JP5275287B2 - 渉外活動支援方法、渉外活動支援システム、渉外活動支援プログラム - Google Patents

渉外活動支援方法、渉外活動支援システム、渉外活動支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、渉外活動支援方法、渉外活動支援システム、渉外活動支援プログラムに関するものであり、具体的には、渉外経験によらず一定レベルの折衝業務を可能とすべく担当者を支援し、また、状況に応じた簡便・迅速なシステム上の定義変更も可能とする技術に関する。
渉外活動に係る営業ノウハウは、担当者個々人の外交経験や業務経験、業務知識習得等の個人スキルに依存している部分が多々ある。そこで例えば、金融機関の営業担当者等が客先に赴いて渉外活動を行うにあたり、これを支援する技術が提案されてきた。例えば、商品取引の支援に関する従来技術として特許文献1の発明がある。特許文献1においては、販売元及び販売者の両方において販売コストを合理化することができ、また顧客にとっても商品選択を有効に行うことができる販売支援方法などが提案されている。
また、特許文献2においては、顧客の属性や商品の危険度に応じた最適な説明情報を販売員に提示すると共に、問題のある取引を事前に検知して販売員に確認を促したり、取引自体を停止し得るシステムが提案されている。
特開2003−281352号公報 特開2005−38146号公報
ところで、金融商品の従来の販売手法においては、例えば販売員が顧客と対面し、顧客からの要望に応じた商品提案、顧客が納得した商品についての購入申込書類の作成依頼、顧客からの購入申込書類の受領といった手順を踏む場面があった。こうした一連の手順を経て金融商品の販売がなされるが、所定手順に際しては、販売員が顧客に説明を行うことで商品内容や取引リスクなどについて顧客の理解を確認する必要があった。しかしながら従来では、顧客に説明すべき情報を経験の浅い販売員が確実に伝達しきれない恐れや、処理を進めるに当たって事前に確認すべき点を漏れなくチェックしきれない恐れなどを拭い去れないままであった。
他方、最近では、個人情報保護法、内部統制法、中小企業金融円滑化法など金融業界に関係する法律改定が頻繁である。従来の販売支援や営業支援のシステムを、こうした法律改正に伴う商品販売方法の変更に対応させる場合、フローやデータ構成等の変更に効率的に対応すべく構想されていないことも多く、手間やコストのかかるシステム変更を余儀なくされることとなる。
そこで本発明では、渉外経験によらず一定レベルの折衝業務を可能とすべく担当者を支援する技術の提供を主たる目的とする。また、状況に応じた簡便・迅速なシステム上の定義変更を可能とする技術の提供も目的とする。
上記課題を解決する本発明の渉外活動支援方法は、渉外案件の種類を示す第1コードをキーとして案件名称を対応付けた第1のマスタと、渉外案件の種類ごとに顧客へ行うべきヒアリング内容を、項目の概念の大小を踏まえて階層化した一群のマスタであって、各マスタが、該当階層における項目に対応してヒアリング内容を示すコードに、該当渉外案件の前記第1コードを付加した第2コードをキーとしてヒアリング内容およびヒアリング順序を対応付けたデータ構造を備えた第2のマスタと、を含んだマスタテーブルと、渉外担当者毎の渉外案件におけるヒアリングの進捗状況を格納した進捗テーブルと、顧客へ行うべきヒアリングの内容および順序を示す情報の表示領域を備えた画面データとを記憶部に保持したコンピュータが、顧客との対面業務を行う渉外担当者が所持した携帯端末とネットワークを介して通信し、支援対象である渉外案件の特定情報を受信し、この特定情報が示す渉外案件の種類に基づいて、前記マスタテーブルにおける、該当渉外案件の種類に対応した前記第2のマスタのうち、上位階層のマスタから順に、該当マスタにおけるヒアリング内容およびヒアリング順序の情報の有無を判定し、当該判定により存在を特定した該当情報を抽出する対象特定処理と、進捗テーブルにおける前記渉外担当者のヒアリング進捗状況を特定し、前記ヒアリング順序中における前記ヒアリング進捗状況の該当順序を強調表示する第1表示データを生成し、前記該当順序に対応するヒアリング内容の項目を、前記第2のマスタにおける各階層のマスタにて特定し、当該特定した項目を該当階層ごとに表示する第2〜第n表示データを生成し、前記画面データにおいて、表示画面を前記階層別に区画した各表示領域に、前記第1〜第n表示データを設定し、当該画面データを前記携帯端末に送信する表示処理と、前記携帯端末とネットワークを介して通信し、渉外担当者が行ったヒアリングの結果入力ないし所定指示を受けて、進捗テーブルにおける前記渉外担当者のヒアリング進捗状況を次段階に進め、前記ヒアリング順序中における前記次段階の進捗状況の該当順序に基づいて前記表示処理を実行し、前記各表示領域に前記第1〜第n表示データを設定した画面データを前記携帯端末に送信する進捗処理と、入力部ないしネットワークで結ばれた所定の管理用携帯端末よりメンテナンス要求を受け付け、前記第1のマスタより、前記メンテナンス要求の指定する渉外案件の案件名称を読み出し、ここで案件名称を読み出した渉外案件の第1コードをキーに前記第2のマスタのうち、上位階層のマスタから順に、該当マスタにおけるヒアリング内容およびヒアリング順序の情報を読み出し、当該読み出した各情報を前記階層に従って列挙して出力部に表示する処理と、前記列挙表示したヒアリング内容についてのメンテナンス指示を入力部ないし前記管理用携帯端末より受け付けて、前記メンテナンス指示がヒアリング内容の変更指示であれば前記第2のマスタで該当ヒアリング内容の変更処理を実行し、前記メンテナンス指示がヒアリング順序の入れ替え指示であれば、前記第2のマスタで前記指示に関連する各ヒアリング内容のヒアリング順序を変更し、前記メンテナンス指示が削除指示であれば、前記第2のマスタで前記指示に対応するヒアリング内容およびヒアリング順序の情報を削除すると共に残された他のヒアリング内容のヒアリング順序をソートし付け替えて、前記メンテナンス指示がヒアリング内容の新規追加指示であれば、前記第2のマスタで新規のヒアリング内容とそのヒアリング順序の情報を追加する、ことで前記マスタテーブルを更新する処理と、を実行することを特徴とする。
また、本発明の渉外活動支援システムは、渉外案件の種類を示す第1コードをキーとして案件名称を対応付けた第1のマスタと、渉外案件の種類ごとに顧客へ行うべきヒアリング内容を、項目の概念の大小を踏まえて階層化した一群のマスタであって、各マスタが、該当階層における項目に対応してヒアリング内容を示すコードに、該当渉外案件の前記第1コードを付加した第2コードをキーとしてヒアリング内容およびヒアリング順序を対応付けたデータ構造を備えた第2のマスタと、を含んだマスタテーブルと、渉外担当者毎の渉外案件におけるヒアリングの進捗状況を格納した進捗テーブルと、顧客へ行うべきヒアリングの内容および順序を示す情報の表示領域を備えた画面データとを格納した記憶部と、顧客との対面業務を行う渉外担当者が所持した携帯端末とネットワークを介して通信し、支援対象である渉外案件の特定情報を受信し、この特定情報が示す渉外案件の種類に基づいて、前記マスタテーブルにおける、該当渉外案件の種類に対応した前記第2のマスタのうち、上位階層のマスタから順に、該当マスタにおけるヒアリング内容およびヒアリング順序の情報の有無を判定し、当該判定により存在を特定した該当情報を抽出する対象特定部と、進捗テーブルにおける前記渉外担当者のヒアリング進捗状況を特定し、前記ヒアリング順序中における前記ヒアリング進捗状況の該当順序を強調表示する第1表示データを生成し、前記該当順序に対応するヒアリング内容の項目を、前記第2のマスタにおける各階層のマスタにて特定し、当該特定した項目を該当階層ごとに表示する第2〜第n表示データを生成し、前記画面データにおいて、表示画面を前記階層別に区画した各表示領域に、前記第1〜第n表示データを設定し、当該画面データを前記携帯端末に送信する表示処理部と、前記携帯端末とネットワークを介して通信し、渉外担当者が行ったヒアリングの結果入力ないし所定指示を受けて、進捗テーブルにおける前記渉外担当者のヒアリング進捗状況を次段階に進め、前記ヒアリング順序中における前記次段階の進捗状況の該当順序に基づいて前記表示処理を実行し、前記各表示領域に前記第1〜第n表示データを設定した画面データを前記携帯端末に送信する進捗処理部と、入力部ないしネットワークで結ばれた所定の管理用携帯端末よりメンテナンス要求を受け付け、前記第1のマスタより、前記メンテナンス要求の指定する渉外案件の案件名称を読み出し、ここで案件名称を読み出した渉外案件の第1コードをキーに前記第2のマスタのうち、上位階層のマスタから順に、該当マスタにおけるヒアリング内容およびヒアリング順序の情報を読み出し、当該読み出した各情報を前記階層に従って列挙して出力部に表示する処理部と、前記列挙表示したヒアリング内容についてのメンテナンス指示を入力部ないし前記管理用携帯端末より受け付けて、前記メンテナンス指示がヒアリング内容の変更指示であれば前記第2のマスタで該当ヒアリング内容の変更処理を実行し、前記メンテナンス指示がヒアリング順序の入れ替え指示であれば、前記第2のマスタで前記指示に関連する各ヒアリング内容のヒアリング順序を変更し、前記メンテナンス指示が削除指示であれば、前記第2のマスタで前記指示に対応するヒアリング内容およびヒアリング順序の情報を削除すると共に残された他のヒアリング内容のヒアリング順序をソートし付け替えて、前記メンテナンス指示がヒアリング内容の新規追加指示であれば、前記第2のマスタで新規のヒアリング内容とそのヒアリング順序の情報を追加する、ことで前記マスタテーブルを更新する処理部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の渉外活動支援プログラムは、渉外案件の種類を示す第1コードをキーとして案件名称を対応付けた第1のマスタと、渉外案件の種類ごとに顧客へ行うべきヒアリング内容を、項目の概念の大小を踏まえて階層化した一群のマスタであって、各マスタが、該当階層における項目に対応してヒアリング内容を示すコードに、該当渉外案件の前記第1コードを付加した第2コードをキーとしてヒアリング内容およびヒアリング順序を対応付けたデータ構造を備えた第2のマスタと、を含んだマスタテーブルと、渉外担当者毎の渉外案件におけるヒアリングの進捗状況を格納した進捗テーブルと、顧客へ行うべきヒアリングの内容および順序を示す情報の表示領域を備えた画面データとを記憶部に保持したコンピュータに、顧客との対面業務を行う渉外担当者が所持した携帯端末とネットワークを介して通信し、支援対象である渉外案件の特定情報を受信し、この特定情報が示す渉外案件の種類に基づいて、前記マスタテーブルにおける、該当渉外案件の種類に対応した前記第2のマスタのうち、上位階層のマスタから順に、該当マスタにおけるヒアリング内容およびヒアリング順序の情報の有無を判定し、当該判定により存在を特定した該当情報を抽出する対象特定処理と、進捗テーブルにおける前記渉外担当者のヒアリング進捗状況を特定し、前記ヒアリング順序中における前記ヒアリング進捗状況の該当順序を強調表示する第1表示データを生成し、前記該当順序に対応するヒアリング内容の項目を、前記第2のマスタにおける各階層のマスタにて特定し、当該特定した項目を該当階層ごとに表示する第2〜第n表示データを生成し、前記画面データにおいて、表示画面を前記階層別に区画した各表示領域に、前記第1〜第n表示データを設定し、当該画面データを前記携帯端末に送信する表示処理と、前記携帯端末とネットワークを介して通信し、渉外担当者が行ったヒアリングの結果入力ないし所定指示を受けて、進捗テーブルにおける前記渉外担当者のヒアリング進捗状況を次段階に進め、前記ヒアリング順序中における前記次段階の進捗状況の該当順序に基づいて前記表示処理を実行し、前記各表示領域に前記第1〜第n表示データを設定した画面データを前記携帯端末に送信する進捗処理と、入力部ないしネットワークで結ばれた所定の管理用携帯端末よりメンテナンス要求を受け付け、前記第1のマスタより、前記メンテナンス要求の指定する渉外案件の案件名称を読み出し、ここで案件名称を読み出した渉外案件の第1コードをキーに前記第2のマスタのうち、上位階層のマスタから順に、該当マスタにおけるヒアリング内容およびヒアリング順序の情報を読み出し、当該読み出した各情報を前記階層に従って列挙して出力部に表示する処理と、前記列挙表示したヒアリング内容についてのメンテナンス指示を入力部ないし前記管理用携帯端末より受け付けて、前記メンテナンス指示がヒアリング内容の変更指示であれば前記第2のマスタで該当ヒアリング内容の変更処理を実行し、前記メンテナンス指示がヒアリング順序の入れ替え指示であれば、前記第2のマスタで前記指示に関連する各ヒアリング内容のヒアリング順序を変更し、前記メンテナンス指示が削除指示であれば、前記第2のマスタで前記指示に対応するヒアリング内容およびヒアリング順序の情報を削除すると共に残された他のヒアリング内容のヒアリング順序をソートし付け替えて、前記メンテナンス指示がヒアリング内容の新規追加指示であれば、前記第2のマスタで新規のヒアリング内容とそのヒアリング順序の情報を追加する、ことで前記マスタテーブルを更新する処理と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、渉外経験によらず一定レベルの折衝業務を可能とすべく担当者を支援することができる。また、状況に応じた簡便・迅速なシステム上の定義変更も可能となる。
本実施形態の渉外活動支援システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態の渉外活動支援システムの構想例を示す図である。 本実施形態における、(a)案件種類マスタ、(b)調査項目マスタ、(c)ヒアリングポイントマスタの各データ構造例を示す図である。 本実施形態における、(a)ヒアリング項目マスタ、(b)ヒアリング項目選択肢マスタ、(c)案件ヒアリング情報の各データ構造例を示す図である。 本実施形態における進捗テーブルのデータ構造例を示す図である。 本実施形態における渉外活動支援方法の処理フロー例1を示す図である。 本実施形態における渉外活動支援方法の処理フロー例2を示す図である。 本実施形態における渉外活動支援方法の処理フロー例3を示す図である。 本実施形態における渉外活動支援方法の処理フロー例4を示す図である。 本実施形態における渉外活動支援方法の処理フロー例5を示す図である。 本実施形態における渉外活動支援方法の処理フロー例6を示す図である。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の渉外活動支援システム100を含むネットワーク構成図である。図1に示す渉外活動支援システム100(以下、システム100)は、渉外経験によらず一定レベルの折衝業務を可能とすべく担当者を支援し、また、状況に応じた簡便・迅速なシステム上の定義変更も可能とするコンピュータシステムである。
前記システム100は、例えば渉外活動支援方法を実現するプログラム類が格納されたアプリケーションサーバ120や、処理に必要なデータ類が格納されたデータベースサーバ130など複数のサーバで構成されたコンピュータシステムを想定できる。勿論、単体のサーバ装置でシステム構成するとしても問題ない。各サーバらはハードディスクドライブなど不揮発性記憶装置で構成される記憶部101、RAMなどの揮発性記憶装置であるメモリ103、CPUなどの制御部104、ネットワークインターフェイスなどの通信部107、らがBUSにより互いに接続されて構成されている。本実施形態における前記システム100は、渉外担当者が渉外現場に携行するSPC220、ノートPC225、一般のPC226などの端末200や、各種定義変更等の責務を担う管理者が利用する管理者端末300とネットワーク140を介して通信可能であるとしている。
前記ネットワーク140は、例えば、前記システム100の運営組織内に構築されたイントラネット141と、ファイヤーウォール142を介して前記イントラネット141に接続されるインターネット143とを含んでいる。従って、渉外担当者の端末200や管理者端末300らがイントラネット141を介してシステム100と通信を行う場合と、インターネット143およびファイヤーウォール142を介してイントラネット141に接続してシステム100と通信を行う場合の両方が想定できる。
勿論、こうした通信ネットワークの構成や運用に本発明の適用範囲を限定しない。システム100と前記端末200や管理者端末300とが通信可能でありさえすればよい。図1で示すように、前記端末200(や管理者端末300)がSPC(SecurePC)などのシンクライアント端末であるならば、システム100と端末類との接続形態にシンクライアント接続を採用することとなる。企業等における情報漏洩対策や内部統制の必要性から、クライアントコンピュータには、ハードディスク装置などを省いて、表示や入力など最低限の機能のみを持ったもしくは利用可能な専用のコンピュータ=シンクライアント端末を採用する潮流がある。この場合、アプリケーションソフトなどの資源は前記イントラネット141に接続されたクライアントブレード230(図中では「CB」と表記)などのサーバ装置で一元管理しており、このサーバ装置230とシンクライアント接続を確立したSPC220がアプリケーション等を利用できることになる。図1では特に図示しないが、SPC220とクライアントブレード230との間のシンクライアント接続を管理するために必要な、所定の管理サーバ類は当然ネットワーク内に備わっている。なお、クライアントブレード230は、SPC220との間にVPN(Virtual Private Network)を構築し、このVPNを介して、SPC220から送られてきた入力情報(入力装置の操作内容)を受信し処理すると共に、処理結果を示す映像情報(表示装置のデスクトップ画面)をSPC220に送信することとなる。クライアントブレード230は、通常は入出力装置をローカル接続しないで使用するサーバ装置である。
続いて、前記システム100のハードウェア構成例について説明する。図2は、渉外活動支援システム100のハードウェア構成例を示す図である。前記システム100は、CPU等の制御部104と、ハードディスクドライブ等で構成される記憶部101とメモリ103、ネットワーク140を介して他装置とデータの送受信を行うネットワークインターフェイスなどの通信部107とを具備する。また、前記記憶部101には、制御部104が実行するプログラム102が格納されている。
前記システム100が、前記記憶部101のプログラム102で実現する機能部について説明する。なお、前記システム100は、その記憶部101において、後述するマスタテーブル125、案件ヒアリング情報131(=進捗テーブル)、および画面データ133を記憶しているものとする。こうした前記システム100は、渉外担当者の端末200とネットワーク140を介して通信し、支援対象である渉外案件の特定情報を受信し、この特定情報が示す渉外案件の種類に基づいて前記マスタテーブル125よりヒアリング内容およびヒアリング順序の情報を抽出する対象特定部110を備える。
また、前記システム100は、進捗テーブルたる案件ヒアリング情報131における前記渉外担当者のヒアリング進捗状況を特定し、前記ヒアリング順序中における前記ヒアリング進捗状況の該当順序と、前記抽出したヒアリング内容の情報とを対応付けて前記画面データ133における表示領域に設定し、当該画面データ133を前記端末200に送信する表示処理部111を備える。前記画面データ133は、例えば、渉外案件の名称を表示するタイトルバー、ヒアリング内容やヒアリング順序を象徴するアイコンや画像等を配置する表示領域、ヒアリング内容を記述したテキストデータを配置する表示領域、渉外担当者による入力情報を表示する表示領域、などを備えた画面データ(例:html形式など)などを想定できる。
また、前記システム100は、前記端末200とネットワーク140を介して通信し、渉外担当者が行ったヒアリングの結果入力ないし所定指示を受けて、進捗テーブルたる案件ヒアリング情報131における前記渉外担当者のヒアリング進捗状況を次段階に進め、前記ヒアリング順序中における前記次段階の進捗状況の該当順序に対応するヒアリング内容の情報をマスタテーブル125から抽出し、このヒアリング内容の情報を前記次段階の該当順序と対応付けて前記画面データ133における表示領域に設定し、当該画面データ133を前記端末200に送信する進捗処理部112を備える。
なお、前記システム100は、入力部105ないしネットワーク140で結ばれた所定の管理用端末300よりメンテナンス要求を受け付けて、記憶部101のマスタテーブル125より、渉外案件の種類、当該種類ごとに顧客へ行うべきヒアリングの内容、前記ヒアリングの順序の各情報のうち少なくともいずれか、またはメンテナンス要求が指定する情報を読み出して出力部106に表示するメンテナンス情報出力処理部113を備えるとすれば好適である。
また、前記システム100は、前記表示した情報についての変更、順序入れ替え、削除、新規追加のいずれかのメンテナンス指示を入力部105ないし前記管理用端末300より受け付けて、前記メンテナンス指示に応じて前記マスタテーブル125を更新するメンテナンス処理部114を備えるとすれば好適である。
なお、前記メンテナンス情報出力処理部113は、入力部105ないしネットワーク140で結ばれた所定の管理用端末300よりメンテナンス要求を受け付け、案件種類マスタ126(第1のマスタ)より、前記メンテナンス要求の指定する渉外案件の案件名称を読み出し、ここで案件名称を読み出した渉外案件の第1コードをキーに、第2のマスタである、調査項目マスタ127、ヒアリングポイントマスタ128、ヒアリング項目マスタ129、およびヒアリング項目選択肢マスタ130より、ヒアリング内容およびヒアリング順序の情報を読み出し、前記読み出したヒアリング内容をそのヒアリング順序に従って列挙して出力部106に表示するとしてもよい。
この場合、前記メンテナンス処理部114は、前記列挙表示したヒアリング内容についてのメンテナンス指示を入力部105ないし前記管理用端末300より受け付けて、前記メンテナンス指示がヒアリング内容の変更指示であれば前記第2のマスタで該当ヒアリング内容の変更処理を実行し、前記メンテナンス指示がヒアリング順序の入れ替え指示であれば、前記第2のマスタで前記指示に関連する各ヒアリング内容のヒアリング順序を変更し、前記メンテナンス指示が削除指示であれば、前記第2のマスタで前記指示に対応するヒアリング内容およびヒアリング順序の情報を削除すると共に残された他のヒアリング内容のヒアリング順序をソートし付け替えて、前記メンテナンス指示がヒアリング内容の新規追加指示であれば、前記第2のマスタで新規のヒアリング内容とそのヒアリング順序の情報を追加する、ことで前記マスタテーブル125を更新する、こととなる。
これまで示した前記システム100における各部110〜114はハードウェアとして実現してもよいし、メモリやHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶部に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、CPUなど制御部がプログラム実行に合わせて記憶部より該当プログラムを読み出して、これを実行することとなる。
−−−データ構造例−−−
次に、本実施形態の前記システム100が用いるテーブル類におけるデータ構造例について説明する。図3は本実施形態における、(a)案件種類マスタ126、(b)調査項目マスタ127、(c)ヒアリングポイントマスタ128の各データ構造例を示す図である。
前記案件種類マスタ126は、渉外案件の種類を示す第1コード=案件種類コード1〜3をキーとして、案件種類の名称を対応付けた第1のマスタである。図に示す例では、案件種類コード「010101」に対して、「ローン」、「住宅購入」、「新築土地付一戸建」などといった案件種類名称が対応付けされている。
また、調査項目マスタ127は、ヒアリング内容およびヒアリング順序の情報を格納した第2のマスタの1つである。図に示す例では、案件コード=第1コード「010101」に、ヒアリング内容の1種である調査項目を示す調査項目コード「01」を付加して(=第2コード)、このコードにヒアリング内容である調査項目名称「事前確認」、ヒアリング順序たるシーケンス「001」といった情報が対応付けされている。
また、ヒアリングポイントマスタ128は、ヒアリング内容およびヒアリング順序の情報を格納した第2のマスタの1つである。図に示す例では、案件コード=第1コード「010101」と前記調査項目コード「01」に、ヒアリングポイントコード「01」を付加して(=第2コード)、このコードにヒアリング内容であるヒアリングポイント名称「確認事項」、ガイダンス「受付時に優先して・・・」、注意事項、およびヒアリング順序たるシーケンス「001」といった情報が対応付けされている。
図4は本実施形態における、(a)ヒアリング項目マスタ129、(b)ヒアリング項目選択肢マスタ130、(c)案件ヒアリング情報131の各データ構造例を示す図である。また、ヒアリング項目マスタ129は、ヒアリング内容およびヒアリング順序の情報を格納した第2のマスタの1つである。図に示す例では、案件コード=第1コード「010101」と前記調査項目コード「01」、ヒアリングポイントコード「01」に、ヒアリングコード「01」を付加して(=第2コード)、このコードにヒアリング内容であるヒアリング項目名称「必要書類」、必須チェック「0」、ヒアリング順序たるシーケンス「001」、入力形式「1」、選択可能個数「5」といった情報が対応付けされている。前記必須チェックの情報は、該当ヒアリング項目が必須のものか否かを示すものであり、「1」が必須、「0」が必須ではないことを示す。また、前記入力形式の情報は、該当ヒアリング項目に関して渉外担当者が得た情報をシステム側に入力する際の入力形式を示すものであり、1:選択項目(ヒアリング項目選択肢マスタ130に定義した選択肢から選ぶ)、2:テキスト(金額の値)、3:テキスト(日付。カレンダーあり)、4:テキスト(日付。カレンダーなし)、5:テキスト(文字列)、6:テキスト(フリーエリア)をそれぞれ示す。また、前記選択可能個数の情報は、前記入力形式が「1」であるとき=選択肢から選ぶ場合、選択肢のうち何個まで選択できるかを示す情報である。
また、ヒアリング項目選択肢マスタ130は、前記ヒアリング項目マスタ129で定義されたヒアリング項目のうち、渉外担当者が選択肢から選ぶものについて、その選択肢を定義したマスタである。図に示す例では、案件コード=第1コード「010101」と前記調査項目コード「01」、ヒアリングポイントコード「01」、およびヒアリングコード「01」に、選択肢コード「01」を付加して(=第2コード)、このコードに選択肢名称「事前審査申込」、ヒアリング順序たるシーケンス「001」、警告不適区分といった情報が対応付けされている。警告不適区分の情報は、例えば、該当選択肢を選んだ場合に渉外担当者に警告等を発する契機を定義した情報であり、例えば「1」であれば注意を促す「警告」、また「2」であれば顧客との当該交渉をペンディングにするメッセージを発する「不適」に該当するものとする。
また、案件ヒアリング情報131(=進捗テーブル)のデータ構造例を示す図である。案件ヒアリング情報131は、渉外担当者毎の渉外案件におけるヒアリングの進捗状況を格納したテーブルとなる。図に示す例では、ある渉外担当者が担当している、例えば店番「001」の店舗の顧客「0000001」に関する、案件コード「010101」なる案件の進捗情報として、調査項目コード「01」、ヒアリングポイントコード「01」、ヒアリングコード「01」、選択肢コード「01」、が対応付けされている。この場合、前記顧客「0000001」の案件「010101」について、調査項目コード「01」="事前確認"の作業のうち、ヒアリングポイントコード「01」="確認事項"に関し、ヒアリングコード「01」="必要書類"として、選択肢コード「01」="事前審査申込書"を得ている段階であることを示している。
−−−処理手順例1−−−
以下、本実施形態における渉外活動支援方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する渉外活動支援方法に対応する各種動作は、前記システム100のメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図5は本実施形態における渉外活動支援方法の処理フロー例1を示す図である。ここでは、渉外担当者が前記システム100を通じて前記端末200で渉外活動の支援情報を利用する状況における、前記システム100や前記端末200らの処理について説明する。
この場合、顧客先等を訪れた渉外担当者が、端末200を利用して顧客情報の確認等を行うものとする。この時、前記端末200は渉外担当者の指示(例:行員番号、パスワードを含むログイン指示)を入力装置で受けて、通信カード等からインターネット143、ファイヤーウォール142、イントラネット141を経由し、前記システム100にログイン要求をする(a10)。
もしくは、前記端末200は通信カード等からインターネット143、ファイヤーウォール142、イントラネット141を経由して、入力装置で得た入力情報を前記CB230へ渡し、CB230が前記入力情報を処理して前記システム100にログイン要求をするとしてもよい。当然ながらこの場合には前記端末200とCB230との間は、シンクライアント接続が確立されていることを前提とする。以降、前記端末200と前記システム100との間のデータ授受は、上記ログイン処理時と同様の経路によって実施されるものとする。
一方、前記システム100は、前記端末200からログイン要求のデータを受信し、このログイン要求が含む行員番号やパスワードといった認証用データに基づいてログイン認証を行う(a20)。当然ながら前記システム100はログイン認証に備えて、各渉外担当者の識別情報(例:行員番号)とパスワードのセットを記憶部101に保持している。このログイン認証に失敗した場合(a21:NG)、前記システム100はログイン失敗であるとして当該フローを終了する。
他方、前記ログイン認証に成功した場合(a21:OK)、前記システム100は、該当渉外担当者やその顧客に関し記憶部101に格納されている情報を読み出して、前記端末200に送信する(a22)。この場合、例えば、前記システム100の対象特定部110は、前記端末200から受信した前記ログイン要求が示す、支援対象である渉外案件の特定情報(=渉外担当者の識別情報たる行員番号)をキーにして、前記案件ヒアリング情報131から該当渉外担当者の扱う渉外案件の種類=案件コードおよび調査項目コード、ヒアリングポイントコード、ヒアリングコード、選択肢コードを特定する。
また前記対象特定部110は、これら各コードに基づいて前記マスタテーブル125よりヒアリング内容およびシーケンス(ヒアリング順序)の情報を抽出する。前記システム100の表示処理部111は、前記案件ヒアリング情報131において特定したシーケンス=順序を前記渉外担当者のヒアリング進捗状況とし、前記抽出したヒアリング内容の情報と前記順序とを対応付けて前記画面データ133における表示領域に設定し、前記端末200に送信することとなる。一方、前記端末200では、前記システム100から、こうした渉外担当者に関する渉外案件等の情報を受信し、ディスプレイ装置などに表示する(a30)。図中に、渉外担当者に関する渉外案件情報の表示画面5Aを示す。この画面5Aに示すように、ある渉外担当者が現在担当している顧客リストと、各顧客の渉外案件の情報が前記システム100から端末200に送信されることとなる。
ここで例えば、前記端末200が前記システム100から受信して表示した情報中(=前記画面5A)より、前記渉外担当者が特定の顧客を指定して、該当顧客に紐付く新規渉外案件のレコードを作成したいと考えたとする。この時、前記渉外担当者は、端末200のマウスやキーボードなどの入力装置で、該当顧客を前記システム100から受信済みの情報中より選択し、新規案件作成要求の送信指示を入力する。端末200はこの指示を受けて、前記システム100に対し、該当顧客に関する新規の渉外案件の登録要求を送る(a40)。
前記システム100は、この新規渉外案件の登録要求を受信し、前記案件種類マスタ126より案件種類名称のデータを抽出し、前記端末200に返信する(a50)。端末200ではこの案件種類名称のデータを受信して、例えば、図中に示す如く、案件種類名称を列挙した画面5Bとして表示する(a60)。渉外担当者は、この画面5Bで新規に登録したい案件名称の選択を行うこととなる。端末200はこの画面5Bでの選択事象を入力装置で受け付けてシステム100に通知する(a70)。システム側ではこの通知を受けて、案件ヒアリング情報131において該当顧客について新規の渉外案件の登録を実行することとなる(ステップa111の処理)。なお、渉外案件の新規登録ではなく既存案件の変更要求を端末200がシステム100に送信した場合、システム側では、該当顧客の該当渉外案件に関し、案件ヒアリング情報131において前記変更要求に応じた処理を当然実行する。
一方、前記渉外担当者が、これからすぐ顧客と商談を開始する心づもりであるとする。この時、渉外担当者は支援を受けたい案件について、例えば、支援対象である渉外案件の特定情報として、例えば、前記画面5A中での所定顧客(=顧客番号が紐付いている)に関して所定案件(=案件コードが紐付いている)をクリックするなどして指定したとする。或いは、端末200の入力装置で顧客番号と案件コードを入力したとする。前記システム100の対象特定部110は、前記特定情報たる顧客番号と案件コードを前記端末200から受信し、これらのデータをキーにして、前記案件ヒアリング情報131から該当渉外案件を特定し、その調査項目コード、ヒアリングポイントコード、ヒアリングコード、選択肢コードを特定する。
また前記対象特定部110は、ここで特定した前記各コードに基づいて前記マスタテーブル125より、調査項目名称、ヒアリングポイント名称、ガイダンス、注意事項、ヒアリング項目名称、および選択肢名称といったヒアリング内容と、シーケンス(ヒアリング順序)の情報を抽出する。前記システム100の表示処理部111は、前記案件ヒアリング情報131において特定したシーケンス=順序を前記渉外担当者のヒアリング進捗状況とし、前記抽出したヒアリング内容の情報と前記順序とを対応付けて前記画面データ133における表示領域に設定し、前記端末200に送信することとなる(s80)。
前記端末200では、前記画面データ133を前記システム100から受信して、ディスプレイ装置などに表示する(a90)。ここで表示される画面の例としては、図中の画面6Aとなる(この図面に関しては後述する)。
他方、前記渉外担当者は、前記システム100から得た前記画面6Aを端末200で閲覧してヒアリングのポイントや項目等々を参考にしつつ、顧客へのヒアリング作業を的確かつ効率的に行うのである。前記端末200は、前記渉外担当者が行ったヒアリングの結果入力ないし所定指示を入力装置で受け、ヒアリング作業で収集した情報の登録要求を前記システム100に送る(a100)。この登録要求には、ヒアリング結果の他に、顧客番号、案件コード等が含まれている。
この時、前記システム100の進捗処理部112は、前記端末200とネットワーク140を介して通信し前記登録要求を受信する(a110)。前記進捗処理部112は、この登録要求が含む顧客番号および案件コードのセットが、案件ヒアリング情報131の各レコード中に含まれているか検索し、いずれのレコードにも含まれていない場合、新規案件追加と認識する(s111:YES)。この場合、前記進捗処理部112は、案件種類コードを所定の採番基準に沿って採番し、この案件種類コードに顧客番号、ヒアリング結果の情報を紐付けてレコードを生成し、案件ヒアリング情報131に登録する(a120、a130)。他方、前記進捗処理部112は、前記登録要求が含む顧客番号および案件コードのセットが、案件ヒアリング情報131の各レコード中に含まれている場合、既存案件への情報登録であると認識する(s111:NO)。
この場合、前記進捗処理部112は、該当レコードを案件ヒアリング情報131にて顧客番号や案件コードをキーに特定し、該当レコードに対してヒアリング結果の情報を設定する(a130)。ヒアリング結果としては、各マスタ126〜130の各項目に関する聞き取り結果などである。またこの時、前記進捗処理部112は、前記登録要求が示す、前記各マスタ126〜130のうちの所定マスタの所定項目に関する実施完了の情報に応じて、前記案件ヒアリング情報131における前記渉外担当者の該当渉外案件に関するヒアリング進捗状況を次段階に進める。ここでは、例えば顧客番号「0000001」の渉外案件「010101」に関し、調査項目コード「02」の実施についての情報が前記登録要求に含まれていた場合、案件ヒアリング情報131において、顧客番号「0000001」の渉外案件「010101」に関し、(シーケンスが"002"の)調査項目コード「02」のレコードを追加する。このことで、該当案件に関してヒアリング進捗状況は、シーケンス"001"から"002"に進んだことになる。
−−−処理手順例2−−−
次に、前記処理手順例1におけるステップa80の処理内容について説明する。図6は本実施形態における渉外活動支援方法の処理フロー例2を示す図である。ここでは、前記システム100が前記端末200に対し、画面6Aを提供する処理の詳細説明を行う。
この場合、前記システム100の対象特定部110は、前記画面5A中での所定顧客(=顧客番号が紐付いている)に関する所定案件(=案件コードが紐付いている)の指定を、特定情報として端末200から受けているとする(c10)。
前記システム100の対象特定部110は、前記特定情報たる顧客番号と案件コードをキーにして、前記案件ヒアリング情報131から該当渉外案件のレコードを特定し、該当レコードに調査項目コードが含まれるか(c15)、同じくヒアリングポイントコードが含まれるか(c25)、同じくヒアリングコードが含まれるか(c35)、同じく選択肢コードが含まれるか(c45)、同じくヒアリングコメントが含まれているか(c55)を判定する。
前記判定により、該当レコードに「含まれている」と判定した項目に関して、前記対象特定部110は、該当コードに基づいて前記マスタテーブル125より、調査項目名称、ヒアリングポイント名称、ガイダンス、注意事項、ヒアリング項目名称、および選択肢名称といったヒアリング内容と、シーケンス(ヒアリング順序)の情報を抽出する(c20、c30、c40、c50、c60)。
前記システム100の表示処理部111は、前記案件ヒアリング情報131において特定したシーケンス=順序を前記渉外担当者のヒアリング進捗状況とし、前記抽出したヒアリング内容の情報と前記順序とを対応付けて前記画面データ133における表示領域に設定し、前記端末200に送信する(c70)。前記端末200では、前記画面データ133を前記システム100から受信して、ディスプレイ装置などに表示する。ここで表示される画面の例としては、図6の画面6Aとなる。
こうした画面6Aを生成する前記システム100の表示処理部111は、渉外案件名「ローン」をタイトルバー6A1に設定する。また表示処理部111は、前記抽出したヒアリング内容に対応するアイコンを記憶部101から読み出しておく。画面6Aの例であれば、前記表示処理部111は、「事前確認」、「購入目的」、「申込人」、「返済計画」、「謄本確認」、「交渉メモ」、「顛末」といった調査項目のアイコンを表示領域6A2に列挙して設定する。また前記アイコンのうち、前記案件ヒアリング情報131において該当顧客の該当渉外案件に関して得られたシーケンス=順序に対応するアイコンを強調表示するなどし、前記抽出したヒアリング内容の情報と前記順序との対応付けを行う。画面6Aの例では、「事前確認」のアイコンが強調表示されているから、進捗状況としてはこの「事前確認」の段階であることがわかる。
また、調査項目"事前確認"として、現段階では「確認事項」なるヒアリングポイントの情報が特定されているので、前記表示処理部111は表示領域6A3に「確認事項」いに関するガイダンスの情報「受付時に優先して確認すること」を設定している。また、前記「確認事項」なるヒアリングポイントに関して、ヒアリング項目として「必要書類」、「回答の相手先」、「ローン特約日」、等が特定されるので、前記表示処理部111は、これらヒアリング項目に対応したアイコンを表示領域6A4に設定している。同様に、前記各ヒアリング項目に関して、ヒアリング項目選択肢として「事前審査申込書」、「同意書」、「公図」、「業者」、「土地」等が特定されるので、前記表示処理部111は、これらヒアリング項目選択肢に対応したアイコンを表示領域6A5に設定している。表示領域6A5のアイコンらのうち、該当顧客に関して前記案件ヒアリング情報131で特定出来ている項目のもの=ヒアリングにより選択済のものに関して、表示処理部111は強調表示する。前記強調表示の手法に関しては特に限定しないが、アイコンの色調や文字サイズ、線種等を他アイコンと異ならせる手法や、点滅させる手法などが想定される。
−−−処理手順例3−−−
次に、各マスタ類のメンテナンス処理について説明する。図7は本実施形態における渉外活動支援方法の処理フロー例3を示す図である。ここではまず、案件種類のメンテナンスについて述べる。なお、案件種類のメンテナンスとは、案件種類の追加、既存の案件種類の名称変更、既存の案件種類の表示順変更等を意味する。
ここで、メンテナンス権限を有する管理者等が利用する管理者端末300は、入力装置で管理者からの指示を受け付けて、イントラネット141を経由し前記システム100にログイン要求を通知する(d10)。一方、前記システム100は、管理者端末300からログイン要求を受信し、このログイン要求が含む行員番号、パスワードのセットを所定の認証データベースなどに照合してログイン認証を行う(d20)。このログイン認証に失敗した場合(d25:NG)、前記システム100はログイン失敗である判定してフローを終了する。一方、前記ログイン認証に成功した場合(d25:OK)、前記システム100は、記憶部101に格納されているマスタ類のデータを読み出して、前記管理者端末300に送信する(d26)。
管理者端末300では前記システム100から前記マスタ類のデータを取得し、表示が可能となる(d30)。そこで管理者が、メンテナンス対象を前記データ中より、例えば、案件種類マスタ126であると指定したとする。この指定事象を入力装置で受けた管理者端末300は案件種類マスタ126に関するメンテナンス要求を前記システム100に送信する(d40)。
そこで、前記システム100のメンテナンス情報出力処理部113は、前記管理用端末300より前記メンテナンス要求を受け付けて、記憶部101のマスタテーブル125より各案件種類マスタ126の情報を読み出して、例えば案件種類リストとして前記管理者端末300(ないし出力部106)に送る(d50)。
管理者端末300では前記案件種類のリストを前記システム100から受信し、ディスプレイ装置等に表示する(d60)。このリストの表示画面例としては、図中の画面7Aが想定できる。この画面7Aには、案件種類として、「ローン」、「事業融資」、「外国為替」、「預かり資産」、「預金」などが列挙され、更に、前記「事業融資」として各種の案件種類があることを示している。
このリストを閲覧した前記管理者等は、リスト中よりメンテナンスを行う案件種類の表示をクリックするなどして選択する。画面7Aの例では、「預金」が選択されている。管理者端末300ではこの選択事象を入力装置で受け付け、該当案件種類に関する情報の要求を前記システム100に行う(d70)。
一方、前記システム100のメンテナンス情報出力処理部113は、前記管理者により選択された案件種類(これに紐付く案件種類があればそれに関しても)の案件種類名称を前記案件種類マスタ126より抽出し、管理者端末300に返信する(d80)。管理者端末300ではこの案件種類名称の情報をシステム100から受信して、ディスプレイ装置等に表示することとなる。図中の画面7Bにその表示例を示す。この例では、「預金」なる案件種類に関して、「普通預金」、「定期預金」、「累積性預金」の3つの案件が存在することが示されている。
管理者端末300では、管理者によるメンテナンス指示を入力装置で受け付けて、これを前記システム100に送信する(d90)。例えば、前記画面7Bにおいて、管理者が新たな「預金」である「ABC預金」を案件種類として追加したいと考えた場合、記入欄7B1に「ABC預金」を入力し、追加ボタン7B2を押下する。また、既存の案件種類の並びを変更したい場合、前記画面7Bにおいて該当案件種類、例えば「普通預金」をクリックして選択した上で、上下ボタン7B3を適宜押下して前記3件の案件中の所望の位置に移動させる。こうした管理者による操作事象=メンテナンス指示を受けた管理者端末300は、これを前記システム100に送信するのである。
他方、前記システム100のメンテナンス処理部114は、こうしたメンテナンス指示を管理者端末300から受信し(d100)、そのメンテナンス指示が新規案件追加であった場合(d105:YES)、所定の採番基準に沿って案件種類コードを採番し(d110)、その案件種類コードに対して前記記入欄7B1での入力情報を紐付け、案件種類マスタ126に登録する(d120)。また、前記メンテナンス処理部114は、前記メンテナンス指示が既存案件に関する修正指示であった場合(d105:NO)、該当案件種類のレコードを案件種類マスタ126で特定し、該当レコードに対して修正事項を反映させる(d120)。
−−−処理手順例4−−−
次に、調査項目マスタ127のメンテナンス処理について説明する。図8は本実施形態における渉外活動支援方法の処理フロー例4を示す図である。調査項目マスタ127のメンテナンスとは、該当案件種類に紐付く調査項目の追加、既存の調査項目の名称変更、既存の調査項目の表示順変更を意味する。なお、ステップe10〜e70までは、上記処理手順例3におけるステップd10〜d70の処理と同様であるので説明を省略する。
ここで、前記システム100のメンテナンス情報出力処理部113は、前記管理者により選択された案件種類(これに紐付く案件種類があればそれに関しても)に紐付いている、調査項目名称を、前記案件種類の案件種類コードをキーに前記調査項目マスタ127より抽出し、例えばそのシーケンス順に列挙したリストとして管理者端末300に返信する(e80)。
管理者端末300ではこの調査項目名称の情報をシステム100から受信して、ディスプレイ装置等に表示することとなる。図中の画面8Aにその表示例を示す。この例では、「ローン」−「業者持込」−「新築土地付一戸建」なる案件種類に関して、シーケンス順に「事前確認」、「購入目的」、「申込人」、「返済計画」、「謄本確認」の5つの調査項目が存在することが示されている。
管理者端末300では、管理者によるメンテナンス指示を入力装置で受け付けて、これを前記システム100に送信する(e90)。例えば、前記画面8Aにおいて、管理者が新たな調査項目である「ABC確認」を調査項目として追加したいと考えた場合、記入欄8A1に「ABC確認」を入力し、追加ボタン8A2を押下する。また、既存の調査項目の並びを変更したい場合、前記画面8Aにおいて該当調査項目、例えば「購入目的」をクリックして選択した上で、上下ボタン8A3を適宜押下して前記5件の調査項目中の所望の位置に移動させる。こうした管理者による操作事象=メンテナンス指示を受けた管理者端末300は、これを前記システム100に送信するのである。
他方、前記システム100のメンテナンス処理部114は、こうしたメンテナンス指示を管理者端末300から受信し(e100)、そのメンテナンス指示が新規調査項目追加であった場合(e105:YES)、所定の採番基準に沿って調査項目コードを採番し(e110)、その調査項目コードに対して前記記入欄8A1での入力情報を紐付け、調査項目マスタ127に登録する(e120)。また、前記メンテナンス処理部114は、前記メンテナンス指示が既存調査項目に関する修正指示であった場合(e105:NO)、該当調査項目のレコードを調査項目マスタ127で特定し、該当レコードに対して修正事項を反映させる(e120)。
−−−処理手順例5−−−
次に、ヒアリングポイントマスタ128のメンテナンス処理について説明する。図9は本実施形態における渉外活動支援方法の処理フロー例5を示す図である。ヒアリングポイントマスタ128のメンテナンスとは、該当調査項目に紐付くヒアリングポイントの追加、既存のヒアリングポイントの登録内容の変更、既存のヒアリングポイントの表示順変更を意味する。なお、ステップf10〜f30までは、上記処理手順例3におけるステップd10〜d30の処理と同様であるので説明を省略する。
この場合、メンテナンス対象をヒアリングポイントマスタ128であると指定した事象を入力装置で受けた管理者端末300は、ヒアリングポイントマスタ128に関するメンテナンス要求を前記システム100に送信する(f40)。なお、このメンテナンス要求には、ヒアリングポイントが紐付けされている調査項目コードをレコードに含む案件種類コードが指定されているとしてもよい。
そこで、前記システム100のメンテナンス情報出力処理部113は、前記管理用端末300より前記メンテナンス要求を受け付けて、記憶部101のヒアリングポイントマスタ128の情報を読み出して、例えばヒアリングポイントのリストとして前記管理者端末300(ないし出力部106)に送る(f50)。前記メンテナンス要求に案件種類コードが指定されていた場合、前記メンテナンス情報出力処理部113は、記憶部101の調査項目マスタ127より該当案件種類コードが紐付いた調査項目コードを特定し、この調査項目コードが紐付いているヒアリングポイントコードをヒアリングポイントマスタ128で特定し、そのヒアリングポイントの情報を読み出す、としてもよい。他の処理手順例でも同様である。
管理者端末300では前記ヒアリングポイントのリストを前記システム100から受信し、ディスプレイ装置等に表示する(f60)。このリストを閲覧した前記管理者等は、リスト中よりメンテナンスを行うヒアリングポイントの表示をクリックするなどして選択する。管理者端末300ではこの選択事象を入力装置で受け付け、該当ヒアリングポイントに関する情報の要求を前記システム100に行う(f70)。
一方、前記システム100のメンテナンス情報出力処理部113は、前記管理者により選択されたヒアリングポイントのヒアリングポイント名称を前記ヒアリングポイントマスタ128より抽出し、例えばそのシーケンス順に列挙したリストとして管理者端末300に返信する(f80)。管理者端末300ではこのヒアリングポイント名称の情報をシステム100から受信して、ディスプレイ装置等に表示することとなる。図中の画面9Aにその表示例を示す。この例では、「ローン」−「業者持込」−「新築土地付一戸建」なる案件種類で、「事前確認」なる調査項目に関して、シーケンス順に「確認事項」、「業者確認」の2つのヒアリングポイントが存在することが示されている。
管理者端末300では、管理者によるメンテナンス指示を入力装置で受け付けて、これを前記システム100に送信する(f90)。例えば、前記画面9Aにおいて、管理者が新たなヒアリングポイントである「ABC事項」をヒアリングポイントとして追加したいと考えた場合、記入欄9A1に「ABC事項」を入力し、また、それに伴うガイダンスを記入欄9A4に、同様に注意事項を記入欄9A5に入力し、追加ボタン9A2を押下する。また、既存のヒアリングポイントの並びを変更したい場合、前記画面9Aにおいて該当ヒアリングポイント、例えば「業者確認」をクリックして選択した上で、上下ボタン9A3を適宜押下して前記2件のヒアリングポイント中の所望の位置に移動させる。こうした管理者による操作事象=メンテナンス指示を受けた管理者端末300は、これを前記システム100に送信するのである。
他方、前記システム100のメンテナンス処理部114は、こうしたメンテナンス指示を管理者端末300から受信し(f100)、そのメンテナンス指示が新規のヒアリングポイント追加であった場合(f105:YES)、所定の採番基準に沿ってヒアリングポイントコードを採番し(f110)、そのヒアリングポイントコードに対して前記記入欄9A1、9A4、9A5での入力情報を紐付け、ヒアリングポイントマスタ128に登録する(f120)。また、前記メンテナンス処理部114は、前記メンテナンス指示が既存ヒアリングポイントに関する修正指示であった場合(f105:NO)、該当ヒアリングポイントのレコードをヒアリングポイントマスタ128で特定し、該当レコードに対して修正事項を反映させる(f120)。
−−−処理手順例6−−−
次に、ヒアリング項目マスタ129のメンテナンス処理について説明する。図10は本実施形態における渉外活動支援方法の処理フロー例6を示す図である。ヒアリング項目マスタ129のメンテナンスとは、該当ヒアリングポイントに紐付くヒアリング項目の追加、既存のヒアリング項目の登録内容の変更、既存のヒアリング項目の表示順変更を意味する。なお、ステップg10〜g30までは、上記処理手順例5におけるステップf10〜f30の処理と同様であるので説明を省略する。
この場合、メンテナンス対象をヒアリング項目マスタ129であると指定した事象を入力装置で受けた管理者端末300は、ヒアリング項目マスタ129に関するメンテナンス要求を前記システム100に送信する(g40)。なお、このメンテナンス要求には、案件種類コードが指定されているとしてもよい。この案件種類コードは、該当ヒアリング項目が紐付けされているヒアリングポイントが含む調査項目コードを含んでいる調査項目に、含まれている。
そこで、前記システム100のメンテナンス情報出力処理部113は、前記管理用端末300より前記メンテナンス要求を受け付けて、記憶部101のヒアリング項目マスタ129の情報を読み出して、例えばヒアリング項目のリストとして前記管理者端末300(ないし出力部106)に送る(g50)。前記メンテナンス要求に案件種類コードが指定されていた場合、前記メンテナンス情報出力処理部113は、記憶部101の調査項目マスタ127より該当案件種類コードが紐付いた調査項目コードを特定し、この調査項目コードが紐付いているヒアリングポイントコードをヒアリングポイントマスタ128で特定し、当該ヒアリングポイントコードが紐付いているヒアリング項目の情報をヒアリング項目マスタ129から読み出す、としてもよい。他の処理手順例でも同様である。
管理者端末300では前記ヒアリング項目のリストを前記システム100から受信し、ディスプレイ装置等に表示する(g60)。このリストを閲覧した前記管理者等は、リスト中よりメンテナンスを行うヒアリング項目の表示をクリックするなどして選択する。管理者端末300ではこの選択事象を入力装置で受け付け、該当ヒアリング項目に関する情報の要求を前記システム100に行う(g70)。
一方、前記システム100のメンテナンス情報出力処理部113は、前記管理者により選択されたヒアリング項目のヒアリング項目名称を前記ヒアリング項目マスタ129より抽出し、例えばそのシーケンス順に列挙したリストとして管理者端末300に返信する(g80)。管理者端末300ではこのヒアリング項目名称の情報をシステム100から受信して、ディスプレイ装置等に表示することとなる。図中の画面10Aにその表示例を示す。この例では、「ローン」−「業者持込」−「新築土地付一戸建」なる案件種類で、「事前確認」なる調査項目に関するヒアリングポイントたる「確認事項」に関し、シーケンス順に「必要書類」、「回答の相手先」、「ローン特約日」、「借入金の充当先」、「本人確認」、「同意確認」の6つのヒアリング項目が存在することが示されている。
管理者端末300では、管理者によるメンテナンス指示を入力装置で受け付けて、これを前記システム100に送信する(g90)。例えば、前記画面10Aにおいて、管理者が新たなヒアリング項目である「ABC書類」をヒアリング項目として追加したいと考えた場合、記入欄10A1に「ABC書類」を入力し、また、その項目が必須か否かといった付加事項を指定欄10A4に入力し、追加ボタン10A2を押下する。また、既存のヒアリング項目の並びを変更したい場合、前記画面10Aにおいて該当ヒアリング項目、例えば「ローン特約日」をクリックして選択した上で、上下ボタン10A3を適宜押下して前記6件のヒアリング項目中の所望の位置に移動させる。こうした管理者による操作事象=メンテナンス指示を受けた管理者端末300は、これを前記システム100に送信するのである。
他方、前記システム100のメンテナンス処理部114は、こうしたメンテナンス指示を管理者端末300から受信し(g100)、そのメンテナンス指示が新規のヒアリング項目追加であった場合(g105:YES)、所定の採番基準に沿ってヒアリングコードを採番し(g110)、そのヒアリングコードに対して前記記入欄10A1、10A4での入力情報を紐付け、ヒアリング項目マスタ129に登録する(g120)。また、前記メンテナンス処理部114は、前記メンテナンス指示が既存ヒアリング項目に関する修正指示であった場合(g105:NO)、該当ヒアリング項目のレコードをヒアリング項目マスタ129で特定し、該当レコードに対して修正事項を反映させる(g120)。
−−−処理手順例7−−−
次に、ヒアリング項目選択肢マスタ130のメンテナンス処理について説明する。図11は本実施形態における渉外活動支援方法の処理フロー例7を示す図である。ヒアリング項目選択肢マスタ130のメンテナンスとは、該当ヒアリング項目に紐付く選択肢の追加、既存の選択肢の登録内容の変更、既存の選択肢の表示順変更を意味する。なお、ステップh10〜h30までは、上記処理手順例6におけるステップg10〜g30の処理と同様であるので説明を省略する。
この場合、メンテナンス対象をヒアリング項目選択肢マスタ130であると指定した事象を入力装置で受けた管理者端末300は、ヒアリング項目選択肢マスタ130に関するメンテナンス要求を前記システム100に送信する(h40)。なお、このメンテナンス要求には、案件種類コードが指定されているとしてもよい。この案件種類コードは、該当ヒアリング項目選択肢が紐付いているヒアリング項目、このヒアリング項目が含むヒアリングポイントを含んでいる調査項目コード、この調査項目コードに紐付いている調査項目に含まれている。
そこで、前記システム100のメンテナンス情報出力処理部113は、前記管理用端末300より前記メンテナンス要求を受け付けて、記憶部101のヒアリング項目選択肢マスタ130の情報を読み出して、例えばヒアリング項目選択肢のリストとして前記管理者端末300(ないし出力部106)に送る(h50)。前記メンテナンス要求に案件種類コードが指定されていた場合、前記メンテナンス情報出力処理部113は、記憶部101の調査項目マスタ127より該当案件種類コードが紐付いた調査項目コードを特定し、この調査項目コードが紐付いているヒアリングポイントコードをヒアリングポイントマスタ128で特定し、当該ヒアリングポイントコードが紐付いているヒアリング項目をヒアリング項目マスタ129で特定し、このヒアリング項目が紐付いているヒアリング項目選択肢をヒアリング項目選択肢マスタ130から読み出す、としてもよい。
管理者端末300では前記ヒアリング項目選択肢のリストを前記システム100から受信し、ディスプレイ装置等に表示する(h60)。このリストを閲覧した前記管理者等は、リスト中よりメンテナンスを行うヒアリング項目選択肢の表示をクリックするなどして選択する。管理者端末300ではこの選択事象を入力装置で受け付け、該当ヒアリング項目選択肢に関する情報の要求を前記システム100に行う(h70)。
一方、前記システム100のメンテナンス情報出力処理部113は、前記管理者により選択されたヒアリング項目選択肢の選択肢名称を前記ヒアリング項目選択肢マスタ130より抽出し、例えばそのシーケンス順に列挙したリストとして管理者端末300に返信する(h80)。管理者端末300ではこの選択肢名称の情報をシステム100から受信して、ディスプレイ装置等に表示することとなる。図中の画面11Aにその表示例を示す。この例では、「ローン」−「業者持込」−「新築土地付一戸建」なる案件種類で、「事前確認」なる調査項目に関するヒアリングポイントたる「確認事項」に関する、ヒアリング項目「必要書類」について、シーケンス順に「事前審査申込書」、「同意書」、「公図」、「物件地図」、「重要事項説明書」、の5つのヒアリング項目選択肢が存在することが示されている。
管理者端末300では、管理者によるメンテナンス指示を入力装置で受け付けて、これを前記システム100に送信する(h90)。例えば、前記画面11Aにおいて、管理者が新たなヒアリング項目選択肢である「ABC審査書類」を選択肢として追加したいと考えた場合、記入欄11A1に「ABC審査書類」を入力し、また、その選択肢に関する警告・不適の区別を指定欄11A4に入力し、追加ボタン11A2を押下する。また、既存の選択肢の並びを変更したい場合、前記画面11Aにおいて該当選択肢、例えば「同意書」をクリックして選択した上で、上下ボタン11A3を適宜押下して前記5件のヒアリング項目選択肢中の所望の位置に移動させる。こうした管理者による操作事象=メンテナンス指示を受けた管理者端末300は、これを前記システム100に送信するのである。
他方、前記システム100のメンテナンス処理部114は、こうしたメンテナンス指示を管理者端末300から受信し(h100)、そのメンテナンス指示が新規のヒアリング項目選択肢の追加であった場合(h105:YES)、所定の採番基準に沿って選択肢コードを採番し(h110)、その選択肢コードに対して前記記入欄11A1、11A4での入力情報を紐付け、ヒアリング項目選択肢マスタ130に登録する(h120)。また、前記メンテナンス処理部114は、前記メンテナンス指示が既存ヒアリング項目選択肢に関する修正指示であった場合(h105:NO)、該当ヒアリング項目選択肢のレコードをヒアリング項目選択肢マスタ130で特定し、該当レコードに対して修正事項を反映させる(h120)。
以上説明したように本実施形態によれば、ノートPCなどの携帯端末を利用する渉外活動の担当者らに対し、見込案件に関する確認事項の実行手順やヒアリングポイント等の提示、入力事項について法規や各種規定等への適合チェック、などの支援を行うことが可能となる。それにより、渉外経験の浅い渉外担当者であっても(ベテラン渉外担当者と大きく相違しない)一定レベルの折衝(聞取り)を顧客に対し実行できることとなる。
また、例えば個人情報保護法、内部統制法、中小企業金融円滑化法など各種法律の改定に対応して、顧客への商品販売方法、折衝手順等の変更を行う必要が生じた際に、パラメータのメンテナンス作業を行えば定義変更も容易であり、プログラム変更など大がかりな手間やコストを必要としない。当然、システム保守の為の要員やコストを従来より低減し、保守要員に対する負荷も少なくできる。
従って、渉外経験によらず一定レベルの折衝業務を可能とすべく担当者を支援することができ、また、状況に応じた簡便・迅速なシステム上の定義変更も可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、渉外活動支援方法において前記コンピュータが、入力部ないしネットワークで結ばれた所定の管理用端末よりメンテナンス要求を受け付けて、記憶部のマスタテーブルより、渉外案件の種類、当該種類ごとに顧客へ行うべきヒアリングの内容、前記ヒアリングの順序の各情報のうち少なくともいずれか、またはメンテナンス要求が指定する情報を読み出して出力部に表示する処理と、前記表示した情報についての変更、順序入れ替え、削除、新規追加のいずれかのメンテナンス指示を入力部ないし前記管理用端末より受け付けて、前記メンテナンス指示に応じて前記マスタテーブルを更新する処理と、を実行するとしてもよい。
また、前記記憶部のマスタテーブルは、渉外案件の種類を示す第1コードをキーとして案件名称を対応付けた第1のマスタと、ヒアリング内容を示すコードに当該ヒアリング内容を対応付ける渉外案件の第1コードを付加した第2コードをキーとしてヒアリング内容およびヒアリング順序を対応付けた第2のマスタと、を含むものであるとしてもよい。
この場合、渉外活動支援方法における前記コンピュータは、入力部ないしネットワークで結ばれた所定の管理用端末よりメンテナンス要求を受け付け、前記第1のマスタより、前記メンテナンス要求の指定する渉外案件の案件名称を読み出し、ここで案件名称を読み出した渉外案件の第1コードをキーに前記第2のマスタより、ヒアリング内容およびヒアリング順序の情報を読み出し、前記読み出したヒアリング内容をそのヒアリング順序に従って列挙して出力部に表示し、前記列挙表示したヒアリング内容についてのメンテナンス指示を入力部ないし前記管理用端末より受け付けて、前記メンテナンス指示がヒアリング内容の変更指示であれば前記第2のマスタで該当ヒアリング内容の変更処理を実行し、前記メンテナンス指示がヒアリング順序の入れ替え指示であれば、前記第2のマスタで前記指示に関連する各ヒアリング内容のヒアリング順序を変更し、前記メンテナンス指示が削除指示であれば、前記第2のマスタで前記指示に対応するヒアリング内容およびヒアリング順序の情報を削除すると共に残された他のヒアリング内容のヒアリング順序をソートし付け替えて、前記メンテナンス指示がヒアリング内容の新規追加指示であれば、前記第2のマスタで新規のヒアリング内容とそのヒアリング順序の情報を追加する、ことで前記マスタテーブルを更新する、としてもよい。
100 渉外活動支援システム
101、201 記憶部、HDD(Hard Disk Drive)
102、202 プログラム
103、203 RAM(Random Access Memory)
104、204 CPU(Central Processing Unit)
105、205 入力部
106、206 出力部
107、207 通信部、NIC(Network Interface Card)
110 対象特定部
111 表示処理部
112 進捗処理部
113 メンテナンス情報出力処理部
114 メンテナンス処理部
125 マスタテーブル
126 案件種類マスタ(第1のマスタ)
127 調査項目マスタ(第2のマスタ)
128 ヒアリングポイントマスタ(第2のマスタ)
129 ヒアリング項目マスタ(第2のマスタ)
130 ヒアリング項目選択肢マスタ(第2のマスタ)
131 案件ヒアリング情報(進捗テーブル)
140 ネットワーク
200 端末(渉外担当者の端末)
300 管理者端末

Claims (3)

  1. 渉外案件の種類を示す第1コードをキーとして案件名称を対応付けた第1のマスタと、渉外案件の種類ごとに顧客へ行うべきヒアリング内容を、項目の概念の大小を踏まえて階層化した一群のマスタであって、各マスタが、該当階層における項目に対応してヒアリング内容を示すコードに、該当渉外案件の前記第1コードを付加した第2コードをキーとしてヒアリング内容およびヒアリング順序を対応付けたデータ構造を備えた第2のマスタと、を含んだマスタテーブルと、渉外担当者毎の渉外案件におけるヒアリングの進捗状況を格納した進捗テーブルと、顧客へ行うべきヒアリングの内容および順序を示す情報の表示領域を備えた画面データとを記憶部に保持したコンピュータが、
    顧客との対面業務を行う渉外担当者が所持した携帯端末とネットワークを介して通信し、支援対象である渉外案件の特定情報を受信し、この特定情報が示す渉外案件の種類に基づいて、前記マスタテーブルにおける、該当渉外案件の種類に対応した前記第2のマスタのうち、上位階層のマスタから順に、該当マスタにおけるヒアリング内容およびヒアリング順序の情報の有無を判定し、当該判定により存在を特定した該当情報を抽出する対象特定処理と、
    進捗テーブルにおける前記渉外担当者のヒアリング進捗状況を特定し、前記ヒアリング順序中における前記ヒアリング進捗状況の該当順序を強調表示する第1表示データを生成し、前記該当順序に対応するヒアリング内容の項目を、前記第2のマスタにおける各階層のマスタにて特定し、当該特定した項目を該当階層ごとに表示する第2〜第n表示データを生成し、前記画面データにおいて、表示画面を前記階層別に区画した各表示領域に、前記第1〜第n表示データを設定し、当該画面データを前記携帯端末に送信する表示処理と、
    前記携帯端末とネットワークを介して通信し、渉外担当者が行ったヒアリングの結果入力ないし所定指示を受けて、進捗テーブルにおける前記渉外担当者のヒアリング進捗状況を次段階に進め、前記ヒアリング順序中における前記次段階の進捗状況の該当順序に基づいて前記表示処理を実行し、前記各表示領域に前記第1〜第n表示データを設定した画面データを前記携帯端末に送信する進捗処理と、
    入力部ないしネットワークで結ばれた所定の管理用携帯端末よりメンテナンス要求を受け付け、前記第1のマスタより、前記メンテナンス要求の指定する渉外案件の案件名称を読み出し、ここで案件名称を読み出した渉外案件の第1コードをキーに前記第2のマスタのうち、上位階層のマスタから順に、該当マスタにおけるヒアリング内容およびヒアリング順序の情報を読み出し、当該読み出した各情報を前記階層に従って列挙して出力部に表示する処理と、
    前記列挙表示したヒアリング内容についてのメンテナンス指示を入力部ないし前記管理用携帯端末より受け付けて、前記メンテナンス指示がヒアリング内容の変更指示であれば前記第2のマスタで該当ヒアリング内容の変更処理を実行し、前記メンテナンス指示がヒアリング順序の入れ替え指示であれば、前記第2のマスタで前記指示に関連する各ヒアリング内容のヒアリング順序を変更し、前記メンテナンス指示が削除指示であれば、前記第2のマスタで前記指示に対応するヒアリング内容およびヒアリング順序の情報を削除すると共に残された他のヒアリング内容のヒアリング順序をソートし付け替えて、前記メンテナンス指示がヒアリング内容の新規追加指示であれば、前記第2のマスタで新規のヒアリング内容とそのヒアリング順序の情報を追加する、ことで前記マスタテーブルを更新する処理と、
    を実行することを特徴とする、渉外活動支援方法。
  2. 渉外案件の種類を示す第1コードをキーとして案件名称を対応付けた第1のマスタと、渉外案件の種類ごとに顧客へ行うべきヒアリング内容を、項目の概念の大小を踏まえて階層化した一群のマスタであって、各マスタが、該当階層における項目に対応してヒアリング内容を示すコードに、該当渉外案件の前記第1コードを付加した第2コードをキーとしてヒアリング内容およびヒアリング順序を対応付けたデータ構造を備えた第2のマスタと、を含んだマスタテーブルと、渉外担当者毎の渉外案件におけるヒアリングの進捗状況を格納した進捗テーブルと、顧客へ行うべきヒアリングの内容および順序を示す情報の表示領域を備えた画面データとを格納した記憶部と、
    顧客との対面業務を行う渉外担当者が所持した携帯端末とネットワークを介して通信し、支援対象である渉外案件の特定情報を受信し、この特定情報が示す渉外案件の種類に基づいて、前記マスタテーブルにおける、該当渉外案件の種類に対応した前記第2のマスタのうち、上位階層のマスタから順に、該当マスタにおけるヒアリング内容およびヒアリング順序の情報の有無を判定し、当該判定により存在を特定した該当情報を抽出する対象特定部と、
    進捗テーブルにおける前記渉外担当者のヒアリング進捗状況を特定し、前記ヒアリング順序中における前記ヒアリング進捗状況の該当順序を強調表示する第1表示データを生成し、前記該当順序に対応するヒアリング内容の項目を、前記第2のマスタにおける各階層のマスタにて特定し、当該特定した項目を該当階層ごとに表示する第2〜第n表示データを生成し、前記画面データにおいて、表示画面を前記階層別に区画した各表示領域に、前記第1〜第n表示データを設定し、当該画面データを前記携帯端末に送信する表示処理部と、
    前記携帯端末とネットワークを介して通信し、渉外担当者が行ったヒアリングの結果入力ないし所定指示を受けて、進捗テーブルにおける前記渉外担当者のヒアリング進捗状況を次段階に進め、前記ヒアリング順序中における前記次段階の進捗状況の該当順序に基づいて前記表示処理を実行し、前記各表示領域に前記第1〜第n表示データを設定した画面データを前記携帯端末に送信する進捗処理部と、
    入力部ないしネットワークで結ばれた所定の管理用携帯端末よりメンテナンス要求を受け付け、前記第1のマスタより、前記メンテナンス要求の指定する渉外案件の案件名称を読み出し、ここで案件名称を読み出した渉外案件の第1コードをキーに前記第2のマスタのうち、上位階層のマスタから順に、該当マスタにおけるヒアリング内容およびヒアリング順序の情報を読み出し、当該読み出した各情報を前記階層に従って列挙して出力部に表示する処理部と、
    前記列挙表示したヒアリング内容についてのメンテナンス指示を入力部ないし前記管理用携帯端末より受け付けて、前記メンテナンス指示がヒアリング内容の変更指示であれば前記第2のマスタで該当ヒアリング内容の変更処理を実行し、前記メンテナンス指示がヒアリング順序の入れ替え指示であれば、前記第2のマスタで前記指示に関連する各ヒアリング内容のヒアリング順序を変更し、前記メンテナンス指示が削除指示であれば、前記第2のマスタで前記指示に対応するヒアリング内容およびヒアリング順序の情報を削除すると共に残された他のヒアリング内容のヒアリング順序をソートし付け替えて、前記メンテナンス指示がヒアリング内容の新規追加指示であれば、前記第2のマスタで新規のヒアリング内容とそのヒアリング順序の情報を追加する、ことで前記マスタテーブルを更新する処理部と、
    を備えることを特徴とする渉外活動支援システム。
  3. 渉外案件の種類を示す第1コードをキーとして案件名称を対応付けた第1のマスタと、渉外案件の種類ごとに顧客へ行うべきヒアリング内容を、項目の概念の大小を踏まえて階層化した一群のマスタであって、各マスタが、該当階層における項目に対応してヒアリング内容を示すコードに、該当渉外案件の前記第1コードを付加した第2コードをキーとしてヒアリング内容およびヒアリング順序を対応付けたデータ構造を備えた第2のマスタと、を含んだマスタテーブルと、渉外担当者毎の渉外案件におけるヒアリングの進捗状況を格納した進捗テーブルと、顧客へ行うべきヒアリングの内容および順序を示す情報の表示領域を備えた画面データとを記憶部に保持したコンピュータに、
    顧客との対面業務を行う渉外担当者が所持した携帯端末とネットワークを介して通信し、支援対象である渉外案件の特定情報を受信し、この特定情報が示す渉外案件の種類に基づいて、前記マスタテーブルにおける、該当渉外案件の種類に対応した前記第2のマスタのうち、上位階層のマスタから順に、該当マスタにおけるヒアリング内容およびヒアリング順序の情報の有無を判定し、当該判定により存在を特定した該当情報を抽出する対象特定処理と、
    進捗テーブルにおける前記渉外担当者のヒアリング進捗状況を特定し、前記ヒアリング順序中における前記ヒアリング進捗状況の該当順序を強調表示する第1表示データを生成し、前記該当順序に対応するヒアリング内容の項目を、前記第2のマスタにおける各階層のマスタにて特定し、当該特定した項目を該当階層ごとに表示する第2〜第n表示データを生成し、前記画面データにおいて、表示画面を前記階層別に区画した各表示領域に、前記第1〜第n表示データを設定し、当該画面データを前記携帯端末に送信する表示処理と、
    前記携帯端末とネットワークを介して通信し、渉外担当者が行ったヒアリングの結果入力ないし所定指示を受けて、進捗テーブルにおける前記渉外担当者のヒアリング進捗状況を次段階に進め、前記ヒアリング順序中における前記次段階の進捗状況の該当順序に基づいて前記表示処理を実行し、前記各表示領域に前記第1〜第n表示データを設定した画面データを前記携帯端末に送信する進捗処理と、
    入力部ないしネットワークで結ばれた所定の管理用携帯端末よりメンテナンス要求を受け付け、前記第1のマスタより、前記メンテナンス要求の指定する渉外案件の案件名称を読み出し、ここで案件名称を読み出した渉外案件の第1コードをキーに前記第2のマスタのうち、上位階層のマスタから順に、該当マスタにおけるヒアリング内容およびヒアリング順序の情報を読み出し、当該読み出した各情報を前記階層に従って列挙して出力部に表示する処理と、
    前記列挙表示したヒアリング内容についてのメンテナンス指示を入力部ないし前記管理用携帯端末より受け付けて、前記メンテナンス指示がヒアリング内容の変更指示であれば前記第2のマスタで該当ヒアリング内容の変更処理を実行し、前記メンテナンス指示がヒアリング順序の入れ替え指示であれば、前記第2のマスタで前記指示に関連する各ヒアリング内容のヒアリング順序を変更し、前記メンテナンス指示が削除指示であれば、前記第2のマスタで前記指示に対応するヒアリング内容およびヒアリング順序の情報を削除すると共に残された他のヒアリング内容のヒアリング順序をソートし付け替えて、前記メンテナンス指示がヒアリング内容の新規追加指示であれば、前記第2のマスタで新規のヒアリング内容とそのヒアリング順序の情報を追加する、ことで前記マスタテーブルを更新する処理と、
    を実行させることを特徴とする渉外活動支援プログラム。
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