JP4397336B2 - レーザ加工構造、レーザ加工方法及びレーザ加工構造を用いた車両用制御装置 - Google Patents

レーザ加工構造、レーザ加工方法及びレーザ加工構造を用いた車両用制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、加工部材の加工部表面にレーザを照射して溶接加工するレーザ加工方法に係り、特に加工部表面に照射したレーザの反射光を受ける位置に加工部材を覆う樹脂材が配置された2つの部材の加工部材のレーザ加工構造、及びレーザ加工方法に関する。
2つの加工部材、例えば、回路基板から突出している金属端子(ワイヤー等)同士を重ね合わせ、あるいは突き合わせ、この重ね合わせ部分あるいは突き合わせ部分を固着することによって電気的接続を行っている。この2つの加工部材の接続に、従来、重ね合わせ部分あるいは突き合わせ部分にレーザ光を照射し溶接加工することが行われている。
このように2つの加工部材は、露出している部分以外は、樹脂材で覆われている。この樹脂材がレーザ光を照射する加工部表面の近傍に配置されていると、加工部材の加工部表面にレーザを照射した際に、加工部材の加工部表面からレーザ反射光が生じ、このレーザ反射光が樹脂材に照射される。すると、この加工時に発生するレーザ反射光が、樹脂材の表面で吸収され、樹脂材の最表面で発熱し、樹脂材が焼損するという問題がある。
そこで、従来は、加工部1とこの加工部1表面より突出して近接配置された樹脂成形部2とを有する被加工材を形成し、この加工部1表面にレーザ4を照射して加工するレーザ加工方法で、レーザ照射による加工部の加工を行う際に、加工部へのレーザ照射によって発生するレーザ反射光とブルームとの少なくとも一方による樹脂成形部の焼損を防止する構造の焼損防止手段を備えたレーザ加工方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に記載のレーザ加工方法では、図4に示すように、固着部27c上方に配設されたレーザ照射装置により固着部27c表面の略中央にレーザ4を照射して溶接加工している。そして、この特許文献1のレーザ加工方法は、固着部27c表面と樹脂形成部2における共通端子22a側面とのなす内角θを略直角に形成するとともに、焼損防止手段として、固着部27c上方の樹脂形成部2側ブルーム5及びレーザ反射光6を遮断する防御壁7を設けた構成となっている。
このように特許文献1のレーザ加工方法は、樹脂材が加工部近傍に配置しているとレーザ光が加工部からのレーザ反射光により焼損するために、金属類またはセラミック類などにより防御壁を設けて防止する構成となっている。
特開平11−333576号(第5頁 図4)
特許文献1のレーザ加工方法においては、加工部が2つの樹脂材に挟まれ、2つの樹脂材の間隔が狭く加工部が奥にある場合には、防御壁にレーザ光が干渉してしまい、適切なレーザ出力が加工部に照射されないという問題がある。
また、特許文献1のレーザ加工方法においては、加工部が狭く、段差が大きく奥の深い部分の加工部の場合は、防御壁の焼損防止手段の防御壁とレーザ光が干渉して加工ができないという問題がある。
本発明の1つの目的は、加工部材の加工部表面にレーザを照射して溶接加工するレーザ加工構造において、加工部材と樹脂部材を小型化でき、加工部材の加工部表面にレーザを照射して溶接加工する際、加工部材の加工部表面から発生するレーザ反射光によって加工部材の加工部表面近傍に配置された加工部材を覆う樹脂材が溶損することのないレーザ加工構造を提供することにある。
本発明の他の目的は、加工部材の加工部表面にレーザを照射して溶接加工するに当たって、加工部材の加工部表面から発生するレーザ反射光によって加工部材の加工部表面近傍に配置された加工部材を覆う樹脂材が溶損することのないレーザ加工方法を提供することにある。
本発明に係るレーザ加工構造は、一方の樹脂材から突き出る一方の加工部材の端面と他方の樹脂材から突き出る他方の加工部材の2つの加工部材を重ね合わせ、該一方の加工部材の端面と他方の加工部材との加工部表面にレーザ光を照射して前記一方の加工部材と前記他方の加工部材を溶接加工するものであって、前記一方の樹脂材と前記他方の樹脂材とが、前記2つの加工部材の加工部表面に照射したレーザの反射光を受ける位置に配置してなる2つの部材のレーザ加工構造において,前記レーザ反射光を受ける位置に配置される樹脂材に、レーザ反射光を照射し該レーザ反射光が内部に浸透して行くにしたがって該レーザ反射光が減衰する樹脂材を用い、前記2つの加工部材の加工部表面にレーザを照射した際の加工部表面からのレーザ反射光を吸収して前記樹脂材が焼損するのを防止することを特徴とするものである。
また、本発明に係るレーザ加工構造は、2つの加工部材の加工部表面にレーザを照射して溶接加工するものであって、加工部表面にレーザを照射した際に反射するレーザ反射光を受ける位置に加工部材を覆う樹脂材が配置されてなる2つの部材のレーザ加工構造において,2つの加工部材のいずれか一方の加工部材を覆う樹脂材にレーザ反射光を透過する樹脂材を用い,他方の加工部材に、他方の加工部材を覆う樹脂材が加工部表面より反射されるレーザ反射光を受けない位置になるように段差を設け,2つの加工部材の加工部表面にレーザを照射した際の加工部表面からのレーザ反射光の影響を排除して樹脂材の焼損を防止することを特徴とするものである。
さらに、本発明に係るレーザ加工構造は、2つの加工部材の加工部表面にレーザを照射して溶接加工するものであって、加工部表面にレーザを照射した際に反射するレーザ反射光を受ける位置に加工部材を覆う樹脂材が配置されてなる2つの部材のレーザ加工構造において,2つの部材の加工部材の加工部表面位置が、レーザを照射して溶接加工する際に2つの部材のそれぞれの加工部材を覆う樹脂材に加工部表面より反射されるレーザ反射光が照射されない位置にくるまで屈曲させて構成し,2つの加工部材の加工部表面にレーザを照射した際の加工部表面からのレーザ反射光の影響を排除し樹脂材の焼損を防止することを特徴とするものである。
本発明に係るレーザ加工方法は、2つの加工部材の加工部表面にレーザを照射して溶接加工するものであって、加工部表面にレーザを照射した際に反射するレーザ反射光を受ける位置に加工部材を覆う樹脂材が配置されてなる2つの部材の加工部材の加工部表面にレーザを照射して溶着加工するレーザ加工方法において,レーザ反射光を受ける位置に配置される樹脂材を、レーザ反射光を透過する樹脂材で構成し、2つの加工部材の加工部表面にレーザを照射して溶接加工するようにしたことを特徴とするものである。
本発明のレーザ加工構造によれば、加工部材と樹脂部材を小型化でき、加工部材の加工部表面にレーザを照射して溶接加工する際、加工部材の加工部表面から発生するレーザ反射光によって加工部材の加工部表面近傍に配置された加工部材を覆う樹脂材が溶損するのを防止することができる。
本発明のレーザ加工方法によれば、加工部材の加工部表面にレーザを照射して溶接加工するに当たって、加工部材の加工部表面から発生するレーザ反射光によって加工部材の加工部表面近傍に配置された加工部材を覆う樹脂材が溶損するのを防止することができる。
本発明は、レーザ反射光を受ける位置に配置される樹脂材に、レーザ反射光を照射し該レーザ反射光が内部に浸透して行くにしたがって該レーザ反射光が減衰する樹脂材を用い、2つの加工部材の加工部表面にレーザを照射した際の加工部表面からのレーザ反射光を吸収させるか、レーザを照射して溶接加工する際に2つの部材のそれぞれの加工部材を覆う樹脂材に加工部表面より反射されるレーザ反射光が照射されない位置にくるまで屈曲させることにより実現される。
以下、本発明の実施例について説明する。
図1には、本発明に係るレーザ加工構造及びレーザ加工方法の第1実施例が示されている。
図1において、加工部材1は、樹脂材5aから突き出して一方の部材が構成されている。また、加工部材2は、樹脂材5bから突き出して他方の部材が構成されている。この樹脂材5aと樹脂材5bは、レーザ反射光3を透過する樹脂によって構成されている。図1においては、樹脂材5aから突き出した加工部材1と、樹脂材5bから突き出した加工部材2とを重ね合わせ、この加工部材1の端面と加工部材2との加工部6の表面にレーザ光4を照射して加工部材1と加工部材2を溶融接続する。
この加工部材1の端面と加工部材2との加工部6の表面にレーザ光4を照射して溶融加工する際に、加工部表面からは、レーザ反射光3が発生する。このレーザ反射光3は、樹脂材5a、5bに照射される。この樹脂材5a、5bに照射されたレーザ反射光3は、樹脂材5a、5bの表面から透過し樹脂材5a、5bの内部に浸透して行く。そして、この樹脂材5a、5bの内部に浸透して行くにしたがって、レーザ反射光3は、減衰する。本実施例においては、樹脂材5a、5bの表面からレーザ反射光3が透過し内部に浸透して行くにしたがって減衰するので、樹脂材5a、5bには局部的な熱集中がなく、樹脂材5a、5bの焼損を防止し安定した加工を図ることができる。
図2には、本発明に係るレーザ加工構造及びレーザ加工方法の第2実施例が示されている。
図2において、加工部材1は、樹脂材5aから突き出して一方の部材が構成されている。また、加工部材2は、樹脂材7bから突き出して他方の部材が構成されている。この樹脂材5aは、レーザ反射光3を透過する樹脂によって構成されており、樹脂材7bは、レーザ反射光3を透過しない樹脂によって構成されている。図2においては、樹脂材5aから突き出した加工部材1と、樹脂材7bから突き出した加工部材2とを重ね合わせ、この加工部材1の端面と加工部材2の端面の加工部6の表面にレーザ光4を照射して加工部材1と加工部材2を溶融接続する。
また、他方の部材の加工部材2は、突き出しが長く、樹脂材7bから溶接する加工部表面が離れた位置になっている。この加工部表面と樹脂材7bとの距離は、レーザ加工の際に加工部表面から発生するレーザ反射光3の影響を受けない距離である。
この加工部材1の端面と加工部材1の端面の加工部6の表面にレーザ光4を照射して溶融加工する際に、加工部表面からは、レーザ反射光3が発生する。このレーザ反射光3は、樹脂材5aに照射される。この樹脂材5aに照射されたレーザ反射光3は、樹脂材5aの表面から透過し樹脂材5aの内部に浸透して行く。そして、この樹脂材5aの内部に浸透して行くにしたがって、レーザ反射光3は、減衰する。本実施例においては、樹脂材5aの表面からレーザ反射光3が透過し内部に浸透して行くにしたがって減衰するので、樹脂材5aには局部的な熱集中がなく、樹脂材5aの焼損を防止し安定した加工を図ることができる。
一方、透過しない樹脂によって構成されている樹脂材7bの方向に反射したレーザ反射光3は、散乱して、樹脂材7bには集中したレーザ反射光3の照射が無く、樹脂材7bには局部的な熱集中がない。このため、樹脂材7bは、レーザ反射光3の照射による焼損を防止し安定した加工を図ることができる。
図3には、本発明に係るレーザ加工構造及びレーザ加工方法の第3実施例が示されている。
図3において、加工部材1は、樹脂材5aから突き出して一方の部材が構成されている。また、加工部材2は、樹脂材5bから突き出して他方の部材が構成されている。この加工部材1の先端部は、上方向に屈曲して形成されている。また、加工部材2の先端部は、加工部材1の先端部と突き合わせられるように上方向に屈曲して形成されている。図3においては、この加工部材1の屈曲して形成されている先端部と加工部材2の屈曲して形成されている先端部とは、互いに突き合わせられている。この加工部材1の屈曲して形成されている先端部と加工部材2の屈曲して形成されている先端部の加工部6にレーザ光4を照射して加工部材1と加工部材2を溶融接続する。また、この樹脂材5aと樹脂材5bは、レーザ反射光3を透過する樹脂によって構成されている。
この加工部材1の屈曲して形成されている先端部と加工部材1の屈曲して形成されている先端部の合せ部の加工部6にレーザ光4を照射して溶融加工する際に、加工部表面からは、レーザ反射光3が発生する。このレーザ反射光3は、樹脂材5a、5bに照射される。この樹脂材5a、5bに照射されたレーザ反射光3は、樹脂材5a、5bの表面から透過し樹脂材5a、5bの内部に浸透して行く。そして、この樹脂材5a、5bの内部に浸透して行くにしたがって、レーザ反射光3は、減衰する。本実施例においては、樹脂材5a、5bの表面からレーザ反射光3が透過し内部に浸透して行くにしたがって減衰するので、樹脂材5a、5bには局部的な熱集中がなく、樹脂材5a、5bの焼損を防止し安定した加工を図ることができる。
図4には、本発明に係るレーザ加工構造及びレーザ加工方法の第4実施例が示されている。
図4において、加工部材1は、樹脂材5aから突き出して一方の部材が構成されている。また、加工部材2は、樹脂材7bから突き出して他方の部材が構成されている。この樹脂材5aは、レーザ反射光3を透過する樹脂によって構成されており、樹脂材7bは、レーザ反射光3を透過しない樹脂によって構成されている。図4においては、樹脂材5aから突き出した加工部材1と、樹脂材7bから突き出した加工部材2とを重ね合わせ、この加工部材1の端面と加工部材2との加工部6の表面にレーザ光4を照射して加工部材1と加工部材2を溶融接続する。
この加工部材2は、加工部材1との重ね合わせ部から下方に鍵状に屈曲しており、段差が形成されている。この段差は、レーザ加工の際に加工部表面から発生するレーザ反射光3の影響を受けない程度のものである。
この加工部材1の端面と加工部材2の加工部6の表面にレーザ光4を照射して溶融加工する際に、加工部表面からは、レーザ反射光3が発生する。このレーザ反射光3は、樹脂材5aに照射される。この樹脂材5aに照射されたレーザ反射光3は、樹脂材5aの表面から透過し樹脂材5aの内部に浸透して行く。そして、この樹脂材5aの内部に浸透して行くにしたがって、レーザ反射光3は、減衰する。本実施例においては、樹脂材5aの表面からレーザ反射光3が透過し内部に浸透して行くにしたがって減衰するので、樹脂材5aには局部的な熱集中がなく、樹脂材5aの焼損を防止し安定した加工を図ることができる。
一方、透過しない樹脂によって構成されている樹脂材7bの方向に反射したレーザ反射光3は、加工部材2に段差が形成されており、この段差によって樹脂材7bには照射されることはなく、樹脂材7bには局部的な熱集中がない。このため、樹脂材7bは、レーザ反射光3の照射による焼損を防止し安定した加工を図ることができる。
図5には、本発明に係るレーザ加工構造及びレーザ加工方法の第5実施例が示されている。
図5において、加工部材1は、樹脂材5aから突き出して一方の部材が構成されている。また、加工部材2は、樹脂材5bから突き出して他方の部材が構成されている。この樹脂材5aと樹脂材5bは、レーザ反射光3を透過する樹脂によって構成されている。図5においては、樹脂材5aから突き出した加工部材1と、樹脂材5bから突き出した加工部材2とを重ね合わせ、この加工部材1と加工部材2の加工部6の表面にレーザ光4を照射して加工部材1と加工部材2を溶融接続する。
この加工部材1と加工部材1の加工部6の表面にレーザ光4を照射して溶融加工する際に、加工部表面からは、レーザ反射光3が発生する。このレーザ反射光3は、樹脂材5a、5bに照射される。この樹脂材5a、5bに照射されたレーザ反射光3は、樹脂材5a、5bの表面から透過し樹脂材5a、5bの内部に浸透して行く。そして、この樹脂材5a、5bの内部に浸透して行くにしたがって、レーザ反射光3は、減衰する。本実施例においては、樹脂材5a、5bの表面からレーザ反射光3が透過し内部に浸透して行くにしたがって減衰するので、樹脂材5a、5bには局部的な熱集中がなく、樹脂材5a、5bの焼損を防止し安定した加工を図ることができる。
図6には、本発明に係るレーザ加工構造及びレーザ加工方法の第6実施例が示されている。
図6において、加工部材1は、樹脂材7aから突き出して一方の部材が構成されている。また、加工部材2は、樹脂材7bから突き出して他方の部材が構成されている。図6においては、樹脂材7aから突き出した加工部材1と、樹脂材7bから突き出した加工部材2とを重ね合わせ、この加工部材1の端面と加工部材2との加工部6の表面にレーザ光4を照射して加工部材1と加工部材2を溶融接続する。この樹脂材7aと樹脂材7bは、レーザ反射光3を透過しない樹脂によって構成されている。また、この樹脂材7aと樹脂材7bには、それぞれ加工部表面側にレーザ反射光3を透過する樹脂によって構成されている樹脂材5aと樹脂材5bが設けられている。
この加工部材1の端面と加工部材2との加工部6の表面にレーザ光4を照射して溶融加工する際に、加工部表面からは、レーザ反射光3が発生する。このレーザ反射光3は、樹脂材7aの加工部表面側に設けられている樹脂材5aと、樹脂材7bの加工部表面側に設けられている樹脂材5bに照射される。この樹脂材5a、5bに照射されたレーザ反射光3は、樹脂材5a、5bの表面から透過し樹脂材5a、5bの内部に浸透して行く。そして、この樹脂材5a、5bの内部に浸透して行くにしたがって、レーザ反射光3は、減衰する。本実施例においては、樹脂材5a、5bの表面からレーザ反射光3が透過し内部に浸透して行くにしたがって減衰するので、樹脂材5a、5bには局部的な熱集中がなく、樹脂材5a、5bの焼損を防止し安定した加工を図ることができる。
図7には、本発明に係るレーザ加工構造及びレーザ加工方法が適用される車両のエンジン11と変速機12が接続されている。
図7において、変速機12のハウジング内部の底部側には、油圧制御装置14が配置されている。この油圧制御装置14は、変速機12の内部に配置されクラッチの切り替えなどを制御する油圧の制御を行うものである。また、この油圧制御装置14の上には、ソレノイドバルブ15やコントロールモジュール13が固定配置されている。このソレノイドバルブ15のコネクタは、コントロールモジュール13のコネクタと接続されている。
図8には、図7に図示の油圧制御装置14の詳細が示されている。この油圧制御装置14は、ベース22にバスバー24が絶縁モールド26a、26b、26c、26dとコネクタ23a、23b、23c、23d、23e、23fによって固定されている。さらに、コントロールモジュール13の端子25とバスバー24は、加工部6のレーザ加工により接続されている。
図9には、図8のA−A断面図が示されている。コントロールモジュール13の端子25とバスバー24は、図9に示す如く、レーザ光4により加工され接続される。このようにコントロールモジュール13の端子25は、レーザ反射光3を透過する樹脂材27から突き出した端子25とレーザ反射光3を透過する樹脂材の絶縁モールド26から突き出したバスバー24を重ね合わせて樹脂材近傍にある端子25とバスバー24の端面の加工部6にレーザ光4を照射して端子25とバスバー24を加工し接続する。この加工時に発生するレーザ反射光3は、樹脂材27及び絶縁モールド26の表面から透過し樹脂材の内部に行くに従い減衰する。このために樹脂材の局部的な発熱がないために樹脂材27及び絶縁モールド26の焼損を防止し安定した加工を図ることができる。
本発明に係るレーザ加工構造とレーザ加工方法は、油圧制御装置のコントロールモジュールの端子と樹脂材から突き出したバスバーとの加工部のレーザ加工による接続に限られず、樹脂材から突き出した端子と樹脂材から突き出した端子とをレーザ光を照射してレーザ加工によって接続するものに全て適用することができる。
本発明の第1実施例を示す樹脂材がレーザ加工部近傍にある時の断面図である。 本発明の第2実施例を示す樹脂材がレーザ加工部近傍にある時の断面図である。 本発明の第3実施例を示す樹脂材がレーザ加工部近傍にある時の断面図である。 本発明の第4実施例を示す樹脂材がレーザ加工部近傍にある時の断面図である。 本発明の第5実施例を示す樹脂材がレーザ加工部近傍にある時の断面図である。 本発明の第6実施例を示す樹脂材がレーザ加工部近傍にある時の断面図である。 コントロールモジュールが配置される車両の一部の構成を示す部分断面の正面図である。 図7に図示のコントロールモジュールの詳細構成を示す構造図である。 図8に図示のA−A断面図である。
符号の説明
1………………加工部材
2………………加工部材
3………………レーザ反射光
4………………レーザ光
5a……………樹脂材
5b……………樹脂材
6………………加工部
7a……………樹脂材
7b……………樹脂材
11……………エンジン
12……………変速機
13……………コントロールモジュール
14……………油圧制御装置
15……………ソレノイドバルブ
22……………ベース
24……………バスバー
25……………端子

Claims (6)

  1. 一方の樹脂材から突き出る一方の加工部材の端面と他方の樹脂材から突き出る他方の加工部材の2つの加工部材を重ね合わせ、該一方の加工部材の端面と他方の加工部材との加工部表面にレーザ光を照射して前記一方の加工部材と前記他方の加工部材を溶接加工するものであって、前記一方の樹脂材と前記他方の樹脂材とが、前記2つの加工部材の加工部表面に照射したレーザの反射光を受ける位置に配置してなる2つの部材のレーザ加工構造において,
    前記レーザ反射光を受ける位置に配置される樹脂材に、レーザ反射光を照射し該レーザ反射光が内部に浸透して行くにしたがって該レーザ反射光が減衰する樹脂材を用い、前記2つの加工部材の加工部表面にレーザを照射した際の加工部表面からのレーザ反射光を吸収して前記樹脂材が焼損するのを防止することを特徴とするレーザ加工構造。
  2. 2つの加工部材の加工部表面にレーザを照射して溶接加工するものであって、加工部表面に照射したレーザの反射光を受ける位置に前記加工部材を覆う樹脂材が配置されてなる2つの部材のレーザ加工構造において,
    前記2つの加工部材のいずれか一方の加工部材を覆う樹脂材にレーザ反射光を透過する樹脂材を用い,
    他方の加工部材に、該他方の加工部材を覆う樹脂材が前記加工部表面より反射されるレーザ反射光を受けない位置になるように段差を設け,
    前記2つの加工部材の加工部表面にレーザを照射した際の加工部表面からのレーザ反射光の影響を排除して前記樹脂材の焼損を防止することを特徴とするレーザ加工構造。
  3. 2つの加工部材の加工部表面にレーザを照射して溶接加工するものであって、加工部表面に照射したレーザの反射光を受ける位置に前記加工部材を覆う樹脂材が配置されてなる2つの部材のレーザ加工構造において,
    前記2つの部材の加工部材の加工部表面位置が、レーザを照射して溶接加工する際に該2つの部材のそれぞれの加工部材を覆う樹脂材に前記加工部表面より反射されるレーザ反射光が照射されない位置にくるまで屈曲させて構成し,
    前記2つの加工部材の加工部表面にレーザを照射した際の加工部表面からのレーザ反射光の影響を排除し前記樹脂材の焼損を防止することを特徴とするレーザ加工構造。
  4. 請求項1、2又は3に記載のレーザ加工構造において,
    前記加工部材を覆う樹脂材に用いる照射したレーザ反射光が内部に浸透して行くにしたがって減衰する樹脂材は、加工部材を覆う樹脂材の少なくともレーザ反射光の影響を受ける部分であるレーザ加工構造。
  5. 2つの加工部材の加工部表面にレーザを照射して溶接加工するものであって、加工部表面に照射したレーザの反射光を受ける位置に前記加工部材を覆う樹脂材が配置されてなる2つの部材の加工部材の加工部表面にレーザを照射して溶着加工するレーザ加工方法において,
    前記レーザ反射光を受ける位置に配置される樹脂材を、レーザ反射光を透過する樹脂材で構成し、前記2つの加工部材の加工部表面にレーザを照射して溶接加工するようにしたことを特徴とするレーザ加工方法。
  6. 請求項1、2、3又は4に記載のレーザ加工構造を備えた車両用制御装置。
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