JP2007259029A - 映像信号記録装置、記録媒体、及び映像信号再生装置 - Google Patents

映像信号記録装置、記録媒体、及び映像信号再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】特殊再生に必要なピクチャ位置情報を完全に記録できないフォーマットにおいても特殊再生を行う。
【解決手段】トランスポートストリームの各パケットデータを格納するデータバッファ(3)と、ピクチャの情報を格納した付加パケットをデータバッファ(3)に挿入しデータバッファ内のパケット列とともに記録媒体(30)に記録し、記録媒体(30)に記録される各ピクチャのインデックス情報を生成し(17)、インデックス情報を参照して任意のピクチャを含むパケット群を記録媒体から読出し(20)、読みだされたパケット群から付加パケットに格納されたピクチャ情報を検出し(21)、検出されたピクチャ情報をもとに再生を行う。
【選択図】図1

Description

この発明は、デジタル放送を受信し、受信したデジタル映像信号をハードディスク、DVD(Digital Versatile Disc)メディア、BD(Blu−ray Disc)メディア等の記録媒体に記録する映像信号記録装置、該記録媒体に記録されたデジタル映像信号を読み出し再生する映像信号再生装置に関するものである。本発明はまた、映像信号記録のために用いられる記録媒体に関する。
デジタル放送においては、映像データは一般的にMPEG(Moving Picture coding Experts Group)2方式による符号化により圧縮される。MPEG2方式により符号化された映像および音声信号は、エレメンタリーストリームと呼ばれ、PES(Packetized Elementary Stream)パケットというデータ構造の中に組み込まれる。BSデジタル放送や地上デジタル放送では、複数のPESパケットを結合したものを188バイト固定長のパケット(TSパケット)に分割し、単一のビット列としたトランスポートストリーム(TS)を用いて映像および音声データを送信している。
MPEG2方式を用いて符号化された画像データは、前後の画像データをもとにつくられているため、1つの画像データだけでは完結せず、画像信号を復号化できない。このため、GOP(Group Of Pictures)構造が採用されている。このGOP構造とは、映像データの複数のピクチャ(picture:画像)をグループ化したアクセス単位である。GOPは、Iピクチャ(イントラ(フレーム内)符号化画像)、Pピクチャ(前方予測(フレーム間)符号化画像)およびBピクチャ(双方向予測(フレーム間)符号化画像)の3タイプで構成される。ここで、Iピクチャは他のタイプのピクチャデータとは独立して復号が可能な画像情報であり、PまたはBピクチャは前後のピクチャとの各差分情報を利用して復号できる画像情報である。
一般的に、MPEG2方式で符号化された画像データをハードディスク等の記録媒体に記録、再生する映像記録再生装置では、早送りや早戻し等の特殊再生には、ピクチャを任意に抽出し再生することにより、特殊再生を実現できる。MPEG2方式において、各I、P、Bピクチャの符号化データは可変長であるため、各ピクチャの記録媒体上の記録位置は一律には定まらない。
そこで、ハードディスクにMPEGトランスポートストリームを記録する際には、記録装置は、MPEGトランスポートストリーム内でのピクチャ位置を特定するピクチャ位置情報を作成し、MPEGトランスポートストリームとは別個にハードディスクに記録していた。ピクチャ位置情報をMPEGトランスポートストリームとは別個に記録する目的は、特殊再生の際に、MPEGトランスポートストリームを読み出す位置を、ピクチャ位置検出情報に基づいて容易に特定できるからである。映像記録再生装置において、トランスポートストリームの記録時にハードディスクにピクチャ位置情報を記録する。この映像記録再生装置は、そのピクチャ位置情報を使用して、任意の位置から任意の位置までのMPEGトランスポートストリームのピクチャデータを取り出し、特殊再生に利用する(例えば特許文献1)。
特殊再生に関連して、特殊再生中の画像のノイズを低減する技術も知られている。映像記録再生装置は、記録媒体に記録されているデータを読み出し、読み出されたデータをデコードする。そして位置情報に基づいて必要なピクチャのみを抽出し、特殊再生用データを作成する。その後、映像記録再生装置は、デコードされた特殊再生用データをエンコードし、MPEGトランスポートストリームパケットへ変換する。これによりノイズを抑制できる(例えば特許文献2)。
特開2003−339019号公報 特開2001−359071号公報
従来の技術によれば、MPEGトランスポートストリームとは別に、ピクチャ位置情報を記録媒体に記録しておかなければならず、BD(Blu−ray Disc)規格等の規格化されたフォーマットを持つ記録媒体に適用することは困難である。任意のピクチャデータを用いて特殊再生を行うことができないからである。例えばBD規格上では、記録装置は、映像の早送り再生の際に利用するピクチャに関する管理データをディスクに記録できる。しかし記録可能なデータ容量は制限されており、ディスクの記憶容量に対して十分な管理データを記録できない。
またノイズが発生しないように、データストリームを一旦デコードして特殊再生用データを生成する処理を採用すると、その後、再エンコードし、MPEGトランスポートストリームパケットへ変換する処理を連続して行わなければならず、非常に複雑で高価なシステムが必要となる。
この発明は、
フレーム内符号化されたフレーム内符号化ピクチャ、およびフレーム間符号化されたフレーム間符号化ピクチャを含み複数のパケットから構成されるトランスポートストリームを受信し、記録媒体に記録する映像信号記録装置において、
前記トランスポートストリームの各パケットデータを格納するデータバッファと、
前記トランスポートストリームからピクチャの先頭を格納するパケットを検出する境界パケット検出手段と、各ピクチャの情報を格納した付加パケットを生成する付加パケット生成手段と、
前記付加パケットが挿入された前記データバッファに格納されたパケット列を記録媒体に保存するパケット保存手段と、
前記トランスポートストリームからヘッダ情報を検出するヘッダ検出手段と、
前記ヘッダ情報を前記記録媒体に保存するヘッダ情報保存手段と、
前記パケット保存手段により保存される各ピクチャを特定する情報を記憶するインデックステーブルを作成するインデックステーブル生成手段と、
前記インデックステーブルを前記記録媒体に保存するテーブル保存手段と
を備えたことを特徴とする映像信号記録装置を提供する。
この発明は記録時にトランスポートストリームを解析し、任意のピクチャの先頭を検出し、各ピクチャの情報を格納する付加パケットをピクチャの先頭データを含むパケットの直後に挿入し、データバッファにピクチャデータとともに格納された各パケット群をパケット記憶手段に記録し、各ピクチャ情報で構成されたインデックステーブルを参照して、任意のピクチャを含むパケット群を前記パケット記憶手段から読み出し、付加パケットに格納されたピクチャ情報を入手できるので、ピクチャ位置を特定するピクチャ位置情報をあらかじめインデックステーブルに格納しなくとも、ピクチャデータを再生できる。従って、ピクチャ位置情報を完全に記録できないBD規格などメディアにおいても対応できる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の映像信号記録再生装置を示すブロック図である。本実施の形態1による映像記録再生装置は、外部から入力されたMPEG2トランスポートストリームをハードディスク等の記録媒体に記録し、記録されたMPEG2トランスポートストリームを再生して、外部のデコーダ装置に出力するストリーム記録再生装置として構成されており、記録媒体30に記録を行う記録装置31と、記録媒体30から再生を行う再生装置32とを有する。
入力トランスポートストリーム1は、フレーム内符号化されたフレーム内符号化ピクチャ(Iピクチャ)、およびフレーム間符号化されたフレーム間符号化ピクチャ(P,Bピクチャ)を含み複数のパケットから構成される。
記録媒体30は、MPEG2トランスポートストリームのTSパケットを保存するものであり、パケット記憶部(パケット記憶ブロック)14と、テーブル記憶部(テーブル記憶ブロック)15と、ヘッダ情報記憶部(ヘッダ情報記録ブロック)16とを有する。パケット記憶部14は、TSパケットを保存するものであり、入力トランスポートストリーム1の各パケットとあわせて後述の付加パケットを格納する。
テーブル記憶部15は、パケット記録部14に格納される各ピクチャを特定する情報を記憶するインデックステーブル情報を含むインデックステーブルを保存する。
ヘッダ情報記憶部16はトランスポートストリームに関連したヘッダ情報を保存する。
記録装置31は、記録媒体30にTSパケットの記録を行うものであり、入力バッファ3と、TSパケット保存部4と、映像パケット検出部5と、ピクチャ情報検出部6と、表示タイミング抽出部7と、インデックステーブル作成部8と、インデックステーブル保存部9と、ヘッダ情報検出部10と、ヘッダ情報保存部11と、境界パケット検出部12と、付加パケット生成部13とを有する。
入力バッファ3は、入力トランスポートストリーム1のTSパケット(のパケットデータ)を格納する。言い換えると、パケット列を格納する。
TSパケット保存部4は、入力バッファ3に格納され付加データ(付加パケット)が挿入されたTSパケットをパケット記憶部14に保存する。
映像パケット検出部5は、入力されたトランスポートストリーム1から映像パケットを検出する。
ピクチャ情報検出部6は、映像パケット検出部5で検出された映像パケットからピクチャ情報を検出する。
表示タイミング抽出部7は、ピクチャ情報検出部6で検出されたピクチャ情報から表示タイミングを抽出する。
インデックステーブル作成部8は、検出されたピクチャ毎の表示タイミングやアドレス等からなるインデックステーブルを作成する。このインデックステーブルはパケット保存手段4により保存される各ピクチャを特定する情報を格納するものである。
インデックステーブル保存部9は、インデックステーブル作成部8で生成されたインデックステーブルをテーブル記憶部15に保存する。
ヘッダ情報検出部10は、映像パケット検出部5で検出された映像パケットからヘッダ情報を検出する。
ヘッダ情報保存部11は、ヘッダ情報検出部10で検出されたヘッダ情報をヘッダ情報記憶部16に保存する。
境界パケット検出部12は、映像パケット検出部5で検出された映像パケットからピクチャの開始情報を検出する。言い換えると、トランスポートストリーム1からピクチャの先頭を格納するパケットを検出する。
付加パケット生成部13は、境界パケット検出部12で検出されたピクチャ開始情報をもとに入力バッファ3に挿入するパケットを各ピクチャの情報を格納した付加パケットとして生成する。
再生装置32は、記録媒体30に保存したTSパケットの再生を行うものであり、インデックステーブル読出部17と、ナビゲーション制御部18と、ユーザインターフェース制御部19と、パケット読出部20と、付加パケット検出部21と、出力バッファ22と、ヘッダ情報読出部23と、ヘッダ情報付加部24とを有する。
インデックステーブル読出部17は、テーブル記憶部15からインデックステーブルを読み出す。
ナビゲーション制御部18は、インデックステーブル読出部17で読み出されたインデックステーブルをもとに再生を制御する。
ユーザインターフェース制御部19は、ユーザの操作を受け付ける。
パケット読出部20は、記録媒体30のパケット記憶部14からTSパケットを読出す。即ち、インデックステーブル読出部17で読み出されたインデックステーブルを参照して任意のピクチャを含むパケット群を記録媒体30のパケット記憶部14からパケット単位で読み出す。
付加パケット検出部21は、パケット読出部20で読み出したTSパケットから付加パケットを検出する。
出力バッファ22は、付加パケット検出部21で処理されたTSパケットを一時格納する。出力バッファ22から出力トランスポートストリーム2が出力される。
ヘッダ情報読出部23は、ヘッダ情報記憶部16からヘッダ情報を読み出す。
ヘッダ情報付加部24は、ヘッダ情報読出部23で読み出したヘッダ情報を出力バッファに格納されたTSパケットに付加する。
以上のように構成された図1の映像信号記録再生装置の動作について説明する。
まず、映像記録装置31の記録動作について説明する。入力トランスポートストリーム1の各TSパケットは、入力バッファ3および映像パケット検出部5に入力される。映像パケット検出部5は入力トランスポートストリームのTSパケットのPID(Packet ID)情報などから映像パケットを含んだTSパケットを抽出し、ピクチャ情報検出部6、ヘッダ情報検出部10および境界パケット検出部12に出力する。
ピクチャ情報検出部6は、映像パケット検出部5から出力される映像情報を含むTSパケットから、Iピクチャの開始データおよび終了データを含むTSパケットおよびピクチャ情報を検出し、表示タイミング抽出部7およびインデックステーブル作成部8に出力する。表示タイミング抽出部7は、ピクチャ情報検出部6で検出されたピクチャ情報からPTS(Presentation Timestamp)等を用いて表示タイミングを抽出し、インデックステーブル作成部8に出力する。インデックステーブル作成部8は、表示タイミング抽出部7およびピクチャ情報検出部6から出力される情報によりインデックステーブル40を生成し、インデックステーブル保存部9に出力する。インデックステーブル保存部9は、インデックステーブル作成部8で作成されたインデックステーブル40をテーブル記憶部15に保存する。
図2は、本実施の形態におけるインデックステーブルの構成の一例を示す図である。図2に示すように、インデックステーブル40は、格納したIピクチャの番号を示すインデックス値IDX、当該Iピクチャの表示タイミングを示す再生時刻値PT、当該Iピクチャの開始データを含むTSパケットを含むパケット記憶部14内でのパケット番号(開始パケット番号)BPNおよび当該Iピクチャのデータサイズの範囲を示すピクチャサイズIEPOにより構成される。ここで、ピクチャサイズは例えばBD(Blu−ray Disc)規格で用いられているI_end_position_offsetに従って4ビットで表されるものとする。
トランスポートストリームの記録を開始すると、TSパケットの記録が開始され、ピクチャ情報検出部5により第1のIピクチャのピクチャ情報が検出されると、表示タイミング抽出部6は、前記ピクチャ情報から表示タイミング示す時刻情報をインデックステーブル作成部8に出力する。インデックステーブル作成部8は、インデックステーブル40の第1のIピクチャの表示タイミング項(PT1)に、表示タイミング抽出部7の出力値を格納する。
さらに、前記Iピクチャの開始データを含むTSパケットがパケット保存部4によりパケット記憶部14に保存されると、インデックステーブル作成部8は、保存したアドレス情報をパケット保存部4により取得し、前記アドレス情報から第1のIピクチャの開始データを含むパケット番号を算出し、インデックステーブル40の第1のIピクチャの開始パケット番号項(BPN1)に格納する。そして、前記Iピクチャの終了データを含むTSパケットがパケット保存部4によりパケット記憶部14に保存されると、インデックステーブル作成部8は、保存したアドレス情報をパケット保存部4により取得し、前記アドレス情報から前記Iピクチャのデータサイズを算出しI_end_position_offset値に変換し、インデックステーブル40の第1のIピクチャのピクチャサイズ項(IEPO1)に格納する。同様に第2、第3のIピクチャの情報もインデックステーブル40に格納する。これらの動作を記録終了まで繰り返すことによりインデックステーブル40を作成する。
ヘッダ情報検出部10は、映像パケット検出部5から出力されるTSパケットからシーケンスヘッダ情報およびGOPヘッダ情報を検出し、ヘッダ情報保存部11へ出力する。ヘッダ情報保存部11は入力されたヘッダ情報をヘッダ情報記憶部16に保存する。
入力トランスポートストリーム1の各TSパケットを格納する入力バッファ3は、1ピクチャデータを格納可能な容量を持つデータバッファで構成される。入力トランスポートストリーム1の各TSパケットは順次入力バッファ3に格納される。パケット保存部4は、入力バッファ3から出力されたTSパケットのデータをパケット記憶部14に記録する。一方、境界パケット検出部12は、映像パケット検出部5から出力されるTSパケットから、ピクチャの境界情報(ピクチャの開始点)を検出し、付加パケット生成部13に出力する。付加パケット生成部13は空のTSパケットを付加パケットとして、入力バッファ3内の検出されたピクチャの開始データを含むパケット(境界パケット)の直後に挿入する。再び境界パケット検出部12がピクチャの境界情報を検出すると、付加パケット生成部13はピクチャ情報を含む付加パケットを生成し、入力バッファ3内の前記挿入した空のTSパケット(付加パケット)と置き換える。前記入力バッファ3に付加パケットを含む1ピクチャデータが格納されると、前記入力バッファ3は全データをパケット保存部4に出力する。
このとき、付加パケット生成部13では、境界パケット検出部12から入力されたピクチャの境界情報および入力バッファ3に格納されているTSパケット数をもとにピクチャデータの容量(境界パケットを含むピクチャのデータサイズ)などピクチャに関する情報を格納した付加パケットを生成する。生成された前記付加パケットは、PESヘッダのみで構成されるものとし、ピクチャデータを格納しているTSパケット(境界パケット)と同一のパケットIDを持ち、また、前記検出されたピクチャの開始点を含むTSパケット(境界パケット)と同一の連続性カウンタ(continuity_counter)値を持つものとする。
トランスポートストリーム1の各TSパケットをパケット保存部4によりパケット記憶部14に記録する処理について図3(a)及び(b)を用いて説明する。図3(a)は入力トランスポートストリーム1を示している。図3(a)で示すように、入力トランスポートストリームは複数のピクチャ(PC1、PC2、PC3、…)から構成されている。また、各ピクチャも複数のTSパケット(P1、P2、P3、…)で構成されている。図3(b)は、入力バッファ3において付加パケットを付加され、パケット記憶部14に格納されたTSパケットの状態を示している。
前記トランスポートストリーム1の各TSパケット(P1〜P13)は、入力バッファ3に順次格納される。入力バッファ3が1ピクチャデータを格納すると、入力バッファ3はバッファ内の全データをパケット保存部4へ出力し、パケット保存部4は1ピクチャデータをパケット記憶部14に記録する。同様にTSパケット(P14〜P23)は順次入力バッファ3へ格納され、1ピクチャデータ毎にパケット記憶部14に順次記録される。
一方、境界パケット検出部12は前記TSパケットからピクチャ境界点(CP0)を検出すると、境界パケット検出部12はその境界点情報(CP1)を付加パケット生成部13に出力する。この境界点情報(CP1)は、ピクチャの境界情報(ピクチャの開始点)を含む境界パケットのパケット中でのパケットの先頭からピクチャの開始点までの隔たりを表すものであり、オフセットとも呼ばれる。付加パケット生成部13では、空のTSパケットを生成し、入力バッファ3内のピクチャ境界点(CP0)を含むTSパケット(P1)の直後に挿入する。その後、再び境界パケット検出部12は前記TSパケットからピクチャ境界点(CP1)を検出すると、境界パケット検出部12はその境界点情報(CP1)を付加パケット生成部13に出力する。付加パケット生成部13では、入力バッファ3の現在の格納パケット数および境界点情報(CP1)により前記付加パケット(P1a)を生成し、入力バッファ3内のピクチャ境界点(CP0)を含むTSパケット直後の前記空のTSパケットを付加パケット(P1a)で置き換える。その後、入力バッファ3に格納されているTSパケット(P1〜P13)をパケット保存部4に出力する。そして、入力バッファ3の境界点情報(CP1)を含むTSパケット(P13)の直後に空のTSパケットを挿入する。以上の動作を繰り返すことにより入力トランスポートストリーム1の各TSパケットをパケット記憶部14に記録する。図3(b)にパケット記憶部14に記録されたTSパケットの状態を示す。
次に映像再生装置32の再生動作について説明する。最初に、通常再生時の動作について説明する。ユーザインターフェース制御部19は、ユーザから通常再生の指示を受け、ナビゲーション制御部18に通常再生命令を出力する。ナビゲーション制御部18は通常再生命令を受けて、パケット読出部20を制御してパケット記憶部14に記録されているTSパケット(図3(b)参照)から指定のTSパケットを読出し付加パケット検出部21に出力する。
付加パケット検出部21は、入力されたTSパケットから付加パケットを検出し、前記付加パケットを除去し出力バッファ22に出力する。このとき、付加パケット検出部21は、ピクチャデータを含むTSパケットを検出し、前記ピクチャデータを含むTSパケットの連続性カウンタの値が連続して同一であるものを検出し、同一の連続性カウンタの値を持つ2つ目のTSパケットを付加パケットと判断し、除去することができる。これにより付加パケットは無効化される。
出力バッファ22は、入力されたTSパケットを順次再生データとして出力する。出力バッファ22は全データを出力すると、ナビゲーション制御部18に出力バッファ22がエンプティ状態であることを通達する。ナビゲーション制御部18は再びパケット読出部20を制御してパケット記憶部14に記録されているTSパケットを順次読出し付加パケット検出部21に出力する。このとき、パケット読出部20は、最後にパケット記憶部14から読み出したTSパケットのアドレスを記憶している。出力バッファ22では、TSパケットのデータを順次、出力トランスポートストリーム2として出力する(図3(c)参照)。
次に特殊再生時の動作について説明する。前記通常動作中にユーザから早送り再生または早戻し再生の指示がなされると、インデックステーブル読出部17を制御しテーブル記憶部14に保存されているインデックステーブル40を読み出す。同時にヘッダ情報読出部23を制御してヘッダ情報記憶部16に保存されているヘッダ情報を読出しヘッダ情報付加部24に入力する。ヘッダ情報付加部24は、前記ヘッダ情報を含むTSパケットを生成し、出力バッファ22に入力する。また、ナビゲーション制御部18は、パケット読出部20が最後にパケット記憶部14から読み出したTSパケットのアドレスを取得する。
ナビゲーション制御部18は、インデックステーブル40中の開始パケット番号項およびピクチャサイズ項を検索し、前記TSパケットのアドレス値に最も近い開始パケット番号を持つIピクチャのインデックスを選択し、選択されたIピクチャの表示タイミングを抽出する。前記抽出した表示タイミングをもとに順次再生するIピクチャを決定する。例えば4倍再生の場合には、前記抽出した表示タイミングにピクチャの通常の表示間隔の4倍の時間を加算した表示時間に最も近い表示タイミングを有するIピクチャをインデックステーブル40から選択し、前記選択したIピクチャの開始パケット番号およびピクチャサイズを抽出する。
さらに、ナビゲーション制御部18は、抽出した開始パケット番号情報にもとづいてパケット読出部20を制御して、パケット記憶部14から前記選択されたIピクチャの開始データを含むTSパケットから読み出して付加パケット検出部21に出力する。付加パケット検出部21では、前記ピクチャデータを含むTSパケットの連続性カウンタの値が連続して同一であるものを検出し、同一の連続性カウンタの値を持つ2つ目のTSパケットを付加パケット(図3(b)のP1a)と判断し、付加パケット(図3(b)のP1a)を解析し、ピクチャサイズのバイト値などの該当ピクチャに関する情報を抽出し、ナビゲーション制御部18に入力する。付加パケット検出部21は前記付加パケット(図3(b)のP1a)を除いたTSパケットを出力バッファ22に出力する。出力バッファ22では、ヘッダ情報付加部24から入力されたヘッダ情報を含むTSパケット(図3(d)のPH)を付加して出力する。
ナビゲーション制御部18では、付加パケット検出部21から入力されたピクチャサイズのバイト値をもとに前記選択されたIピクチャデータのパケット数を算出し、パケット読出部20を制御して、パケット記憶部14から前記選択されたIピクチャのピクチャデータを含むTSパケット(図3(b)のP1〜P13)を読出し付加パケット検出部21に出力する。付加パケット検出部21は入力されたTSパケット群から付加パケットを除くTSパケットを出力バッファ22に入力し、出力バッファ22から出力トランスポートストリーム2として順次出力される(図3(d)参照)。
出力バッファ22に一時蓄積されたTSパケット群が全て出力されことを検出すると、ナビゲーション制御部18は、次に再生するべきIピクチャのインデックスを選択する。すなわち、インデックステーブル40から次の表示タイミングに最も近い表示タイミングを有するIピクチャのインデックスを選択する。ナビゲーション制御部18は、前記選択されたインデックス値を有するIピクチャの開始パケット番号情報を抽出する。前記抽出したIピクチャの開始パケット番号情報にもとづいてパケット読出部20を制御して、パケット記憶部14から当該Iピクチャを含むTSパケットを付加パケット検出部21に入力する。付加パケット検出部21では、前記ピクチャデータを含むTSパケットにおいて連続性カウンタ値が連続して同一であるTSパケットを検出することで付加パケットを検出し、前記付加パケットを解析してピクチャサイズのバイト値を含むピクチャ関連情報をナビゲーション制御部18に入力する。ナビゲーション制御部18では入力されたピクチャ関連情報をもとに当該Iピクチャのパケット数を決定し、パケット読出部20を制御して、パケット記憶部14から当該Iピクチャを含むTSパケット群(図3(b)中のP23〜P33)を読出し、付加パケット検出部21に出力し、付加パケット検出部21は付加パケットを除くTSパケットを出力バッファ22に出力する。出力バッファ22に蓄積されたTSパケットは、出力トランスポートストリーム2として出力する(図3(d)参照)。以降、同様の動作を繰り返すことにより特殊再生動作を実現する。
また、ユーザにより通常再生の指示がなされると、ナビゲーション制御部18は、パケット読出部20が最後にパケット記憶部14から読み出したTSパケットのアドレスを取得する。ナビゲーション制御部18は、インデックステーブル40中の開始パケット番号項およびピクチャサイズ項を検索し、現在のアドレス値に最も近いIピクチャのインデックスを選択し、インデックステーブル40から前記選択したIピクチャの開始パケット番号を抽出する。
ナビゲーション制御部18は、抽出した開始パケット番号情報にもとづいてパケット読出部20を制御してパケット記憶部14に保存されているTSパケットを読出し、付加パケット検出部21に出力する。付加パケット検出部21では、付加パケットを検出し、検出されたTSパケットを除くTSパケットを出力バッファ22に出力する。出力バッファ22に一時蓄積されたTSパケットは出力トランスポートストリーム2として出力される。以降、出力バッファ22がアンダーフローすることなくデータ量に応じて、パケット読出部20を制御してパケット記憶部14に保存されているTSパケットを読出し付加パケット検出部21に出力し、付加パケット検出部21で付加パケット削除したTSパケット群を出力バッファ21に出力する。これらの動作を繰り返すことで、通常再生を実現する。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2の映像信号記録再生装置を示すブロック図である。図4において、図1と同一番号のブロックは同様な機能を有するものである。
図4に示される映像信号記録再生装置は、図1の映像信号記録再生装置と概しておなじであるが、以下の点で異なる。即ち、映像記録装置31内の付加パケット生成部13の代わりに付加テーブル生成部25が設けられ、映像再生装置32内の付加パケット検出部21の代わりに、パケットフィルタ26及び付加テーブル解析部27が設けられている。
付加テーブル生成部25は、ピクチャ関連情報が格納可能なプライベートテーブルを生成する。
パケットフィルタ26は、パケット読出部20から出力されたTSパケットから所定のパケットIDを有するTSパケットを抽出する。
付加テーブル解析部27は、パケットフィルタ26で抽出されたTSパケットに格納されているプライベートテーブルを解析する。
上記実施の形態2の映像信号記録再生装置の動作について説明する。
まず、映像記録装置31の記録動作について説明する。入力トランスポートストリーム1の各TSパケットは、入力バッファ3および映像パケット検出部5に入力される。映像パケット検出部5は入力トランスポートストリームのTSパケットのPID(Packet ID)情報などから映像パケットを含んだTSパケットを抽出し、ピクチャ情報検出部6、ヘッダ情報検出部10およびピクチャ境界検出部12に出力する。
ピクチャ情報検出部6は、映像パケット検出部5から出力される映像情報を含むTSパケットから、Iピクチャの開始データおよび終了データを含むTSパケットおよびピクチャ情報を検出し、表示タイミング抽出部7およびインデックステーブル作成部8に出力する。表示タイミング抽出部7は、ピクチャ情報検出部6で検出されたピクチャ情報からPTS(Presentation Timestamp)等を用いて表示タイミングを抽出し、インデックステーブル作成部8に出力する。インデックステーブル作成部8は、表示タイミング抽出部7およびピクチャ情報検出部6から出力される情報によりインデックステーブル40を生成し、インデックステーブル保存部9に出力する。インデックステーブル保存部9は、インデックステーブル作成部8で作成されたインデックステーブル40をテーブル記憶部15に保存する。
生成されるインデックステーブルは、図2に示すのと同様のものであり、実施の形態1に関して説明したのと同様にして生成される。
ヘッダ情報検出部10は、映像パケット検出部5から出力されるTSパケットからシーケンスヘッダ情報およびGOPヘッダ情報を検出し、ヘッダ情報保存部11へ出力する。ヘッダ情報保存部11は入力されたヘッダ情報をヘッダ情報記憶部16に保存する。
入力トランスポートストリーム1の各TSパケットを格納する入力バッファ3は、1ピクチャデータを格納可能な容量を持つデータバッファで構成される。入力トランスポートストリーム1の各TSパケットは順次入力バッファ3に格納される。パケット保存部4は、入力バッファ3から出力されたTSパケットのデータをパケット記憶部14に記録する。一方、境界パケット検出部12は、映像パケット検出部5から出力されるTSパケットから、ピクチャの境界情報(ピクチャの開始点)を検出し、付加テーブル生成部25に出力する。付加テーブル生成部13は空のTSパケットを、入力バッファ3内の検出されたピクチャの開始データを含むパケット(境界パケット)の直後に挿入する。再び境界パケット検出部12がピクチャの境界情報を検出すると、付加テーブル生成部25はピクチャ情報を格納する付加テーブルを生成し、前記付加テーブルを格納したTSパケット(付加パケット)を生成し、入力バッファ3内の前記挿入した空のTSパケットと置き換える。前記入力バッファ3に付加パケットを含む1ピクチャデータが格納されると、前記入力バッファ3は全データをパケット保存部4に出力する。
このとき、付加テーブル生成部25では、境界パケット検出部12から入力されたピクチャの境界情報および入力バッファ3に格納されているTSパケット数をもとにピクチャデータの容量(境界パケットを含むピクチャのデータサイズ)などピクチャに関する情報を格納したプライベートテーブルを付加テーブルとして生成する。生成された前記付加テーブルは、前記トランスポートストリーム1内で未使用の所定のパケットIDを有するTSパケットに格納される。
前記付加テーブルには、境界パケット検出部12で検出された境界パケットに含まれるピクチャデータの開始位置情報を格納してもよい。
トランスポートストリーム1の各TSパケットをパケット保存部4によりパケット記憶部14に記録する処理は、実施の形態1に関し図3(a)及び(b)を参照して説明したのと同様である。但し、付加パケットP1a、P13aなどとして、付加テーブルを格納したTSパケットが挿入される。
次に映像再生装置32の再生動作について説明する。最初に、通常再生時の動作について説明する。ユーザインターフェース制御部19は、ユーザから通常再生の指示を受け、ナビゲーション制御部18に通常再生命令を出力する。ナビゲーション制御部18は通常再生命令を受けて、パケット読出部20を制御してパケット記憶部14に記録されているTSパケット(図3(b)参照)から指定のTSパケットを読出しパケットフィルタ26に出力する。
パケットフィルタ26は、入力されたTSパケットからトランスポートストリームで未使用の所定のパケットIDを有するTSパケット(付加パケット)を検出する付加パケット検出手段として作用するもので、パケットフィルタ26で検出されたTSパケットは、付加テーブル解析部27に出力される。また、前記パケットフィルタ26は所定のパケットIDを有するTSパケット以外のTSパケットを出力バッファ22に出力する。これにより付加パケットは無効化される。
出力バッファ22は、入力されたTSパケットを順次再生データとして出力する。出力バッファ22は全データを出力すると、ナビゲーション制御部18に出力バッファ22がエンプティ状態であることを通達する。ナビゲーション制御部18は再びパケット読出部20を制御してパケット記憶部14に記録されているTSパケットを順次読出しパケットフィルタ26に出力する。このとき、パケット読出部20は、最後にパケット記憶部14から読み出したTSパケットのアドレスを記憶している。出力バッファ22では、TSパケットのデータを順次、出力トランスポートストリーム2として出力する(図3(c)参照)。
次に特殊再生時の動作について説明する。前記通常動作中にユーザから早送り再生または早戻し再生の指示がなされると、インデックステーブル読出部17を制御しテーブル記憶部14に保存されているインデックステーブル40を読み出す。同時にヘッダ情報読出部23を制御してヘッダ情報記憶部16に保存されているヘッダ情報を読出しヘッダ情報付加部24に入力する。ヘッダ情報付加部24は、前記ヘッダ情報を含むTSパケットを生成し、出力バッファ22に入力する。また、ナビゲーション制御部18は、パケット読出部20が最後にパケット記憶部14から読み出したTSパケットのアドレスを取得する。
ナビゲーション制御部18は、インデックステーブル40中の開始パケット番号項およびピクチャサイズ項を検索し、前記TSパケットのアドレス値に最も近い開始パケット番号を持つIピクチャのインデックスを選択し、選択されたIピクチャの表示タイミングを抽出する。前記抽出した表示タイミングをもとに順次再生するIピクチャを決定する。例えば4倍再生の場合には、前記抽出した表示タイミングにピクチャの通常の表示間隔の4倍の時間を加算した表示時間に最も近い表示タイミングを有するIピクチャをインデックステーブル40から選択し、前記選択したIピクチャの開始パケット番号およびピクチャサイズを抽出する。
さらに、ナビゲーション制御部18は、抽出した開始パケット番号情報にもとづいてパケット読出部20を制御して、パケット記憶部14から前記選択されたIピクチャの開始データを含むTSパケットから読み出してパケットフィルタ26に出力する。パケットフィルタ26では、所定のパケットIDを有するTSパケットを付加パケットとして抽出し付加テーブル解析部27に出力する。付加テーブル解析部27は、入力されたTSパケットに格納された付加テーブル(プライベートテーブル)を解析し、ピクチャサイズのバイト値などの該当ピクチャに関する情報を抽出し、ナビゲーション制御部18に入力する。パケットフィルタ26は所定のパケットIDを有するTSパケット以外のTSパケットを出力バッファ22に出力する。出力バッファ22では、ヘッダ情報付加部24から入力されたヘッダ情報を含むTSパケット(図3(d)のPH)を付加して出力する。
ナビゲーション制御部18では、付加テーブル解析部27から入力されたピクチャサイズのバイト値をもとに前記選択されたIピクチャデータのパケット数を算出し、パケット読出部20を制御して、パケット記憶部14から前記選択されたIピクチャのピクチャデータを含むTSパケット(図3(b)のP1〜P13)を読出しパケットフィルタ26に出力する。パケットフィルタ26は入力されたTSパケット群から付加パケットを除くTSパケットを出力バッファ22に入力し、出力バッファ22から出力トランスポートストリーム2として順次出力される(図3(d)参照)。
出力バッファ22に一時蓄積されたTSパケット群が全て出力されことを検出すると、ナビゲーション制御部18は、次に再生するべきIピクチャのインデックスを選択する。すなわち、インデックステーブル40から次の表示タイミングに最も近い表示タイミングを有するIピクチャのインデックスを選択する。ナビゲーション制御部18は、前記選択されたインデックス値を有するIピクチャの開始パケット番号情報を抽出する。前記抽出したIピクチャの開始パケット番号情報にもとづいてパケット読出部20を制御して、パケット記憶部14から当該Iピクチャを含むTSパケットをパケットフィルタ26に入力する。パケットフィルタ26は、所定のパケットIDを有するTSパケットを抽出し、付加テーブル解析部27に入力する。付加テーブル解析部27では入力されたTSパケットに格納された付加テーブルを解析してピクチャサイズのバイト値を含むピクチャ関連情報をナビゲーション制御部18に入力する。ナビゲーション制御部18では入力されたピクチャ関連情報をもとに当該Iピクチャのパケット数を決定し、パケット読出部20を制御して、パケット記憶部14から当該Iピクチャを含むTSパケット群(図3(b)中のP23〜P33)を読出し、パケットフィルタ26に出力し、パケットフィルタ26は所定のパケットIDの有する付加パケットを除くTSパケットを出力バッファ22に出力する。出力バッファ22に蓄積されたTSパケットは、出力トランスポートストリーム2として出力する(図3(d)参照)。以降、同様の動作を繰り返すことにより特殊再生動作を実現する。
上記以外の動作、例えば特殊再生中にユーザにより通常再生の指示がなされたときの切換動作は実施の形態1について説明したのと同様である。
この発明の実施の形態1を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1におけるインデックステーブルを示す図である。 この発明の実施の形態1を説明する図である。 この発明の実施の形態2を示すブロック図である。
符号の説明
1 入力トランスポートストリーム、 2 出力トランスポートストリーム、 3 入力バッファ、 4 パケット保存部、 5 映像パケット検出部、 6 ピクチャ情報検出部、 7 表示タイミング抽出部、 8 インデックステーブル作成部、 9 インデックステーブル保存部、 10 ヘッダ情報検出部、 11 ヘッダ情報保存部、 12 境界パケット検出部、 13 付加パケット生成部、 14 パケット記憶部、 15 テーブル記憶部、 16 ヘッダ情報記憶部、 17 インデックステーブル読出部、 18 ナビゲーション制御部、 19 ユーザインターフェース制御部、 20 パケット読出部、 21 付加パケット検出部、 22 出力バッファ、 23 ヘッダ情報読出部、 24 ヘッダ情報付加部、 25 付加テーブル生成部、 26 パケットフィルタ、 27 付加テーブル解析部、 30 記録媒体、 31 記録装置、 32 再生装置、 40 インデックステーブル。

Claims (10)

  1. フレーム内符号化されたフレーム内符号化ピクチャ、およびフレーム間符号化されたフレーム間符号化ピクチャを含み複数のパケットから構成されるトランスポートストリームを受信し、記録媒体に記録する映像信号記録装置において、
    前記トランスポートストリームの各パケットデータを格納するデータバッファと、
    前記トランスポートストリームからピクチャの先頭を格納するパケットを検出する境界パケット検出手段と、各ピクチャの情報を格納した付加パケットを生成する付加パケット生成手段と、
    前記付加パケットが挿入された前記データバッファに格納されたパケット列を記録媒体に保存するパケット保存手段と、
    前記トランスポートストリームからヘッダ情報を検出するヘッダ検出手段と、
    前記ヘッダ情報を前記記録媒体に保存するヘッダ情報保存手段と、
    前記パケット保存手段により保存される各ピクチャを特定する情報を記憶するインデックステーブルを作成するインデックステーブル生成手段と、
    前記インデックステーブルを前記記録媒体に保存するテーブル保存手段と
    を備えたことを特徴とする映像信号記録装置。
  2. 前記付加パケット生成手段が、前記境界パケット検出手段の検出結果をもとに、検出された境界パケットの直後に、前記境界パケットと同一のパケットIDおよび連続性カウンタ値を有する付加パケットを生成することを特徴とする請求項1に記載の映像信号記録装置。
  3. 前記付加パケット生成手段が、前記境界パケット検出手段の検出結果をもとに、検出された境界パケットの直後に、ピクチャ情報を格納したプライベートテーブルを生成し、前記トランスポートストリームで未使用の所定のパケットIDを有するTSパケットに前記プライベートテーブルを格納した付加パケットを生成することを特徴とする請求項1に記載の映像信号記録装置。
  4. 前記付加パケット生成手段が、前記境界パケット検出手段により検出された境界パケットを含むピクチャのデータサイズ情報を格納する付加パケットを生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の映像信号記録装置。
  5. 前記付加パケット生成手段が、前記境界パケット検出手段により検出された境界パケットを含むピクチャの境界パケット中のオフセット値情報を格納する付加パケットを生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の映像信号記録装置。
  6. フレーム内符号化されたフレーム内符号化ピクチャ、およびフレーム間符号化されたフレーム間符号化ピクチャを含み複数のパケットから構成されるトランスポートストリームを記録する記録媒体において、
    前記トランスポートストリームの各パケットとあわせて付加パケットを格納するパケット記憶ブロックと、
    前記トランスポートストリームに関連したヘッダ情報を格納するヘッダ情報記録ブロックと、
    前記パケット記録ブロックに格納される各ピクチャを特定する情報を記憶するインデックステーブル情報を記録するインデックステーブル記憶ブロックと
    を有することを特徴とする記録媒体。
  7. 請求項6に記載の記録媒体から、フレーム内符号化されたフレーム内符号化ピクチャ、およびフレーム間符号化されたフレーム間符号化ピクチャを含み複数のパケットから構成されるトランスポートストリームを再生する映像信号再生装置において、
    前記記録媒体に記録されたインデックステーブルを読み出すインデックステーブル読出手段と、
    前記インデックステーブルを参照して任意のピクチャを含むパケット群を前記記録媒体からパケット単位で読み出すパケット読出手段と、
    前記パケット読出手段で読み出されたパケットから付加パケットを検出する付加パケット検出手段と、
    前記記録媒体に記録されたヘッダ情報を読み出すヘッダ情報読出手段と、
    前記ヘッダ情報読出手段で読み出したヘッダ情報をパケットに付加するヘッダ情報付加手段と
    を備えた映像信号再生装置。
  8. 前記付加パケット検出手段が、ピクチャデータを含むTSパケットと同一のパケットIDを有し、同一の連続性カウンタ値が連続することを検出することにより付加パケットを検出することを特徴とする請求項7に記載の映像信号再生装置。
  9. 付加パケット検出手段が、前記トランスポートストリームで未使用の所定のパケットIDを持つTSパケットを検出することにより付加パケットを検出し、付加パケットに格納されたプライベートテーブルを解析することを特徴とする請求項7に記載の映像信号再生装置。
  10. 前記付加パケット検出手段が、前記パケット読出手段により読み出したパケット内で再生に不要となるデータを無効化することを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の映像信号再生装置。
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