要求されることにより処理が開始(ステップS1)されると、制御部56は、ステップS2で、放送信号から取得したEPG(Electronic Program Guide)情報に基づいて、図5に示すような番組表を映像表示器14に表示させる。
すると、ユーザは、ステップS3で、表示された番組表に基づいて所望の番組の記録予約設定を実行する。この記録予約設定では、記録すべき番組を番組表から選択するとともに、その番組を記録させるデジタル記録機器を選択設定することも行なわれる。
そして、制御部56は、ステップS4で、記録予約した設定時間に達した場合、予約設定された番組を予約設定されたデジタル記録機器に記録するように、記録動作を実行する。
その後、制御部56は、ステップS5で、番組記録動作が正常に完了したか否かを判別し、正常に完了したと判断された場合(YES)、ステップS6で、記録を行なったデジタル記録機器を特定するための機器情報(機器ID、機器名、共有フォルダ名等)と、その記録番組に関するイベント情報(イベントID、チャンネル番号、タイトル、内容説明、ジャンル、記録範囲、画質モード等)とを前記不揮発性メモリ59に記録し、処理を終了(ステップS7)する。
また、上記ステップS5で番組記録動作が正常に完了しなかったと判断された場合(NO)、制御部56は、ステップS8で、番組記録動作が正常に完了しなかった旨のメッセージを映像表示器14に表示させて、処理を終了(ステップS7)する。
以上の記録動作により、ユーザは、デジタルテレビジョン放送受信装置11の各端子21〜24に接続されている複数のデジタル記録機器を任意に選択して、番組を記録させていくことが可能になる。
図6は、上記のようにして、複数のデジタル記録機器に記録された種々の番組の中から、所望の番組を迅速に検索して再生する動作を説明するためのフローチャートを示している。すなわち、処理が開始(ステップS9)されると、ユーザは、ステップS10で、リモートコントローラ17のfaceネットキー17jを操作する。
すると、制御部56は、ステップS11で、faceネット(ナビゲーション)を起動させ、図7に示すようなナビゲーションメニューを映像表示器14に表示させる。このナビゲーションメニューでは、「テレビ」、「録画番組」、「写真」、「インターネット」、「Eメール」の5つの項目が選択可能に設けられる。選択された項目は、画面上では他の項目と色を変えて表示されるが、図7では、「テレビ」が選択された状態をハッチングにより示している。
ここで、ユーザは、ステップS12で、リモートコントローラ17のカーソルキー17fを操作して「録画番組」の項目を選択する。すると、制御部56は、図8にハッチングで示すように、「録画番組」の項目を選択した状態となる。
この状態で、ユーザが、ステップS13で、リモートコントローラ17の決定キー17gを操作すると、制御部56は、図9に示すように、最近録画した番組の一覧を映像表示器14に表示させる。この番組一覧では、記録されている番組を示す情報として、タイトル、放送チャンネル、記録日時、曜日、時間、ジャンル等が表示されている。
この最近録画した番組の一覧は、図4で説明した番組の予約記録時に不揮発性メモリ59に記録された、記録を行なったデジタル記録機器を特定する機器情報と記録番組に関するイベント情報とを参照することで作成される。この最近録画した番組の一覧では、記録したデジタル記録機器を問わず、最新の記録番組から溯って最大で35個の番組を示す情報を一覧表示することが可能である。図9では、7つの番組が一覧表示されているが、カーソルキー17fを操作することにより表示をスクロールさせて35個の番組一覧を見ることが可能である。また、リモートコントローラ17のページ切換キー17iを操作すれば、一覧表示されている7つの番組を一気にスキップさせることが可能である。
そして、ユーザが、ステップS14で、最近録画した番組の一覧から、リモートコントローラ17のカーソルキー17fを操作して所望の番組を示す情報を選択し、決定キー17gを操作して決定すると、制御部56は、ステップS15で、不揮発性メモリ59に記録された情報から、その選択決定された番組が記録されているデジタル記録機器を特定し、その番組が再生可能であるか否かを判別する。
この判別は、例えば、デジタルテレビジョン放送受信装置11と再生要求された番組を記録しているデジタル記録機器とが接続されているか否か、再生要求された番組を記録しているデジタル記録機器の電源が投入されているか否か、対象となるデジタル記録機器にその番組がまだ記録されているか否か等々、記録時と再生時とにおける諸条件を総合的に比較して再生可能か否かを判別する。
そして、上記ステップS15で再生可能であると判断された場合(YES)、制御部56は、ステップS16で、対象となるデジタル記録機器から再生要求された番組の情報を読み出し、再生するように制御して、処理を終了(ステップS17)する。
また、上記ステップS15で再生可能でないと判断された場合(NO)、制御部56は、ステップS18で、要求された番組の再生が不可能である旨のメッセージを映像表示器14に表示させて、処理を終了(ステップS17)する。
上記した再生動作によれば、記録したデジタル記録機器を問わず、最新の記録番組から溯って最大で35個の記録された番組を一覧表示するナビゲーション機能を持つようにしたので、複数のデジタル記録機器に記録されている番組をユーザが容易に管理することが可能となる。このため、一覧表示された番組から所望の番組をカーソルキー17fで選択し決定キー17gで決定することにより、迅速に検索して再生することが可能となる。
なお、複数のデジタル記録機器に記録した番組を全て一覧表示することは、接続されるデジタル記録機器の増加や、記録した番組数の増加を考慮すると、実用的でなくなる。この実施の形態のように、最新の記録番組から溯って最大で35個程度までの番組を一覧表示することが、ユーザにとって実質的な支障の生じ難い実用に適した設定となる。
さらに、リモートコントローラ17のページ切換キー17iを操作することにより、映像表示器14の画面に表示されている映像を、ページ単位で切り換えることができる。すなわち、リモートコントローラ17のカーソルキー17fは、画面上でカーソルを上下左右に移動させるために、上下左右の各方向に対応した4つのキーで構成されている。そして、ページ切換キー17iも、4つのカーソルキー17fにそれぞれ対応した4つのキーで構成されている。
つまり、例えば、カーソルを上方向に移動させるためのカーソルキー17fに対応するページ切換キー17iを操作することにより、現在の表示画面がその上側に存在する映像に切り換えられることになる。このページ切り換え機能により、カーソルキー17fを操作して画面をスクロールさせることに比べて、所望の画面を迅速に選択することが可能となる。
また、ページ切換キー17iは、カーソルキー17fに対応させて設置されるので、移動方向を容易に認識することができる。このページ切換キー17iによって切換可能な画面としては、例えば、図5に示した番組表、図9に示した最近録画した番組の一覧表等がある。
さらに、上記リモートコントローラ17の入力切換キー17bは、アナログ系のビデオ入力端子を切り換えるキーで、+側と−側とに選択的に操作可能となっている。ビデオ入力端子の切換状況は、
映像表示器14の表示画面上にOSD表示される。
入力切換キー17bを+側に操作すると、ビデオ1→ビデオ2→ビデオ3→ビデオ4→ビデオ5→HDMI(High Definition Multimedia Interface)→放送→ビデオ1のように正方向に循環的に切り換えられる。また、入力切換キー17bを−側に操作すると、放送→HDMI→ビデオ5→ビデオ4→ビデオ3→ビデオ2→ビデオ1→放送のように逆方向に循環的に切り換えられる。従来では、正方向への循環切り換えしかなかったため、ユーザに不便を強いていたが、逆方向への循環切り換えを付加することにより、操作性を向上させることができる。
また、この入力切換キー17bによるビデオ入力切換は、入力切換キー17bを連続的に押圧操作している状態では、OSD表示のみが切り換わり、操作を所定時間停止することにより画面が切り換わる、いわゆる先行入力方式を採用しているので、入力切換キー17bを操作する毎に画面が変わるという煩わしさがなくなる。
さらに、このデジタルテレビジョン放送受信装置11は、チャンネル、ジャンル、キーワードのお好み情報をユーザが入力することにより、入力した時点から1週間先までのお好み情報に対応した番組を自動的に検索し、図10に示すように、お好み番組一覧として画面表示する。このお好み番組一覧から特定の番組を選択して記録予約設定することも可能である。
このお好み番組一覧は、図7に示したナビゲーションメニューの「テレビ」の項目をカーソルキー17fで選択し決定キー17gで決定することにより表示される。そして、このお好み番組の検索では、チャンネル、ジャンル、キーワードの組み合わせをA〜Dの4種類設定することができる。
例えば、組み合わせAでは、ジャンルがサッカー、キーワードがワールド、チャンネルがNHKであり、組み合わせBでは、ジャンルが野球、キーワードが日本、チャンネルが日本テレビというように設定できる。そして、お好み番組一覧では、図10に示すお好み番組一覧の中で右側の列に示すように、検索した各番組に対して、A〜Dのどの組み合わせによって検索されたかが示されるようになっている。お好み情報が重なった番組に対しては、A〜Dが複数個表示される。
また、このデジタルテレビジョン放送受信装置11は、図5に示した番組表の表示状態で、リモートコントローラ17の黄色のカラーキー17mを操作することにより、図11に示すような、キーワード検索画面を表示する。このキーワード検索画面では、ジャンル、キーワード、日付、チャンネルの4つの項目を入力することにより、入力した時点から1週間先までの番組を自動的に検索して一覧表示することができる。
さらに、このデジタルテレビジョン放送受信装置11は、図9に示した最近録画した番組の一覧表の右側の画面をスクロールさせることにより、図12に示すように、接続機器の一覧画面を表示させることができる。この接続機器の一覧画面では、各端子21〜24に接続されている機器を全て(但し、ブロードバンドルータ31が接続されている場合はそこまで)一覧表示することができる。
この機器一覧において、第1のLAN端子21に対応するLAN1には、それがLAN対応HDD専用ポートであることを示すアイコンが付され、第2のLAN端子22に対応するLAN2には、それが一般的なLAN対応ポートであることを示すアイコンが表示されている。
そして、この接続機器の一覧表示画面から、所望のデジタル記録機器をカーソルキー17fで選択し決定キー17gで決定すると、図13に示すように、その選択決定されたデジタル記録機器に記録されている番組の一覧がライブラリとして表示される。
また、このライブラリ画面の表示状態で、リモートコントローラ17の黄色のカラーキー17mを操作すると、図11に示すようなキーワード検索画面が表示される。そして、このキーワード検索画面で、ジャンル、キーワード、日付、チャンネルの4つの項目を入力すると、図14に示すように、選択決定されたデジタル記録機器に記録されている番組の中から、検索条件に対応した番組が検索されて一覧表示される。
このネットワークを接続される放送受信装置では、1つのデジタル記録機器(録画手段)を第1と第2のデジタルテレビジョン放送受信装置11、11’が共用することがある。この場合、第1と第2のデジタルテレビジョン放送受信装置が、同一の番組を予約録画することも有り得る。そこでこの装置では、録画動作の衝突が生じないように工夫されている。まず本装置は、ネットワークを介して複数の録画手段を接続可能な接続手段(図1に示した21−24及びハブ)が設けられている。放送受信装置は、複数の録画手段のうち所望の録画手段を選択する機器選択手段を有する。これは図12に示すようなface net 画面から選択できる。録画予約が成されている場合、受信信号の中の番組を再生して録画用信号とし、前記機器選択手段で選択されている前記所望の録画手段に供給し、録画せしめる録画信号出力手段を有する。つまり図2の制御部56は、所望のデジタル記録機器に再生した録画用信号を出力する録画信号出力手段を含むのである。
ここで、所望の録画手段に記録された前記録画用信号を管理するために、前記所望の録画手段に保存される管理情報に、前記録画用信号を出力した装置本体の識別情報を追記する手段も有する。また機器選択手段で前記所望の録画手段を選択し、上書き又は追加録画する際に、前記識別情報をチェックし、自己の識別情報と同じであるときに、上書き又は追加録画せしめる手段も含む。
上記の録画手段、例えばHDD27が、デジタルテレビ放送受信装置11、11’からアクセスされる場合について説明する。図15には、HDD27に格納されている上記の管理情報のフォーマットの一例を示している。管理情報には、記録されている番組名、番組名に対応する放送の種類(BS放送、CS放送,地上波デジタル放送(地上D)、地上波アナログ放送(地上A))、チャンネル、録画した日付、時間帯、番組のジャンル、録画モード(高品位HD、標準SD)、音質、データ量(HDDに対するパーセンテージ)、などがある。つまり、HDD27が指定されたときに、図13に示したライブラリを表示するのに必要は情報が記録されている。
さらにまた、この装置では、特に入力装置IDが管理情報に含まれている。つまり録画した番組は、デジタルテレビ放送受信装置11、11’のいずれの装置から取り込まれた番組であるかを識別する情報が各番組名に対応して記録されている。図15において、「AAAAA」は例えば、デジタルテレビ放送受信装置11の識別コードであり、「BBBBB」はデジタルテレビ放送受信装置11’の識別コードである。各番組を管理する管理情報は、さらに対応するデータが記録されているデータ領域のアドレスのエントリーポイント等を含むが図15では、省略している。
また、この装置では、図5で説明した電子番組情報から録画予約を行うことができる。このとき録画するデジタル記録機器に対して、事前に管理領域、及び、データ領域を確保することができる。図15において、入力装置のIDが記述されているが、管理情報領域及びデータ領域がブランクの部分が示されている。このブランク部分153,154は、それぞれ録画予約により確保された領域であることを意味する。
図16は、上記デジタルテレビジョン放送受信装置11に対して、番組指定予約を設定する動作を説明するためのフローチャートを示している。この動作は、ユーザがリモートコントローラ17の番組表キー17hを操作することにより、開始(ステップS4a)される。
すると、制御部56は、ステップS4bで、放送信号から予め取得しておいたEPG(Electronic Program Guide)情報に基づいて、図17(a)に示すような電子番組表を映像表示器14に表示させる。
これにより、ユーザは、電子番組表の中から所望の番組を選択設定することができる。この選択設定は、リモートコントローラ17のカーソルキー17fを操作して所望の番組を選択し、決定キー17gを操作することにより実行される。
このため、制御部56は、ステップS4cで、電子番組表の中から所望の番組が選択設定されたことを検知すると、ステップS4dで、図17(b)に示すような予約選択画面を表示させる。
この予約選択画面では、先に選択設定した番組に対する放送チャンネル、放送日、内容の概略説明等が表示され、録画予約か視聴予約かをユーザに選択させることができる。この選択も、リモートコントローラ17のカーソルキー17fを操作して録画予約か視聴予約かを選択し、決定キー17gを操作することにより実行される。
そして、制御部56は、ステップS4eで、録画予約及び視聴予約のいずれが選択されたかを判別し、視聴予約が選択されたと判断された場合、ステップS4fで、視聴予約のために設定された各情報を不揮発性メモリ59に格納して視聴予約設定を完了し、処理を終了(ステップS4i)する。このように視聴予約が設定されることにより、選択された番組が自動的に選局され視聴に供されるようになる。
また、上記ステップS4eで録画予約が選択されたと判断された場合、制御部56は、ステップS4gで、図17(c)に示すような録画予約設定画面を表示させる。この録画予約設定画面では、先に選択設定した番組を録画予約するか否かの選択、録画するデジタル録画機器または記録媒体の指定等を行なうことができる。
そして、制御部56は、録画予約設定画面において録画予約が要求され種々の必要項目が設定された場合に、ステップS4hで、録画予約のために設定された各情報を不揮発性メモリ59に格納して録画予約設定を完了し、処理を終了(ステップS4i)する。このように録画予約が設定されることにより、選択された番組が、指定されたデジタル録画機器または記録媒体に自動的に録画されるようになる。
次に、番組指定予約の画面から、録画予約を行い、録画設定画面で録画モードなどを設定するまでの経緯を説明する。以後の説明は、視聴番組を録画するときももちろん適用される。
図18は、電子番組表から録画しようとする番組を指定したときに現れる画面である。放送種別、放送日時、時間、番組のタイトルなどが表示される。さらに画面の下の領域には、先に図17(a)〜(c)で説明した予約方法を選択するための領域が表示される。
図19と図20には、録画を行う機器の選択を行うための機器選択画面の例を示している。図19の機器一覧テーブルにおいて、表示しきれなかった機器が図20に示されている。リモートコントローラ17のカーソルキー17fを操作することで、画面がスクロールされ、図19及び図20の表示状態になる。
図21は、機器選択画面において、LAN3であるDVDレコーダが選択され、次に録画予約ボタンが選択されたときに現れる録画設定画面の例を示している。この録画設定画面では、選択された録画機器名、接続形態が表示される。図21の例では、LAN3、DVDレコーダである。さらに録画モード、音質、記録先などを表示するための領域が現れる。図21の例では、録画モードとしてはSP(ダウンコンバートして記録を意味する)が示され、さらにビットレート(4.6)が付随して表示されている。また音質としては、音声情報の記録処理形態としてデュアルモードD(主音声+副音声)とモノラルモードM1の選択が可能であることが表示されている。カーソルによりいずれかを選択し、決定キーでいずれかを設定可能である。またDVDレコーダの場合、内臓HDDがあり、内臓HDDとディスクの両方が記録対象となるので、この場合は、HDDであることが表示されている。ここで、「設定完了」の表示ボタンをカーソルで選択して、リモートコントローラ17の決定キー17gを操作すると、DVDレコーダに対する設定が完了する。
図22の例では、図21の例に比べてさらに放送時間に対して「連動する」という表示が追加して得られている。この内容でよい場合には、「設定完了」の表示ボタンをカーソルで選択して、リモートコントローラ17の決定キー17gを操作すると、DVDレコーダに対する設定が完了する。
図23の表示例は、機器選択画面において、i .LINK2として接続されたハードディスク装置が選択され、次に録画予約ボタンが選択されたときの、録画設定画面の例である。この場合は、録画モードとして、TS(トランスポートストリームの直接記録を意味する)が選択された様子を示している。図24の場合は、図23の設定に対してさらに、録画が放送時間に連動するように指定されているときの様子を示している。
図25の例は、機器選択画面において、LAN2のハードディスクが選択され、次に録画予約ボタンが選択されたときの録画設定画面の様子を示している。この録画設定画面では、録画モードとして例えばTP(ダウンコンバート記録を意味する)が表示されている。しかしこのTPに付随してマーク「!」が表示されている。また、この録画設定画面では、放送時間に連動することが指定され、また上書き録画はしないことが指定されている。
ここで、マーク「!」は、選択した記録媒体に、予約した番組を、指定した録画モードで記録すると、記憶容量が不足する場合があることの警告である。予約した番組は、電子番組表からその放送時間が分かっている。また機器選択が行われたときに、その機器の残量も判明する。また録画モードが指定されると、予約番組を記録するために必要なおおよその記憶容量が計算できる。したがって、残量-(ビットレート)×(記録時間)=Aを計算すると、記録媒体の残量が十分であるか否かの判別が可能である。
上記したようにマーク「!」が表示された場合には、録画モードの表示部にカーソルを合わせて例えば決定キー7fを押すと、図26に示すように、複数の録画モードTS, XP, SPが並べて表示される。さらにカーソルキーにより、図示しないLP、EP、F、N、Eなどを表示することも可能である。ここで再度決定キー7fを押すと、図25あるいは図24のように、録画モードを特定することができる。しかしこの状態でまた、決定キー7fを押すと、図26に示すような表示状態に戻ることができる。
さらにこの放送受信装置では、図26に示すような状態で、リモートコントローラ17の青のカラーキーを操作することでキャリブレーションを実効させることができる。キャリブレーションは、選択した記録媒体に、予約した番組を、例えば表示されているTS, XP、SPの各録画モードで記録したとすると、記憶容量が十分であるかどうかを判定するシミュレーション機能である。上記したように録画条件が設定されて、図15で説明したような管理情報が構築される。
図27には、録画が実効されるときの動作例をフローチャートで示している。録画が開始されると、「上書きする」が指定されているかどうかを判断する。上書きする場合には録画予約テーブルの番組名と同一の番組名が管理情報に存在するか否かの判断を行う(ステップ16S1、16S2)。存在した場合は、当該領域に上書きを実行する(ステップ16S3、16S4、16S5)。上書きが指定されていないときは、確保されている録画領域をサーチする。そして録画領域が検出された場合には、当該領域に対して録画を行う(ステップ16S7、16S8、16S9)。
なお、録画予約テーブルは、録画開始時間情報を有し、現在時刻と録画開始時間情報が一致したときに、対応する番組名が決定される。そして、この予約番組名と、管理情報に登録されている番組名とが照合され、次に、装置本体の識別情報が照合される。この照合の順序は逆であってもよい。録画予約テーブルも所望の記録媒体(上記の例であるとHDD27)に記録されていてもよい。また、録画予約テーブルは、制御部56のメモリに格納されていてもよいし、双方に記憶されていてもよい。
したがって、本装置によると、装置本体の識別情報を記録する手段は、装置本体により録画予約が行われたときに、識別情報を記録するとともに、さらに録画を行うための領域も確保する手段を含むことになる。また、設定された録画モード情報を記録する手段を含んでもよい。
さらにまた録画が開始されたときに、記録媒体に上書き又は追加録画せしめる手段は、識別情報をチェックするとともに、録画予約されている番組名あるいはフォルダ名をチェックする手段も含でもよい。また録画モードのチェック手段も含んでもよい。そしてチェックした項目を制御部に反映させて、適正な録画を実行するのである。なお装置本体の識別情報としては、MAC_ID+予約IDを録画タイトル毎に用意してもよい。
上記の説明では、機器選択が行われたとき、この機器(上記の例ではHDD27)の管理情報の全てを検索して、録画領域を検出するとしたが、特定のフォルダ内のみに限定してもよい。つまり、機器全体の管理情報をサーチすると時間がかかるので、指定された機器レベルではなく、記録先としてフォルダを指定して録画設定を行うようにしてもよい。この場合は、録画開始時には、現時間に対応する登録された録画開始時間情報のサーチ及び予約されたフォルダ名のサーチと、番組名のサーチの2階層となる。このサーチステップは、図27で示したステップ16S2で行われることになる。なお照合とは、録画予約テーブルに登録されている番組名等とデジタル記録機器の管理情報内で管理されている番組名などである。また照合は番組名だけでなく、録画開始間情報などを照合してもよい。
また、上書き録画を行う場合、前回の録画タイトルを消去するようにしてもよい。この場合は、削除対象となる録画タイトルをサーチする場合、次のような条件が与えられるようにする。即ち、検索範囲を特定するためのフォルダ名、装置本体を固体識別するための例えばMAC_IDである。さらにまた録画タイトルに関連して予約単位を識別できる予約ID、基準日時情報(基準日時よりも過去の録画タイトルを対象とするため)が追加されてもよい。つまり、記録媒体の管理情報には、上記のような情報が格納されており、また、装置本体の録画予約情報テーブルにも、上記のようなフォルダ名、予約ID、基準日時情報(録画を実行する日時情報)が格納されている。
なお、この発明は上記した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化することができる。また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
この発明の実施の形態を示すもので、デジタルテレビジョン放送受信装置とそれを中心として構成されるネットワークシステムの一例を概略的に説明するために示す図。 同実施の形態におけるデジタルテレビジョン放送受信装置の主要な信号処理系を説明するために示すブロック構成図。 同実施の形態におけるデジタルテレビジョン放送受信装置のリモートコントローラを説明するために示す外観図。 同実施の形態におけるデジタルテレビジョン放送受信装置がデジタル記録機器に番組を記録する動作を説明するために示すフローチャート。 同実施の形態におけるデジタルテレビジョン放送受信装置の記録動作時に表示される番組表の一例を説明するために示す図。 同実施の形態におけるデジタルテレビジョン放送受信装置がデジタル記録機器から番組を再生する動作を説明するために示すフローチャート。 同実施の形態におけるデジタルテレビジョン放送受信装置の再生動作時に表示されるナビゲーションメニューの一例を説明するために示す図。 同実施の形態におけるナビゲーションメニューから録画番組の項目を選択した状態を説明するために示す図。 同実施の形態におけるナビゲーションメニューから得られる最近録画した番組の一覧表示画面の一例を説明するために示す図。 同実施の形態におけるデジタルテレビジョン放送受信装置のお好み番組一覧表示画面の一例を説明するために示す図。 同実施の形態におけるデジタルテレビジョン放送受信装置のキーワード検索画面の一例を説明するために示す図。 同実施の形態におけるデジタルテレビジョン放送受信装置の接続機器一覧表示画面の一例を説明するために示す図。 同実施の形態におけるデジタルテレビジョン放送受信装置の特定の接続機器に記録された番組の一覧表示画面の一例を説明するために示す図。 同実施の形態におけるデジタルテレビジョン放送受信装置の特定の接続機器に記録された番組のうちキーワード検索された番組の一覧表示画面の一例を説明するために示す図。 同実施の形態におけるデジタルテレビジョン放送受信装置に接続されるデジタル記録機器におけるデータ記録フォーマットの例を示す説明図。 上記デジタルテレビジョン放送受信装置に対して番組指定予約を設定する動作を説明するために示したフローチャート。 電子番組表から録画番組を予約するときの表示画面の例を示す説明図。 電子番組表から録画しようとする番組を指定したときに現れる画面の例を示す図。 録画を行う機器の選択を行うための機器選択画面の例を示す図。 録画を行う機器の選択を行うための機器選択画面の例を示す図。 機器選択画面において、LAN3であるDVDレコーダが選択され、次に録画予約ボタンが選択されたときに現れる録画設定画面の例を示す図。 機器選択画面において、LAN3であるDVDレコーダが選択され、次に録画予約ボタンが選択されたときに現れる録画設定画面の他の例を示す図。 機器選択画面において、i .LINK2として接続されたハードディスク装置が選択され、次に録画予約ボタンが選択されたときの、録画設定画面の例を示す図。 選択画面において、i .LINK2として接続されたハードディスク装置が選択され、次に録画予約ボタンが選択されたときの、録画設定画面の他の例を示す図。 機器選択画面において、LAN2のハードディスクが選択され、次に録画予約ボタンが選択されたときの録画設定画面の様子を示す図。 複数の録画モードTS, XP, SPが並べて表示された例を示す説明図。 上記デジタルテレビジョン放送受信装置において録画予約した番組が録画されるときの動作例を示したフローチャート。
符号の説明
11…デジタルテレビジョン放送受信装置、12…キャビネット、13…支持台、14…映像表示器、15…スピーカ、16…操作部、17…リモートコントローラ、18…受光部、19…第1のメモリカード、20…第2のメモリカード、21…第1のLAN端子、22…第2のLAN端子、23…USB端子、24…i.Link端子、25…HDD、26…ハブ、27…HDD、28…PC、29…DVDレコーダ、30…アナログ伝送路、31…ブロードバンドルータ、32…ネットワーク、33…PC、34…携帯電話、35…ハブ、36…携帯電話、37…デジタルカメラ、38…カードリーダ/ライタ、39…HDD、40…キーボード、41…AV−HDD、42…D−VHS、43…アンテナ、44…入力端子、45…チューナ、46…PSK復調器、47…信号処理部、48…アンテナ、49…入力端子、50…チューナ、51…OFDM復調器、52…グラフィック処理部、53…音声処理部、54…OSD信号生成部、55…映像処理部、56…制御部、57…ROM、58…RAM、59…不揮発性メモリ、60…カードI/F、61…カードホルダ、62…カードI/F、63…カードホルダ、64…通信I/F、65…通信I/F、66…USB I/F、67…i.Link I/F。

Claims (8)

  1. ネットワークを介して複数の録画手段を接続可能な接続手段と、
    前記複数の録画手段のうち所望の録画手段を選択する機器選択手段と、
    受信信号の中の番組を録画信号として、前記機器選択手段で選択されている前記所望の録画手段に供給する録画信号出力手段とを具備し、
    前記所望の録画手段に記録される前記録画信号を管理するために、前記所望の録画手段の管理情報に保存される自己の装置の識別情報を出力する手段を有すると共に、
    前記機器選択手段で前記所望の録画手段を選択し、上書き又は追加録画する際に、前記管理情報を検索するよう制御し、前記管理情報に前記自己の装置の識別情報と同じ識別情報があるときに、前記自己の装置の識別情報に対応したデータ領域に対して録画を実行させる手段を具備したことを特徴とするネットワーク接続される放送受信装置。
  2. 前記録画を実行させる手段は、前記自己の装置の識別情報に対応する番組と他の装置の識別情報に対応する番組とが前記録画手段に既に録画されていた場合に、前記他の装置の識別情報に対応する既に録画されていた番組のデータは削除せず、前記自己の装置の識別情報に対応する既に録画されていた番組のデータ領域に対して当該番組のデータの削除を伴う新たな番組の録画を実行させることを特徴とする請求項1記載のネットワーク接続される放送受信装置。
  3. 前記装置の識別情報を出力する手段は、前記装置により録画予約が行われたときに、前記録画手段に前記識別情報を出力することを特徴とする請求項1記載のネットワーク接続される放送受信装置。
  4. 前記装置の識別情報を出力する手段は、前記装置により録画予約が行われたときに、前記録画手段に前記識別情報を出力するとともに、さらに録画を行うための領域を確保する手段を含むことを特徴とする請求項1記載のネットワーク接続される放送受信装置。
  5. 前記装置の識別情報を出力する手段は、前記装置により録画予約が行われたときに、前記録画手段に前記識別情報を出力するとともに、さらに設定された録画モード情報を出力する手段を含むことを特徴とする請求項1記載のネットワーク接続される放送受信装置。
  6. 前記録画を実行させる手段は、録画予約されている番組名あるいはフォルダ名をチェックする手段を含むことを特徴とする請求項1記載のネットワーク接続される放送受信装置。
  7. 前記録画を実行させる手段は、前記識別情報、録画予約されている番組名あるいはフォルダ名、及び録画モードのチェック手段を含むことを特徴とする請求項1記載のネットワーク接続される放送受信装置。
  8. 前記録画を実行させる手段は、録画タイトルに関連して予約単位を識別できる予約ID、基準日時よりも過去の録画タイトルを対象とするための基準日時情報をさらにチェックする手段を含むことを特徴とする請求項1記載のネットワーク接続される放送受信装置。
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