JP4391688B2 - 機械的連動装置に関する配置 - Google Patents

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Description

【0001】
(発明の技術分野)
本発明は、2つの装置間の機械的連動を可能にするための機械的なロック装置に関し、特に、プランジャ・ユニットとロック/リリース・ユニットとを含むロック装置即ち錠止装置に関する。
【0002】
(関連技術の説明)
携帯移動電話端末の分野において重量とサイズ即ち寸法などの特徴に関する技術的進化は、外観上の考察を行わなければならないところまで達している。旧世代の移動端末のサイズに関する制限は、端末の構成要素のサイズ、特にバッテリ・パックのサイズによって要求されたものである。これに対して、現代の端末は、手のひらサイズのユニット内部に容易におさまる、少数の高度に集積された低電力回路を含む。事実、最近開発された端末の中でより小さい端末の寸法は、スピーカとマイクとの距離が重要な設計要素になるようなものになっている。端末をさらに小型化するために、スピーカ/マイクとユーザの耳/口との適切な位置合せを可能にしながら、マイクまたはスピーカを含む、折り畳み式のふたおよびアームなどの機械的解決策が一般化している。
【0003】
折り畳み式でフリップリッド(flip−lid)を装備した携帯端末、実際にはたとえばヒンジ・ユニットによって取付けられ、その装置のメイン・ハウジング即ち主要ハウジングに対して様々な位置間で折り畳むことが可能な突出部材を含む任意の携帯装置に関する問題は、いかにして突出部材の単動ロック即ち単一の作動での錠止および単動リリース即ち単一の作動での解放を可能にするかである。
【0004】
この点で現況技術の一例は、米国特許第5327584号に開示されており、同特許にはカバー・リリース・メカニズムを備えた携帯ラジオが示されている。いくつかの個別のパーツ、すなわち、穴との噛み合い部分、動作部分が作用するロック・プレート、ストッパ上に取り付けられたワイヤ・スプリングが相俟ってカバー・リリース・メカニズムを形成する。言うまでもなく、これが多数のサブパーツを含むという単なる事実により、このメカニズムは、組立ておよび製造の両面で比較的複雑なものである。
【0005】
ロック装置のもう1つの例は、英国特許出願GB2106977号に見られるはずである。レセプタクル即ち容器とカバー部材とを含むバニティ・ケース即ち携帯用の入れ物は、レセプタクルとカバー部材とのスナップ噛み合いを可能にするための装置を有する。このスナップ噛み合いと切り離しは、一方はカバー部材に含まれ、もう一方はレセプタクルの一部である、2つの弾性ラッチつまみ間に力を加えることによって実施される。この力は個別のスライダ要素を介して加えられる。
【0006】
(発明の概要)
このため、本発明によって対処される問題は、携帯通信装置において、たとえばフリップリッドなどの突出部材の片手単動ロックおよび片手単動リリースを可能にすることである。
【0007】
本発明によって対処される他の問題は、最小数の構成要素を使用しながら、突出部材の単動ロックおよび単動リリースを可能にすることである。
【0008】
本発明の目的は、上記の問題を克服することにある。これは、要するに、プランジャ・ユニットが、弾性パーツ即ち弾性部材と固定パーツ即ち固定部材を含むロック/リリース・ユニットと噛み合い、それから切り離すことが可能なロック装置を設けることによって達成される。
【0009】
より詳細に、携帯装置におけるロック装置を示す。この装置は、主要体部即ちメイン・ボディと可動突出部材とを含む。この突出部材は、メイン・ボディに対して少なくとも第1の位置と第2の位置との間で切換え可能である。このロック装置は、プランジャ・ユニットと、弾性パーツおよび固定パーツを備えたロック/リリース・ユニットとを含む。弾性パーツは、固定パーツから少なくとも1つの弾力性の方向に沿ってはね返るものである。プランジャ・ユニットは、ロック/リリース・ユニットの固定パーツと弾性パーツとの間の切り離し位置と噛み合い位置との間で、挿入後退方向に沿って切換え可能である。
【0010】
本発明の1つの利点は、プランジャ・ユニットとロック/リリース・ユニットとの噛み合いおよび切り離しを行い、その結果、装置のメイン・ボディから突出部材をリリースする即ち解放するために本発明のユーザが必要とするのは小さい運動、たとえば手の動きのみであることである。
【0011】
本発明の他の利点は、ロック/リリース・ユニットが1つの単一ユニットとして生産可能であるという事実により、装置の製造および組立てに関する複雑さが低くなり、そのため、コストも低くなることである。
【0012】
(好ましい実施形態の詳細な説明)
部材104をメイン・ボディ103にロックする即ち錠止する一般的機能を示す、本発明によるロック配置の第1の好ましい実施形態を図1a、図1b、図1cに示す。この配置は、ロック/リリース・ユニット100とプランジャ105とを含む。
【0013】
第1の側面図を図1aに示すが、同図ではロック/リリース・ユニット100がメイン・ボディ103に取り付けられている。メイン・ボディ103の特定の特性は本発明の範囲外であるが、以下に詳述するように、典型的なメイン・ボディ103は電話などの携帯装置にすることができる。さらに、メイン・ボディ103へのロック/リリース装置100の取付けも本発明の範囲外であり、そのため、この取付けについては図1aから図1cに関連してこれ以上詳細に説明することはない。
【0014】
ロック/リリース装置100は、メイン・ボディ103に取り付けられた細長い固定パーツ即ち固定部材101と、細長い弾性パーツ即ち弾性部材102とを含む。弾性パーツ102は、固定パーツ101から方向Xに沿ってはね返り、固定パーツ101と弾性パーツ102との間に可変範囲を有するギャップ即ちすき間120を形成する。
【0015】
区切り線109は、ロック/リリース・ユニット100の弾性パーツ102と固定パーツ101が互いに移行する箇所を概略で示すために図中に示されているものである。また、区切り線109は、2つのパーツ101、102が互いに付着している箇所を示すものではなく、したがって、2つの個別のパーツの必要性を暗示するものではない。むしろ、区切り線109は、ロック/リリース・ユニット100が1つの単一ユニットの形にすることができると同時に、まとめて結合された2つの個別のパーツで形成できることを示しているだけである。
【0016】
弾性パーツ102の実際のはね返り即ち弾力性は、そのパーツの材料の物理的性質などの特性に応じて得られる。適当なはね返り特性即ち弾力特性を得る方法は当技術分野では既知であり、そのため、詳細に説明しない。しかし、たとえば射出成形プロセスによって製造されたプラスチック材料が妥当な選択であることは明らかである。にもかかわらず、金属または木材などの他の材料でも、応用例によっては適当である場合がある。
【0017】
図1bおよび図1cを参照すると、ノッチ106と先細端部107とを有する細長いプランジャ・ユニット105が部材104に取り付けられている。部材104は、プランジャ・ユニット105とロック/リリース・ユニット100とを含むロック装置によりメイン・ボディ103にロック即ち錠止すべきものである。具体的な特性を有する部材104の例については、本発明の他の実施形態に関連して後述する。
【0018】
プランジャ・ユニット105は、図1aから図1cでは、弾性パーツ102と固定パーツ101との間のギャップ120内に位置し、部材104をメイン・ボディ103にロックする。このロックは、方向Yに沿ってその先細端部107とともにプランジャ105を移動し、方向Xに沿って弾性パーツ102を強制的に移動し、方向Xに沿って弾性パーツ102を強制的に移動し、方向Xに対抗して後退する弾性パーツ102をノッチ106が捕らえるまでギャップ120を拡大することによって実施される。ノッチ106は、後退時に弾性パーツ102がそれに沿ってスライドする傾斜エッジ108を含む。方向Xは方向Yにほぼ垂直である。これは、以下に示す本発明の他の実施形態についても同様である。
【0019】
取り付けられたプランジャ105とともに部材104を方向Yに沿って強制的に後退させることにより、部材104はメイン・ボディ103からロック解除することができる。このような後退運動は、弾性パーツ102がノッチ106の傾斜エッジ108に対抗してスライドし、そのため、方向Xに向かって弾性パーツ102の運動を引き起こし、方向Xに向かってギャップ120を拡大し、ギャップ120を拡大することを必然的に伴うことになる。部材104とプランジャ105がさらに後退運動すると、その結果、ロック/リリース・ユニット100からプランジャがロック解除される。
【0020】
本発明による第2の実施形態を図2aから図2cに開示する。上記の例のように、固定パーツ201と弾性パーツ202とを含むロック/リリース・ユニット200がたとえば携帯装置のメイン・ボディ203に取り付けられている。典型的な実施例では、メイン・ボディ203は移動電話端末にすることができる。このような場合、メイン・ボディ203は、このような電話端末のハウジングに対応するものである。
【0021】
固定パーツ201と弾性パーツ202はどちらも細長く、両者によって単一ユニットが形成される。破線209は、2つのパーツ201、202間の移行部分が位置する箇所を概略で示している。弾性パーツ202は、固定パーツ201から方向Xに沿ってはね返り即ち弾力性があり、可変範囲を有するギャップ220を形成する。作動パーツ212は、弾性パーツ202に取り付けられているか、または弾性パーツ202の統合パーツを形成する。作動パーツ212は、メイン・ボディ203内の穴213を通って延在し、外部からそれにアクセスできるようにする。
【0022】
また、上記の例のように、ノッチ206と先細端部207とを有する細長いプランジャ・ユニット205が部材204に取り付けられている。部材204は、プランジャ・ユニット205とロック/リリース・ユニット200とを含むロック装置によりメイン・ボディ203にロックすべきものである。部材204の典型的な例は、移動電話端末のフリップリッドにすることができる。
【0023】
プランジャ・ユニット205は、弾性パーツ202と固定パーツ201との間のギャップ220内に位置し、部材204をメイン・ボディ203にロックする。
【0024】
図1aから図1cに関連して示す上記の例のように、ロックおよびロック解除は、方向Yに沿ってプランジャ205を移動し、方向Xに沿って弾性パーツ202を強制的に移動し、弾性パーツ201内のノッチ210の傾斜エッジ211をノッチ206が捕らえるまでギャップ220を拡大することによって実施される。プランジャのノッチ206も、後退時に弾性パーツ202がそれに沿ってスライドする傾斜エッジ208を含む。
【0025】
取り付けられたプランジャ205とともに部材204は、方向Yに沿って後方に加えられる引張力によってメイン・ボディからロック解除される。このような力による後退運動は、弾性パーツ202内のノッチ210の傾斜エッジ211がノッチ206の傾斜エッジ208に対抗してスライドし、そのため、方向Xに向かって弾性パーツ202の運動を引き起こし、ギャップ220を拡大することを必然的に伴うことになる。部材204とプランジャ205がさらに後退運動すると、その結果、ロック/リリース・ユニット200からプランジャ205がロック解除される。ロック位置からプランジャ205を解除するために必要な引張力は、当然のことながら、関連するパーツの寸法および物理的特性によって決まる。また、方向Xに沿って弾性パーツ202に力を加えることによってロック解除動作を容易にすることもできる。このような力は、作動パーツ212を介して加えることができる。事実、ロック動作とロック解除動作はどちらも、方向Xに沿って作動パーツ212に力を加えることにより容易にすることができる。
【0026】
ロック装置300の他の実施形態の概略を図3に開示する。上記の例のように、固定パーツ301は電話端末のハウジングなどのメイン・ボディ303に取り付けられている。固定パーツ301は、破線309が示す位置で弾性パーツ302に移行する。弾性パーツ302は、方向Xに沿って弾力性を有し、作動パーツ312を介して方向Xに沿って前方および後方に転位可能である。作動パーツ312は、方向Xに沿って細長で、弾性パーツ302に取り付けられた作動アーム314の端部の一部を形成する。作動アーム314は、多かれ少なかれ上記の例と同様にメイン・ボディ303内の穴313を通って延在する。
【0027】
図3は、上記の例で示したように、ロック位置と噛み合い、ロック位置から切り離し可能なノッチ306を有するプランジャ305も示している。
【0028】
ロック装置400のさらに他の例の概略を図4に開示する。固定パーツ401はメイン・ボディ403に取り付けられている。固定パーツ401は、方向Xに沿ってはね返る弾性パーツ402に移行する。固定パーツ401と弾性パーツ402との間のギャップ420には、ノッチ406を備えたプランジャ405が位置する。この例は、たとえば同図に示すプランジャ405の矩形断面のように、異なる形状のこれらのパーツを例示するためのものにすぎない。
【0029】
図5、図6aから図6c、図7aから図7bは、本発明の好ましい実施形態のさらに他の図解を示している。移動電話端末500は、フリップリッド520が取り付けられたハウジング503の形のメイン・ボディを含む。当技術分野で既知の通り、この端末は通信ネットワーク内で通信するための手段を含む。ハウジング503内にはディスプレイ524、キー525、スピーカ523が位置し、フリップリッド520内にはマイクが位置する。
【0030】
フリップリッド520は、ヒンジ・メカニズム521によって軸線Rの回りを開放位置から閉鎖位置まで回転し、キー525を覆うことができる。図5には示されていないが、ヒンジ・メカニズム521は、閉鎖位置にあるときにハウジング503に対応してフリップリッド520をばね上げするための手段を含むことができる。フリップリッド520は、図5には開放位置で示されている。
【0031】
フリップリッドが閉鎖位置および開放位置とそれぞれ噛み合い、そこから切り離すことができるようにするために、端末500は本発明によるロック装置を含む。プランジャ・ユニット505はフリップリッド520に取り付けられ、ロック/リリース・ユニット(図7aの700)はハウジング503内部に取り付けられている。ハウジング503内の穴513により、プランジャ505はロック/リリース・ユニット(図7aの700)にアクセス可能になる。
【0032】
図6aから図6cは、フリップリッド520に取り付けられた状態で図5に示されているプランジャ505などのプランジャ605の3通りの側面図を示している。このプランジャは、前の例に示したプランジャ105、205とほぼ同じ形状の先細端部607と、傾斜エッジ608を備えたノッチ606とを含む。プランジャ605はフリップリッドなどから分離された個別のパーツとして示されているが、プランジャ605はフリップリッド(図5の520)の一体部分にすることができることに留意されたい。
【0033】
図7aおよび図7bは、図5のハウジング503に対応するハウジング703の内部に取り付けられたロック/リリース・ユニット700をある程度詳細に示しており、これは、固定パーツ701と、弾性パーツ702と、作動パーツ712を備えた作動アーム714を有する。上記の例と同様に、弾性パーツ702は固定パーツ701から離れるはね返り方向即ち弾力性の方向Xを有し、それにより、作動パーツ712上で方向Xに沿って力を加えたときに2つのパーツ間のギャップ720を拡大することができる。固定パーツ701は、ハウジング703から突出し、開口部716を介して固定パーツ701と噛み合うノブ717によりハウジング703の内部に取り付けられている。
【0034】
先細端部707を有するプランジャ(図5の505、図6aから図6cの605)の先端707は、上記の例で開示したのと同じように、弾性パーツ702内のノッチ708と噛み合う。穴713を通ってハウジング703から突出する作動パーツ712上で方向Xに沿って力を加えることにより、ギャップ720が拡大し、プランジャが噛み合い位置から分離される。
【0035】
上記の例は、プランジャが突出部材に取り付けられ、ロック/リリース・ユニットが装置のメイン・ボディに取り付けられる本発明の実施例を示している。しかし、言うまでもなく、プランジャがメイン・ボディに取り付けられ、ロック/リリース・ユニットが突出部材に取り付けられる他の実施形態も実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 ロック装置の第1の実施形態の概略側面図である。
【図1b】 ロック装置の第1の実施形態の断面図である。
【図1c】 ロック装置の第1の実施形態の断面図である。
【図2a】 ロック装置の第2の実施形態の概略側面図である。
【図2b】 ロック装置の第2の実施形態の断面図である。
【図2c】 ロック装置の第2の実施形態の断面図である。
【図3】 ロック装置の第3の実施形態の概略側面図である。
【図4】 ロック装置の第4の実施形態の概略側面図である。
【図5】 フリップリッドを備えた携帯電話の概略斜視図である。
【図6a】 プランジャ・ユニットの概略側面図である。
【図6b】 プランジャ・ユニットの概略側面図である。
【図6c】 プランジャ・ユニットの概略側面図である。
【図7a】 装置のハウジングに取り付けられたロック/リリース・ユニットの概略斜視図である。
【図7b】 装置のハウジングに取り付けられたロック/リリース・ユニットの概略斜視図である。

Claims (27)

  1. 携帯装置におけるロック装置であって、前記携帯装置が主要体部(103、203、303、403、503、703)と可動突出部材(104、204、520)とを含み、前記突出部材(104、204、520)が前記主要体部(103、203、303、403、503、703)に対して少なくとも第1の位置と第2の位置との間で切換え可能であり、前記ロック装置がプランジャ・ユニット(105、205、305、405、505、605)とロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)とを含み、
    前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)が固定パーツ(101、201、301、401、701)と弾性パーツ(102、202、302、402、702)とを含み、
    前記弾性パーツ(102、202、302、402、702)が前記固定パーツ(101、201、301、401、701)から離れる、少なくとも1つの弾力性の方向(X)を有し、
    前記プランジャ・ユニット(105、205、305、405、505、605)が、前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)の前記固定パーツ(101、201、301、401、701)と前記弾性パーツ(102、202、302、402、702)との間で、挿入後退方向(Y)に沿って切換え可能であり、
    前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)が、前記弾力性の方向(X)に沿って前記弾性パーツ(102、202、302、402、702)の作動を可能にするための作動パーツ(212、312、712)も含み、その方向が前記挿入後退方向(Y)にほぼ垂直であり、
    作動アーム(314、714)が前記弾力性の方向(X)に沿って細長に形成され、前記弾力性の方向(X)に沿って前記作動アーム(314、714)上に力が加えられた場合にロック動作またはロック解除動作を容易に行うことができるよう前記弾性パーツ(102、202、302、402、702)に取り付けられることを特徴とする、ロック装置。
  2. 前記プランジャ・ユニット(105、205、305、405、505、605)が前記突出部材(104、204、520)に取り付けられ、前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)が前記固定パーツ(101、201、301、401、701)により前記装置の前記主要体部(103、203、303、403、503、703)に取り付けられることを特徴とする、請求項1に記載のロック装置。
  3. 前記プランジャ・ユニット(105、205、305、405、505、605)が前記装置の前記主要体部(103、203、303、403、503、703)に取り付けられ、前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)が前記固定パーツ(101、201、301、401、701)により前記突出部材(104、204、520)に取り付けられることを特徴とする、請求項1に記載のロック装置。
  4. 前記作動パーツ(212、312、712)が前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)の前記弾性パーツ(102、202、302、402、702)の延長部を形成することを特徴とする、請求項に記載のロック装置。
  5. 前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)が単一ユニットの形になっていることを特徴とする、請求項1から請求項までのいずれか一項に記載のロック装置。
  6. 前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)がまとめて結合された少なくとも2つの個別のパーツの形になっていることを特徴とする、請求項1から請求項までのいずれか一項に記載のロック装置。
  7. 前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)の前記弾性パーツ(102、202、302、402、702)と前記固定パーツ(101、201、301、401、701)がどちらも概して細長い形状になっており、それぞれの端部の一方でまとめて結合されていることを特徴とする、請求項1から請求項までのいずれか一項に記載のロック装置。
  8. 前記プランジャ・ユニット(105、205、305、405、505、605)が前記挿入後退方向(Y)に沿って噛み合い位置に挿入されたときに前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)の前記弾性パーツ(102、202、302、402、702)を前記固定パーツ(101、201、301、401、701)から容易に分離できるようにするために前記プランジャ・ユニット(105、205、305、405、505、605)が先細端部(107、207、607、707)を有することを特徴とする、請求項1から請求項までのいずれか一項に記載のロック装置。
  9. 前記プランジャ・ユニット(105、205、305、405、505、605)を噛み合い位置にロックするために前記プランジャ・ユニット(105、205、305、405、505、605)がノッチ(106、206、306、406、606)を有することを特徴とする、請求項1から請求項までのいずれか一項に記載のロック装置。
  10. 前記ノッチ(106、206、306、406、606)が傾斜エッジ(108、208、608)を含み、その傾斜方向が前記挿入後退方向(Y)に関するものであることを特徴とする、請求項に記載のロック装置。
  11. 前記プランジャ・ノッチ(106、206、306、406、606)を噛み合い位置に噛み合わせるために前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)がノッチ(210、310、710)を有することを特徴とする、請求項から請求項10までのいずれか一項に記載のロック装置。
  12. 前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)の前記ノッチ(210、310、710)が傾斜エッジ(211、708)を含み、その傾斜方向が前記挿入後退方向(Y)に関するものであることを特徴とする、請求項11に記載のロック装置。
  13. 前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)の前記ノッチ(210、310、710)が前記弾性パーツ(102、202、302、402、702)内にあることを特徴とする、請求項11から請求項12までのいずれか一項に記載のロック配置。
  14. 主要体部(103、203、303、403、503、703)と、ヒンジ・ユニット(521)によって前記主要体部(103、203、303、403、503、703)に取り付けられた突出部材(104、204、520)とを含む携帯通信装置であって、前記突出部材(104、204、520)が前記主要体部(103、203、303、403、503、703)に対して少なくとも第1の位置と第2の位置との間で切換え可能であり、前記装置がプランジャ・ユニット(105、205、305、405、505、605)とロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)とを含むロック装置も含み、
    前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)が固定パーツ(101、201、301、401、701)と弾性パーツ(102、202、302、402、702)とを含み、
    前記弾性パーツ(102、202、302、402、702)が前記固定パーツ(101、201、301、401、701)からの少なくとも1つの弾力性の方向(X)を有し、
    前記プランジャ・ユニット(105、205、305、405、505、605)が、前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)の前記固定パーツ(101、201、301、401、701)と前記弾性パーツ(102、202、302、402、702)との間の切り離し位置と噛み合い位置との間で、挿入後退方向(Y)に沿って切換え可能であり、
    前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)が、前記弾力性の方向(X)に沿って前記弾性パーツ(102、202、302、402、702)の作動を可能にするための作動パーツ(212、312、712)も含み、その方向が前記挿入後退方向(Y)にほぼ垂直であり、
    作動アーム(314、714)が前記弾力性の方向(X)に沿って細長に形成され、前記弾力性の方向(X)に沿って前記作動アーム(314、714)上に力が加えられた場合にロック動作またはロック解除動作を容易に行うことができるよう前記弾性パーツ(102、202、302、402、702)に取り付けられることを特徴とする、携帯通信装置。
  15. 前記プランジャ・ユニット(105、205、305、405、505、605)が前記突出部材(104、204、520)に取り付けられ、前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)が前記固定パーツ(101、201、301、401、701)により前記装置の前記主要体部(103、203、303、403、503、703)に取り付けられることを特徴とする、請求項14に記載の携帯通信装置。
  16. 前記プランジャ・ユニット(105、205、305、405、505、605)が前記装置の前記主要体部(103、203、303、403、503、703)に取り付けられ、前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)が前記固定パーツ(101、201、301、401、701)により前記突出部材(104、204、520)に取り付けられることを特徴とする、請求項14に記載の携帯通信装置。
  17. 前記作動パーツ(212、312、712)が前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)の前記弾性パーツ(102、202、302、402、702)の延長部を形成することを特徴とする、請求項14に記載の携帯通信装置。
  18. 前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)が単一ユニットの形になっていることを特徴とする、請求項14から請求項17までのいずれか一項に記載の携帯通信装置。
  19. 前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)がまとめて結合された少なくとも2つの個別のパーツの形になっていることを特徴とする、請求項14から請求項17までのいずれか一項に記載の携帯通信装置。
  20. 前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)の前記弾性パーツ(102、202、302、402、702)と前記固定パーツ(101、201、301、401、701)がどちらも概して細長い形状になっており、それぞれの端部の一方でまとめて結合されていることを特徴とする、請求項14から請求項19までのいずれか一項に記載の携帯通信装置。
  21. 前記プランジャ・ユニット(105、205、305、405、505、605)が前記挿入後退方向(Y)に沿って前記噛み合い位置に挿入されたときに前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)の前記弾性パーツ(102、202、302、402、702)を前記固定パーツ(101、201、301、401、701)から容易に分離できるようにするために前記プランジャ・ユニット(105、205、305、405、505、605)が先細端部(107、207、607、707)を有することを特徴とする、請求項14から請求項20までのいずれか一項に記載の携帯通信装置。
  22. 前記プランジャ・ユニット(105、205、305、405、505、605)を前記噛み合い位置にロックするために前記プランジャ・ユニット(105、205、305、405、505、605)がノッチ(106、206、306、406、606)を有することを特徴とする、請求項14から請求項21までのいずれか一項に記載の携帯通信装置。
  23. 前記ノッチ(106、206、306、406、606)が傾斜エッジ(108、208、608)を含み、その傾斜方向が前記挿入後退方向(Y)に関するものであることを特徴とする、請求項22に記載の携帯通信装置。
  24. 前記プランジャ・ノッチ(106、206、306、406、606)を前記噛み合い位置に噛み合わせるために前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)がノッチ(210、310、710)を有することを特徴とする、請求項22から請求項23までのいずれか一項に記載の携帯通信装置。
  25. 前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)の前記ノッチ(210、310、710)が傾斜エッジ(211、708)を含み、その傾斜方向が前記挿入後退方向(Y)に関するものであることを特徴とする、請求項24に記載の携帯通信装置。
  26. 前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)の前記ノッチ(210、310、710)が前記弾性パーツ(102、202、302、402、702)内にあることを特徴とする、請求項24から請求項25までのいずれか一項に記載の携帯通信装置。
  27. 前記ロック/リリース・ユニット(100、200、300、400、700)が、前記ハウジング(103、203、303、403、503、703)の内部表面に取り付けられ、前記切り離し位置から前記噛み合い位置に切り換えるときに前記プランジャ(105、205、305、405、505、605)が入れるようにする前記ハウジング(103、203、303、403、503、703)内の穴(213、313、513、713)を介して配置されることを特徴とする、請求項14から請求項26までのいずれか一項に記載の携帯通信装置。
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