JP4395334B2 - ディジタルカメラ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はディジタルカメラ、さらに詳しくいえば、撮影前に画像確認をするプレビュー機能を有し、プレビュー動作中にフォーカス調整を行うのに適したディジタル一眼レフカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のディジタル一眼レフカメラは、撮影前に絞り,シャッタータイム等の違いによる撮影画像の変化を見ることができない。撮影した画像を確認する場合には、撮影後に撮影画像を表示装置に再生させることとなる。再生した画像が撮影者の意図と異なる場合には、この画像を破棄し、シャッタ速度,絞りなどを変えて再度撮影を行うことができる。
また、ディジタル一眼レフカメラにおいて撮影中(シャッタが切れている間)でもその画像を確認できるものとして特許文献1が提案されている。
これは撮影前は撮影レンズからの被写体像を光学ファインダで確認し、シャッタを切っている間は撮像素子に読み込まれた被写体像を光学ファインダで見ることができる位置に設置されたLDCに表示させ、このLCDの画像を同じ光学ファインダで観察できるように切り替えるものである。光学ファインダで撮影画像を切目なく確認はできるが、撮影前、撮影画像を確認できるものではない。
【特許文献1】
特開平10−294888号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本件出願人は、撮影前に撮影時と同じ露光条件で画像を確認できる電子プレビュー機能を提案している(特願2003−176834)。この機能を用いれば、意図した画像を撮影するには極めて有効であり、絞り値の違いによる背景のボケ具合や、露光時間の違いによる像の流れ具合が撮影前に確認できる。
このプレビュー機能は、反射ミラーを退避位置に移動させ、遮光シャッターを開け、撮像素子から画像信号を連続的に読み出し表示装置に連続的に表示させるように動作する。このときに撮影時と同じ絞り値と露光時間(電子シャッター)に制御することにより、その効果を確認した上で撮影することが可能になる。
ここで、電子プレビュー中に被写体が動いたり、カメラの構える位置が前後した場合、フォーカスを修正する必要がある。しかしながら、電子プレビュー状態では撮影レンズを透過した光線をミラーで反射させ測距センサに導き、測距を行うオートフォーカス機能を使用することができない。
【0004】
本発明の目的は、撮影前にシャッタ,絞り等の画に対する効果を画像として確認できる電子プレビュー機能と、オートフォーカス動作指示を行う操作部材を有し、電子プレビュー動作中にオートフォーカス指示があった場合、メイン反射ミラーを反射位置に復帰させ、オートフォーカス動作を行い、オートフォーカス動作終了後、反射ミラーを退避位置に移動させ電子プレビュー動作を継続することにより、電子プレビュー動作中であっても無理なくオートフォーカス動作を実行することができるディジタルカメラを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために請求項1記載の発明は、撮像素子と、前記撮像素子に露光された画像データに所定の処理が行われた画像を表示する表示装置と、撮影の際の被写体像を確認するための光学ファインダと、前記光学ファインダへ被写体からの光を反射して導く反射位置と前記撮像索子へ被写体からの光を導くために退避する退避位置との間で可動する反射ミラーと、測距データを取得するためのAFセンサと、前記反射ミラーの反射位置で被写体からの光を前記AFセンサに導くミラーと、前記被写体像の焦点位置を調節する焦点調節動作を実行するフォーカススイッチとを備え、撮影前に撮影画像と同じ画像を前記表示装置に表示する電子プレビュー機能を有するディジタルカメラであって、前記電子プレビュー機能が動作中に、前記フォーカススイッチが押された場合、前記反射ミラー前記反射位置へ駆動して被写体からの光を前記AFセンサに入射し前記焦点調節動作を行い、前記焦点調節動作が終了した後に前記反射ミラーを前記退避位置に駆動し前記電子プレビュー機能に移行させることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のディジタルカメラにおいて、前記反射ミラーが反射位置にある場合に有効となる測光装置を備え、前記測光装置は前記焦点調節動作中に測光動作を行ってAEをロックする制御手段を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2のいずれかに記載のディジタルカメラにおいて、前記光学ファインダにアイピースシャッタを備え、前記アイピースシャッタは、前記電子プレビュー機能が動作中は閉じ、前記電子プレビュー機能が解除されると開くことを特徴とする。
【0006】
【作用】
前記構成によれば、電子プレビュー中に被写体の動きなどの理由によりフォーカスがズレた場合でも、自然な操作の流れで合焦動作を行うことができ撮影者の撮影意図に合致した画像を得ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。
図1は、本発明によるディジタルカメラの実施の形態を示す概略図、図2は、カメラ本体機構のレイアウトを説明するための断面図であり、両図には本発明に直接関連する部分のみが記載されている。
ディジタル一眼レフカメラ1は、カメラ本体1aと交換レンズ1bより構成され、交換レンズ1bのカメラ本体1aへの装着によって交換レンズ1b内のCPU6とカメラ本体1a内のCPU21は通信可能となる。
CPU6は、フォーカスレンズ2および絞り3をAFモータ4および絞りモータ5によってそれぞれ駆動制御する。
【0008】
図示しない被写体からの反射光は、交換レンズ1bを通りメインミラー7で反射してフォーカシングスクリーン34(図2参照)上に結像する。フォーカシングスクリーン34上の被写体像はペンタプリズム8で接眼レンズ32に導かれるとともに正立像に変換される。ペンタプリズム8を経由した被写体像の一部は測光センサ9に導かれる。光学ファインダ10に入射した被写体像はアイピースシャッタ11を通過して図示しない撮影者の目に入射する。光学ファインダ10の接眼レンズ32(図2参照)によって撮影者は被写体の正立虚像を観察することができる。
【0009】
一方、メインミラー7に入射する被写体光の一部はサブミラー12まで達し、該サブミラー12で下部に導かれAFモジュール内(図2参照)のAFセンサ19に入射する。測距演算装置20はAFセンサ19からのデータに基づき被写体像とのデフォーカス量を演算する。CPU21は求めたデフォーカス量より、合焦位置までのレンズ駆動データを導き出し、このデータをCPU6に転送する。CPU6は転送データにしたがってAFモータ4を駆動制御しフォーカスレンズ2を合焦位置にもたらす。
【0010】
測光センサ9からの測光値は露出演算装置25に入力され、該露出演算装置25で露出値が演算される。CPU21はこの露出値によって適正露光量になるように絞り値を決定する。この絞り値データはCPU6に転送され、該CPU6は絞り3が決定された絞り値になるように絞りモータ5を駆動制御する。
通常の撮影では、CPU21はレリーズスイッチ26から撮影信号が入力すると、AEロック処理を行い、撮像素子13をオンしミラー駆動装置22を制御する。ミラー駆動装置22はミラーアップモータ23を駆動してメインミラー7および該メインミラーの裏側に配置されているサブミラー12をミラーボックス上部に退避させる。
【0011】
そしてシャッタ33(図2参照)を開放し、被写体光を撮像素子13上に結像させる。撮像素子制御装置24はCPU21の制御の基に適正露出対応のタイミング(シャッタ速度),ゲイン(ISO感度)を設定し撮像素子13に結像した画像データの電荷を読み出す制御を行う。撮像素子13はプログレッシブタイプのCCDであり、受光窓で受けた電荷は全画素同時に遮光部に移されてから電荷転送されるためシャッタ33が開いている状態で転送しても比較的良好な画像が得られるものである。撮像素子13から読み出された画像データは画像処理装置14で所定の処理が行われ記憶装置17に転送される。記憶装置17はこの画像を一時蓄積し所定のファイル形式で記録媒体18に記録する。
画像処理装置14で処理された画像は、表示データ処理装置15にも送られ、表示用形式に変換処理され表示装置(LCD)16に表示される。
【0012】
撮影者は、この撮影画像を確認し、満足できる画像でない場合、削除することができる。削除は各種設定スイッチ31の操作により行うことができる。CPU21は各種設定スイッチ31より削除指示の信号を受信すると、表示装置16に表示されている撮影画像を記録媒体18より消去する。
なお、撮像素子13からの読み込みが行われると、シャッタ33は閉じ、メインミラー7およびサブミラー12は元の位置に復帰する。
【0013】
電子プレビュー機能を用いた撮影では、CPU21は電子プレビュースイッチ28からプレビュー信号が入力すると、アイピースシャッタ駆動モータ35を制御してアイピースシャッタ11を閉じる。その後、通常撮影と同様に測光センサ9,露出演算装置25により露出演算が行われ、CPU21は、その露出値のAEロック処理を行い撮像素子13をオンし、ミラー駆動装置22を制御してメインミラー7,サブミラー12を退避させシャッタ33の開処理を行う。
CPU21は、撮像素子制御装置24を制御してタイミング(シャッタ速度)およびゲイン(ISO感度)を設定する。
【0014】
そして結像された画像データの電荷を撮像素子13から読み出す制御を行う。撮像素子13から読み出された画像データは画像処理装置14で所定の処理が行われ表示データ処理装置15に送られ、表示用形式に変換処理され、表示装置(LCD)16に表示される。つぎに各種設定の読み込みを行い制御値を演算する。レリーズがなされず,プレビューがオフされない限り,この表示動作が例えば1秒間に3回繰り返される。
【0015】
電子プレビュー機能により、撮影者は、撮影する前に実際にシャッタ速度を順番に変えそれぞれのシャッタ速度での画像を観察することができるため、どのシャッタ速度が希望する画像であるかを予め確認できる。絞りについても順番に絞っていき、画像の焦点深度を確認し、希望する絞りを選択することが可能である。その他にホワイトバランス,露出補正量,プログラムシフト量,増幅率についても同様に確認することができる。
電子プレビュー状態でレリーズスイッチ信号が入力すると、タイミング,ゲイン設定を行い、撮像素子13から画像データを読み出し、画像処理装置14で所定の処理した後、記憶装置17を介して記録媒体18に画像を格納する。
【0016】
フォーカススイッチ27は、フォーカスボタンが押されたとき、フォーカス信号をCPU21に送出する。電子プレビュー中に押された場合には、CPU21はミラー駆動装置22を制御してミラーアップモータ23を駆動し、メインミラー7,サブミラー12を復帰させ、合焦動作を行った後、再度、メインミラー7,サブミラー12を退避位置に駆動する。合焦動作ではCPU21は、メインミラー7,サブミラー12を復帰させて得られるAFセンサ19からの測距データに基づき測距演算装置20で距離データを求め、デフォーカス量を算出する。そしてCPU6を介してAFモータ4を駆動しフォーカスレンズ2を合焦位置にもたらす。
コマンドダイヤル30は、いわゆる電子ダイヤルで、後述の露出補正設定ボタン42,ISO設定ボタン43およびWB設定ボタン44と組み合わせて各設定などを選択するためのものである。
【0017】
図3は、図1のディジタル一眼レフカメラのスイッチボタン類の配置を説明するための外観図である。
ディジタル一眼レフカメラ1の右上面にはカメラ情報を表示するLEDパネル46,レリーズボタン35が配置され、その前面側にはコマンドダイヤル45が設けられている。左上面には露出補正設定ボタン42,ISO設定ボタン43およびWB設定ボタン44が配置されている。露出補正設定ボタン42を押し、コマンドダイヤル45を操作することにより例えばEV値±0.3,±0.6,±1.0,±1.5・・・に調整可能である。ISO設定ボタン43を押し、コマンドダイヤル45を操作することにより例えばISO50,100,200,400,800・・・に調整可能である。WB設定ボタン44を押し、コマンドダイヤル45を操作することにより例えばAUTO,ストロボ光,蛍光光,8200K・・・に調整可能である。
【0018】
ディジタル一眼レフカメラ1の背面中央付近には表示装置(LCD)39が設けられ,その上部に光学ファインダ40が配置されている。
表示装置(LCD)39の右側には電子プレビューボタン37が配置されている。さらにその右上にフォーカスボタン36が配置されており、合焦動作は電子プレビュー動作中においても行うことができる。
各種設定ボタン41は表示装置(LCD)39の左側に配置されている。
【0019】
図4は、本発明によるディジタル一眼レフカメラの撮影動作を説明するためのフローチャートである。
以下、撮影シーケンスに従って合焦操作が可能な電子プレビュー機能を用いた撮影と通常撮影の動作の流れを説明する。
撮影者は各種設定ボタン41を用いて露出モードを設定することができる。絞り優先,シャッタ優先,プログラム,マニュアルなどのモードである。絞り優先およびシャッタ優先モードの場合、絞りおよびシャッタ速度をそれぞれマニュアルで選択でき、電子プレビュー中に絞りおよびシャッタ速度を変更したときは、その変更した撮影画像を観察できる。プログラムモードの場合、電子プレビュー中であるときは、ロックしたAE値に併せてプログラムがシフトする。マニュアルモードの場合は、設定したシャッタ速度,絞りなどを反映した撮影画像がプレビューできる。
【0020】
CPU21はまず露出モードを読み込み(ステップ(以下「S」という)001)、電子プレビューボタンが押されたか否かを判断する(S002)。
電子プレビューボタン28が押された場合、アイピースシャッタ11を閉じる処理を行う(S003)。そして測光制御,露出演算を行った(S004,S005)後、AEロック処理を行う(S006)。
ついで、撮像素子オン処理,ミラーアップ処理,シャッタ開処理が行われる(S007〜S009)。
【0021】
次ぎに、フォーカスボタン36が押されたか否かを判断する(S010)。
フォーカスボタン36が押された場合には、CPU21は、ミラー駆動装置22を制御しミラーアップモータ23を駆動して図1に示すように元の位置(反射位置)にミラーを復帰させ、CUP6を介して絞りモータ5を制御し絞り3を開放位置に移動させる(S011)。そして、AF制御を行う(S012)。
図5にAF制御のフローチャートを示す。
CPU21はAFセンサ19で測距したデータに基づき測距演算装置20で距離データを算出する(S101)。この距離データと現在のレンズ位置よりピントズレ量、すなわちデフォーカス量を算出し(S102)、現在のレンズ位置が合焦の位置にあるか否かを判断する(S103)。合焦の位置にある場合にはAF制御を終了する。合焦位置になければ、CPU6を介してAFモータ4を駆動しフォーカスレンズ2を合焦位置にもたらす(S104)。
【0022】
AF制御のつぎに測光制御を行いAEロック処理を施した後、測光値に基づき露出演算装置25で露出値を演算する(S013,S014,S015)。そしてフォーカスボタン36が解除されたか否かを判断し(S016)、フォーカスSWが依然としてオン状態である場合は、上記AF制御,測光制御を繰り返す。フォーカスSWがオフした場合はミラー駆動装置22を制御しミラーアップモータ23を駆動してメインミラー7,サブミラー12を退避位置に戻す(S017)。そして、CPU21の制御の下、撮像制御装置24は測定された適正露出に対するタイミング(シャッタ速度),ゲイン(ISO感度)を設定する(S018)。
【0023】
一方、S010においてフォーカスSWがオンでない場合には、上記と同様、S005で算出された露出値に対するタイミング,ゲインを設定する(S018)。
つぎに撮像素子13上の被写体像の露光制御行い(S019)、その画像データを画像処理装置に転送し(S020)、表示データ処理装置15によって表示装置16への表示処理を行う(S021)。つぎに各種設定(パラメータ)の読み込みを行う(S022)。例えば、シャッタ速度,絞り値,露出量補正,ISO感度,ホワイトバランスなどを読み込む。このプレビュー状態で、撮影者がパラメータの変更を行えば、その変更値が読み込まれ演算が行われる。パラメータ変更例としてシャッタ速度優先モードでシャッタ速度1/60秒,絞り8の状態にあった場合、シャッタ速度を1/125秒に変更すれば、絞り値は5.6になる。
【0024】
つぎにレリーズがオンしたか否か判断する(S023)。レリーズがオンであれば、S037〜S041によって撮影が行われる。レリーズがオフであれば,つぎに電子プレビューが依然としてオンか否かを判断する(S024)。電子プレビューがオフされた場合にはCPU21はメインミラー7,サブミラー12をダウンして元の位置に復帰させ(S025)、露出モード読み込み(S001)の開始位置に戻る。
電子プレビューがオンの場合にはS010に移行する。レリーズがオフで,電子プレビューが解除されない限り、S010〜S024のループが繰り返し実行される。
撮像素子は上述したようにプログレッシブ方式であるため、電荷転送中で新たな電荷が加わることはなく、誤差なく各画像の電荷を転送することができる。したがって、電子プレビュー中は撮影画像と同じ画像を観察でき、撮影条件を変えることもできる。
【0025】
S002において、電子プレビューボタンが押されていない場合、CPU21はアイピースシャッタ11を開く処理を行う(S026)。そして測光制御,露出演算を行った(S027,S028)後、レリーズがオンしたか否かを判断する(S029)。レリーズがオフであれば、フォーカスSWがオンしたか否かの判断に移る(S030)。フォーカスSWがオフの状態であれば、S001に戻って露出モード読み込みを行う。一方、フォーカスSWがオンであれば、CPU21はAFセンサ19からの測距データにより演算して得た測距演算装置20の距離データと現在のレンズ位置によりデフォーカス量を算出し、CPU6を介しフォーカスレンズの合焦動作を行う(S031)。フォーカスSWが押されている限り、S031のAF制御が繰り返し行われる。フォーカスSWがオフになると、S001の露出モード読み込みに戻る。
【0026】
S029においてレリーズボタン35が押された場合には、AEロック処理,撮像素子オン処理,ミラーアップ処理,シャッター開処理を行う(S033〜S036)。そして、露光制御の後、シャッタを閉じ,データ転送を行った後、記録装置17によって記録処理を行い撮影画像を記録媒体18に格納しミラーを復帰させる(S037〜S041)。
【0027】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、撮影前に撮影意図を持って設定したシャッター速度,絞り値などの効果が画像として確認できる電子プレビュー動作を行い、電子プレビュー動作中にピント調整が必要な場合は、AF指示部材を操作することによりオートフォーカス動作を自然な操作の流れで行うことができるディジタルカメラを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディジタルカメラの実施の形態を示す概略図である。
【図2】カメラ本体機構のレイアウトを説明するための断面図である。
【図3】図1のディジタルカメラのスイッチボタン類の配置を説明するための外観図である。
【図4】本発明によるディジタルカメラの撮影動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】測距動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 ディジタル一眼レフカメラ
2 フォーカスレンズ
3 絞り
4 AFモータ
5 絞りモータ
6,21 CPU
7 メインミラー
8 ペンタプリズム
9 測光センサ
10 光学ファインダ
11 アイピースシャッタ
12 サブミラー
13 撮像素子
14 画像処理装置
15 表示データ処理装置
16 表示装置(LCD)
17 記憶装置
18 記録媒体
19 AFセンサ
20 測距演算装置
22 ミラー駆動装置
23 ミラーアップモータ
24 撮像素子制御装置
25 露出演算装置
26 レリーズスイッチ
27 フォーカススイッチ
28 電子プレビュースイッチ
30 コマンドダイヤル(電子ダイヤル)
31 各種設定スイッチ

Claims (3)

  1. 撮像素子と、
    前記撮像素子に露光された画像データに所定の処理が行われた画像を表示する表示装置と、
    撮影の際の被写体像を確認するための光学ファインダと、
    前記光学ファインダへ被写体からの光を反射して導く反射位置と前記撮像索子へ被写体からの光を導くために退避する退避位置との間で可動する反射ミラーと、
    測距データを取得するためのAFセンサと、
    前記反射ミラーの反射位置で被写体からの光を前記AFセンサに導くミラーと、
    前記被写体像の焦点位置を調節する焦点調節動作を実行するフォーカススイッチと、を備え、
    撮影前に撮影画像と同じ画像を前記表示装置に表示する電子プレビュー機能を有するディジタルカメラであって、
    前記電子プレビュー機能が動作中に、前記フォーカススイッチが押された場合、前記反射ミラー前記反射位置へ駆動して被写体からの光を前記AFセンサに入射し前記焦点調節動作を行い、前記焦点調節動作が終了した後に前記反射ミラーを前記退避位置に駆動し前記電子プレビュー機能に移行させることを特徴とするディジタルカメラ。
  2. 請求項1記載のディジタルカメラにおいて、
    前記反射ミラーが反射位置にある場合に有効となる測光装置を備え、
    前記測光装置は前記焦点調節動作中に測光動作を行ってAEをロックする制御手段を有することを特徴とするディジタルカメラ。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載のディジタルカメラにおいて、
    前記光学ファインダにアイピースシャッタを備え、
    前記アイピースシャッタは、前記電子プレビュー機能が動作中は閉じ、前記電子プレビュー機能が解除されると開くことを特徴とするディジタルカメラ。
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