JP4390754B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は電気掃除機に関する。
従来から用いられている電気掃除機の収納方法には、掃除機本体を床面に立て、掃除機本体に設けられた係止部にパイプの被係止部を嵌合し、地面に対してパイプが直立するように電気掃除機を収納するスタンド収納がある(たとえば、特許文献1参照。)。
特開平11−197076号公報
しかし、電気掃除機の快適な使用のためにホースの長さを十分に確保した場合、従来のスタンド収納においてはホースが大きく湾曲するため、大きな収納空間が必要とされる。また、湾曲したホースがパイプや掃除機本体に絡まってしまい、見映えも良くない。そのため、湾曲したホースを収縮させれば、見映えの良いスタンド収納が可能となるのだが、そのホースの収縮状態を簡易な機構にて、確実に、そして見映え良く維持する必要がある。
本発明の目的は、ホースの収縮状態を確実に維持できる簡易な機構を備えた電気掃除機を提供することである。
本発明の別の目的は、ホースの収縮状態を見映え良く維持できる簡易な機構を備えた電気掃除機を提供することである。
また、本発明のさらに別の目的は、見映えの良いスタンド収納ができる電気掃除機を提供することである。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明による電気掃除機は、電動送風機が内蔵された掃除機本体と、前記掃除機本体側に配置されて通常時は伸びた状態になっている伸縮部、前記伸縮部とは別体で構成され、前記伸縮部に対して前記掃除機本体の反対側に配設された折曲部、および前記伸縮部の他端と前記折曲部の一端とを連結する連結部材を有し、前記伸縮部の一端が前記掃除機本体に着脱可能に接続された、可撓性のあるホースと、前記伸縮部の前記一端側に一端が接続され、前記伸縮部の周囲を覆い、前記伸縮部が縮んだときに縮んだ前記伸縮部を収納する円筒形状の収納カバーとを備え、前記収納カバーの周囲を覆う円筒形状の表カバーが備えられていることを特徴としている。
この構成によると、ホースの他端側を塞いでホース内を掃除機本体に内蔵の電動送風機により減圧することにより、または手作業により縮められたホースの伸縮部を、縮められた状態を維持したまま収納カバー内に収納できる。そして、伸縮部の収縮に応じて折曲部が折れ曲がるため、電気掃除機の、見栄えの良いスタンド収納が可能となる。また、収納カバーは掃除機本体側に備えられているので、ホースの、掃除機本体に接続された一端とは反対の他端側に把持して電気掃除機を取り回す場合において、ホースの他端側を把持するユーザの手には、収納カバーの重量が加わらず、掃除機本体の取り回しは容易となる。また、連結部材で収縮部と折曲部とを連結することにより、要求特性の異なる伸縮部と折曲部とを異なる材料で形成することができる。さらに、表カバーには任意のデザインを与えることができ、その表カバーで、収縮した伸縮ホースを収納する収納カバーを覆うことにより、伸縮ホースの収縮状態を見栄えよく維持することができる。また、表カバーに覆われた収納カバーは、外観に囚われずに、伸縮ホースを収納する役割を果たすことができる。
図1は、この発明の一実施形態に係る電気掃除機1の右側面図で一部が断面で示された図である。以下では、電気掃除機1およびその構成要素(構成部品)の説明に関し、便宜上、図1における左側を正面(先端)側、右側を背面(後端)側、上側を上面(上)側、下側を底面(下)側、手前を右側、奥を左側として説明する。
電気掃除機1には、掃除機本体2、回動機構5、ホース3、パイプ6、吸込具7および収納カバー10、表カバー19が含まれている。
掃除機本体2には電気送風機(図示せず)が内蔵されていて、この電動送風機により吸引力が発生する。また、掃除機本体2の底面の前側には係止部11が設けられている。掃除機本体2の背面を床に付け、正面を天に向けて電気掃除機1を立てて収納する、いわゆるスタンド収納時(図2および3参照)において、係止部11は、パイプ6を略垂直状態に保つものであり、パイプ6に備えられたフック12を嵌め込むための形状をしている。
図4は、図1において、ホース3が折れ曲がっていないときの、回動機構5、収納カバー10およびホース3を説明するための要部右側断面図である。なお、図4における方向は、図1にて定義した方向と同じである。
図4に示すように、回動機構5は、径の異なる2つの円筒体を備えており、大径円筒体51の後端部は掃除機本体2に着脱自在に接続され、小径円筒体52の先端部はホース3の後端部に接続される。そして、大径円筒体51の先端側内周面と小径円筒体52の後端側外周面とは互いに摺接されている。そのため、ホース3は、回動機構5を介することにより、掃除機本体2に対して軸回りに回動自在となる。
図1に示すように、ホース3は、回動機構5からパイプ6へ向かって、接続部9、伸縮部としての伸縮ホース14、連結部材16、折曲部としての折曲ホース13および操作部4を備えている。
ホース3の折曲ホース13および伸縮ホース14は可撓性を有し、任意の形態に曲げることができる。
図4に示すように、連結部材16は、折曲ホース13および伸縮ホース14より小径の円筒形状であり、折曲ホース13の後端部を連結部材16の先端部に外嵌し、伸縮ホース14の先端部を連結部材16の後端部に外嵌することにより、折曲ホース13および伸縮ホース14は互いに連結される。
図1に示すように、ホース3の先端側に備えられた操作部4は、ホース3の軸方向に延びるパイプ部17と、パイプ部17から軸方向と交差方向外側へ延び出したグリップ15とを具備している。
操作部4のグリップ15を把持したとき、ホース3は、その自重により、折曲ホース13の折れ曲がり位置にて折れ曲がる。また、ホース3の、折曲ホース13の折れ曲がり位置より後端側は、鉛直下側に垂れ下がる。
操作部4のパイプ部17の先端にはパイプ6が連結されている。パイプ6は、操作部4と吸込具7との間を連結する長手の、たとえば樹脂製のパイプである。パイプ6は、その長さ方向ほぼ中央部を境に、先端側(吸込具7が取り付けられた側)パイプ36が後端側(操作部4が接続された側)パイプ35内に同軸状に収納され、長さが可変できるように構成されている。先端側パイプ36の長さ方向途中の下側には、側面視がL字形状のフック12が備えられている。上述したスタンド収納時には、掃除機本体2の係止部11にフック12が嵌合されることで、図2および3に示すように、パイプ6は床に対して直立した状態で掃除機本体2に保持され、電気掃除機1はスタンド収納される。
吸込具7には、ハウジング39と、接続筒40と、接続筒40をハウジング39に対して取り付けている連結機構50とが含まれている。
なお、パイプ6の後端側パイプ35は、操作部4から取り外し可能であり、操作部4を、吸込具7の接続筒40と直接連結することも可能である。
収納カバー10は、円筒形状であり、後端側がホース3の接続部9および回動機構5の小径円筒体52の先端部に固定されている(図4参照)。そのため、収納カバー10の重量は掃除機本体2にて支持されるので、グリップ15を把持して電気掃除機1を取り回す場合において、グリップ15を把持するユーザの手には、収納カバー10の重量が加わらず、電気掃除機1の取り回しは容易となる。また、収納カバー10の先端側は、スタンド収納時以外の場合においては、伸縮ホース14の途中まで伸びていて、伸縮ホース14の後方部を覆っている。収納カバー10の軸方向の長さは、図3に示した、完全に収縮した状態での伸縮ホース14の軸方向の長さとほぼ同等である。そのため、ホース3の先端部を塞いで、ホース3内を掃除機本体2に内蔵の電動送風機(図示せず)により減圧することにより、または手作業により伸縮ホース14を縮めた場合、縮められた伸縮ホース14は、その縮められた状態を維持したままカバー内に収納される。また、上述したように、伸縮ホース14は、回動機構5により軸回りに回動自在に支持されている。そのため、縮められた伸縮ホース14において、軸回りの捩れが生じたとしても、回動機構5によりその捩れは解消されるため、伸縮ホース14を見映え良く収納カバー10内に収納でき、電気掃除機1のスタンド収納の見映えを良くすることができる。
表カバー19は、布状のゴム材などで構成された円筒形状であり、後端側が収納カバー10の後端部に固定され、先端側が収納カバー10の先端部に固定されている(図4参照)。
この実施形態に係る電気掃除機1の特徴は、ホース3、収納カバー10、連結部材16および表カバー19を備えていることであり、以下にて詳述する。
図4に示すように、収納カバー10には、復元力の高い強力弾性ワイヤー53と、その螺線の外周を軸方向に覆うカバー皮部54とが備えられている。強力弾性ワイヤー53は、鋼または樹脂で構成され、軸方向に螺線を形成しており、収納カバー10の外周面が、強力弾性ワイヤー53の螺線形状が浮き彫られた凹凸部を有するように、カバー皮部54に覆われている。この凹凸部により、強力弾性ワイヤー53の螺線ピッチが明確になり、この螺線ピッチを目視することで、収納カバー10の状態(伸縮、屈曲等)を把握することができる。なお、凹凸部が無いように収縮カバー10を形成してもよい。その場合、収縮カバー10の外周面は円滑となり、見映えが良好となる。また、収納カバー10は、通常時の強力弾性ワイヤー53の螺線ピッチが相対的に狭く、ピッチが広げられた場合にはそのピッチが縮まるように形成されている。そのため、収納カバー10は、可撓性を有するコイルバネとなり、その可撓性により伸縮ホース14の動きに追従することができ、伸縮ホース14を円滑に収納することができる。
折曲ホース13および伸縮ホース14においては、軸方向に螺線を形成する、復元力を有する弾性ワイヤー(図示せず)と、その螺線の外周を軸方向に覆うホース皮部(図示せず)とが備えられている。弾性ワイヤー(図示せず)は、鋼または樹脂で構成されており、折曲ホース13および伸縮ホース14の外周面が、弾性ワイヤー(図示せず)の螺線形状が浮き彫られた凹凸部を有するように、ホース皮部(図示せず)に覆われている。この凹凸部により、弾性ワイヤー(図示せず)の螺線ピッチが明確になり、この螺線ピッチを目視することで、折曲ホース13および伸縮ホース14の状態(伸縮、屈曲等)を把握することができる。なお、凹凸部が無いように折曲ホース13および伸縮ホース14を形成してもよい。その場合、折曲ホース13および伸縮ホース14の外周面は円滑となり、見映えが良好となる。伸縮ホース14は、通常時の弾性ワイヤー(図示せず)の螺線ピッチが相対的に広く、ピッチが圧縮された場合にはそのピッチが広がるように形成されている。折曲ホース13は、通常時の弾性ワイヤー(図示せず)の螺線ピッチが相対的に狭く、ピッチが広げられた場合にはそのピッチが縮まるように形成されている。そのため、上述したように、折曲ホース13および伸縮ホース14は、可撓性を有し、任意の形態に曲げることができる。また、収納カバー10の強力弾性ワイヤー53の、螺線ピッチが広げられた場合に縮まるように働く復元力は、伸縮ホース14の弾性ワイヤー(図示せず)の、螺線ピッチが圧縮された場合に広がるように働く復元力よりも強い。そのため、縮められた伸縮ホース14の収納カバー10内への収納は確実に維持される。
また、弾性ワイヤー(図示せず)に沿ってリード線(図示せず)が布線されていれば、ホース3の弾性ワイヤー(図示せず)およびリード線(図示せず)により電気回路が形成されるので、掃除機本体2と操作部4とは電気的に接続され、操作部4に設けられた操作スイッチ(図示せず)を操作することにより、掃除機本体2に内蔵された電気送風機(図示せず)等を制御することができる。
また、伸縮ホース14においては、引っ張り、捻り等の外力を緩和する性能が求められるのに対し、折曲ホース13においては、それらの性能に加えて、最大約180°までの繰り返し曲げ応力を緩和する性能(屈曲性)が求められる。そのため、折曲ホース13および伸縮ホース14の、それぞれに備えられた弾性ワイヤー(図示せず)およびホース皮部(図示せず)の材料も、求められる性能に応じて異なる。上述したように、連結部材16を用いることで、異なる材料で形成された折曲ホース13と伸縮ホース14とが連結される。連結部材16を介さずに、折曲ホース13と伸縮ホース14とを直結して連続させる(一体的にする)には、折曲ホース13および伸縮ホース14の材料は同一とせねばならず、その場合、伸縮ホース14に比べて要求される性能項目が多い折曲ホース13を形成する高価な材料が選択される。そのため、連結部材16を用いれば、折曲ホース13と伸縮ホース14とを異なる材料で形成でき、連結部材16を用いずに、折曲ホース13と伸縮ホース14とを直結する場合に比べて安価にてホース3を作成することができる。
図2に示すように、掃除機本体2の背面を床に付け、その正面を天に向け、また、パイプ6のフック12を掃除機本体2の係止部11に嵌め込んでパイプ6を直立させて係止した、スタンド収納している状態において、ホース3は自重により折れ曲がる。このとき、上述した、屈曲性に優れた折曲ホース13が、ホース3の折れ曲がり位置となる。そしてホース3の伸縮ホース14は大きく湾曲する。
そこで、操作部4の先端側、たとえば吸込具7のハウジング39の先端部等を塞いだ状態で掃除機本体2の電気送風機(図示せず)を作動させてホース3内を減圧することにより伸縮ホース14を縮める。なお、手作業により伸縮ホース14を縮めても構わない。すると、図3に示すように、縮められた伸縮ホース14は収納カバー10内に収容され、折曲ホース13が上述した折れ曲がり位置にて約180°まで折れ曲がるので、ホース3をコンパクトに収納でき、電気掃除機1のスタンド収納の見映えが良くなる。
図5に示すように、収納カバー10の先端には、係止部としての固定リング18が備えられている。固定リング18には、円筒形状のケーシング55と、ケーシング55の先端に接続された円筒形状の、保持部材としての保持リング66と、保持リング66に保持される、リング部材としての係止リング63とが備えられている。図6に示すように、係止リング63は、縦断面視がC字形状の円弧状部65と、円弧状部65の内周面における周上の中央位置で径方向内側に突出した、爪部としての係止爪64(図7A参照)と、同じく内周面における周上の各両端において径方向内側に突出した突起部としての規制リブ67とが備えられている。規制リブ67は、円弧状部65の内周面側に幅狭部69と、幅狭部69に対して径方向内側に隣接する幅広部70とを備えており、円弧状部65の接線方向から見ると、係止リング63の内周面から起立する略T字形状をなしている。
そして、係止リング63が保持リング66に外嵌されて保持された状態において、保持リング66の、係止爪64に対向する周上位置には、保持リング66を径方向に貫通する貫通孔61が形成されており、規制リブ67に対向する周上位置には、ガイド部68が規制リブ67に対応して2つ形成されている。
ガイド部68は、保持リング66の内周面において径方向外側に窪んでいて内面視が四角形状の凹部71と、四角形状の凹部71において対向する2組の2辺を繋ぐように形成され、保持リング66を径方向に貫通する内面視が十字形状の十字溝72とを備えている。凹部71の径方向の深さは、規制リブ67の幅広部70の径方向における厚みに対して同等以上であり、凹部71の軸方向の長さは、幅広部70の軸方向の長さに対して同等以上である。十字溝72には、その十字形状を形成する、1本の周方向溝73と、1本の軸方向溝74とが備えられており、周方向溝73と軸方向溝74とは、互いの長手方向中央位置にて交差している。周方向溝73の軸方向の長さは、規制リブ67の幅狭部69の軸方向の長さに対して同等以上であり、幅広部70の軸方向長さより短い。軸方向溝74の軸方向長さは、幅広部70の軸方向長さに対して同等以上であり、周方向長さは、幅狭部69および幅広部70の周方向長さに対して同等以上である。これにより、規制リブ67は幅方向溝74に対して径方向に貫通可能となる。
そして、規制リブ67は、幅広部70が、保持リング66のガイド部68の幅方向溝74に嵌め込まれて凹部71の内周面に係止されることにより、径方向への移動が抑制される。それに対して、幅狭部69が、周方向溝73の周方向長さの範囲内において、周方向にスライド自在となるため、規制リブ67も同方向および同範囲においてスライド自在となる。このように規制リブ67をガイド部68に係止させた後に、図7Aに示すように、係止リング63を保持リング66に外嵌させる。同時に、係止リング63の係止爪64は、保持リング66の貫通孔61を貫通して保持リング66の内周面に露出され、保持リング66の径方向内側に向かって突出する。
また、図5に示すように、連結部材16には、径方向に間隔を隔てて外周を覆う円筒形状の、被係止部としての被係止リング30が備えられている。なお、被係止リング30は固定リング18とともに固定部材として機能する。連結部材16と被係止リング30とは、互いの軸方向中央位置において、ねじ等により固定されている。被係止リング30の後端には、その外周面において環状に形成された凹部である、溝部としての被係止溝62が設けられている。
固定リング18の保持リング66は、被係止溝62および被係止リング30より大径である。図8に示すように、収縮した伸縮ホース14が収納カバー10内に収容され、ホース3が約180°まで折れ曲がった状態において、保持リング66および係止リング63を被係止リング30および被係止溝62に外嵌し、係止爪64を被係止溝62に係止させる。それにより、収納カバー10の固定リング18と、伸縮ホース14の先端にある被係止リング30および被係止リング30を備えた連結部材16とは確実に固定される。そのため、縮んだ状態の伸縮ホース14が伸びて復元することが規制され、収納カバー10は、伸縮ホース14を縮んだ状態にて確実に収納できる。また、上述したように、円弧状部65の内周面の周上1箇所に備えられた係止爪64に対し、被係止溝62は環状であるため、被係止溝62の周上のどの位置においても、係止爪64を係止することができる。そのため、係止爪64と被係止溝62との位置合わせを必要とせず、簡単かつ確実に収納カバー10の固定リング18と連結部材16とを固定させることができる。なお、固定リング18と連結部材16とが固定されている状態において、規制リブ67は、周方向溝73における、円弧状部65の周方向端縁側に位置している(図6参照)。そのため、規制リブ67は、幅広部70が凹部71の内周面に常に係止され、径方向への移動が抑制されるので、幅方向溝74から外れることはなく、係止リング63が紛失する虞もない。
また、図7Aに示すように、係止リング63の規制リブ67を、円弧状部65の円弧中心(図7Aの矢印方向)に向かって周方向にスライドさせる。規制リブ67のスライドは、周方向溝73の係止爪64側端縁にて停止される。これにより、縦断面視がC字形状の係止リング63は、円弧状部65がスライド前に比べて大きく開脚すると同時に、径方向に撓み、係止爪64が被係止溝62に対して径方向に隔間する。ここでの被係止溝62と係止爪64との間隔は、規制リブ67の周方向へのスライド量を径方向に換算した長さに相当する。そして、被係止溝62に対する係止爪64の隔間に伴い、収納カバー10の固定リング18と被係止リング30および連結部材16との固定は解除される。なお、上述したスライド量は、被係止溝62に対して係止爪64が隔間するのに最低限必要な値に設定されているので、規制リブ67が必要以上にスライドして係止リング63が塑性変形するまで撓む虞はない。このように、係止リング63、保持リング66および被係止溝62を備えた簡易な機構により、固定リング18と被係止リング30および連結部材16との固定および固定の解除が可能となる。
また、収納カバー10の外周面には、上述した凹凸部が形成されており、その外周面が表カバー19に覆われて外部に露出されないことにより、伸縮ホース14の収縮状態は、見映え良く維持される。そして、表カバー19に覆われた収納カバー10は、その外観に囚われずに、伸縮ホース14を収納する役割を果たすことができる。そのため、収納カバー10の、伸縮ホース14を収納する役割を果たすために必要な、外観を含む諸変更も自在に可能となる。また、表カバー19には、任意のデザインを付与してもよく、それにより伸縮ホース14の収縮状態の更なる見映えの向上が見込まれる。
なお、上述の説明では、固定リング18を収納カバー10に備えており、被係止リング30をホース3に備えているが、固定リング18をホース3に備えて、被係止リング30を収納カバー10に備えてもよい。また、固定リング18および被係止リング30は、収納カバー10と連結部材16との間に備えるかわりに、収納カバー10と回動機構5の間に備えてもよい。
また、上述の説明ではホース3と掃除機本体2との間に回動機構5を設けているが、ホース3と操作部4との間に備えてもよい。また、ホース3は操作部4に対して着脱自在であってもよい。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
図1は、この発明の一実施形態に係る電気掃除機1の右側面図で一部が断面で示された図である。 図1において、伸縮ホース14を収縮させずにスタンド収納した場合における電気掃除機1の右側面図で一部が断面で示された図である。 図1において、伸縮ホース14を収縮させてスタンド収納した場合における電気掃除機1の右側面図で一部が断面で示された図である。 図1において、ホース3が折れ曲がっていないときの、回動機構5、収納カバー10およびホース3を説明するための要部右側断面図である。 固定リング18および被係止リング30を説明するための、図4の要部拡大図である。 図5における固定リング18の、右上方からの斜視図、および要部分解斜視図である。 図5におけるA−A矢視断面図であって、固定リング18と連結部材16とが固定された状態を示した図である。 図5におけるA−A矢視断面図であって、固定リング18と連結部材16との固定が解除された状態を示した図である。 図4において、収縮した伸縮ホース14が収納カバー10内に収容され、ホース3が約180°まで折れ曲がった状態を示した図である。
符号の説明
1 電気掃除機
2 掃除機本体
3 ホース
10 収納カバー
13 折曲ホース
14 伸縮ホース
16 連結部材
18 固定リング
19 表カバー
30 被係止リング
62 被係止溝
63 係止リング
64 係止爪
65 円弧状部
66 保持リング
67 規制リブ

Claims (1)

  1. 電動送風機が内蔵された掃除機本体と、
    前記掃除機本体側に配置されて通常時は伸びた状態になっている伸縮部、前記伸縮部とは別体で構成され、前記伸縮部に対して前記掃除機本体の反対側に配設された折曲部、および前記伸縮部の他端と前記折曲部の一端とを連結する連結部材を有し、前記伸縮部の一端が前記掃除機本体に着脱可能に接続された、可撓性のあるホースと、
    前記伸縮部の前記一端側に一端が接続され、前記伸縮部の周囲を覆い、前記伸縮部が縮んだときに縮んだ前記伸縮部を収納する円筒形状の収納カバーとを備え、
    前記収納カバーの周囲を覆う円筒形状の表カバーが備えられていることを特徴とする、電気掃除機。
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