JP4396077B2 - サーボ制御システム - Google Patents

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Description

技術分野
この発明は、上位コントローラと複数のサーボアンプを一つの専用ネットワークでシリアル伝送するサーボ制御システムの改良に関するものである。
背景技術
従来のサーボ制御システムを第6図によって説明する。第6図において、目標位置、移動速度などの指令をサーボアンプ30,50に送信する上位コントローラ1は、位置決めデータの生成、運転の起動、停止などを担うシーケンス制御部3と、指令追従型サーボアンプ50の制御を担うモーション制御部10によって成っている。
シーケンス制御部3には、シーケンス制御用のCPU(以下、シーケンスCPUという)5と、シーケンスの内容が記憶されたシーケンス制御用のメモリ7とから成っており、モーション制御部3には、モーション制御用のCPU(以下、モーションCPUという)12と、モーションの内容が記憶されたモーション制御用のメモリ14とから成っており、シーケンスCPU5とモーションCPU12の間には双方からアクセス可能で、データの送受信を成すためのデュアルポートメモリ8が設けられている。
シーケンス制御部3の出力は、制御シリアル用インターフェース(以下、インターフェースをI/Fという)9を介して通信回線20を通じて、他軸との補間制御機能を有していないと共に、上位コントローラ1のマスタクロックと非同期の演算により一軸の位置決めを機能を有する位置決め型サーボアンプ30−1〜30−nに直列接続されており、該サーボアンプ30−1〜30−nにはサーボモータ(図示せず)が接続されている。
モーション制御部3の出力は、モーションシリアル用I/F16及び通信回線40を介して他軸との補間制御機能を補うために、指令追従型サーボアンプ50−1〜50−nに接続されている。
ここで、指令追従型サーボアンプ50は、上位コントローラ1のマスタクロックと同期して位置、速度、トルク等の指令データを逐次算出し、該指令データを受信して、該指令データに基づいてサーボモータを制御し、制御結果の情報としてフィードバックデータを算出してから、フィードバック位置,速度,トルク等を上位コントローラ1に送信するものである。
上記のように構成されたサーボ制御システムの動作を第6図によって説明する。シーケンスCPU5は制御シリアル用I/F9及び通信回線20通じて位置決め型サーボアンプ30−1〜30−nに対し目標位置、移動速度、加減速時定数の設定、位置決め起動指令などの指令を送信する。
一方、モーションCPU12は補間演算や加減速演算などのモーション制御演算を成し、制御周期ごとの指令データを算出し、モーションシリアル用I/F16及び通信回線40を通じて指令追従型サーボアンプ50−1〜50−nに対して送信する。
かかる構成によれば、上位コントローラ1から複数のサーボアンプ30,50対して、パラメータの設定・変更・読み出し、内部データのモニタ等を伴なう制御が可能である。
上記のようなサーボ制御システムは、位置決め型サーボアンプ30,指令追従型サーボアンプ50に対して二系統の通信回線20,40を備えているので、一系統の通信回線に比較してシリアル用I/F及びこれに付随するコネクタが増加している。
従って、サーボアンプ30,50を直列接続した一系統の通信回線にして、シリアル用I/F等を減少することが考えられる。
しかしながら、かかる一系統の通信回線によるサーボ制御システムでは、上位コントローラ1からシリアル通信により各サーボアンプ30,50に対応するアドレスを有する各フレームを送信すると、各フレーム間どうしの無駄時間等によりフレームの伝送時間が増加することが考えられるという問題点があった。
この発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、位置決め型サーボアンプと、指令追従型サーボアンプを混在させて制御する簡易なサーボ制御システムを提供することを目的にしている。
発明の開示
第1の局面によるサーボ制御システムは、通信の基準となるマスタクロックを有すると共に、指令を送信する上位コントローラと、この上位コントローラからの上記指令に基づいて制御されると共に、上記マスタクロックと非同期の演算機能を有する第1のサーボアンプと、上記上位コントローラからの上記指令に基づいて制御されると共に、上記マスタクロックと同期した演算機能を有する第2のサーボアンプと、伝送すべき情報を入れる情報部に上記第1又は上記第2のサーボアンプを示す識別データと共に、上記第1及び上記第2のサーボアンプの制御情報を有する上記指令となる一つのフレームを、上記上位コントローラから上記第1及び上記第2のサーボアンプに一括してシリアル伝送するシリアル伝送手段と、上記第1及び第2のサーボアンプには、自局を認識すると共に、該自局と上記フレームの識別データとに基づいて上記フレームの識別データ以降の情報部の内容を読み込む情報部読み込み手段と、を備えたことを特徴とするものである。
そして、上記フレームの書き換え手段としての上記コントローラにより上記フレームの情報部を上記識別データと共に、上記第1から第2のサーボアンプの制御情報に書き換えたり、この逆に、上記第2から第1のサーボアンプの制御情報に書き換えたりできるので、同一の通信回線に第1及び第2のサーボアンプを接続しながら、制御対象に応じて柔軟にサーボアンプを変更できる。
よって、一つのフレームにより一つの通信回線に第1及び第2のサーボアンプが混在しても、制御対象に柔軟に対応できるものである。
第2の局面によるサーボ制御システムは、第1又は第2のサーボアンプを複数有しており、上記第1又は上記第2のサーボアンプは、上記マスタクロックに基づいて生成された基準通信周期で通信する基準サーボアンプと、上記基準通信周期の逓倍の通信周期で通信をする逓倍サーボアンプと、上記基準通信周期の逓倍毎に上記逓倍サーボアンプに通信する通信切換え手段と、を備えたことを特徴とするものである。
発明を実施するための最良の形態
次に、この発明について、以下の通り、実施例を説明する。
実施例1.
この発明の一実施例を第1図から第3図によって説明する。第1図はこの発明の一実施例を示すサーボ制御システムの全体構成図、第2図はデュアルポートメモリのデータ割付を示す構成図、第3図は送信及び回答のフレーム構成図である。第1図中、第6図と同一符号は、同一又は相当部分を示して説明を省略する。
第1図から第3図において、サーボ制御システムはモーション制御部10にはモーションシリアル用I/F16及び通信回線40を介して第2のサーボアンプとしての指令追従型サーボアンプ50−1,50−2に直列接続されており、指令追従型サーボアンプ50−2の端に第1のサーボアンプとしての位置決め型サーボアンプ30−1〜30−(n−2)が接続されている。
なお、各サーボアンプ30,50にはサーボモータ(図示せず)がそれぞれ接続されており、指令追従型サーボアンプ50と位置決め型サーボアンプ30との差異は、上位コントローラ1から送信されるフレーム内容(ソフトウェア)のみが異なっている。
ここで、指令追従型サーボアンプ50および位置決め型サーボアンプ30には、通信回線40と接続するためのシリアルI/F60を備え、シリアルI/F60には、受信したデータを格納せしめる受信バッファメモリ62と送信するデータを格納せしめる送信バッファメモリ64と、後述するフレーム100の識別データとしての制御方式指令201,301に基づいてフレーム100の識別データ以降の情報部の内容を読み込む情報部読み込み手段(図示せず)を有している。
よって、サーボ制御システムは上位コントローラ1のマスタクロックに同期して、定められた通信周期で上位コントローラ1からサーボアンプ30,50に対してシリアル通信により指令フレーム100を送信すると共に、サーボアンプ30,50から上位コントローラ1に対してシリアル通信により回答フレーム400を送信するシリアル伝送手段を有するように構成されている。
デュアルポートメモリ8のメモリ領域70は、各サーボアンプ30,50のための個別領域71−1〜71−nと、全サーボアンプ30,50に共通な共通領域73とが設けられており、個別領域71−1〜71−nには、制御信号としてのサーボオン指令信号、トルク制限指令信号等を格納する制御指令信号データ領域71aと、状態信号としてのサーボ動作状態等を格納する状態信号データ領域71bと、サーボアンプ30,50のパラメータなどを設定するパラメータ領域71cと、軸(局)の位置決めのための開始ポイント番号、終了ポイント番号、指令位置、指令速度などのデータを格納する運転データ領域71dとが割り付けられている。
共通データ領域73は、複数軸を組み合わせて運転する直線補間、円弧補間運転等の補間運転のデータを格納する領域で、局別の領域に対応して局別のデータ領域と同様な制御指令信号データ領域73a、状態信号データ領域73b、パラメータ領域73c、運転データ領域73dが割り付けられている。
第3図において、上位コントローラ1からサーボアンプ30,50の全軸(局)に対する指令のデータがまとめて送信されるフレームを示している。
フレームは上位コントローラ1からサーボアンプ30,50へのフレーム(以下、指令フレームという)100と、サーボアンプ30,50から上位コントローラ1へのフレーム(以下、回答フレームという)400とから成っている。
指令フレーム100の先頭には、全局共通という状態が設定された相手局ID(identificationの略)101と、上位コントローラ1を示す自局ID103と、全局のサーボアンプ30,50の情報部としてのデータ領域121−1〜121−nとから成っており、該データ領域121−1〜121−nにはサーボアンプの種類により、指令追従型サーボアンプ50への情報部としてのデータ領域(以下、指令追従型データ領域という)200と、位置決め型アンプ20への情報部としてのデータ領域(以下、位置決め型データ領域という)300の2種類から成っている。
なお、各サーボアンプ30,50は、相手局ID101に全局共通という状態が設定されているので、すべての受信バッファメモリ62に指令フレーム100が読み込まれ、内部メモリ(図示せず)には、指令フレーム100のデータ領域121−1〜121−nのうち、局番(1〜n)に対応する一つのデータ領域を設定することにより該データ領域のみを受信バッファメモリ62から読み込むように構成されている。
また、各サーボアンプ30,50は自局を認識するために、各サーボアンプ30,50に設けられた1からnを設定可能なロータリスイッチ(図示せず)が局番に対応した値に設定されている。データ領域200,300には、先頭に該領域が指令追従型データ領域200と、位置決め型データ領域300のいずれであるかを区別する識別データとしての制御方式指令201,301が割り付けられている。
ここで、指令追従型データ領域200には、今回の指令データとして指令位置、指令速度、指令トルク等を設定する今回指令データ領域203と、サーボオン及びオフ指令信号、トルク制限指令信号、位置指令、速度指令、トルク指令の切替を行う制御モード信号などを設定する今回制御入力信号指令領域205と、パラメータデータの書き換え等に用いる多目的要求領域207とから成っている。
一方、位置決め型データ領域300の対応する領域には、制御方式指令301と、位置決めに必要なデータとして位置決め指令位置、移動速度、加速及び減速時定数、位置決め方式等を設定する位置決め指令データ領域303と、運転のモードとして原点復帰運転、自動運転などを指定する運転モード信号、位置決め運転を開始させる運転起動指令信号などを設定する今回制御入力信号指令領域305と、パラメータデータの書き換え等に用いる多目的要求領域307とから成っている。
回答フレーム400は、上位コントローラ1である相手局ID402と、サーボアンプを特定せしめる自局ID404と、指令フレーム100の制御方式指令201,301に対応する領域として制御方式回答406と、サーボアンプ30,50からのフィードバック情報として位置、速度、トルク等を通信周期毎に更新して設定されるフィードバックデータ領域408と、サーボアンプの状態を示す今回制御状態出力信号領域410と、多目的要求領域207,307の要求に対する回答である多目的回答領域412とが割り付けられている。
今回制御状態出力信号領域410には、サーボオン中信号、インポジション停止中信号等の両サーボアンプ30,50に共通の状態信号を有しており、指令追従型サーボアンプ50の固有の信号には、位置,速度、トルクを制御している状態を示す被選択制御モード信号などを有し、位置決め型サーボアンプ30の固有の信号には、現在選択されている運転モードを示す被選択運転モード中信号、位置決め運転中か否かを示す信号等がある。
上記のように構成されたサーボ制御システムの動作を第1図から第4図によって説明する。第4図はサーボ制御システムの通信タイミングチャートで、該タイミングチャートはネットワークが全2重通信であり、上位コントローラ1から全局サーボアンプ30,50に対してのデータ送信556,556a〜556c(以下、指令データ送信という)と、各サーボアンプ30,50から上位コントローラ1に対してのデータ送信557,557a〜557c(以下、回答データ送信という)とは、マスタクロック552に同期して一周期に1回送信される。
まず、サーボアンプ30,50に指令フレーム100を送信する前に、上位コントローラ1のシーケンスCPU4はデュアルポートメモリ8上の共通データ領域73又は軸(局)別データ領域71における軸別運転領域71d,共通運転データ領域73dに対してポイントテーブルデータと開始ポイント番号、終了ポイント番号を設定した後、制御指令信号データ領域71a又は73aに対してポイント運転をするモード選択信号をオンした後、起動信号をオンする。
ここで、運転起動の指令を時間TSとすると、モーションCPU7はモーション制御処理554として、時間T2で起動信号を受け付け、デュアルポートメモリ8の軸別,共通運転領域71d,73dにおけるポイントテーブルを解析し、指令追従型サーボアンプ50の場合、今回の位置指令を算出する。
時間T11で、モーションCPU7は上位コントローラ送受信処理555aとして、指令フレーム100の制御方式指令201に指令追従型であることを示すデータを設定すると共に、今回指令データ領域203に指令位置を書き込む。
一方、位置決め型サーボアンプ30の場合、モーションCPU7は上位コントローラ送受信処理555aとして、指令フレーム100の制御方式指令201に位置決め型を示すデータを設定すると共に、位置決めデータを位置決め指令データ領域303に書き込み、運転モード選択信号、起動指令信号を今回制御入力信号指令領域305に設定する。
次に、時間T11から送信開始遅延時間Taを経過した時間T21で、上位コントローラ1は全局一括(指令データ送信)処理556aとして上記のように設定された指令フレーム100を、モーションシリアル用I/F16及び通信回線40を通じてサーボアンプ30,50のシリアルI/F60の受信バッファメモリ62に送信する。サーボアンプ30,50は指令フレーム100の相手局ID101が全局共通であるので、指令フレーム100を全ての受信バッファメモリ62に格納し、局番に対応する指令フレーム100のサーボアンプ第1局から第nの対応するデータ領域121−1〜nの一つを読み込む。
時間T12で、各サーボアンプ30,50は送受信処理558bとして情報部読み込み手段(図示せず)により受信バッファメモリ62から指令フレーム100のデータを読み出し、時間T22で、サーボアンプ30,50はサーボアンプ制御処理561bとして、データ領域200,300の制御方式指令201,301を読み込むことにより、今回受信したデータが位置追従型サーボアンプ50又は位置決め型サーボアンプ30に対する指令であるか否かを判断し、位置追従型サーボアンプ50と判断された場合、指令フレーム100の指令追従型データ領域200に基づいてサーボモータ(図示せず)の制御処理する。一方、位置決め型サーボアンプ30と判断された場合、指令フレーム100の位置決め型データ領域300に基づいてサーボモータ(図示せず)の制御処理する。
時間T13で、各サーボアンプ30,50は送受信処理558cとして、現在の状態信号を回答フレーム400の今回制御状態出力信号領域410に設定すると共に、フィードバックデータをフィードバックデータ領域408に設定し、該回答フレーム400を送信バッファメモリ64に書込む。
時間T23で、各サーボアンプ30,50は回答データ送信557cとして、第1局(軸)の回答フレームを送信後に子局遅延時間Tbを経過して第2局(軸)・・・第n局(軸)の順に通信回線40及びモーションシリアル用I/F16を介して上位コントローラ1に対して送信する。
ここで、子局遅延時間Tbは1局(軸)分の回答フレーム400を送信するのにかかる時間より長く設定されている。
上位コントローラ1は受信した複数の回答フレーム400に含まれている自局ID404に基づいてサーボアンプ30,50が特定でき、指令方式回答406の領域を読み出すことにより、現在参照しているデータが正しい方式のサーボアンプ30,50からの回答であることを確認できる。
よって、以上のように同一系統の通信回線40上に、上位コントローラ1により生成された一つの送信フレーム100により指令追従型サーボアンプ50と位置決め型サーボアンプ30とを混在させて速応性良く制御することができる。
なお、前記実施例の動作では、運転起動の指令が時間Tsで与えられとして上位コントローラ1とサーボアンプ30,50との送受信動作について説明したが、運転起動の指令が与えられなくても、サーボアンプ30,50は現在の位置に維持したり、運転起動の指令を受け付たり等の処理をするために、上位コントローラ1との送受信処理等を実行している。
よって、モーション制御処理554a〜554c、上位コントローラ送受信処理555,555b,555c、全局一括処理556,556b,556c,送受信処理558,558a、回答データ送信557,557a,557b、サーボアンプ制御処理561,561a,561cを実行している。
また、上記実施例において、サーボアンプ30,50の制御対象であるサーボモータの要求から、上位コントローラ1のマスタクロックと非同期のモーション演算機能を有する位置決め型サーボアンプ30を、上位コントローラ1のマスタクロックと同期して演算すると共に、他軸との補間演算が可能な指令追従型サーボアンプ50に変更したり、この逆に変更したいことがある。これは、両サーボアンプ30,50の特有の機能を考慮することがあるからである。
いま、位置決め型サーボアンプ30を指令追従型サーボアンプ50に変更する場合について説明する。指令フレーム100の情報部書き換え手段としての上位コントローラ1は、サーボアンプ30−1を位置決め型サーボアンプ50−3に変更する切換え指令を受けて、指令フレーム100のサーボアンプ第3局へのデータ領域121−3における制御方式指令301を制御方式指令201に変更すると共に、今回指令データ領域203、今回制御入力信号指令領域205、多目的要求領域207を指令追従型に応じたように設定する。
以上のように上位コントローラ1が指令フレーム100の情報部及び回答フレーム400の制御方式回答406を変更することにより、サーボアンプ30(50)を位置決め型から指令追従型に変更して制御対象の要求に柔軟に対応することができる。
実施例2.
この発明の他の実施例を第5図によって説明する。第5図は通信周期の異なるサーボアンプを同一のネットワークに接続したサーボ制御システムにおける送信フレームおよび回答フレームの送信タイミングチャートを示したものである。
第5図おいて、指令フレーム100の送信を670、回答フレーム400の送信を671、上位コントローラ1のマスタクロックに関連付けされた基準通信周期を672とする。基準通信周期672の一周期内に送信可能なフレームは4局分としている。
ここで、サーボアンプ30,50の1局目と2局目の通信周期が基準通信周期と等しく、3局目,4局目の通信周期が基準通信周期の2倍、5局目,6局目,7局目の通信周期が基準通信周期の3倍とする。
かかる場合、1局目及び2局目の指令フレーム100及び回答フレーム400は、基準通信周期672ごとにデータを更新し、3局目及び4局目の該フレーム100,400は基準通信周期672ごとに交互に更新する基準通信周期672の2倍の周期となり、5局目から7局目の該フレーム100,400は、基準通信周期672の3周期ごとに更新しする送信側の通信切換え手段を上位コントローラ1に備え、返信側の通信切換え手段をサーボアンプ30,50に備えている。
以上により、同一系統のネットワーク上に基準通信周期672の自然数倍である異なる通信周期を持つサーボアンプ30,50を混在させて接続することができる。
よって、1つの上位コントローラ1に同一の通信周期により複数の軸を制御するネットワークにおいて、一部の軸のみに高速応答が要求されても、複数のモーションネット用I/F16が不要となり簡易なサーボ制御システムを得ることができる。
以上のように第1の発明によれば、伝送すべき情報を入れる情報部に第1又は第2のサーボアンプを示す識別データと共に、第1及び第2のサーボアンプの制御情報を有する指令となるフレームを、上位コントローラから第1及び第2のサーボアンプにシリアル伝送するシリアル伝送手段と、第1及び第2のサーボアンプには、フレームの識別データに基づいてフレームの識別データ以降の情報部の内容を読み込む情報部読み込み手段とを備えたので、1つの系統のネットワーク上に第1及び第2のサーボアンプを混在させて速応性を向上しなが制御することができるという効果がある。
第2の発明によれば、第1の発明の効果に加え、第1又は第2のサーボアンプを複数有しており、第1又は第2のサーボアンプは、マスタクロックに基づいて生成された基準通信周期で通信する基準サーボアンプと、上記基準通信周期の逓倍の通信周期で通信をする逓倍サーボアンプと、上記基準通信周期の逓倍毎に上記逓倍サーボアンプに通信する通信切換え手段とを備えたので、同一系統のネットワーク上に基準通信周期の自然数倍の異なる通信周期を有する逓倍サーボアンプを混在させてフレームを送受信することができるという効果がある。
産業上の利用可能性
以上のように、本発明に係るサーボ制御システムは、複数の種類のサーボアンプを一つのネットワークで送受信するのに適している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例であるサーボ制御システムの全体構成図である。
第2図は第1図のサーボ制御システムにおける上位コントローラとサーボアンプの間での送受信におけるフレームのデータ構成図である。
第3図は第1図のサーボ制御システムにおけるデュアルポートメモリのデータ割付を示す構成図である。
第4図は第1図に示すサーボ制御システムの通信タイミングチャートである。
第5図はこの発明の他の実施例による異なる通信周期のサーボアンプを混在させたサーボ制御システムにおける通信タイミングチャートである。
第6図は従来のサーボ制御システムの全体構成図である。

Claims (2)

  1. 通信の基準となるマスタクロックを有すると共に、指令を送信する上位コントローラと、
    この上位コントローラからの上記指令に基づいて制御されると共に、上記マスタクロックと非同期の演算機能を有する第1のサーボアンプと、
    上記上位コントローラからの上記指令に基づいて制御されると共に、上記マスタクロックと同期した演算機能を有する第2のサーボアンプと、
    伝送すべて情報を入れる情報部に上記第1又は上記第2のサーボアンプを示す識別データと共に、上記第1及び上記第2のサーボアンプの制御情報を有する上記指令となる一つのフレームを、上記上位コントローラから上記第1及び上記第2のサーボアンプに一括してシリアル伝送するシリアル伝送手段と、
    上記第1及び第2のサーボアンプには、自局を認識すると共に、該自局と上記フレームの識別データとに基づいて上記フレームの識別データ以降の情報部の内容を読み込む情報部読み込み手段と、
    を備えたことを特徴とするサーボ制御システム。
  2. 上記第1又は上記第2のサーボアンプを複数有しており、
    上記第1又は上記第2のサーボアンプは、上記マスタクロックに基づいて生成された基準通信周期で通信する基準サーボアンプと、
    上記基準通信周期の逓倍の通信周期で通信をする逓倍サーボアンプと、
    上記基準通信周期の逓倍毎に上記逓倍サーボアンプに通信する通信切換え手段と、
    を備えたことを特徴とする請求の範囲1に記載のサーボ制御システム。
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