JP4397227B2 - ディスペンサのエア除去方法 - Google Patents
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Description
本発明の他の側面としてのディスペンサのエア除去方法は、開口を有して液材が貯留された液材供給容器と、該液材供給容器の開口に接続され開閉可能な供給口と前記液材を吐出する開閉可能な吐出口と前記供給口から前記吐出口へ連通する流路と該流路の途中に配されたプランジャと前記流路内の前記液材の圧力を検知する圧力検知手段と前記プランジャの位置を検知する位置検知手段とを有し、前記供給口を開成し前記吐出口を閉成した状態で、前記液材供給容器内の前記液材を加圧し、前記プランジャを第1の位置から第2の位置まで移動して前記液材供給容器から前記流路内に前記液材を充填し、前記供給口を閉成し前記吐出口を開成した状態で、前記プランジャを前記第2の位置から前記第1の位置まで移動して前記液材を前記吐出口から吐出する液材吐出装置と、を備えたディスペンサ内のエアを除去する方法であって、前記流路内に前記液材を充填した後で前記液材を前記吐出口から吐出する前に前記供給口及び前記吐出口を閉成した状態で前記プランジャを前記第2の位置から移動して前記流路内の前記液材の圧力が所定圧力になったときの前記プランジャの第3の位置を前記位置検知手段によって検知するステップと、前記液材を前記吐出口から吐出する前に、前記検知した前記プランジャの前記第3の位置を、エアが混入していない液材に前記所定圧力を加えたときに前記プランジャが停止する所定位置と比較して前記液材にエアが混入しているか否かを判断するステップと、を有することを特徴とする。
本発明の実施の形態1に係るディスペンサのエア除去方法を図1、図2を用いて説明する。図1において、ディスペンサ10は、樹脂容器(液材供給容器)12及び吐出装置(液材吐出装置)14により大略構成される。このディスペンサ10は、ICチップを保護するためにチップを封止する熱硬化性樹脂等の樹脂(液材)16を供給するための装置である。
図3及び図4を用いて本発明の実施の形態2に係るディスペンサのエア除去方法について説明する。なお、実施の形態1と同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略することとする。
図5を用いて本発明の実施の形態3に係るディスペンサのエア除去方法について説明する。この実施の形態3においては、ディスペンサ10は、上記実施の形態1において使用されたものと同様であるので、その構成については同一の符号を付し、説明を省略することとする。また、本実施の形態3においては、吐出装置14内部にエア46が混入しているものとし、その混入エア46を除去する方法について説明する。
一方、吐出当初のエアが混入する可能性がある一定量の樹脂を吐出チューブ42の内容積によって量り取り、質量測定せずに廃棄してエア除去作業を完了するようにしてもよい。内径が一定の吐出チューブ42内へ吐出された樹脂16の体積は、吐出チューブ42内における樹脂16の長さに換算して容易に把握することができるため、例えば、吐出装置14の内容積に相当する吐出当初の樹脂16を無条件に廃棄するものと定めた場合には、これに相当する長さの吐出チューブ42を用いることによって、目視、手動操作でも迅速かつ的確な抽出作業を実現することができる。
図6及び図7を用いて本発明の実施の形態4に係るディスペンサのエア除去方法について説明する。この実施の形態4においては、ディスペンサ10は、上記実施の形態1において使用されたものと同様であるので、その構成については同一の符号を付し、説明を省略することとする。また、本実施の形態4においては、接続後の樹脂容器12及び吐出装置14内部にエア46が混入しているものとし、その混入エア46が残留しているか否かを検出する方法について説明する。
また、より原理的には、流路32及び分岐流路32a内の樹脂16にエア46が混入しているか否かは、プランジャ34をB方向に移動させて所定圧力まで加圧したときのプランジャ34の停止位置によっても判断することが可能である。すなわち、標準位置でプランジャ34が停止した場合はエア46の残留がないと判断することができ、標準位置よりもさらにB方向の位置で停止した場合は、相当量のエア46が残留していると判断することができる。したがって、プランジャ34をB方向に押し込んで流路32,32a内の樹脂16を所定圧力まで加圧した場合のプランジャ34の停止位置を検出することによってもエア46の残留を判断することができる。
上記実施の形態4に係るディスペンサのエア検出方法は、図9に示すような三又管41を用いた吐出装置38を有するディスペンサ10aにおいても実現することができる。この三又管41は、実施の形態2において説明した三又管40と同様に開閉機構としての供給口開閉弁及び吐出口開閉弁の機能を有し、流路が三方に分岐して回転可能とされているが、流路の分岐角度が三又管40と異なり、分岐流路の1つが約45°の角度で放射状に広がっている。すなわち、図9(a)に示す状態(状態Pとする。)においては供給口24とプランジャ用の分岐流路32aとが連通され、状態Pから三又管41を約135°時計回りに回転させた図9(b)に示す状態(状態Qとする。)においては流路32と分岐流路32aのみが連通されて供給口24及び吐出口28は閉成された状態となる。また、状態Qからさらに45°時計回りに回転させると、プランジャ34用の分岐流路32aと吐出口28とが連通された状態(状態Rとする)となる。
12,120:樹脂容器(液材供給容器)
13:貯留部
14,38,130:吐出装置(液材吐出装置)
16,110:樹脂(液材)
20,122:開口
24,132:供給口
26:供給口開閉弁(開閉機構)
28,134:吐出口
30:吐出口開閉弁(開閉機構)
32:流路
34:プランジャ
46,124:混入エア
42:吐出チューブ
Claims (2)
- 開口を有して液材が貯留された液材供給容器と、
該液材供給容器の開口に接続され開閉可能な供給口と前記液材を吐出する開閉可能な吐出口と前記供給口から前記吐出口へ連通する流路と該流路の途中に配されたプランジャと前記流路内の前記液材の圧力を検知する圧力検知手段とを有し、前記供給口を開成し前記吐出口を閉成した状態で、前記液材供給容器内の前記液材を加圧し、前記プランジャを第1の位置から第2の位置まで移動して前記液材供給容器から前記流路内に前記液材を充填し、前記供給口を閉成し前記吐出口を開成した状態で、前記プランジャを前記第2の位置から前記第1の位置まで移動して前記液材を前記吐出口から吐出する液材吐出装置と、を備えたディスペンサ内のエアを除去する方法であって、
前記流路内に前記液材を充填した後で前記液材を前記吐出口から吐出する前に前記供給口及び前記吐出口を閉成した状態で前記プランジャを前記第2の位置から前記第1の位置と前記第2の位置との間にある第3の位置まで移動して前記流路内の前記液材を加圧するステップと、
前記加圧ステップにおいて前記プランジャが前記第3の位置に移動したときの前記流路内の前記液材の圧力を前記圧力検知手段によって検知するステップと、
前記液材を前記吐出口から吐出する前に、前記検知した前記液材の圧力を、前記プランジャを前記第3の位置まで移動してエアが混入していない液材を加圧したときの所定圧力と比較して前記液材にエアが混入しているか否かを判断するステップと、を有することを特徴とするディスペンサのエア除去方法。 - 開口を有して液材が貯留された液材供給容器と、
該液材供給容器の開口に接続され開閉可能な供給口と前記液材を吐出する開閉可能な吐出口と前記供給口から前記吐出口へ連通する流路と該流路の途中に配されたプランジャと前記流路内の前記液材の圧力を検知する圧力検知手段と前記プランジャの位置を検知する位置検知手段とを有し、前記供給口を開成し前記吐出口を閉成した状態で、前記液材供給容器内の前記液材を加圧し、前記プランジャを第1の位置から第2の位置まで移動して前記液材供給容器から前記流路内に前記液材を充填し、前記供給口を閉成し前記吐出口を開成した状態で、前記プランジャを前記第2の位置から前記第1の位置まで移動して前記液材を前記吐出口から吐出する液材吐出装置と、を備えたディスペンサ内のエアを除去する方法であって、
前記流路内に前記液材を充填した後で前記液材を前記吐出口から吐出する前に前記供給口及び前記吐出口を閉成した状態で前記プランジャを前記第2の位置から移動して前記流路内の前記液材の圧力が所定圧力になったときの前記プランジャの第3の位置を前記位置検知手段によって検知するステップと、
前記液材を前記吐出口から吐出する前に、前記検知した前記プランジャの前記第3の位置を、エアが混入していない液材に前記所定圧力を加えたときに前記プランジャが停止する所定位置と比較して前記液材にエアが混入しているか否かを判断するステップと、を有することを特徴とするディスペンサのエア除去方法。
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