JP4388823B2 - 広帯域ラムダセンサの動作方法 - Google Patents

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Description

従来技術
本発明は、請求項1の上位概念による、燃料空気混合気でもって駆動する内燃機関の排気ガスにおける酸素濃度を検出するための広帯域ラムダセンサの動作方法に関する。
この種の公知の方法(DE 198 38 466 A1)においては、結果として測定値を劣化させるラムダセンサにおける分極作用を低減するために、カソードとしての極性を有するポンプ電流が流れるラムダセンサのリーン運転モードの比較的長い期間後に、スイッチング手段によってポンプ電流がインパルス状に反転され、その結果リーン運転モードにおいては通常カソードとして動作する内部電極が短時間アノードとしての特性を有するように負荷が加えられ、ポンピングされる酸素イオンの移動方向が反転する。短時間ポンプ電流の極性を変換するインパルスの周波数および持続時間は、ネルンストセルの測定電極またはネルンスト電極と基準電極との間の検出電圧またはネルンスト電圧に依存して選定される。
長時間のリーン運転モードにおいてラムダセンサの測定値を劣化させる内部電極の同様の分極作用を低減するために、既にDE 101 16 930においては、長時間のリーン運転モードにおいて極端なデューティ比でもってポンプセルのポンプ動作を実施することが提案されており、この際ポンプセルを介して外部ポンプ電極から内部ポンプ電極へと流れるアノードとしての極性を有するポンプ電流は非常に短い間隔で反転される。
発明の利点
請求項1の特徴を備えた広帯域ラムダセンサの本発明による動作方法は以下の利点を有する。すなわち、排気ガスに晒される構成部材、例えば酸化触媒および粒子フィルタの機能の保護または維持または改善の理由から、燃料ポスト噴射が内燃機関の燃焼室において行われる内燃機関のリーン運転モードの間では、ラムダセンサはこれに伴う排気ガスにおける燃料の添加によって、センサの測定感度は変化しないという利点を有する。そのようなポスト噴射は例えば触媒の下流側に接続されている粒子フィルタを再生するために行われ、排気ガス中の未燃焼の炭化水素は第一にラムダセンサ後方の触媒において燃焼、すなわち酸化される。燃料ポスト噴射は触媒の完全な機能に可能な限り迅速に到達するために例えば内燃機関の暖機走行段階における冷態始動時にも触媒を急速に加熱するために実施される。燃料ポスト噴射時のセンサの測定感度の損失ないし低減は、燃料ポスト噴射時にリッチガスがリーン運転モードにおいて作動しているセンサに当たり、拡散バリヤを通って測定空間に到達する炭化水素を酸化するためには、カソードとしての極性を有するように負荷されたポンプセルの内部電極(カソードポンプ電流)が十分に触媒的にはアクティブではないということに起因する。測定空間においては炭化水素の濃度が上昇する。これによって炭化水素濃度勾配が拡散バリヤによって低減し、炭化水素の流入が減少する。
同一の作用が、「高速ライトオフ(fast light-off)」の概念でラムダセンサへの電流供給の開始からラムダセンサの機能が完全になるまでの時間として定義されているラムダセンサの始動段階または加熱段階において生じる。この段階においては、拡散バリヤを通って測定空間に拡散される炭化水素を酸化するためにはポンプセルの内部電極はまだ十分には触媒的にはアクティブではない。
ここで本発明によるポンプ電圧の反復的な極性変換でもって、ポンプセルの内部電極が短時間アノードとしての極性を有するように負荷されることによって酸素イオンが測定空間に向かってポンピングされ、この測定空間において炭化水素を酸化する。ポンプ電圧の極性変換の反復率が高く十分に選定される場合には、センサのダイナミクスは変化しない。電極温度が十分に高い場合には、酸素輸送をポンプ周波数に効果的に追従させることができ、HC転化の触媒作用は改善される。
別の請求項に記載されている措置によって請求項1に示されている方法の有利な実施形態および改善形態が実現される。
本発明の有利な実施形態によれば、ポンプ電圧を反復的に極性変換するために、ポンプセルに一定の振幅を有する電圧パルスのパルス列が印加され、ネルンストセルのネルンスト電圧に依存する電圧パルスのパルス幅変調によって効果的なポンプ電流が調節される。
本発明の択一的な実施形態においては、ポンプ電圧を反復的に極性変換するために、ポンプセルに一定のパルス幅を有する電圧パルスのパルス列が印加され、ネルンストセルのネルンスト電圧に依存する電圧パルスの振幅の変化によって効果的なポンプ電流が調節される。
本発明の有利な実施形態によれば、10〜2000Hz、有利には500Hzのパルス列の周波数が選定される。パルス列の周波数が内燃機関の燃料空気混合気の調節を目的として、ラムダセンサのラムダ信号の呼出レートに等しく選択されるならば、この方法を用いて例えば500℃の低い動作温度を有するセンサも動作させることができる。
本発明の有利な実施形態によれば、ポンプセルのパルス動作は内部電極の触媒的な特性を維持するために、内燃機関のリーン運転モードおよびリッチ運転モードにおいても一貫して保たれる。これによって広帯域ラムダセンサを制御するための制御装置のコンセプトにおけるハードウェア的およびソフトウェア的な簡略化が得られる。さらに付加的に、例えば冒頭で述べたように、ネルンスト電圧に重畳され、センサをいわゆるリッチドリフトにする分極電圧の除去のような公知の利点が達成される。
図面
本発明を図面に示した実施例に基づき以下に詳細に説明する。概略的な図面において、
図1は、広帯域ラムダセンサの制御のためにブロック回路図と関連させた広帯域ラムダセンサの断面図であり、
図2から図5はそれぞれ、最大限に可能な電圧振幅についてのポンプセルに印加されるポンプ電圧のグラフである。
実施例の説明
図1に概略的な断面図で示されている広帯域ラムダセンサは、内燃機関を駆動させる燃料空気混合気を調節するための制御信号を得るために、内燃機関の排気ガスにおける酸素濃度を検出するために使用される。ラムダセンサ10は固体電解質14に配置されている測定電極12と基準電極13、並びに同様に固体電解質19に配置されている外部ポンプ電極、略してAPEとも称される外部電極18と、(ネルンスト電極と同一の電位にあるので)内部ポンプ電極略してIPNとも称される内部電極17とを備えたポンプセル16を有する。固体電解質14、19として酸化イットリウム安定化されている酸化ジルコニウムが使用される。基準電極13は基準チャネル15内に配置されており、この基準チャネル15には基準ガス、通常は空気が供給されている。ポンプセル16の内部電極17はネルンスト電極とも称されるネルンストセル11の測定電極12と共に測定空間20内に配置されており、この測定空間20は拡散バリア21を介して内燃機関の排気ガスと関連づけられている。外部電極18は多孔性の保護層22によって覆われており、直接的に排気ガスに晒される。ラムダセンサ10にはさらに加熱装置23が属し、この加熱装置23はいわゆる加熱メアンダ(Heizmaeander)として形成されている。加熱装置23には加熱電圧Uが印加され、加熱装置は例えば780°の一定の動作温度に保持される。
ラムダセンサ10を動作させるために、このラムダセンサ10は制御装置24と接続されており、この制御装置24は内燃機関における燃料空気混合気を調節するための制御信号を生成する。図1には内燃機関がブロック31として示されており、制御装置24による内燃機関の制御は信号線25によってシンボリックに示されている。ポンプセル16は制御装置24と端子26および27を介して接続されており、ここで外部電極18は端子26と接続されており、内部電極17は端子27と接続されている。ネルンストセル11は端子27および28を介して制御装置24と接続されており、ここで測定電極12は端子27と接続されており、基準電極13は端子28と接続されている。端子27と端子28との間では検出電圧またはネルンスト電圧Uを取り出すことができ、また端子26、27にはポンプ電圧Uが生じる。制御装置24はここには図示していない調整回路を有し、この調整回路を用いてポンプ電圧Uがネルンスト電圧Uに依存して調節される。ネルンスト電圧Uは測定電極12と基準電極13とが晒されている酸素比率に依存している。制御装置24はさらに電圧パルス発生器29と、電圧インパルスまたは電圧パルスのパルス幅を制御するためのパルス幅変調器30とを有する。
前述の制御装置24を用いてラムダセンサは以下の方法に従い動作する。
測定電極12と基準電極13との間に存在する酸素濃度差に基づき、所定のネルンスト電圧Uが生じる。このネルンスト電圧Uは測定空間20における酸素濃度に対する尺度である。ネルンスト電圧Uに依存して、ポンプセル16に印加されるポンプ電圧Uが調節され、このポンプ電圧Uはポンプセル16を介してポンプ電流Iを運ぶ。排気ガスの酸素含有量に応じて、このポンプ電流Iは(図1に示されているような)カソードとしての極性を有するように、またはアノードとしての極性を有するように、すなわち前者の場合においては外部電極18はアノードとして動作し、また内部電極17はカソードとして動作し、後者の場合においては反対に外部電極18がカソードとして動作し、また内部電極17はアノードとして動作する。リーン領域の燃料空気混合気による内燃機関31の安定した駆動時には、ポンプ電流Iはカソードとしての極性を有し、すなわちポンプセル16の内部電極17はカソードとしての極性を有するように負荷が加えられている。フェット領域にある燃料空気混合気でもって内燃機関31が安定して駆動する場合には、ポンプ電流Iはアノードとしての極性を有し、すなわちポンプセル16の内部電極17はアノードとしての極性を有するように負荷が加えられている。前者の場合においては酸素イオンが測定空間20から出るようにポンピングされ、後者の場合においては酸素イオンが排気ガスから測定空間20に入るようにポンピングされる。ポンプ電圧Uは測定空間20において一定の酸素濃度が生じるように調整され、この酸素濃度により例えば結果として450mVの一定のネルンスト電圧が生じる。生じたポンプ電流Iは排気ガスにおける酸素濃度に対する尺度であり、測定電圧として検知される。特性曲線からは所属のλ値が決定される。
内燃機関31のリーン運転モードにおいて、すなわちリーン領域にある燃料空気混合気でもって内燃機関31が駆動する場合には、所定の動作ケースに対して、例えば触媒の下流側に配置されている粒子フィルタの再生のために制御装置28によって燃料ポスト噴射がトリガされ、燃焼プロセスによって例えば粒子処理のための粒子フィルタにおいて比較的高い温度が達成される。このポスト噴射時には未燃焼の炭化水素が排気ガスに達し、この炭化水素は酸化触媒において燃焼され、したがって粒子フィルタを加熱する。ラムダセンサ10は酸化触媒の上流側に配置されているので、未燃焼の炭化水素はラムダセンサ10に達する。リーン運転モードにおいてカソードとしての極性を有するように負荷が加えられているポンプセル16の内部電極17は、拡散バリヤ21を介して測定空間20に到達する炭化水素を酸化するためには触媒作用は十分ではない。冒頭で述べたように、これによってラムダセンサ10の感度が不定に低下する。しかしながらポスト噴射の間にラムダセンサ10を制御するためには、リーンな排気ガス成分およびフェットな排気ガス成分を完全に検知することが必要である。このためにリーン運転モードにおける燃料ポスト噴射の期間中に、ポンプ電圧Uの短時間の極性変換が反復的に行われ、その結果内部電極17が反復的にアノードとしての極性を有するように負荷が加えられ、短時間逆方向のポンプ電流Iが生じる。これによって酸素イオンが測定空間20へとポンピングされ、この測定空間20においては酸素イオンが炭化水素を酸化する。ここでこの炭化水素転化によって再びカソードとしての極性を有するポンプ電流Iにおいて測定空間20からの酸素輸送が可能である。極性変換の周波数が十分に高く選定される場合には、ラムダセンサ10のダイナミクスは変化しない。ラムダセンサ10の温度が十分に高い場合には、酸素の輸送はポンプ周波数に効果的に追従することができ、炭化水素転化の触媒作用は改善される。
ポンプセル16におけるポンプ電圧Uの反復的な極性変換は、電圧インパルス発生器29において形成される一定の振幅を有する電圧パルスのパルス列がポンプセル16に印加されることにより達成され、パルス幅変調器30を用いることにより電圧パルスの幅ないし大きさがネルンスト電圧Uに依存して、効果的なポンプ電流Iが生じるように変化される。ポンプ電流Iの実効値は、内燃機関31のリーン運転モードおよびリッチ運転モードにおいてラムダセンサ10の公知の直流電流運転モードにおけるポンプ電流Iに等しい。
図2には、ポンプセル16におけるポンプ電圧Uと時間tの関係がリーン運転モード、リッチ運転モードおよび燃料ポスト噴射によるリッチガスでのリーン運転モードに関して概略的に示されている。ここでは単にポンプセル16の内部電極17に対する外部電極18における最大ポンプ電圧のみが示されている。見て分かるように、リーン運転モードにおいては外部電極18はアノードとしての極性を有するように負荷が加えられており、その結果カソードとしての極性を有するポンプ電流が流れ、このポンプ電流によって酸素イオンが測定空間20から出るようにポンピングされる。内燃機関の混合気の組成が変化し、排気ガス中の酸素不足が検出されると、ポンプ電圧Uの極性が変換され、ここで内部電極17はアノードとしての極性を有するように負荷が加えられる。これによって酸素イオンが排気ガスから測定空間20に入るようにポンピングされ、その結果測定空間20における酸素濃度はポスト噴射に起因する短時間のリッチ運転モードにおいても一定に保持される。図2の最後の部分には燃料ポスト噴射時のリーン運転モードにおけるポンプ電圧Uが示されている。ポンプ電圧Uの周期的な切り替えによって、それ自体はカソードとしての極性を有するポンプ電流Iが短時間アノードとしての極性を有するポンプ電流IPに反転され、このアノードとしての極性を有するポンプ電流Iの実効値は負の電圧インパルスの幅によって設定されている。
ラムダセンサ10の既述の動作方法の変形では、燃料ポスト噴射が持続している間のポンプ電圧Uの反復的な極性変換を、一定のパルス幅を有する電圧パルスのパルス列を用いても実現することができる。この場合には、効果的なポンプ電流Iがネルンストセル16のネルンスト電圧Uに依存する電圧パルスの振幅の変化によって調節され、このことは図3においてポスト噴射時の「リーン運転モードにおけるリッチガス」の領域に示されている。
パルス列の周波数は図2および図3の両方の場合において10から2000Hzの間に選定されている。ここでは500Hzの周波数が好適であると判明した。有利には、制御装置24がポスト噴射をアクティブにしている時間に加熱装置23を介してラムダセンサ10の動作温度が例えば780°から880°に高められる。
択一的に電圧パルスのパルス列がクロックを用いて同期され、このクロックによってラムダ信号、すなわち生じた効果的なポンプ電流Iが燃料空気混合気の調節を制御するために呼び出される。この場合には、既述の方法を例えば500°の比較的低い動作温度を有するラムダセンサ10に使用することもできる。
既述のポンプセル16の反復的な極性変換は、ポスト噴射の段階以外にもラムダセンサ10の始動段階または加熱段階においても既述のやり方で実施される。何故ならばこのような段階でもラムダセンサ10の感度は、ポンプセル16の内部電極17の触媒的な作用が僅かであることによって妨害されているからである。ラムダセンサ10の始動段階または加熱段階はいわゆる「高速ライトオフ」によって、すなわちラムダセンサ10の電流供給の開始からラムダセンサの機能が完全になるまでの時間によって設定されている。
電子回路を簡略化するために、ポスト噴射中および/または「高速ライトオフ」の間のラムダセンサ10のパルス動作を、リーン領域およびリッチ領域におけるラムダセンサ10の全体の運転モードに拡張することもでき、このことは図4および図5の電圧グラフに示されている。図2および図3について説明したものと同様のやり方で、リーン運転モードにおいてもリッチ運転モードにおいても、また既述のように、燃料ポスト噴射によるリーン領域におけるリッチガスにおいても、効果的なポンプ電流Iは一定の振幅を有する電圧パルスのパルス幅変調によるか(図4)、一定のパルス幅を有する電圧インパルスの振幅変化によって調節することができる。
本発明は広帯域ラムダセンサの図示して説明した構造に制限されるものではない。同一の方法を、DE 199 41 051 A1に記載されているように、修正された平面構造の広帯域ラムダセンサを動作させるためにも使用することができる。
広帯域ラムダセンサを制御するためのブロック回路図と関連づけられた広帯域ラムダセンサの断面図である。 ポンプセルに印加されるポンプ電圧のグラフである。 ポンプセルに印加されるポンプ電圧のグラフである。 ポンプセルに印加されるポンプ電圧のグラフである。 ポンプセルに印加されるポンプ電圧のグラフである。

Claims (7)

  1. 基準チャネル(15)において基準ガスに晒される基準電極(13)および測定電極(12)を備えたネルンストセル(11)と、排気ガスに晒される外部電極(18)および、前記測定電極(12)を備え拡散バリヤ(21)によって前記排気ガスと隔てられている測定空間(20)内に配置されている内部電極(17)を備えたポンプセル(16)とを有する、燃料空気混合気でもって駆動する内燃機関の排気ガスにおける酸素濃度を検出するための広帯域ラムダセンサ(10)の動作方法であって、
    前記ポンプセル(16)にポンプ電圧(UP)を印加し、該ポンプ電圧(UP)を、前記測定空間(20)における酸素濃度に対応し、前記ネルンストセル(11)において取り出されるネルンスト電圧(UN)に依存して調節し、前記排気ガスの酸素含有量に応じて、リーン領域にある燃料空気混合気でもって前記内燃機関が安定して動作する場合(リーンモード)には前記外部電極(18)がアノードとして動作し、且つ前記内部電極(17)がカソードとして動作するようにポンプ電流(I P )が前記ポンプセル(16)を介して流され、リッチ領域にある燃料空気混合気でもって前記内燃機関が安定して動作する場合(リッチモード)には前記外部電極(18)がカソードとして動作し、且つ前記内部電極(17)がアノードとして動作するようにポンプ電流(I P )が前記ポンプセル(16)を介して流され、
    前記リーンモードの間に反復的に短時間ポンプ電圧(UP)の極性を変換させ、短時間逆方向のポンプ電流(IP)を生じさせる、広帯域ラムダセンサ(10)の動作方法において、
    前記ポンプ電圧(UP)の反復的な極性変換を前記内燃機関(31)の前記リーンモードにおける燃料ポスト噴射の期間中および前記ラムダセンサ(10)の加熱段階の間に行うことを特徴とする、広帯域ラムダセンサ(10)の動作方法。
  2. 前記ポンプ電圧(UP)を反復的に極性変換するために、前記ポンプセル(16)に一定の振幅を有する電圧パルスのパルス列を印加し、前記ネルンストセル(11)のネルンスト電圧(UN)に依存する前記電圧パルスのパルス幅変調によってポンプ電流(IP)を調節する、請求項1記載の方法。
  3. 前記ポンプ電圧(UP)を反復的に極性変換するために、前記ポンプセル(16)に一定のパルス幅を有する電圧パルスのパルス列を印加し、前記ネルンストセル(11)のネルンスト電圧(UN)に依存する前記電圧パルスの振幅の変化によってポンプ電流(IP)を調節する、請求項1記載の方法。
  4. 前記パルス列の周波数を10から2000Hzに選定する、請求項2または3記載の方法。
  5. 前記パルス列の周波数を、前記内燃機関(31)の燃料空気混合気の調節のためにラムダ信号の呼出レートに等しく選定する、請求項2または3記載の方法。
  6. 前記ポスト噴射の期間および/または前記ラムダセンサ(10)の加熱段階にわたり、該ラムダセンサ(10)の動作温度を上昇させる、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 前記ポンプセル(16)のパルス動作を前記内燃機関(31)のリーンモードおよびリッチモードにおいて一貫して保持する、請求項2から6までのいずれか1項記載の方法。
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