JP4395019B2 - 雨水利用システム - Google Patents
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
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Description
をトイレや散水などに利用する雨水利用システムに関する。
ている(特許文献1参照)。
どの雨水を集め、この集めた雨水を床下に設置した貯水槽に貯水するものである。
しているため、敷地が狭くなるとともに邪魔であるという問題がある。また、貯水槽を床
下に設置するため、床下を収納空間として使用する場合、その収納空間が狭くなってしま
うという問題があった。
してしまうことのない雨水利用システムを提供することにある。
殿処理する第1雨水桝20と、この第1雨水桝20によって沈殿処理された雨水を貯水す
る貯水タンク30と、この貯水タンク30に貯水された雨水をトイレ13や散水用の蛇口
14へ送るポンプ40等とを備えている。13Aは水洗タンクである。
って屋根12の雨水が第1雨水桝20へ集水されるようになっている。
おり、このフィルタケース25には下方に向けられた導入口25Aが形成されている。ま
た、フィルタケース25の一側部には導入管26の一端が接続れている。導入口25Aか
ら導入された雨水がフィルタFを介して導入管26へ流れていくようになっている。第1
雨水桝20の上部は開口され、この開口20Aには蓋24によって閉塞されており、この
蓋24を外すことにより、第1雨水桝20内のメンテナンスを行うことができるようにな
っている。
水桝20と第2雨水桝21とは上部に設けたオーバフロー管22によって連通され、貯水
タンク30が満水になったとき第1雨水桝20の雨水が第2雨水桝21へ流れるようにな
っている。オーバフロー管22は導入管26の一端より上に位置している。
水が排水管23を介して下水管(図示せず)等へ排水されるようになっている。また、第
2雨水桝21の上部は開口され、この開口21Aには蓋28によって閉塞されており、こ
の蓋28を外すことにより、第2雨水桝21内のメンテナンスを行うことができるように
なっている。
に埋設されており、べた基礎31の下に設置された状態になっている。また、貯水タンク
30は、ここでは例えば200リットルの再生ドラム缶(オープン型ドラム缶)を使用す
る。
左端部)が他端側より高い位置となるように傾斜しており、第1雨水桝20に集水された
雨水が貯水タンク30へ流れるようになっている。
3の下部33Aは貯水タンク30の底近傍に位置し、その下部33AにはフィルタF2が
取り付けられている。また、吸入管32の上部は貯水タンク30から上方へ突出するとと
もに折り曲げられていてポンプ40に接続されている。そして、ポンプ40によって貯水
タンク30内の雨水が汲み上げられるようになっている。
この貯水タンク35は上記と同様にしてべた基礎31の下に設置された状態となっている
。貯水タンク30と貯水タンク35は下部に設けた連結パイプ36により連通している。
[作 用]
次に、上記のように構成される雨水利用システム10の作用について説明する。
水される。この集水された雨水は第1雨水桝20により沈殿処理される。そして、沈殿処
理された雨水が第1雨水桝20の鎖線位置近傍まで溜まると、この雨水は、フィルタケー
ス25の導入口25Aからフィルタケース25内へ入り、フィルタF1によって濾過され
て導入管26を通って貯水タンク30へ流れていき、貯水タンク30に貯水される。
れていく。
3のタンク13Aや蛇口14へ供給されることになる。
理され、さらにフィルタF1によって濾過されて浄化されているので、トイレ13に使用
しても不快感を与えてしまうことがない。
定(約16度)に保つことができ、寒冷地では凍結を防止することができる。そして、冬
期時に快適な水温で洗車や植木などへの散水を行うことができる。まあ、夏場では冷水を
散水することができることになる。
ので、建物11の床下空間(収納空間)11Sを狭めてしまうことがなく、床下空間11
Sを有効利用することができる。また、貯水タンク30,35は再生ドラム缶を利用して
いるので、貯水タンク30,35は安価なものとなる。しかも、再生ドラム缶の確実な水
密性により、漏れることなく貯水タンク30,35に確実に貯水することができる。
閉じこめておくことができる。また、オープン型であることにより蓋30A,35Aを開
けることができ、これにより貯水タンク30,35のメンテナンスが容易に行える。
ー管22を介して第2雨水桝21へ流れていくので、貯水タンク30,35から雨水があ
ふれてしまうことが防止される。
用することができる。
桝20に集水された雨水を貯水タンク30,35に直接貯水することができ、ポンプやサ
ブタンクが不要となる。
く、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更などがあっても、この発明に含まれるの
は勿論である。例えば、雨水だけでなく、浴槽などの水も貯水するようにしてもよい。
12 屋根
20 第1雨水桝
21 第2雨水桝
30 貯水タンク
31 べた基礎
40 ポンプ
Claims (3)
- 建物の屋根などから集水された雨水を沈殿処理する第1雨水桝と、この第1雨水桝と導入管によって接続されて沈殿処理された雨水を貯水する貯水タンクと、この貯水タンクと吸入管によって接続されて貯水された雨水を所定の箇所へ送るポンプとを備えた雨水利用システムであって、
第1雨水桝を埋設し、前記貯水タンクを前記建物のべた基礎の下及び厚みの部分に設置するとともに、
前記第1雨水桝に所定量以上の雨水が溜まったときにその雨水を排水するオーバフロー管を設け、このオーバフロー管から排水された雨水を溜める第2雨水桝を設けたことを特徴とする雨水利用システム。 - 第1雨水桝にフィルタを設け、このフィルタによって浄化された雨水が前記貯水タンクに貯水されることを特徴とする請求項1に記載の雨水利用システム。
- 前記貯水タンクは、オープン型ドラム缶であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の雨水利用システム。
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Applications Claiming Priority (1)
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