JP4392266B2 - 営業戦略支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、金融機関における商品情報、顧客情報及び営業日報データ等の営業関連データを蓄積、検索及び表示する営業戦略支援システムに係り、特に営業日報データにおける制限事項に基づいて営業日報データの作成、修正又は削除の可否を管理できる営業戦略支援システムに関する。
一般に、企業等の営業活動においては、当該企業はその顧客との間を営業担当者を介して営業関連データの提供と収集、および受注/発注、契約等の業務を行っている。
上記営業活動の効率化及び新たな営業戦略の提案のためのツールとして、従来から営業戦略支援システムが開発され、用いられている。
特に営業関連データの管理については、営業担当者は複数の顧客を担当し、定期的あるいは随時に顧客を訪問し、当該顧客の要求、条件等の営業データを収集し、あるいは契約を成立させてこれを本社の営業管理部門に営業関連情報として集約することが一般的に行われている。
営業担当者の営業関連データは、個々の営業担当者が終業時に、その日一日の営業活動に関する報告である営業日報データを営業戦略支援システムに入力することで集約され、管理部門では、営業戦略支援システムを介して多数の営業担当者の活動状況を把握し、その内容をチェックし、かつ適宜に指示を与えることで効率的な企業運営を実現することができる。
一般的な営業戦略支援システムの構成は、本社の営業管理部門等に配置されたサーバと、各営業部署に配置された複数のクライアント端末が、LAN(Local Area Network)又はインターネット等のネットワークで接続され、クライアント端末から入力された営業関連情報はネットワークを介してサーバに集約され、又は入力されたクライアント端末にそのまま保存されるものとなっている。クライアント端末は、ネットワークを介してサーバに集約された営業関連情報を参照又は更新できる他、自己に保存された営業関連情報を参照又は更新できるものとなっている。
また、営業活動の支援を効率的に行うことのできる営業戦略支援システムとして、平成10年1月6日公開の特開平10−11498号「営業マネージメント支援システム」(出願人:株式会社富士ゼロックス総合教育研究所、発明者:佐藤進一)、特開2001−306793号「営業活動支援方法及びそのシステム」(出願人:ヤヨイ化学工業株式会社、佐野弘蔵、発明者:佐野弘蔵)、特開2002−269327号「営業開発支援システム及び営業開発支援プログラム」(出願人:フルマークスジャパン株式会社、発明者:栗山龍平)等、多々提案されている。
特開平10−11498号公報(第4−7頁、第2−6図) 特開2001−306793号公報(第4−5頁、第1−2図) 特開2002−269327号公報(第5−6頁、第1、3図)
上記営業戦略支援システムは、金融機関においても用いられている。特に金融機関では、取り扱う金融商品の価値の変動が商品の売れ行きに密接に関わっており、また金融商品の価値が短時間で急激に変動することもあるため、上記実情を考慮した営業戦略が要求される。営業戦略の立案の材料には、過去の営業日報データも用いられるため、営業日報データの役割は非常に大きい。
しかしながら、上記従来の営業戦略支援システムでは、営業日報データの改竄や未記入溜めを防止できないという難点があり、保存されている営業日報データの修正や削除が日時に関係なく自由に行える状況にあった。
このため、営業担当者が顧客とのコンタクト日時、内容等の営業活動の記録を都合のよいように改竄するおそれがあり、また営業日報を毎日入力せず未記入のまま溜めておき、過去の営業活動を一括して入力することも可能であったため、最新の顧客動向等を知ることができず、営業日報に対する信頼性が失われる結果となっていた。
上記難点を解消する方法として、営業日報データの内容の確定を決める期限である内容確定期限を用いて、営業日報データの作成、修正又は削除の可否を管理する方法が考えられる。上記方法は、具体的には、内容確定期限を予めサーバ又はクライアント端末側で設定させておき、サーバ又はクライアント端末は、営業日報データの作成、修正又は削除の処理に移行する際に、営業日報データの日付が内容確定期限を越えているかを判定し、当該日付が内容確定期限を越えている営業日報データについては、エラーメッセージ等を表示する等して作成、修正及び削除を行わないように制御することで実現できる。
上記方法の一例として、各営業日報データについて、内容確定期限が日付から規定の期間までと定められている場合、サーバ又はクライアント端末は、当日の日付と内容確定期限とを比較し、当日の日付が内容確定期限外であると判定すると、当該営業日報データの作成、修正及び削除を行わないように制御することが考えられる。
しかしながら、営業活動の中には、内容確定期限とは関係なく、修正又は削除されると都合の悪い内容のものも存在する。このような営業活動としては、例えば、重要な顧客との打ち合せ記録等、重要度の高い営業活動等が該当する。
このような営業活動の営業日報データについて、上記内容確定期限による判定を行い、日付が内容確定期限内であるとして修正及び削除を実行すると、重要な営業活動が誤った内容で保存され、或いは保存された内容が失われてしまうおそれがある。
一方で、内容確定期限を越えた場合であっても、作成、修正又は削除されないと都合の悪い内容の営業活動も存在する。例えば、出張等での長期不在によって入力されなかった営業活動等がこれに該当する。
このような場合には、上記内容確定期限による判定を行い、日付が内容確定期限外であるとして作成、修正及び削除を行わないことにより、出張等における営業活動を保存できなかったり、或いは誤った内容のまま保存されるおそれがある。
以上述べたように、営業活動には、内容確定期限内であっても営業日報データを更新することが不都合であったり、内容確定期限外であっても営業日報データの作成又は更新が望ましい特殊なものがある。従って、全ての営業活動について、一律に内容確定期限によって営業日報データの作成等をするか否かを決定すると、上記特殊な営業活動については適正な内容で営業日報データとして保存されないおそれがあるため、営業日報データ全体の信頼性が低下するという問題点がある。
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、内容確定期限のみによらず、営業日報データにおける限定事項に基づいて、営業日報データの作成、修正及び削除の可否を管理し、営業日報データの信頼性を向上できる営業戦略支援システムを提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、営業日報データの作成、修正又は削除の要求を受けると、現在の日付が営業日報データの日付から内容確定期限内か否かを判定して、当該営業日報データの作成、修正又は削除を受け付けるサーバと、通信回線を介してサーバと接続されており、サーバに対して営業日報データの作成、修正又は削除の要求を前記通信回線を介して送信するクライアント端末を備える営業戦略支援システムであって、サーバは、営業日報データ毎に設けられ、対応する営業日報データ内容と、当該営業日報データの入力者の情報と、内容確定期限によらず対応する当該営業日報データの修正及び削除を禁ずる検印フラグが設定される日報テーブルと、ユーザ毎に設けられ、内容確定期限によらず営業日報データを作成できる強制操作権限を登録可能なユーザテーブルとを記憶する記憶部と、営業日報データの作成、修正及び削除の処理として当該営業日報データに対応する日報テーブルの作成、修正及び削除を行うと共に、上記各処理の条件設定処理を行う制御部とを有し、制御部は、サーバに送信されて日報テーブルに設定されている営業日報データの修正又は削除の要求をクライアント端末から受けて当該営業日報データの更新を行う際に、当該営業日報データの日報テーブルに検印フラグが設定されているか否かの判定を行い、設定されていれば当該営業日報データの修正又は削除が不能な状態に移行し、設定されていなければ当該営業日報データに対応する日報テーブルを参照し、当該営業日報データの日付が内容確定期限内である場合には、日報テーブルを参照して営業日報データの入力者と当該営業日報データの更新を行う者が同一か否かを判定し、同一であれば、当該データの修正又は削除が可能な状態に移行し、当該営業日報データの日付が内容確定期限外である場合には、営業日報データの更新を行うユーザのユーザテーブルを参照して強制操作権限が設定されているか否かの判定を行い、設定されていれば、日報テーブルを参照して営業日報データの入力者と当該営業日報データの更新を行う者が同一か否かを判定し、同一であれば、当該データの修正又は削除が可能な状態に移行し、制御部は、前記クライアント端末からの営業日報データの作成の要求を受けて当該営業日報データの新規保存を行う際に、当該営業日報データに対応する日報テーブルを参照し、当該営業日報データの日付が内容確定期限外である場合、営業日報データの新規保存を行うユーザのユーザテーブルを参照して強制操作権限が設定されているか否かの判定を行い、設定されていれば、当該データの新規保存が可能な状態に移行するものである。
本発明によれば、営業日報データの作成、修正又は削除の要求を受けると、現在の日付が営業日報データの日付から内容確定期限内か否かを判定して、当該営業日報データの作成、修正又は削除を受け付けるサーバと、通信回線を介してサーバと接続されており、サーバに対して営業日報データの作成、修正又は削除の要求を前記通信回線を介して送信するクライアント端末を備える営業戦略支援システムであって、サーバは、営業日報データ毎に設けられ、対応する営業日報データ内容と、当該営業日報データの入力者の情報と、内容確定期限によらず対応する当該営業日報データの修正及び削除を禁ずる検印フラグが設定される日報テーブルと、ユーザ毎に設けられ、内容確定期限によらず営業日報データを作成できる強制操作権限を登録可能なユーザテーブルとを記憶する記憶部と、営業日報データの作成、修正及び削除の処理として当該営業日報データに対応する日報テーブルの作成、修正及び削除を行うと共に、上記各処理の条件設定処理を行う制御部とを有し、制御部は、クライアント端末からの営業日報データの修正又は削除の要求を受けて当該営業日報データの更新を行う際に、当該営業日報データの日報テーブルに検印フラグが設定されているか否かの判定を行い、設定されていれば当該営業日報データの修正又は削除が不能な状態に移行し、設定されていなければ当該営業日報データに対応する日報テーブルを参照し、当該営業日報データの日付が内容確定期限内である場合には、日報テーブルを参照して営業日報データの入力者と当該営業日報データの更新を行う者が同一か否かを判定し、同一であれば、当該データの修正又は削除が可能な状態に移行し、当該営業日報データの日付が内容確定期限外である場合には、営業日報データの更新を行うユーザのユーザテーブルを参照して強制操作権限が設定されているか否かの判定を行い、設定されていれば、日報テーブルを参照して営業日報データの入力者と当該営業日報データの更新を行う者が同一か否かを判定し、同一であれば、当該データの修正又は削除が可能な状態に移行し、制御部は、クライアント端末からの営業日報データの作成の要求を受けて当該営業日報データの新規保存を行う際に、当該営業日報データに対応する日報テーブルを参照し、当該営業日報データの日付が内容確定期限外である場合、営業日報データの新規保存を行うユーザのユーザテーブルを参照して強制操作権限が設定されているか否かの判定を行い、設定されていれば当該データの新規保存が可能な状態に移行する営業戦略支援システムとしているので、内容確定期限のみによらず、営業日報データにおける限定事項に基づいて、営業日報データの作成、修正及び削除の可否を管理し、営業日報データの信頼性を向上できる効果がある。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態に係る営業戦略支援システムは、クライアント端末からの要求に応じて営業日報データの作成、修正及び削除を行うサーバにおいて、営業日報データに対し、内容確定期限によらず営業日報データの修正及び削除を禁ずる検印を行うための検印権限と、内容確定期限によらず営業日報データを作成、修正及び削除できる強制操作権限とをユーザ毎に設定し、営業日報データの修正又は削除の要求の入力を受けて営業日報データを更新する際に、当該営業日報データに検印がされているか否かを判定し、検印がされていれば修正又は削除ができない旨のメッセージをクライアント端末に通知し、営業日報データの作成、修正又は削除の要求の入力を受けて営業日報データを更新する際に、現在日時が営業日報データにおける顧客との接触日時から内容確定期限外にある場合、営業日報データの作成、修正又は削除を行うユーザに強制操作権限が設定されているか否かを判定し、設定されていれば当該営業日報データの作成、修正又は削除が可能な状態に移行するものであり、これにより営業日報データの限定事項に基づいて営業日報データの作成、修正及び削除の可否を適正に管理でき、営業日報データの信頼性を向上できる。
本発明の実施の形態に係る営業戦略支援システム(以下、本システム)の構成について、図1を用いて説明する。図1は、本システムの構成ブロック図である。
本システムは、企業の本店及び支店間を結ぶイントラネット上で動作する、証券業等の金融業務の現場での営業情報や顧客情報を集計し、営業戦略の支援を図るシステムである。
本システムにおいて、本店側にはサーバ1及びクライアント端末3〜3-mが備えられ、支店側にはクライアント端末4-1〜4-nが備えられ、それぞれ各店舗のLANに接続されている。また、本店側のサーバ1は、データベース2に接続されている。
また、本店側と支店側のLANは、各LANに対応したルータ5-1、5-2を介してイントラネット6に接続されている。
次に、本システムの各部の構成について説明する。
サーバ1は、本店におけるクライアント端末3〜3-m又は支店におけるクライアント端末4-1〜4-nからのデータ要求命令に応じて、所望のデータをデータベース2から読み出し、LAN又はイントラネット6を介して要求のあったクライアント端末に提供する。
サーバ1は、WWW(World Wide Web)サーバ機能を有しており、各クライアント端末は、Webブラウザを介してサーバ1から提供される各データを参照することができる。
また、サーバ1には、営業日報管理ソフトウェアが組み込まれており、サーバ1は、当該ソフトウェアを用いて営業日報データの検索、閲覧、修正及び削除を行う。サーバ1は、営業日報管理ソフトウェアを用いて、LAN又はイントラネット6上で営業日報データの検索、閲覧、修正及び削除の指示のためのサイトを提供し、クライアント端末3、4から当該サイトに入力された指示を受けて、営業日報データの検索、閲覧、修正及び削除を行う。
データベース2は、サーバ1に接続されており、複数の銘柄の証券データ等、企業で取り扱う商品に関するデータ(商品情報データ)や、顧客情報データが格納されている。更に、データベース2は、営業日報データに関するテーブル(社員テーブル、システム情報テーブル、日報テーブル)が格納されている。
データベース2は、サーバ1からの読み出し命令に応じて、上記格納されたデータのうち、読み出し要求のあったデータをサーバ1に出力し、サーバ1からの書き込み命令に応じて、書き込み要求のあったデータを新規作成又は更新する。
サーバ1及びデータベース2の詳細な構成については、後述する。
クライアント端末3、4は、LAN又はイントラネット6を介してサーバ1にデータ要求命令を送信し、LAN又はイントラネット6を介してサーバ1から提供されたデータを表示する。また、クライアント端末3、4は、Webブラウザを介してデータ要求命令の送信と、データ表示を行う。
特に、営業担当者は、クライアント端末3、4を用いて、商品に関するデータや顧客情報データをサーバ1に要求し、Webブラウザ上で営業活動に必要な商品情報を入手できる。
また、営業担当者は、クライアント端末3、4を用いて、サーバ1の営業日報管理ソフトウェアによって提供されるサイトにログインを行い、Webブラウザを介して営業日報データを入力することができる。以下、クライアント端末3、4におけるサーバ1からの商品情報及び顧客情報の閲覧を行う処理を営業情報閲覧処理と称し、営業日報データに関する処理を営業日報管理処理と称する。
クライアント端末3、4の詳細な構成については、後述する。
次に、サーバ1及びデータベース2の構成について、図2を用いて説明する。図2は、サーバ1及びデータベース2の構成ブロック図である。尚、図2では、営業日報管理処理で用いられるプログラム及びデータについて示しているが、この他にサーバ1は、営業情報閲覧処理で用いるプログラムを備えており、データベース2は営業情報閲覧処理で用いるデータを備えている。
図2に示すように、本システムのサーバ1は、制御部11と、通信I/F12と、プログラム記憶部13とを備えている。また、プログラム記憶部13には、営業日報管理ソフトウェア131と、Webサイト表示用プログラム132とが記憶される。そして営業日報管理ソフトウェア131は、制御プログラム131aと、システム管理用プログラム131bと、営業日報処理用プログラム131cと、汎用検索プログラム131dと、営業日報処理判定プログラム131eとを備えた構成となっている。
また、データベース2は、社員テーブルデータベース(図では社員テーブルDB、以下この表記を用いる)21と、システム情報テーブル22と、日報テーブルデータベース(図では日報テーブルDB、以下この表記を用いる)23とを備えている。
以下、サーバ1及びデータベース2の各部の構成について、図2を用いて説明する。
制御部11は、サーバ1における営業情報閲覧処理と営業日報管理処理の動作を制御するものである。制御部11は具体的には、プログラム記憶部13からプログラムを読み込んで当該プログラムに対応する処理を実行し、必要があればデータベース2からデータを読み込む。そして制御部11は、処理結果をデータベース2に記憶させ、又は通信I/F12を介して外部に送信するものである。
また、図示されていないが、制御部11には、各処理において一時的に算出されるデータを格納するためのメモリが内蔵されている。制御部11は、例えばCPU(Central Processing Unit)で実現することができる。
通信I/F12は、制御部11とLAN又はイントラネット6の間での通信のやりとりを行うものであり、LAN又はイントラネット6から受信した通信データを制御部11で認識できるデータ形式に変換して制御部11に出力し、制御部11から出力されるデータをTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に対応したデータ形式に変換してLAN又はイントラネット6に送信するものである。
通信I/F12は、例えばLANボード等で実現できる。
プログラム記憶部13は、サーバ1における営業日報管理処理で用いるプログラムを記憶するものである。プログラム記憶部13で記憶されるプログラムのうち、営業日報管理ソフトウェア131は、営業日報管理処理のためのプログラムの集合体である。
Webサイト表示用プログラム132は、Webサイトの表示のためのプログラムである。Webサイト表示用プログラム132は、Webサーバ機能を含むものであり、制御部11は、当該プログラムを用いて、営業日報管理処理のサイトをLAN又はイントラネット6に提供することができる。
プログラム記憶部13は、例えばHD(Hard Disk)で実現できる。尚、営業日報管理ソフトウェア131及びWebサイト表示用プログラム132は、サーバ1の起動と共に制御部11に読み込まれて内蔵メモリに拡張されて、実行されるものである。
データベース2において、社員テーブルDB21は、社員テーブルの格納されたデータベースであり、日報テーブルDB23は、日報テーブルの格納されたデータベースである。社員テーブル、システム情報テーブル及び日報テーブルの構成については、後述する。
次に、サーバ1の営業日報管理ソフトウェア131における各プログラムについて説明する。
制御プログラム131aは、営業日報管理ソフトウェア131の全体制御のためのプログラムであり、営業日報管理ソフトウェア131の起動の際に、制御部11によって最初に読み込まれ、実行されるものである。制御プログラム131aは、具体的に、ユーザのログイン処理、内容確定期限の算出、他のプログラムの呼び出し等を実現できる。
システム管理用プログラム131bは、営業日報管理ソフトウェア131におけるシステム管理用の処理のためのプログラムである。システム管理用プログラム131bは、営業日報データの内容確定期限に関する条件設定処理のためのパラメータ設定機能と、内容確定期限によらない営業日報データの作成、修正及び削除の条件設定処理のための機能開放メンテナンス機能と、ユーザの登録及び削除を行うためのユーザ登録/削除機能とを備える。
営業日報処理用プログラム131cは、営業日報データの作成、修正及び削除を制御するプログラムである。営業日報処理用プログラム131cは、営業日報データの作成のための営業日報作成機能と、営業日報データの内容の照会のための営業日報照会機能と、営業日報データの修正のための営業日報修正機能と、営業日報データの削除のための営業日報削除機能とを備える。
汎用検索プログラム131dは、営業日報データの汎用検索処理を制御するプログラムである。
営業日報処理判定プログラム131eは、営業日報データの作成、修正及び削除の可否を判定するためのプログラムであり、営業日報処理用プログラム131cにおける営業日報データの作成、修正及び削除の処理の際に呼び出されるものである。
次に、クライアント端末3の営業日報管理処理において用いられるデータテーブルの構成について、図4〜図6を用いて説明する。図4は、社員テーブルの構成図であり、図5は、システム情報テーブルの構成図であり、図6は、日報テーブルの構成図である。
図4に示される社員テーブルは、営業日報管理ソフトウェア131のユーザである社員に関する情報が格納されたテーブルである。社員テーブルは、システム管理用プログラム131bにおけるユーザ登録/削除処理機能によってユーザが登録される毎に生成され、ユーザが削除される毎に削除される。また、社員テーブルは、システム管理用プログラム131bにおける機能開放メンテナンス機能によって営業日報データの作成、修正及び削除の条件設定がされることにより内容が更新される。
社員テーブルに格納される情報のうち、承認フラグは、営業日報データの作成等の処理においてその社員が利用できる権限の有無を示すものである。承認フラグのうち、承認フラグ2は、営業日報データに対し、部店長の認証を検印できる権限(以下、部店長検印権限)の有無を表し、承認フラグ3は、営業日報データに対し、課長の認証を検印できる権限(以下、課長検印権限)の有無を表し、承認フラグ4は、内容確定期限によらず営業日報データの作成、修正及び削除を行うことができる操作権限(以下、強制操作権限)の有無を表すものである。
いずれの承認フラグも、値が1であれば、対応する権限が与えられていることを示し、値が0であれば、対応する権限は認められていないことを示す。
図5に示されるシステム情報テーブルは、営業日報管理ソフトウェア131における各処理で用いられるパラメータが格納されたテーブルである。システム情報テーブルは、予めデータベース2に記憶されている。
システム情報テーブルに格納される情報のうち、当日営業日は、内容確定期限の基準日を表すものである。当日営業日は、営業日報管理ソフトウェア131の起動の際に、或いは営業日報管理ソフトウェア131の動作中において定期的に、制御部11が制御プログラム131aを実行することによって、サーバ1の内蔵時計(図示せず)で設定されている現在日付に基づいて設定される。
ここで当日営業日は、現在日付と同一でもよく、現在日付よりも前の日としてもよい。また、当日営業日を現在日付よりも前の日とした場合に、当日営業日が休日であれば、当日営業日はその前の営業日(例えば先週の最後の営業日)に変更してもよい。
また、制御部11は、制御プログラム131aを実行することによって、当日営業日に、作成/改訂許可期間を加えて内容確定期限を算出する。ここで作成/改訂許可期間は、営業日報データの作成、修正及び削除が可能な期間であり、システム管理用プログラム131bのパラメータ設定機能によって設定され、設定後はデータベース2の特定領域に記憶されるものである。内容確定期限の具体的な算出方法については、後述する。
尚、本システムにおいては、この内容確定期限がデータベース2に記憶されている全ての営業日報データに適用されるものとしているが、この限りではなく、例えば、顧客の種類(既存/見込み)や、支店や、営業担当者に応じて異なる内容確定期限を設定可能としても構わず、また、個々の営業日報毎に内容確定期限を設定してもよい。また、データベース2の当該特定領域には、管理者によって設定される各種のパラメータが記憶されていて、クライアント端末から営業日報データの作成、修正、削除の操作が為された際にサーバ1の制御部11がこれらのパラメータを参照して、処理を行うようになっている。
図6に示される日報テーブルは、営業日報データが格納されたテーブルである。日報テーブルは、営業日報データ処理プログラム131cにおける営業日報作成機能によって営業日報データ毎に生成され、営業日報処理用プログラム131cにおける営業日報修正機能によって内容が更新され、営業日報処理用プログラム131cにおける営業日報削除機能によって営業日報データ毎に削除されるものである。
日報テーブルに格納される情報のうち、接触日時(from)は、顧客と折衝を開始した日時又は営業活動開始の日時を表すものである。また、接触日時(to)は、顧客と折衝を終了した日時又は営業活動終了の日時を表すものである。
また、入力者_社員コードは、対応する営業日報データの入力者の社員コードを表すものであり、更新者_社員コードは、対応する営業日報データの更新者の社員コードを表すものである。また、部店長承認フラグは、部店長検印権限を有するユーザによって当該営業日報データに検印がされたことを表すものであり、課長承認フラグは、課長検印権限を有するユーザによって当該営業日報データに検印がされたことを表すものである。
尚、「検印」は、本来、上長が営業日報の内容を確認し、承認したことを表すものであり、本システムでは、上長によって承認された営業日報について、担当者が勝手に削除や修正を行うことのないようにして、営業日報の信頼性を向上させると共に、営業日報を組織的に活用することを目的とするものである。
次に、サーバ1における内容確定期限の算出方法について説明する。
制御プログラム131aを実行する制御部11は、データベース2のシステム情報テーブル22に当日営業日を設定した後、データベース2に記憶されている作成/改訂許可期間を読み出し、当日営業日から当該作成/改訂許可期間だけ加えて、内容確定期限を算出する。
例えば当日営業日が、現在日付の前日と設定されており、作成/改訂許可期間が当日営業日から2日間と設定されている場合には、現在日付の翌日が内容確定期限となる。
次に制御部11は、算出した内容確定期限をデータベース2の特定領域に書き込んで、当日営業日と共に記憶する。制御部11は、システム情報テーブルの当日営業日が異なる日付毎に、上述した手順で内容確定期限を算出し、当日営業日と共に上記データベース2の特定領域に記憶する操作を繰り返す。尚、当日営業日及び内容確定期限は、組としてテーブル形式で記憶するようにしてもよい。これにより、後述する営業日報データの作成、修正、削除の処理を行う際に、当日営業日に対応した内容確定期限の日付をその都度算出しなくても、データベース2の特定領域から読み出して用いることができ、処理を迅速に行うことができるものである。
次に、クライアント端末3、4の構成について、図2を用いて説明する。図2は、クライアント端末3の構成ブロック図である。尚、図2は、本店側のクライアント端末3の構成を示したものであるが、支店側のクライアント端末4も同様な構成となっている。
図2に示すように、本システムのクライアント端末3は、制御部11と、通信I/F32と、入力部33と、表示部34と、データ記憶部35と、プログラム記憶部36とを備えている。また、プログラム記憶部36には、Webブラウザプログラム132とが記憶される。
以下、クライアント端末3の各部の構成について、図3を用いて説明する。図3は、クライアント端末3の構成ブロック図である。
制御部31は、クライアント端末3における動作を制御するものである。制御部31は具体的には、プログラム記憶部36からプログラムを読み込んで当該プログラムに対応する処理を実行し、必要があればデータ記憶部35からデータを読み込む。そして制御部11は、処理結果をデータ記憶部35に記憶し、又は通信I/F32を介して外部に送信し、或いは表示部34に表示するものである。
また、図示されていないが、制御部31には、各処理において一時的に算出されるデータを格納するためのメモリが内蔵されている。制御部31は、例えばCPU(Central Processing Unit)で実現することができる。
通信I/F32は、制御部31とLAN又はイントラネット6の間での通信のやりとりを行うものであり、LAN又はイントラネット6から受信した通信データを制御部31で認識できるデータ形式に変換して制御部31に出力し、制御部31から出力されるデータをTCP/IPに対応したデータ形式に変換してLAN又はイントラネット6に送信するものである。
通信I/F32は、例えばLANボード等で実現できる。
入力部33は、クライアント端末3に対してデータや指示等の入力を行うものである。入力されたデータ又は指示は、制御部31に出力され、制御部31における各処理に利用される。入力部33は、例えばキーボードやマウス等で実現できる。
表示部34は、制御部31における処理結果を表示するものである。表示部34は、例えばCRT(Cathode Ray Tube)又は液晶モニタ等で実現できる。
データ記憶部35は、クライアント端末3における営業日報データ閲覧処理及び営業日報管理処理で利用されるデータ又は生成されるデータを記憶するものである。上記利用されるデータとしては、クライアント端末3に割り振られたIPアドレス等が該当し、生成されるデータとしては、サーバ1からダウンロードした社員テーブル、システム情報テーブル及び日報テーブル等が該当する。
プログラム記憶部36は、クライアント端末3における営業日報データ閲覧処理及び営業日報管理処理で用いるプログラムを記憶するものである。プログラム記憶部13で記憶されるプログラムのうち、Webブラウザプログラム131は、サーバ1から提供される営業日報管理処理のサイトの閲覧及び当該サイトへの情報入力用のためのプログラムである。データ記憶部35とプログラム記憶部13は、例えばHD(Hard Disk)で実現できる。
次に、本システムのサーバ1における営業日報管理ソフトウェアの動作について説明する。動作の説明にあたり、サーバ1では営業日報管理ソフトウェア131及びWebサイト表示用プログラム132が起動されているものとする。すなわち、サーバ1では、制御部11は、プログラム記憶部13から営業日報管理ソフトウェア131の制御プログラム131aを読み込み、主メモリ上に展開して、営業日報管理ソフトウェア131を起動し、更にWebサイト表示用プログラム132を読み込んで主メモリ上に展開して起動して、営業日報管理処理サイトをLAN又はイントラネット6上に提供している。
また、クライアント端末は本店側のクライアント端末3を例に説明するが、支店側のクライアント端末4の場合でも動作は同様となる。
まず、本システムの営業日報管理ソフトウェアにおける内容確定期限による営業日報データの作成、修正及び削除に関する条件設定時の動作について、図7〜図10を用いて説明する。図7は、本システムの営業日報管理ソフトウェアにおけるログイン画面の説明図であり、図8は、本システムの営業日報管理ソフトウェアにおけるメニュー選択画面の説明図であり、図9は、本システムの営業日報管理ソフトウェアにおける営業日報データのパラメータ設定画面の説明図であり、図10は、本システムの営業日報管理ソフトウェアにおける営業日報データのパラメータ設定時の制御部11のフローチャートである。
クライアント端末3において、入力部33からWebブラウザプログラム361の起動指示が入力されると、制御部31は、プログラム記憶部36からWebブラウザプログラム361を読み込み、主メモリ上に展開して、Webブラウザプログラム361を起動する。
Webブラウザプログラム361の起動後、入力部33から営業日報管理処理サイトのURL(Uniform Resource Locator)が入力される等して、営業日報管理処理サイトにアクセスする指示が入力されると、制御部31は、データ記憶部35に記憶されているIPアドレスを読み出し、当該サイトへのアクセス要求命令と共に、当該IPアドレスを通信I/F12を介してLAN又はイントラネット6に送信する。
サーバ1の制御部11は、営業日報管理処理サイトのアクセス要求を受信すると、共に受信したIPアドレスに基づいて、送信元のクライアント端末3を特定する。以後、サーバ1及びクライアント端末3との間で、営業日報管理処理サイトを介した営業日報データの管理処理の通信が行われる。
クライアント端末3を特定すると、制御部11は、Webサイト表示用プログラム132を用いて、ログイン画面のデータをクライアント端末3に送信する。クライアント端末3の制御部31は、ログイン画面のデータを受信すると、Webブラウザプログラム361を用いて、表示部34に図7に示すようなログイン画面81を表示させる。
営業日報管理ソフトウェアのログイン画面81には、ユーザID入力欄82と、パスワード入力欄83と、一般ユーザログインボタン84と、システム管理者ログインボタン85と、利用権限なしログインボタン86とが表示される。
図7のログイン画面には、三種類のログインボタンが用意されており、ユーザID及びパスワードの入力後、どの種類のログインボタンをクリックしたかによって、営業日報管理ソフトウェアの利用権限が決まる。本システムの営業日報管理ソフトウェアで利用できる各サービスには、どのユーザに対して利用を許可するかが設定されている。具体的に、一般ユーザログインボタン84をクリックしてログインした場合には、営業日報データの照会、作成、修正及び削除を行うことができ、システム管理者ログインボタン85をクリックしてログインした場合には、更にシステム管理を行うことができるが、利用権限なしログインボタン86をクリックしてログインした場合には、営業日報データの照会だけしか行うことができない。
条件設定を行う管理者は、まずログイン画面81に対して管理者としてログインを行う。
管理者は、入力部33を用いて自己のユーザID、パスワードをそれぞれユーザID入力欄82、パスワード入力欄83に入力した後、システム管理者としてログインするためにシステム管理者ログインボタン85をクリックして、管理者としてログインを行う。
システム管理者ログインボタン85がクリックされると、制御部31は、入力されたユーザID及びパスワードと共に、システム管理者ログイン要求命令をサーバ1に送信する。本システムにおいて、クライアント端末3の制御部31は、パスワード送信の際に、当該パスワードを暗号化してサーバ1に送信し、サーバ1の制御部11は、暗号化されたパスワードを復号するようにしてもよい。
システム管理者ログイン要求命令を受信したサーバ1の制御部11は、管理者としてのログインを受け付け(図10のS11)、ユーザが管理者の権限を有するか否かを判定する。制御部11は、具体的に、ログイン画面で入力された情報に基づいて、データベース2の社員テーブルDB21から該当するユーザの社員テーブルを参照する。まず制御部11は、ユーザIDに基づいて該当する社員テーブルが存在するか否かを判断し、社員テーブルが存在する場合には、入力されたパスワードが社員テーブルにおけるパスワードと一致するか否かを判定する。
社員テーブルが存在しなかったり、パスワードが異なっている場合には、制御部11は、ログインエラーと認識し、システム管理者ログイン要求命令の応答として、ログインエラーをクライアント端末3に通知する。ログインエラーを受信したクライアント端末3の制御部31は、エラーメッセージを表示部34に表示させ、管理者に再度のログインを促す。
ユーザID及びパスワードが正しいものと判断すると、次に制御部11は、クリックされたログインボタンに対応した利用権限を特定し、システム管理者ログインボタン85がクリックされた場合には、ログインを行ったユーザにその利用権眼が認められているか否かを判定する。具体的には、制御部11は、ログインしたユーザの社員テーブルにおける性別コード(図4参照)を参照し、当該コードの値が「0:管理」と設定されているか否かを判定する。
判定の結果、当該コードの値が0でなければ、制御部11は、ログインエラーと認識し、システム管理者ログイン要求命令の応答として、ログインエラーをクライアント端末3に通知する。ログインエラーを受信したクライアント端末3の制御部31は、エラーメッセージを表示部34に表示させ、管理者に再度のログインを促す。当該コードの値が0であれば、制御部11は、管理者としてログインしたものと認証する。
管理者のログインを認証すると、制御部11は、Webサイト表示用プログラム132を用いて、メニュー選択画面のデータをクライアント端末3に送信する。クライアント端末3の制御部31は、メニュー選択画面のデータを受信すると、Webブラウザプログラム361を用いて、表示部34に図8に示すメニュー選択画面91を表示させる。メニュー選択画面91には、システム管理メニュー一覧92と、顧客情報メニュー一覧93と、汎用検索メニュー一覧94とが表示される。
メニュー選択画面91にはログインしたユーザが利用できるメニューが表示され、ログインしたユーザは、メニュー選択画面91に表示されている任意のメニューを選択することによって、上記ソフトウェアで用意されているサービスを利用することができる。
メニュー選択画面91において、システム管理メニュー一覧92には、営業日報管理ソフトウェアにおける各種制御の設定のためのメニューが表示される。システム管理メニュー一覧91は、管理者がログインしたときのみ表示されるものであり、上記一覧で表示されるメニューは、管理者のみ利用できる。システム管理メニュー一覧92では、具体的には、営業日報データの内容確定期限に関する条件設定処理のためのパラメータ設定メニューと、内容確定期限によらない営業日報データの作成、修正及び削除の条件設定処理のための機能開放メンテナンスメニューと、ユーザの登録及び削除を行うためのユーザ登録/削除メニューが表示される。
顧客情報メニュー一覧93には、顧客情報に関するサービスについてのメニューが表示され、これらのメニューにはサーバ1から商品情報データ又は顧客情報データを読み出すメニューや、営業日報データ作成や営業日報データ照会のメニューが含まれる。顧客情報メニュー一覧93では、具体的には、営業日報データの作成のための営業日報データ作成メニューや、営業日報データの内容の照会、修正及び削除のための営業日報データ照会メニュー等が表示される。
汎用検索メニュー一覧94には、サーバ1からの顧客情報の汎用検索に関するメニューが表示される。汎用検索メニュー一覧94では、具体的には、既存客に関する営業日報データを検索するための汎用検索(既存客)メニューと、見込客に関する営業日報データを検索するための汎用検索(見込客)メニューが表示される。
クライアント端末3の制御部31は、ログインした管理者によって、システム管理メニュー一覧92からパラメータ設定メニューが選択されると、パラメータ設定要求命令をサーバ1に送信する。
パラメータ設定要求命令を受信したサーバ1の制御部11は、システム管理用プログラム131bを読み込み、パラメータ設定機能を実行する(図10のS12)。パラメータ設定機能の実行において、制御部11は、Webサイト表示用プログラム132を用いて、パラメータ設定画面のデータをクライアント端末3に送信する。クライアント端末3の制御部31は、当該データを受信して、Webブラウザプログラム361を用いて、図9に示すパラメータ設定画面11を表示部34に表示させる。
図9のパラメータ設定画面41において、営業日報データ履歴削除操作欄42には、内容確定期限によって営業日報データの作成、修正及び削除を許可するか否かを設定するためのラジオボタンが備わっており、営業日報データ修正期間設定欄43には、営業日報データの内容確定期限を設定するか否かを設定するためのラジオボタンと、作成/改訂許可期間の入力欄が備わっている。また画面右下には、上記設定欄における設定内容に設定するための変更ボタン44と、パラメータ設定画面41を消去するためのキャンセルボタン45が表示される。
制御部11は、パラメータ設定画面41上で管理者によって行われた営業日報データの内容確定期限に関する設定に基づき、パラメータ設定を行う(図10のS13)。
図9のパラメータ設定画面において、営業日報データ修正期間設定欄43における「設定する」ラジオボタンがクリックされ、且つ作成/改訂許可期間が入力欄に入力された状態で、営業日報データ履歴削除操作欄42の「許可する」ラジオボタンがクリックされ、更に変更ボタン44がクリックされると、クライアント端末3の制御部31は、内容確定期限によって営業日報データの作成、修正及び削除を行うか否かを表す操作情報を「行う」と設定し、入力欄に入力された数値を作成/改訂許可期間に設定して、これらのデータをパラメータ設定命令と共にサーバ1に送信する。
パラメータ設定命令を受信すると、サーバ1の制御部11は、データベース2の特定領域に、当該命令と共に受信したデータを書き込んで記憶する。
既に述べたように、制御部11は、システム情報テーブルにおける当日営業日に、データベース2に記憶された作成/改訂許可期間を加えて内容確定期限を算出し、当該当日営業日に対応付けてデータベース2に記憶する。
また、制御部11は、内容確定期限による営業日報データの作成、修正又は削除の可否の判定を行う際に、対象となる営業日報データの接触日時項目を参照し、更にデータ記憶部35に記憶されている当日営業日の中から当該接触日時と一致するものを選び出し、一致する当日営業日に対応する内容確定期限を読み出す。そして制御部11は、現在日時が読み出した内容確定期限内にあるか否かを判断して、営業日報データの作成、修正又は削除の可否を判定する。
図9の例では、作成/改訂許可期間として「14」が入力されており、この状態で設定がなされると、制御部11は、現在の日付が対象となる営業日報データにおける接触日時から14日以内であれば、その営業日報データの作成、修正及び削除を行うことができると判定する。
また、営業日報データ修正期間設定欄43における「設定しない」ラジオボタンがクリックされた状態で、営業日報データ履歴削除操作欄42の「許可する」ラジオボタンがクリックされ、更に変更ボタン44がクリックされると、クライアント端末3の制御部31は、上記操作情報を「行う」に設定し、上記作成/改訂許可期間を0に設定して、上記操作情報及び作成/改訂許可期間のデータをサーバ1に送信する。サーバ1の制御部11は、上記データをデータベース2に記憶し、接触日時の内容によらず営業日報データの作成、修正又は削除の登録を受け付ける。
また、営業日報データ履歴削除操作欄42の「許可しない」ラジオボタンがクリックされた状態で変更ボタン44がクリックされると、制御部11は、営業日報データ修正期間設定欄43の設定によらず、上記操作情報を「行わない」に設定し、上記操作情報及び作成/改訂許可期間のデータをサーバ1に送信する。サーバ1の制御部11は、上記データをデータベース2に記憶し、内容確定期限による判定を行わずに営業日報データの作成、修正又は削除の登録を受け付ける。
また、キャンセルボタン45がクリックされると、クライアント端末3の制御部31は、キャンセルボタンがクリックされた旨の情報をサーバ1に送信し、当該情報を受信したサーバ1の制御部11は、画面の消去指示をクライアント端末3に送信する。当該指示を受信したクライアント端末3の制御部31は、表示中のパラメータ設定画面41を消去する。
次に、本システムの営業日報管理ソフトウェアにおける内容確定期限によらない営業日報データの作成、修正及び削除に関する条件設定時の動作について、図11及び図12を用いて説明する。図11は、本システムの営業日報管理ソフトウェアにおける機能開放メンテナンス画面の説明図であり、図12は、本システムの営業日報管理ソフトウェアにおける営業日報データの機能開放メンテナンス設定時の動作のフローチャートである。
ログイン画面が表示された状態で、まず管理者は、パラメータ設定の場合と同様に、管理者としてログインを行う。ログインの方法及びログイン時の動作制御はパラメータ設定の場合と同様であるので、説明は省略する。
制御部11は、管理者としてのログインを受け付けると、パラメータ設定の場合と同様の手順で、ユーザが管理者の権限を有するか否かを判定する。
ユーザに管理者の権限があるものとして、管理者のログインを認証すると、制御部11は、Webサイト表示用プログラム132を用いて、メニュー選択画面のデータをクライアント端末3に送信する。クライアント端末3の制御部31は、メニュー選択画面のデータを受信すると、Webブラウザプログラム361を用いて、図8に示すメニュー選択画面91を表示部34に表示させる。
サーバ1の制御部11は、クライアント端末3において、ログインした管理者によって、システム管理メニュー一覧92から機能開放メンテナンスメニューが選択され、制御部31から機能開放要求命令が送信されると、当該命令を受けてシステム管理用プログラム131bを読み込み、主メモリ上に展開して、機能開放メンテナンス設定機能を実行する(S22)。機能開放メンテナンス設定機能の実行において、制御部11は、Webサイト表示用プログラム132を用いて、機能開放メンテナンス設定画面のデータをクライアント端末3に送信する。クライアント端末3の制御部31は、当該データを受信して、Webブラウザプログラム361を用いて、図11に示す機能開放メンテナンス画面51を表示部34に表示させる。
機能開放メンテナンス画面51には、管理店プルダウンメニュー52と、部店プルダウンメニュー53と、ユーザ情報表示欄54と、更新ボタン55が表示される。
管理店プルダウンメニュー52は、機能開放メンテナンスを行うユーザの属する管理店を選択するためプルダウンメニューであり、部店プルダウンメニュー53は、機能開放メンテナンスを行うユーザの属する部店を選択するためのプルダウンメニューであり、これらのプルダウンメニューから管理店、部店を選択することによって、メンテナンス対象のユーザを絞り込んで検索できる。
尚、データベース2には、管理店の情報(管理店名、管理店コード等)と部店の情報(部店名、部店コード等)とが関連付けられて記憶されており、これらの情報は機能開放メンテナンス設定画面のデータと共に制御部11に読み出され、クライアント端末3に送信される。クライアント端末3の制御部31は、受信した情報をデータ記憶部35に記憶し、これらの情報を読み出すことによって、機能開放メンテナンス設定画面の各プルダウンメニューに管理店及び支店の情報を表示させることができる。
ユーザ情報表示欄54は、管理店プルダウンメニュー52、部店プルダウンメニュー53によって選択された管理店、部店に属するユーザの情報が表示される。ユーザ情報表示欄54には、各ユーザについて、情報更新対象のユーザを選択するための更新対象チェックボックスと、ユーザの氏名を表示するための社員名欄と、ユーザの参照できる営業日報データのレベルを選択するためのアクセスレベルプルダウンメニューと、営業日報データの作成等で右クリックを有効にするための右クリック有効チェックボックスと、部店長検印権限を設定するための部店長承認チェックボックスと、課長検印権限を設定するための課長承認チェックボックスと、強制操作権限を設定するための操作権限チェックボックスとが表示され、ユーザ毎に上記各種情報の設定が可能である。
このうちアクセスレベルプルダウンメニューは、社員テーブルの「セキュリティレベル」に対応し、右クリック有効チェックボックスは「承認フラグ1」に、部店長承認チェックボックスは「承認フラグ2」に、課長承認チェックボックスは「承認フラグ3」に、操作権限チェックボックスは「承認フラグ4」にそれぞれ対応するものである。
また、更新ボタン55は、ユーザ情報表示欄54において、更新対象チェックボックスがチェックされたユーザの情報を更新するためのボタンであり、キャンセルボタン56は、機能開放メンテナンス画面51を消去するためのボタンである。
制御部11は、機能開放メンテナンス画面51上で管理者によって行われた営業日報データに対する各種権限の設定に基づき、パラメータ設定を行う(図12のS23)。
機能開放メンテナンス画面51において、管理者が管理店プルダウンメニュー52から、営業日報データに対する権限を設定しようとするユーザの属する管理店を選択すると、クライアント端末3の制御部31は、選択された管理店と対応付けられて記憶されている、当該管理店の管轄にある部店名をデータ記憶部35から読み出し、部店プルダウンメニュー53に表示する。
管理者によって部店プルダウンメニュー53から部店が選択されると、制御部31は、データ記憶部35にアクセスして選択された部店の部店コードを特定する。そして制御部31は、特定した部店コードを、ユーザ検索命令と共にサーバ1に送信する。
ユーザ検索命令を受信すると、サーバ1の制御部11は、共に受信した部店コードに基づいて、データベース2における社員テーブルDB21から、「所属部店コード」が受信した部店コードと一致する社員テーブルを検索する。
そして制御部11は、該当する社員テーブルからユーザに関する情報を読み出し、Webサイト表示用プログラム132を用いて、読み出した情報がユーザ情報一覧54に反映されたパラメータ設定画面のデータをクライアント端末3に送信する。クライアント端末3の制御部31は、当該データを受信して、Webブラウザプログラム361を用いて、受信したデータ内容でパラメータ設定画面を表示部34に切り替えて表示させる。同時に制御部31は、ユーザ情報一覧54に表示される内容の情報を、データ記憶部35に記憶する。
ユーザ情報表示欄54には、社員テーブルで設定されている情報がそのまま反映されて表示される。例えば表示対象のユーザに強制操作権限が設定されていれば、操作権限チェックボックスは、予めチェックが入った状態となっている。
管理者は、ユーザ情報表示欄54に表示されたユーザのうち、権限を設定又は変更したいユーザについて、更新対象チェックボックスにチェックを入れ、プルダウンメニューにおける項目の選択と、チェックボックスのチェックの付け外しを行うことによって、権限の設定又は変更を行う。権限の設定又は変更後、管理者が更新ボタン55をクリックすると、制御部31は、更新対象チェックボックスにチェックの入っているユーザの社員名をデータ記憶部35に記憶されている、ユーザ情報一覧54に表示される内容の情報から取得する。そして制御部31は、当該社員名のデータと、社員毎の権限設定内容のデータとを、権限設定更新命令と共にサーバ1に送信する。
権限設定更新命令を受信すると、サーバ1の制御部11は、共に受信した社員名のデータに基づいて、データベース2の社員テーブルDB21から該当する社員名の社員テーブルを検索し、該当する社員テーブルに対し、受信した権限設定内容となるように社員テーブルの対応する項目を更新する。以上の操作により、営業日報管理ソフトウェアのユーザに対し、内容確定期限によらない営業日報データに対する権限を設定することができる。
また、キャンセルボタン56がクリックされると、クライアント端末3の制御部31は、キャンセルボタンがクリックされた旨の情報をサーバ1に送信し、当該情報を受信したサーバ1の制御部11は、画面の消去指示をクライアント端末3に送信する。当該指示を受信したクライアント端末3の制御部31は、表示中の機能開放メンテナンス画面51を消去する。
図11の機能開放メンテナンス画面51では、権限を設定又は変更するユーザを絞り込むために、ユーザの属する管理店及び部店の情報を用いているが、社員テーブルに含まれる他の情報、例えば役職や業務でユーザを絞り込むようにしてもよいし、当該他の情報とユーザの属する管理店及び部店の情報とを組み合わせて絞り込むようにしてもよい。
次に、内容確定期限の設定された場合の営業日報管理ソフトウェアの動作処理について、図を用いて説明する。以下、各動作処理の説明にあたり、システム管理者によってパラメータ設定画面を介した内容確定期限による判定を行うような設定が事前にされ、内容確定期限によって営業日報データの作成、修正及び削除を行うか否かを表す操作情報が「行う」に設定されてデータベース2に記憶されているものとする。
まず、営業日報データの新規保存における動作処理について、図13及び図15を用いて説明する。図13は、営業日報管理ソフトウェアにおける営業日報データの保存処理のフローチャートであり、図15は、営業日報データを保存した場合の営業日報管理ソフトウェアの表示画面を示した説明図である。
営業担当者が、図7に示した営業日報管理ソフトウェアのログイン画面81でユーザID及びパスワードを入力し、一般ユーザログインボタン14又はシステム管理者ログインボタン15をクリックしてログインすると、クライアント端末3の制御部31は、入力されたユーザID及びパスワードと共に、一般ユーザログイン要求命令をサーバ1に送信する。
一般ユーザログイン要求命令を受信した制御部11は、共に受信したユーザIDに基づいてデータベース2の社員テーブルDB2に該当する社員テーブルが存在するか否かを判定し、社員テーブルが存在する場合には、パスワードが一致するか否かを判定する。システム管理者ログインボタン15をクリックしてログインした場合には、制御部11は更に、既述した方法でその営業担当者にシステム管理者としての利用権限が認められているか否かを判定する。
上記いずれの判定も正しいと認められれば、制御部11は、営業担当者のログインを認証し、メニュー選択画面のデータをクライアント端末3に送信し、クライアント端末3に対し図8に示すメニュー選択画面91を表示させる。いずれかの判定が正しくなければ、制御部11は、ログインエラーと認識し、ログイン要求命令の応答として、ログインエラーをクライアント端末3に通知し、クライアント端末3に対しエラーメッセージを表示させ、再度のログインを促す。
営業担当者が、図8のメニュー選択画面91の顧客情報メニュー一覧93から、「営業日報データ作成」メニューを選択すると、クライアント端末3の制御部31は、営業日報作成命令をサーバ1に送信する。
営業日報作成命令を受信したサーバ1の制御部11は、営業日報処理用プログラム131cを読み込み、主メモリ上に展開して営業日報作成機能を実行する。営業日報作成機能は、制御部11が図15に示す営業日報作成画面をクライアント端末3に表示させてユーザに営業日報データの入力を促し、営業日報作成画面61の日報保存ボタンのクリックに伴い営業日報処理判定プログラムを読み込み、営業日報処理判定プログラムの判定結果に基づいて営業日報データの保存又はエラーの表示を制御する機能である。
営業日報作成機能の実行において、制御部11は、Webサイト表示用プログラム132を用いて、営業日報作成画面のデータをクライアント端末3に送信する。クライアント端末3の制御部31は、当該データを受信して、Webブラウザプログラム361を用いて、図15に示す営業日報作成画面61を表示部34に表示させる。営業日報作成画面61によって、営業担当者は営業日報データの入力及び保存を行うことができる。
営業日報作成画面61には、営業日報データに必要な情報を入力又は設定するための入力項目欄62と、入力項目欄62に入力又は設定された情報の内容で営業日報データを記憶するための日報保存ボタン63と、入力項目欄62に入力又は設定された情報の内容を消去するクリアボタン64とが表示される。入力項目欄62には、必須入力項目である「接触日時」入力欄が設けられている。
営業日報作成画面61において、営業担当者が入力項目欄62の各項目に情報を入力又は設定し、日報保存ボタン63をクリックして新規保存を要求すると、クライアント端末3の制御部31は、入力又は設定された情報を、営業日報作成要求命令と共にサーバ1に送信する。
営業日報作成要求命令を受信すると、サーバ1の制御部11は、新規保存の要求がされたことを認識し(図13のS31)、プログラム記憶部13から営業日報処理判定プログラム131fを読み込み、営業日報データの作成における判定処理を実行する。
判定処理を実行すると、制御部11はまず、データベース2に記憶されている、内容確定期限によって営業日報データの作成、修正及び削除を行うか否かを表す操作情報の内容を判断する。上記操作情報は既に「行う」と設定されているため、制御部11は、クライアント端末3の現在日付が入力項目欄62の接触日時の日付から、内容確定期限内にあるか否かを判定する(S32)。
処理S32において、制御部11は具体的に、入力項目欄62に入力された接触日時のデータを受信した情報から取得し、データベース2に記憶されている当日営業日の中から当該接触日時と一致するものを選び出し、一致する当日営業日に対応する内容確定期限を読み出す。そして制御部11は、現在日時が読み出した内容確定期限内にあるか否かを判断して、営業日報データの作成の可否を判定する。
処理S32において、現在日付が内容確定期間内であれば(S32のYes)、制御部11は、入力された接触日時が新規保存の有効期間内であるとして、営業日報処理用プログラム131cの営業日報作成機能に再び制御を移し、入力項目欄62に入力又は設定された内容で営業日報データの保存処理を行う(S35)。処理S35において、制御部11は入力項目欄62に入力又は設定された内容で日報テーブルを作成し、データベース2の日報テーブルDB23に記憶する。
処理S32において、現在日付が内容確定期間外であれば(S32のNo)、次に制御部11は、営業日報データの作成者、すなわち営業担当者に強制操作権限が設定されているか否かを判定する(S33)。処理S33において、制御部11は、ログイン時に入力された営業担当者のユーザIDに基づいて、当該営業担当者の社員テーブルを検索し、社員テーブルにおける「承認フラグ4」の値が1となっているか、すなわち強制操作権限が設定されているか否かを判定する。
処理S33において、営業担当者に強制操作権限が設定されていれば(S33のYes)、内容確定期間外であっても営業日報データを保存できるため、制御部11は処理S35に移り、営業日報処理用プログラム131cの営業日報作成機能に再び制御を移し、入力項目欄62に入力又は設定された内容で営業日報データの保存処理を行う。
営業担当者に強制操作権限が設定されていなければ(S33のNo)、制御部11は、入力された接触日時が新規保存の有効期間外であるとして、営業日報処理用プログラム131cの営業日報作成機能に再び制御を移し、営業日報作成要求命令の応答として、有効期間を過ぎているため保存できない旨のエラーをクライアント端末3に通知する(S34)。エラーを受信したクライアント端末3の制御部31は、図15に示すように、有効期間を過ぎているため保存できない旨のエラーダイアログ65を表示する。営業担当者は、エラーダイアログ65を消去しない限り新たに営業日報データの再入力ができず、また適正な接触日時を再入力しなければ、営業日報データを保存することはできない。
上述した制御によって、制御部11は、内容確定期限によらず営業日報データを作成できる強制操作権限という限定事項に対応して有効期間外の営業日報データの作成の可否を判定するため、強制操作権限の設定されたユーザが作成する場合を除いて、有効期間を過ぎた接触日時の営業日報データの作成を拒否できる。
次に、営業日報データの削除及び修正における動作処理について、図14、図16及び図17を用いて説明する。図14は、営業日報管理ソフトウェアにおける営業日報データの修正処理及び削除処理のフローチャートであり、図16は、営業日報データを削除した場合の営業日報管理ソフトウェアの表示画面を示した説明図であり、図17は、営業日報データを修正した場合の営業日報管理ソフトウェアの表示画面を示した説明図である。
営業日報データの削除又は修正にあたり、営業担当者は、上記営業日報データの作成の場合と同様の方法で、営業日報管理ソフトウェアにログインを行う。制御部11も、上記営業日報データの作成の場合と同様の制御により、ログインの判定を行い、ログインが認証されれば、図8に示すメニュー選択画面91をクライアント端末3に表示させる。
営業担当者が、図8のメニュー選択画面91の顧客情報メニュー一覧93から「営業日報データ照会」メニューを選択すると、クライアント端末3の制御部31は、営業日報照会命令と、ログインを行った営業担当者のユーザIDをサーバ1に送信する。
営業日報照会命令を受信した制御部11は、営業日報処理用プログラム131cを読み込み、主メモリ上に展開して営業日報照会機能を実行する。営業日報照会機能は、制御部11が図16に示される営業日報一覧画面71をクライアント端末3に表示させ、営業日報一覧画面71の編集ボタン73のクリックに伴い営業日報処理用プログラム131cの営業日報編集機能を呼び出し、削除ボタン74のクリックに伴い営業日報処理用プログラム131cの営業日報削除機能を呼び出す機能である。
また、営業日報編集機能は、制御部11が営業日報一覧画面71の編集ボタン73のクリックに伴い営業日報処理判定プログラム131fを読み込み、営業日報処理判定プログラム131fの判定結果に基づいて営業日報データの修正を制御する機能であり、営業日報削除機能は、制御部11が営業日報一覧画面71の削除ボタン74のクリックに伴い営業日報処理判定プログラムを読み込み、営業日報処理判定プログラムの判定結果に基づいて営業日報データの削除を制御する機能である。
営業日報照会機能の実行において、制御部11は、データ表示プログラム131eを読み込んでメモリ上に展開して営業日報照会機能を実行し、Webサイト表示用プログラム132を用いて、営業日報一覧画面のデータをクライアント端末3に送信する。クライアント端末3の制御部31は、当該データを受信して、Webブラウザプログラム361を用いて、図16に示す営業日報一覧画面71を表示部34に表示させる。営業日報データ一覧画面71によって、営業担当者は既に入力された自己の営業日報データの一覧から任意の日報を修正又は削除することができる。
営業日報一覧画面71には、各営業日報データの主要な情報の一覧を表示するための、又は一覧から任意の営業日報データを選択するためのデータ表示欄72と、データ表示欄72において選択された営業日報データの修正を行うための編集ボタン73と、データ表示欄72において選択された営業日報データの削除を行うための削除ボタン74と、データ表示欄72において選択された営業日報データの詳細情報を照会するための照会ボタン76が表示される。
営業日報一覧画面71の表示にあたり、サーバ1の制御部11は、受信した営業担当者のユーザIDに基づいて、データベース2の日報テーブルDB23に記憶されている日報テーブルのうち、「入力者_社員コード」と当該ユーザIDとが一致する日報テーブルを検索し、該当する日報テーブルの情報を読み出し、営業日報一覧画面のデータと共にクライアント端末3に送信する。
営業日報一覧画面のデータを受信したクライアント端末3の制御部31は、共に受信した日報テーブルの情報を、営業日報一覧画面71のデータ表示欄72に表示する。
また、制御部31は、営業日報一覧画面71に表示される日報に関する情報(日報ID等)をデータ記憶部35に一時的に記憶しており、営業日報一覧画面71上の営業日報データのデータの読み出し等を円滑に行う。
データ表示欄72の左端部には、営業日報データ毎に営業日報データを選択するためのラジオボタンが表示される。任意のラジオボタンがクリックされると、制御部11は、当該ラジオボタンに対応する営業日報データが選択されたことを認識する。また、データ表示欄72のラジオボタンの隣には、営業日報データ毎に検印が付されているか否かを表す検印欄が表示される。
また、営業日報データが選択された状態で、照会ボタン78がクリックされると、制御部11は、選択された営業日報データについての営業日報照会画面76を表示する。営業日報照会画面及びその処理動作については、後述する。尚、営業日報データの修正や削除の際には、担当者は、営業日報一覧画面71の照会ボタン78をクリックして営業日報照会画面76を表示させ、内容を確認してから、営業日報一覧画面71に戻って削除の操作を行うことが望ましい。
以下、営業日報一覧画面71における営業日報データの削除又は修正の処理の動作について説明する。始めに、営業日報データの削除の処理について説明する。
営業日報一覧画面71において、営業担当者がデータ表示欄72から任意のラジオボタンをクリックして営業日報データを選択し、削除ボタン74をクリックして選択された営業日報データの削除を要求すると、クライアント端末3の制御部31は、選択された営業日報データに関する情報(日報ID)をデータ記憶部35から読み出し、営業日報削除要求命令と共にサーバ1に送信する。
営業日報削除要求命令を受信すると、サーバ1の制御部11は、営業日報データの削除が要求されたことを認識し(図14のS41)、営業日報処理用プログラム131cの営業日報削除機能を実行する。営業日報削除機能の実行にあたり、制御部11は、プログラム記憶部13から営業日報処理判定プログラム131fを読み込み、営業日報データの削除における判定処理を実行する。
判定処理を実行すると、制御部11はまず、選択された営業日報データに部店長又は課長権限の検印が付されているか否かを判定する(S42)。処理S42において、制御部11は、選択された営業日報データについての情報をデータベース2の日報テーブルDB23から読み出し、当該情報に一致する日報テーブルを検索し、その日報テーブルにおける「部店長承認フラグ」又は「課長承認フラグ」の値が1であるか否かを確認する。
処理S42において、いずれかのフラグが1である場合、制御部11はいずれかの検印が付されていると認識して(S42のYes)、営業日報処理用プログラム131cの営業日報削除機能に再び制御を移し、検印が付されているため削除できない旨のエラーをクライアント端末3に通知する(S46)。エラーを受信したクライアント端末3の制御部31は、検印が付されているため削除できない旨のエラーダイアログを表示する。
営業日報データの作成の場合と同様に、営業担当者は、エラーダイアログを消去しない限り新たな営業日報データを選択して、削除することができない。
処理S42において、いずれかのフラグも0である場合、いずれの検印も付されていないと認識して(S42のNo)、次に制御部11は、データベース2に記憶されている、内容確定期限によって営業日報データの作成、修正及び削除を行うか否かを表す操作情報の内容を判断する。上記操作情報は既に「行う」に設定されているため、制御部11は、削除対象の営業日報データの日報テーブルにおける「接触日時(from)」の日付を読み出し、サーバ1の現在日付が「接触日時(from)」の日付から、内容確定期限内にあるか否かを判定する(S43)。
処理S43において、制御部11は具体的に、データベース2に記憶されている当日営業日の中から、日報テーブルから読み出した日付と一致するものを選び出し、一致する当日営業日に対応する内容確定期限を読み出す。そして制御部11は、現在日時が読み出した内容確定期限内にあるか否かを判断して、営業日報データの削除の可否を判定する。
処理S43において、現在日付が内容確定期限内であれば(S43のYes)、制御部11は、入力された接触日時が削除の有効期間内であるとして、次に削除対象の営業日報データの作成者と、営業担当者とが一致するか否かを判定する(S45)。処理S45における制御部11の具体的な動作については、後述する。
処理S43において、現在日付が内容確定期間外であれば(S43のNo)、次に制御部11は、営業日報データの作成者、すなわち営業担当者に強制操作権限が設定されているか否かを判定する(S44)。処理S44における制御部11の具体的な動作は、営業日報データの作成の判定の場合(処理S33)と同様であるため、説明は省略する。
処理S44において、営業担当者に強制操作権限が設定されていなければ(S44のNo)、制御部11は、入力された接触日時が有効期間外であるとして、営業日報処理用プログラム131cの営業日報削除機能に再び制御を移し、有効期間を過ぎているため削除できない旨のエラーをクライアント端末3に通知する(S46)。エラーを受信したクライアント端末3の制御部31は、有効期間を過ぎているため削除できない旨のエラーダイアログを表示する。
処理S44において、営業担当者に強制操作権限が設定されていれば(S43のYes)、制御部11は次に処理S45に移り、削除対象の営業日報データの作成者と、営業担当者とが一致するか否かを判定する。処理S45において、制御部11は具体的に、削除対象の営業日報データの日報テーブルから「入力者_社員コード」を読み出し、営業担当者のユーザIDと一致するか否かを判定する。
処理S45において、作成者と営業担当者が一致した場合(処理S45のYes)、制御部11は営業日報データの削除を許可したものとし、営業日報処理用プログラム131cの営業日報削除機能に再び制御を移し、当該営業日報データ及び対応する日報テーブルの削除処理を実行する(S47)。営業日報データ及び日報テーブルの削除が終了すると、制御部11は、削除が終了した旨のメッセージを表示する。
作成者と営業担当者が一致しない場合(処理S45のNo)には、制御部11は、営業日報処理用プログラム131cの営業日報削除機能に再び制御を移し、作成者と一致しないため削除できない旨のエラーをクライアント端末3に通知し(S46)、クライアント端末3にその旨のエラーダイアログを表示させる。
図14のフローチャートにおいて、各処理の順番は必ずしもこの通りに限定されるものではない。例えば、処理S45における営業日報データの作成者とログインしたユーザが一致するか否かの判定は、処理S41における削除の要求の認識の直後に行うようにしても、同様の判定結果を得ることができる。
上述した制御によって、制御部11は、部店長又は課長の検印の付された営業日報データの削除を禁止する限定事項と、内容確定期限によらず営業日報データを削除できる強制操作権限の限定事項に対応して有効期間外の営業日報データの削除を判定するため、営業日報データに検印がされていなければ、強制操作権限の設定されたユーザが削除する場合を除いて、有効期間を過ぎた接触日時の営業日報データの削除を拒否できる。
営業日報データの修正の場合も、制御部11は、図14のフローチャートに従って修正の可否を判定する。
具体的には、図14に示したS42〜S45は修正の場合も削除の処理と同様に行うが、処理S47では、選択された営業日報データについての営業日報照会画面76をクライアント端末3に表示させて、営業日報データの修正を促す。ここでは図示を省略するが、営業日報照会画面76は通常、選択された営業日報データの内容の表示又は修正のための入力項目欄77の他に、修正後の内容で営業日報データを保存するための日報保存ボタンが画面右下に表示され、選択された営業日報データの修正を行うことができる。
また、制御部11は、処理S42、S44、S45で、修正を行わないと判定した場合には、処理S46で、営業日報照会画面76上にエラー内容を示すエラーダイアログを表示する。尚、処理S46では、画面右下に表示されている営業日報データを保存するための日報保存ボタンは表示されず、単にデータを照会するだけの画面となる。
上述したように、制御部11は、選択された営業日報データの営業日報照会画面を表示する前に、当該営業日報データの修正の可否を判定することによって、日報保存ボタンを表示させるか否かを決定する。修正を行わないと判定した場合には、営業日報照会画面には日報保存ボタンを表示させないため、上記限定事項に対応して有効期限外の営業日報データの修正を防止することができる。
本システムにおいて、図1は本店と支店がそれぞれ一つの場合の構成について示しているが、本システムにおける営業日報データの期限管理方法は、図1と同様のLAN構成を有する本店又は支店が複数ある場合でも適用することができる。
また、本システムにおける営業日報データの期限管理方法は、Webブラウザの代わりに他のソフトウェアを用いて上記操作を行うようなクライアント/サーバシステムや、サーバ1とクライアント端末3、4の機能が一体化したスタンドアロンシステムにおいても適用することができる。
上述したように、本発明の実施の形態の営業戦略支援システムによれば、営業日報データの内容確定期限を設定し、現在日時が顧客への接触日時から内容確定期限内である営業日報データの作成、修正及び削除を許可するサーバにおいて、内容確定期限によらず営業日報データに対して修正及び削除を禁止できる検印を行うための検印権限と、内容確定期限によらず営業日報データの作成、修正及び削除が可能な強制操作権限とをユーザ毎に設定し、営業日報データの修正又は削除の要求の入力を受けて営業日報データを更新する際に、当該営業日報データに検印がされているか否かを判定し、検印がされていれば修正又は削除ができない旨のメッセージを表示し、営業日報データの作成、修正又は削除の要求の入力を受けて営業日報データを更新する際に、現在日時が営業日報データにおける顧客との接触日時から内容確定期限外にある場合、営業日報データの作成、修正又は削除を行うユーザに強制操作権限が設定されているか否かを判定し、設定されていれば当該営業日報データの作成、修正又は削除が可能な状態に移行するようにしたことにより、営業日報データの限定事項に基づいて営業日報データの作成、修正及び削除の可否を適正に管理でき、営業日報データの信頼性を向上できる効果がある。
特に、内容確定期限内であっても修正や削除をされたくないような重要な営業日報データについては、検印権限を有するユーザによって検印が付されることにより、内容確定期限によって修正及び削除の判定は行われないため、営業日報データを適正な内容のまま保存できる。
また、内容確定期限を越えて作成、修正又は削除を行いたい営業日報データについては、ユーザに強制操作権限を設定することにより、当該ユーザは自己の営業日報データを内容確定期限によらず作成、修正及び削除できるため、営業日報データをいつでも適正な内容で作成又は更新することできる。
本発明は、金融機関における商品情報、顧客情報及び営業日報データ等の営業関連データを蓄積、検索及び表示する営業戦略支援システムにおいて、内容確定期限のみによらず、営業日報データにおける限定事項に基づいて、営業日報データの作成、修正及び削除の可否を管理し、営業日報データの信頼性を向上できる。
本発明の実施の形態に係る営業戦略支援システムの構成ブロック図である。 クライアント端末3の構成ブロック図である。 クライアント端末3の構成ブロック図である。 社員テーブルの構成図である。 システム情報テーブルの構成図である。 日報テーブルの構成図である。 本発明の実施の形態に係る営業戦略システムの営業日報管理ソフトウェアにおけるログイン画面の説明図である。 本発明の実施の形態に係る営業戦略支援システムの営業日報管理ソフトウェアにおけるメニュー選択画面の説明図である。 本発明の実施の形態に係る営業戦略支援システムの営業日報管理ソフトウェアにおける営業日報データのパラメータ設定画面の説明図である。 本発明の実施の形態に係る営業戦略支援システムの営業日報管理ソフトウェアにおける営業日報データのパラメータ設定時の操作のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る営業戦略支援システムの営業日報管理ソフトウェアにおける機能開放メンテナンス画面の説明図である。 本発明の実施の形態に係る営業戦略支援システムの営業日報管理ソフトウェアにおける営業日報データの機能開放メンテナンス設定時の操作のフローチャートである。 営業日報管理ソフトウェアにおける営業日報データの保存処理のフローチャートである。 営業日報管理ソフトウェアにおける営業日報データの修正処理及び削除処理のフローチャートである。 営業日報データを保存した場合の営業日報管理ソフトウェアの表示画面を示した説明図である。 営業日報データを削除した場合の営業日報管理ソフトウェアの表示画面を示した説明図でである。 営業日報データを修正した場合の営業日報管理ソフトウェアの表示画面を示した説明図である。
符号の説明
1…サーバ、 2…データベース、 3,4…クライアント端末、 5…ルータ、 6…イントラネット、 11,31…制御部、 12,32…通信I/F、 13,36…プログラム記憶部、 21…社員テーブルデータベース、 22…システム情報テーブル、 23…日報テーブルデータベース、 33…入力部、 34…表示部、 35…データ記憶部

Claims (1)

  1. 営業日報データの作成、修正又は削除の要求を受けると、現在の日付が営業日報データの日付から内容確定期限内か否かを判定して、当該営業日報データの作成、修正又は削除を受け付けるサーバと、
    通信回線を介して前記サーバと接続されており、前記サーバに対して営業日報データの作成、修正又は削除の要求を前記通信回線を介して送信するクライアント端末を備える営業戦略支援システムであって、
    前記サーバは、営業日報データ毎に設けられ、対応する営業日報データ内容と、当該営業日報データの入力者の情報と、前記内容確定期限によらず対応する当該営業日報データの修正及び削除を禁ずる検印フラグが設定される日報テーブルと、
    ユーザ毎に設けられ、内容確定期限によらず営業日報データを作成できる強制操作権限を登録可能なユーザテーブルとを記憶する記憶部と、
    営業日報データの作成、修正及び削除の処理として当該営業日報データに対応する日報テーブルの作成、修正及び削除を行うと共に、上記各処理の条件設定処理を行う制御部とを有し、
    前記制御部は、前記サーバに送信されて前記日報テーブルに設定されている営業日報データの修正又は削除の要求を前記クライアント端末から受けて当該営業日報データの更新を行う際に、当該営業日報データの日報テーブルに前記検印フラグが設定されているか否かの判定を行い、設定されていれば当該営業日報データの修正又は削除が不能な状態に移行し、設定されていなければ当該営業日報データに対応する日報テーブルを参照し、当該営業日報データの日付が内容確定期限内である場合には、前記日報テーブルを参照して営業日報データの入力者と当該営業日報データの更新を行う者が同一か否かを判定し、同一であれば、当該データの修正又は削除が可能な状態に移行し、当該営業日報データの日付が内容確定期限外である場合には、営業日報データの更新を行うユーザのユーザテーブルを参照して強制操作権限が設定されているか否かの判定を行い、設定されていれば、前記日報テーブルを参照して営業日報データの入力者と当該営業日報データの更新を行う者が同一か否かを判定し、同一であれば、当該データの修正又は削除が可能な状態に移行し、
    前記制御部は、前記クライアント端末からの営業日報データの作成の要求を受けて当該営業日報データの新規保存を行う際に、当該営業日報データに対応する日報テーブルを参照し、当該営業日報データの日付が内容確定期限外である場合、営業日報データの新規保存を行うユーザのユーザテーブルを参照して強制操作権限が設定されているか否かの判定を行い、設定されていれば、当該データの新規保存が可能な状態に移行することを特徴とする営業戦略支援システム。
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