JP4395019B2 - 雨水利用システム - Google Patents

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Description

この発明は、建物の屋根などの雨水を集めて貯水タンクに貯水し、この貯水タンクの水
をトイレや散水などに利用する雨水利用システムに関する。
従来から、雨水を貯水タンクに貯水し、この雨水を利用する雨水利用システムが知られ
ている(特許文献1参照)。
かかる雨水利用システムは、雨水貯留容器を屋外に設置し、この雨水貯留容器に屋根な
どの雨水を集め、この集めた雨水を床下に設置した貯水槽に貯水するものである。
特開2004−92365号公報
しかしながら、このような雨水利用システムにあっては、雨水貯留容器を庭などに設置
しているため、敷地が狭くなるとともに邪魔であるという問題がある。また、貯水槽を床
下に設置するため、床下を収納空間として使用する場合、その収納空間が狭くなってしま
うという問題があった。
この発明の目的は、敷地を有効に利用することができるとともに床下の収納空間を狭く
してしまうことのない雨水利用システムを提供することにある。
本発明は、建物の屋根などから集水された雨水を沈殿処理する第1雨水桝と、この第1雨水桝と導入管によって接続されて沈殿処理された雨水を貯水する貯水タンクと、この貯水タンクと吸入管によって接続されて貯水された雨水を所定の箇所へ送るポンプとを備えた雨水利用システムであって、第1雨水桝を埋設し、前記貯水タンクを前記建物のべた基礎の下及び厚みの部分に設置したことを特徴とする。
また、本発明は、前記第1雨水桝に所定量以上の雨水が溜まったときにその雨水を排水するオーバフロー管を設け、このオーバフロー管から排水された雨水を溜める第2雨水桝を設けたことを特徴とする。
さらに、本発明は、第1雨水桝にフィルタを設け、このフィルタによって浄化された雨水が前記貯水タンクに貯水されることを特徴とする。
そして、本発明は、前記貯水タンクは、オープン型ドラム缶であることを特徴とする。
本発明によれば、第1雨水桝が埋設されていることにより、敷地を有効利用することができ、さらに貯水タンクを建物のべた基礎の下に設置したものであるから、床下の収納空間を狭くしてしまうことがない。しかも、貯水タンクを建物のべた基礎の下及び厚みの部分に設置したことにより、第1雨水桝の雨水をポンプなどを使用せずに貯水タンクへ流すことができる。
また、本発明によれば、貯水タンクの満水時に第1雨水桝の雨水を第2雨水桝へ流すことができる。
さらに、本発明によれば、第1雨水桝にフィルタを設けたものであるから、雨水を沈殿処理した後に浄化を行うことにより、濾過を効率良く行うことができ、メンテナンスもし易いものとなる。
そして、本発明によれば、貯水タンクオープン型ドラム缶であることにより、安価なものとなる。
以下、この発明に係る雨水利用システムの実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示す雨水利用システム10は、建物11の屋根12などから集められた雨水を沈
殿処理する第1雨水桝20と、この第1雨水桝20によって沈殿処理された雨水を貯水す
る貯水タンク30と、この貯水タンク30に貯水された雨水をトイレ13や散水用の蛇口
14へ送るポンプ40等とを備えている。13Aは水洗タンクである。
第1雨水桝20は、図2に示すように建物11の敷地に埋設されており、雨樋15によ
って屋根12の雨水が第1雨水桝20へ集水されるようになっている。
第1雨水桝20内には、内部にフィルタF1を有するフィルタケース25が設けられて
おり、このフィルタケース25には下方に向けられた導入口25Aが形成されている。ま
た、フィルタケース25の一側部には導入管26の一端が接続れている。導入口25Aか
ら導入された雨水がフィルタFを介して導入管26へ流れていくようになっている。第1
雨水桝20の上部は開口され、この開口20Aには蓋24によって閉塞されており、この
蓋24を外すことにより、第1雨水桝20内のメンテナンスを行うことができるようにな
っている。
また、第1雨水桝20の近傍には第2雨水桝21が建物11の敷地に埋設され、第1雨
水桝20と第2雨水桝21とは上部に設けたオーバフロー管22によって連通され、貯水
タンク30が満水になったとき第1雨水桝20の雨水が第2雨水桝21へ流れるようにな
っている。オーバフロー管22は導入管26の一端より上に位置している。
第2雨水桝21には排水管23が設けられており、第2雨水桝21で沈殿処理された雨
水が排水管23を介して下水管(図示せず)等へ排水されるようになっている。また、第
2雨水桝21の上部は開口され、この開口21Aには蓋28によって閉塞されており、こ
の蓋28を外すことにより、第2雨水桝21内のメンテナンスを行うことができるように
なっている。
貯水タンク30は、建物11のべた基礎31に設けた穴32に入れられるとともに地中
に埋設されており、べた基礎31の下に設置された状態になっている。また、貯水タンク
30は、ここでは例えば200リットルの再生ドラム缶(オープン型ドラム缶)を使用す
る。
貯水タンク30には導入管26の他端が接続され、導入管26は一端側(図2において
左端部)が他端側より高い位置となるように傾斜しており、第1雨水桝20に集水された
雨水が貯水タンク30へ流れるようになっている。
また、貯水タンク30内には上下に延びた吸入管33が配置されており、この吸入管3
3の下部33Aは貯水タンク30の底近傍に位置し、その下部33AにはフィルタF2が
取り付けられている。また、吸入管32の上部は貯水タンク30から上方へ突出するとと
もに折り曲げられていてポンプ40に接続されている。そして、ポンプ40によって貯水
タンク30内の雨水が汲み上げられるようになっている。
貯水タンク30の近傍には、貯水タンク30と同じ貯水タンク35が設けられており、
この貯水タンク35は上記と同様にしてべた基礎31の下に設置された状態となっている
。貯水タンク30と貯水タンク35は下部に設けた連結パイプ36により連通している。
[作 用]
次に、上記のように構成される雨水利用システム10の作用について説明する。
雨が降ると、建物11の屋根12の雨が雨樋15により案内されて第1雨水桝20に集
水される。この集水された雨水は第1雨水桝20により沈殿処理される。そして、沈殿処
理された雨水が第1雨水桝20の鎖線位置近傍まで溜まると、この雨水は、フィルタケー
ス25の導入口25Aからフィルタケース25内へ入り、フィルタF1によって濾過され
て導入管26を通って貯水タンク30へ流れていき、貯水タンク30に貯水される。
貯水タンク30に貯水される雨水は、連結パイプ36により貯水タンク35にも貯水さ
れていく。
そして、貯水タンク30に貯水された雨水はポンプ40により汲み上げられてトイレ1
3のタンク13Aや蛇口14へ供給されることになる。
貯水タンク30,35に貯水される雨水は、上述のように第1雨水桝20により沈殿処
理され、さらにフィルタF1によって濾過されて浄化されているので、トイレ13に使用
しても不快感を与えてしまうことがない。
また、貯水タンク30,35は地中に埋設されているので、貯水された雨水の温度を一
定(約16度)に保つことができ、寒冷地では凍結を防止することができる。そして、冬
期時に快適な水温で洗車や植木などへの散水を行うことができる。まあ、夏場では冷水を
散水することができることになる。
貯水タンク30,35は、建物11のべた基礎31の下に設置された状態になっている
ので、建物11の床下空間(収納空間)11Sを狭めてしまうことがなく、床下空間11
Sを有効利用することができる。また、貯水タンク30,35は再生ドラム缶を利用して
いるので、貯水タンク30,35は安価なものとなる。しかも、再生ドラム缶の確実な水
密性により、漏れることなく貯水タンク30,35に確実に貯水することができる。
さらに、オープン型の再生ドラム缶の蓋30A,35Aの密閉性により、臭いを確実に
閉じこめておくことができる。また、オープン型であることにより蓋30A,35Aを開
けることができ、これにより貯水タンク30,35のメンテナンスが容易に行える。
貯水タンク30,35が満水になると、第1雨水桝20に集水された雨水がオーバフロ
ー管22を介して第2雨水桝21へ流れていくので、貯水タンク30,35から雨水があ
ふれてしまうことが防止される。
第1,第2雨水桝20,21は建物11の敷地に埋設されているので、その敷地を有効利
用することができる。
また、貯水タンク30,35をべた基礎31の下に設置したものであるから、第1雨水
桝20に集水された雨水を貯水タンク30,35に直接貯水することができ、ポンプやサ
ブタンクが不要となる。
以上、この発明の実施例を説明したが、この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更などがあっても、この発明に含まれるの
は勿論である。例えば、雨水だけでなく、浴槽などの水も貯水するようにしてもよい。
この発明に係る雨水利用システムの構成を概略的に示した説明図である。。 図1に雨水利用システムの主要部を拡大した拡大説明図である。
符号の説明
11 建物
12 屋根
20 第1雨水桝
21 第2雨水桝
30 貯水タンク
31 べた基礎
40 ポンプ

Claims (3)

  1. 建物の屋根などから集水された雨水を沈殿処理する第1雨水桝と、この第1雨水桝と導入管によって接続されて沈殿処理された雨水を貯水する貯水タンクと、この貯水タンクと吸入管によって接続されて貯水された雨水を所定の箇所へ送るポンプとを備えた雨水利用システムであって、
    第1雨水桝を埋設し、前記貯水タンクを前記建物のべた基礎の下及び厚みの部分に設置するとともに、
    前記第1雨水桝に所定量以上の雨水が溜まったときにその雨水を排水するオーバフロー管を設け、このオーバフロー管から排水された雨水を溜める第2雨水桝を設けたことを特徴とする雨水利用システム。
  2. 第1雨水桝にフィルタを設け、このフィルタによって浄化された雨水が前記貯水タンクに貯水されることを特徴とする請求項1に記載の雨水利用システム。
  3. 前記貯水タンクは、オープン型ドラム缶であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の雨水利用システム。
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