JP4397204B2 - 温度履歴表示装置 - Google Patents

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本発明は、食品店舗などに設置されるショーケースなどの機器の温度履歴を表示する技術に関する。
スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの食品店舗には、食品保存・陳列用の低温ショーケースが設置されている。近年、HACCPへの対応や、また消費者の食に対する安全意識の高まりから、低温で保存・陳列するべき食品の温度管理が重要となっている。従来のショーケースにおいては、現在の温度値しか表示されていないため、買い物客は、過去において温度が適切に維持されていたか否かを判断することはできない。従来、冷凍貯蔵庫や冷凍運搬車などにおける温度履歴をエレクトロルミネッセンス素子により表示する温度履歴計を提案するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−159880号公報
ショーケースの庫内温度調節は、電磁弁を開弁することで配管を通じて冷凍機から冷媒を導入することで行われる。目標となる設定温度は、陳列対象とする食品により異なり、陳列する食品が冷凍食品の場合には−20℃などの冷凍温度に、また、肉や魚などの生鮮食品の場合には例えば−3℃〜0℃などの氷温に、或いは、野菜などの場合には更に高い温度(+5℃〜+10℃など)が設定温度となる。そのため、現在の温度が表示されていても、買い物客は、その温度が、陳列されている食品に対して適切なものであるか否かを判断することは困難である。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ショーケースなどの機器における温度履歴を買い物客に分かりやすく提示する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、内部に食品を貯蔵する機器に取り付けられ、前記機器における温度の推移を表示する温度履歴表示装置であって、設定された時間間隔ごとに測定した温度値を第1の方向における位置として表示するLEDが配列された第1の表示部を備え、この第1の表示部において、設定された時間間隔ごとの測定温度値を、第1の方向とは異なる第2の方向に時系列的に並べて表示し、且つ、前記第1の表示部において、許容できない運転を前記機器が行った場合に、前記LEDを赤色に点灯させて、前記食品の安全性に問題がある旨の表示を行う温度履歴表示装置を提供する。例えば、第1の方向は縦(高さ)方向であり、第2の方向は、縦方向に垂直な横方向であってよい。この場合、測定温度値は、縦方向における高さとして表現される。
この温度履歴表示装置をショーケースの温度履歴の表示に用いた場合、買い物客は、現在に至るまでの温度の推移を一目で把握することができ、安心して買い物をすることができる。これにより、買い物客の品質への信頼を得やすくなり、リピータの確保に大きな効果がある。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ショーケースなどの機器における温度履歴を買い物客に分かりやすく提示する技術を提供することができる。
図1は、ショーケース1および冷凍機2からなる冷設機器の構造を示す。このショーケース1は、縦型オープンショーケースであり、食品を並べるための貯蔵室3内には複数段の棚が架設されている。貯蔵室3の背方に位置する内層ダクト7内の下部には蒸発器4が縦設されている。貯蔵室3の上方には、外層吐出口5と内層吐出口6が前後に並設されており、外層吐出口5は外層ダクト8に、内層吐出口6は内層ダクト7にそれぞれ連通している。また、貯蔵室3の下方には吸込口9が形成され、底部ダクトに連通している。
底部ダクト内には送風機(図示せず)が設けられており、送風機が運転されると、底部ダクト内の空気は内層ダクト7および外層ダクト8に向けて吹き出される。外層ダクト8においてはそのまま吹き上げられると共に、内層ダクト7においては蒸発器4と熱交換した後吹き上げられ、外層吐出口5および内層吐出口6から、下方の吸込口9に向けてそれぞれ吹き出される。これによって、貯蔵室3の開口部には内側の冷気エアーカーテンとそれを保護する外側のエアーカーテンとが形成され、貯蔵室3への外気の侵入が阻止若しくは抑制されると共に、内側の冷気エアーカーテンの一部が貯蔵室3内に循環して貯蔵室3内が冷却される。制御温度センサ13は、内層ダクト7から吐出される空気の温度を検出する。冷却空気は吸込口9から底部ダクトに帰還し、送風機に再び吸い込まれる。また、蒸発器4には霜取りヒータ10が取り付けられており、発熱して蒸発器4の着霜を融解する。
ショーケース1には、温度履歴表示装置20が取り付けられる。温度履歴表示装置20は、ショーケース1と別体として形成されてもよいが、ショーケース1に内蔵されてショーケース1に一体として形成されてもよい。温度履歴表示装置20は、設定された時間間隔ごとに測定した温度値を高さ方向の高さとして表示し、横方向に、設定された時間間隔ごとの測定温度値を時系列的に並べて表示する。これにより、温度履歴表示装置20は、所定期間、例えば1日のショーケース1における温度の推移を表示する。買い物客は、この温度推移をみて、食品が安全に保存されていたことを確認することができる。
図2は、実施例に係るショーケース冷却システム30の機能ブロック図を示す。ショーケース冷却システム30は、複数のショーケース1を備え、それぞれのショーケース1には温度履歴表示装置20が取り付けられている。制御装置32は、各ショーケース1から、制御温度センサ13において測定された空気温度を取得する。なお、ショーケース1が貯蔵室3内の温度を直接測定するセンサを有している場合には、制御装置32は、そのセンサにより測定された空気温度を取得してもよい。制御装置32は、各ショーケース1における設定温度値を予め保持している。これにより、制御装置32は、各ショーケース1における設定温度値に対する測定温度値の関係を認識することができる。制御装置32は、温度履歴表示装置20とショーケース1との対応を把握し、各ショーケース1における温度履歴を、対応する温度履歴表示装置20において表示させるようにする。温度履歴表示装置20は、CPUやメモリなどのハードウェア構成を有し、制御装置32から送られるデータを所定の表示形式で表示する。
図3は、温度履歴表示装置20の外観を示す。温度履歴表示装置20は、LEDを縦横2次元的に配列した第1表示部22と、数値表示を可能とする第2表示部24とを備える。第1表示部22はLEDで構成されることで、表示面積を小さくすることができる。第2表示部24は、第1表示部22に隣接した位置に設けられる。第1表示部22において、横方向は時間を表現し、縦方向は測定した温度値を表現する。すなわち縦方向の一列のLEDは、設定された時間間隔、この例では2時間ごとに測定した温度値を示す。
第1表示部22において、色の異なるLEDが縦方向に配置される。縦方向に全てのLEDの色が異なるものであってもよいが、一部の色は共通であってもよい。例えば、下から3段目までのLEDの色を緑、4段目の色を橙、5段目すなわち一番上の段の色を赤としてもよい。一般に緑色は、安全である印象を与え、赤色は危険である印象を与える。例えば、測定温度値が安全な範囲にあれば、その温度値を緑色で表現し、安全な範囲を超えれば、それ以外の色で表現することで、買い物客が、一目見て温度表示の意味を認識することができる。
第2表示部24は、第1表示部22における縦方向のLEDに割り当てられた温度範囲を数値で示す。第2表示部24は、2桁または3桁の7セグメントLEDにより構成されてもよい。第2表示部24の表示内容は、制御装置32により定められる。例えば、ショーケース1の設定温度が−2℃である場合、制御装置32は、この設定温度をもとに、温度領域を5つに分割する。この分割個数は、第1表示部22における縦方向のLEDの個数に合わせられる。ここでは、制御装置32が、温度領域を、−5℃以下の温度範囲、−5℃より高く−2℃以下の温度範囲、−2℃より高く0℃以下の温度範囲、0℃より高く2℃以下の温度範囲、2℃より高い温度範囲の5つの温度範囲に分割する。第2表示部24における4つの表示領域には、下から順に、−5℃、−2℃、0℃、+2℃の数値が入力される。これにより、買い物客は、第1表示部22のLEDが示す温度範囲を一目で認識することができる。また、数値を変更可能とすることで、温度履歴表示装置20を様々な設定温度をもつショーケース1に利用することも可能となる。
制御装置32は、2時間ごとの温度値を、ショーケース1から取得した温度測定値を平均することで算出する。算出した温度値が−1℃である場合、第1表示部22の下から3段目の緑色LEDが点灯する。なお、1段目と2段目の緑色LEDも同時に点灯してもよい。すなわち、第1表示部22では、測定した温度値を縦方向の高さとして表示する。買い物客は、点灯しているLEDの位置、また色分けされている場合には、点灯しているLEDの色を見ることで、現在までのショーケース1の温度履歴を認識することができる。
なお、2時間ごとの温度測定値は、通常、平均値を用いることが好ましいが、平均値は正常であっても、品質保全の観点から許容できないショーケース1の運転が行われる場合もある。例えば、数十分という所定時間の間、温度が著しく上昇してしまった場合には、仮に残りの時間の空気温度を非常に下げたことによって平均値が正常となった場合であっても、LEDを赤表示、すなわち1番上段のLEDを点灯させる。買い物客は、赤色LEDの点灯を見ると、そのショーケース1の食品の安全性に問題があることを判断することができる。一方で、赤色LEDが点灯していない場合には、現在までのショーケース1の運転において、品質を損なうような事態は一切発生していないことを確認できるため、買い物客は安心して食品を購入することができる。
なお、制御装置32は、温度測定値に異常が発生した場合は、ただちに店舗オペレータに対して警告を発する。この警告は、音声によるものであっても、またモニタに警告画面を表示させるものであってもよい。店舗オペレータは、この警告を受けると、異常が発生したショーケース1の正常化に努めるため、実際には、最上段の赤色LEDが点灯することは稀であり、通常は、1段目から3段目までの緑色LEDの点灯のみが行われることになる。
以上、実施例をもとに本発明を説明した。なお本発明はこの実施例に限定されることなく、そのさまざまな変形例もまた、本発明の態様として有効である。
ショーケースおよび冷凍機からなる冷設機器の構造を示す図である。 実施例に係るショーケース冷却システムの機能ブロック図である。 温度履歴表示装置の外観を示す図である。
符号の説明
1・・・ショーケース、13・・・制御温度センサ、20・・・温度履歴表示装置、30・・・ショーケース冷却システム、32・・・制御装置。

Claims (4)

  1. 内部に食品を貯蔵する機器に取り付けられ、前記機器における温度の推移を表示する温度履歴表示装置であって、
    設定された時間間隔ごとに測定した温度値を第1の方向における位置として表示するLEDが配列された第1の表示部を備え、
    この第1の表示部において、設定された時間間隔ごとの測定温度値を、第1の方向とは異なる第2の方向に時系列的に並べて表示し、
    且つ、前記第1の表示部において、許容できない運転を前記機器が行った場合に、前記LEDを赤色に点灯させて、前記食品の安全性に問題がある旨の表示を行う
    ことを特徴とする温度履歴表示装置。
  2. 第1の表示部は複数のLEDが2次元的に配列されて構成され、第1の方向において、色の異なるLEDが配置されることを特徴とする請求項1に記載の温度履歴表示装置。
  3. 温度値を数値で示す第2の表示部が、第1の表示部に隣接して設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の温度履歴表示装置。
  4. 第2の表示部における数値は変更可能であることを特徴とする請求項3に記載の温度履歴表示装置。
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