JP4398707B2 - 火力発電プラントおよびその運転方法 - Google Patents

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本発明は、少なくとも1台の循環水ポンプを有し、復水器を冷却する冷却水系統と、少なくとも1台の補助冷却水ポンプを有し、復水器以外の所定の要素を冷却する補助冷却水系統を備えた火力発電プラントおよびその運転方法に関する。
従来、ガスタービンと蒸気タービンを併用するコンバインド・サイクル型の火力発電プラントでは、例えば、朝起動して、夜間に停止するというDSS(Daily Start and Stop)運用が主流になってきている。
このようなDSS運用では、火力発電プラントは、夜間に停止するので、夜間に使用する所内動力が大きいほど、プラント性能が悪くなるという事態を生じる。
このような所内動力は、例えば、復水器を冷却するための冷却水系統の冷却水を循環させる循環水ポンプの動力がある。この循環水ポンプは、復水器の真空度を保持するために夜間停止時にも継続して運転されているので、この循環水ポンプの動力が大きければ大きいほど、所内動力が大きくなる。
すなわち、循環水ポンプを、通常運転時と同じ動力で運転すると、それだけ所内動力が大きくなるため、夜間停止時の低負荷時には、必要最低限の冷却水を流すことができる程度に循環水ポンプの流量を低下させ、循環水ポンプに必要な動力を低減できるようにしている。
このように、流量を可変できる循環水ポンプとして、例えば、可動羽根ポンプなどがある(非特許文献1参照)。
ポンプハンドブック、編集発行者 株式会社 電業社機械製作所、発行年月日 1995年3月
しかしながら、上述のように可動羽根ポンプを用いて流量調整を行うような構成としても、循環水ポンプは、基本的には、非常に大きな動力を必要とするため、所内動力を抑制することが困難であった。また、可動羽根ポンプは非常に高価であるため、これを循環水ポンプとして採用することはプラント全体のコストアップの要因ともなっていた。さらに、循環水ポンプに流量調整機能を持たせない場合には、夜間停止時にも循環水ポンプを継続運転することにより、復水器内の真空度が下がりすぎるおそれもあった。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、簡単な構成により所内動力を低減することができる火力発電プラントおよびその運転方法を提供すること目的とする。
本発明は、少なくとも1台の循環水ポンプを有し、復水器を冷却する冷却水系統と、少なくとも1台の補助冷却水ポンプを有し、復水器以外の所定の要素を冷却する補助冷却水系統を備えた火力発電プラントにおいて、上記冷却水系統と上記補助冷却水系統とを連絡するバイパス路と、上記バイパス路に設けられたバイパス弁と、通常運転時には、上記循環水ポンプを作動して上記バイパス弁を閉じるとともに、上記復水器に流入する蒸気が停止すると、上記バイパス弁を開き、上記循環水ポンプを停止し、上記補助冷却水系統の冷却水を上記冷却水系統へ流して、上記復水器を冷却するプラント運転手段を備えたものである。
また、蒸気を発生するボイラと、上記ボイラにて発生した蒸気により駆動される蒸気タービンと、上記蒸気タービンから排出された蒸気を冷却し凝縮させる復水器と、上記ボイラにて発生した蒸気を上記蒸気タービンを介さず直接に上記復水器に導くタービンバイパス系統と、循環水ポンプによって上記復水器へ冷却水を流通させる冷却水系統と、補助冷却水ポンプによって上記復水器以外の所定の要素へ冷却水を流通させる補助冷却水系統とを備えた火力発電プラントにおいて、上記冷却水系統と上記補助冷却水系統とを連絡するバイパス路と、上記バイパス路に設けられたバイパス弁と、上記蒸気タービンの停止に伴って上記タービンバイパス系統を流通する蒸気が停止すると、上記バイパス弁を全開して上記循環水ポンプを停止して上記補助冷却水系統から上記冷却水系統に冷却水を流通させる制御を行うプラント運転手段を備えたものである。
また、少なくとも1台の循環水ポンプを有し、復水器を冷却する冷却水系統と、少なくとも1台の補助冷却水ポンプを有し、復水器以外の所定の要素を冷却する補助冷却水系統を備えた火力発電プラントの運転方法において、上記冷却水系統と上記補助冷却水系統とを連絡するバイパス路と、上記バイパス路に設けられたバイパス弁を設け、通常運転時には、上記循環水ポンプを作動して上記バイパス弁を閉じるとともに、上記復水器に流入する蒸気が停止すると、上記バイパス弁を開き、上記循環水ポンプを停止し、上記補助冷却水系統の冷却水を上記冷却水系統へ流して、上記復水器を冷却するようにしたものである。
また、蒸気を発生するボイラと、上記ボイラにて発生した蒸気により駆動される蒸気タービンと、上記蒸気タービンから排出された蒸気を冷却し凝縮させる復水器と、上記ボイラにて発生した蒸気を上記蒸気タービンを介さず直接に上記復水器に導くタービンバイパス系統と、循環水ポンプによって上記復水器へ冷却水を流通させる冷却水系統と、補助冷却水ポンプによって上記復水器以外の所定の要素へ冷却水を流通させる補助冷却水系統と、上記補助冷却水系統と上記復水器の上流側の上記冷却水系統を連絡するバイパス路を備えた火力発電プラントの運転方法において、上記蒸気タービンの停止に伴って上記タービンバイパス系統を流通する蒸気が停止したとき、上記循環水ポンプを停止し、上記補助冷却水系統の冷却水を上記バイパス路によって上記冷却水系統に導き上記復水器へ流通させるようにしたものである。
したがって、本発明によれば、夜間等、プラントの運転が停止したときには、循環水ポンプを停止して、より動力の小さい冷却水ポンプを用いて復水器を冷却することができるので、プラント停止時の所内動力を大幅に低減でき、プラント性能を向上することができるという効果を得る。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例にかかる火力発電プラントの概略構成例を示している。
同図において、3基のガスタービンGT1,GT2,GT3は、それぞれ発電機GG1,GG2,GG3を駆動するとともに、その排ガスは、排熱回収ボイラSG1,SG2,SG3へ供給され、排熱回収ボイラSG1,SG2,SG3の熱源となる。
排熱回収ボイラSG1,SG2,SG3は、ガスタービンGT1,GT2,GT3より供給される排ガスを熱源として蒸気を発生し、その発生した蒸気は、蒸気タービンSTへと送られ、蒸気タービンSTを駆動し、それにより、発電機GG4が駆動される。
また、蒸気タービンSTから排出される低圧蒸気は、復水器CCへ送られ、復水器CCで冷却されて水へ戻り、復水器CCから排出される水は、排熱回収ボイラSG1,SG2,SG3へ戻される。
また、排熱回収ボイラSG1,SG2,SG3から発生する蒸気を分岐させ、例えば、起動時などに復水器CCへ直接導くためのタービンバイパス系統BPtが設けられている。
図2は、図1の火力発電プラントにおける冷却水系統の一例を示している。
同図において、冷却塔1から供給される冷却水は、3つの循環水ポンプPP1,PP2,PP3、および、2つの補助冷却水ポンプSP1,SP2へと送られる。ここで、循環水ポンプPP1,PP2,PP3は、補助冷却水ポンプSP1,SP2よりも多くの動力を必要とするものである。
循環水ポンプPP1,PP2,PP3は、冷却水系統SSaへと冷却水を供給するためのものであり、循環水ポンプPP1,PP2,PP3より送り出される冷却水は、出口弁PV1,PV2,PV3を介して、冷却水系統SSaへと通水される。
冷却水系統SSaでは、入口弁CVaを介して復水器CCへ冷却水が供給され、復水器CCを冷却した冷却水は、出口弁CVbを介して冷却水系統SSaへ送り出され、冷却塔CTへと送られ、これにより、冷却水系統SSaにおける冷却水の循環が完成する。
また、補助冷却水ポンプSP1,SP2は、補助冷却水系統SSbおよび冷却水系統SSaへと冷却水を供給するためのものであり、また、補助冷却水系統SSbは、バイパス系統BPsを介して、冷却水系統SSaと連絡される。また、このバイパス系統BPsには、バイパス弁BVが設けられている。
補助冷却水系統SSbは、復水器真空ポンプPCを冷却するとともに、冷却水冷却器CKを冷却する。また、冷却水冷却器CKの前後には、入口弁KVaおよび出口弁KVbが設けられている。
そして、復水器真空ポンプPC、および、冷却水冷却器CKを冷却した後の冷却水は、冷却水系統SSaへと合流して、冷却塔CTへ送られ、これにより、補助冷却水系統SSbにおける冷却水の循環が完成する。
図3は、本実施例にかかるプラント運転システムの概略例を示している。
同図において、プラント入力装置1は、火力発電プラントの各部からのデータを入力するためのものであり、プラント入力装置1により入力された各種データは、プラント運転装置2へと送られる。
プラント運転装置2は、プラント入力装置1により入力した各種データに基づいて、所定の運転制御手順に従って、火力発電プラントを運転するための運転データを作成するものであり、その運転データは、データ出力装置3を介して、火力発電プラントの各部へと出力される。
以上の構成で、プラント定格負荷運転時には、ガスタービンGT1,GT2,GT3、排熱回収ボイラSG1,SG2,SG3、および、蒸気タービンSTは、それぞれ定格負荷で運転される。
一方、冷却水系統では、バイパス系統BPsのバイパス弁BVは全閉状態にされ、この状態で、例えば、循環水ポンプPP1,PP2,PP3が3台運転され、補助冷却水ポンプSP1のみが運転され、復水器CCの入口弁CVaおよび出口弁CVbは、全開状態にされる。また、冷却水冷却器CKの入口弁KVaおよび出口弁KVbは、全開状態にされる。
これにより、冷却水系統SSaには、循環水ポンプPP1,PP2,PP3から送り出される冷却水が循環するとともに、補助冷却水系統SSbでは、補助冷却水ポンプSP1から送り出される冷却水が循環する。
また、プラント部分負荷運転時には、ガスタービンGT1,GT2,GT3、排熱回収ボイラSG1,SG2,SG3、および、蒸気タービンSTは、それぞれ定められた負荷分担の状態で部分負荷運転される。
一方、冷却水系統では、バイパス系統BPsのバイパス弁BVは全閉状態にされ、この状態で、例えば、循環水ポンプPP1のみが運転され、補助冷却水ポンプSP1のみが運転され、復水器CCの入口弁CVaおよび出口弁CVbは、そのときの冷却水の流量に応じて絞られた状態にされる。また、冷却水冷却器CKの入口弁KVaおよび出口弁KVbは、全開状態にされる。
これにより、冷却水系統SSaには、循環水ポンプPP1から送り出される冷却水が循環するとともに、補助冷却水系統SSbでは、補助冷却水ポンプSP1から送り出される冷却水が循環する。
また、プラント停止状態では、ガスタービンGT1,GT2,GT3、排熱回収ボイラSG1,SG2,SG3、および、蒸気タービンSTの運転は、それぞれ停止される。
一方、冷却水系統では、バイパス系統BPsのバイパス弁BVが全開状態にされ、この状態で、循環水ポンプPP1,PP2,PP3は全て停止される。また、補助冷却水ポンプSP1,SP2がともに運転され、復水器CCの入口弁CVaおよび出口弁CVbは、そのときの冷却水の流量に応じて絞られた状態にされる。また、冷却水冷却器CKの入口弁KVaおよび出口弁KVbは、全開状態にされる。
これにより、冷却水系統SSaには、補助冷却水ポンプSP1,SP2より送り出される冷却水がバイパス系統BPsのバイパス弁BVを介して流入し、この冷却水が復水器CCを冷却するとともに、冷却水系統SSaを循環する。また、補助冷却水系統SSbでは、補助冷却水ポンプSP1,SP2から送り出される冷却水が循環する。
ここで、このようなプラント停止状態では、復水器CCへ供給される冷却水の流量が、プラント運転時に比べて微量であり、システム圧力を調整するため、復水器CCの出口弁CVb、および、補助冷却水ポンプSP1,SP2の出口弁SV1,SV2は、そのときの冷却水の流量に応じた開度に絞り調節される。
また、この場合には、補助冷却水ポンプSP1,SP2から送り出される冷却水が、冷却水系統SSaと補助冷却水系統SSbの両方へ供給されることとなるので、その供給量を調整するために、冷却水冷却器CKの出口弁KVbを、そのときの冷却水の流量に応じた開度に絞り調節するとよい。
図4は、DSS運用を適用する場合のプラント運転装置2の概略処理の一例を示している。
まず、朝の起動時には、排熱回収ボイラSG1,SG2,SG3を起動し、循環水ポンプPP1,PP2,PP3を起動し(処理101)、バイパス弁BVを全閉する(処理102)。
そして、ガスタービンGT1,GT2,GT3を起動し(処理103)、蒸気タービンSTを起動し(処理104)、通常運転状態へ移行する(処理105)。
プラントの停止時には、ガスタービンGT1,GT2,GT3および蒸気タービンSTを停止する(処理106)。ここで、蒸気タービンSTを停止させる場合、蒸気タービンSTの蒸気出口に設けられた図示しない蒸気加減弁や主蒸気止弁を閉鎖して蒸気タービンSTへの蒸気の流入を遮断する。このとき、各蒸気系統内に残存している蒸気や排熱回収ボイラSG1,SG2,SG3から発生し続ける蒸気を復水器CCに直接導入するために、タービンバイパス系統BPtを用いるため、プラント運転装置2は、タービンバイパス系統BPtから復水器CCへ流入する蒸気が停止するまで待機する(判断107のNOループ)。なお、この流入蒸気の停止は、例えば、タービンバイパス系統BPtに設けられ、流量を調整する図示しないタービンバイパス弁の開度が全閉となったことをもって検出することができる。
判断107の結果がYESになると、バイパス弁BVを全閉し(処理108)、循環水ポンプPP1,PP2,PP3および排熱回収ボイラSG1,SG2,SG3を停止し(処理109)、夜間停止状態(処理110)へと移行する。
このようにして、本実施例では、プラント停止状態においては、バイパス系統BPsのバイパス弁BVを全開状態とし、補助冷却水ポンプSP1,SP2を用いて、冷却水を冷却水系統SSaおよび補助冷却水系統SSbへ供給するようにしているので、非常に大きな動力を必要とする循環水ポンプPP1,PP2,PP3を用いなくても復水器CCを冷却することができ、プラント停止状態における所内動力を大幅に削減することができ、その結果、火力発電プラントのプラント性能を向上することができる。
また、複数の循環水ポンプPP1,PP2,PP3を備え、部分負荷運転時には、そのときの負荷に応じた数の循環水ポンプを運転しているため、冷却水系統における必要な動力を削減することができ、その結果、プラント性能を向上することができる。また、可動羽根ポンプを用いた場合に比べて、循環水ポンプの駆動数を調整するだけで、必要な冷却水流量を得ることができるので、制御が簡単となり、また、故障発生確率を低減することができ、火力発電プラントの信頼性を向上することができる。
なお、上述した実施例では、コンバインド・サイクル型の火力発電プラントに本発明を適用した場合について説明したが、本発明は、それ以外のタイプの火力発電プラントについても、同様にして適用することができる。
本発明の一実施例にかかる火力発電プラントの概略構成例を示したブロック図。 図1の火力発電プラントにおける冷却水系統の一例を示したブロック図。 本実施例にかかるプラント運転システムの概略例を示したブロック図。 DSS運用を適用する場合のプラント運転装置2の概略処理の一例を示したフローチャート。
符号の説明
GT1,GT2,GT3 ガスタービン
ST 蒸気タービン
CC 復水器
SG1,SG2,SG3 排熱回収ボイラ
PP1,PP2,PP3 循環水ポンプ
SP1,SP2 補助冷却水ポンプ
BPs バイパス系統
BV バイパス弁

Claims (4)

  1. 少なくとも1台の循環水ポンプを有し、復水器を冷却する冷却水系統と、少なくとも1台の補助冷却水ポンプを有し、復水器以外の所定の要素を冷却する補助冷却水系統を備えた火力発電プラントにおいて、
    上記冷却水系統と上記補助冷却水系統とを連絡するバイパス路と、
    上記バイパス路に設けられたバイパス弁と、
    通常運転時には、上記循環水ポンプを作動して上記バイパス弁を閉じるとともに、上記復水器に流入する蒸気が停止すると、上記バイパス弁を開き、上記循環水ポンプを停止し、上記補助冷却水系統の冷却水を上記冷却水系統へ流して、上記復水器を冷却するプラント運転手段を備えたことを特徴とする火力発電プラント。
  2. 蒸気を発生するボイラと、上記ボイラにて発生した蒸気により駆動される蒸気タービンと、上記蒸気タービンから排出された蒸気を冷却し凝縮させる復水器と、上記ボイラにて発生した蒸気を上記蒸気タービンを介さず直接に上記復水器に導くタービンバイパス系統と、循環水ポンプによって上記復水器へ冷却水を流通させる冷却水系統と、補助冷却水ポンプによって上記復水器以外の所定の要素へ冷却水を流通させる補助冷却水系統とを備えた火力発電プラントにおいて、
    上記冷却水系統と上記補助冷却水系統とを連絡するバイパス路と、
    上記バイパス路に設けられたバイパス弁と、
    上記蒸気タービンの停止に伴って上記タービンバイパス系統を流通する蒸気が停止すると、上記バイパス弁を全開して上記循環水ポンプを停止して上記補助冷却水系統から上記冷却水系統に冷却水を流通させる制御を行うプラント運転手段を備えたことを特徴とする火力発電プラント。
  3. 少なくとも1台の循環水ポンプを有し、復水器を冷却する冷却水系統と、少なくとも1台の補助冷却水ポンプを有し、復水器以外の所定の要素を冷却する補助冷却水系統を備えた火力発電プラントの運転方法において、
    上記冷却水系統と上記補助冷却水系統とを連絡するバイパス路と、
    上記バイパス路に設けられたバイパス弁を設け、
    通常運転時には、上記循環水ポンプを作動して上記バイパス弁を閉じるとともに、上記復水器に流入する蒸気が停止すると、上記バイパス弁を開き、上記循環水ポンプを停止し、上記補助冷却水系統の冷却水を上記冷却水系統へ流して、上記復水器を冷却するようにしたことを特徴とする火力発電プラントの運転方法。
  4. 蒸気を発生するボイラと、上記ボイラにて発生した蒸気により駆動される蒸気タービンと、上記蒸気タービンから排出された蒸気を冷却し凝縮させる復水器と、上記ボイラにて発生した蒸気を上記蒸気タービンを介さず直接に上記復水器に導くタービンバイパス系統と、循環水ポンプによって上記復水器へ冷却水を流通させる冷却水系統と、補助冷却水ポンプによって上記復水器以外の所定の要素へ冷却水を流通させる補助冷却水系統と、上記補助冷却水系統と上記復水器の上流側の上記冷却水系統を連絡するバイパス路を備えた火力発電プラントの運転方法において、
    上記蒸気タービンの停止に伴って上記タービンバイパス系統を流通する蒸気が停止したとき、上記循環水ポンプを停止し、上記補助冷却水系統の冷却水を上記バイパス路によって上記冷却水系統に導き上記復水器へ流通させることを特徴とする火力発電プラントの運転方法。
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