JP4392610B2 - フォーマット変換装置およびフォーマット変換方法 - Google Patents

フォーマット変換装置およびフォーマット変換方法 Download PDF

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Description

本発明は、圧縮符号化されたマルチメディア情報のフォーマット変換方法に関する。
一般的にMPEG2(Moving Picture Experts Group Phase2)と呼ばれるマルチメディア情報の圧縮符号化技術として、DVD(Digital Versatile Disc)等のパッケージメディアで使用されているPS(Program Stream)形式と、デジタル放送等の放送波で使用されているTS(Transport Stream)形式とが存在する。
これまでのDVDレコーダやHDD(Hard Disk Drive)レコーダ等のAV機器においては、前記MPEG2−プログラムストリーム(以下、「MPEG2−PS」と称する)、MPEG2−トランスポートストリーム(以下、「MPEG2−TS」と称する)のうち、一方の形式のみを扱う。
このような技術の背景技術として、MPEG2−PSビデオ方式とMPEG2−PSビデオレコーディング方式の変換に関する技術がある(特許文献1参照)。
今後、地上デジタル放送の開始に伴い、上記のようなAV機器で、パッケージ系のMPEG2−PS形式、放送系のTS形式のデータが混在するような環境で、それらの異なる形式間においてもデータの記録や再生、ダビング等を行う必要が増えてくることが考えられる。
特開2003−242721号公報
ここで、音声映像データ記録再生装置101を用いて現行のフォーマット変換方法を実施する場合を考える。ここでは、DVDメディア105に記憶されたMPEG2−PS(例えば、DVD−Video Recording Format形式とする)をMPEG2−TS形式にフォーマット変換してダビングする場合を想定する。この場合、MPEG2−PSとMPEG2−TSとで、各単位データを構成するデータのビット長が異なる。そのため、フォーマット変換構成は、図1に示すように、一度デコーダ103でデコードして出力(再生)し、 ベースバンド信号に戻した後、そのベースバンド信号をエンコーダ102の入力として与え、エンコーダでフォーマットをMPEG2−TSに変換してハードディスク104に記録するという構成(再エンコード)を取るもの、と考えられる。
しかしながら、このような構成による場合には、MPEG2−PS形式のデータを一度再生し、MPEG2−TS形式のデータとして実時間で処理するため、多大な処理時間を要する。また場合によっては、ビットレートを落とすこと(ダウンコンバート)で画質が落ちる。このような問題は、MPEG2−TS形式のデータをMPEG2−PS形式のデータにフォーマット変換する場合にも同様に生じる。
そこで、本発明の目的は、ダビング等を行う際に、MPEG2−PSとTS間のフォーマット変換を高速に行うことである。
上記目的を達成するため、本発明は、符号化された第1のフォーマット形式が第2のフォーマット形式の単位データよりもバイト長が長い場合であっても、第1のフォーマット形式の単位データを分割して第2のフォーマット形式の単位データに割り当てる。さらに、第1のフォーマット形式で符号化されたストリームの先頭の単位データと、第2のフォーマット形式で符号化されたストリームにおいて複数の単位データからなるユニットとの間で、互いのバイト長を一致させて、第1及び第2のフォーマット形式の各単位データを復号する際の基準時間を調整するための参照値を一致させる。これにより、第1のフォーマット形式の単位データを、その符号化形式を変換することなく第2のフォーマット形式の単位データに変換する。
本発明は、第1のフォーマット形式から第2のフォーマット形式に変換する場合であっても、第1のフォーマット形式により符号化された第1のストリームを一度デコーダでデコードして再生したうえでエンコーダにより第1のフォーマット形式を第2のフォーマット形式に再エンコードすることはしない。これに代わり、本発明の構成では、第1のフォーマット形式における各単位データを復号する際の基準時間を調整するための参照値を、第2のフォーマットの各単位データを復号する際の基準時間を調整するための参照値に変換することが可能になる。
また、本発明においては、第2のフォーマット形式のストリーム中のユニットを構成する各単位データは、単位データごとに入力時間情報を有している。これにより、本発明では、第1のフォーマット形式から第2のフォーマット形式への変換を行う際には、上述した第2のフォーマット形式における参照値に基づいて所定のバイト長ごとに各単位データの入力時間情報を生成する。
したがって、本発明においては、第1のフォーマット形式において各単位データに第2のフォーマット形式における各単位データの入力時間情報に対応する時間情報が無い場合であっても、第1のフォーマット形式から再エンコードすることなく、第2のフォーマット形式の入力時間情報を生成することが可能になる。
また、本発明においては、第1のフォーマット形式により符号化された第1のストリームは、映像情報と音声情報とを同期再生するための時間情報を有している。そのため、第1のストリームから第2のストリームに変換する際には、第1のストリームに含まれる時間情報を第2のストリームに含まれる時間情報とすることができる。
これにより、本発明では、第1のフォーマット形式から第2のフォーマット形式に変換する場合であっても、第1のフォーマット形式により符号化された第1のストリームを一度デコーダでデコードして再生したうえで、エンコーダにより第1のフォーマット形式を第2のフォーマット形式に再エンコードすることはしない。これに代わり、本発明では、映像情報と音声情報とを同期再生するための時間情報を設定することが可能になる。
また、本発明においては、第1のフォーマット形式により符号化された第1のストリームは、映像情報と音声情報とを復号するための時間情報を有しており、第1のストリームから第2のストリームに変換する際には、第1のストリームに含まれる時間情報を第2のストリームに含まれる時間情報とする。
本発明によれば、第1のフォーマット形式から第2のフォーマット形式に変換する場合であっても、第1のフォーマット形式により符号化された第1のストリームを一度デコーダでデコードして再生したうえで、エンコーダにより第1のフォーマット形式を第2のフォーマット形式に再エンコードすることはしない。これに代わり、本発明では、映像情報と音声情報とを復号するための時間情報を設定することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(MPEG2−PSの構成について)
最初に、MPEG2−PSの構成を説明する。図2は、本発明に係る第1のフォーマット形式の一例であるMPEG2−PS形式のデータ構造を示す図である。この形式は、一本のストリームの中に一つのプログラムを設ける。プログラムストリームは誤りの発生しない環境でデータの転送や蓄積に適用されることを想定しており、例えば、DVD等で採用される。
プログラムストリームの構成について簡単に説明する。MPEG2−PSを構成する各パックは、次のように設定される。すなわち、ES(Elementary Stream)が固定長のPESパケットに分割される。そのPESパケットにPSヘッダが付加される。各PSのパック(単位データ)が2048Byte(2KByte)の固定長に設定される。
ここで、PESパケット中に含まれるPESヘッダには、個別のストリームを識別するコードやパケットのサイズ、映像や音声を同期再生するためのPTS(Presentation Time Stamp)や、ストリームを復号化するためのデコード内のバッファから復号された映像情報が出力される時刻を示す時間情報であるDTS(Decoding Time Stamp)などの時間情報などが記述される。なお、PESパケットが音声情報の場合には、PTSとDTSとは同じ値になるので、その場合にはPTSのみが記録される。
PSの各パックに付加されるPSヘッダには、SCR(System Clock Reference:システム時刻基準参照値)が記録される。SCRは、映像情報と音声情報の復号器を含むMPEGシステム復号器において、時間基準となるSTC(基準となる同期情報)の値を符号器側で意図した値にセットしたり更正したりするための参照値となる。なお、SCRは、少なくとも、0.7msecに一回はPS中に含まれる必要がある。
(MPEG2−TSの構成について)
図3は、本発明に係る第2のフォーマット形式の一例であるMPEG2−TS形式のデータ構造を示す図である。MPEG2−TS形式は、一つのストリームの中に複数のプログラムを構成することができ、放送などに対応することが可能である。そのため、この形式は、放送や通信ネットワークといったデータ伝送に誤りが発生する環境に適用されることを想定している。
MPEG2−TSのストリーム構成について簡単に説明する。ESがPESパケットに分割される。そのうえで、データの伝送誤りが発生する環境に適用されることを考慮して、PESパケットがさらに188Byteの固定長のパケットに分割される。さらに、各パケットにTSヘッダが付加されることでTSパケット(単位データ)が構成される。
ここで、MPEG2−PS形式と同様に、MPEG2−TS形式においても、PESパケット中に含まれるPESヘッダには、個別のストリームを識別するコードやパケットのサイズ、映像や音声を同期再生するためのPTS(Presentation Time Stamp)やストリームを復号化するためのデコード内のバッファから復号された映像情報が出力される時刻を示す時間情報であるDTS(Decoding Time Stamp)などの時間情報などが記述される。
ここで、TSパケットは、TSヘッダとPESヘッダ、アダプテーションフィールド(adaptation_field)とペイロード(Payload)部によって構成される。
ここで、このTSの各パケットに付加されたTSヘッダは、著作権情報を示すCPI(Copy Permission Indicator)、ATS(Arrival Time Stamp)、パケットヘッダで構成される。
また、アダプテーションフィールド(adaptation_field)は、PCR(Program Clock Referenceシステム時刻基準参照値)などの情報を有し、さらにはTSパケットを188Byteの固定長となるようにTSパケット内でのスタッフィング機能を有する。PCRは、上述したSCRと同様に、映像情報と音声情報との復号器を含むMPEGシステム復号器において、時間基準となるSTC(基準となる同期情報)の値を符号器側で意図する値にセット/更正するための参照値となる。MPEG2−TSでは、動作を安定させるためにPCRの送信間隔は、一般的に、0.1msec以下に設定される。
次に、本実施の形態の装置構成、ならびに本実施の形態の装置構成を用いたMPEG2−PSとMPEG2−TSのフォーマット変換について説明する。なお、以下の説明では、
・MPEG2−PS形式の一例であるDVD−VR(Video Recording)フォーマットを第1のフォーマット形式とする、
・MPEG2−TS形式を第2のフォーマット形式とする、
・MPEG2−TSのTSパケットを11パケットまとめたユニットが、MPE
G2−PSの1パックに相当する、
という前提に基づいている。
次に、本実施形態のフォーマット変換装置を説明する。本実施の形態のフォーマット変換装置は、図4に示すように、例えば、DVD−RAMのようなMPEG2−PS形式によりデータが記憶されている記録媒体400(例えばDVD−RAM)と、記憶媒体400からデータを読み取る読み取り部402(例えば、RAMドライブ)と、MPEG2−TS形式によりデータを書き込む書き込み部404と、記録媒体400とは異なる記録媒体406と、ストリーム制御部408とを備える。
ストリーム制御部408は、読み取り部402により読み取られたMPEG2−PS形式のデータを分離する分離部410と、分離部410で分離されるデータのヘッダ情報を解析するヘッダ情報解析部412と、分離部410で分離されるデータから所定のデータサイズを検出するデータサイズ検出部414と、分離部410で分離されたデータから所定の時間情報を検出する時間情報検出部416と、所定のデータを一時的に記憶する一時記憶部418と、例えばマイクロプロセッサにより構成されるデータ生成部420と、上述した一時記憶部418とデータ生成部420との間で実施されるデータのやりとりを制御するデータリードライト制御部422と、所定の時間情報を付与する時間情報付与部424とを備える。
次に、実施の形態のフォーマット変換装置よるMPEG2−PSとMPEG2−TSとの間のフォーマット変換について説明する。まず、MPEG2−PS形式の多重化データをMPEG2−TS形式に変換する工程について説明する。
図5は、MPEG2−PS形式の多重化データを、MPEG2−TS形式に変換する際の処理フローである。
このフローは、MPEG2−PS形式の多重化データを読み出して分離するデータ読み出し・分離工程S500と、工程S500により分離されるデータを解析するデータ解析工程S502と、MPEG2−TS形式のストリームを管理するための管理情報を作成する管理情報作成工程S504と、時間情報等をフォーマット変換する際に必要となる情報を作成するフォーマット変換必要情報生成工程S506と、工程S506により作成される情報からMPEG2−TS形式を生成する第2フォーマット形式データ生成工程S508と、工程S508により生成されるMPEG2−TS形式データを記録媒体406に書き出すデータ書き出し工程S510とを含む。
以下、図6〜15を参照して各工程を詳しく説明する。図6は、データ読み出し・分離工程S500の詳細を示すフローである。データ読み出し・分離工程S500は、データ読み込み工程S600と、データ分離工程S602と、書き込み工程S604とを含む。データ読み込み工程S600では、記録媒体400にMPEG2−PS形式で記録されているデータが読み取り部402により読み出される。データ分離工程S602では、MPEG2−PS形式で記録されているデータが、ストリーム制御部408内の分離部410により、音声情報AES(Audio ES)、映像情報VES(Video ES)および管理情報(RDIパック)に分離される。書き込み工程S604では、分離されるデータが一時記憶部418に書き込まれる。
図7及び図8は、データ解析工程S502の詳細を示すフローである。データ解析工程S502では、データ読み込み・分離工程S500で分離されるデータから、ヘッダ情報解析工程S700、データサイズ検出工程S702、および時間情報検出工程S704を経て所定の解析結果が出力される。
ヘッダ情報解析工程S700では、図8に示すように、データ読み出し、分離工程S500により分離された映像情報(VES)の入力(S800)からデータ終了(S822)までの間に、ヘッダ情報解析部412によって、Sequence HeaderとPicture Headerとが解析される(S802、S806、S810、S814、S818)。
この解析により、
horizontal_size_value,vertical_size_value,aspect_ratio_information, horizontal_size_extention,vertical_size_extention,temporal_reference, Picture_cording_type, Picture_structure, およびPicture_user_data
が得られる(S804、S808、S812、S816、S820)。
データサイズ検出工程S702では、データ読み込み・分離工程S500により分離されたうえでヘッダ情報解析工程S700によりHeader情報が解析された映像情報から、Picture sizeが算出される。Picture sizeはMPEG2−PSのPSパック内に含まれる映像のデータサイズを示し、カウンタを用いて算出される。算出に際しては、PSパックに含まれるパックヘッダ、パケットヘッダ、PESヘッダが除かれる。
時間情報検出工程S704では、分離される映像情報(VES)と音声情報(AES)とから、時間情報検出部416によって初期のPTSが検出される。
次に、管理情報作成工程S504の説明に先立って、フォーマット変換必要情報作成工程S506の詳細を説明する。図9は、フォーマット変換必要情報生成工程S506の詳細である。工程S506は、バッファシミュレーション工程S900と、データ取得工程S902と、書き込み工程S904と、初期時間情報生成工程S906とを有する。
バッファシミュレーション工程S900は、データ解析工程S502で得られる解析結果に基づいて、データ生成部420において実施される。データ取得工程S902では、第2のフォーマット形式に変換する際に必要となる情報が、バッファシミュレーション工程S900で得られる情報から取得される。書き込み工程S904では、データ取得工程S902で取得される情報が一時記憶部418に書き込まれる。初期時間情報生成工程S906では、一時記憶部418に書き込まれている情報から初期時間情報が生成される。
バッファシミュレーション工程S900の詳細を説明する。バッファシミュレーション工程S900では、まず、データ読み出し・分離工程S500における変換対象であるMPEG2−PSのデータから、SCR、ピクチャーサイズ、PTS、DTSが読み出され、これらの読み出し情報にバッファシミュレーションが実行されることで、PCR、多重化順序、Payloadサイズ/ポインタ、パケット数が生成される。
次に、MPEG2−TSに記録されるPCR(Program Clock Reference)を、MPEG2−PSに記録されたSCRに基づいて出力する工程について図10を参照して説明する。
図10における(a)は、MPEG2−PSのストリームを示し、(b)は、MPEG2−TSのストリームを示す。MPEG2−PSは、第1(先頭)のパックとして、管理情報が格納されるパック(図示せず)が設けられ、第1のパックに後続する第2のパックとして、映像情報が格納されるパックが設けられ、第2のパックに後続する第3から第5のパックとして、第2のパックと同様に映像情報が格納されるパックが設けられ、第5のパックに後続する第6のパックとして、音声情報が格納されるパックが設けられる。
一方、MPEG2−TSは、MPEG2−PSのパックに対応するように、第1(先頭)のユニットとして管理情報が格納される複数のパケットが設けられ、第1のユニットに後続する第2のユニットとして映像情報が格納される複数のパケットが設けられ、第2のユニットに後続する第3から第5のユニットとして、第2のユニットと同様に映像情報が格納されるユニットが設けられ、第5のユニットに後続する第6のユニットとして、音声情報が格納される複数のパケットが設けられる。
最初に、MPEG2−PSのSCRをMPEG2−TSのPCRに変換する工程について説明する。MPEG2−PSの各パックには上述したように、パックに付加されたヘッダにSCRが格納されており、読み取り部402によりMPEG2−PSのSCRが読み出される。次に、第2のパックに付加されたSCRと第1の管理情報のパックに付加されたSCRとの比較が実行されて第1のパックに必要となるデータ長が抽出される。次に、MPEG2−TSの第2のユニットのPCRを上述したMPEG2−PSの第2のパックのSCRに一致させることを目的として、上述したMPEG2−TSの管理情報を含むユニットに意味をもたないデータが付加される。これにより、意味のないデータ(スタッフィングデータ)が埋められ、MPEG2−PSのデータ長とMPEG2−TSのデータ長とが一致する。
以上の処理を実施することにより、MPEG2−PS方式のSCRとMPEG2−TS形式のPCRとの同期が確保される。これにより、再エンコードすることなく、MPEG2−PSのSCRをMPEG2−TSのPCRに変換することが可能になる。
次に、MPEG2−TSのATSを生成する工程について説明する。図10に示すように、MPEG2−TSのATSは各単位データにおいて所定バイト長ごとに付与されている。このことを利用して、上述したPCRに基づいて第1のパケットのATSが生成され、第2のパケット以降のATSについては、第1のパケットのATSから所定時間ごとに各パケットにATSが付与される。これにより、ATSが生成される。ここで、第1のパケットのATSから第2のパケットのATSを求め、第2のパケットのATSから第3のパケットのATSを求める構成としてもよい。
これにより、MPEG2−PSにおいて、MPEG2−TSのパケットごとのATSに対応する時間情報が存在しない場合であっても、MPEG2−PS形式から再エンコードすることなく、MPEG2−TSのATSを生成することが可能になる。
次に、映像情報や音声情報の変換について図11を参照して説明する。MPEG2−PSの各パックは上述したように、PSパックのパックヘッダとPESペイロードとを含んで構成される。この中で、パックヘッダを除いた映像情報や音声情報を含むPESペイロード部分のピクチャーサイズが抽出され、MPEG2−TSに分割可能なデータ数が算出される。そして、算出されるデータ数に基づいて、MPEG2−TSの各パケットのペイロード部に映像情報や音声情報が割り当てられて格納される。これにより、再エンコードすることなく、MPEG2−PSの各映像情報や音声情報をMPEG2−TSの各映像情報や音声情報に変換することが可能になる。
次に、図12を参照して、MPEG2−TSのPTS又はDTSを生成する工程について説明する。上述したように、MPEG2−TSのPTS又はDTSはPESパケットのパケットヘッダに格納されており、MPEG2−PSにおいては、一つのPESパケットが一つのPSのパックを構成する。そのため、一つのPSパックごとにPTS又はDTSが格納される。そこで、図12に示すように、例えばPTSを検出する際には次のように処理される。すなわち、音声又は映像のデータが入力された場合(S1200)、音声データであるか映像のデータであるかが判断されたうえで(S1202)、音声と判断される場合には、AudioPTSが(S1204)、映像データと判断される場合にはVideoPTSが(S1206)、それぞれ検出される。
一方、MPEG2−TSにおいては、一つのPESパケットが11個のTSパケットに分割されるため、PTS又はDTSは、例えば、11個のTSのパケットのうちの一つに付加される。
ここで、MPEG2−PSでは、PESパケットにPTS又はDTSを含むPESヘッダが付加されてなるPESパケットが一つのPSパックを構成する。これに対して、MPEG2−TSでは、PESパケットにPESヘッダが付加されてそのPESパケットが分割されている。そのため、MPEG2−PSでは、各PSパックのPESヘッダの中にPTS又はDTSが配置され、MPEG2−TSでは、複数のTSパケットのうちの一つに付加されているPESヘッダ中にPTS又はDTSが配置される。そのため、両者のPTS又はDTSが一致する場合が考えられる。
両者のPTS又はDTSが一致する場合には、フォーマット変換する場合であってもPTS又はDTSを変換することなく、フォーマット変換後も用いることが可能となる。このことが、フォーマット変換時におけるPTS又はDTSの変換をさらに容易にする。
管理情報作成工程S504に戻って説明する。図13は、管理情報作成工程S504のフローを示す。管理情報作成工程S504は、データ読み出し、分離工程S500により分離されて一時記憶部418に格納される管理データであるRDIパックをデータリードライト制御部422を使って読み出す工程S1300と、データ生成部420でRDIパックの情報に基づいてTIPパケット、PMT(Program Map Table)パケットを生成する工程S1301と、TIPパケット、PMTパケットをデータリードライト制御部422を用いて一時記憶部418に書き込む工程S1302と、PMTパケットから著作権情報であるCCIを取得する工程S1303とを含む。
以上の工程により、MPEG2−TS形式におけるPCR、多重化順序、Payloadサイズ/ポインタ、パケット数、またパケット構造が決定されるので、PES_Header(Adaptation_Field)を生成することが可能になる。
次に、第2フォーマット形式データ生成工程S508を説明する。図14は、第2フォーマット形式データ生成工程S508の処理のフローである。工程S508は、読み出し工程S1400と、データ生成工程S1402とを含む。
読み出し工程S1400では、前述した工程により一時記憶部418に書き込まれるPMT、TIP、PCR、AES、VES、ATS、PAT、SIT、paddingの各種パケットデータがデータリードライト制御部422を使って読み出される。
データ生成工程S1402では、読み出し工程S1400で読み出されるデータとフォーマット変換必要情報生成工程S506より得られる多重化順序、Payloadサイズ/ポインタ、パケット数等の情報とを基にして、MPEG2−TS形式のパケットがバッファメモリ上に生成される。
第2フォーマット形式データ生成工程S508ではまた、MPEG2−TS形式のデータが一時記憶部418に生成されていく際に、フォーマット変換必要情報生成工程S506で得られた、CCI、PES_HeaderがMPEG2−TS形式のパケットに付与される。このとき、付与されるCCI、PES_Headerに、時間情報付与部424によってATSが一定間隔で付与される。
次に、データ書き出し工程S510を説明する。図15は、データ書き出し工程S510のフローである。データ書き出し工程S510では、一時記憶部418上に生成されるMPEG2−TS形式のデータがHDD406に記録される(S1500)。
それ以降のパックについても、上述したのと同様に、11TSパケットを1つの単位としてフォーマット変換が実行される。
以上の工程により、MPEG2−PS形式からMPEG2−TS形式に変換する場合であっても、再エンコードする必要がなく、高速にフォーマット変換を行うことが可能になる。
(MPEG2−TSからMPEG2−PSフォーマット変換方法について)
次に、MPEG2−TSからMPEG2−PSのフォーマット変換について説明する。図16は、本発明におけるフォーマット変換装置の構成例を示す。なお、以下の説明においては、MPEG2−TS方式を第1のフォーマット方式とし、MPEG2−PS方式を第2のフォーマット方式とする。
このフォーマット変換装置は、図16に示すように、MPEG2−TS形式で多重化されたデータを格納する記録媒体1600と、その記録媒体1600からデータを読み取る読み取り部1602と、フォーマット変換後のデータを記録媒体1600とは異なる記録媒体1604に書き込む書き込み部1606と、読み取り部1602により読み取られるデータをフォーマット変換するストリーム制御部1608とを備える。
ストリーム制御部1608は、読み取り部1602から読み取るデータを音声情報、映像情報、管理情報とに分離する分離部1610と、分離部1610により分離されるMPEG2−TSの映像情報からヘッダ情報を解析するヘッダ情報解析部1612と、分離部1610により分離されるMPEG2−TSの映像情報から所定のデータサイズを検出するデータサイズ検出部1614と、分離部1610により分離されるMPEG2−TSのデータから所定の時間情報を検出する時間情報検出部1616と、所定の情報を格納する一時記憶部1618と、例えばマイクロプロセッサにより構成されるデータ生成部1620と、一時記憶部1618に記憶されるデータのやり取りを制御するデータリードライト制御部1622とを備える。
以上のような構成を用いて、MPEG2−TS形式で多重化されたデータをMPEG2−PS形式のデータにフォーマット変換する工程を説明する。
図17は、このフォーマット変換を示すフローである。このフォーマット変換工程は、MPEG2−TS形式の多重化データを、データ読み込み・分離工程S1700と、データ解析工程S1702と、管理情報作成工程S1704と、フォーマット変換必要情報生成工程S1706と、第2フォーマット形式データ生成工程S1708と、データ書き込み工程S1710とを含み、これらの工程を実行することにより、MPEG2−TS形式がMPEG2−PS形式に変換される。
以下、図18から図27を参照して各工程を説明する。
図18は、データ読み込み・分離工程S1700を示すフローである。まず、MPEG2−TS形式のデータが読み出される(S1800)。読み出されるMPEG2−TS形式のデータが、音声情報AES(Audio ES)、映像情報VES(Video ES)および管理情報であるTIPパケットとPMT(Program Map Table)パケットに分離される(S1802)。分離されるAES、VESおよびTIPパケット、PMTパケットはそのままの形で一時記憶部1618に蓄積される(S1804)。
次に、図19及び図20を参照して、データ解析工程S1702を説明する。データ解析工程S1702では、データ読み込み・分離工程S1700で分離されるデータから、ヘッダ情報解析工程S1900、データサイズ検出工程S1902、時間情報検出工程S1904を経て所定の解析結果が出力される。
データ解析工程S1702では、データ読み込み・分離工程S1700により分離された映像情報(VES)の入力(S2000)からデータ終了までの間(S2022)、Sequence HeaderとPicture Headerとが解析される(S2002、S2006、S2010、S2014、S2018)。
この解析により、
horizontal_size_value,vertical_size_value,aspect_ratio_information, horizontal_size_extention,vertical_size_extention,temporal_reference, Picture_cording_type,Picture_structure,およびPicture_user_data
が得られる(S2004、S2008、S2012、S2016、S2020)。
データサイズ検出工程S1902では、データ読み込み・分離工程S1700により分離されたうえでヘッダ情報解析工程S1900によりHeader情報が解析された映像情報から、Picture sizeが算出される。Picture sizeはMPEG2−TSのTSパケット内に含まれる映像のデータサイズを示し、カウンタを用いて算出される。算出に際しては、TSパケットに含まれるパケットヘッダやPESヘッダが除かれる。
時間情報検出工程S1904では、分離された映像情報(VES)と音声情報(AES)とから時間情報検出部1616により初期のPTSが検出される。
次に、管理情報作成工程S1704の説明に先立って、フォーマット変換必要情報生成工程S1706を説明する。図21は、フォーマット変換必要情報生成工程S1706の詳細である。工程S1706は、バッファシミュレーション工程S2100と、データ取得工程S2102と、書き込み工程S2104と、初期時間情報生成工程S2106とを有する。
バッファシミュレーション工程S2100は、データ解析工程S1702で得られる解析結果に基づいて、データ生成部1620において実施される。データ取得工程S2102では、第2のフォーマット形式に変換する際に必要となる情報が、バッファシミュレーション工程S2100で得られる情報から取得される。書き込み工程S2104では、データ取得工程S2102で取得される情報が一時記憶部1618に書き込まれる。初期時間情報生成工程S2106では、一時記憶部1618に書き込まれている情報から初期時間情報が生成される。
バッファシミュレーション工程S2100では、まず、データ読み出し・分離工程S1700における変換対象であるMPEG2−TSのデータから、PCR、ATS、ピクチャーサイズ、PTSが読み出され、これらの読み出し情報にバッファシミュレーションが実行されることで、SCR(System Clock Reference)と、多重化順序、Payloadサイズ/ポインタ、Pack_Header(PTS/DTS、P−STD−Buf、sub_header)が生成される。
次に、バッファシミュレーション工程において、MPEG2−PSフォーマットにより記録されるデータのSCRを出力する工程について図22を参照して説明する。ここでいうMPEG2−PSフォーマットのデータは、MPEG2−TSフォーマットにより記録されるデータに対応し、MPEG2−PSフォーマットデータに付与されるSCRは、MPEG2−TSフォーマットデータに付与されるPCRに対応する。
MPEG2−TSの各パケットには前述したように、パケットに付加されたヘッダにATSが格納されており、読み取り部1602により、第1のユニット(管理情報を含む)の先頭パケットの第1のATSと、第2のユニット(映像情報を含む)の先頭パケットの第2のATSとが読み出される。第1のユニットの先頭パケットはMPEG2−TSのユニット全体の先頭パケットとなる。
次に、読み出した第1のATSと第2のATSとの間の差分が算出され、その差分を埋めるように、MPEG2−TSの第1のパケットに、意味を持たないデータが付加される。これにより、MPEG2−TSの第1のユニットとMPEG2−PSの第1のパックとの間でバイト長が同一長に統一される。そのうえで、所定長のビットが付加された後の第2のユニットのPCRが算出され、さらに、算出されたMPEG2−TSの第2のユニットのPCRが、MPEG2−PSの第2のパックのSCRに設定される。これにより、MPEG2−PSのSCRを生成することが可能になる。
以上の工程により、MPEG2−TS方式のPCRとMPEG2−PS形式のSCRとの間で同期を確保することが可能となり、再エンコードすることなく、MPEG2−PSのSCRをMPEG2−TSのPCRに変換することが可能になる。
次工程を説明する。図23に示すように、MPEG2−TSの各パケットは、TSのパケットヘッダ、PESヘッダ、PESペイロードなどにより構成される。この中で、パケットヘッダ、PESヘッダを除いた映像情報や音声情報を含むPESペイロード部のピクチャサイズが抽出され、さらには、MPEG2−PSの各パックにおけるペイロード部に格納可能なデータ数が算出される。そして、算出されたデータ数に基づいて映像情報や音声情報が、MPEG2−PSの各パックのペイロード部に割り当てられて格納される。これにより、再エンコードすることなく、MPEG2−TSの各映像情報や音声情報を、MPEG2−PSの各映像情報や音声情報に変換することが可能になる。
次に、図24を参照してMPEG2−PSのPTS又はDTSを生成する工程を説明する。上述したように、MPEG2−PSのPTS又はDTSは、PESパケットのパケットヘッダに格納されている。MPEG2−TSにおいては、一つのPESパケットを複数のTSパケットとしているため、複数のTSパケットからなる一つのユニットごとにPTS又はDTSが格納される。
このような構成において、例えばPTSを検出する場合を考える。この場合、図24に示すように、音声又は映像のデータが入力された(S2400)のち、音声データであるか映像のデータであるかが判断され(S2402)、音声の場合には、AudioPTSが(S2404)、映像データの場合にはVideoPTSが(S2406)、それぞれ検出される。
ここで、MPEG2−PSでは、PESパケットにPTS又はDTSを含むPESヘッダを付加されてなるPESパケットが一つのPSパックを構成する。これに対して、MPEG2−TSでは、PESパケットにPESヘッダが付加されてそのPESパケットが分割されている。そのため、MPEG2−PSでは、各PSパックのPESヘッダの中にPTS又はDTSが配置され、MPEG2−TSでは、複数のTSパケットのうちの一つに付加されているPESヘッダ中にPTS又はDTSが配置される。したがって、両者のPTS又はDTSが一致する場合が考えられる。
そのため、両者のPTS又はDTSが一致する場合には、フォーマット変換する場合であってもPTS又はDTSを変換することなく、フォーマット変換後も用いることが可能となる。このことが、フォーマット変換時におけるPTS又はDTSの変換をさらに容易にする。
以上より、SCR、多重化順序、Payloadサイズ/ポインタ、パケット数、またパケット構造が決定するので、PES_Header(Adaptation_Field)を生成することが可能になる。
次に、図25を参照して管理情報を生成する工程について説明する。図25に示すように、管理情報を生成する工程は、一時記憶部1618から管理データであるTIPパケット、PMTパケットをデータリードライト制御部1622を使って読み出す工程S2500と、データ生成部1620でRDIパックを生成する工程S2502と、RDIパックをデータリードライト制御部1622を使って一時記憶部1618に書き込む工程S2504と、RDI生成時にVOB(Video Object)制御に使用するencode_infoを取得する工程(この工程は図25では図示省略)とにより構成される。
図26は、第2フォーマット形式データ生成工程S1708のフローである。第2フォーマット形式データ生成工程S1708では、まず、一時記憶部1618に書き込まれたRDI、AES、VES、paddingの各種データをデータリードライト制御部1622を使って読み出す工程S2600と、読み出されたデータとフォーマット変換必要情報生成工程S1706より得られた多重化順序、Payloadサイズ/ポインタとに基づいて、MPEG2−PS形式のパックバッファメモリ上に生成していく工程S2602とからなる。
なお、第2フォーマット形式データ生成工程S1708では、MPEG2−PS形式のデータを一時記憶部1618に生成していく際に、フォーマット変換必要情報生成工程S1706で得られた、SCR、PES_Headerを付与していく。
データ書き込み工程S1710では、図27に示すように、最終的に一時記憶部1618上に生成されたMPEG2−PS形式のデータを書き込み部1606を通して、記録媒体1604に記録して行く
以上のフォーマット変換工程を11TSパケットを1つの単位として以下同様の処理を行う。
上述したように、このフォーマット変換構成により、MPEG2−TS形式からMPEG2−PS形式に変換する場合であっても、再エンコードする必要がなく、高速にフォーマット変換を行うことが可能になる。
なお、以上の構成においては、説明の容易化のため、読み出し及び書き込みを行う記録媒体を異なる記録媒体としているが、読み出し及び書き込みを同一の媒体で行うことも可能である。
(パイプライン処理について)
図28は、記録媒体400と読み取り装置402と別の記録媒体406と書き込み装置404が同一バス上にある場合のフォーマット変換装置の構成例である。各処理部の役割等は、前述した工程と同じである。
図29(a)〜図29(d)は、図28のフォーマット変換装置におけるフォーマット変換のパイプライン処理の概念図である。この場合、フォーマット変換のための第1の工程(図29(a)の工程(A)に対応する)として、図5に示す工程S512(データ読み込み・分離工程S500とデータ解析工程S502とからなる)、又は図17に示す工程S1712(データ読み込み・分離工程S1700とデータ解析工程S1702とからなる)を割り当てる。
次に、フォーマット変換のための第2の工程(図29(a)の工程(B)に対応する)として、図5に示す工程S514(管理情報作成工程S504とフォーマット変換必要情報生成工程S506とからなる)、又は図17に示す工程S1714(管理情報作成工程S1704とフォーマット変換必要情報生成工程S1706とからなる)を割り当てる。
さらに、フォーマット変換のための第3の工程(図29(a)の工程(C)に対応する)として、図5に示す工程S516(第2のフォーマット形式データ生成工程S508のみからなる)、又は図17に示す工程S1716(第2のフォーマット形式データ生成工程S1708のみからなる)を割り当てる。
さらに、フォーマット変換のための第4の工程(図29(a)の工程(D)に対応する)として、図5に示す工程S518(データ書き込み工程S510のみからなる)、又は図17に示す工程S1718(データ書き込み工程S1710のみからなる)を割り当てる。
ここで、フォーマット変換第1の工程と第2の工程とを順に1回ずつ実行した後は、第1の工程と第3の工程とを組み合わせた複合工程と、第2の工程と第4の工程とを組み合わせた複合工程とをそれぞれ交互に実行することで、記録媒体400と別の記録媒体406という時間的な排他性が必要な処理を効率的に行うことができる。またフォーマット変換工程自体も効率的にパイプライン処理することができる。
具体的には、データ読み込み・分離ステップおよびデータ解析ステップをフォーマット変換第1の工程とし、管理情報作成ステップおよびフォーマット変換必要情報生成ステップをフォーマット変換第2の工程とし、第2フォーマット形式データ生成ステップをフォーマット変換第3の工程とし、データ書き出しステップをフォーマット変換第4の工程とする。そうすると、フォーマット変換第1の工程、フォーマット変換第2の工程を順に行った後に、フォーマット変換第3の工程とフォーマット変換第1の工程とを同時に行い、次にフォーマット変換第4の工程とフォーマット変換第2の工程とを同時に行う。以降これらの同時処理の組み合わせを繰り返し行う。
これにより、同一バス上に記録媒体を備えた読み出し装置と、別の記録媒体を備えた書き込み装置とがある場合でも、記録媒体からの読み出し工程と、別の記録媒体への書き込み工程を排他的かつパイプライン的に処理することができる。
以下、図29(a)〜図29(d)を参照して上記フォーマット変換方法を詳細に説明する。図29(a)に示すように、フォーマット変換を行うための工程を複数の工程(図29(a)の工程(B)と工程(C)に対応する)に分割する。そのうえで、記録媒体にアクセスするための読み出し及び書き込みのために共有のバスを使用している場合であっても、その共有のバスを使用する読み出し工程(図29(a)の工程(A)に対応する)と、その共有のバスを使用する書き込み工程(図29(a)の工程(D)に対応する)とを、フォーマット変換を行う工程(図29(a)の工程(B)及び工程(C)に対応する)のうちのいずれかの工程と同時に実行し、且つ、読み出し工程(A)と書き込み工程(D)とを異なる時間帯(サイクル)によって実行する。
これにより、フォーマット変換のための工程を、同時にバスを使用することなく実行することが可能になり、その結果、共有のバスが競合することがなくなり、その分、効率的に処理を実行することが可能になる。
ここで、図29(b)又は図29(c)に示すように、フォーマット変換工程を複数に分割した場合であって、読み出し工程(A)と書き込み工程(E)とが上述した複数に分割された工程のうちの同一工程(サイクル)で実行されている場合を考える。この場合、読み出し工程(A)と書き込み工程(E)とが同時に実行されてバスの競合が発生する。
これに対して、読み出し工程と書き込み工程との間で、フォーマット変換前の情報が格納される記録媒体とフォーマット変換後の情報が格納される記録媒体とで共有するバスが競合使用されることを防止するためには、次のようにする。
すなわち、図29(d)に示すように、そのバスを使用しない工程からなるフォーマット変換工程を複数の工程(B〜E)に分割する。そのうえで、読み出し工程(A)と書き込み工程(F)とを、上記複数の工程(B〜E)のうちの異なる工程と同時に実行する。これにより、共有のバス競合使用を防止することが可能になる。なお、図29(d)では、工程(F)が書き込み工程を示す。
この場合、図29(a)に比較して、バスを使用しない工程からなるフォーマット変換を行う工程を、より多くの工程(サイクル)に分けて実行しているため、読み出し工程(A)と書き込み工程(F)とを配置するサイクルが多くなり、これにより、処理を高速化することが可能になる。
具体的には、図29(d)において、図29(a)における工程(B)を図29(d)における工程(B)と工程(C)に細分化し、さらに、図29(a)における工程(C)を図29(d)における工程(D)と工程(E)とに細分化する。これにより、例えば、図29(d)においては、図29(a)における工程(B)を行っている間に読み出し工程(A)を行うことが可能になる。同様に、書き込み工程(F)についても、図29(a)の場合と比較してより高速に処理を行うことが可能になる。
なお、本実施の形態の説明では、上述したようにフォーマット変換のための工程を分けているが、本発明はこれに限らず、4つ以外の工程とすることも可能であり、また、フォーマット変換を行うための各工程の内容を変更することも可能である。
従来例におけるダビング動作概要図。 MPEG2−PS形式の多重化データ構造例を示す図。 MPEG2−TS形式の多重化データ構造例を示す図。 フォーマット変換装置の構成図。 フォーマット変換方法のフローチャート。 データ読み出し・分離工程のフローチャート。 データ解析工程のフローチャート。 ヘッダ情報解析工程のフローチャート。 フォーマット変換必要情報生成工程のフローチャート。 データを復号する際の基準時間を調整する参照値の配置図。 ペイロード部分のフォーマット変換を示す図。 映像情報と音声情報とを同期再生するための時間情報を生成する工程のフローチャート。 管理情報作成工程のフローチャート。 第2フォーマット形式データ生成工程のフローチャート。 データ書き込み工程のフローチャート。 フォーマット変換装置の構成図。 フォーマット変換方法のフローチャート。 データ読み出し・分離工程のフローチャート。 データ解析工程のフローチャート。 ヘッダ情報解析工程のフローチャート。 フォーマット変換必要情報生成工程のフローチャート。 データを復号する際の基準時間を調整する参照値の配置図。 ペイロード部分のフォーマット変換を示した図。 映像情報と音声情報とを同期再生するための時間情報を生成する工程のフローチャート。 管理情報作成工程のフローチャート。 第2フォーマット形式データ生成工程のフローチャート。 データ書き込み工程のフローチャート。 パイプライン処理を利用したフォーマット変換装置の構成図。 (a)〜(d)はそれぞれパイプライン処理を示す図。
符号の説明
101 音声映像情報記録再生装置
102 エンコーダ
103 デコーダ
104 HDD
105 DVD
400 フォーマット変換前のデータを記録した記録媒体
402 フォーマット変換前のデータを読み出す読み出し装置
404 フォーマット変換後のデータを書き込む書き込み装置
406 フォーマット変換後のデータを記録した記録媒体
408 ストリーム制御部
410 分離部
412 ヘッダ情報解析部
414 データサイズ検出部
416 時間情報検出部
418 一時記憶部
420 データ生成部
422 データリードライト制御部
424 時間情報付与部

Claims (21)

  1. 第1のフォーマット形式で構成される音声情報、映像情報、は管理情報を含むストリームを第2のフォーマット形式からなるストリームに変換する方法であって、
    前記第1のフォーマット形式の各単位データから映像情報又は音声情報抽出する工程と
    前記第1のフォーマット形式のn番目(nは自然数)の単位データを復号する際の基準時間を調整するための第n参照値と、前記第1のフォーマット形式のn+1番目の単位データを復号する際の基準時間を調整するための第n+1参照値とを比較することによって、前記第1のフォーマット形式のn番目の単位データに含まれる映像情報又は音声情報のデータサイズを算出する工程と、
    前記第1のフォーマット形式の各単位データに含まれる映像情報又は音声情報のデータサイズに基づいて、前記第1のフォーマット形式の各単位データの映像情報又は音声情報を、一定数に分割又は一定数を結合することによって、前記第2のフォーマット形式の単位データに割り当てる工程と、
    前記第1のフォーマット形式の単位データを復号する際の基準時間を調整するための参照値を、前記第2のフォーマット形式のユニットを復号する際の基準時間を調整するための参照値とする工程とを含む、
    フォーマット変換方法。
  2. 前記第1のストリームは少なくとも第1の単位データと前記第1の単位データに続く第2の単位データとを有し、
    前記第2のストリームは少なくとも第1のユニットと第2のユニットとを有し、
    前記第1の単位データと前記第1のユニットとのバイト長を互いに一致させることにより、前記第2の単位データの参照値と前記第2のユニットの参照値とを一致させる、
    請求項のフォーマット変換方法。
  3. 前記ユニットを構成する単位データは、単位データごとに入力時間情報を有し、
    前記第2のストリームを構成する各単位データの入力時間情報は、前記第2のユニットの参照値により調整された基準時間に基づいて所定のバイト長ごとに生成される、
    請求項のフォーマット変換方法。
  4. 前記第1のストリームは、前記第1のストリームに含まれる映像情報と音声情報とを同期再生するための時間情報を有し、
    前記第1のストリームから前記第2のストリームに変換する際には、前記第1のストリームに含まれる映像情報と音声情報とを同期再生するための時間情報を、前記第2のストリームに含まれる映像情報と音声情報とを同期再生するための時間情報にする、
    請求項1のフォーマット変換方法。
  5. 前記第1のストリームは、前記第1のストリームに含まれる映像情報と音声情報とを復号するための時間情報を有し、
    前記第1のストリームから前記第2のストリームに変換する際には、前記第1のストリームに含まれる映像情報と音声情報とを復号するための時間情報を、前記第2のストリームに含まれる映像情報と音声情報を復号するための時間情報にする、
    請求項1のフォーマット変換方法。
  6. 前記各単位データは、少なくともヘッダを含み、
    前記各単位データの映像情報又は音声情報を含むデータは、前記各単位データから前記ヘッダを除いたデータである、
    請求項1のフォーマット変換方法。
  7. 複数のパックからなるMPEGプログラムストリームを複数のユニットからなるMPEGトランスポートストリームに変換するフォーマット形式変換方法であって、
    前記ユニットは複数のパケットにより構成されており、
    かつ、
    前記パックから映像情報を抽出する工程と、
    n番目(nは自然数)のパックの映像情報の符号化時に設定されたSCRと、n+1番目のパックの映像情報の符号化時に設定されたSCRとを比較することによって、前記n番目のパックに含まれる映像情報のデータサイズを算出する工程と、
    前記n番目のパックに含まれる映像情報のデータサイズに基づいて、前記n番目のパックに含まれる映像情報を、一定数に分割することによって、前記ユニット内の複数の前記パケットに割り当てる工程と、
    記MPEGトランスポートストリームのPCRの各々を、前記SCRの各々に一致させることにより、前記PCRを生成する工程とを含
    フォーマット変換方法。
  8. 前記MPEGトランスポートストリームを構成する先頭のユニットは、管理情報を含むユニットであり、
    前記管理情報を含むユニットに意味のないデータを付加する、
    請求項のフォーマット変換方法。
  9. 所定バイトごとに前記MPEGトランスポートストリームを構成する各パケットはATSを有し、
    前記ATSは、前記PCRから所定バイト長ごとに付与される、
    請求項のフォーマット変換方法。
  10. 前記MPEGプログラムストリームに含まれる映像情報と映像情報とを同期再生するためのPTSを取得する工程と、
    前記MPEGトランスポートストリームのPTSを付与する工程と、
    をさらに含み、
    前記MPEGプログラムストリームのPTSを、前記MPEGトランスポートストリームのPTSにする、
    請求項のフォーマット変換方法。
  11. 前記MPEGプログラムストリームに含まれる映像情報と映像情報とを復号するためのDTSを取得する工程と、
    前記MPEGトランスポートストリームのDTSを付与する工程と、
    をさらに含み、
    前記MPEGプログラムストリームのDTSを、前記MPEGトランスポートストリームのDTSにする、
    請求項のフォーマット変換方法。
  12. 前記MPEG−プログラムストリーム形式から前記MPEG−トランスポートストリームに変換する際には、さらに、
    前記MPEG−プログラムストリーム形式に含まれるRDIパックに書き込まれた管理情報の内、少なくとも著作権に関する情報を前記MPEG−トランスポートストリームに含まれるTIPからなる管理情報に書き込む、
    請求項のフォーマット変換方法。
  13. 前記各単位データは、少なくともヘッダを含み、
    前記各単位データの映像情報又は音声情報のデータは、前記各単位データから前記ヘッダを除いたデータである、
    請求項のフォーマット変換方法。
  14. パイプライン処理により、第1のフォーマット形式で構成される音声情報、映像情報は管理情報を含む第1のストリームを、第2のフォーマット形式からなる第2のストリームに変換するフォーマット変換方法であって、
    少なくとも前記第1のフォーマット形式により記憶された第1の記憶手段から第1のストリームを読み出す処理を含む第1の工程と、
    前記第1のストリームを構成する単位データの符号化形式を変更することなく前記第2のフォーマット形式の単位データに変換する第2の工程と、
    少なくとも前記第2の工程により生成された第2のフォーマット形式の第2のストリームを第2の記憶手段へ書き出す処理を含む第3の工程と、
    を含み、
    前記第2の工程は、前記第1のストリームから音声情報又は映像情報を抽出する工程と、前記第1のストリームのn番目(nは自然数)の単位データを復号する際の基準時間を調整するための第n参照値と、前記第1のストリームのn+1番目の単位データを復号する際の基準時間を調整するための第n+1参照値とを比較することによって、前記第1のストリームのn番目の単位データに含まれる映像情報又は音声情報のデータサイズを算出する工程と、前記第1のストリームの各単位データに含まれる映像情報又は音声情報のデータサイズに基づいて、前記第1のストリームの各単位データの映像情報又は音声情報を、一定数に分割又は一定数を結合することによって、前記第2のストリームの単位データに割り当てる工程と、前記第1のストリームの単位データを復号する際の基準時間を調整するための参照値を、前記第2のストリームのユニットを復号する際の基準時間を調整するための参照値とする工程とを含み、
    前記第1の記憶手段と前記第2の記憶手段とは、データ転送を行うバスを共有しており、前記パイプライン処理において、前記第1の工程と前記第3の工程とを同時に実行しない、
    フォーマット変換方法。
  15. 前記第2の工程を行っている間に、前記第1又は第3のいずれかの工程を行う、
    請求項14のフォーマット変換方法。
  16. 前記第2の工程は複数工程に分割されており、前記第1又は第3の工程は、前記複数工程のうちのいずれかの工程と同時に実行されており、
    前記第1の工程と前記第3の工程とを異なる時間帯で実行する、
    請求項14のフォーマット変換方法。
  17. 第1のフォーマット形式で構成される音声情報、映像情報は管理情報を含むストリームを、第2のフォーマット形式からなるストリームに変換する装置であって、
    前記第1のフォーマット形式のストリームを、音声情報、映像情報及び管理情報に分離する分離部と、
    前記分離部の分離処理によって得られる前記映像情報のヘッダ情報を解析するヘッダ情報解析部と、
    記分離部の分離処理によって得られる前記音声情報及び前記映像情報から、第1のフォーマット形式の単位データを復号する際の基準時間を調整するための参照値を検出する時間情報検出部と、
    前記分離部による分離によって得られる前記音声情報,映像情報、及び管理情報と、前記時間情報検出部によって検出される第1のフォーマット形式の単位データを復号する際の基準時間を調整するための参照値とに基づいて、前記第2のフォーマット形式のストリームを生成するデータ生成部とを備え
    前記データ生成部は、前記第1のフォーマット形式のn番目(nは自然数)の単位データを復号する際の基準時間を調整するための第n参照値と、前記第1のフォーマット形式のn+1番目の単位データを復号する際の基準時間を調整するための第n+1参照値とを比較することによって、前記第1のフォーマット形式のn番目の単位データに含まれる映像情報又は音声情報のデータサイズを算出し、算出した前記データサイズに基づいて、前記第1のフォーマット形式の各単位データの映像情報又は音声情報を、一定数に分割又は一定数を結合することによって、前記第2のフォーマット形式の単位データに割り当て、前記第1のフォーマット形式の単位データを復号する際の基準時間を調整するための参照値を、前記第2のフォーマット形式のユニットを復号する際の基準時間を調整するための参照値とする、
    フォーマット変換装置。
  18. 前記分離部の分離処理によって得られる前記音声情報、前記映像情報及び前記管理情報を一時的に記憶する一時記憶部を備え、
    前記データ生成部は、前記一時記憶部より前記第2のフォーマット形式のストリームを生成するために必要な情報を取得する、
    請求項17のフォーマット変換装置。
  19. 前記第1のフォーマット形式のストリームを第1の記録媒体から読み出すための読み取り部と、
    前記第2のフォーマット形式のストリームを第2の記録媒体に書き込むための書き込み部とを備える、
    請求項18のフォーマット変換装置。
  20. 前記読み取り部と前記書き込み部とはデータ転送のためのバスを共有しており、前記読み取り部による読み出し処理と前記書き込み部による書き込み処理とを排他的に実行する、
    請求項19のフォーマット変換装置。
  21. フォーマット変換処理を実行する間に、前記読み取り部による読み出し処理又は前記書き込み部による書き込み処理を実行する、
    請求項20のフォーマット変換装置。
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